【愛.金.水商売3】
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#489 [主]
あみサンは彼氏が毎日迎えに来ているため、アフターをしない。


その反面、私はその場ではお金にならないアフターを繰り返す。


今までアフターに付き合ってくれる子がいなかったからか、私の付き合いにお客さんは喜んだ。


その場ではお金に繋がらなくても、少しずつ‥確実に少しずつ‥売り上げは延びていった。

⏰:08/10/16 00:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#490 [主]
元はあみサンのお客さんだった人

新規のお客さん

たかチャンの繋がりの人
いろんな人がココナ目当てで毎日店に顔を出してくれる。


そんな中、あみサンからの嫌がらせは止まなかった。

おかんからも通りすがりに嫌みを言われる始末。

私がお客さんを呼べば呼ぶほど、嫌がらせの度は過ぎていった。

⏰:08/10/16 01:04 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#491 [主]
私が買って置いていたカートンの煙草ごと水浸しにされたり

吸い殻の入った灰皿を投げつけられたり

グラスを割ったのは私じゃないのに、Gマスにココナが割ったと、おかんとあみサンで言ったり。

私がいない間に、私のお客さんにココナの悪口を言ったり。

数え切れない嫌がらせを受けた。

⏰:08/10/16 01:09 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#492 [主]
だけど慣れと言うのは怖いものだ。


毎日毎日何かしらされていると、不思議と何も感じなくなる。

足を踏まれたり、髪を引っ張られたり、体の痛みはあるけれど、服に吸い殻がばらまかれても
「あぁ〜あ‥お気に入りの服だったのに‥」
そんな感情しか抱かなくなった。


リィユンはいつもそのたびに心配そうに声をかけてくれるけど、本当に大丈夫。

私が心配し、怯えているのは、『数字』
ただそれだけ。

⏰:08/10/16 02:27 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#493 [主]
そんな忙しい日が一週間過ぎた頃、たかチャンが後輩と飲みに来た。


私とリィユンが席に着く。


暇な時は私とリィユン、2人で一つの席に着くのが当たり前になっていた。


いつものように楽しく飲んでいた。

カラオケを歌って、バカ話して。


だけどトイレから戻ってきたリィユンの顔色は青白かった。

⏰:08/10/16 02:33 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#494 [主]
「リィユン、大丈夫?顔色悪いけど」



私は奥の厨房にリィユンを呼び出し問いかける。



「‥だ‥だい‥じょぶ‥」


誰が見ても聞いても大丈夫じゃない顔と声。

だけど私はそれ以上何も聞かなかった。


本人が大丈夫じゃなくても、大丈夫と言っているんだ。

私には何も出来ない。

⏰:08/10/16 02:37 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#495 [主]
深く問い詰めるのは苦手







「‥コ、ココナサン待って‥」


大丈夫と言われどうする事も出来ず席に戻ろうとする私を引き止めるリィユン。



「ん?」

私はリィユンの高さにしゃがみ込んだ。

⏰:08/10/16 02:39 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#496 [主]
「お酒‥」


「お酒かけられた‥」


下を向きながら泣いているのか、


リィユンの顔を覗き込むと、確かに化粧がとれていてた。



「誰に?てかいつ?」


誰にかは聞かなくても分かっていた。

⏰:08/10/16 02:42 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#497 [主]
「トイレ出た時‥」



トイレを出た時に、たまたまあみサンがお酒を作りにグラスを持って目の前にいた。

アイスとミネを置いてある場所はトイレのすぐ横。


たまたま目が合ったと同時に酒を顔にぶちまけられたらしい。




私の中で怒りがフツフツと湧き上がる。

⏰:08/10/16 02:46 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#498 [主]
「あいつの見方なくせに」


そう言いながら酒をかけられたと言う。




私が最近あみサンに何をされても、何を言われても我慢出来ていたのは、もう一つ理由があった。

リィユンには何もしなかったから。

私に対する嫌がらせは増していたけど、その分、リィユンに対する嫌がらせは消えていたから。

⏰:08/10/16 02:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


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