・・・・幸せになれよ・・・・
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#96 [柊]
「加奈とどっか行くのか?」
「うん、これからゴハン食べに!柊は?」
「友達んちで飲む」
「そうなんだぁ」
そしてしばらくの沈黙…
「柊…美容の学校行ってるんでしょ?髪の毛いじるの好きだったもんね。なんか柊が美容師とか似合ってる」
美紅はそう言って俺の好きなあの優しい笑顔で笑った。
:08/02/21 20:19
:W43S
:☆☆☆
#97 [柊]
「お前は〇〇短大だろ?前から行きたいって言ってたよな」
「うん。でも結構勉強タイヘン〜」
そんな風に美紅と話していると、篤と加奈が来た。
「柊そろそろ行こ〜」
「美紅〜うちらも行こ〜」
ホントは美紅とまだずっと話していたかった。
だけどそういうわけにはいかない…
「…じゃあな」
「あ…柊…っ」
その場を離れようとすると美紅に呼び止められた。
:08/02/21 21:55
:W43S
:☆☆☆
#98 [柊]
「なに?」
「あ…あのねっ」
真っ直ぐ見つめられて美紅から目がそらせなかった。
「…なんだよ」
「…柊…っ…あたし…」
美紅が俺の袖をきつく握り締めた。
とその時…
「美紅早く〜行こぉ〜」
加奈の声で俺も美紅もハッとした。
:08/02/21 22:35
:W43S
:☆☆☆
#99 [柊]
「ゴメン…なんでもない。じゃあね、バイバイ」
そう言うと美紅は窓を閉めてしまった。
加奈の車が出発するのを見送って俺も篤の車に乗った。
「美紅と何話してたん?」
篤が聞いてきた。
「別に…久しぶりだなって」
「ふ〜ん。てかお前まだ美紅の事好きだろ」
「は?別に好きじゃねぇよ」
「俺ナメんなよ?3年以上もお前の友達やってんだぞ。見てれば分かるし」
:08/02/21 23:11
:W43S
:☆☆☆
#100 [柊]
「何言ってんだよ。もう好きじゃねぇって」
「…まぁお前がいいならいいけど。何があったか知らねぇけど、ホントに好きなら好きって言わなきゃ後悔するぞ。お前も美紅も俺にとっては大事な友達だからさ…二人が辛いのとかイヤなんだよ。俺に出来ることあったら言えよ」
…篤はやっぱ親友だと思った。
いつもバカやってフザケてる奴だけど、誰よりも友達思い。
篤には病気の事言ってもいいんじゃないかって思った。でもやっぱ怖かった。病気の事知ったら離れてくんじゃないかって。
:08/02/21 23:20
:W43S
:☆☆☆
#101 [柊]
読んでくれている方いますか?思い出すのが辛くて続きを書くのが怖くなりました…
でも一人でも読んでくれている方が、続きをしりたいって方がいたら最後まで書こうと思います。
:08/02/21 23:23
:W43S
:☆☆☆
#102 [
]
私読んでます!
毎日楽しみにチェックしてます。
最後まで書いてほしいです(>_<。)
:08/02/21 23:26
:D902iS
:☆☆☆
#103 [柊]
ありがとうございます。
:08/02/21 23:47
:W43S
:☆☆☆
#104 [美ィィ]
:08/02/21 23:49
:D904i
:☆☆☆
#105 [柊]
それから篤の運転で和也んちに着いた。
飲みが始まった。
俺は日頃の病気のストレスがあったせいか、どんどん酒が進んでヤケ酒状態になっていった。
「柊今日ペース早くね!?」
なんて和也につっこまれながらも三人でどんどん飲んで俺達は一気に酒が回ってテンションが上がっていった。
飲んでると何もかも忘れられた。
病気の事も美紅の事も。
そんなんで気付いたら深夜0時を回っていた。
:08/02/21 23:58
:W43S
:☆☆☆
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