オレの奥さん
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#301 [我輩は匿名である]
なんか凄いな

⏰:08/09/17 20:56 📱:SH906i 🆔:YAoLIDys


#302 [こあら]
>>233

⏰:08/09/17 22:36 📱:N902i 🆔:VOBXlFCU


#303 [こあら]
>>233-301

失礼

⏰:08/09/17 22:37 📱:N902i 🆔:VOBXlFCU


#304 [ユウキ]
我輩は匿名であるさん
読んでくださりありがとうございます!


こあらさん
アンカありがとうございます。助かります。

⏰:08/09/17 22:43 📱:F903i 🆔:/86HYs7k


#305 [ユウキ]
>>300 続き

れなはしばらく ようちゃんから離れず手を握って話をしていた。


外が明るくなる頃、ようちゃんの両親とお姉さん・弟、まいさんが来て、父親が警察から聞いた事故の経緯と今の病状を説明していた。
それから延命治療を望むがどうか。

⏰:08/09/17 22:48 📱:F903i 🆔:/86HYs7k


#306 [こあら]
え
いえ、すいません
自分の便宜の為で
たまにしか来れないんでこれからもアンカやらせてもらうと思います
邪魔してすいません

応援してるので頑張ってください
ユウキさんの一途さ、心に響きます

⏰:08/09/17 22:48 📱:N902i 🆔:VOBXlFCU


#307 [ユウキ]
母親とお姉さんはどんなことをしてでも延命を望んでいること。

父親と弟は人間として自然なままでの治療を望んでいることを話していた。


俺はその場にいるのは第三者だから、静かに病室を出た。
それに気づき、まいさんも出てきた

⏰:08/09/17 22:50 📱:F903i 🆔:/86HYs7k


#308 [ユウキ]
「電話ではごめんなさい」

そう言うまいさん。
目が真っ赤で腫れている。


「電話、出てくれて良かったです。」


俺は自分の携帯を出し、留守電を再生して、まいさんに聞かせた。

⏰:08/09/17 22:53 📱:F903i 🆔:/86HYs7k


#309 [ユウキ]
こあらさん

アンカ、助かります。
またお時間ができたら来てください。
よろしくお願いします。

⏰:08/09/17 22:54 📱:F903i 🆔:/86HYs7k


#310 [ユウキ]
まいさんは涙を溜めて話をした。


「三日前に婚約解消したんです。」


「そうなんですか?」


「先月東京から戻って結婚すると言ってくれたんですが、心が向いてくれることはなくて私から婚約解消したんです」

⏰:08/09/17 23:53 📱:F903i 🆔:/86HYs7k


#311 [ユウキ]
まいさんは、話を続けた。


「すぐ会いに行って謝りたいと話してました。
私が二人を引き裂いてしまったから、こんなことに。」


涙を流しながら話すまいさんを見て、なんて声をかけるか言葉を選んで話したような気がする。

⏰:08/09/17 23:57 📱:F903i 🆔:/86HYs7k


#312 [ユウキ]
「電話に出てくれたから、れなも俺もようちゃんに会えて。よかったと思ってます」


そう言い終わると同時に俺の携帯に着信が来た。


朝の7時。
和哉だった。


何も持たず、来た俺とれなを心配してくれての電話だった。

⏰:08/09/18 00:02 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#313 [ユウキ]
とりあえず滞在先のホテルも決めてなかったから、また必要になったら送ってもらうなりすることにした。


れなは 俺の姿が病室から見えなくなったことに気づき探しに来てくれた。

⏰:08/09/18 00:04 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#314 [ユウキ]
紙袋を持ったままのれなに俺は言った。


「開けてみたら?」


「え?」
怖くて開けられないような表情のれな。


「大丈夫だよ」


何が大丈夫かよくわからないけど、大丈夫なんて言ってしまった。

⏰:08/09/18 00:07 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#315 [ユウキ]
れなはうなずき、紙袋から小さな箱を取り出した。

丁寧に包まれたきれいな箱。

指輪かな?
とっさに思った俺。


当たりだった!
ダイヤが埋め込まれた、婚約指輪のようにみえた。

⏰:08/09/18 00:09 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#316 [ユウキ]
袋の中には手紙が入っていた。


れなはゆっくり開けて読み始めた。
すぐに涙で手紙を閉じた。


大事な手紙。


俺に手渡した。

⏰:08/09/18 00:10 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#317 [ユウキ]
「読んでいいの?」


俺が聞くと、れなは頷いた。


メッセージカードにかかれた手紙を読んだ。

⏰:08/09/18 18:07 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#318 [ユウキ]
れなへ

誕生日おめでとう。

この間は恐い思いをさせて本当にすまなかった。許してほしい。

離れてみて、改めてれなちゃんの存在の大切さがわかった。
これから、ずっと側にいてほしい。

⏰:08/09/18 18:14 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#319 [ユウキ]
ようちゃんの手紙にはそうかかれていた。


「れな?大丈夫だよ」

俺は抱きしめた。

ようちゃんは目を開けてまたれなを抱きしめる。

そう信じた。

⏰:08/09/18 18:16 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#320 [ユウキ]
指輪の入った箱を握りしめているれなに、

「見せて」

俺が言うと、れなは箱を渡した。

指輪を取り出して、れなの左手にはめてあげた。

「キレイだね」

俺が言うと、れなは

「ありがとう」

⏰:08/09/18 18:19 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#321 [ユウキ]
お礼を言ったれなに

「ようちゃんが起きたら怒られるね。」


「え?」


「大事な指輪、俺がはめちゃった」


れなは少し微笑んで
「本当だ。」と言った。

⏰:08/09/18 18:20 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#322 [ユウキ]
本当の俺があげたかった指輪。


でも、れなのために、ようちゃんに目覚めてほしかった。


れなと俺は病室に戻った。
まいさんも戻ってきた。

⏰:08/09/18 18:24 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#323 [ユウキ]
明け方、9時すぎ。


ようちゃんの両親、お姉さん、弟、れな、まいさん、俺に見取られて、ようちゃんは静かに息を引き取った。


れなはずっと手を握っていた。


みんなが号泣する中、れなはようちゃんにキスをした。

⏰:08/09/18 18:28 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#324 [ユウキ]
「ようちゃん大好きだよ。プロポーズの返事聞いて。天国にいったらお嫁さんにしてね。」


れなが、どれだけ好きなのか本当によくわかった。

まいさんの好意で、葬儀が終わるまで まいさんの親戚のホテルに、とめてもらうことにした。

⏰:08/09/18 18:32 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#325 [ユウキ]
俺の着る服や喪服は、ようちゃんの弟が用意してくれ、れなの服はまいさんが用意してくれた。


ようちゃんのそばにいたい。

れなはようちゃんの実家にずっといさせてもらえることになった。

⏰:08/09/18 18:34 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#326 [ユウキ]
お通夜・葬式が終わり、れなと俺は帰ることにした。


気を張っていた分、帰ってきてからの れなは抜け殻のようだった。

食事もとらない。
水もたいして飲まない。

⏰:08/09/18 18:37 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#327 [ユウキ]
ずっと側にいたいけれど就職のこともあり、大学にいかなくてはいけなかった。


れなの両親は仕事を交代で休んでそばについていてくれることになった。

れなは
「ようちゃんのお嫁さんになりたい」
そればかりだった。

⏰:08/09/18 18:44 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#328 [ユウキ]
〜 生きる希望 〜

11月に入り、れなは相変わらずだった。

笑うこともなく、日に日にやつれていった。

どうしてあげることも出来なかった。

⏰:08/09/18 18:47 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#329 [ユウキ]
れなの両親が仕事の日は俺が側にいるようにした。
何より和哉とリセちゃんが協力してくれた。


リセちゃんは同じ女ということもあって、れなは心を開くようになった。

⏰:08/09/18 18:53 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#330 [我輩は匿名である]
もしかしてようちゃんの子供妊娠?

⏰:08/09/18 19:54 📱:W53S 🆔:iQdMSQV6


#331 [我輩は匿名である]
↑ねたばらし?笑

⏰:08/09/18 20:35 📱:SH906i 🆔:vVKOGfCA


#332 [ユウキ]
我輩は匿名であるさん
読んでくださりありがとうございます。
よかったら読んでください!

⏰:08/09/18 20:56 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#333 [ユウキ]
>>329 続き

リセちゃんが来てくれる日は少し食事をとってくれるようになった。

仕事は辞めることにした。

少しゆっくりすればいいと思った。

⏰:08/09/18 21:06 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#334 [ユウキ]
まいさんから久しぶりに電話をもらい、四十九日法要に行くことになった。


れな 大丈夫かな?
そう思ったけれど、行ったほうがいいと思い、行くことにした。

⏰:08/09/18 21:08 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#335 [ユウキ]
久しぶりに行く北海道は涼しいと言うより寒かった。


れなは泣かずに座っていた。


「ちゃんとお別れしたよ」

「そっか」


俺は来て良かったと思った。

⏰:08/09/18 21:11 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#336 [ユウキ]
俺はれなに言った。


「卒業したら一緒に住まない?」


「え?」


「ようちゃんを忘れなくていいから結婚しよう」

びっくりしているれな

⏰:08/09/18 21:16 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#337 [ユウキ]
「ありがとう」

れなは少し微笑んでお礼をいった。


ようちゃんを忘れず、想っていてもいい。
側にいてくれたら、いつか幸せにしてあげられるような気がした。

⏰:08/09/18 21:39 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#338 [ユウキ]
東京に戻り、少しずつ元気になった れな。

リセちゃんと買い物に行って、俺と和哉に夕飯を作って待っていてくれた。


すごくうれしかった。

⏰:08/09/18 21:41 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#339 [ユウキ]
この頃のれなはお礼を言うことはあっても、好きとかつき合うとかは全くなかった。


リセちゃんは
「れなちゃんは幸せにならなきゃだめだよ」
よく言っていた。

⏰:08/09/18 22:41 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#340 [ユウキ]
12月最初の土曜日、和哉とリセちゃんから誘われて新しくできたショッピングモールに買い物に行くことになった。


車に酔ったと れなが言うので 冷たいお茶を飲んで少し座った。


れなが
「いろいろありがとう」

⏰:08/09/18 22:46 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#341 [ユウキ]
「どうした?改まって」


俺が聞くと、れなは今の気持ちを話始めた。


まだようちゃんが好きなこと。
俺の気持ちをうれしく思う一方で甘えてはいけないと思っていること。


俺は黙って聞いた。

⏰:08/09/18 23:32 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#342 [ユウキ]
「先週、貧血がひどくてリセちゃんに付き添ってもらって病院いったでしょ?」


「行ったね」


れなは俺の顔を見て
「赤ちゃんがいたの。
3ヶ月に入ってた。」
真剣な顔で言った。


「だからね、ユウキとはもう一緒にいられない」

⏰:08/09/18 23:35 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#343 [ユウキ]
頭の中では、一瞬でいろいろ考えた。


れなはひとりで生むつもりだ。


「れなは俺のこと好き?」

「好きだよ」


「わかった。」


「ごめんね。」

⏰:08/09/18 23:38 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#344 [ユウキ]
もう会わない、そのつもりのれなは涙を溜めていた。


「結婚しよう」


俺の一言にれなは
「何いってんの?」
ビックリしている。


「れな、一人じゃ育てられないよ」


「そうかもしれないけど、この子は。」
言い掛けたのを、遮るように


「れなの子は俺の子」

⏰:08/09/18 23:41 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#345 [ユウキ]
れなは
「ダメだよ」
そう言って、いろいろ話してきた。

血がつながっていなければ可愛がれないだろう とか
まだ学生のこと とか


確かにいろいろ問題はある。
でも、俺には、なんとかなる問題だと思った

⏰:08/09/18 23:44 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#346 [ユウキ]
せっかく誘ってくれたショッピングモールだけど俺とれなは話しかしなかった。


帰ってきてから、和哉が「いちゃつくなら行く必要なくねぇ?」
そんなことを言ってきた。

リセちゃんと和哉にも、まだ話せない。

⏰:08/09/18 23:46 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#347 [ユウキ]
れなは 結婚できないと言っていたけれど、思いがけず、結婚が決まることになった。


れなの体長の変化に、れなの両親が気づいた。


大学が終わり、外にでると れなの父親が立っていた

⏰:08/09/18 23:49 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#348 [ユウキ]
近くのカフェに入り、父親が話を始めた。


「れなの事だが」


「はい」


「子供ができたのは聞いた?」


「ききました」


「ユウキ君の子供ではないよね?」

⏰:08/09/18 23:51 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#349 [ユウキ]
「ご挨拶には改めてうかがいますが、れなさんの子供は僕の子供です」


そう言うと、お父さんは「話したいから週末くるように」
それだけ言って帰っていった。

⏰:08/09/18 23:53 📱:F903i 🆔:nw0vs3AQ


#350 [ユウキ]
訂正

>>347

体長→体調

すみません

⏰:08/09/19 08:14 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#351 [ユウキ]
れなの父親に会ったあとその足で実家に向かった。


兄貴の嫁は臨月であと数日で出産だ。
ベッドやベビー用品があちこちに出してあった。

⏰:08/09/19 08:29 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#352 [ぷるん]
気になるよ 
言葉悪いですがらようちゃんに無理やりされた時にできた子供ってことですか? ようちゃんなんでいきなり亡くなったん?交通事故?
なんだかすみません。不適切なら無視してくださぃ

⏰:08/09/19 10:18 📱:N703iD 🆔:XHynW8tQ


#353 [ユウキ]
ぷるんさん
読んでくださりありがとうございます。

ようちゃんはまいさんと婚約を解消してすぐ休みをとり、れなに会いに来る途中、事故にあいました。
赤ちゃんは、ようちゃんと最後に会ったときの子だと思います。

詳しく書かずわかりにくかった部分すみませんでした

⏰:08/09/19 12:30 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#354 [ユウキ]
>>351 続き

夕飯を運びながら、お腹がぶつかり食器を割る 兄貴の嫁を見て、れなもそうなるのかな?なんて考えていた。


父親も九月末に退院して職場にも復帰して元気そうだった。

⏰:08/09/19 12:33 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#355 [ユウキ]
「俺、結婚する」


一瞬みんなびっくりして黙ってしまった。


母親が聞いた
「れなちゃん?」


俺はうなずき、子供が出来たことを話した。

⏰:08/09/19 12:34 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#356 [ユウキ]
反対するものはいなかったけれど、仕事も決まっていないので、ちゃんと暮らしていけるのか、みんなは心配してくれた。


早くちゃんと就職しなくちゃなぁー

そう思いながら、部屋に戻った。

れなはいなかった。

⏰:08/09/19 12:36 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#357 [ユウキ]
実家の両親は、これからのことを心配して、いろいろ話をしているようだった。


週末になり、れなの実家に行くと、れなが迎えてくれた。


「ユウキ、無理してるない?」
れなは気遣ってくれていた。

俺は
「俺はれなと結婚したいよ」
そう言うと、れなの父親が外に出てきた

⏰:08/09/19 12:40 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#358 [ユウキ]
「ユウキくんタバコは?」
父親に聞かれて
「吸います」
答えると


「中で吸えないから吸ってから入ったら?」
そう言ってくれたので、若干気まずさはあったけれど、二人でタバコを吸うことにした。

⏰:08/09/19 12:42 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#359 [ユウキ]
「れなのお腹にいる子供はユウキくんのじゃないだろ?」


前と同じ質問に
「俺の子供です」
同じ答えをした。


「れなを大事に思ってくれるのは嬉しい。親としてありがたい。れなの子供は見てみたいと思う。
ユウキくんが、血が繋がらない子供を愛せるのかが心配なんだ。
将来、自分と血の繋がった子供ができたら、その子が可愛くなるだろう。
そのとき、今お腹にいる子供?そう考えると心配で結婚させていいのか悩んでる。」

⏰:08/09/19 12:47 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#360 [ユウキ]
「れなさんがお父さんのおっしゃるように心配するなら、お腹にいる子以外、産まなくても構いません。

れなさんと一緒にいたいです。
仕事もちゃんと決めてきますので、よろしくお願いします」


俺は挨拶をした。
父親は俺の肩をポンと叩き、
「ありがとう。頼むよ」
そう言ってくれた。

⏰:08/09/19 12:51 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#361 [ユウキ]
緊張で、今までで一番おいしくないタバコを吸い終わり れなの実家に入った。


れなの母親に手みやげのタルトを渡すと、大好きなの!と喜んでくれた。


話をしたり食事をして1日れなの実家で過ごした。

⏰:08/09/19 12:53 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#362 [ユウキ]
次の週から、就職に向けて何社か企業の面接を受けた。


クリスマスにれなは俺に「これからもよろしくお願いします」
そう言ってくれた。


「幸せになってもらうように頑張ります」


「ありがとう」

⏰:08/09/19 13:00 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#363 [ユウキ]
正月にれなと俺の実家に行くと、兄貴が12月に生まれた自分の子供のお世話を、かなり大変そうにしていた。


「大変だな」
ボソッとつぶやくと、兄貴が
「ユウキもこうやるんだよ」
笑っていた。


れなを見ると、れなも笑ってくれた。

⏰:08/09/19 13:03 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#364 [ユウキ]
学校が始まり、一社から内定をもらった俺はほっとした。


区市町村、病院で行われる両親学級に一緒に参加した。
生まれてくるビデオを見て少し怖くなった俺に
れなは笑っていた。

⏰:08/09/19 13:08 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#365 [ユウキ]
順調に時は流れて、3月無事に卒業した。


和哉とリセちゃんは四月から3ヶ月、海外にボランティア活動をしにいく。

しばらく会えなくなるから、俺の部屋で飲むことにした。

⏰:08/09/19 13:12 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#366 [ユウキ]
リセちゃんは和哉と結婚したいと思っていることを話してくれた。


「想うより想われたほうが幸せだよね」


そんなことばかり飲みながら話していた。


れなのお腹は日に日に大きくなっていく。
すぐにでも籍を入れたいけれど、ちゃんと仕事に行き始めてから入れることにした。

⏰:08/09/19 13:15 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#367 [ユウキ]
4月に入り、ワンルームだった部屋か2LDKの部屋に引っ越しをした。


都心から少し離れてしまったけれど、れなの実家も近くて安心だと思ったからだ。


入社式の日、れなに見送られて会社にいった。
緊張感が高まる中、がんばらなくちゃ行けない、そんなふうに改めて思った。

⏰:08/09/19 13:18 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#368 [ユウキ]
入社式が終わり、れなと一緒に婚姻届を出しにいった。

「おめでとうございます」受付の人に言われて少し恥ずかしかったけれど
すごくうれしかった。


夫婦になったことを確認したくて、わざわざ住民票を一通発行してもらった。
部屋についてから、れなに結婚指輪を見せた。

⏰:08/09/19 13:21 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#369 [ユウキ]
内緒で用意したからびっくりしていた れな。

左手を手にとり、指輪をはめようとしたら、れなが

「あっ」
と言って、ようちゃんがくれた指輪をはずそうとした。


「そのままでいいよ」
そう言うと


「でも」
指をギューギューひっぱっている れな

⏰:08/09/19 13:23 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#370 [ユウキ]
「指とれちゃうよ?」
俺が言っても、まだやめない。
むくんでいるらしく取れない指輪。


「そのままつけといていいよ。お守りみたいなものだろ?」

黙っているれなに

「とれる日が来たら取ればいいよ」

そう言うと頷いた。

⏰:08/09/19 13:26 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#371 [ユウキ]
クリスマスのころに、指輪をはずそうとしたれなに「まだつけてていい」
と、いった俺。


はずしたほうが良かったのだろうけれど、なんとなく外さなくてもいいと思っていた。

⏰:08/09/19 13:28 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#372 [ユウキ]
仕事が始まると新入社員の歓迎会や研修で、夜帰りが遅くなったりすることが増えていった。


れなはご飯いるの?いらないの?
毎日メールをよこしていた。


昼にいつもの通り、メールを開くと嬉しいメールが入っていた

⏰:08/09/19 13:30 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#373 [ユウキ]
れな

ユウキ、
赤ちゃん、女の子だったよ。

⏰:08/09/19 13:31 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#374 [ユウキ]
女の子かぁ。

顔がにやけてしまった。

先輩に
「気持ちわりーな」
言われて、現実に戻った。


その日は早く帰って、れなと話をした。
名前をちゃんと考えるように名前の本を買った。

⏰:08/09/19 13:34 📱:F903i 🆔:Xf/D1xnc


#375 [ゅぇ]
ユウキSan
初めから読みました
更新待ってます

⏰:08/09/19 14:32 📱:D705i 🆔:DdWJac7M


#376 [こあら]
>>306-371

失礼しましたッッ

⏰:08/09/19 19:48 📱:N902i 🆔:aoGeILw6


#377 [通りすがり]
あげる

⏰:08/09/20 21:15 📱:N905imyu 🆔:X8o6DyJQ


#378 [あげ]
あげ☆

⏰:08/09/21 21:32 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#379 [ユウキ]
ゅぇさん
読んでくださりありがとうございます。
お時間がありましたら、また読んでください。


こあらさん
アンカいつもありがとうございます。
またよろしくお願いします。


通りすがりさん
あげてくださりありがとうございます。


あげさん
あげてくださりありがとうございます。



少し更新します。

⏰:08/09/21 23:49 📱:F903i 🆔:Y2m5gqZI


#380 [ユウキ]
>>374 続き

4月15日
俺の誕生日。

朝起きてすぐ、れなは


「お誕生日おめでとう」


お祝いを言ってくれた。

「ありがとう」

⏰:08/09/21 23:52 📱:F903i 🆔:Y2m5gqZI


#381 [ユウキ]
朝から抱きしめると、全体的に丸くなってきた、れな。

「ユウキ?」


「早く帰ってくるようにするね」


二人で過ごす誕生日は最後だから早く帰れるように頑張ろう。

⏰:08/09/21 23:54 📱:F903i 🆔:Y2m5gqZI


#382 [ユウキ]
火曜日だったから月曜日ほど忙しくなくて、急いで片付けて、6時に会社を出ることが出来た。


エレベーターを降りて、一階受付のロビーに見慣れた姿を見つけて、声をかけた。


「れな!」

⏰:08/09/21 23:56 📱:F903i 🆔:Y2m5gqZI


#383 [ユウキ]
「ユウキ!しようと思ったところだったの」


れなは携帯を持ちながら俺に言った。


「どうしたの?
冷えなかった?」


薄いカーデガンを羽織っていてもワンピースにレギンス。
大事な時期だから心配した。

⏰:08/09/21 23:59 📱:F903i 🆔:Y2m5gqZI


#384 [ユウキ]
俺がそう言うと、れなは少ししょんぼりして


「ごめんね。迷惑だった?」


俺は迷わず


「すっごい、嬉しい」


笑顔で答えた。

⏰:08/09/22 00:00 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#385 [ユウキ]
れなはニコッと微笑んで、俺をレストランに連れて行った。


「ここは?」


俺が聞くと、れなの両親、初めて会うお兄さん、俺の両親、兄夫婦、子供のりぃちゃんが来ていた。

⏰:08/09/22 00:03 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#386 [ユウキ]
「お誕生日おめでとう」

みんなが言ってくれたので、れなを見ると

「みんな、誕生日と家族になったお祝いしてくれるっていうから。」


そう微笑みながら言った。

俺は少し意地悪して

「れなとふたりがよかったなぁ」

そう言うとプゥっと膨れてしまった。

⏰:08/09/22 00:05 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#387 [ユウキ]
「嘘だよ、ありがとう」


すっかり笑顔のれな。

家族になるのは、暖かくていいものだなぁ。
改めて思った。

⏰:08/09/22 00:07 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#388 [ユウキ]
れなはプレゼントに仕事に使える名刺入れをくれた。


早速もらったばかりの名刺を入れて使うことにした。

⏰:08/09/22 22:47 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#389 [ユウキ]
次の日
受付の女の子に


「結婚されてるんですね」

聞かれて頷いた。


すぐに、れなの噂は広がった。


俺は仕事になれて、人間関係にもめぐまれたおかげで、冷やかす人はいたけど暖かく声をかけてくれる人が増えた。

⏰:08/09/22 22:50 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#390 [ユウキ]
中でも同じ部署の先輩がいろいろ相談に乗ってくれるようになった。


出産は立ちあわない予定だった俺が立ち合いたいと思うきっかけをくれた人。

⏰:08/09/22 22:52 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#391 [ユウキ]
ナオ先輩。
俺の3つ年上で、奥さんは3月半ばに出産した。名前は なえちゃん。


立ち合いをしてビデオに記録に残したりしたそうだ。


俺は5月の連休に遊びに行くことした。

⏰:08/09/22 22:58 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#392 [ユウキ]
二人でなえちゃんに少し大きめの80サイズの洋服を選んでお菓子を買って、先輩の家に行った。


3つ上なのに、マンションを買っていた。
すごいな。
俺も将来的には残せるマンションか家を買いたいと思った。

⏰:08/09/22 23:00 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#393 [ユウキ]
洋服を渡すと奥さんは

「ベビードール可愛いよね」

と喜んでくれた。


れなが友達から聞いた子供服のベビードール。
気に入ってもらえたみたいだ。

⏰:08/09/22 23:02 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#394 [ユウキ]
初めて赤ちゃんを近くでみた俺とれな。


れなは恐る恐る小さな手を握りしめ、話かけた。

「はじめまして、なえちゃん」


俺は飾られた写真を見ていた。
なえちゃんとは違う写真が一枚あった。

⏰:08/09/22 23:05 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#395 [ユウキ]
「三年前に生まれた息子。生まれたときから病気て二週間しかいきられなかったんだ。」


俺は言葉を失った。
もちろん、れなも話に耳を向けた。


「俺は仕事で立ち合いもしなくて、亡くなるまでたいして一緒にいてあげられなかった」

⏰:08/09/22 23:08 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#396 [ユウキ]
「二人目が出来た時、また失うの怖かったけど授かった命を二人で守ることにしたんだ。
立ち合いもしたし、なるべく育児に参加したいと思ってるんだよね」


先輩はいった。


れなは
「大切な人を失うのは本当につらいですよね。
きっと側で見ていてくれたから、なえちゃんが元気で会いに来てくれたのかもしれないですね。」
いい終わる頃、ようちゃんを思い出したように、れなが涙をためる。

⏰:08/09/22 23:32 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#397 [ユウキ]
ようちゃん、れなは今でも好きみたいだよ。


心の中で問いかける。


帰り道


「立ち合いたい」


「うん。いいよ」


立ち合いが決まった。

⏰:08/09/22 23:34 📱:F903i 🆔:sFw8DMjo


#398 [我輩は匿名である]
>>300-400

⏰:08/09/23 02:08 📱:N903i 🆔:.G/eMN/Y


#399 [我輩は匿名である]
この話しすごいなぁって思うけど、れなサンの行動とかもう少し他人の事考えられないの?って思う…。わがままっちゅーかなんか…。

主さん器そーとーデカイと思うな!!

頑張ってください
(´:ω;`)

⏰:08/09/23 06:29 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#400 []
アタシも子供居て旦那の子ぢあなぃんですけど。主サン達みたぃに,そぉゅぅ妊娠の仕方でもなぃし,1度きりの相手の子でした!でも1つの命を無駄に出来ないしシングル予定で産むつもりでしたが,旦那が妊婦でも結婚したぃと言ってくれて結婚しました!でもぃろぃろあッテ,この先わゎかりません。
主サン..子供産まれたら絶対自分の子として接して欲しいです。奥さんゎ,平気な顔してても,きっと主サンの1つ1つの言動気にしてしまうと思うので(.. ) 頑張って下さい!

⏰:08/09/23 10:13 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#401 [ユウキ]
>>398
我輩は匿名であるさん
アンカーありがとうこざいます。


>>399
我輩は匿名であるさん
読んでくださりありがとうございます。
れなは思った通りの行動や言動で、無神経に見えるところもあります。自分は器が大きいと言うより、れなを好きになってバカになってるのかもしれないです。

⏰:08/09/23 11:29 📱:F903i 🆔:Tm1n5fjI


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