あなたに出会えた事
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#696 [なお]
なんか人間ってあっけないなって思った…
やっぱり会社って組織は必要な人間には必要以上に良くし、不必要と判断した人間には空気同然の扱いになる。
分かってるけど…
なんか寂しかった…
口では辞めるなとか言うくせにあたしを必要としてる様には全く思えない扱いだった。
必要ないって思うなら早く切り捨ててよ…
あの時、
側に健チャンがいてくれて本当に良かった…
ありがと…。
:08/11/13 11:57
:D903i
:TqBtByyo
#697 [なお]
あの頃の事を思うと健チャンに対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
仕事を逃げるように休むなんてただの甘えにしかすぎない…
毎日特になにをする訳でもなく健チャンが仕事から帰るまで寝る。
そんな生活だった。
そんなあたしに文句一つ言わず生活のために朝早く出る日もあれば夜遅い日もある。
疲れてるはずなのにいつもあたしの精神状態を気にしてくれてた…
:08/11/13 14:14
:D903i
:TqBtByyo
#698 [なお]
ほんま人って変わるんやなって改めて実感。
それと同時にあたしは今すごく幸せ者なんだって思った。
せめてもの償いで出来る日はマッサージをしてあげた(笑
健チャンを見てると申し訳ないのもあるしいつまでもこのままじゃいられないから…
あたしは部長に電話をかけ急遽夜会って話をする事にした。
:08/11/13 14:24
:D903i
:TqBtByyo
#699 [なお]
相変わらず話は拉致があかずあたしは苛立ちを押さえるのに必死だった。
でもここで引き下がったら同じ事の繰り返し…
あたしは部長に
『この会社に入って3年半、本当によくしてもらいました。人間としても勉強させて頂いて上の立場にもならせてもらって…あたしは売上を伸ばす事で必死でした。今までも何度か辞めたいと思う事はありました。それでもまだ頑張れるって気持ちでただがむしゃらにやってきて…でも今こんなに限界を感じたのは初めてなんです…
:08/11/13 14:34
:D903i
:TqBtByyo
#700 [なお]
少し休めば良くなるとかそんな簡単な事じゃなくこの仕事自体も会社の人間の目も正直怖いです。手を抜いてる訳でもないのに上からの指示や扱い、あたしと頑張ってる仲間との間も悪くされとてもじゃないけど仕事が出来ないです。会社がどんなものなのか今回ここでお世話になって勉強になりました。甘いのは自分だというのも分かってます。分かった上で一度身を引かせて下さい。
もう一度ほかの会社も見て勉強したいんで…
辞めさせてもらえないならとぶまでです。
辞めさせてもらえるなら約束の1ヶ月は責任をもって頑張らせてもらいます。』
:08/11/13 14:48
:D903i
:TqBtByyo
#701 [なお]
本当に言いたい事はこんな事なんかじゃない…
悔しくて悔しくて拳を握りながら部長の目を見て話した。
部長もようやく頷いてくれた。
『辞めた後また戻りたくなったらいつでも戻っておいでな』
って言われた。
(誰が戻るもんか…)
あたしは愛想笑いをして用も済んだので足早にレストランを出た。
:08/11/13 14:51
:D903i
:TqBtByyo
#702 [なお]
すごくスッキリした。
帰って健チャンに話すと喜んでくれた。
『また次のとこで頑張ろう』って言ってくれた…
後1ヶ月。
この1ヶ月は本当に辛くて長かったけどいい勉強になった…
あたしも少し落ち着いたから久しぶりに休みがあったお母さんに会う事にした。
久しぶりお母さんに会えて嬉しかった。
マッサージに連れて行ってあげたりちょっとだけ親孝行してみた(笑)
ゆっくり話したかったから喫茶店に入る事に。
:08/11/13 15:00
:D903i
:TqBtByyo
#703 [なお]
母『本当に久しぶりにこうやってゆっくりしたね。落ち込んでるかなって思ったけど顔も元気そうだったから安心した』
ナ『何とか大丈夫だよ!!心配かけたね…』
母『でも部長とちゃんと話が出来たなら良かったわね、でも…やっぱりいろいろお世話になったんだから最後まできちんとやりなさいよ?』
ナ『分かってるって』
この日は調度まだ8月の終わりくらいだったから服も当然半袖というか七分だったあたし。
:08/11/13 15:11
:D903i
:TqBtByyo
#704 [なお]
やっぱ過去につけた傷は見える訳で…
母さんもチラチラ見てるのが分かった。
ナ『見る?』
あたしは腕を出そうとした。
母『いや!!いい…』
ナ『お願い。見て』
母は半目で変な顔になってるのにも関わらずあたしの腕をジッと見た。
震える手で傷を優しく撫でてくれた…
:08/11/13 15:14
:D903i
:TqBtByyo
#705 [なお]
ナ『大分目立たなくなってきたから…ごめんね、大事な体に傷つけて…』
母『辛かったのよね…こうでもしなきゃ収まらないくらい辛かったのよね…』
うっすら目に涙が溜まってるのが分かった。
ナ『辛かった。でも傷つけて母さんが悲しむ方がもっと辛かったから…絶対もうしないから…』
お母さんはうんうんと頷きながら下を向いてた。
:08/11/13 15:17
:D903i
:TqBtByyo
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