【愛.金.水商売3】
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#766 [主]
私は黙って店を出る。
立ち尽くすあみサンを無視して。
勝った‥
勝った‥
あみサンを
抜いた――…
:08/10/29 01:08
:W62H
:☆☆☆
#767 [主]
たった数千円の差だった。
あみサンのラストの追い上げは、たったの数千円届かなかった。
嬉しい…ざまぁみろ…
心はそう叫ぶ。
なのに‥
頭痛がする
:08/10/29 01:12
:W62H
:☆☆☆
#768 [主]
「君なら出来ると思ってたよ」
M2にいるからおいでと電話がなり足を運ぶ。
「君には期待してるよ、これからも」
Gマスの言葉が頭を痛ます。
あみサンに勝った。
それを誰より望んでいた。
:08/10/29 01:17
:W62H
:☆☆☆
#769 [主]
なのに‥
嬉しさの心は、不安の一色に変わっていた。
明日からの不安だけに変わっていた‥
明日からの期待に脅えていた‥
:08/10/29 01:21
:W62H
:☆☆☆
#770 [主]
あみサンを抜けば
あみサンに勝てば
何が待ち受けているか分からない。
それば不安゙だった。
私へ向けられる
自分で追い込む
苦しみだった。
:08/10/29 01:24
:W62H
:☆☆☆
#771 [主]
あみサンを抜けば、何か変わるのかな。
あみサンに勝てば、何が私を待ちかまえているのかな。
だけど私は進むんだ。
走りつづけるんだ。
そう思った1ヶ月前。
私は本当に立ち止まれなくなる。
追い込まれ、追いつめられ、たった一つの逃げ道は、勝ち続ける事だけだった。
:08/10/29 01:28
:W62H
:☆☆☆
#772 [主]
私はまた
自ら暗闇に足を踏み込んだ
光の見えないトンネルに‥
長い長い真っ暗なトンネルに‥
誰かの差し伸べる手さえ、この暗闇では見えなかった。
トンネルに響き渡る声は、期待と妬み、嫉妬と悪口。
:08/10/29 01:32
:W62H
:☆☆☆
#773 [主]
一本道のトンネルは
迷う道さえない真っ直ぐな線。
右へも左へも、寄り道をする場所がない
長い長い一本道のトンネル。
私の行く道は決められているかのように――‥
:08/10/29 01:36
:W62H
:☆☆☆
#774 [主]
「枕営業で勝つとか汚い
体も汚いGclubココナ」
「ココナは色恋女!みんな気を付けて」
「↑ただの僻みやん?」
「誰とでも寝る女ココナ」
「↑何がしたいんこいつ」
さっそく次のリィユンに見せられたサイトの内容。
もう、あみサンだってもろ分かりだった。
:08/10/29 16:18
:W62H
:☆☆☆
#775 [主]
次の日、あみサンは店を休んだ。
おかんまで風邪だと言って来なかった。
ルビーKから助っ人で何人か来てもらい、店はいつも通り。
あみサンには子供がいる。
バツイチで実家でみんなと暮らしているらしい。
そんな中でも、女手一つで育て、働くあみサンを聞いた時にはカッコイイと素直に思った。
:08/10/29 23:34
:W62H
:☆☆☆
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