【愛.金.水商売3】
最新 最初 🆕
#686 [主]
簡単なようで難しい。



とことんアホになるのは、屈辱な事を言われても、嫌みを言われても、何を言われても、聞き流すように笑う。

開き直る。

プライドの高い私だけど、お客さんの前ではプライドを捨てた。

お客さんの前で、無口な梓はどこにもいない。

⏰:08/10/25 19:33 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#687 [主]
「お前だけは恋愛対象にならんわぁ」


そう言われるのは多々ある事。



それが私の狙い。

恋愛感情を持たれるより、友達以上の仲の良さを保つのが私のやり方。

ちょうどいい距離感を持つ。

だけどやっぱり、その中でも、ココナを女として見る人は少なくなかった。

⏰:08/10/25 19:36 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#688 [主]
「おいココナ、誰かと交代しろよ」

「お前見てたら目腐る」




そんな失礼極まりない言葉を発するこの人も、ココナの担当。

この人は私をけなして、見下すのがストレス解消になっている。

だからと言って、本当に誰かと交代すればすぐに帰る。

私をアフターに誘う。

私が家に帰ったかと必ず確認の電話をする。

⏰:08/10/25 19:40 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#689 [主]
告白だけはされないように避けるのが私のやり方だった。







たかチャンは別になってしまったけど。

梓とココナの極端な違いをお客さんは知るはずもない。

Gマスやリィユン、たかチャンの前では無口な自分がいるけれど、同伴やアフターじゃ、ベラベラと話の尽きないココナ。

お前がスイッチ一つでこうやって喋りだすようなのが、ド○キに売っていたら買いたい

⏰:08/10/25 20:32 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#690 [主]
そんな意味の分からない事を言われるくらい、私は喋る。


お客さんとの間に沈黙なんて作らない。


ドラマなどを元々見ない私が、ここ最近毎日何かしらのドラマやテレビ番組を録画してから出勤する。

家に帰ればそれを見る。

話を振られ、分からないと終わらせたくない。

小さな努力もしていた。

⏰:08/10/25 20:35 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#691 [主]
「お疲れ様です」








忙しすぎた週末に、しつこいお客さん、嫌みなあみサンの一週間も終わり、アフターも入っていない私は一人ブラブラと歩いて疲れをとばそうとした。





まさか、会うなんてね‥

⏰:08/10/26 00:37 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#692 [主]
東街と西街のちょうど間くらいの、24時間開いている喫茶店で一人コーヒーを飲んで酔いを覚ましていた。








「ココナ?!」





「‥‥

‥サ‥キ‥‥」

⏰:08/10/26 00:40 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#693 [主]
目の前には






サキの姿‥



少し離れたテーブルで心配そうにこっちを見ているのは彼氏だろうか。






「‥久しぶり
ココナ‥」

⏰:08/10/26 00:42 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#694 [主]
突然の事に時間が止まったような気がした。






「‥元気にしてた?」


チューリップを辞めてから、メールも電話も無視し続けていた。

週の頭に必ずメールがきていた。

“今週も頑張ろうね”
返事がないと分かりながらもメールを送り続けていたサキ。

⏰:08/10/26 00:47 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#695 [主]
「‥うん」



どんな気持ちでメールを送っていたんだろう。





「‥」

「‥‥」

サキがチューリップを辞め、高校を辞め、公園で再開した時よりも、空気が凍っていた。

⏰:08/10/26 00:50 📱:W62H 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194