【愛.金.水商売3】
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#677 [主]
十年付き合い、結婚生活はたった半年だったらしい。


そして、ママが新しく結婚した相手と、Gマスの名字が同じらしい。

Gマスの名字は変わっている。

“カイ”

そこらへんにはいなさそうな名字だ。



「そんなに俺が好きやったんかな?」

確かに‥ただの偶然にしちゃ、確率的にはかなり低い。

⏰:08/10/25 18:10 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#678 [主]
どうして離婚したかなんて聞かない。


だけど、ママは、Gマスの面影を探していたのかな‥そんな事を思った。







「君は?
君の過去は?」


後ろから抱きしめられ優しい声。

⏰:08/10/25 18:12 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#679 [主]
「‥








覚えていません‥」



Gマスの腕を払い、眠りについた。



目を覚ました時にはもうGマスはいなかった。

その変わりに、“好きだよ”と書いた小さな紙切れがテーブルの上に置いてあった。

⏰:08/10/25 18:15 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#680 [主]
手帳からちぎったような紙切れをタンスにしまい込む。






ウサギが眠るあの引き出しに。



“好き”と言う気持ちを思い出さないように‥

⏰:08/10/25 18:18 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#681 [主]
次の日も、その次の日も、私はお客さんを呼びまくった。



お酒を浴びるように飲む。



1日平均、焼酎のボトルを一本〜二本は飲んでいるだろう。


私の体は当たり前のように悪くなっていた。


だけど確かに成果は出ていた。

その証拠に、あみサンのお客さんは、あっ君とあみサンの彼氏関係だけになっていった。

⏰:08/10/25 18:21 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#682 [主]
たかチャンとは相変わらずで、鍵はまだ返してもらえないままだった。







もうすぐ、結果がでる。


そんな毎日の中で、ココナを本気で好きになるお客さんも出てきた。

ココナを好きだと、飲み友達として好きだと言うお客さんは扱いやすい。

一番めんどくさいのが、ココナを本気で好きになるお客さんだった。

⏰:08/10/25 18:32 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#683 [主]
>>672サン
いつもやる気出ます☆ありがとう♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

⏰:08/10/25 18:33 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#684 [主]
>>682続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



私は出来る限りどのお客さんへも同じ対応で接していた。


同じ日にアフターを二人に誘われれば、最初に声をかけてくれたお客さんを優先する。

もう一人のお客さんには先約があると正直に話す。

明日は同伴があるんだと、昨日誰々に可愛い、好きって言われた〜♪など、おちゃらけながら言う。

大抵の人は

「お世辞に気づけよ」
なんて笑いながら返してくる。

⏰:08/10/25 19:23 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#685 [主]
「君可愛いねぇ」


そんな言葉を言われれば


「え‥知ってる〜♪」


「性格いいでしょ」

なんて言われれば

「私より性格いいのが表れる子はいないですよ〜♪」


私は自意識過剰の笑いと、とことんアホなココナを作り出した。

⏰:08/10/25 19:28 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#686 [主]
簡単なようで難しい。



とことんアホになるのは、屈辱な事を言われても、嫌みを言われても、何を言われても、聞き流すように笑う。

開き直る。

プライドの高い私だけど、お客さんの前ではプライドを捨てた。

お客さんの前で、無口な梓はどこにもいない。

⏰:08/10/25 19:33 📱:W62H 🆔:☆☆☆


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