【愛.金.水商売4】
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#47 [主]
「ココナの負担にはなりたくないから俺には気を使うなよ。
お前はいつも楽しませてくれるやん。
何かあった時はお互い様」
お客さんのあまりにも優しい言葉に涙が出そうになった。
私を分かってくれているお客さん。
私を見てくれているお客さん。
私と飲んでいて楽しいよと言われ、何よりもそれが心に響いた。
:08/11/08 12:59
:W62H
:☆☆☆
#48 [主]
「お前は笑ってるほうが気持ち悪いし可愛いで」
冗談混じりな言葉に私は笑う。
自分を見失ってしまった今、それでも“ココナ”の笑顔が好きだと言ってくれるお客さんに、私は救われる。
「チェックして」
一人のお客さんが言うと、残り数人のお客さんまで、俺も!と言い出す。
:08/11/08 13:04
:W62H
:☆☆☆
#49 [主]
かず君達以外は私担当のお客さんで、みんな私を怒る訳でもなく、何も聞かず私を一番に考えてくれる。
私担当でもそうゆうお客さんばかりではない。
だけど今日ここにいたお客さんは少なくとも私を想ってくれている。
私はお客さんに恵まれている。
この日、少しだけ“ココナ”を好きにった。
:08/11/08 13:07
:W62H
:☆☆☆
#50 [主]
「ボトルはサービスするね。
本当にありがとう」
三組のお客さん一組ずつに、新しい焼酎のボトルをサービスする。
もちろん私の自腹。
だけど店の中で私に出来る事はこれくらい。
「おっ太っ腹やなぁ〜なら甘えるわ」
そう言ってお客さんは笑顔で帰っていった。
:08/11/08 13:10
:W62H
:☆☆☆
#51 [主]
「リィユン今回は帰っ『分かってるよ、ココナサンのあんな姿はあまりにもおかしいから、落ち着いたらまた聞かせてな』
今日もリィユンは残ってしまうんじゃないかと声をかけると、言葉を上乗せし、分かってると言う。
リィユンの言う“あんな姿”は多分、お客さんがいるのに怒鳴った事、ユミチャンの心配をしなかった事。
この前とは違うとリィユンも分かっていた。
:08/11/09 10:03
:W62H
:☆☆☆
#52 [主]
リィユンよりもコサカのほうが、興味あり気に見えた。
かず君とユミチャンが何かあったのは気付いている。
かず君が自分のお客さんである以上、気にはなるだろう。
「コサカチャン」
「うち‥関係ないんですよね?」
コサカチャンには関係ないから安心して帰ってねと伝え、残ったのは、かず君達三人、ユミチャン、そして私。
:08/11/09 10:07
:W62H
:☆☆☆
#53 [主]
ユミチャンの過呼吸もいつの間にか落ち着き、今はただ私に怯えている。
私と目を合わせず、下を向くユミチャン。
「ユミチャン‥かず君に借りたお金どうしたの?」
帰り際リィユンに、感情的になっちゃ駄目だよと言われ、口調と気持ちを抑える。
「‥‥」
黙り込むユミチャン。
:08/11/09 10:13
:W62H
:☆☆☆
#54 [主]
「お前明後日までに返すって言ったやんけ!!どないなんっとんねん!えぇ?!」
ただの取り引き立てのチンピラかヤクザに見える‥
かず君の怒りは私でも止めるのに引いてしまう程の迫力。
その結果ユミチャンはもう泣き出している。
明後日までに必ず返すと言って今日まで返さず平然と何もなかったかのように振る舞っていたユミチャン。
:08/11/09 10:18
:W62H
:☆☆☆
#55 [主]
「お‥落とした‥落とした‥ヴゥ‥ヒック」
「はぁぁぁ?!」
私以外、男三人の声がかぶる。
「俺現金を封筒に入れて渡したわなぁ!?
お前でっかい鞄の奥に直しとったんちゃうんけ?!
あんまり舐めっとった事言うてんちゃうぞおい!!」
関西弁はなんて言葉使いが荒いんだろうと、生まれも育ちも大阪な私までがそう思う。
:08/11/09 10:25
:W62H
:☆☆☆
#56 [主]
「てか‥何でかず君に借りた訳?
何で客な訳?」
「Gマスが‥貸してくれると思わなくて‥」
「だから何で客に借りたんか聞いとんねん!!」
リィユン‥抑えるのは無理みたい。
「お前何回目やねん?!お前の中での約束て何やねん?!
舐めとんか私を
かず君はお前のヒモちゃうねんぞ!!
何回怒鳴られたら分かんねん!!」
私の怒りは収まらない。
:08/11/09 10:37
:W62H
:☆☆☆
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