あなたに出会えた事
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#551 [ナオ]
店を出たあたし達はこの後どうするか話し合った
結果。
ひさしの家に行く事に。
だからと言って自分で言うのもあれだけど決して軽い訳じゃない。
ひさしだから安心して家に行ける。
勝手に大丈夫って決めつけてたあたしはバカだったけどね…
:08/05/30 01:49
:D903i
:pfXR62Rw
#552 [ナオ]
ひさしの部屋は広いけどやっぱちらかってた(笑
5月なのにこたつがまだ出てるのは相当笑えた…
あたしはこたつに。
ひさしはベットに腰を下ろした。
たわいない会話をしたり昔話をしたり楽しい時間が過ぎていった。
:08/05/30 01:51
:D903i
:pfXR62Rw
#553 [ナオ]
ナ『……ひさし?』
ひ『ん?どした?』
ナ『本当にいっぱい傷つけてごめんね…あたしねひさしにしてきた事を自分がされて初めて気づいたんだ…。すごく辛いし耐えれなかった…。それをずっとひさしは耐えてたんだって思ったら…本当にごめんなさい…あの頃のあたしはバカだった。ひさしと離れて初めて大切さに気づけた。今自分に起きてる事は罰だって思ってる。でもちゃんと人の痛みをわかる事ができて良かった。ひさしと離れたのも健チャンと付き合ってきたのも無駄じゃなかったって思ってるんだ…』
:08/05/30 01:56
:D903i
:pfXR62Rw
#554 [ナオ]
ひ『…ん。確かになおと別れた時は本当に辛かったし死にたかったし、立ち直るまでに半年はかかったけど、その半年で俺は自分で成長出来たと思ってる。だから元カノと付き合ってる時はなおにはしてあげれなかった事もしてきたつもり。ちゃんとまめに会いに行ったり電話したり…でもなおの時にもしてやれなかった自分も悪いって思ってるんよ?でも気づかせてくれてありがとな…。俺だってなおと別れた事も元カノと付き合った事も後悔してないよ!!だからそんな謝んなって』
:08/05/30 02:00
:D903i
:pfXR62Rw
#555 [ナオ]
ナ『うん…(涙)うちなひさしに了解を得ずに小説書いてるんな…今まであった事とかもちろんひさしと別れた時の事やひさしに対する気持ちとか…いつかひさしに見てもらえたらなって…』
ひ『……知ってるよ』
ナ『えっ!?』
ひ『あっ君から聞いた』
そういえば小説を書き始めた頃あっ君に教えたんだっけ…
ナ『……見た?』
ひ『途中までな。なおが苦しんでる内容なんか興味本位で見るとか無理やった…見たら助けたくなってまうしな…でも俺に対する気持ちとか読んだけど嬉しかった。ありがとな…』
多分あたしはこの小説を書き始めた頃から一番に見てほしかった相手はひさしだった…
それが何年後になったって構わないって思ってた
見て素直な気持ちを聞いてほしかっただけなんだけど…
:08/05/30 02:08
:D903i
:pfXR62Rw
#556 [ナオ]
ナ『正直まだ完結させれてないけどいつかちゃんと完結してあたしもひさしも後ろを振り向かないくらい強くなったらその時はまた最後まで見てくれる?』
ひ『わかった!!でもどっちが先に強くなるかな(笑)?』
ナ『多分ひさしやね』
ひ『俺もそう思う』
顔を見合わせて二人で笑いあった。
あんな終わり方をしたあたし達だったけどこうしてまた笑いあえる事は出来るんだね…
神様…
ひさしと再び会わせてくれてありがとう。
あたしはこれでまた一つ強くなれる気がします…
:08/05/30 02:12
:D903i
:pfXR62Rw
#557 [ナオ]
ギュッ――
さっきまで距離を置いて座ってたのに一瞬あたしがテレビの方を見た隙にあたしの体はひさしに包まれていた…
ビックリした。
ひ『聞いたらダメだって分かってるけどやっぱ無理だ…その手の傷はどしたん…?』
まるで手首に心臓があるみたいに確かに傷口から
ドクッ―
ドクッ―
と音が体中を伝わる。
:08/05/30 02:17
:D903i
:pfXR62Rw
#558 [ナオ]
ナ『……何でもな…』
ひ『何でもない訳あるかっ!!』
怒鳴られた…
ひ『こんなに傷つけて…そんなに辛かった?苦しかったん?』
ナ『……………』
ひ『……ヴッ』
???
ひさしが泣いてる?
ひ『なんか悔しいはまじで…こんなになるんだったら俺は無理矢理にでもなおから離れなきゃ良かった……ごめんな……何もしてやれなくて…』
:08/05/30 02:20
:D903i
:pfXR62Rw
#559 [ナオ]
ナ『ひさし?ひさし?お願い泣かないで…ひさしは何も悪くない…健チャンも何も悪くない…悪いのはあたしだから…弱い自分がだめなだけ…でもなっもうしないってオカンと約束したから大丈夫!!傷は完璧には消えないかもしれないけど…見る度に思い出して泣きそうになるかもしれないけど…あたしはもう大丈夫だから安心して?心配かけてごめんな…ありがと』
ひ『………涙』
ひさしはさらに強くあたしを抱きしめた…
前は居心地が良かったひさしの腕の中...
でも今は
あたしの居場所じゃないって思った...
それが逆に寂しくて泣けてきた。
:08/05/30 02:26
:D903i
:pfXR62Rw
#560 [ナオ]
こんなにいい奴が目の前にいるのに…
ドキドキしない…
もうひさしは男としてでは大切だった人...
いつの間にか過去の人として整理されてた。
もしかしたらもう二度と好きになってはいけないんだって言い聞かせてるのかもしれないけど…
ひさしの腕の中であたしは不覚にも健チャンに抱きしめられていた頃を思い出してしまった…
健チャンもひさしも。
あたしの
帰る場所じゃない。
だから…
やっぱり消さなきゃ…
:08/05/30 02:30
:D903i
:pfXR62Rw
#561 [ゆき]
こんにちは

小説…
お疲れさまです

ナオさん

死のう!
なんて、そんな悲しくて残酷な事だけはしないでください

こんな言葉しか見つからないけど…
ごめんなさい

また更新楽しみに待っています

:08/05/30 14:04
:P904i
:ykHXOuk2
#562 [ナオ]
ゆきサン.
いつもぁりがと


今は少しずつだけど前向いてきてるカラ死ぬとか後ろむいたりしない

落ちた時は助けてくれる仲間がいるって気づけたカラ頑張る

また後で更新するので見て下さいね

:08/05/30 14:11
:D903i
:pfXR62Rw
#563 [ナオ]
静まり帰った部屋にはひさしのすすり泣く音だけが響いてた。
少し冷静になったひさしはゆっくりあたしの体を離し肩に手を置きじっと見つめてきた…
そして…
ひさしの顔が近づいてきたんだ。
今だけの雰囲気に流されてもいいかなって正直思ったけど…
直前になって顔を背けた
:08/05/30 20:17
:D903i
:pfXR62Rw
#564 [ナオ]
ナ『……ひさし元カノの事諦めずに追いかけるんでしょ?こんな元々カノに手出したらだめじゃんかぁ(笑)』
ひ『………なんかもう自分でもよく分からなくなってきた……』
ナ『だめだめ!!気をしっかり持ちなさい少年』
ひ『何だよ少年って…』
ナ『いや…意味はないかな…(笑)』
ハッとひさしが笑った。
ナ『うちは正直男がまだ怖いん…健チャンだってそう…会えば結局は体求めてくるし…でもひさしは違うって勝手に思ってるからよろしく(笑)』
:08/05/30 20:22
:D903i
:pfXR62Rw
#565 [ナオ]
ひ『そんなん言われたら俺何も出来ないな(笑』
ナ『何もしなきゃいんだって(笑)』
ひ『分かった!!でも我慢の限界来たら帰らすな(笑)』
ナ『了解やなぁ(笑)』
その後はお互い元の位置に座り直しテレビを見ながら語った。
時間も遅くなったとこで
ナ『そろそろ帰るかな!!』
ひ『帰る?なら送ってくな』
ナ『ありがとっ』
家まで送ってもらいひさしとばいばいした。
真っ暗な部屋に帰るのはやっぱり寂しい…
もうお帰りって言ってくれる健チャンはいない…
:08/05/30 20:26
:D903i
:pfXR62Rw
#566 [ナオ]
健チャンも同じ様に思ってるのかな?
寂しいのはあたしだけなのかな…
今頃何してるのかな…
紹介してもらった子と会ったりしてるのかな…
ねぇ…
あたし達はどこで間違ったのかな?
出会わなければ良かった?
ねぇ…
健チャンはあたしと出会えて幸せだった?
一緒に過ごした時間は無駄じゃなかった?
あたしは…
分からないや…
:08/05/30 20:31
:D903i
:pfXR62Rw
#567 [ナオ]
今日も眠れない夜を過ごす。
何度も後ろを振り返りそうになってはまた前を向こうとする。
その繰り返し―
いつになったら健チャンが過去の人になるんだろ…
あたしはいつまで胸の奥に大きな思いを背負って生きて行けばいんだろう
毎日同じ事を考えながら
それでも時間は確実に未来へ進んでいく…
約束の土曜日はあっと言う間にやってきた。
:08/05/30 20:35
:D903i
:pfXR62Rw
#568 [リョー☆]
全部見たで

お前と連絡とらんくなってから二年半?ぐらいの間の事。すんごい辛かったんやな。あのホームランドームで会った時おった奴はそん時の男やんな?あん時からしんどい思いしよったんよな?
あの男一発しばいときゃよかったって思うわ

これ見たら連絡してきてな!会って話したいけん

:08/06/01 06:29
:SH905i
:NrVGPyv2
#569 [我輩は匿名である]
:08/06/01 08:51
:D704i
:ypEn5EFE
#570 [我輩は匿名である]
>>569 の者です

さっき更新されてるとこまで読みました

感動と切なさを感じました。主の状況に親友とかがなっていたら、自分は怒ると思いました。やっぱ幸せになってもらいたいから

これ読んで、いろいろあると思うけど‥健チャンは人としてひどいと思います

けど、そうなった生い立ちにはきっと何かあると思うからそこは分かってあげたいです。改めて好きだけじゃいけないなと感じました。まだ傷は完璧に癒えてないかもしれないけど、少しずつ前に進んで下さい

私は健チャンをバネにひさしクンと改めて一から付き合ってほしいと思いました

お互い成長したと思うし

生意気なこと言ってすいません

何が言いたいのか分からなくなってしまいましたが‥

応援してます

:08/06/01 10:25
:D704i
:ypEn5EFE
#571 [ナオ]
リョー.
ありがと

りょーとは調度この小説の初めの頃の内容の時に知り合ったね

んまあれからいろいろあったょ


でもあの時と比べてすごく強くなれた



まぁついでやし最後まで見てってね

:08/06/01 12:36
:D903i
:9Z.VJ6gg
#572 [ナオ]
匿名さん.
コメありがとうございます


この小説は実は書き始めた頃から健チャンと二人で思い出しながら書いていました…
思い出してはあの時はごめんねって…
一つ一つお互い反省して最後はやっぱり結婚しました

って終わらせたいねって

自分でもこんな結末は想像してなかったし別れる前からはあたし一人で書いてきて寂しかった

健チャンは小さい頃から親に愛情を注いでもらってなかったから…
きっと愛し方が分からなかったと思う

でも今あたしは健チャンの事恨んでないし次は幸せになってほしいって思ってます

うちも何が言いたいか分からなくなったけどあと少し頑張ります

:08/06/01 12:43
:D903i
:9Z.VJ6gg
#573 [はまやらわ]
さげ藁
:08/06/01 12:45
:SO905iCS
:☆☆☆
#574 [我輩は匿名である]
お返事ありがとうございます


やっぱり親からの愛情はその子の将来に大きく関わってくるんだと保育を勉強している身から改めて感じてます


きっと愛されてなかった分、誰かに自分の存在を認めてほしくて主さんに必要とされてる事を実感したくて「嘘」という事で確かめていたんでしょうね

すごく不安だったと思います。主さんも辛かったと思いますが、健チャンの方がもっと辛かったと思います

きっと小さい頃に誰かからその寂しさや不安を埋めてくれる関わりがあったらここまでなかったかもしれないですね

この小説のひさしクン、主さん、健チャンには本当に幸せになってもらいたいです

応援してます

貴重なスペースありがとうございました

:08/06/01 12:57
:D704i
:ypEn5EFE
#575 [ゆき]
おはようございます

ナオさん

あと少しで完結かな


頑張ってくださいね

私も今は関西に彼と暮らしているので、彼を送り出した後に時間を見つけては読んでいます

色んな恋の形があるんだなぁーなんて少し感心しながら

『愛情』の話しも…
なるほどー

って思ったり

勉強になるところが沢山ありますよ


:08/06/03 07:50
:P904i
:9gPFV8YI
#576 [ナオ]
我輩さん.
お返事遅れました

本当に言ってる通りだと思います

愛情に不安を感じあたしに嘘をついて何か求めていたのかもしれません

でもそれに耐える事が出来なかったあたしはこの先の健チャンの人生が不安でなりません

でもだからといって手をさしのべる事も出来ないですが…

あたしも健チャンもひさしも幸せになってほしいと願ってます

話しが完結しても何か変かがあれば書きますね

:08/06/03 16:31
:D903i
:MFPTxKb2
#577 [ナオ]
ゅきさん.
いつもありがとう


話し事態は完結するけどこの先もその後を書いて行くつもりです

あたしの生き方を見て何か元気になってもらぇたら嬉しい限りです

ゆきさんも同棲してるんですね

なら話しも理解してもらいやすい部分もあったと思います

この小説を読んで勉強になったなど意見をもらえて嬉しいです


健チャンとの物語もラストですがおつきあい下さいね

:08/06/03 16:34
:D903i
:MFPTxKb2
#578 [ナオ]
お互い仕事が朝からだったため会うのは夕方。
仕事中も頭の中がぐじゃぐじゃで集中出来なかった…
今日でさよなら。
もう決めたんだ。
もう迷わない。
あたしは…
幸せを求めて歩き出す。
気持ちとは裏腹に情や思い出たちがあたしの邪魔をする。
仕事を終え必死に涙を拭きながらあたしは本気で愛したあの人の元へ向かった…
:08/06/03 16:40
:D903i
:MFPTxKb2
#579 [ナオ]
この道を通る度にきっと健チャンの事を思い出す。
だからしばらくは遠回りをしてでも違う道を明日からは通おう…
せめて今日だけは…
あたしと健チャンをつなぐ道を気持ち良く走りたくてあたしは二人の思いでの曲を大音量で聞きながら走った。
近づくにつれ緊張してくるのが分かる。
最後…最後…
って思えば思うほど走るスピードも遅くなる…
:08/06/03 16:44
:D903i
:MFPTxKb2
#580 [ナオ]
あたしを追い越して行く車を眺めて思った…
世の中皆
後ろ向きな人もいれば
前向きな人もいる…
あたしも…
後ろ向きな人達を追い越して前を向いて行く。
何度も何度も呪文のように言い聞かせ待ち合わせ場所に着いた。
愛しいあの人の姿が目に入る。
どんなにたくさん周りに人がいたって…
あたしはあなたを一番に見つけだせるよ?
あたしがそうだった様にあなたもあたしをすぐ見つけて歩み寄ってくる。
:08/06/03 16:48
:D903i
:MFPTxKb2
#581 [ナオ]
ナ『お疲れっ!!とりあえず車乗って?』
健『お疲れ〜乗ったら一生降りないよ(笑)』
ナ『いや、引きずり出すから大丈夫(笑)』
相変わらず冗談を言いながらあたし達は車を走らせた。
多分ふつうなら思い出の場所を選ぶだろう…
でもあたしはあえて選ばなかった…
また情に流されたくなかったから。
車内は二人の好きな音楽が流れている。
いつもの二人の会話。
何も変わらない風景。
違うのは…
あたしの気持ちの中だけ
健チャンも予想はしてると思う…
でも一切その事には触れないようにしていた。
:08/06/03 16:53
:D903i
:MFPTxKb2
#582 [mai]
今日全部読みました!
すごく共感できるとこが
多くはまリました

!
主さんはすごく成長したと
思います(;_;)
最後まで応援してます。
頑張って下さい


:08/06/03 21:31
:N902iS
:☆☆☆
#583 [

◆hB/ij5xC9Y]
:08/06/04 13:53
:SH904i
:bYKYCF5Y
#584 [ナオ]
maiサン.
コメントぁりがとうございます

共感してくれて嬉しいです

強く…なってなぃです

あたしはやっぱりダメ女ですね

その話しもまた書きますね





サン.
いつもアンカーぁりがとうございます

:08/06/04 15:28
:D903i
:YzwJKfe2
#585 [ナオ]
あえて最後の場所に選んだのはあたしの家。
この家には何の思い出もないし何よりゆっくり話が出来ると思ったから…
部屋にあがりソファーに座るあたしと健チャン。
気まずい沈黙が続く…
ナ『…何かうちらってこのままいても意味のない時間過ごしていく事になると思うんだ…』
あえて前ぶりもなくいきなりあたしは本題に入った。
:08/06/04 15:32
:D903i
:YzwJKfe2
#586 [ナオ]
健『意味なくはない』
ナ『うーん…このままいてもあたしは健チャンの事ずっと好きでいてしまうんな…でも戻る事はないって分かってるし…戻れないって分かっててそばにいるのは辛い…』
健『何で戻れないって言い切れるん?』
ナ『だって健チャンはあたしに変わる姿見せるとかいいながらそーゆー事してんじゃん』
健『なおだって美容師さんとかと連絡とってるじゃん…』
ナ『確かにね…あたしは出来るなら健チャンを忘れたかったから…別れてから女と遊んだり紹介受けたりしてる姿見たらもう無理って思うよ…』
:08/06/04 15:36
:D903i
:YzwJKfe2
#587 [ナオ]
健『……無理ならこのまま友達でいよ…離れるのは嫌だ……』
ナ『健チャンはうちが誰と連絡とろうがそれでもあたしと繋がっていたいって思えるかもしれんけどあたしはそんなに割り切れないし強くない…』
健『………』
ナ『だからってお互いだれとも連絡とらないって決めたところであたし達はもう別れたんだからそんな束縛出来ないし…それじゃ付き合ってた頃と何も変わらないよ?』
健『………』
ナ『もう耐えれないから…分かって…あたし…前に進みたいよ…』
健『離れるのは寂しくないん?』
ナ『寂しいし辛いよ!!あたしだって簡単に答出したわけじゃないよ?たくさん悩んで苦しんで…出した答えなの…』
:08/06/04 15:42
:D903i
:YzwJKfe2
#588 [ナオ]
健『……どうしても無理なん?』
ナ『うん……今あたしが健チャンのそばにいても健チャン自身も成長しない』
健『………』
ナ『離れてたって本当に二人が思い続けてたらお互い成長出来た時に会いに行けばいいじゃん!!その時どっちかに大切な人がもう出来ていた時は…幸せになってねって背中押してあげれるくらい強くなってればいい』
健『うん……』
:08/06/04 15:47
:D903i
:YzwJKfe2
#589 [ナオ]
あたしは何とか健チャンをなだめて納得させた…
ナ『じゃー…アドとかお互い消そ?残してたらかけてしまいそうだし』
健『………分かった』
お互いの携帯を手にして別れてからもお互い

マークのついてた健チャンとあたしの名前を…
削除した。
常に受信ボックスはお互いの名前で埋め尽くされ名前で表示されてた

もアドレス表示へと変わった。
ナ『メールも消すね』
健『俺は消したくない』
ナ『アドレス分かるから絶対送らないって約束出来るなら残しててもいいけど…』
:08/06/08 12:25
:D903i
:QyQ1w/rE
#590 [ナオ]
健『分かってる…』
ナ『あたしは送らないって言い切れないから消すね…』
大切に保護していた記念日のメールや喧嘩した後の愛のこもったメール…
どの保護メールにも
【大好き…愛してる】
って必ず書かれていた。
最後に一つ一つ読み返しながら消していった…
それを寂しそうに見る健チャンの姿を見るのが辛かった…
思い出のプリ画や写メ。
ムービーもすべて削除した。
:08/06/08 12:29
:D903i
:QyQ1w/rE
#591 [ナオ]
あたしの携帯から
健チャンが消えた。
全てを消し終わり
悲しいような…
すっきりしたような…
複雑な感じだった。
ナ『指輪はどうしよ』
健『俺は違う指につけときたい…』
ナ『ならうちもそうするね…これは捨てられないから…』
お互い左手の中指に指輪をはめる事にした。
友達としての証として。
:08/06/08 12:32
:D903i
:QyQ1w/rE
#592 [ナオ]
ナ『これで終わりかぁ…ちゃんと元気に頑張るんだよ?』
健『でも俺、消しても番号もアドも覚えてるしなぁ〜かけるかもよ?』
ナ『絶対だめ!!』
健『一応頑張ってはみるけど…』
ナ『うちはぶっちゃけ覚えてないからこっちからかける事はないかな…』
健『そか…まぁまた会える機会はあるやろっ』
ナ『どうかな(笑)』
健『無理矢理機会つくるし(笑)』
ナ『どうやって?』
健『ナオの部屋の前で待ち伏せとか?(笑)』
ナ『それ機会っつか単なるストーカーやし…』
健『まあね(笑)』
:08/06/08 12:36
:D903i
:QyQ1w/rE
#593 [ナオ]
この時は本当に健チャンと二度と関わる事はないって思ってた。
口ではいろいろ言っても会いにきたり連絡はないだろうなって…
だって健チャンはもうあたしの事なんて好きじゃないって思ったし…
何より女の子と楽しそうにメールや電話してるみたいだしね…
でも違った…
あたし達はいつになれば本当に離れれるんだろ…
ねぇ健チャン…
これ以上あたしを苦しめないでよ…
あたしはどこまで傷つけばいいの?
:08/06/08 12:39
:D903i
:QyQ1w/rE
#594 [ナオ]
その日が最後と思ってたあたしは帰り際に健チャンの背中を見送るのが辛くて仕方なかった…
自分の中でピリオドをつけてあたしはその日から前を向いて歩いた。
とにかく今は仕事!!
お金もないしがむしゃらに働いた。
少しずつ健ちゃんと連絡をとれない事にも慣れてきていた。
やっぱまだ思い出したりはするけどそれでも前を向いてた。
でも…
:08/06/08 12:43
:D903i
:QyQ1w/rE
#595 [カエСНαη
]
<Font Size="-1"><Div Align="center">
なぉサン
私も昔全く同じよぉな
経験しました

歳も近いし、
住んでるのも広島だから
ちかぃかな

今、私はシンママで二人の子供と暮らしてます

私も何年か前に振った元彼と今も連絡とってます

あの時この人を選んでたら…って
電話しながら泣く事もよくあります

でも今は寂しい時や悩みをなんでも聞いてくれるいぃ友達です

なぉさんも辛いかもしれないけど前を向いてプラス思考に一緒にがんばりましょう

:08/06/11 23:27
:SH903i
:☆☆☆
#596 [なお]
長い間の放置…
本当にすいませんでした…
この一ヶ月の間にいろいろあったので書きます

:08/07/15 03:31
:SH903i
:29sQP4hQ
#597 [なお]
私は会社から借りていた借金を返済しながらとにかく働いた。
健チャンとは二週間近く連絡をとってなかった。
毎日鳴っていた携帯が急に鳴らなくなって寂しかったせいもあり何人かの人を紹介してもらっては結局メールのやりとりがめんどくさくなり自然消滅…
そんなつまらない毎日を過ごしていた。
そんなある日…
:08/07/15 03:35
:SH903i
:29sQP4hQ
#598 [なお]
知らない番号から着信があった。
誰だろうって思いながら電話に出た…
ナ『もしもし?』
『久しぶり…』
懐かしい声…
たった数週間聞いてなかっただけなのに長い間聞いてなかった感じがした。
ナ『何で番号分かるの?』
健『覚えてるから…』
ナ『用件は?』
健『そんな嫌がらなくたっていいじゃん…』
寂しそうに呟く健チャン…
でもあたしは一刻も早く電話を切りたかった…
だって…
声を聞いただけで振り返ってしまいそうな自分がいたから。
:08/07/15 03:41
:SH903i
:29sQP4hQ
#599 [なお]
せっかく前を向いてあなたの事少しずつ忘れようとしてたのに…
降り出しに戻ってしまう。
そしてこの一本の電話をきっかけにあたしはこの先自分を見失っていく事になったんだ…
結局あの日の用件は貸していた漫画をどうしたらいいかって内容だった。
あの時あたしは健チャンに会いたくなかったから漫画はいらないから売るなり好きにしてって伝えた。
:08/07/15 03:45
:SH903i
:29sQP4hQ
#600 [
のぁ
]
:08/07/15 07:23
:SH903i
:8UPjq3D.
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