【愛.金.水商売4】
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#207 [主]
「確かにズレてたよぉ(笑)
そこはもう少し高いかな」


少人数のスタッフを分からずに


何百人といるお客さんが分かるはずない。


流れゆくものが多すぎて

大切なものをその波に流していた。


私の役目はスタッフの心を癒すこと。

⏰:08/11/15 02:33 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#208 [主]
そしてそのスタッフ達がお客さんを癒す。




私の立場は売り上げを守り続けることだけじゃない。



チッポケな悩みで気付かされた。

⏰:08/11/15 02:35 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#209 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄






「‥そうか、ユミチャン呼ぶ?」


M2のボックスでさっきまで黙って聞いていたGマスが静かに口を開く。




「はい‥」

ワンコールで電話に出るユミチャン。

⏰:08/11/15 02:37 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#210 [主]
「今M2にいるの。来れる?」



「‥怒られますよね‥‥」


「そうだね」


「今は友達が来てるので‥」


「どっちが大事?
今日犯した出来事に向き合うのと」


「‥スッピンなんで‥‥」


何かと理由を付けて避けようとする。

⏰:08/11/15 02:41 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#211 [主]
「構わないよ」


「明日でもいいですか‥」


「その明日からのことを今から話すんだよ」


「それって‥‥」



今から行きますと電話は切れ



十分も経たないうちにユミチャンは顔を出した。

⏰:08/11/15 02:44 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#212 [主]
「ユミチャン‥ココチャンが怒ってるよ」


話しを切り出したのはGマス。




「すみませんでした‥」

スッピンだと断ったユミチャンは化粧がバッチリだった。




「何回同じこと繰り返したら分かるの?」

⏰:08/11/15 02:47 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#213 [主]
「もうしません‥約束します‥」


ユミチャンの目をずっと見ているけど、目が合うことはない。




「その言葉聞き飽きたよ」


今回は本当ですと、化粧バッチリな目からは黒い涙が零れ落ちている。


「すみません‥」

⏰:08/11/15 02:51 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#214 [主]
「なにが?」



「約束破って‥」


「あの時お客さんがいたらどうしてたの?」


「‥無理矢理にでも先輩を帰らせてました‥‥」


「あの状況で?」


私の質問責めは止まらない。

⏰:08/11/15 02:54 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#215 [主]
「‥」




重たい沈黙の中、グラスの中の氷が溶けカランと音たてる。



「ココチャンは君をクビにしてくれって」

その言葉に声を出して泣くユミチャン。


「正直‥金絡みでここまで店を巻き込むようじゃ、俺も君を必要とはしないよ」

⏰:08/11/15 02:57 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#216 [主]
Gマスの優しい口調は逆に怖い。




「すみません‥すみませんすみません‥辞めたくないです‥頑張りたいです‥グスッ」



どうしてここまでユミチャンはGclubにしがみつくのか。


「ココチャン?」

君も何か言いなさいと。

⏰:08/11/15 03:00 📱:W62H 🆔:☆☆☆


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