【愛.金.水商売4】
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#176 [主]
「ですがね‥」


「先輩‥仕事の邪魔だけはしないでください‥」


黙っていたユミチャンが口を開く。



「お前がさっさと金返してたらこんなことなってないやろ!!」


これ以上男に何を言っても通じないと思った私は、Gマスに電話をかける。

⏰:08/11/13 13:17 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#177 [主]
お客さんが来たらややこしいだけだから帰らせなと言われ、ユミチャンにはタイムカードを押すように指示を出す。




「本当にすみません‥」



ユミチャンの謝罪の後に、男も頭を下げて二人店を出る。


まだ開店したばかりなのに、どっと疲れが出た私は煙草に手を伸ばす。

⏰:08/11/13 13:20 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#178 [主]
少したち、予約通りお客さんは来店する。


ユミチャンがいない事に不満をさらけ出すお客さんを和ますのに必死だった。







私の中で一つの決断が出る。


ユミチャンはGclubにいらない‥と。

⏰:08/11/13 13:23 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#179 [主]
まっサンに、かず君にお金を借り、何とか解決したものの、次何かあれば即首だとユミチャンには言ってある。


Gclubは巻き込むなと念を押されたユミチャンは、プライベートでお金を借りた。

けれど、そのプライベートの男が店へ押しかけたとなると話は違ってくる。


早い時間でお客さんがまだいなかったのは運が良かっただけで、そうでなければ楽しく飲んでいるお客さんまで巻き込むことになっていた。

⏰:08/11/13 13:29 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#180 [主]
確かにユミチャンはお客さんにモテる。


その結果は数字にちゃんと出ている。

ユミチャンなりに頑張っているのも分かっている。


だからと言ってこれ以上ユミチャンを店におく事はマイナスだ。


いくらお客さんを持っていても、自分のお客さんしか大事に出来ず、店の評判を落とされてはそっちのほうがマイナスになる。

⏰:08/11/13 13:33 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#181 [主]
それに私自信、これ以上ユミチャンを見続ける気力がない。


金絡みが止まらないユミチャンに怒りを通り越して呆れてしまう。






『ユミチャンはもう首にして下さい』


Gマスからはすぐに返信があった。


『後で話聞きます‥』

⏰:08/11/13 13:37 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#182 [主]
現場に入っている私より、怒りを覚えていたのは誰よりもGマスだった。







団体客が去った後静かになった店の片付けをする。



「ねぇココナサン‥」

普段おちゃらけているチハルサンが真剣な顔で話しかける。

⏰:08/11/13 13:39 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#183 [主]
「少しいいですか?」


チハルサンと私は片付いたボックスに座る。


リィユンやコサカは気になって仕方がない様子。



「コサカチャン
今日お客さんにデュエット誘われて歌えなかったでしょ?
練習しときなさい」


年配のお客さんにデュエットを進められても分からないコサカは、断ってばかりだった。

⏰:08/11/13 13:42 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#184 [主]
何より今は、チハルサンが話を聞かれたくないと思った。


音楽が流れればカウンターにいるリィユン達に声は聞こえない。


コサカとリィユンは二人で昔のデュエットを練習する。




「どうしました?」

チハルサンが私に相談を持ちかけるのは初めてのことだった。

⏰:08/11/13 13:45 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#185 [主]
「あの‥嫌いじゃないんですよ‥嫌いとかじゃないんですけど‥」



何のことは分からず首を傾げる。






「ユミチャンに少し困ってて‥」


ユミチャンという言葉に過剰に反応してしまう。

⏰:08/11/13 13:48 📱:W62H 🆔:☆☆☆


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