・・・・幸せになれよ・・・・
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#101 [柊]
読んでくれている方いますか?思い出すのが辛くて続きを書くのが怖くなりました…
でも一人でも読んでくれている方が、続きをしりたいって方がいたら最後まで書こうと思います。

⏰:08/02/21 23:23 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#102 []
私読んでます!
毎日楽しみにチェックしてます。
最後まで書いてほしいです(>_<。)

⏰:08/02/21 23:26 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#103 [柊]
ありがとうございます。

⏰:08/02/21 23:47 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#104 [美ィィ]
毎日読んでます 最後まで頑張ッて下さぃ

⏰:08/02/21 23:49 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#105 [柊]
それから篤の運転で和也んちに着いた。

飲みが始まった。

俺は日頃の病気のストレスがあったせいか、どんどん酒が進んでヤケ酒状態になっていった。

「柊今日ペース早くね!?」

なんて和也につっこまれながらも三人でどんどん飲んで俺達は一気に酒が回ってテンションが上がっていった。


飲んでると何もかも忘れられた。
病気の事も美紅の事も。

そんなんで気付いたら深夜0時を回っていた。

⏰:08/02/21 23:58 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#106 []
つらいかもしれないけど頑張ってください

⏰:08/02/21 23:59 📱:D903i 🆔:☆☆☆


#107 [柊]
みなさんありがとうございます。書きます。

⏰:08/02/22 00:05 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#108 [柊]
〜♪


その時突然篤のケータイがなった。

「もっしも―し!おぅ加奈♪」

電話の相手は加奈だったらしい。
篤はしばらく加奈と話をして電話をきった。

「加奈なんの用〜?」

篤に聞いてみる。

「あ―…なんか今から加奈来るっぽい」

「加奈が?なんで?」

「いや、正確には加奈と美紅が来る」

⏰:08/02/22 00:23 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#109 [柊]
「加奈って篤の彼女だよな?で美紅って柊の元カノの?」

和也が言った。

「なんか美紅が柊に会いたいって言ってるらしくて〜、だからこれから加奈とここに来るって。俺やめとけっつったんだけどさ、来るって聞かなくて」

俺は酒でテンションが高かったせいもあって

「まぁいいんじゃね?人数多い方が盛り上がるし〜」

なんて軽く答えた。

和也は「篤の今カノと柊の元カノ初対面〜♪」なんて言って喜んでた。

⏰:08/02/22 00:33 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#110 [みか]
ずっと読んでます
頑張って

⏰:08/02/22 18:29 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#111 [愛]
更新楽しみにしてます
辛いかもしれないけど
頑張って下さい

⏰:08/02/22 21:45 📱:F703i 🆔:☆☆☆


#112 [柊]
しばらくするとまた篤の携帯がなった。

「あ、加奈だ」

そう言って篤は電話に出て少し話すとまた切った。

「加奈達着いたって?」

俺が篤に聞いた。

「いや、迷ってるらしいわ。さっきここまでの道教えたんだけどさ、ホラこの辺道複雑じゃん?方向音痴の女二人じゃこれないみたい(笑)」

篤が面白がって言う。

⏰:08/02/22 22:11 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#113 [柊]
そして、丁度酒も切れてたし、買い出しついでに加奈達を迎えに行くことにした。

加奈と美紅が今いるらしい公園で待ち合わせになった。

俺達三人は酔ってたし捕まるのもいやだったから、ブラブラ歩きながら公園へ向かった。

真夜中に大きい声出しながら歩いてかなり近所迷惑だったと思う(笑)

5月の夜はまだ少し肌寒かった。だけど酒で身体が暖まってたから風が涼しくて気持ちよかった。そのせいか酔いも冷めた。

⏰:08/02/22 22:24 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#114 [柊]
“美紅が柊に会いたがってるらしい”


酔いが覚めてくると頭も少しずつ動き出した。


そういや美紅…さっきなんか言いたそうだったな…


そんな風にいろいろ考えていたけど、とりあえずはまた美紅に会えるのがめちゃめちゃ嬉しかった。

⏰:08/02/22 22:40 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#115 [柊]
待ち合わせの公園にはもう加奈と美紅が待ちくたびれたような顔をして待っていた。

「篤〜っ!マジで迷ったしぃ!何回もこの辺グルグルしたしぃ〜」

加奈は篤に駆け寄った。

「…方向オンチ女(笑)」

「は!?柊なんか言ったぁ〜!?」

俺がボソッと言ったのが加奈に聞こえたらしく加奈に睨まれた(笑)。

⏰:08/02/22 23:23 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#116 [柊]
「とりあえず〜!和也んち行こ〜ぜ!」

篤の一言でみんな加奈の車に乗った。
運転は篤、助手席は加奈、後ろに和也、美紅、俺と並んで座った。
車に乗ると俺は酒に酔っているふりをして、隣の美紅に持たれかかった。

俺は最悪だ…自分から美紅を捨てたくせに、こうやって美紅に会ったら自分の気持ちが押さえられなくなる。

「柊〜…?酔ってる?」

美紅が俺の顔を覗き込みながら聞いてきた。

⏰:08/02/22 23:39 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#117 [柊]
俺は何も言わずに美紅の肩にもたれかかって寝たふりをしていた。

付き合ってた頃から美紅がつけていた甘い香水の香りがほのかにして懐かしくなった。

ずっとこのままでいたかった。

和也んちがすげぇ遠かったらいいのになんてバカみたいな事考えてた。

肩から伝わってくる美紅の温もりに涙が出そうになった。

⏰:08/02/23 00:12 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#118 [柊]
俺の願いとは反対に和也んちにはすぐついた。

「柊、着いたよ」

美紅に言われて俺は「ん…」と言って車を降りた。

みんな部屋に入り、篤はまた飲み出した。

「人数多い方がいいな♪てか女の子いるってだけでテンションあがるし〜」

和也はそう言って持ち前の明るさで盛り上げてくれた。

「…あたしも飲も」

俺の隣に座っていた美紅はそう言うと缶ビールを一気に飲み出した。

⏰:08/02/23 00:18 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#119 [柊]
「お前そんな強くないんだからあんまり飲むなよ」

俺は美紅に言った。


まだ付き合ってた頃篤と加奈と美紅と俺の四人で飲んだことがあった。そん時美紅は缶チューハイ半分くらいで真っ赤になって吐いて大変だった。

「美紅〜、飲みすぎんなよぉ〜もぉ俺は世話しねぇぞ(笑)」

篤もその時の事を思い出したのか美紅に言った。

加奈も美紅を少し心配そうに見ている。

でもみんなの心配をよそに美紅は缶ビールを一本飲み干した。

⏰:08/02/23 00:55 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#120 [柊]
案の定美紅は酔っていた。

「なんか超フワフワするぅ〜きもちぃ〜」

とか言い出して、一気に耳まで赤くなってテンションが上がっていた。





…が次の瞬間、





「…気持ち悪い…ッ」

⏰:08/02/23 01:16 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#121 [柊]
美紅は具合悪そうに口を押さえた。


「きゃあ〜ッ美紅大丈夫!?吐いちゃいそう!?やばい!?」

加奈がパニくって慌て出した。


「袋〜!洗面器〜ッ!(汗)」

篤と和也もパニくってた。

⏰:08/02/23 01:24 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#122 [柊]
「…ったく、美紅立てるか?」

俺は前に美紅が吐いたとき面倒見たせいもあって冷静だった。

美紅は口を押さえたまま小さく頷いた。

「和也、トイレで吐かせていい?」

「いいよ!階段下りてすぐ右!」

「さんきゅ」

美紅の肩を抱き抱えて立たせるとトイレに向かった。

⏰:08/02/23 01:29 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#123 [柊]
トイレに着くと美紅は苦しそうに吐いた。

俺は背中をさすってやった。








「…ゴメンね…もう大丈夫…」

しばらくすると美紅は顔色もよくなってきた。
洗面所でうがいさせたらだいぶ落ち着いたみたいだった。

⏰:08/02/23 18:52 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#124 [柊]
「柊…あたししばらく外の風当たってくるね。先戻ってていいよ?」

そう言って美紅は外へ出た。


「…俺も付き合う」

俺も美紅の後を追って外に出た。


和也んちのすぐ裏は土手になっていて俺達はそこに座った。

⏰:08/02/23 18:56 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#125 [柊]
沈黙…



「…こういう川にさ、柊落ちたことあったよね」

先に口を開いたのは美紅だった。
「あ〜…あった(笑)学校帰りにお前と2ケツしててフザケてチャリ乗ってて落ちたな」

そんな事あったなぁなんて懐かしく思った。たった3ヶ月くらい前の出来事なのにすげぇ昔に感じた。

「あたしは川落ちる直前に降りてさ、柊だけ落ちたんだよね〜しかも意外と川深くて柊超焦ってさ(笑)」

「そうそう!俺死ぬかと思ったし(笑)」

⏰:08/02/23 19:07 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#126 [ェサェァェソェ「ス]
応オェキェニェ゙ェケ+.(b゚ェ゚*)゚+



鞅蟐テェニフレ肆ェキェニェッェタェオェ、」。!!!。゚(゚ノ「」」゚)゚。

⏰:08/02/23 19:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#127 [せぇたん]
あ;;↑意味わかんないでスね(*´;ェ;`*)


応援してます!ってかいたのにぃー;w;

⏰:08/02/23 19:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#128 [柊]
ありがとうございます!

⏰:08/02/23 20:16 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#129 [柊]
「あん時めちゃくちゃ笑ったなぁ〜」

美紅が思いだし笑いをした。



…あの頃はまだ俺の隣にはいつも美紅がいて


今隣にいる美紅は、もう俺のものじゃなくて…


そんな事を考えながら美紅の横顔を見つめた。

満月に照らされた美紅の顔がとてもキレイだった。


笑顔だった美紅が急にうつ向いて黙りこんだ。

⏰:08/02/23 20:21 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#130 [柊]
「…美紅?また気持ち悪い?」

俺は美紅の肩に手をかけようとした。


「…柊…ッ…あたしやっぱ柊の事まだ大好きだよ…っ」


美紅の言葉に、伸ばされた俺の手が止まった。

⏰:08/02/23 22:14 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#131 [柊]
「あたし…柊と別れてから、誰も好きになれないんだよ…?忘れなきゃって思っても忘れられなくて…今日コンビニで久しぶりに柊に会ったら…一気に気持ちが溢れてきて…どうしてもまた会いたくて…」

美紅は膝に顔を埋めたまま途切れ途切れに話す。

「あたしにダメなとこがあるなら直すから…ッ柊がまた好きになってくれるならなんでもするから…ッ…あたしと一緒にいてよぉ…柊…ッ」

俺はどうしたらいいかわからなかった…

…ダメなとこなんか一つもない

ホントはずっと一緒にいたい…

⏰:08/02/23 23:05 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#132 [柊]
気付いたら俺は美紅を思いっきり抱き締めていた。


美紅が泣いている。


俺も泣いた。



こんな美紅を前にして自分の気持ちを誤魔化すなんてできなかった。

でも「俺も好き」とは言えなかった。

言えない気持ちの変わりに

涙が次から次へと溢れてきた。

⏰:08/02/23 23:19 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#133 [aaa]

読んでます
頑張って下さい

⏰:08/02/24 09:17 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#134 [柊]
そのまま何分経ったんだろう。




〜♪

突然俺のケータイが鳴って我に返った。

俺は美紅から離れて電話に出た。電話は篤からだった。

「…もしもし」

「柊?お前らどこにいんの!?」

「あ…美紅が気分悪いっつったからしばらく外の空気吸ってた」

「そか!美紅大丈夫か?」

「おぅ…これから戻るわ…」

俺はそう言って電話を切った。

⏰:08/02/24 14:04 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#135 [柊]
「…篤?」

美紅が泣き腫らした目で俺を見た。

「みんな心配してる…行こ」

「うん…」

俺が立ち上がって歩き出そうとすると美紅が俺の腕をつかんだ。

「手…繋ぎたい…今日だけでいいから…」

そう小さな声で言う美紅を前にして、

「うん…」

俺も小さく頷いて美紅の手をとった。

⏰:08/02/24 15:46 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#136 [柊]
風は冷たくても

繋いだ美紅の手は暖かくて

付き合っていた頃と変わらずに美紅のぬくもりが感じられた。

俺がギュッと強く握ると

美紅もギュッて握り返してくれて

それがまた切なかった。

俺は握った手から、精一杯の気持ちが美紅に伝わるように祈った。

美紅を愛してるって

誰よりも愛してるって…

⏰:08/02/24 16:00 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#137 [柊]
和也んちに着いて俺は美紅の手を離そうとした。

でも美紅は首をフルフルと横にふって手を離そうとしない。

俺は手を繋いだまま篤達がいる部屋へ入った。

三人の視線が、俺達の繋いだ手に集中したのが分かった。

でも三人とも何も言わなかった。
たぶんつっこんじゃいけないって俺達の様子から察してくれたんだと思う。

「二人ともどこ行ったかと思ったじゃん!」
「美紅ぅ〜もう大丈夫〜?」

⏰:08/02/24 23:03 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#138 [柊]
篤と加奈が心配そうに言ってきた。

美紅は「ご迷惑おかけしました」と頭を下げた。





それから朝4時くらいまで皆で話してから寝た。

和也と篤はベッドで爆睡。

俺と加奈と美紅は床で。

美紅は寝ている間も俺の手を離そうとはしなかった。

⏰:08/02/24 23:08 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#139 [柊]
皆が寝てからも俺はずっと一人で起きていた。

毛布をかぶって横になっていても眠れなかった。

隣で静かに寝息をたてて寝ている美紅をずっと見ていた。

美紅の寝顔って始めてみた。

付き合ってた時は見たことなかったから。

繋いでいる手から美紅の体温が伝わってくる。

⏰:08/02/24 23:12 📱:W43S 🆔:☆☆☆


#140 [我輩は匿名である]
我輩わ幸せになりますwww

⏰:08/02/25 00:26 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#141 [我輩は匿名である]
続きお願いします!

⏰:08/02/25 07:30 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#142 [オ]
更新頑張ってくださいI

⏰:08/02/25 19:08 📱:W42K 🆔:☆☆☆


#143 [愛李]
初めましてュ
最初から読ましてもらいました~
これからも、頑張って下さいュ

⏰:08/02/26 16:27 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#144 [玲海]
あたしもエイズです。
でも元気に生きています。
頑張って下さい。

⏰:08/02/26 17:39 📱:911T 🆔:☆☆☆


#145 [みか]
頑張れー
主さんのペースでいいので応援してます

⏰:08/02/26 18:27 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#146 [柊]
―…


そんなことを考えながら俺も眠りについた。







目が覚めるともう昼だった。

みんなまだ寝ていた。

⏰:08/02/26 23:02 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#147 [柊]
美紅はまだ俺の手を握ったままだ。

俺は静かに美紅の手を離して、みんなを起こさないように毛布から抜け出し部屋を出た。

それから外に出て夕べ美紅と来た土手に行った。

⏰:08/02/26 23:06 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#148 [柊]
夕べは暗くてよく見えなかったからわからなかったけど、明るい時に見るとまた全然風景が違う。
…なんだかすごく寂しい気持ちになる…昨日はそんな風になんか思わなかったのに。

昨日は隣に美紅がいたからだろうか…






「…柊?」

⏰:08/02/26 23:35 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#149 [柊]
いきなり後ろから名前を呼ばれてハッとして振り返ると美紅がいた。

「一人で出てったからどこ行くのかと思った」

美紅はクスッと笑っていった。

「なんだよ、起きてたの?」

「柊が閉めた戸の音で起きた」

⏰:08/02/27 00:19 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#150 [柊]
「篤達起きた?」

「まだ寝てるよ」


そしてまた沈黙が続いた。


「…あたし柊の事もう諦めるから…昨日はいろいろごめんなさい」

また先に口を開いたのは美紅だった。

「うん…」

俺はそう言った。

⏰:08/02/27 08:18 📱:W51P 🆔:☆☆☆


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