姉貴の彼氏は俺の恋人
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#114 [優也]
奈々さんひとみさんちょこさんありがとうございます
今日仕事終わったら書きますホ

⏰:09/02/09 19:45 📱:W53T 🆔:8.t/8XUA


#115 [まも]
楽しみに待ってます。

⏰:09/02/09 22:14 📱:F704i 🆔:SFwr9JpE


#116 [優也]
まもさんありがとうございます風呂入ったんで書きますI

>>108

夜、マサキは酒を飲んでいた。
あの、超高そうな、箱に入ったブランデーとかウイスキー。
テーブルに何本も置いて、一杯一杯、違う酒を飲んではあーだこーだ話してた。

⏰:09/02/09 23:29 📱:W53T 🆔:8.t/8XUA


#117 [優也]
俺は酒なんて飲んだ事なかったし、(興味はあったけど)マサキの言ってる事がちんぷんかんぷんだった。

「美味しいのそれ」

ってゲームしながら聞いてみると

「うん、超うまい」

って、そりゃーもう、テレビの酒のCMみたいな顔するからさ。

「じゃあ一口ちょうだい」

って言ったのは、ほんの軽い気持ちだった。それがまずかった。

⏰:09/02/09 23:33 📱:W53T 🆔:8.t/8XUA


#118 [優也]
マサキはV.S.O.Pってブランデーを俺に飲ませた。

一口飲んで、カッと口の中が熱くなったけど、なんていうか、酒入りチョコレートの中身みたいな甘ったるい味ですんなり飲めた。

「えー結構旨い」

二口、三口飲んだくらいで、マサキが思い出したみたいに言った。

「あ、優也くん未成年だね」

遅!

でもまあ仕方ね的なノリで、俺もちょっとした優越感を感じながらブランデーをグイグイ飲んでしまった。

⏰:09/02/09 23:37 📱:W53T 🆔:8.t/8XUA


#119 [優也]
「あー駄目だマジクラクラする…」

何杯飲んだかわからないくらいで、俺はもうベロベロだった。

初めて酔っ払いになった感覚はなんだか楽しくて面白くて、今ならなんでも出来そうな気がした。
ていうか今でも飲むと俺は最強になった気分になる。

とまあ、それでもやっぱり大人なマサキはすました顔してて、俺はその場で寝る気満々。ソファでグダった所で、マサキがベッド使いなさいって言った。

⏰:09/02/09 23:43 📱:W53T 🆔:8.t/8XUA


#120 [優也]
で、どこをどうなったか分かんないまま、マサキのベッドで図々しく布団にもぐった。

マサキの布団は超いいにおいです。
香水みたいな柔軟剤みたいな。
目を閉じるとグルグル体が回ったみたいになって気持ち悪かった。

うーうー言ったら水持って来てくれたんだけど、どうにもこうにも起き上がれない。

「ダメダメ、無理、だって、無理。俺今動いたら確実しぬ」

⏰:09/02/09 23:48 📱:W53T 🆔:8.t/8XUA


#121 [優也]
で、忘れもしないです。
腕引っ張られて起き上がったらマサキが持ってたコップに手が当たって、布団と服がびしゃーってなった。

「あっ!」

って思って一瞬慌てた瞬間に、ガバッと髪の毛掴んでちゅうされました。

さらば俺の初チッス。

今でも忘れませんよ。

チュッて感じだったんだけどね。
でも水の冷たさとマサキのキスに俺は一気に酔いが覚めちゃいました。

⏰:09/02/09 23:53 📱:W53T 🆔:8.t/8XUA


#122 [ちゃら]
続き気になる
とってもぉもしろぃ
頑張って

⏰:09/02/09 23:55 📱:SH03A 🆔:shAZ1NK.


#123 [優也]
ちゃらさんありがとう。

「あーあ、濡れちゃったね」

ポケーッとした俺。なのにマサキはひょうひょうとしてて、シーツ取り替えるからどいてとか言って俺をベッドからポイポイした。

あれ、今のはなんですか?
っていうか俺酔っ払い過ぎて幻覚みた?

バサバサってシーツを取り替えるマサキをぼーっと見つめて俺は考えた。

なんなんだ?
あれあれ
俺ちゅうされたよね?さっき、したよね?

⏰:09/02/09 23:59 📱:W53T 🆔:8.t/8XUA


#124 [優也]
言うタイミングを逃してしまった。

「はい、おやすみ」

取り替えたシーツに寝かせて、マサキは部屋の電気を消すとさっさとリビングに戻って行った。

隣りから音量を下げたテレビの音と、タバコに火をつけるライターの音が聞こえる。

ていうか…

「水は…?」

さっきのキスはなんだったんだろう。事故?幻覚?いやいや確かにプニッてしたしプニッて。

⏰:09/02/10 00:03 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#125 [優也]
という感じでマサキとの(俺の人生)初のちゅうでした。

結構衝撃的な出来事って酒が入ってても覚えてるもんだね。

まあそれからが壮絶な幕開けとなるんですけどね。いやいや若かったなあ俺、もう今じゃ昨日何食ったかも覚えてないよ。

その夜、やっぱり酒が入った体はカラカラで、喉が渇いて夜中に起き出した。

⏰:09/02/10 00:07 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#126 [優也]
と思ったら頭の下に腕がある。ギョッとして振り向いたらマサキは俺を後ろから抱っこするみたいにスカスカ寝てた。

男二人シングルのベッドだから体くの字でギリギリ。(くく←こんなん)

(一緒に寝るとか有り得ん…まさかマサキってホモ?)

と思った。
今になると、あながちあの時の勘は当たっていた。

⏰:09/02/10 00:11 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#127 [優也]
フラフラしながら水飲んで、俺はソファで寝ようとした。
とりあえず毛布か何か借りようって寝室行ったら、マサキがむくって起きてた。

「どこ行ってたの?」

「え。あ、水飲みに…」

「こっちおいで」

「…なんで?」

「いいから」

身構えて固まった俺を無理やりベッドに引っ張った。

⏰:09/02/10 00:14 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#128 [優也]
俺は超身の危険を感じた。
ヤバいヤバい!ケツ掘られる!
いくらマサキがカッコよくて優しくて料理うまくてベースくれても、それだけは無理だ!

あの時は結構抵抗したつもりだったんだけど、なんやかんやでまたベッドに逆戻りでした。

今度は向き合って、恋人がするみたいに俺を抱き締めて、ひたすら「黙って」とか「いいから」とか「大丈夫」とか言ってた。超こわいこわい。

⏰:09/02/10 00:20 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#129 [優也]
あんまり暴れると何されるかわかんないから、とりあえずおとなしくした。
そしたら「よしよし」って頭撫でたり背中叩いたりした。

で、なぜかそんな危険極まりない状態の中で、俺のまぶたが重くなった。
だって背中トントンとか超安心するし、暖かいし眠かったし、仕方ないんです。
寝ると掘られるとかぼんやり思ってたのは覚えてる。

ウトウトしてたら本格的にキスされた。容赦なかった。

⏰:09/02/10 00:24 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#130 [優也]
ぬるぬる舌が入って来て

あーこれがベロチューかー

とか

酒くせー

とか

あー俺やられちゃうよー

とか思った。
でもそんなことより猛烈に眠かった。

マサキは黙々と俺の服を脱がしてった。
なんていうか、抵抗するのがもうめんどくさかった。それくらい眠くて、でも完全に落ちたらヤバいって気持ちが、どうにか目を開けさせていた。

⏰:09/02/10 00:28 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#131 [優也]
ていうか今現時点猛烈に眠いっす。
ごめんなさい寝ます俺また明日かけたら書きます
明日七時起きだ

⏰:09/02/10 00:30 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#132 [マリリン]
うひょー 
めちゃ気になるリアル(笑) 当時マサキさん何才? ドキドキやなあ

⏰:09/02/10 01:27 📱:N703iD 🆔:U4GRDLc2


#133 [凛]
話も優也さんもおもしろいっす(゚∀゚)!!←
頑張ってください(^ω^)
待ってます\(^O^)/

⏰:09/02/10 01:33 📱:N706i 🆔:☆☆☆


#134 [我輩は匿名である]
つーことは主もホモなのか

⏰:09/02/10 05:02 📱:SH704i 🆔:bKL7ZA4I


#135 [我輩は匿名である]
も??

⏰:09/02/10 06:18 📱:N905i 🆔:K0BEgBZ.


#136 [優也]
マリリンさん→マサキは八歳離れてるんで当時だと25ですね犯罪ですね

凛さん→ありがとうございます面白いよく言われますとことん頑張りますよ道連れです

匿名さん→ホモじゃなくてただの変態ですホモをかじった感じ。そんな青春時代。

今日も仕事終わったら書きますあ〜仕事ダルい

⏰:09/02/10 15:43 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#137 [奈々]
まじ気になります`ω´

お仕事頑張ってください

⏰:09/02/10 17:49 📱:SH904i 🆔:PlUHVdfo


#138 [優也]
奈々さんありがとう風呂出たから書きますでも若干酔っ払いなんで意味不とか急に眠くなったらごめんzzZ

>>130

で、もうなんでもいいやの投げやり状態な俺なのに、マサキは興奮しっ放しだったらしく、そのままなんやかんや(以下省略)されて、でも頭は、しっかり何されてるかわかった。

マサキは俺とやりたいんだ。そう思った。

⏰:09/02/10 22:43 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#139 [優也]
初めてのちゅうに、初めての他人の体温に、ぶっちゃけて初めてのフェラ。酒が入ってたせいかいかなかったけど、気持ちよかった。

しばらくマサキは俺のを舐め続けて、寝っ放しマグロの俺の体でオナニーした。マサキの出したものが体にかかったけど、不思議と気持ち悪い感じはしなかった。

俺は始終寝た振りだった。後の話だけど、マサキは寝た振りしてるのを気付いてたらしい。
だとしたら、本物の変態だ。

⏰:09/02/10 22:48 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#140 [優也]
かく言う俺も、一端の変態になっちゃうから、ああ笑えない。

それから黙々と後始末して、やっぱり俺のとなりに潜り込んだ。
ちょっとまだ息が荒くて、寝た振りのままの俺を頭を抱くようにして、マサキはすぐ眠った。

俺は眠くてどうしようもなかったのに、それから全然眠ることが出来なかった。

⏰:09/02/10 22:51 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#141 [優也]
朝早く、寝てるマサキに気付かれないようにそっと部屋から逃げ出した。

始発の電車を駅で待ってる間中、頭が痛くて、体がダルかった。

もらうはずベースのことは諦めるしかないな、残念だけど仕方ない。

家に着いてから、だんだん冷静になってきて、夜の事を思い出して頭が混乱した。

マサキはホモなのか?でも、志保ちゃんと付き合ってる。
どっちでもいけるやつ?ていうかなんで俺。

⏰:09/02/10 22:56 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#142 [優也]
本当は本人に聞きたい事は山程あった。

でも、メールをする気がなかった。なんとなく怖かった。
同時に、俺が半端でもマサキに対してそこまで嫌悪感を持たなかった自分に戸惑った。

でも俺は男は好きじゃない。
女の子大好きだし、女の子と付き合って恋愛して、ちゅうしてセックスだってしてみたい。
でも、嫌だったけど、すごく嫌、ってほどじゃなかった。

⏰:09/02/10 23:00 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#143 [優也]
(もうめんどくさい…)

俺はめんどくさい事は嫌いな性格だから、マサキと関わるのはやめようと思った。

志保ちゃんに罪悪感もあったし、あいつホモかもよって忠告したい気持ちもあった。
でも、それを言ったらあれこれ聞いてくるだろうから、墓穴を掘る。


ああ、やっぱりめんどくさい。

⏰:09/02/10 23:03 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#144 [奈々]
おもしろい


最高ですッ♪´ω`

⏰:09/02/10 23:06 📱:SH904i 🆔:PlUHVdfo


#145 [優也]
その日は朝からずっと寝てた。
起きたら夕方くらいで、携帯はマサキの着信とメールでいっぱい。

メールは「帰ったの?昨日の事覚えてる?」とか「ごめん」とかだったような気がする。
でも俺はメールを無視。
着信があっても無視。あんまりしつこいから拒否ってやった。


「優ちゃん、マサキが電話代わってくれって」

⏰:09/02/10 23:07 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#146 [優也]
奈々さんありがとうちょっと目が覚めて来たzzZ


>>145

拒否ったら、志保ちゃんの電話を介してきやがった。

(いないって、言って)

口パクで言ったら、志保ちゃんは変な顔してたけど、

「ごめん、今優ちゃんお風呂入っちゃったみたい」

って言ってくれた。

⏰:09/02/10 23:10 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#147 [奈々]
無理せず優也さんのペースで頑張って下さい

⏰:09/02/10 23:13 📱:SH904i 🆔:PlUHVdfo


#148 [優也]
「どういう事?説明してよ」

志保ちゃんは怒った。まあ無理もない。
彼氏の家に泊まりに行った弟が、なんだか彼氏とぎこちないからだ。

「マサキさんなんだって?」

「昨日はごめんだって。ねえ、マサキと何があったの?」

何って…
ナニがあったんだよ!

とは言えませんから、とりあえず

「昨日夜、喧嘩しちゃったんだよ。そんだけ」

ってごまかした。

⏰:09/02/10 23:15 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#149 [凛]
リアルタイムだ(^ω^)
おもしろいーっ!!

⏰:09/02/10 23:15 📱:N706i 🆔:☆☆☆


#150 [優也]
奈々さん→あざす!寝ながら頑張ります!

>>148

でもやっぱり女の勘は鋭かった。

志保ちゃんは俺の体をクンクンにおい嗅いだ。

「な、何」

思わず体を引いた俺にギロリと志保ちゃんが睨む。

「嘘。マサキは喧嘩したなんて言わなかったよ。それに優ちゃんお酒飲んだでしょ」

ドキッとした。
志保ちゃんは怪しい俺にカマかけたんだ。

⏰:09/02/10 23:19 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#151 [優也]
凛さん→リアルタイムってリアルすね!なんていうかちょっと感動ZZz

>>150

(マサキはなんて言ったんだ!?)

今さら嘘をごまかす事が出来なくて、あたふたしてたら志保ちゃんは

「もういいよ。とりあえずマサキに連絡してよね」

って、投げやりに言って俺の部屋を出て行った。

ああもうすでにめんどくさい。

⏰:09/02/10 23:23 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#152 [優也]
とりあえず俺はマサキにメールした。

「昨日の事はよく分かんないけど、飲んでたしあんまり覚えてない。たぶんちょっとした事故だと思うから、もう忘れたよ。あと、もう連絡とらないから」

的な感じで、とりあえず相手を刺激しないように、かつめんどくさい事ならないように慎重にメールした。

これでうまく丸く治まってくれればいい。

⏰:09/02/10 23:26 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#153 [優也]
そのメールを送ってからしばらく、マサキから連絡はなかった。
着信も拒否ったままだったから、諦めたんだろうと思った。

志保ちゃんはマサキと順調らしく、ディズニーランド行ったり、アメリカ旅行いったりして、楽しそうだった。
でも、お土産でもらったキーホルダーとかストラップとかもらうと、なんとなく複雑だった。
なんていうか、二人の思い出のお裾分けって感じが微妙だった。

⏰:09/02/10 23:30 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#154 [優也]
で、夜になると俺はあの日の事を思い出してムラムラした。

初めての経験ですごく気持ち良かったから、それを思い出して一人でやってた。
でも終わってスッキリすると、罪悪感を感じたし、逆にマサキに対してイライラした。

なんていうか、中途半端、不完全燃焼。

そんな感じだった。

⏰:09/02/10 23:33 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#155 [優也]
ある日、学校から帰るとマサキがいた。

超ビビった。

「優也くん久しぶりだね。背伸びた?」

なんて、ニコニコ笑って、本当なんでもない様子で。

志保ちゃんはおふくろと料理。
舞ちゃんと親父はまだ仕事から帰って来ていない。
いつもの俺の家の風景、なのにマサキがいる事で、それは一変した。

「夕ごはん誘ったの」

嬉しそうな志保ちゃん。ああ、そうなんだ。

⏰:09/02/10 23:38 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#156 [優也]
俺はいつも、帰ったらすぐ冷蔵庫を漁る。
で、志保ちゃんとおふくろが夕飯作る間、リビングでなんか食いながらテレビ見るのが習慣。

今日は早々と二階に行くことにした。
そんなもんだから、やっぱり家族は不信がるわけで。

「優ちゃん?どこいくの?」

「宿題やる」

「えー!どうしたの優ちゃん」
志保ちゃんが驚く。

⏰:09/02/10 23:42 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#157 [優也]
お願いだからやめてくれ。
どんな顔してマサキがいるリビングにいればいいんだ。

「じゃあ俺見てあげるよ」

「いや!いいです!」

「いいから」

そう強引に言われてハッとした。あの日も、いいからって言ってたなとか、馬鹿な事考えてた。
現に今でも彼は、いいからって言うのが口癖である。まったくもって昔から厄介な奴だ。

⏰:09/02/10 23:46 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#158 [優也]
「久しぶりだね」

俺の部屋で二人きりになって、マサキは笑った。
なんていうか、家族とかみんなの前で見せる笑い方じゃない。
優しいっていうか、作ってないっていうか、無理してない笑い方だった。

「ごめん、まだ怒ってる?」

まだ、というのはきっとあの日の出来事だろうと思った。
俺は黙ってた。

⏰:09/02/10 23:50 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#159 [優也]
「本当ごめん!」

黙ったまま着替え始めた俺に、なんとマサキは両手を着いて土下座した。
俺はギョッとした。

「そ、そんな事しないでくださいよ」

「じゃあ許してくれる?」

「…」

パッと上げた顔は嬉しそうに笑っていた。
俺はなんだか気が抜けて、マサキに聞いてみた。

⏰:09/02/10 23:54 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#160 [優也]
「マサキさんってホモなの?」

ちょっとストレートかもとか思ってドキドキした。でもマサキはそんなに深刻そうじゃなかった。

「ホモじゃないよ。バイだよ」

「ばい?」

「バイセクシュアルって知らない?男も、女も好きな人。聞いた事ない?」

「ホモとどう違うの?」

「俗語からして違うよ。まあ優也くんから見ればホモもバイもゲイもオカマも一緒のようだと思うけど」

⏰:09/02/10 23:59 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#161 [優也]
こんなこと大っぴらに言っていいのだろうか。でもなんかマサキは楽しそうだった。

とりあえずマサキは男も女も好きなバイセクシュアルってやつらしい。

なるほど、これで謎が解けた。

調子乗ってきた俺は、マサキに今まで溜めて来たもやもやを解消するように質問しまくった。

⏰:09/02/11 00:01 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#162 [優也]
「いつから男好きなの?」

「忘れた、気付いたら」

「志保ちゃんのこと好き?」

「もちろん」

「じゃあなんで俺にあんなことしたの?男だから?」

「優也くんは、女だからってだれかれかまわずキスしたいって思ったりする?」

「しない」

「タイプだから、好きだから、したいって思うから、キスしたいって思うんでしょ?」

⏰:09/02/11 00:05 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#163 [優也]
「うん」

「だから、俺も優也くんだからしたいなって思って、ああなっちゃったんだけど。
でもやり過ぎたね。無理やりごめんね。気持ち悪かったよね」

そう言って笑ったけど、なんだか悲しそうだった。

確かにマサキの言う事は正しかった。
それはわかる。好きだから興味もって、話したいなとかキスしたいなとか思う。でも男にそう思った事ないから、全部納得は出来なかった。

⏰:09/02/11 00:08 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#164 [優也]
この時なんでそうしたのかわからない。変な同情かもしれないし、もしかしたらあの時から、マサキに対して特別な感情があったのかもしれない。

俺からマサキにキスした。
きっかけはマサキから。誘ったのは俺だった。

マサキとの関係はこうして始まった。

⏰:09/02/11 00:12 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#165 [優也]
という感じでグダグダですが明日も早起きなんで寝ますZZzz
最近コメントくれて毎日仕事の合間にチェックしてしまう俺、実は明日で22歳になってしまいます。ナムナム
ちなみにチラッと現状言ってしまうと、明日マサキと昼飯食う約束してます。
相変わらずドタキャンなんで約束は未定ですが、焼肉おごってくれるらしいので、食いつぶれてきます!
それでは皆様
おやすみZZz

⏰:09/02/11 00:17 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#166 [凛]
お疲れ様〜っ!!
思ったけど感想板ってないの?

⏰:09/02/11 00:18 📱:N706i 🆔:☆☆☆


#167 [我輩は匿名である]
おめでとございます

⏰:09/02/11 00:19 📱:F01A 🆔:☆☆☆


#168 [我輩は匿名である]
気になる気になる(゚∀゚)
お仕事頑張って下さい!!


お誕生日おめでとうございますヽ(´∀`)/

⏰:09/02/11 00:21 📱:P903iX 🆔:oBrZpnkw


#169 [マリリン]
リアルで読んでました まじー?!なんか不思議。今も関係続いてるん?(笑)優くん今彼女おらんのー?しかし、バイっていやだ。質問攻めで、ごめん。

⏰:09/02/11 00:22 📱:N703iD 🆔:MRXFEvwk


#170 [ちぁ]


少し早いけど、
誕生日おめでとう

実は前から読んでました

かなり時間があいたから
もう書かないと思ってたけど、
続きが気になってたから
また書いてくれて
良かった

頑張って書いてね

⏰:09/02/11 00:25 📱:D905i 🆔:☆☆☆


#171 [奈々]
頑張って下さいねッ


楽しみにしてまぁす
´ω`∩☆★☆★

⏰:09/02/11 09:59 📱:SH904i 🆔:RnPEDT..


#172 [ちい!]
すごいっスね!!~~
これ全部実話ってのがやばいすごいZ
しかも楽しいっっi
気が向いた時にゆっくりしながらまた書いて下さいっっZ
続きが気になるぅー(>ω<`)!!!!!

⏰:09/02/11 14:32 📱:auCA3C 🆔:sEChFeaU


#173 [まち]
めちャおもしろ
応援してます(^ω^)

感想板つくって
ほしいです

⏰:09/02/11 23:12 📱:P705i 🆔:SZkOIlO.


#174 [ヌン]
誕生日おめでとうございます

⏰:09/02/12 00:00 📱:SH906iTV 🆔:myUNMY.E


#175 [虎埜]
読ませていただきました!!




マサキサンでしたっけ
今でもマサキサンと付き合っているんですか?

後、付き合っている事をお姉さまにばれなかったのですか?

質問ばかりですみません
これからも、頑張ってくださいね‥優也さん!!
優也さんが幸せならそれでいいですよ( ・∀・)つ

それでは、失礼いたしました

⏰:09/02/12 02:53 📱:F705i 🆔:XUzRxL1A


#176 [優也]
おはようございます
二日酔いまっしぐらですが、感想板つくりました
コメント超もらって仕事頑張れそう
ですたぶん…

とりあえず休憩時とかにコメント返しますんで良かったらよろしくお願いします

昨日、金魚?熱帯魚?もらってしまった
あれって寒いところでも大丈夫?
よくわからん

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4236/

感想板です
という感じでいってきます

⏰:09/02/12 08:20 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#177 [我輩は匿名である]
>>175ネタバレしたら小説がつまらなくなると思わない?

⏰:09/02/12 22:05 📱:P904i 🆔:YNB9AJFo


#178 [優也]
皆様御機嫌ようでしょうか
昨日は飲んだくれだったんで更新できなかった22歳ですが
ちゃっかり朝から感想板なんて立てちゃいましたゲヘヘ
誕生日おめでとうコメントありがとうございます
これからは感想板の方で色々話したいなとか考えてます
図々しいですがごめんなさいなんか楽しくなってきちゃった

↑ネタバレ〜ってあったんですが、これから追々書いて行くので待っててくれたら有り難いです

という感じでグダグダ更新します

以後は感想板にコメントいただけたらと思います
ごめんなさいでもありがとう

⏰:09/02/12 22:19 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#179 [優也]
>>164

それから俺はマサキとよく会うようになった。

学校→マサキと待ち合わせ→マサキ宅

という感じで、ほぼ週の半分は飯食ったりプラプラ遊んだりしてた。
マサキが仕事休みの日には学校まで迎えに来てくれた。
友達とつるまなくなって、回りとだんだん距離が出来てきた。

マサキと遊んだりすると、高校生の自分がひどく子どもに感じた。逆を言えば、同年代がガキくさくみえた。

⏰:09/02/12 22:26 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#180 [優也]
で、一か月くらいは本当に兄貴みたいなダチみたいな感じだった。
帰り際に車の中で軽くちゅうするって感じ。なんていうかオマケみたいな。

二人きりでも変な雰囲気にならないし、帰りのちゅうは挨拶みたいな感覚になってたから、マサキがバイとか、男同士とか、そんな感じじゃなかった。

今考えると本当慣れってこわいこわい。

⏰:09/02/12 22:30 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#181 [優也]
だから、マサキが俺に好意を寄せていても、

(男同士で付き合うってこんな感じなのかな〜)

みたいに軽く考えてた。
ただ女の子じゃないだけで、腕組んだりとか、イチャイチャとかなかったから、意外とあっさりしてて、ダチと遊ぶのと何ら変わりない。
めんどくさがりな俺はこういう付き合いがあってるのかもって思った。

しかしそれが甘かった。

⏰:09/02/12 22:34 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#182 [優也]
そんな感じで一か月くらい経ってから、志保ちゃんの様子がおかしい事に気付く。

なんだか暗いというか、ため息ばっかりというか…

「どうしたの?最近元気ないじゃん」

「うん、マサキ最近全然会ってくれないんだよね…もしかしたら浮気してるのかも…」

「えっ!?」

俺はドキッとした。

「昨日だって、仕事終わったら一緒にご飯食べに行く約束だったのに断られちゃったんだよ?今までそんなこと一度もなかったのに…」

⏰:09/02/12 22:39 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#183 [優也]
昨日、昨日は俺と遊んでました…

「浮気してたらどうしよう…」

泣きそうな志保ちゃんを見て、俺は初めて罪悪感を感じた。

マサキは志保ちゃんの約束を断って、俺を選んだ。
なんていうか、マサキに腹が立った。

「マサキさんさあ、姉貴の約束破ったって本当?」

自分の部屋へ行くと、俺は速攻マサキに電話した。

⏰:09/02/12 22:42 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#184 [優也]
「なにが?」

「昨日、姉貴と飯食いに行く約束してたじゃん」

「…うん」

初めはしらばっくれた感じだったけど、話をすると観念したみたいに声が落ちた。

「なんで約束破ったの?姉貴マサキさんが浮気してるんじゃないかって超心配してるよ」

「優也くんは行って欲しかった?」

「当たり前だろ!だって、二人は付き合ってんじゃん」

って言ったら、マサキは少し黙ってしまった。

⏰:09/02/12 22:47 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#185 [優也]
それから呆れたみたいな、投げやりみたいに

「わかったよ。これからちゃんと志保優先にするよ。心配かけてごめんね」

ってため息混じりに言った。
それすらもっとムカついて

「謝る相手が違うだろ。そんなこと言う前に行動したら」

って言って電話切った。
それからはなんていうか、変にもやもやしてた。
あの時は俺は悪くない。マサキが悪いんだって思ってた。

⏰:09/02/12 22:51 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#186 [優也]
俺はマサキと遊ぶのを控えようとした。
遊ぶ時のほとんどは、俺からメールして誘ってたから、メールするのを止めた。

俺からメールしなくなって、マサキからもメールはなくなった。

それからは毎日が退屈で仕方なかった。
学校も上の空で、あんなにのめり込んだバンドも、やる気がなくなって止めた。

元気ない俺にダチが合コンに誘ってくれたりした。でも、全然楽しくなかった。

⏰:09/02/12 22:55 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#187 [優也]
ある日マサキから突然メールが来た。

「どうして優也くんは俺の側にいてくれたの?」

俺はこの言葉に返事ができなかった。

どうして側にいてくれたの?と聞かれて、俺自身どうしてだろうって思った。

「一緒にいて楽しかったから」

たぶんそれだ。

「じゃあキスしてくれたのは?」

それはたぶん

「好奇心」

たぶん恋愛対象として俺をみてるマサキにとって、その言葉は傷付くと思う。でも俺は素直にメールした。

⏰:09/02/12 23:02 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#188 [優也]
「そうなんだ。わかったよ」

なにがどうわかったのか。
素っ気無いメールのやり取りはこれで終わった。
だからもうマサキとも終わったな、なんて思った。

そう思ったらなぜかすごく悲しくなった。

マサキは姉貴の彼氏だ。
俺は好奇心でマサキを誘った。
でもやっぱり姉貴の存在を目の前にすると、罪悪感。

俺が一緒にいて楽しい兄貴みたいな存在でも、マサキはそうじゃない。
マサキの気持ちに気付いていながら、俺はマサキの近くにいた。

⏰:09/02/12 23:07 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#189 [優也]
ひどい奴。

俺は姉貴もマサキも傷付けた。

もうキッパリ忘れて、姉貴とマサキを応援してやろう。
そう思った。




俺と遊ばなくなって、マサキは志保ちゃんと出掛けたりするようになった。
これが自然なんだ。

幸せそうな、志保ちゃん、前に戻ったみたいだった。

⏰:09/02/12 23:11 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#190 [優也]
「優ちゃん聞いて、マサキね…」

って話が口癖みたいになるほど、二人は順調っぽかった。

初めはまだもやもやしてて、志保ちゃんのマサキ話を聞くのが微妙に感じたけど、毎日のように洗脳されればそれもまた慣れてしまった。

(良かった)

俺はようやくホッとした。

しかし、それも長くは続かなかった。

⏰:09/02/12 23:15 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#191 [優也]
ある日、マサキの家に泊まりに行った志保ちゃんが大泣きで帰って来た。

「どうしたの!?」

家族総出で慌てた。
志保ちゃんは自分の部屋に駆け込んだ。

「なにがあったんだ?」

「私、見てくる」

そう言った舞ちゃんが志保ちゃんの話を聞きに行った。

しばらくして出てきた舞ちゃん。二階の階段で鉢合わせした俺は志保ちゃんの事を聞いた。

⏰:09/02/12 23:19 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#192 [優也]
「志保ちゃんどうしたの?」

「マサキさんねえ…どうやら浮気してるっぽいみたいよ」

「え?!」

俺は驚いた。
一瞬ドキッとしたけど、それはもう結構前の話になってたから、俺とのことだとは思えない。

「どういう事?」

「コンドームの数がね、減ってたんだって。志保ってマメだから、セックスした日は手帳に印付けてるみたいなんだけど…数が合わなかったんだって」

「ま…マジで」

⏰:09/02/12 23:24 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#193 [優也]
普段大人しくて控え目な舞ちゃんからコンドームだのセックスだのオープンな発言に戸惑った。
(あの時はマサキの浮気話と五分るぐらいだった。マジで…)

「で、相手は誰、マサキさんは認めたの?」

聞いてみると、舞ちゃんは、うーんって考えた。

「それが何にも言わないで黙ってるんだって。それって認めたも同然でしょ?だから私、別れちゃったらって言ったんだけどね…」

「志保ちゃんは?」

「寝てる。すごく泣いたから、疲れちゃったんじゃない」

⏰:09/02/12 23:29 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#194 [優也]
舞ちゃんの話を聞いて、俺のムカムカは最高潮。
マサキに電話したら一回切られて、二度目からは留守電。
あきらかに避けてた。

夜だったけど、家族の反対押し切って、親父張り倒しておふくろに激飛ばされて、俺は家を飛び出した。

電車は終電、でも一度ぶん殴ってでも浮気の実態を確かめたかった。

「マサキさん、俺だけど開けて」

⏰:09/02/12 23:33 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#195 [我輩は匿名である]
失礼。
>>1-193

⏰:09/02/12 23:34 📱:P906i 🆔:TLC5v3As


#196 [優也]
部屋の電気は着いていた。でもインターホンは完全無視。

「開けろ!開けろよこの野郎!」

近所迷惑お構いなしにドアを叩きまくった。

「わかった、わかったから!」

観念したマサキがドアを開けて俺を部屋に引っ張った。

「マサキさん、浮気したって本当?なんで?」

部屋の中に上がらないでそう言うと、マサキは

「そうだよ」

って言った。なんだか冷めた感じがした。

⏰:09/02/12 23:38 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#197 [優也]
殴り付けてやろうって気持ちが萎えるくらい、変に冷たくて、俺は負けそうになるのをグッとこらえた。

「なんで?なんで浮気したの?」

「なんで浮気した?それ、優也くんが言えるセリフ」

「は?俺?意味分かんないんだけど」

「元々は、優也くんだって悪いんだよ。
俺の気持ちを中途半端に放り出したりするから」

馬鹿にしたように鼻で笑われて、俺は言い返せなかった。

「だってもう関係ないじゃん。終わった事と今は関係ないだろ」

⏰:09/02/12 23:43 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#198 [優也]
「それは優也くんが、でしょ。俺はまだ優也くんが好きなんだよ。ずっと、あれから」

「…」

「好奇心で、そうやって恋愛を振り回したら駄目だよ。相手が受け入れたのかと思って、こっちは喜んじゃうじゃない。逆の立場だったらどう思う?」

「それは悪いって思ってるよ。確かに俺が悪かったよ。でも、今回は違うじゃん」

「違くないよ」

「なんで、俺、全然関係ないじゃん!」

⏰:09/02/12 23:48 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#199 [優也]
「実を言うと浮気したの、今回が初めてじゃないんだよね」

「は?」

「俺、優也くんも俺が好きなんだって思ってたから、すごく大事にしたかったんだ。でも、優也くんはノンケだし、焦らないで少しづつ付き合っていけたらなって思った。本当はすぐセックスだってしたかった。でも嫌われたくなかったから我慢した」

「…」

「でも、優也くんは俺を好きじゃなくて好奇心で一緒にいるってわかって、すごくショックだった」

⏰:09/02/12 23:52 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#200 [優也]
「だから、志保を大事にしてやろうって思った。でも、志保をどんなに好きでも、男とセックスしたくなる。我慢出来なくて、優也くんに似てる子とセックスして紛らわせてた。出会い系で探したから、お互い後腐れないし。でも、体はスッキリしても、やっぱり優也くんが好きって思った。
でも、いい加減に志保を傷つけるのはやめる。
だから、志保と別れる」

マサキは、落ち着いて、冷静に、ゆっくり話した。
最後の言葉に、俺は愕然とした。

⏰:09/02/12 23:57 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#201 [優也]
「志保ちゃんと別れてどうするの?」

「それは分からないけど、別れた方が志保のためだと思うから」

そうやって笑ったのはすごく寂しそうだった。

でも、志保ちゃんはきっとマサキが好きで、浮気も絶対許してしまう確信があった。それくらい、志保ちゃんはマサキにのめり込んでいた。

⏰:09/02/13 00:00 📱:W53T 🆔:gOqN8AC2


#202 [優也]
志保ちゃんがまだ高校生の頃に付き合ってた彼氏と別れて、ウツになって自殺未遂した事件があった。

それから登校拒否になって結局高校も中退。志保ちゃんは恋愛にすがりつく女って感じだったから、今回マサキと別れたら、また自殺しようとしちゃうんじゃないかって思った。

「それは駄目だよ!志保ちゃんの側にいてあげて」

必死な俺に、マサキは困ったように笑った。

⏰:09/02/13 00:04 📱:W53T 🆔:gOqN8AC2


#203 [優也]
「優也くん、すごく酷な事言ってるってわかってる?俺、優也くんが好きって言ってるのに」

「わかってるけど、だって志保ちゃんは納得しないよ」

「うん、それは俺も思う」

「だったら別れないで」

「うーん…」

「じゃあどうすれば別れないでいてくれる?俺とセックスしたりすれば大丈夫?別れないでいてくれる?」

咄嗟に言ってしまった俺に、マサキは驚いた。こいつ何言ってるんだ、みたいな。

⏰:09/02/13 00:08 📱:W53T 🆔:gOqN8AC2


#204 [えりか]
おもしろーい
頑張ってください(^ω^)

⏰:09/02/13 00:10 📱:N906imyu 🆔:RHCEIkKw


#205 [優也]
言った後で、あれ?って思ったけど、そんなこと言っちゃうくらい俺は必死だった。


マサキは意地悪だ。
俺の立場を利用して、口走った言葉に便乗した。

「そうだね、確かにそうすれば俺は志保を優先するよ。優也くんが絶対俺の側にいるって約束してくれるなら、俺も他の子とセックスしないし、志保と別れない」

それはつまり俺はセフレみたいな。同性の欲求に応える役割的な。
本当にマサキは軽い。でも真面目くさった顔で言われると、なんだか納得しそうになる。

⏰:09/02/13 00:13 📱:W53T 🆔:gOqN8AC2


#206 [優也]
えりかさん→ありがとうございますなんだか腹が痛くなったんでそろそろヤバいです



>>205

「でも、優也くんも本命だよ」

そんなこと言っても、やる事は全然違うじゃないか。
これでもし、俺が本気でマサキを好きだと言ったら、マサキはどっちを選ぶのか。

そんなバカな事考えて、でも、俺はマサキと体の関係になるのは志保ちゃんのタメだと思った。
志保ちゃんは一途で周りが見えなくなる。
だから、違う恋に、マサキじゃない、違う彼氏が出来るまで、俺は志保ちゃんに笑っててほしかった。

ただそれだけだった。

⏰:09/02/13 00:20 📱:W53T 🆔:gOqN8AC2


#207 [優也]
駄目だ腹痛い限界今日はこの辺にしときます

感想板よろしく頼んだそれでは

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4236/

⏰:09/02/13 00:22 📱:W53T 🆔:gOqN8AC2


#208 [我輩は匿名である]
>>100-200

⏰:09/02/13 19:13 📱:N703iD 🆔:.JKkyQzI


#209 [ま]
>>1ー100

⏰:09/02/15 02:13 📱:814SH 🆔:C1/xNYEU


#210 [優也]
アンカーありがとうございます

>>206

マサキとセックス目的で初めて寝た時、シラフだったのもあったけど半分以上は、やっぱり男同士っていうのを目の当たりにして、何されても全然たたなかった。むしろ萎えっぱなしだった。

⏰:09/02/16 22:32 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#211 [優也]
そこで編み出したのが
「AV観賞作戦」

その名の通り、AV見ながらやってみよう、みたいな感じ。
俺が寝ながらAV見て興奮したところで、マサキがあれこれしちゃう的な。

まあ今考えると、オナニーのお手伝い的なポジションだよね。だって、ただ寝転がって可愛い女の子のアハンウフンなAVガン見してればいいだけだし、自分でやらなくてもマサキがあれこれして抜かせてくれるから、まさに天国。

⏰:09/02/16 22:37 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#212 [優也]
俺はマサキに何もしない。
キスとかはするけど、舐めたり触ったりとか本当になかった。
マグロ状態の俺をバター犬ごとくベロベロ舐めまくって、自分で扱いて終わり。みたいな感じ。

一年くらいそんな感じのオーラルだったなあ。
マサキも自分から、ああしてこうしてってなかった。ただ俺の体をいじって満足してた。

⏰:09/02/16 22:42 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#213 [優也]
最初はAV見なきゃ立たなかったし、感情移入?できなかったけど、だんだん慣れてきて最初ちょっとだけ見れば大丈夫になってきた。

なんていうか、普段すごく大人でストイックそうで潔癖で清潔感があるマサキが、俺の体に欲情して、見境なくなる姿がたまらなく好きになった。
あんな大人でカッコいい人が、俺の前だとこんなになるんだって思うと、言い様のない満足感と優越感を感じた。

⏰:09/02/16 22:47 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#214 [優也]
で、そんな関係で俺は高3になった。

マサキと志保ちゃんは、相変わらず順調だった。

でも、俺の現実は大不調だった。

「就職にしようかな〜」

マサキと関係もってから、よく泊まりに行くようになったおかげで授業中は居眠り、課外授業はサボり、マサキが連休中なら学校欠席して、みたいな感じで過ごした二年の後半。そのツケが、とうとう回って来た。

⏰:09/02/16 22:51 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#215 [優也]
元々頭はいいほうじゃなかったから、それに輪をかけて更に進路を迷わせてしまった。

大学に行きたかった夢は模試の結果で簡単に崩れてしまった。

楽観的性格だから、就職でも、まあ仕方ない程度だった。

「別になんでもいいや」

本当にそんな感じ。
受験受験、で追われるクラスメイトがバカバカしくみえた。別に死ぬわけじゃないし、そんなに必死になる事もないのに。

⏰:09/02/16 22:56 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#216 [優也]
で、まあそんなダラダラ〜って過ごしてしまった高校生活。
あっという間に終わって、卒業しても就職先すら見つけられずにヘラヘラしてた。
三年に入って出席日数もギリギリだった。
なんていうか、学校自体そのものがめんどくさかった。プライベートでマサキといるほうが楽しくて仕方なかった。

卒業して、マサキは俺に卒業プレゼントをしてくれた。

「はい。これ卒業祝い。おめでとう」

そう言って渡されたのは鍵だった。

⏰:09/02/16 23:00 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#217 [我輩は匿名である]
>>1-113
>>114-238
>>239-317
>>318-469
>>470-531
>>532-645
>>646-722
>>723-852
>>853-923
>>924-1052

⏰:09/02/16 23:02 📱:SH903i 🆔:VTQuoQXE


#218 [優也]
マサキの家の鍵かと思ったら、違うらしい。

「何の鍵?」

「俺らの家の鍵」

「はあ?」

なんとマサキは俺達の逢引き専用に新しくアパートを借りてしまったのだ。

確かにマサキのアパートは、いつ志保ちゃんが来るかわからないのもあった(ラブホ代で十万近くいった時もあったらしい)
それを考えたらって気もしたけど、なんだかマサキの行動にひいた。

⏰:09/02/16 23:05 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#219 [優也]
(そこまでするか?ていうか…普通相談くらいするよな)

「俺家賃だって払えないよ?」

「家賃光熱費は俺が払うよ。テレビとかは中古で揃えればいいし、優(この頃くらいから優になった)住みたいなら住んでてもいいし」

「え?嘘だろ?マサキは一緒に住むの?」

「俺は住まないよ。そのうち志保と住むようになるからね」

「なーるほど…」

⏰:09/02/16 23:10 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#220 [優也]
どうやら同棲する話が持ち上がってたらしい。
志保ちゃんがマサキと一緒になるなら、俺はもうあそこには行けない。
その時は住むとか住まないとかは別として、とりあえず鍵もらってアパート見に行った。

それが今現在の俺の部屋(笑)
さすがに働いてからは自分で家賃だの払ってるよ。まあ結構なんだかんだちゃっかりあのあとすぐ、実家出てアパート住んじゃうんだけどね。

⏰:09/02/16 23:14 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#221 [優也]
とまあ、とりあえず今日はここまでです。

それからしばらくマサキは志保ちゃんと同棲するんだけど、その話はまた追々…

それではまたト

今日もドラゴンボール漬けだ

⏰:09/02/16 23:16 📱:W53T 🆔:tzwthFH2


#222 [優也]
ちょっと書きます

で、卒業してフリーターになった俺に、親は超うるさかった。
まあ長男がこんなじゃ当たり前だけど、そのガミガミから逃れるようにして、俺はマサキが借りてくれたアパートに引っ越した。

(家賃光熱費、全部払ってくれるなら、なんとかなるだろ)

って、また得意の軽率な考えだった。

⏰:09/02/17 07:59 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#223 [優也]
家族には「仕事の寮に入るから」って適当に言って家を出た。

「引っ越し手伝ってあげるよ」

二人の優しい姉貴達は、俺の部屋からベッドだのテーブルだのアパートに運んでくれた。

「あんまり遠くないね。マサキのマンションからも近いし、今度落ち着いたらマサキ連れて遊び行くね」

そう笑った志保ちゃん。ごめん。もうマサキはこの部屋を知ってるんだよ。俺と一緒にこの部屋でセックスするんだよ。

⏰:09/02/17 08:05 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#224 [優也]
そう思ったら、俺って最低な奴って思った。彼氏の浮気相手の部屋を、手伝ってるなんてわかったら、志保ちゃんは一体どんな気持ちになるんだろう。

そう考えたけど、今更実家に戻りたくはなかった。俺は早く自立出来るように、引っ越してすぐバイトを掛け持ちした。

⏰:09/02/17 08:08 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#225 [優也]
昼間はガソリンスタンド、夜は居酒屋(コンビニもやってたけど暇過ぎてすぐ辞めた)

休みはシフトだから、丸々一日中の休みが滅多になかった。

「いつ休み?」
「何時にバイト終わる?」
「泊まり行っていい?」

忙しくなって来てマサキのメールがしつこく感じて来た。

⏰:09/02/17 21:10 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#226 [優也]
うっかり一日メールしないと電話の嵐。
しかも超キレてる。
一番ひどかったのが、帰ったらアパートにマサキがいて帰ってくるなり怒鳴りまくられた。

「何なの?俺最近忙しいって言ってるじゃん」

「そんなに働いてどうするの?優が負担するのは食費だけじゃない」

その言葉にカチンときた。
実質的、家賃光熱費はマサキが払ってくれてる。だけど、後々来た税金、年金、保険の請求書。考えてるより世の中は厳しかったんだ。

⏰:09/02/17 21:20 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#227 [優也]
それに、俺はその時まだ車の免許もなかった。免許取るには30万くらいかかる。
今更親に頼る訳にいかなかったから、金は自分でなんとかしようと思った。

「なんで俺を頼らないの?」

「頼ってるよ。マサキさんがいなかったら、ここに住めなかった」

「優は、なんで家を出たの?俺と居たいからじゃないの?それとも親から逃げたかっただけ?」

⏰:09/02/17 21:26 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#228 [優也]
「…」

俺は言葉につまった。進路が決まらないまま卒業した俺を、親は毎日責めた。自業自得だったけど、焦って空回りして、ノイローゼになりそうだった。そんな日常から抜け出したくて、マサキの手に甘えたのは事実。

でも、それを言ったらマサキは良い気はしない。もしかしたら、家賃の援助もなくなるかもしれない。

⏰:09/02/17 21:29 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#229 [優也]
俺はマサキの気持ちを利用した。最低の甘ったれだって思ったけど、自分の事を考えるのに精一杯だった。

「俺、マサキと一緒にいたいけど、全部は頼れないって思ったんだ。負担かけてばっかりで、愛想つかされたら嫌だって思った。だからバイトも掛け持ちしたんだよ」

いともあっさり、マサキは俺の言葉を素直に受け取った。

⏰:09/02/17 21:33 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#230 [優也]
「優はそんな事考えなくていいんだよ。金なら俺が出すから。優は俺の側にいてくれればいいんだよ」

なんて単純なんだ。
俺に怒鳴りつけていたマサキは俺の言葉にコロッと態度を変えた。

マサキは自営業だったから、確かに金はある。広告代理店、FX(株)、毎月家賃光熱費で15万、俺に援助していた。

⏰:09/02/17 21:38 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#231 [優也]
ギューッてされて、心の中で(しめしめ…)って思ってた。
今考えると本当嫌な奴!

で、ちゃっかり甘えることにした俺は、免許代、果ては新車までおねだりした。
さすがにウン百万の車にマサキはしぶってたけど、俺の初体験を捧げる事によって難なくクリアしてしまった。

しかもローンを組むと、何かあったら後々めんどくさいから一括で…なんて考えるあたり、確信犯だった。

⏰:09/02/17 21:46 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#232 [優也]
「優ちゃん、どうしたのその車!それに、なんだか部屋の雰囲気が…」

久しぶりに遊びに来た姉貴達はビックリしてた。
まあ無理もない。

二十歳前のケツの青いガキが、新車ぶん回して、最新の電気家具に囲まれた一人暮らしに驚かない方がおかしい。

⏰:09/02/17 21:49 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#233 [優也]
「ちょっと懸賞で当たって…」
「友達から貰ったんだよ」

って適当にごまかしたけど、さすがは俺の姉貴、すぐ「嘘でしょ」「正直に言いなさい」と言われてしまった。

「まさか怪しい仕事とかしてるんじゃないでしょうね」

「ないない!普通に健全なバイトです」

「ふーん」

口で言っても目は疑ってた。当たり前だ。

⏰:09/02/17 21:52 📱:W53T 🆔:APrIL2tY


#234 [モコ]
よいしょ!
優也さん
あげまぁす!
続き読みたぁい(^O^)/

⏰:09/02/18 23:34 📱:911SH 🆔:baCQQwK.


#235 [優也]
モコさん→ありがとう頑張ります

>>233

そうして疑われながらも、自由奔放、マサキに甘えて生活してきた。
俺のためなら、と甘やかしてくれるマサキ。だんだん調子に乗ったあの頃の俺の暮らし振りは、本当にわがまま放題だった。

⏰:09/02/19 15:09 📱:W53T 🆔:MCxxBLsU


#236 [優也]
セックスする変わりに手に入れた金と自由。俺は甘えた振りして、ただ黙ってマサキに突っ込まれればいい。
ただそれだけ。なんでも言う事を聞いてくれるマサキは、本当に居心地が良かった。

ある日、

「俺の仕事場来る?」
と誘われた。

⏰:09/02/19 15:12 📱:W53T 🆔:MCxxBLsU


#237 [りん]
ちょーおもしろい
更新Fight!!

⏰:09/02/19 18:07 📱:PC 🆔:wUgOG4P6


#238 [優也]
りんさん→ありがとう頑張りますI

>>236

そう言って連れて来られたのはクラブだった。
クラブ初体験な俺。

見渡す限りギャル、チャラ男、ギャル、チャラ男。
人酔いしそうな上にチカチカな照明、爆音のトランス。
重低音が心臓にまで響く室内はまるで別世界だった。
キョロキョロした俺にマサキはカウンターから酒を持って来た。

⏰:09/02/19 22:08 📱:W53T 🆔:MCxxBLsU


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