あなたに出会えた事
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#700 [なお]
少し休めば良くなるとかそんな簡単な事じゃなくこの仕事自体も会社の人間の目も正直怖いです。手を抜いてる訳でもないのに上からの指示や扱い、あたしと頑張ってる仲間との間も悪くされとてもじゃないけど仕事が出来ないです。会社がどんなものなのか今回ここでお世話になって勉強になりました。甘いのは自分だというのも分かってます。分かった上で一度身を引かせて下さい。
もう一度ほかの会社も見て勉強したいんで…
辞めさせてもらえないならとぶまでです。
辞めさせてもらえるなら約束の1ヶ月は責任をもって頑張らせてもらいます。』
:08/11/13 14:48
:D903i
:TqBtByyo
#701 [なお]
本当に言いたい事はこんな事なんかじゃない…
悔しくて悔しくて拳を握りながら部長の目を見て話した。
部長もようやく頷いてくれた。
『辞めた後また戻りたくなったらいつでも戻っておいでな』
って言われた。
(誰が戻るもんか…)
あたしは愛想笑いをして用も済んだので足早にレストランを出た。
:08/11/13 14:51
:D903i
:TqBtByyo
#702 [なお]
すごくスッキリした。
帰って健チャンに話すと喜んでくれた。
『また次のとこで頑張ろう』って言ってくれた…
後1ヶ月。
この1ヶ月は本当に辛くて長かったけどいい勉強になった…
あたしも少し落ち着いたから久しぶりに休みがあったお母さんに会う事にした。
久しぶりお母さんに会えて嬉しかった。
マッサージに連れて行ってあげたりちょっとだけ親孝行してみた(笑)
ゆっくり話したかったから喫茶店に入る事に。
:08/11/13 15:00
:D903i
:TqBtByyo
#703 [なお]
母『本当に久しぶりにこうやってゆっくりしたね。落ち込んでるかなって思ったけど顔も元気そうだったから安心した』
ナ『何とか大丈夫だよ!!心配かけたね…』
母『でも部長とちゃんと話が出来たなら良かったわね、でも…やっぱりいろいろお世話になったんだから最後まできちんとやりなさいよ?』
ナ『分かってるって』
この日は調度まだ8月の終わりくらいだったから服も当然半袖というか七分だったあたし。
:08/11/13 15:11
:D903i
:TqBtByyo
#704 [なお]
やっぱ過去につけた傷は見える訳で…
母さんもチラチラ見てるのが分かった。
ナ『見る?』
あたしは腕を出そうとした。
母『いや!!いい…』
ナ『お願い。見て』
母は半目で変な顔になってるのにも関わらずあたしの腕をジッと見た。
震える手で傷を優しく撫でてくれた…
:08/11/13 15:14
:D903i
:TqBtByyo
#705 [なお]
ナ『大分目立たなくなってきたから…ごめんね、大事な体に傷つけて…』
母『辛かったのよね…こうでもしなきゃ収まらないくらい辛かったのよね…』
うっすら目に涙が溜まってるのが分かった。
ナ『辛かった。でも傷つけて母さんが悲しむ方がもっと辛かったから…絶対もうしないから…』
お母さんはうんうんと頷きながら下を向いてた。
:08/11/13 15:17
:D903i
:TqBtByyo
#706 [なお]
どんなに小さな傷だろうと悲しむ人がいる以上、あたしは二度としないってあの日再び誓った。
その事だけは今でも
この先も後悔していくと思う…
傷をつけても残るのは弱さや悲しみや虚しさ…
自分だけじゃなく周りの誰かの心にも傷をつけてしまう場合もある…
いい事なんてちっともないよ…
もし同じような過ちを犯しそうになった時はまだ物にあたるなりした方がましだと思う。
お母さん…
バカな事してごめんね。
:08/11/13 15:27
:D903i
:TqBtByyo
#707 [我輩は匿名である]
といいつつまた健ちゃんと付き合ってるよね
:08/11/13 16:12
:SH905i
:Wn25c5/E
#708 [なお]
以前と何ら変わりがなければ付き合ってなかったですね…
この先の事は分からないですがあたしは健チャンが運命の人だと信じてますm(_ _)m
見てて腹がたつかもしれないですがあたしには彼じゃなきゃダメなんで…
不快な思いをさせてしまったならすいません

:08/11/13 16:38
:D903i
:TqBtByyo
#709 [なお]
母『やっぱり切ったのは…健チャンの事で傷ついたからなの…?今は?連絡とったりしてないよね?』
ナ『……健チャンのせいなんかじゃない!!仕事の事もそうだし…皆が悪い訳じゃないけど別れてからお母さんもやしお姉チャンやみんなになおチャンなら大丈夫だからってなおチャンは強いって言われるのがプレッシャーだった…あたしはそんな強い子じゃない…皆はあたしの事を思って言ってくれたんは分かってる。でも…あたしはやっぱり健チャンが好きなんよ…』
:08/11/13 16:42
:D903i
:TqBtByyo
#710 [なお]
母『別れてから連絡とってるの?』
ナ『黙ってれば皆がいやな思いしなくて済むんだろうけど嘘はつきたくないから言うね…』
あたしは別れてからの事をお母さんに話した。
健チャンの過去を知ってる以上大げさに変わったってアピールしても無駄だからありのままを話した…。
お母さんは途中途中相づちをうってくれてたけど目は笑ってなかった…
:08/11/13 16:45
:D903i
:TqBtByyo
#711 [なお]
でも…
一番分かってほしいのはお母さんだから…。
あたしは真剣やった。
健チャンのお陰で今あたしはこうして元気でいられるんだもん…
もう昔の健チャンやない。
一気に喋り話が終わったあたしはコーヒーを一気に飲みほした。
:08/11/13 16:48
:D903i
:TqBtByyo
#712 [なお]
少しの間沈黙だった…
母『そっか…正直ゆうとお母さんもそんな気がしてた。引っ越しの時だってお金ないはずなのに貯金があるからって言ってたのも何か隠してるなって思ったし…』
ハァ…とため息をついたお母さんが今度は一気に話始めた。
母『健チャンはでも本当になおチャンの事を思ってるのは分かる。あんた達が別れた時お母さんやお姉チャン達が引っ越しの手伝いに行った時、よくあの場所に健チャンがいたなって思う。ふつうならあんな事して皆の前に顔出しにくいでしょ?なのに逃げずにちゃんといた。あたしあのときあんたがトイレ行ってる間に健チャンに言ったのよ…』
:08/11/13 16:52
:D903i
:TqBtByyo
#713 [なお]
ナ『なにを?』
母『もう二度と会う事はないと思うけど健チャンも頑張りなさいねって』
ナ『………』
母『やっぱし大事な娘をあそこまで傷つけてあたしだって嫌みの一つくらい言いたかったし…でもそんな事を言われたにも関わらずもう一度やり直すって事は相当な覚悟はあると思う。それは認めてあげる。でも変わったって言ってもそれが当たり前なのよ?当たり前の事をこの先もできるかどうかが大事なの。同じ過ちを繰り返してまたあんたが傷ついてほしくないよ母さんわ。でもそれでも健チャンがいいなら傷つく覚悟も多少はなきゃいけないよ?でも今のあんたを見てるとほんとに顔つきが変わったし幸せそうだしね!!何よりあんたの人生なんだから親がいちいち好きな相手を決める権利ないんだしなおチャンが幸せならお母さんはなにも言わずに見守る事にする!!』
:08/11/13 17:11
:D903i
:TqBtByyo
#714 [なお]
ナ『オカン…ぁりがと…』
母『あたしはいいとしてもお父さんやお姉チャン達を納得させるのは大変よ〜まぁお父さんは何とかあたしから話すけど』
ナ『頼むわぁ…また時間がたってからでいいからね!!お姉チャンにはまたおいおい話すわ…お兄は…あんま関わってないしまた話すわ(笑)』
母『まぁ今日話てくれて良かった。なおチャンもこれからいろいろ頑張りなさいねっ』
ナ『うん!!健チャンと一緒に頑張る』
:08/11/18 19:35
:D903i
:tdg/EvHs
#715 [なお]
正直絶対お母さんには反対されるって思った…
でもきっと心の中では不安だと思う。
当たり前か…
あたしは昔からよく
『お母さんの幸せってなに?』って聞いてた。
そのたびにお母さんは
『あんた達子供が幸せならお母さんも幸せ』
そう言ってた。
あたし…
絶対幸せになるから…
お母さん。
ほんまありがとね。
:08/11/18 19:41
:D903i
:tdg/EvHs
#716 [なお]
その後は普通に親子の時間を楽しんだ。
普段は遠いから中々会えないけど休みを合わせてまた会う約束をした。
夜になり帰る母を見えなくなるまで見送った。
もう22才になるのにお母さんとの別れが辛くて泣きそうだったのを覚えてる…
恥ずかしい奴やなって今になって思う。
でもそんくらいオカンが大好きやって事だね!!
:08/11/18 19:56
:D903i
:tdg/EvHs
#717 [なお]
あれからあたしにとって毎日が平和だった。
仕事もあと半月くらいになった。
この頃から美容師さんから電話が鳴り出した。
健チャンといる時はもちろん電話には出なかったし一人の時も出ないようにしてた…
それでもだいたい日曜の夜か月曜に電話はかかってきた。
:08/11/18 20:07
:D903i
:tdg/EvHs
#718 [なお]
このまま放置しても拉致があかんしあたしは久々に美容院に行く事に。
お金がなくて3ヶ月ぶりの美容院。
指名はもちろんたっチャン
今日はちゃんと話し伝えたかったから…
久びさに見る彼は髪も伸び大人っぽく見えた。
:08/11/18 20:22
:D903i
:tdg/EvHs
#719 [なお]
電話をさんざんまくっていた分、少し会いずらかった。
あたしは受付をすまし店の中のイスに座り雑誌を見て待ってた。
少しして奥の部屋から出てきた彼。
あたしを見るなり
彼『うわっビックリしたわ〜予約の名前見たけど名字覚えてなかったけ分からんかった(笑)』
って笑いとばしてた。
:08/11/18 20:25
:D903i
:tdg/EvHs
#720 [なお]
ナ『ひどいわ自分〜』
彼『ごめんごめん!!今日はどうする?』
ナ『カラーとカット』
彼『了解!!色はどうする?混ぜる?』
ナ『今より明るくしたいのと〜長さは変えないでほしいのと巻きやすくしてほしい。あとは任せるわ〜』
彼『OK。なら移動するで』
あたしは鏡の前のイスに座った。
あたしの髪を触りながら彼『大分のびたな〜』
って話かけてきた。
:08/11/18 20:31
:D903i
:tdg/EvHs
#721 [なお]
ナ『てか電話ごめんなでれなくて…』
彼『ええよ!!戻ったんやろ?元彼と』
ナ『うん!!今は一緒に住んでる…』
彼『そっかぁ〜次は幸せになられよ?』
ナ『当たり前!!応援してくれる?』
彼『それはどうかな(笑)でもたまには話したいし美容院に顔出してな!!仕方ないけノロケ話も聞いてやるわ』
ナ『美容院は来るよ。ここの店高いけど腕はいいしなによりマッサージが気持ちいいしな(笑)』
:08/11/18 20:37
:D903i
:tdg/EvHs
#722 [なお]
彼『腕には自信ありますからね〜笑』
その後はたわいもない事話して約3時間かけてあたしの髪は完成した。
ナ『この後デートやから髪巻いてほしいな〜』
彼『嫌みか(笑)なら可愛く巻いてやるわっ』
そう言ってあたしの髪を見る見る巻いてってくれる。
あたしは少しでもその技を盗みたくて鏡越しにたっチャンの手元を見てたら『見すぎだから』
ってつっこまれた。
自分じゃ出来ないアレンジもしてもらい大満足だった。
彼『気に入った?』
ナ『かなり!!さすがやわ〜ありがとねっ』
彼『良かった!!』
:08/11/18 20:51
:D903i
:tdg/EvHs
#723 [なお]
会計を済ませこの美容院は担当の人が駐車場まで一緒に出てきて誘導してくれるから二人で店を出た。
あたしは車に乗り込み窓を開けた。
ナ『今日はありがと!!ほんま今までも助けてもらったのとかほんま感謝してるから。仕事頑張ってね!!また髪染めに来るねっ』
彼『こちらこそ☆ほんまちゃんと幸せにしてもらうんよ?また遊びに顔出してな!!気をつけて帰れよっ』
ナ『ならね〜バイバイ』
彼はあたしに聞こえる程度に
『アイラービュー』
って言いながら手を振っていた。
:08/11/18 20:56
:D903i
:tdg/EvHs
#724 [なお]
こんなあたしを何だかんだ見守ってくれるたっチャンに本当に感謝してる。
この先もこの美容院に通うつもりでいるからまたノロケ話聞いてなっ…
たっチャン…ありがとね!!
その後は連絡は来なくなった。
美容院から帰り今日は健チャンと休みが一緒だから街に買い物に行く事に。
:08/11/18 21:07
:D903i
:tdg/EvHs
#725 [なお]
それから毎日が幸せだった。
毎日がこんなに幸せでいいのかなって思うくらい幸せだった。
けど…
どんなに幸せだって別れの危機は突然訪れるもんなんだよね…
:08/11/20 09:35
:D903i
:6L7GAW2c
#726 [なお]
あれはある夜だった。
いつもの様に部屋で二人くつろいでたら普段全く鳴らない健チャンの携帯が鳴った。
ディスプレイには
【仕事 小林さん】
と表示されていた。
健チャンは以前に携帯に登録してある人は皆男だって言ってた。
だから何の疑いもなかったし普通に健チャンもあたしの目の前で出た。
:08/11/20 09:38
:D903i
:6L7GAW2c
#727 [なお]
健『はい…はい…』
何やら伝言を頼まれているようだった。
けど嫌でも聞こえてるくる女の高い声…
なんかこの状況前にも経験した事あるな…
一気に胸が苦しくなってくる。
あの時の事がフラッシュバックされてくる…
あたしは健チャンの携帯に耳を近づけ会話を聞いていた。
:08/11/20 09:41
:D903i
:6L7GAW2c
#728 [なお]
電話の内容は本当にただ急用の電話だった。
健チャンが電話を終え携帯を握ったままあたしを見る。
終始無言の二人…
ナ『え?てかまた嘘ついた訳?』
健『別れてから就職してその時は一人身やったし教えてもいいかなって思って…』
ナ『いやいや、誰もそんなん聞いてないし教えるんは自由よ?ただ女なら女って言ってくれてたら良かったんじゃない?』
:08/11/20 09:44
:D903i
:6L7GAW2c
#729 [なお]
健『消せって言われると思って…』
ナ『前のうちなら言うけど今のうちは土井チャンのメモリだって消せって言ってないよね?いまだに登録してるよね?』
健『………』
ナ『別に登録したけりゃすればいいよ?うちも別れてから出会った人の登録してるし。ただ嘘が嫌いって言ってるん!』
健『別になんもないよ…しかも事務の人だしおばさんだし…』
あたしも相変わらず勘がするどいからすぐ嘘って分かってしまう。
そんな自分が嫌になる。
:08/11/20 09:48
:D903i
:6L7GAW2c
#730 [なお]
結局といつめたらホールの子で同い年らしい。
番号を聞かれた時
『今度遊ぼう』って言い合ってたらしい。
確かにあの時は別れてたし何を言おうが何をしてようが関係ない。
ただやっぱ過去と同じ嘘を繰り返す健チャンに腹がたって怒りをぶつけた。
:08/11/20 09:54
:D903i
:6L7GAW2c
#731 [なお]
ナ『うちは嘘が嫌いってゆってるよね?何で同じ事ばっか繰り返すん?そんな行動ばっかするから疑われるんじゃん!!』
健『はいはい…全部俺だけが悪いんですよ…』
いつもそう。
言い合いになったらそうやって嫌なのを露骨に出してまともに話をしようとせず逃げる健チャン。
健『消せばえんじゃろ、消せばっ』
ナ『別に登録しときたいならしたらいいよ、ただ嘘ついてた事を謝ってほしいのっ』
:08/11/20 09:58
:D903i
:6L7GAW2c
#732 [なお]
健『はい、全部俺が悪かったです。すいません』
ナ『悪かったって思ってないやろ?何その態度』
そっから喧嘩がエスカレートし話は嫌な方向に…
ナ『同じ事ばっか繰り返すならうち嫌だから』
健『嫌だって?』
ナ『一緒にいたくない』
健『………』
:08/11/20 10:00
:D903i
:6L7GAW2c
#733 [なお]
ナ『あたしだって変わる努力してるよ?前は信じようともせず電話帳消させてたけど今は違う。あたしの中で土井チャンは正直嫌だけど…信じようとしてるから消してって言わないし…健チャンも変わるよう努力してよ!!』
健『………ない』
ナ『はっ?』
健『変われる自信ない』
ナ『何それ。ならもう無理じゃん』
健『………』
ナ『なら別れるって事でえんやな……』
健『……うん』
はぁ〜…
ほんまあっけないな…
:08/11/20 10:04
:D903i
:6L7GAW2c
#734 [なお]
ナ『寮に帰りやっ』
健『何で?』
ナ『付き合ってないんなら一緒に寝る必要ないじゃん』
健『あっそ…わかった』
そう言って家を出ようとする健チャン。
自分で言っときながらそれを引き留めようとする自分。
健『何?』
ナ『………』
健『離して。自分が寮に帰れって言ったんやろ?望みどうりそうしてあげるけん離して』
あたしは力なく手を離した。
:08/11/20 10:07
:D903i
:6L7GAW2c
#735 [なお]
バタンッ―
静まり返った部屋に一人ただ立ち尽くす。
何故か異様に冷静だった
きっと心の中でこれで本当に別れるわけないって思ってたからかな…
とりあえずお風呂に入る事にした。
嫌な事を一気に洗い流したかったから。
30分後お風呂からあがり部屋に入ったあたしは外でもの音がしたので、窓を覗いた。
:08/11/20 10:15
:D903i
:6L7GAW2c
#736 [なお]
そこには何故かいるはずのない健チャンが座っていた。
しかも外は雨が降ってたから濡れてるし…
お風呂も入り冷静になったあたしは健チャンがいる事が一瞬嬉しかった反面何がしたいのか意味が分からず腹も立った。
とりあえず雨も降ってるし風邪引かれてもあれやしあたしは外に出て健チャンの横にすわった。
:08/11/20 10:18
:D903i
:6L7GAW2c
#737 [なお]
ナ『何しとん?風邪引くから中に入りや!!』
健『ほっといて…』
ナ『いやいや風邪引いたら困るやろ?』
健『大丈夫…』
ナ『はぁ…早く入れって!!こんな時間に近所迷惑にもなるし!!』
腕を無理矢理引っ張ろうとするあたしを払いのける健チャン。
健『ほっとけや!!』
ナ『だっら意味分からん事すんなや!!寮に帰るなら帰れやっ!!何がしたいん自分!!』
あたしを睨みつけ健チャンは雨の中歩き出した。
:08/11/20 10:21
:D903i
:6L7GAW2c
#738 [なお]
あたしはタオルを取り追いかけた。
夜中の雨の中。
ほんまいい迷惑な二人。
ナ『もう…早く家帰ろ?うちも風邪引くし』
健『先帰ればええやん!!てか一人にしてや』
ほんま意味分からん…
一人になりたいなら寮に帰ればいい話なのに…
ナ『いい加減には帰りやっ風邪引くから』
そう言ってタオルを健チャンをの頭にかけあたしは雨に濡れながら家に帰った。
:08/11/20 10:24
:D903i
:6L7GAW2c
#739 [なお]
健チャンなりに考えての行動だと思うけどあたしには理解出来なかった。
それからしばらくして健チャンが戻ってきた。
帰るなり
お風呂に入る健チャン。
まぁ風邪引いたら
だめやしね…。
あたしはとりあえず座って待つ事に。
:08/11/20 10:33
:D903i
:6L7GAW2c
#740 [なお]
少しして風呂から上がった健チャンはソファーに座る…と思いきやベッドに普通に入った。
はっ(゚Д゚)?
あたしは唖然とこの状況を考えたけどこのまま寝るのは不自然だと思い、健チャンを起こす。
ナ『なぁ!!何で戻ってきたん?』
健『なーチンの事を思って戻ってきたけど寮に帰った方が良かった?』
良かったもなんも…
だったら最初から家にすぐ帰ればいいのに…
:08/11/20 10:38
:D903i
:6L7GAW2c
#741 [なお]
ナ『一人になって少しは冷静になったん?』
健『少しはなっ』
ナ『でっどうすん?』
健『何が?』
ナ『別れるか別れないのかって事』
健『…努力する』
ナ『別れないって事?』
健『うん…』
ナ『うちも努力するし健チャンも気をつけてな。努力する程の事でもない思うけど…』
健『はぁいぃー』
ナ『別に小林さんのも消せとも言わんし信じるけ好きにして』
健『はぁいぃー』
:08/11/20 10:42
:D903i
:6L7GAW2c
#742 [なお]
あたしも布団に入った。
まだすねてるのか怒ってるのか分からないけど健チャンはあたしに背を向けたままだった。
ナ『まだ機嫌悪い?』
健『別にっ』
ナ『ならこっち向いて』
健『何で?』
ナ『何でもっ』
嫌々体を動かしこっちを向く健チャンにキスをした
その後は普通によりそって寝た。
:08/11/20 10:45
:D903i
:6L7GAW2c
#743 [なお]
ほんとはね。
健チャンが家に戻ってきてくれて嬉しかったよ?
だって別れたくないって事だったからだよね?
前とは違うあたし達。
どんなに喧嘩したって―
どんなに腹がたっても―
どんなにうたがっても―
きっともう離れる
事はない気がする。
先の事は分からないけどあたしはもう何があっても離れない。
本気の浮気とかは怖いけど他に目がいかないくらい夢中にさせれるように努力すればいい話。
:08/11/20 10:56
:D903i
:6L7GAW2c
#744 [なお]
100パー愛していくから!
あたしにとっての幸せは健チャンと生きる事。
だから毎日が幸せだよ?
あの喧嘩以来あたし達は喧嘩する事もなく平和に毎日が過ぎていった。
:08/11/20 11:01
:D903i
:6L7GAW2c
#745 [ん]
:08/11/20 22:52
:N906imyu
:TZffaWLw
#746 [なお]
んサン?
アンカーありがとぅ
ございます

こんな小説でもまだ見てくれてる人がいるって思うと嬉しいです

明日朝から仕事なので仕事のあいまに更新していくので良かったら見て下さいね

:08/11/21 00:12
:D903i
:wb9YlcsQ
#747 [れい]
明日学校なのにも関わらず一気に読ませてもらっちゃいました


スゴク感動して泣きまくりデス(笑)
私もこんな深く人を愛してみたいと思いました

これからも更新楽しみにしています

:08/11/21 03:28
:SH904i
:4rxFW3Lg
#748 [なお]
れいサン.
貴重な睡眠時間に読んでいただき嬉しいです

コメントも励みになります

ありがとぅございます

毎日少しの更新ですがまた見に来て下さいね


:08/11/21 09:24
:D903i
:wb9YlcsQ
#749 [なお]
更新していきます

こんなに今、
毎日が幸せなのに過去のあたしは苦しむ事が多かったのは何でなんだろう…?
でもあの過去も幸せになるための試練だったって思えば前を向ける。
でもあたしはやっぱり…
一人過去に捕らわれたままで踏み出せない部分がある。
:08/11/21 09:28
:D903i
:wb9YlcsQ
#750 [なお]
未だに夢にまで出てきてうなされる。
昨日の夜も
見てしまった…。
寝言で叫ぶくらい夢の中は苦しくて辛くて…
過去の記憶を何度も思い出さされる。
朝ハッと目が覚めると涙が流れてる時もある。
あたしはこの先もこの夢から抜け出せず心の中にモヤモヤを残したまま生きるのは辛いよ…
弱虫でごめんね…。
:08/11/21 09:32
:D903i
:wb9YlcsQ
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