【愛.金.水商売3】
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#816 [主]
「月にいくらくらい稼ぎたいとかありますか?」


「十万!!あ‥一万でもいいですっ」



お金を稼ぎたくて、水商売を始める若い子達が大半の中、珍しい子が来たなと面白かった。


水商売は初めてで、彼氏と同棲しているとまで話し出した。

面接で‥。



「今まで自分は運がよかったと思いますか?」

⏰:08/10/30 22:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#817 [主]
最後に必ず聞けとGマスに言われた質問。

どれだけ経験があり、綺麗な人でも、この質問の返しで合格か決まる。



私があみサンに面接された時は、聞かれなかったけど‥。





「はいっ!!私は本間に運がよかっと思います!!
今の彼氏に出会えたから!!」

⏰:08/10/30 22:51 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#818 [主]
彼氏が好きなんだなぁなんて思いながら






「明日から来れますか?」


合格だ。



『運が悪かったと言う子は、今まで出会った人に感謝の気持ちがないんだよ。
ありがとうの気持ちが常にあれば、人との出会いに感謝できる。水商売はお客さんを癒す仕事。
ありがとうの気持ちを持っていないと、お客さんを癒せやしないからね』

⏰:08/10/30 22:55 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#819 [主]
これがGマスの教えだった。





「それと、その髪‥ルールはないけど普通の金髪に出来ない?」


私も金髪だ。

それに、髪の毛の色や服装について規則は何もない。

だけどあまりにもこの子の要素、髪の毛は汚らしかった。

⏰:08/10/30 23:06 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#820 [主]
「分かりましたっ!!お姉さんみたいな髪色と服装と化粧にしてきますっ!!」



そこまで言ってないんだけどな‥。




ユミと名乗る女の子は、扉の前で頭を下げ、鏡に足をぶつけて帰っていった。

行動一つ一つがツボに入り、明日から楽しくなりそうだななんて考えていた。


これから先、一番の問題児になり、私を心底ブチギレさせた子。

⏰:08/10/30 23:30 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#821 [主]
そして後三人。



かなり背の低い小さな可愛らしい女の子。



どこからどう見ても水商売にいないだろう普通の子。

そして、30歳子持ちのボーイッシュな人。

そのママ友達だと言う35歳の人。

〜35歳までOKなGclub。

一手が足りていない中、あまりに厳しく選ぶ事は出来なかった。
最後の質問だけは厳しかったけれど。

⏰:08/10/30 23:37 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#822 [主]
運良く、リィユンと二人で店を開けたのは1日だけで、スタッフは揃う。


私を含む、この六人で新しいGclubが始まった。


問題の尽きない毎日が。


その中でも私が一番年下。

まだ二十歳になっていない私は、相変わらず年齢をごまかし、店のトップに立つ。

⏰:08/10/30 23:40 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#823 [主]
同時に入ってきた人達は、全員経験が0。

1から教えなければならない。


背の低い女の子の名前はコサカチャン。

私以外の子は本名で、源氏名はなぜか作らないと言う。

コサカとユミ‥

この二人の仲には店全体が手を焼くことになる。

まるで私とあみサンを見ているかのように。

⏰:08/10/30 23:45 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#824 [主]
「おひゃようごじゃいます!!」



次の日初めて出勤してきたユミチャンは、カミカミな口調でタイムカードを押す。



そしてなぜか





泣き出した。



「どうしたの?」

いつもの私なら、誰かが泣いていようが、無視をする。

⏰:08/10/30 23:50 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#825 [主]
けれどGマスに、新しいスタッフにはお願いだから優しく接して、悩みがあるようなら優しく聞いてあげてと頭を下げられ、私は、らしくない言葉をかける。






「ヴァ゙〜ン」


嘘臭い泣き方だな‥


「彼氏と別れましたぁぁ゙ぁあ゙」

ボロボロと涙を流すユミチャンがあまりにもうざく感じる。

⏰:08/10/30 23:54 📱:W62H 🆔:☆☆☆


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