あなたに出会えた事
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#866 [☆彩☆]
書いてくれてて嬉しいです

忙しい中、ありがとぉございます

毎回楽しく読ませてもらってます!

なおさんのペースでゆっくり書いてください

⏰:09/11/13 04:39 📱:N08A3 🆔:QfORKPVg


#867 [なぉ]
放置すいません

少しずつまた書きます

続き--------------
夏の終わりの朝は少し肌寒くて風が気持ち良かった。

しばらく景色を眺めた後に竜が言った。

⏰:09/11/27 21:57 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


#868 [なぉ]
竜『なぁ…今の彼氏のこと好きじゃないんよな?』

な『好きじゃないけど嫌いじゃないかな』

竜『別れてよ』

な『……うーん…』

竜『何か嫌だ…好きなら仕方ないけど嫌いなら付き合う意味ないじゃん』

な『だね…でもうち卑怯な女だから…竜とはまだ知り合って間もないし信じるとか真剣な付き合いとか今出来ないし恋愛に対して冷めたというか…本気で元カレと恋愛して傷ついて…どうせ別れるならどうせ傷つくなら最初から真剣になるのがバカらしくなったみたいな感じかな?』

⏰:09/11/27 22:02 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


#869 [なぉ]
竜『…分かるよ?わかるけど…あーなんて言えばいんだろっ!!』

頭を抱えて下を向く竜。

竜『俺は今まで生きてきて本気で人を好きになった事なかったんな、だから分からない部分もあるけど…でも何か違うと思う…』



竜が言いたい事はよくわかる。
分かるけど…信じるとか愛すとか今はもう分からないんだもん…

竜と出会うまではそう思ってた。なのに何でだろう…

竜と出会ってまだ短いのにこの人とはこの先ずっといたいって何故か思った。


でもそれを口に出して言うのはあまりにもまだ早いから胸の奥に閉まっとこ…

⏰:09/11/27 22:08 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


#870 [なぉ]
結局あたしは竜の問いに対して答える事は出来ずにきづけば竜の仕事の時間が近づいていた。

な『そろそろいこっか』

竜『うん…』

海沿いを走りながら竜を寮まで送り届けた。

家に帰りずっと考えた。


自分は何がしたいんだろ…

楽な生き方を選んだはずなのに中途半端でそれが嫌でまた前向きになって…


自分自身よく分からなくなって頭がぐちゃぐちゃになったからとりあえず寝た。

その日を境に竜との距離は近づいていった…

⏰:09/11/27 22:17 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


#871 [なぉ]
彼氏は丁度地元にT週間ほど帰るらしく離れてみてゆっくり考えるには丁度良かった。

実際離れてみて連絡はあまり来なくてもその分、竜が毎日連絡をくれた。


そして気付いた…

あたしが彼をちゃんと好きじゃないように彼もあたしの事ちゃんと好きじゃないんだなって………


気付いたとたん虚しくなってきた。

彼からの愛情は伝わらない変わりに竜からの愛情は日に日に伝わってた。


まだ彼女でもないあたしを大事に思ってくれて一緒にいればいるほど気持ちが伝わってくる。

⏰:09/11/27 22:24 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


#872 [なぉ]
言い方は悪いけど、竜がうちを好きでいてくれるから自分も少しずつ竜に惹かれはじめてた…


結局今自分の中で分かった答えは今の彼と一緒にいてもちっとも楽じゃないし意味が無いんだって事。


彼は年下で学生だったしまだ若い。
遊びの感覚でうちと付き合ってるんだろうしうちが別れを切り出したってお互い傷つかないよね…


そう勝手に思ってた。

だから彼が地元から帰ってきたら別れを伝えようって決心した。


それを竜に伝えると分かりやすく喜んでた。


そして彼が地元から帰ってきてT0日ぶりくらいに彼に会う事になった。

⏰:09/11/27 22:29 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


#873 [なぉ]
久々に会ってみても気持ちはやっぱ変わる事はなくでも直接言う勇気がなく一緒にいても中々言えなかった。

部屋でビデオを見ながら彼があたしに言った。
彼『なおちゃんこっちおいで』って。
でもあたしは首を横にふった。
彼『何かあった?なんか距離感じるよ?』

な『……そう?』

若干微妙な空気に耐えられなくなりあたしは苦し紛れに嘘をついた。

な『今日夜仕事場の飲み会あったの忘れてたから今日はもうばいばいしなきゃ』
彼『そうなん?なら俺なおちゃんちでこのまま寝て待ってるわ』

な『何時になるか分からないしまたおいでっ』

またおいでって…

別れをこの後伝えるのに自分が自分で嫌になった…

⏰:09/11/27 22:36 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


#874 [なぉ]
何とか彼を説得し駅まで送ってくれると言ったので用もないのに準備をして車に乗った。

車の中で彼が
『今度はさ休みあえば映画行かない?最近打ちに行くばかりでまともなデートさせてあげれてなかったし』

次の予定なんかもう無いのになにも知らない彼が無邪気に笑って言うもんだから泣きそうになった。

な『ねぇひとつ聞いてもいい?』
彼『なに?』
な『うちの事…ちゃんと好き?』
彼『なに急に?好きに決まってるよ!!』
な『そか…』
彼『うん…てか何かやっぱあった?』
な『いや、なんもないよ!!急にごめんね…』
彼『うん…』

⏰:09/11/27 22:41 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


#875 [なぉ]
丁度駅に着き車を止めて彼があたしの頭を撫でて
彼『着いたよ。あまり飲みすぎるなよ、またね』
って笑いかけてきた。


あたしは別れを覚悟したはずなのに急に寂しくなって弱さに負けそうになった時竜の顔が浮かんだ。

彼の目を見て
な『ありがと、バイバイ』

って笑った。
彼からしたら送ってくれたお礼とまたねのバイバイだと思うと思う。
でもあたしが言った意味は【今までありがとう。ばいばい】だった。


車を降りて彼を見送った後あたしはあてもなく歩いた

そして彼に別れのを作成して送った…


しばらくたっても返事は無く竜からはまだ別れてないの?ってが来るしでなんかつかれた。

⏰:09/11/27 22:49 📱:P10A 🆔:17CSqq3g


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