デリ嬢姫美 卒業
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#1 [姫美]
>>1-200
>>201-300

⏰:08/04/26 20:05 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#2 [姫美]
あたし渚こと
姫美22歳


あたしは元デリ嬢
19歳から姫美として働いていた


あたしは本当汚い人間
身体も心も

⏰:08/04/26 20:08 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#3 [姫美]
あたしには17歳から
付き合っていた彼氏の陽介がいた


陽介には内緒でデリにはいった
理由は単純
お金が欲しかったから


雑誌に載るようになってからは
毎日予約がいっぱいで忙しかった

⏰:08/04/26 20:12 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#4 [姫美]
客に入る度
涙がでそうになる

心でいつも思う事


『陽介…ごめんね』


ごめんって思うなら
デリなんて辞めたらいい
何回も思った

⏰:08/04/26 20:13 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#5 [姫美]
でも毎回大金を手にする味をしめたあたしは
なかなか辞められないでいたんだ



当時陽介は22歳
あたしの3歳上で飲み屋を経営していた
だから連絡は三日に一回とかで
怪しまれる事はなかった

⏰:08/04/26 20:25 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#6 [姫美]
あたしが入店して一ヶ月くらい経ったある日
事務所から電話がきた


普段暇な時は待機所にいる事務所から電話がきたら
客がはいったって事



『もしもし』


『お疲れ様です。姫美ちゃん一本はいったんだけど…』

⏰:08/04/26 20:27 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#7 [姫美]
何だかいつもとフロントの様子が違った


『はい?何分ですか?』



『あのね、コースは決まってないんだ。それで、お金は全部姫美ちゃんが貰っていいから』


確実知り合いだ…

⏰:08/04/26 20:31 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#8 [姫美]
普通一般の客なら
下に迎えの車がきてるからって簡単な電話なのに…



『はい、わかりました』



あたしはフロントには何も
聞かないで迎えの車を待った

⏰:08/04/26 20:32 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#9 [姫美]
しばらくして車がきた
車に乗って指定された
マンションまで連れてかれた


基本あたしはドライバーとは喋らない
話してきたら返事するって感じ

⏰:08/04/26 20:34 📱:SH903i 🆔:zzNvGNe6


#10 [にゃん]
頑張ってください

⏰:08/04/27 01:12 📱:SH905i 🆔:vOUoSBaU


#11 [姫美]
数分してマンションに到着


『部屋番書いてあるから』

ドライバーに紙を渡されてあたしは車を降りた


心の中で思う事


誰なんだろう…
何であたしなんだろう…

⏰:08/04/27 14:18 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#12 [姫美]
正直こわかった


小刻みに震える身体を必死に押さえ付けながら
エレベーターが着くのを待った


エレベーターが着いて部屋の前



スーツを着た人がいて

『この部屋で待ってて』

⏰:08/04/27 14:21 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#13 [姫美]
あたしを部屋に案内したんだ


おっきなテレビと綺麗に整頓されてるテーブルの上
何人も座れるソファー



あたしの身体はさらに
震えていた

⏰:08/04/27 14:23 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#14 [姫美]
とりあえずソファーに腰掛けて人が来るのを待つ事にした

でも何分待っても
なかなか人がこない


何なの?
あたしは何でここに呼ばれたの?


待たされてる苛立ちと
無性に陽介が恋しくなったんだ

⏰:08/04/27 14:25 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#15 [姫美]
ガチャ…


玄関のドアが開く音


それと同時にあたしの身体がビクって反応した


『遅くなってごめんね』


現れたのは見た事もない
30代くらいの人
小さい小物いれみたいなバッグを持っていた

⏰:08/04/27 14:28 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#16 [姫美]
『どーも…』


時刻は朝方5時
眠気と疲れもあって
あたしは笑えなかった



『あっ、ちょっと待ってて』

⏰:08/04/27 14:29 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#17 [姫美]
あたしの方をチラっと見て
男は部屋をでていった



はぁ…
何でこんなとこにいるんだろ…


ブーッブーッ
携帯が鳴ってる


この時間帯にくるのは陽介しかいない

⏰:08/04/27 14:38 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#18 [姫美]
電話じゃありませんように


あたしは一気に携帯を開いた


メール受信中



あたしはほっとして
メールを確認した

⏰:08/04/27 14:39 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#19 [姫美]
『お疲れ〜店終わって家着いたから渚はもう寝てるよな俺も寝るわおやすみ



陽介とあたしは電話は三日に一回だけど
メールはまめな方

⏰:08/04/27 14:42 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#20 [姫美]
陽介が恋しい


陽介あたしね
今のあたしは『渚』じゃなくて『姫美』なんだよ



30分くらい待たされて
玄関があいた
現れたのは部屋まで案内してくれた
スーツの人

⏰:08/04/27 19:48 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#21 [姫美]
『先シャワー入っててだって』


『わかりました』



勝手に人の家使うの
好きじゃないけどあたしは仕方なく
お風呂場に行ってシャワーを浴びる事にした

⏰:08/04/27 19:50 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#22 [姫美]
シャワーを浴びながら

あの人は誰なんだろ…


あたしはいつ帰れるんだろうか…


そればっかり考えてた

⏰:08/04/27 20:09 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#23 [姫美]
シャワーを浴びて数分…


玄関があいて
さっきのバッグを抱えてた人がきた



『待たせちゃってごめんね』


『あ、いいえ。大丈夫です』

⏰:08/04/27 20:11 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#24 [姫美]
愛想笑いしてる反面
イライラしてた



『こっちにおいで』



男に言われて隣の部屋に行った
そこにはパソコンとベット
あたしはとりあえず
ベットに腰掛けた

⏰:08/04/27 21:14 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#25 [姫美]
男と少し話しをしながら
布団に入って
する事をしなきゃいけない

でも男は変態で
あたしの嫌がる事をしてくる
半泣きになりながらも
必死にそれに耐えるあたし

⏰:08/04/27 21:16 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#26 [姫美]
惨めで
情けなくて…


しばらくして解放されたあたしは
横になったまま動けなかった



『名前は?』



『姫美です』

⏰:08/04/27 21:18 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#27 [姫美]
『姫美か!お前いい女だな』


そういうあなたは誰ですか?

あたしは思い切って
聞いてみた



『あなたはどういった方なんですか?何であたしはここに呼ばれたんですか?』

⏰:08/04/27 21:22 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#28 [姫美]
『アハハハハ』


男は笑った


何で笑うの?あたしは真剣なのに…



『教えて下さい』

⏰:08/04/27 21:23 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#29 [姫美]
あたしが強く言うと男は言ったんだ



『俺は社長。ここの店もそうだしキャバ全般しきってる』



開いた口が塞がらない



『…えっ?』

⏰:08/04/27 21:25 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#30 [姫美]
ヤバイヤバイヤバイ…


この筋の人だったら
確実陽介の事知ってる



『ちなみに聞きますけど、〇〇〇って店知ってますか?』

⏰:08/04/27 21:26 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#31 [姫美]
あたしの声は震えていたと思う


『うん、知ってるよ!〇〇グループでしょ?オーナーは佐伯陽介だっけ?』



やっぱり知ってた

⏰:08/04/27 22:10 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#32 [姫美]
あたしはもう放心状態



『何で?』


社長はあたしの顔を覗き込む



『いえ、別に…』

⏰:08/04/27 22:13 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#33 [姫美]
『知り合いいるのか〜?』

社長は意外としつこい


『いえ、社長さんなら何でも知ってるんじゃないかなって思って…』


あたしは適当にごまかした

⏰:08/04/27 22:58 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#34 [姫美]
これ以上あたしが話してしまえば
いずれは陽介との事がバレて
陽介の耳にはいるかもしれない
そんなの絶対避けなければならない事


『ちょっと待てる?』

⏰:08/04/27 23:00 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#35 [姫美]
またか…
もうあたしの眠気はピーク



『大丈夫ですよ』



ニコっと笑い社長が行ったのを確認して
あたしは布団に潜った

⏰:08/04/27 23:01 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#36 [姫美]
しばらく待ってもまだ社長はこない
あたしは鞄から携帯をだして
時間を見た


『もう朝7時か…』


そりゃあ眠たいはずだ…

⏰:08/04/27 23:03 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#37 [姫美]
ダラダラしていたら
社長が戻ってきた


それからする事をして
社長はいびきをかいて寝てしまった


社長はやくちゅう…
目がいってるし
最中も異常

⏰:08/04/27 23:05 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#38 [姫美]
社長が持っていたバッグの中を覗いてみると
注射器やら粉とか液体とかあたしには
テレビの中でしか見た事ないものが
そこには入ってた



帰りたい…
陽介にバレてもいい
電話して迎えに来てもらおう

⏰:08/04/27 23:10 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#39 [姫美]
携帯を持つ手がやけに震えてた


ここであたしが
陽介を呼んでバレて迎えにきてもらうのは簡単
でも店の顔は?
フロントの人はあたしの事どう思う?
バレたら陽介の性格からして店に行くだろう

⏰:08/04/27 23:37 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#40 [姫美]
そうなればあたしと陽介だけの
問題じゃなくなる
店や陽介の立場まで
めちゃめちゃにしてしまう



その時あたしは
声を殺して泣いた



後戻りできない

⏰:08/04/27 23:38 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#41 [姫美]
あたしがまいた種だ
あたしが何とかしなきゃ



それから横になって
考えていたらいつの間にか寝てしまってた


…何時間経った?
あたしが目をさますと
あたしの上に社長が乗っかってた

⏰:08/04/27 23:40 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#42 [姫美]
起きてすぐかよ…


蹴り飛ばしたい気持ちを
おさえながら
あたしは耐えた



『シャワー浴びたら隣の部屋に来て』


そう言って社長は部屋を出てった

⏰:08/04/27 23:42 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#43 [姫美]
あたしは寝ぼけながら
時間を確認した


もう昼の12時過ぎ



監禁されてる気分だった

⏰:08/04/27 23:43 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#44 [姫美]
シャワーを勢いよくだして
身体のすみからすみまで
何回も何回も洗った


大丈夫


あたしはあたし



流されるな

⏰:08/04/27 23:44 📱:SH903i 🆔:.dCLDFFg


#45 [姫美]
自分自身に言い聞かせた



シャワーを上がって着替えて
玄関をでた



隣の部屋ってここかな…
玄関のドアをあけたら
中には社長と
社長がつかってる人が三人ほどいた

⏰:08/04/28 00:47 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#46 [姫美]
玄関で突っ立ってるあたし



『入りなよ』



スーツを着た男があたしに言った


あたしは靴をぬいで居間に行く

⏰:08/04/28 00:48 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#47 [姫美]
とりあえずテレビの横にちょこんと座った



社長はマンションの部屋ふたつを借りてるみたいで
どっちの部屋もお金持ちって雰囲気が
漂っていた



あたしには似合わない空間

⏰:08/04/28 00:50 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#48 [姫美]
居心地が悪かった



社長は好き勝手してるし
周りには人がいるしで
あたしの存在は本当無意味
でも帰ってもいいですか?なんて言えなくて
黙って俯いて我慢した

⏰:08/04/28 00:52 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#49 [姫美]
何分経ったかな

いきなりスーツを着た人が
テーブルに食べ物を並べ始めた


『姫美、食え』



社長があたしに言った

⏰:08/04/28 01:00 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#50 [姫美]
あたしはビックリして呆然


『腹減っただろ。食いな』

社長はまたあたしに言う


あたしはテーブルに座り
言われた通りご飯を食べた

そうこうしてる間に
もう夕方4時

⏰:08/04/28 01:17 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#51 [姫美]
その日も7時から仕事がはいってたし
帰って用意しないと間に合わない


『あの〜あたし、7時から仕事なんですけど…』


震える声社長に言った

⏰:08/04/28 01:19 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#52 [姫美]
『ああ、そうか。なら迎え呼ぶから待ってろ』



『すみません…』



やっと帰れる
解放される

⏰:08/04/28 01:20 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#53 [姫美]
数分して迎えがきた


スーツを着た人があたしに


『下まで送ってくよ』


って言ってくれた


あたしは立って玄関に行こうとしたら

⏰:08/04/28 01:25 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#54 [姫美]
『姫美!給料いらねーのか?』


社長が言った


あたしは帰りたい一心で
給料の事なんて頭になかった


『忘れてました』


あたしが笑って言うと社長は財布から
何枚か札をだして
あたしに渡したんだ

⏰:08/04/28 01:44 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#55 [姫美]
あたしはお金で買われてる

お金を受け取る時
いつも思う



あたしの値段はこんなもんなんだって



スーツの人に下まで送ってもらって
挨拶をして車に乗った

⏰:08/04/28 02:06 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#56 [姫美]
ドライバーが

『大丈夫?』


って心配してくれたけど
あたしは返す言葉がなくてただ笑った


気がついたらもう家の前


『お疲れ様です』

⏰:08/04/28 02:07 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#57 [姫美]
ドライバーに挨拶して
あたしはマンションにはいる



エレベーターの中
あたしは泣いていた



何であたしはこんな事してるんだろう
どうしようもない思いが一気に込み上げた

⏰:08/04/28 02:09 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#58 [姫美]
やっとの事で部屋に着いた


あたしはすぐに陽介に電話したんだ



『もしもし』


陽介は寝起き声


『陽介?寝てたの?』

⏰:08/04/28 02:50 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#59 [姫美]
『ん〜寝てた!渚は?何してたの?』



胸が痛い…



『あたしは仕事終わってからすぐ寝ちゃった!疲れてんのかも』


少しでも嘘がバレないように必死に
笑ってごまかした

⏰:08/04/28 02:52 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#60 [姫美]
ちなみにあたしの仕事は
陽介には『派遣』って事になってる


登録すれば誰でも
好きな時間に働けるってやつ



『そっか〜俺も最近忙しいんだよな。そうだ!今日、早目に仕事切り上げて渚んとこ行こうかな』

⏰:08/04/28 02:54 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#61 [姫美]
いつもなら嬉しい言葉


でも今は何か
泣きそうだよ…



『ごめん、あたし今日朝までシフトいれちゃった』


違う…
本当は会いたいよ

⏰:08/04/28 22:37 📱:SH903i 🆔:GOQ4VkM6


#62 [あ ん な ]
頑張ってください(・∀・)

⏰:08/04/29 00:43 📱:D903i 🆔:m5g48Jh.


#63 [姫美]
『あーまじで。わかった!仕事頑張れよ』



陽介と付き合って二年
それなりに順調だった
何回も同棲の話しがでてたんだけど
あたしは断り続けていた

⏰:08/04/29 15:02 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#64 [姫美]
それは単純な理由だった
陽介は夕方から仕事にでて朝まで帰ってこないし
休みは不定期



あたしはその時
まだ学生で合わない時間に毎夜泣いていた

⏰:08/04/29 15:08 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#65 [姫美]
それに今
あたしはだいたい
陽介と同じ時間働いている


同じ家に暮らしたって
顔を合わせるのは
ほんの数回

⏰:08/04/29 15:09 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#66 [姫美]
そんなの一緒に暮らす意味なんてないと思った


だから同棲はあたしが仕事を辞めてから…
勝手に自分で決めてたんだ


陽介との電話を切った後
あたしは鞄の中にそのままいれた
札を取り出して数えた

⏰:08/04/29 19:28 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#67 [姫美]
『いち、に、さん…』



社長についた一日の給料は10万だった



『アハハハハ…』


あたしは思わず笑ってしまった

⏰:08/04/29 20:14 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#68 [姫美]
あなたは自分に値段をつけられますか?





あたしはあたし自身に値段をつけるなんて
考えた事もなかった

⏰:08/04/29 20:16 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#69 [姫美]
それがこの仕事をして
自分の身体を売って
給料をもらうようになったあたしは
あたし渚はこれだけの価値しかならない人間なんだって思った



それは哀しくも
辛い現実だった

⏰:08/04/29 20:32 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#70 [姫美]
それからまたあたしは
シャワーを浴びて
仕事に行く準備をした



仕事に行きたくない
今日は休みたい
陽介に会いたい

⏰:08/04/29 20:44 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#71 [姫美]
そんな事を繰り返し思った


そういえば事務所に電話してない事に気付いたあたしは
重い身体を起こして
事務所に電話を掛けたんだ


『もしもーし』

⏰:08/04/29 21:35 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#72 [姫美]
陽気なフロントの声に耳が痛い


『あの〜姫美なんですけど…』



あたしは遠慮しがちに言った


『あっ姫美ちゃん!お疲れ様です〜』

⏰:08/04/29 21:48 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#73 [姫美]
『お疲れ様です』



『本当疲れたでしょ〜今日休んでいいよ?』



フロントに言われた



『いえ、大丈夫です』

⏰:08/04/29 23:06 📱:SH903i 🆔:sey3mxUU


#74 [我輩は匿名である]
いえーいあご

⏰:09/11/19 11:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#75 [我輩は匿名である]
辞めないで

⏰:12/09/14 19:20 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


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