・・・・幸せになれよ・・・・
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#1 [柊]
「ごめん」


今はただそれだけ伝えたい

⏰:08/02/13 23:39 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#2 [柊]
俺の名前は
早瀬 柊(はやせ しゅう)


中学時代から多少落ちこぼだった俺は高校入学と同時に落ちこぼれ街道まっしぐら。

学校は毎日言ってたけど、勉強なんかしなかった。

友達と女と会うのが楽しくて毎日騒いでた。

⏰:08/02/13 23:43 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#3 [我輩は匿名である]
…………………………………伝えたい………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

⏰:08/02/13 23:58 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#4 [我輩は匿名である]
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

⏰:08/02/13 23:58 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#5 [我輩は匿名である]
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

⏰:08/02/13 23:59 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#6 [我輩は匿名である]
俺の名前は………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

⏰:08/02/13 23:59 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#7 [柊]
高校の入学式で仲良くなった篤(あつし)とは入学して以来毎日つるんでた。

毎日学校が終わると、そのまま篤と街に繰り出して女ナンパしてた。

⏰:08/02/14 08:45 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#8 [柊]
ナンパした女はだいたいお持ち帰り。


そんなこと毎日続けてたら、いつのまにか地元での俺らは有名人になっていた。

「〇〇高校の柊と篤は気を付けろ」

「ヤ リ チ ン」

「遊び人」

そんな風に言われるのはもう慣れていた。

⏰:08/02/14 08:49 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#9 [さやか]
気になります

⏰:08/02/14 10:59 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#10 [柊]
彼女が出来ても長くは続かんかった。

俺は飽きっぽい性格だったし、遊び人だったから浮気もしたし。

⏰:08/02/14 12:59 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#11 [柊]
だけど軽い男にはやっぱり軽い女が寄ってくるって感じで女に困ったこともなかった。

とにかく毎日が楽しかった。

毎日好きなことしてバカやって大騒ぎして笑って、セックスしたくなったら女ナンパして。



だけど…この時はまだ俺は自分の体に起きている異変に気付いていなかった。

⏰:08/02/14 13:03 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#12 [我輩は匿名である]
頭悪そうですね^^

⏰:08/02/14 13:06 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#13 [柊]
月日は流れ高3になった。
相変わらず俺と篤は毎日つるんでた。

今日も篤と2人で夜のナンパに出かけた。


「てか3年間で俺ら何人に声かけたよ?」

篤が笑いながら言った。
「確実に3ケタ(笑)」

俺は答えた。

⏰:08/02/14 13:11 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#14 [柊]
「もうこの辺の女全員声掛けちゃったんじゃね?」
そんな話をしながら歩いていると目の前のコンビニから女が2人出てきた。
篤もそれに気付いたらしく

「あの2人よさげ?行く?」

と言った。

⏰:08/02/14 13:15 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#15 [柊]
篤と2人で2人の女の前に先回りした。

「ねぇ〜」

篤が話し掛ける

2人の女は立ち止まった。

「カラオケいこ♪」

俺が言う。

1人は化粧濃いめのギャル系、もう1人はキレイめのお嬢系。

⏰:08/02/14 13:20 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#16 [柊]
「てか〇〇高の篤と柊!?」
ギャル系が篤を見て驚いたように言った。

「俺らの事知ってんの〜?俺ってば有名人じゃん♪」
篤がふざけて笑った。

「カッコイイって有名だよぉ!てか本物初めて見たんだけど!てか篤めちゃタイプ♪」
ギャル系は篤に向かっていろいろ話掛けた。

「…ちょっと加奈っ!」

⏰:08/02/14 13:26 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#17 [柊]
突然のお嬢系の大きい声にその場の空気が一瞬止まった。

「加奈っ!早く行くよ!」

お嬢系はギャル系を引っ張って歩きだそうとした。
「ちょっとぉ〜!美紅(みく)ぅ〜篤達とカラオケ行こうよぉ!」

「何言ってんの!?ナンパされるとか軽い女に見られてるって事だよ!?こんなの無視して行くよ!」

⏰:08/02/14 13:31 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#18 [柊]
どうやらギャル系が加奈、お嬢系は美紅という名前らしい。

「い―じゃん♪みんなでカラオケ行きや♪」

俺がそう言って美紅の肩に手を掛けた。

「ちょっと!触んないでよ!ナンパ男とかウザイから!」

大人しそうな顔に似合わず美紅は俺を振り払った。

⏰:08/02/14 13:36 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#19 [柊]
俺は正直そんな美紅の態度に“なんだコイツ…めんどい女”って思った。

ナンパしてこういう女って今までいなかった。みんな声かければソッコーついてきたから。厄介なのに声掛けちゃったなって思った。

俺がそんな事を考えているうちに篤と加奈は意気投合してめちゃくちゃ盛り上がっていた。

美紅はそんな加奈に諦めたのか、黙っていた。

⏰:08/02/14 13:43 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#20 [柊]
すると篤が俺のトコにやってきて耳打ちした。

「加奈めっちゃタイプなんだけど!」

「は〜?」

まぁ確かに加奈は篤のタイプだ。元気なギャル系。

「あっちのめんどくさいのは柊に任す♪だからこれから4人で遊びや♪」

「はっ!?」

⏰:08/02/14 13:49 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#21 [柊]
篤はそう言ってまた加奈の方を向くと加奈と話し始めた。

なんで俺がこのめんどくさい女を…

俺はとりあえず美紅に話しかけた。

「なんか…篤があの子気に入ったらしいんだよね」

美紅は俺を見るとすぐ目を反らして

「加奈もたぶんあの人相当気に入ってる」

と言った。

⏰:08/02/14 13:54 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#22 [柊]
「あの2人これからカラオケ行く気みたいだけど?お前は?帰んの?」

「加奈置いて帰れないし!ιしかもナンパ男2人となんて絶対置いて帰れない!」

「…じゃカラオケ行く?」

俺は美紅の顔色を伺いながら聞いた。

「…わかったι行く〜…ι」


こうして俺と篤と加奈と美紅の4人でカラオケに行くことになった。

⏰:08/02/14 13:58 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#23 [柊]
カラオケが始まってからは篤と加奈がめちゃくちゃ盛り上がってて、2人で歌いまくり踊りまくり。

美紅はそんなノリに疲れたのか部屋を出ていった。
俺は篤と加奈のこの盛り上がりの中1人でいるのもいやだったから、美紅の後を追って部屋を出た。

⏰:08/02/14 14:59 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#24 [柊]
部屋を出て廊下を見渡す。

美紅はカラオケ内の廊下に置いてある俺に背を向けてソファーに座っていた。

「あのテンションついていけねぇな」

俺はそう言いながら美紅の座っているソファーに、美紅と少し距離を置いて座った。

美紅はコクンと頷いた。

「…お前さ〜…」

「“お前”じゃない!美紅」

…ι
コイツいちいちうるせぇなι

⏰:08/02/14 15:23 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#25 [柊]
「あ〜…美紅さぁ、いつもあんな感じでナンパ断ってんの?」

「当たり前じゃん!てゆ―か加奈だっていつもはついていかないんだからね!?今日はあの篤って人だったから…加奈前からあの人に会いたがってたし…」

「…ふ―ん」

…こりゃ篤のやつ加奈とうまくいくんじゃね?


「…アンタさぁ」

「アンタじゃねぇし〜“柊”ですがぁ〜」

今度は俺が美紅にさっきのお返しにイヤミたっぷりに言ってやった。

⏰:08/02/14 15:49 📱:W51P 🆔:☆☆☆


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