【愛.金.水商売3】
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#481 [主]
チラリと背の高いあみサンを見上げると何とも言えないピリピリした顔。
「あんたが一番邪魔なんやけど」
高いヒールを履いているあみサンと身長は同じくらいだろうか。
男の声は凄まじく低い。
:08/10/16 00:19
:W62H
:☆☆☆
#482 [主]
カルピスを勝手に手に取り話しかけてきた声からは想像が出来なく、男の目は鋭い。
「なっ‥」
「俺はあんたに興味ない。ココナサンに用があんねん」
鋭い瞳から目を反らす事ができない。
:08/10/16 00:22
:W62H
:☆☆☆
#483 [主]
「お前帰り残れよ」
それだけ言うとあみサンは店に戻っていった。
(お前呼ばわりか‥)
「ココナサン見て見て〜!!」
先ほどの表情と声はどこにいったのか、今、目の前で無邪気に笑う男からは想像できない。
:08/10/16 00:25
:W62H
:☆☆☆
#484 [主]
あみサンと私のおかしな空気だった事には全く触れず、男は詩織をヒラヒラさせる。
男も見ていたに決まってる。
分かってやっているのか、ただの偶然か。
それは私も聞かなければ、男も言わないだろう。
私が聞いても
「何のこと?」と、とぼけられそうだ。
:08/10/16 00:28
:W62H
:☆☆☆
#485 [主]
「あぁ‥四つ葉‥」
「ユウトが、あ、後輩ね、
ユウトのエロ本に挟まってたから抜いてきた!!」
「‥何のために?」
「ココナサンにあげるために!!」
「いらんよ」
二回目の会話はこれだけだった。
:08/10/16 00:32
:W62H
:☆☆☆
#486 [主]
店へと戻り何もなかったかのようにお酒を浴びるように飲む。
お酒が回れば回るほど、頭の中は売り上げの事を駆け巡る。
私が売り上げ負けたからこんな事になるんだ
売り上げさえ勝てば
数字さえ抜けば‥
必死だった。
:08/10/16 00:37
:W62H
:☆☆☆
#487 [主]
あみサンを抜けば何が私を待ちかまえているかなんて分からない
ただ優越感に浸るだけかもしれない。
何のためにここまで、あみサンに対抗しているのか分からない
だけど
私は勝つんだ
私は‥負けない――
:08/10/16 00:39
:W62H
:☆☆☆
#488 [主]
この日から私は必死だった。
連絡先を知っている人みんなにメールや電話をし、その中で来てくれたお客さんの前では浴びるように酒を飲む。
ボトルを空ければ売り上げは上がる。
そんな姿にお客さんは嫌な顔を一つしない。
私の飲みっぷりに喜ぶ
私の飲みっぷりを見て気持ちがいいと言う。
アフターに誘われる
。
私は間違ってもNOと言わない。
:08/10/16 00:43
:W62H
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#489 [主]
あみサンは彼氏が毎日迎えに来ているため、アフターをしない。
その反面、私はその場ではお金にならないアフターを繰り返す。
今までアフターに付き合ってくれる子がいなかったからか、私の付き合いにお客さんは喜んだ。
その場ではお金に繋がらなくても、少しずつ‥確実に少しずつ‥売り上げは延びていった。
:08/10/16 00:48
:W62H
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#490 [主]
元はあみサンのお客さんだった人
新規のお客さん
たかチャンの繋がりの人
いろんな人がココナ目当てで毎日店に顔を出してくれる。
そんな中、あみサンからの嫌がらせは止まなかった。
おかんからも通りすがりに嫌みを言われる始末。
私がお客さんを呼べば呼ぶほど、嫌がらせの度は過ぎていった。
:08/10/16 01:04
:W62H
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