【愛.金.水商売4】
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#214 [主]
「なにが?」



「約束破って‥」


「あの時お客さんがいたらどうしてたの?」


「‥無理矢理にでも先輩を帰らせてました‥‥」


「あの状況で?」


私の質問責めは止まらない。

⏰:08/11/15 02:54 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#215 [主]
「‥」




重たい沈黙の中、グラスの中の氷が溶けカランと音たてる。



「ココチャンは君をクビにしてくれって」

その言葉に声を出して泣くユミチャン。


「正直‥金絡みでここまで店を巻き込むようじゃ、俺も君を必要とはしないよ」

⏰:08/11/15 02:57 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#216 [主]
Gマスの優しい口調は逆に怖い。




「すみません‥すみませんすみません‥辞めたくないです‥頑張りたいです‥グスッ」



どうしてここまでユミチャンはGclubにしがみつくのか。


「ココチャン?」

君も何か言いなさいと。

⏰:08/11/15 03:00 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#217 [主]
「クビにしてください」

「や‥やだ‥嫌です‥嫌です嫌です嫌です‥もう繰り返さないって約束します‥約束します‥」











「ならお前は今ここで契約書にサイン出来るんか!!」

⏰:08/11/15 03:02 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#218 [主]
Gマスの怒鳴り声は店内に響き渡る。





「できます‥出来ます‥」





「血印でやぞ!!」


自分の血で判子を押せるか

約束すると言う気持ちはどこまで本気なんだ

⏰:08/11/15 03:05 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#219 [主]
言葉だけの約束は聞き飽きた、と。



自分の体を傷つけてまでお前は約束出来るのか


それ程の事をしている

それ程の勇気はあるのかと、Gマスの怒りは頂点に達していた。




「で‥きます‥」

⏰:08/11/15 03:08 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#220 [主]
怯えた体に震えた声。



Gマスはお構いなしだった。




「おい画鋲持ってこい」


M2のスタッフはどうすればいいか分からずアタフタする。



「ユミチャン‥あなたがしてる事は簡単に許されることじゃないの」

⏰:08/11/15 03:11 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#221 [主]
「他のスタッフにも迷惑かけてるの。
もちろんGマスにも」



Gマスが興奮状態な分、私は冷静だった。




「は‥い‥‥」


涙の止まらないユミチャンにまた怒りを覚えるGマス。

⏰:08/11/15 03:14 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#222 [主]
「泣くなや


泣いて済まされんことをお前はやってんや」




さっさと画鋲でもカッターでも持って来いと言うGマスは、ヤクザにしか見えなかった。







「Gマス‥もういいやん‥」

⏰:08/11/15 03:17 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#223 [主]
落ち着いた声で話を割ったのはM2のマスターだった。








「マササン‥」



M2のマスター、マササンを呼び捨てで呼ぶ同業者はいない。

マササンと長年親友のGマスでさえ当たり前のようにマササンと呼ぶ。

⏰:08/11/15 03:21 📱:W62H 🆔:☆☆☆


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