【愛.金.水商売3】
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#493 [主]
そんな忙しい日が一週間過ぎた頃、たかチャンが後輩と飲みに来た。
私とリィユンが席に着く。
暇な時は私とリィユン、2人で一つの席に着くのが当たり前になっていた。
いつものように楽しく飲んでいた。
カラオケを歌って、バカ話して。
だけどトイレから戻ってきたリィユンの顔色は青白かった。
:08/10/16 02:33
:W62H
:☆☆☆
#494 [主]
「リィユン、大丈夫?顔色悪いけど」
私は奥の厨房にリィユンを呼び出し問いかける。
「‥だ‥だい‥じょぶ‥」
誰が見ても聞いても大丈夫じゃない顔と声。
だけど私はそれ以上何も聞かなかった。
本人が大丈夫じゃなくても、大丈夫と言っているんだ。
私には何も出来ない。
:08/10/16 02:37
:W62H
:☆☆☆
#495 [主]
深く問い詰めるのは苦手
「‥コ、ココナサン待って‥」
大丈夫と言われどうする事も出来ず席に戻ろうとする私を引き止めるリィユン。
「ん?」
私はリィユンの高さにしゃがみ込んだ。
:08/10/16 02:39
:W62H
:☆☆☆
#496 [主]
「お酒‥」
「お酒かけられた‥」
下を向きながら泣いているのか、
リィユンの顔を覗き込むと、確かに化粧がとれていてた。
「誰に?てかいつ?」
誰にかは聞かなくても分かっていた。
:08/10/16 02:42
:W62H
:☆☆☆
#497 [主]
「トイレ出た時‥」
トイレを出た時に、たまたまあみサンがお酒を作りにグラスを持って目の前にいた。
アイスとミネを置いてある場所はトイレのすぐ横。
たまたま目が合ったと同時に酒を顔にぶちまけられたらしい。
私の中で怒りがフツフツと湧き上がる。
:08/10/16 02:46
:W62H
:☆☆☆
#498 [主]
「あいつの見方なくせに」
そう言いながら酒をかけられたと言う。
私が最近あみサンに何をされても、何を言われても我慢出来ていたのは、もう一つ理由があった。
リィユンには何もしなかったから。
私に対する嫌がらせは増していたけど、その分、リィユンに対する嫌がらせは消えていたから。
:08/10/16 02:48
:W62H
:☆☆☆
#499 [主]
だけど今起きた事は私が許せない事。
リィユンは精神が弱い。
ましてや、理由が私でそんな事をするのは許せない。
「ごめんな、リィユン。大丈夫やから、化粧直しておいでよ」
やる相手が違う。
:08/10/16 02:52
:W62H
:☆☆☆
#500 [主]
「ヴ‥うん‥」
リィユンがトイレに行き、私はたかチャンの席に戻る。
「何かあったん?」
帰りが遅かった私を心配したのか、たかチャンが聞いてくる。
「別に」
イライラする‥
:08/10/16 02:56
:W62H
:☆☆☆
#501 [主]
そんな私の対応に、
「チェック」
そう口にしたのは、
たかチャンの後輩だった。
たかチャンが後輩に何か耳打ちしていたのは見ていた。
:08/10/16 02:57
:W62H
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#502 [主]
‥プチン
私の中で小さな何かが音を立てた。
「帰りたいなら自分の口で言えば?
何で後輩に言わす訳?
何のための口やねん!!
後輩使うなや!!」
ただの八つ当たり‥
:08/10/16 03:00
:W62H
:☆☆☆
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