ーA&R-
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#59 [なお(・∀・)]
昔ながらの考えで
亭主関白で
自分では
何もできないのに
威張り腐ってる
お爺ちゃんが大嫌いだった。
そのお爺ちゃんが
口を開いた。
:08/10/18 19:27
:D705imyu
:uHAdzj6I
#60 [なお(・∀・)]
「お前
落ちたんだってな。」
分かってることを
今更まざまざと
言われると
こんなに腹が立つのは
何故なんだろう。
「うん。」
:08/10/18 19:28
:D705imyu
:uHAdzj6I
#61 [なお(・∀・)]
それからは
永遠と説教。
お前は
我が家の恥曝しだ。
恥ずかしいと
思わないのか。
お前が
落ちたのは
お前の実力不足だ。
などなど。
:08/10/18 19:29
:D705imyu
:uHAdzj6I
#62 [なお(・∀・)]
中でも1番
嫌だったのは
姉貴の話。
僕には
姉貴がいて
すごく優秀だった。
:08/10/18 19:30
:D705imyu
:uHAdzj6I
#63 [なお(・∀・)]
中学の部活では
いい成績を残し
高校は僕が住んでる所で
2番目にいい高校に
受かった。
因みに
僕が落ちたのは
3番目の高校。
:08/10/18 19:32
:D705imyu
:uHAdzj6I
#64 [なお(・∀・)]
当時は大学に
通っていて
実家には居なかった。
その大学っていうのも
[国立]ってやつ。
でも姉貴を
嫌いな訳じゃなかった。
:08/10/18 19:33
:D705imyu
:uHAdzj6I
#65 [なお(・∀・)]
姉貴は
話上手で
優しくて
頭がよくて
僕によく勉強を
教えてくれた。
姉貴を嫌いな人が
いるのだろうかとも
思った位だ。
:08/10/18 19:34
:D705imyu
:uHAdzj6I
#66 [なお(・∀・)]
つまり
僕とは造りが
違う訳だ。
そして
その姉貴と比べられながら
淡々と時間は過ぎる。
そして
お爺ちゃんの話が
終わり
もう終わりかと
席を外そうとした時。
:08/10/18 19:35
:D705imyu
:uHAdzj6I
#67 [なお(・∀・)]
「りょう。」
美智代に呼び止められた。
振り向いた瞬間...
―バシッ。
:08/10/18 19:36
:D705imyu
:uHAdzj6I
#68 [なお(・∀・)]
一瞬何が起きたか
分からなかった。
暫くして左頬の痛みに
気付いた。
そして思った。
あぁ殴られたんだって。
:08/10/18 19:38
:D705imyu
:uHAdzj6I
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