【愛.金.水商売3】
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#851 [主]
「てかココチャンはなぎチャンの事どう思う?」



何も返事をしない私に質問をかえるみなみサン。


「どうもなにも‥」

「あの人かなり口軽いで有名やから気付けや」

なぎさサンは、みなみサンは口が軽いと言い、みなみサンはなぎさサンに気を付けろと言う。

゙なぎチャンには気を付けや゙

この言葉を聞いて、二人に関わらない方がいいんだと思った。

⏰:08/11/02 14:20 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#852 [主]
信用していたみなみサンだけど、なぎさサンと同じ言葉を言われ、二度目の不信感がみなみサンに湧く。



なぎさサンを信じるとか、みなみサンを信じるとかじゃなく、この二人は仲がいいとGマスにも聞いていたのに、互いが互いの悪口を言う。


今になって、今までの私の状況をみなみサンに話した自分を悔やんだ。


なぎさサンの悪口は止まらなかった。

私はただ頷きながらお酒を飲み、聞き流す。

⏰:08/11/02 14:24 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#853 [主]
なぎさサンとこの前二回目飲みに誘われご馳走になった。


その時私は、今のみなみサンのように、なぎさサンからみなみサンの悪口ばかりを聞かされた。

それも頷くだけで終わったけど、この二人の仲は何なんだと思う。

嫌いならつるまなければいいのに‥単純にそう思う。

上辺だけの友情なんて、学生じゃあるまいし‥。


次の日、私がいつものようにM2で一人、Gマスを待っていると、なぎさサンとみなみサンが二人で入ってきた。

⏰:08/11/02 14:30 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#854 [主]
挨拶だけでもしようと声をかけようとしたら、二人はわざと無視するかのように、私から目を反らす。




何なんだ‥

昨日一緒に飲んでいたみなみサン。

私を可愛がってくれたみなみサン。

私を誘い飲みに連れて行ったなぎさサン。

二人は私をチラチラ見ながらヒソヒソ話。

意味が分からなかった。

⏰:08/11/02 14:33 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#855 [主]
私の悪口を言っている


分かったのはそれだけ。


みなみサンと私が二人の時は、なぎさサンの悪口。

なぎさサンと私の時はみなみサンの悪口。

そして、みなみサンとなぎさサンの時は私の悪口。

もつれ合う女同士の糸。


私を巻き込まないでほしい。

⏰:08/11/02 14:37 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#856 [主]
二人からすれば、みなみサンを知っている、なぎさサンを知っている私が都合よかったんだろう。


二人を知らない人に話しをしても分からないんだから。




みなみサンに裏切られた‥そう初めて実感した。



私がみなみサンに話した内容は全てなぎさサンの耳に入っているだろう。

私はお釣りも貰わずお金だけ置いて店を出た。

⏰:08/11/02 14:42 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#857 [主]
「あっチャン?」



もうそんな時間か‥




Gマスの迎えと重なり私はGマスの車に乗り込む。





「どうしたの?」

また勝手に帰ろうとしていた私を心配したのだろう。

⏰:08/11/02 14:44 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#858 [主]
「別に‥」

「イライラしてる?」


いつもと同じ返しなのに、少しの違う口調にGマスは気付く。


Gマスは信用出来る?
Gマスは‥




私は誰か、信用の出来る人を探していたのかもしれない。

⏰:08/11/02 14:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#859 [主]
いつからか誰にも心を開かなくなった私。




けれど無意識の内に誰かの温もりを探していたのかもしれない。


閉ざしてしまった心を、誰かに開けてほしかったのかもしれない。


そんな自分をごまかしていたのかもしれない。


けれどやっぱり、過去の自分の鍵は、まだ開かない。

⏰:08/11/02 14:52 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#860 [主]
「みなみサンとなぎさサンの関係が理解出来なくて」



少しなら
少しくらいなら‥


愚痴言ってもいいよね?

Gマスになら‥。




「あぁ〜‥関わっちゃ駄目だよ」


「もう関わってるみたいです」

⏰:08/11/02 14:54 📱:W62H 🆔:☆☆☆


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