オレの奥さん
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#300 [ユウキ]
れながようちゃんを選ぶなら、それでも構わない。
目を開けて、
もう一度、
れなを見てほしい。
生きてほしい。
:08/09/17 20:43
:F903i
:/86HYs7k
#301 [我輩は匿名である]
なんか凄いな

:08/09/17 20:56
:SH906i
:YAoLIDys
#302 [こあら]
:08/09/17 22:36
:N902i
:VOBXlFCU
#303 [こあら]
:08/09/17 22:37
:N902i
:VOBXlFCU
#304 [ユウキ]
我輩は匿名であるさん
読んでくださりありがとうございます!
こあらさん
アンカありがとうございます。助かります。
:08/09/17 22:43
:F903i
:/86HYs7k
#305 [ユウキ]
>>300 続き
れなはしばらく ようちゃんから離れず手を握って話をしていた。
外が明るくなる頃、ようちゃんの両親とお姉さん・弟、まいさんが来て、父親が警察から聞いた事故の経緯と今の病状を説明していた。
それから延命治療を望むがどうか。
:08/09/17 22:48
:F903i
:/86HYs7k
#306 [こあら]
:08/09/17 22:48
:N902i
:VOBXlFCU
#307 [ユウキ]
母親とお姉さんはどんなことをしてでも延命を望んでいること。
父親と弟は人間として自然なままでの治療を望んでいることを話していた。
俺はその場にいるのは第三者だから、静かに病室を出た。
それに気づき、まいさんも出てきた
:08/09/17 22:50
:F903i
:/86HYs7k
#308 [ユウキ]
「電話ではごめんなさい」
そう言うまいさん。
目が真っ赤で腫れている。
「電話、出てくれて良かったです。」
俺は自分の携帯を出し、留守電を再生して、まいさんに聞かせた。
:08/09/17 22:53
:F903i
:/86HYs7k
#309 [ユウキ]
こあらさん
アンカ、助かります。
またお時間ができたら来てください。
よろしくお願いします。
:08/09/17 22:54
:F903i
:/86HYs7k
#310 [ユウキ]
まいさんは涙を溜めて話をした。
「三日前に婚約解消したんです。」
「そうなんですか?」
「先月東京から戻って結婚すると言ってくれたんですが、心が向いてくれることはなくて私から婚約解消したんです」
:08/09/17 23:53
:F903i
:/86HYs7k
#311 [ユウキ]
まいさんは、話を続けた。
「すぐ会いに行って謝りたいと話してました。
私が二人を引き裂いてしまったから、こんなことに。」
涙を流しながら話すまいさんを見て、なんて声をかけるか言葉を選んで話したような気がする。
:08/09/17 23:57
:F903i
:/86HYs7k
#312 [ユウキ]
「電話に出てくれたから、れなも俺もようちゃんに会えて。よかったと思ってます」
そう言い終わると同時に俺の携帯に着信が来た。
朝の7時。
和哉だった。
何も持たず、来た俺とれなを心配してくれての電話だった。
:08/09/18 00:02
:F903i
:nw0vs3AQ
#313 [ユウキ]
とりあえず滞在先のホテルも決めてなかったから、また必要になったら送ってもらうなりすることにした。
れなは 俺の姿が病室から見えなくなったことに気づき探しに来てくれた。
:08/09/18 00:04
:F903i
:nw0vs3AQ
#314 [ユウキ]
紙袋を持ったままのれなに俺は言った。
「開けてみたら?」
「え?」
怖くて開けられないような表情のれな。
「大丈夫だよ」
何が大丈夫かよくわからないけど、大丈夫なんて言ってしまった。
:08/09/18 00:07
:F903i
:nw0vs3AQ
#315 [ユウキ]
れなはうなずき、紙袋から小さな箱を取り出した。
丁寧に包まれたきれいな箱。
指輪かな?
とっさに思った俺。
当たりだった!
ダイヤが埋め込まれた、婚約指輪のようにみえた。
:08/09/18 00:09
:F903i
:nw0vs3AQ
#316 [ユウキ]
袋の中には手紙が入っていた。
れなはゆっくり開けて読み始めた。
すぐに涙で手紙を閉じた。
大事な手紙。
俺に手渡した。
:08/09/18 00:10
:F903i
:nw0vs3AQ
#317 [ユウキ]
「読んでいいの?」
俺が聞くと、れなは頷いた。
メッセージカードにかかれた手紙を読んだ。
:08/09/18 18:07
:F903i
:nw0vs3AQ
#318 [ユウキ]
れなへ
誕生日おめでとう。
この間は恐い思いをさせて本当にすまなかった。許してほしい。
離れてみて、改めてれなちゃんの存在の大切さがわかった。
これから、ずっと側にいてほしい。
:08/09/18 18:14
:F903i
:nw0vs3AQ
#319 [ユウキ]
ようちゃんの手紙にはそうかかれていた。
「れな?大丈夫だよ」
俺は抱きしめた。
ようちゃんは目を開けてまたれなを抱きしめる。
そう信じた。
:08/09/18 18:16
:F903i
:nw0vs3AQ
#320 [ユウキ]
指輪の入った箱を握りしめているれなに、
「見せて」
俺が言うと、れなは箱を渡した。
指輪を取り出して、れなの左手にはめてあげた。
「キレイだね」
俺が言うと、れなは
「ありがとう」
:08/09/18 18:19
:F903i
:nw0vs3AQ
#321 [ユウキ]
お礼を言ったれなに
「ようちゃんが起きたら怒られるね。」
「え?」
「大事な指輪、俺がはめちゃった」
れなは少し微笑んで
「本当だ。」と言った。
:08/09/18 18:20
:F903i
:nw0vs3AQ
#322 [ユウキ]
本当の俺があげたかった指輪。
でも、れなのために、ようちゃんに目覚めてほしかった。
れなと俺は病室に戻った。
まいさんも戻ってきた。
:08/09/18 18:24
:F903i
:nw0vs3AQ
#323 [ユウキ]
明け方、9時すぎ。
ようちゃんの両親、お姉さん、弟、れな、まいさん、俺に見取られて、ようちゃんは静かに息を引き取った。
れなはずっと手を握っていた。
みんなが号泣する中、れなはようちゃんにキスをした。
:08/09/18 18:28
:F903i
:nw0vs3AQ
#324 [ユウキ]
「ようちゃん大好きだよ。プロポーズの返事聞いて。天国にいったらお嫁さんにしてね。」
れなが、どれだけ好きなのか本当によくわかった。
まいさんの好意で、葬儀が終わるまで まいさんの親戚のホテルに、とめてもらうことにした。
:08/09/18 18:32
:F903i
:nw0vs3AQ
#325 [ユウキ]
俺の着る服や喪服は、ようちゃんの弟が用意してくれ、れなの服はまいさんが用意してくれた。
ようちゃんのそばにいたい。
れなはようちゃんの実家にずっといさせてもらえることになった。
:08/09/18 18:34
:F903i
:nw0vs3AQ
#326 [ユウキ]
お通夜・葬式が終わり、れなと俺は帰ることにした。
気を張っていた分、帰ってきてからの れなは抜け殻のようだった。
食事もとらない。
水もたいして飲まない。
:08/09/18 18:37
:F903i
:nw0vs3AQ
#327 [ユウキ]
ずっと側にいたいけれど就職のこともあり、大学にいかなくてはいけなかった。
れなの両親は仕事を交代で休んでそばについていてくれることになった。
れなは
「ようちゃんのお嫁さんになりたい」
そればかりだった。
:08/09/18 18:44
:F903i
:nw0vs3AQ
#328 [ユウキ]
〜 生きる希望 〜
11月に入り、れなは相変わらずだった。
笑うこともなく、日に日にやつれていった。
どうしてあげることも出来なかった。
:08/09/18 18:47
:F903i
:nw0vs3AQ
#329 [ユウキ]
れなの両親が仕事の日は俺が側にいるようにした。
何より和哉とリセちゃんが協力してくれた。
リセちゃんは同じ女ということもあって、れなは心を開くようになった。
:08/09/18 18:53
:F903i
:nw0vs3AQ
#330 [我輩は匿名である]
もしかしてようちゃんの子供妊娠?
:08/09/18 19:54
:W53S
:iQdMSQV6
#331 [我輩は匿名である]
↑ねたばらし?笑
:08/09/18 20:35
:SH906i
:vVKOGfCA
#332 [ユウキ]
我輩は匿名であるさん
読んでくださりありがとうございます。
よかったら読んでください!
:08/09/18 20:56
:F903i
:nw0vs3AQ
#333 [ユウキ]
>>329 続き
リセちゃんが来てくれる日は少し食事をとってくれるようになった。
仕事は辞めることにした。
少しゆっくりすればいいと思った。
:08/09/18 21:06
:F903i
:nw0vs3AQ
#334 [ユウキ]
まいさんから久しぶりに電話をもらい、四十九日法要に行くことになった。
れな 大丈夫かな?
そう思ったけれど、行ったほうがいいと思い、行くことにした。
:08/09/18 21:08
:F903i
:nw0vs3AQ
#335 [ユウキ]
久しぶりに行く北海道は涼しいと言うより寒かった。
れなは泣かずに座っていた。
「ちゃんとお別れしたよ」
「そっか」
俺は来て良かったと思った。
:08/09/18 21:11
:F903i
:nw0vs3AQ
#336 [ユウキ]
俺はれなに言った。
「卒業したら一緒に住まない?」
「え?」
「ようちゃんを忘れなくていいから結婚しよう」
びっくりしているれな
:08/09/18 21:16
:F903i
:nw0vs3AQ
#337 [ユウキ]
「ありがとう」
れなは少し微笑んでお礼をいった。
ようちゃんを忘れず、想っていてもいい。
側にいてくれたら、いつか幸せにしてあげられるような気がした。
:08/09/18 21:39
:F903i
:nw0vs3AQ
#338 [ユウキ]
東京に戻り、少しずつ元気になった れな。
リセちゃんと買い物に行って、俺と和哉に夕飯を作って待っていてくれた。
すごくうれしかった。
:08/09/18 21:41
:F903i
:nw0vs3AQ
#339 [ユウキ]
この頃のれなはお礼を言うことはあっても、好きとかつき合うとかは全くなかった。
リセちゃんは
「れなちゃんは幸せにならなきゃだめだよ」
よく言っていた。
:08/09/18 22:41
:F903i
:nw0vs3AQ
#340 [ユウキ]
12月最初の土曜日、和哉とリセちゃんから誘われて新しくできたショッピングモールに買い物に行くことになった。
車に酔ったと れなが言うので 冷たいお茶を飲んで少し座った。
れなが
「いろいろありがとう」
:08/09/18 22:46
:F903i
:nw0vs3AQ
#341 [ユウキ]
「どうした?改まって」
俺が聞くと、れなは今の気持ちを話始めた。
まだようちゃんが好きなこと。
俺の気持ちをうれしく思う一方で甘えてはいけないと思っていること。
俺は黙って聞いた。
:08/09/18 23:32
:F903i
:nw0vs3AQ
#342 [ユウキ]
「先週、貧血がひどくてリセちゃんに付き添ってもらって病院いったでしょ?」
「行ったね」
れなは俺の顔を見て
「赤ちゃんがいたの。
3ヶ月に入ってた。」
真剣な顔で言った。
「だからね、ユウキとはもう一緒にいられない」
:08/09/18 23:35
:F903i
:nw0vs3AQ
#343 [ユウキ]
頭の中では、一瞬でいろいろ考えた。
れなはひとりで生むつもりだ。
「れなは俺のこと好き?」
「好きだよ」
「わかった。」
「ごめんね。」
:08/09/18 23:38
:F903i
:nw0vs3AQ
#344 [ユウキ]
もう会わない、そのつもりのれなは涙を溜めていた。
「結婚しよう」
俺の一言にれなは
「何いってんの?」
ビックリしている。
「れな、一人じゃ育てられないよ」
「そうかもしれないけど、この子は。」
言い掛けたのを、遮るように
「れなの子は俺の子」
:08/09/18 23:41
:F903i
:nw0vs3AQ
#345 [ユウキ]
れなは
「ダメだよ」
そう言って、いろいろ話してきた。
血がつながっていなければ可愛がれないだろう とか
まだ学生のこと とか
確かにいろいろ問題はある。
でも、俺には、なんとかなる問題だと思った
:08/09/18 23:44
:F903i
:nw0vs3AQ
#346 [ユウキ]
せっかく誘ってくれたショッピングモールだけど俺とれなは話しかしなかった。
帰ってきてから、和哉が「いちゃつくなら行く必要なくねぇ?」
そんなことを言ってきた。
リセちゃんと和哉にも、まだ話せない。
:08/09/18 23:46
:F903i
:nw0vs3AQ
#347 [ユウキ]
れなは 結婚できないと言っていたけれど、思いがけず、結婚が決まることになった。
れなの体長の変化に、れなの両親が気づいた。
大学が終わり、外にでると れなの父親が立っていた
:08/09/18 23:49
:F903i
:nw0vs3AQ
#348 [ユウキ]
近くのカフェに入り、父親が話を始めた。
「れなの事だが」
「はい」
「子供ができたのは聞いた?」
「ききました」
「ユウキ君の子供ではないよね?」
:08/09/18 23:51
:F903i
:nw0vs3AQ
#349 [ユウキ]
「ご挨拶には改めてうかがいますが、れなさんの子供は僕の子供です」
そう言うと、お父さんは「話したいから週末くるように」
それだけ言って帰っていった。
:08/09/18 23:53
:F903i
:nw0vs3AQ
#350 [ユウキ]
:08/09/19 08:14
:F903i
:Xf/D1xnc
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