【愛.金.水商売3】
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#315 [主]
その行動が認めたくない負けを認めるみたいで‥





「ココナサンッッ!」


タクシーに乗ろうとしたと同時に私の元へと駆け寄るリィユン



私はタクシーの運転手に、ごめんねと合図をうちリィユンの前に立つ

⏰:08/07/17 04:23 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#316 [主]
「なに?」


「ハァ‥ハァ‥2位おめでとうございます!」

息を切らしながら歓迎の言葉をかけるリィユン




思ってもみなかった言葉をかけられ、返答に困る



「すごいじゃないですか!!初めての月であれだけの数字!」

⏰:08/07/17 20:50 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#317 [主]
「別に‥」



「‥‥」


冷たく返す私の一言で沈黙が流れる





「キャハハ♪やっとあいつ抜けたわぁ〜♪」


私たちの横を電話をしながら一人のキャバ嬢が大きな声で話しながら通り過ぎる

⏰:08/07/17 22:00 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#318 [主]
今日は周りも給料日なんだ‥




このネオンの下で、すれ違う人でさえ競い合っている




キラキラと色とりどりの光の中で
ドロドロとした感情が混じり合う

それがこの世界

私も‥その中の一人

⏰:08/07/17 22:04 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#319 [主]
「ごめん‥帰る‥」



イライラとする気持ちをどこへぶつけることもできず、早くこの場から去りたい








「リユとおかんの立場はどうなるんですか!!」

⏰:08/07/17 22:07 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#320 [主]
周りを歩く人たちから一斉に注目を浴びる






立ち止まる私にツカツカと歩いて向かってくるリィユン





「ココナサンは充分じゃないですか!
リユやおかんはいきなりやってきたココナサンに簡単に抜かれたんですよ!?
もっと自信持って下さいよ!!」

⏰:08/07/17 22:09 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#321 [主]
怒りも悲しみも含まれたリィユンの声が私の耳に響く






「自信はあるよ、自信があるからこそ悔しいだけ」



そう‥自分に過剰な程の自信があるからこそ、悔しい‥。

⏰:08/07/17 22:13 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#322 [主]
「ッ‥でも‥」





正直、リィユンやおかんの接客を見ていて負ける気はしない





私のライバルは一人だけ




私はどこまで落ちていくんだろう

⏰:08/07/17 22:17 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#323 [主]
リィユンの立場になって考える事が、この時には出来なかった



私を想っての言葉さえ、この時のココナには聞こえない


自分のことでいっぱいいっぱいで
大切なリィユンのことさえ見えていなかったんだ‥ーー

⏰:08/07/18 02:12 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#324 [主]
リィユン



2008年7月17日
正式に言えば日が変わって18日


パラパラと雨が突然降ってきたの。


どしゃ降りでもない小雨でもない


パラ‥パラと‥
細かい滴の通り雨が。

またこの小説を手にとって、雨が降り

久しぶりに涙を流したよ

⏰:08/07/18 12:14 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


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