Are you happy now? By ヒロト
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#201 [ヒロト]
たくやさんとの電話を
切ったらすぐにスタジオへ
俺は向かった。
15分もかからない間に
スタジオについた。
ガチャ…スタジオの扉を
静か開いた俺、
「だぐやざ…………ん」
「わかったから泣くな」
たくやさんはそういいながら
俺のためにホットココアを
入れてくれた。
:08/12/18 13:24
:SH704i
:flBJuEkA
#202 [ヒロト]
奥には隼人さんがベースを
ずっとひいているようだった。
「何があってん?」
たくやさんは静かに椅子に
座りながらも俺に聞いた。
「あの……………」
俺は彩矢の事から
俺自身の事なんかを
ぐちゃぐちゃに言った。
:08/12/18 13:27
:SH704i
:flBJuEkA
#203 [ヒロト]
普通なら伝わらない
言葉の過ちさえたくやさんは
聞き逃さずに聞いてくれた。
「お前……惚れてるな」
「・・・・・・・・・。」
:08/12/18 13:51
:SH704i
:flBJuEkA
#204 [ヒロト]
「はっはは…………」
奥でベースをひいてた
隼人さんが急に笑い出した。
「やっぱりお前と俺
似てるんだろうな〜」
急に隼人さんは俺に近づき
頭をくしゃくしゃとなでる。
今まで見た事ない隼人さんの姿
凄い爽やかに笑うんだ。
:08/12/18 18:04
:SH704i
:flBJuEkA
#205 [ヒロト]
「この前はわるかったな…」
頭の手が止まり
俺を見る隼人さん。
「俺こそ……すみません」
「なぁヒロト…………?
お前その女の事好きか?」
俺は隼人さんの問いが
俺は少し黙り考えた。
「ヒロトどないや?」
:08/12/18 18:12
:SH704i
:flBJuEkA
#206 [ヒロト]
「わからないです。」
俺の一言でたくやさんと
隼人さんは固まった。
「隼人…俺はお手上げや」
たくやさんは両手をあげ
隼人さんをみた。
「お前…重症やな……」
:08/12/18 18:17
:SH704i
:flBJuEkA
#207 [ヒロト]
「はぁ…………」
ため息をつき終えた後
隼人さんは俺を一発
おもっきりなぐった。
「なっ・・・・・
何するんですかっ!?」
俺は殴られた頬に手をあて
隼人さんを睨んだ。
たくやさんは状況さえ
理解出来ずに慌てていた。
「お前は何がしたいねん?」
:08/12/18 18:27
:SH704i
:flBJuEkA
#208 [ヒロト]
俺がしたいこと?
隼人さんに殴られたまま
勢いで座り込んだ俺。
床はひんやりしていていた。
「わからんのか?
なっさけないの〜」
「隼人…俺お手上げしたけど
手はあげてないよ?
暴力はよくないから!!」
:08/12/18 18:29
:SH704i
:flBJuEkA
#209 [ヒロト]
「たくやは黙ってて」
「えっ……………あ……
・・・・・・・・はい。」
「ヒロト…過去の俺に
お前めちゃにてるねん」
隼人さんが俺の前に
しゃがみ込んだ。
「お前こんままなら
後悔すんで……?」
:08/12/18 18:34
:SH704i
:flBJuEkA
#210 [ヒロト]
「っ・・・・・はい。」
「好きな女がおるんや。
それは幸せな事やねん。
お前が自覚しないなら
俺がさしたるわ……」
そういいながら俺が
テーブルに置いた携帯を
取り出し耳元にあてた。
「なっ何してるんですか?」
「電話やん?」
:08/12/18 23:31
:SH704i
:flBJuEkA
#211 [ヒロト]
「電話やん?って……」
「チッ…留守電かよ…
えっーと…ヒロトやけど
話したいねんやんか…
電話折り返せたらでいい…
折り返してください。」
この人マジで…?
電話かけちゃってんじゃ
「お前…拒否られてんちゃ?」
:08/12/18 23:36
:SH704i
:flBJuEkA
#212 [ヒロト]
「隼人さん何して……
ひどいですよ・・・。」
「もうええやん…。自分
多分、拒否られてるで?」
怒りに達した俺は
頭いっぱいにある彩矢を
もうどうでもいいと感じた。
「もういいですよ…
俺なんて・・・」
:08/12/18 23:43
:SH704i
:flBJuEkA
#213 [ヒロト]
「そうそう…………。
女なんかええやん?
お前モテるんやしさー
女なんかいっぱいおる。
その彩矢って子て会う
河川敷行かんかったら
ええ話やめんな〜」
「・・・・・・そうです。」
俺はそう言うと隼人さんは
ベースをひき始めた。
「じゃ俺……失礼します。」
:08/12/19 00:17
:SH704i
:qq/KXVaE
#214 [ヒロト]
俺が今したい事は
とりあえず家帰って
ゆっくり寝たい。
ドアを閉め出て行く俺。
「隼人…やりすぎちゃん?」
「ばぁ〜か・・・・・
これでいいんだよ。」
「お前…何考えてるん?」
:08/12/19 00:20
:SH704i
:qq/KXVaE
#215 [ヒロト]
俺は家に帰ってゆっくり
枕に顔を埋めた。
「あぁ〜なんでこんな
モヤモヤするねん…」
俺は一人が無償に淋しくなり
携帯を取り出して適当に
女を呼びその日一つになった。
:08/12/19 00:24
:SH704i
:qq/KXVaE
#216 [ヒロト]
二日間何もしないで
家でゴロゴロしてた。
みくからのメールも
女からの電話も
全て無視してずっと
胸にひっかかる何かを
疼く何か捜していた。
「ヒロト〜!!あんた
学校行かんかい」
おかんの声が頭に響く。
「うるせぇ〜な…!?
不登校やねん俺は…」
:08/12/19 00:28
:SH704i
:qq/KXVaE
#217 [ヒロト]
「あんたイジメられてるん?」
おかんがいちいち
俺の言い訳につっこむ。
「でも大丈夫やて〜♪
あんたイジメられても
気付かん図太い神経を
持ってるやんか〜。」
黙ればばぁ…
俺は家にいるのも
飽きてきてたし
おかんのつっこみも
だるいから外に出た。
:08/12/19 00:31
:SH704i
:qq/KXVaE
#218 [ヒロト]
スエットに帽子をかぶり
ビーチサンダルで歩く。
「てかそろそろ夏休みやん。
海の季節ですやん?」
俺はそんな独り言を言い
ただただ行く当てもなく
歩いていた。
どれほど歩いただろう?
俺は無意識に歩いていた。
「げっ・・・・・最悪」
:08/12/19 00:35
:SH704i
:qq/KXVaE
#219 [ヒロト]
俺は無意識だったが
河川敷に来ていた。
「帰ろう帰ろう…
余計悩んじゃうやん
帰ろう帰ろう…」
呪文のように唱えながら
振り返り帰ろうとした。
でも時間は11時。
コンビニでご飯買って
少しゆっくりしようと
そう思った。
:08/12/19 00:59
:SH704i
:qq/KXVaE
#220 [ヒロト]
彩矢はこの時間は学校だし
コンビニにもいるはずない。
「何食べようかな〜♪」
俺はコンビニに入り
食べ物コーナーをみる。
適当にパンとか飲み物かって
レジに向かった。
:08/12/19 01:01
:SH704i
:qq/KXVaE
#221 [しほ]
頑張って下さい


:08/12/19 01:12
:N904i
:WfuAba7g
#222 [ヒロト]
:08/12/19 09:49
:SH704i
:qq/KXVaE
#223 [ヒロト]
レジの店員は黙り込んだまま
商品をピッピッしてた。
…いらっしゃいませもない?
どんだけ愛想悪いねん…
「542円…」
…態度悪っ!!ですぐらい
つけんかい・・・・。
「店員さん?ちょっと〜
態度悪すぎちゃいますか?」
:08/12/19 09:53
:SH704i
:qq/KXVaE
#224 [ヒロト]
下を向いたままの店員。
ケッ…顔が見えねぇ〜し。
「何やねん・・・。
話あるってそっちが……
言うたのに……馬鹿……
もう知らんからな……」
「えっ・・・・・?」
よく店員を見てみると
俺は凄く驚いてしまった。
:08/12/19 09:57
:SH704i
:qq/KXVaE
#225 [ヒロト]
「彩……矢……っ……。」
泣きそうになりながら
彩矢は俺を睨んでた。
「あんたなんかね…
知らないんだから!!」
彩矢はそういいながら
商品をビニールに入れて
俺に渡してきた。
「彩矢っ話させてくれよ」
:08/12/19 10:00
:SH704i
:qq/KXVaE
#226 [ヒロト]
「今、バイト中だから…」
彩矢はレジで仕事を
始めだした。
「少しだけでいいから」
彩矢は俺に聞く耳さえもたず
奥の部屋へ行った。
何で俺こんな真剣に
なってんねんやろ?
今まで何人の女が
俺に泣きついてきても
俺は女を無視してた。
まるで今の状況は
彩矢が俺みたいやった。
:08/12/19 17:30
:SH704i
:qq/KXVaE
#227 [ヒロト]
「彩矢…………」
俺はコンビニの袋を持ち
ゆっくりコンビニを出た。
河川敷で考える。
彩矢の事だけを
何で俺こんな必死なって
彩矢に嫌われたくないんやろ?
何で彩矢とこんなにも
話したいんやろ?
なんやろ・・・・・
この気持ちは
:08/12/19 18:26
:SH704i
:qq/KXVaE
#228 [ヒロト]
2時間くらい河川敷で
頭抱えて考えたけど
ここにいても意味ないし
考えててもあかんから
俺はコンビニの裏口の路地で
彩矢を待つ事にした。
30分しても彩矢は出てこない。
俺は少し寝そうなった時
裏口が開いた。
「君……大丈夫?」
:08/12/19 18:30
:SH704i
:qq/KXVaE
#229 [ヒロト]
コンビニの制服を着た
20過ぎぐらいの女。
「大丈夫です……」
「彩矢ちゃんならきっと
あと2時はかかるよ?」
俺は少しびっくりすると
女はクスクス笑った。
「さっき貴方達のやり取りを
見てたのよ…ごめんね?」
:08/12/19 18:34
:SH704i
:qq/KXVaE
#230 [ヒロト]
「あっ・・・・いえ…」
「君は彩矢ちゃんの彼氏?」
「違います・・・・。」
歯を噛み締めながら
言葉を言う俺。
「彩矢ちゃんの事好き?」
:08/12/19 18:42
:SH704i
:qq/KXVaE
#231 [ヒロト]
彩矢と会いたい。
彩矢と話がしたい。
彩矢が俺の側にいて
彩矢と笑いあいたい。
彩矢の特別に俺がなりたい。
頭の中が彩矢ばかりで
胸の中が温かくて
でも少し苦しくせつない。
俺は彩矢が好きなんだ。
:08/12/19 18:46
:SH704i
:qq/KXVaE
#232 [ヒロト]
「彩矢が好きです。」
女は真剣な顔をして
俺を睨んでから微笑んだ。
「あと2時間、君は待つ?」
「あっ……待ちます。」
「それまで何するの?」
「いや・・・得に…」
:08/12/19 18:51
:SH704i
:qq/KXVaE
#233 [ヒロト]
「だと思ったわ。
着いて来なさい。」
そう女は言い前へ進んだ。
「えっ………?」
戸惑いながらも俺は
ちょこちょこ女に
着いて行った。
:08/12/19 18:53
:SH704i
:qq/KXVaE
#234 [ヒロト]
たどり着いた先は喫茶店。
俺は少し緊張しながら
女が入った喫茶店に
ゆっくり入って行った。
「何名様ですか?」
「二人」
「おタバコは…?」
「お願いするわ………。
奥の席にお願いね。」
店員は俺達をゆっくりと
奥の席へ導いてくれた。
:08/12/19 21:18
:SH704i
:qq/KXVaE
#235 [ヒロト]
女は席に座り俺は立つ。
「座っていいよ。」
俺はゆっくり椅子に座る。
「彩矢とは何処であったの?」
「えっとですね……」
俺は彩矢との出会いを
女に話した。
:08/12/19 22:40
:SH704i
:qq/KXVaE
#236 [ヒロト]
「彩矢ちゃんが自殺ね…
時期的にもそうね…」
女は一人ぶつぶつ言った。
「あなたは彩矢とはどんな
関係の方なんですか?」
「自己紹介いるよね…。
私は彩矢ちゃんの保護者?
みたいなものなのかな…
名前は里菜。里菜さんで
いいからね?」
:08/12/20 00:05
:SH704i
:0OCNQZjQ
#237 [ヒロト]
里菜さんは鞄から
タバコを取り出して
ゆっくり火をつけた。
「彩矢はねお母さんが
いないのよ。」
「お母さんがいない?」
里菜さんは俯きながら
少し歯を食いしばってた。
「彩矢は三歳の時にね
ガンで亡くなったの」
:08/12/20 00:09
:SH704i
:0OCNQZjQ
#238 [ヒロト]
「でも親父さんいるなら…」
「……親父さんとはね
彩矢が生まれる前に
離婚して生きてるかさえ
わからない状況でね。」
黙り込む俺。
「そんなとき彩矢の祖母が
彩矢を引き取ったのよ。
祖母のヘルパーしてたあたしは
彩矢の面倒もみてたの」
「そ……だったんだ。」
:08/12/20 00:14
:SH704i
:0OCNQZjQ
#239 [ヒロト]
「あたし小さい時から
一人暮らししてたりして
なんか彩矢には変に
近親感湧いて可愛いがって」
彩矢はあんなに明るい。
でも家庭?環境が複雑で
俺は理解しにくかった。
いや…出来てなかったんだ。
「彩矢は祖母が死んでから
私が責任持って預かったの。」
:08/12/20 00:18
:SH704i
:0OCNQZjQ
#240 [ヒロト]
話は途切れた時に
俺が今頭にある疑問を
里菜さんに打ち明けた。
「どうして俺にそんな話?」
「彩矢があなたに心を
開いたからかな・・・」
「俺に心を開いた?」
俺は嫌われてるはずなのに
意味がわからない。
:08/12/20 00:21
:SH704i
:0OCNQZjQ
#241 [ヒロト]
「意味わからないか……
まぁ別にいいんだけどね」
・・・・よくねぇ〜よ!!
「あの……えっーと俺って
どうしたらいいんでしょ?」
「好きにしたら?」
里菜はタバコを吸いながら
窓側に煙をはなってる。
いつ頼んだのかわからない
ホットミルクティーが二つ
湯気をたつのを俺はみながら
「言われなくても」
:08/12/20 23:29
:SH704i
:0OCNQZjQ
#242 [ヒロト]
と冷たく言い放った。
「ミルクティー飲みなさい」
何でこいつ全ての言葉が
命令系なんだ?
彩矢はこいつの影響で
あんな生意気なったんか?
「いただきます……」
ゴクゴク生温いミルクティーを
勢いよく飲んだ。
里菜は俺を睨むよいに
ずっと見つめている。
:08/12/20 23:34
:SH704i
:0OCNQZjQ
#243 [ヒロト]
「ねぇ……?一つだけ
お願いがあるんだけど」
急に真剣になるから
俺は少し息を飲み込み
「なんですか?」
と答えたんだ。
「彩矢を一人にしないで」
初めて聞いた時
俺はこの言葉の深さを
全然わかってなかった。
:08/12/20 23:37
:SH704i
:0OCNQZjQ
#244 [ヒロト]
喫茶店に入ってそろそろ
二時間がたつぐらいの時に
「もう行ってきな。
彩矢バイト終わるよ。
んではいっ♪コレ」
里菜さんは名刺を俺に渡した。
名前と電話番号が書いてる
小さめの可愛いふちの名刺。
「あっどうもです。
あとありがとうございました。」
何故か御礼を言いたくて
俺は少し目線をずらし
里菜さんにいった。
:08/12/20 23:42
:SH704i
:0OCNQZjQ
#245 [ヒロト]
俺は財布から五百円を
取り出しテーブルに置いた。
「・・・何?コレ?」
里菜さんは驚いたように言う。
「ミルクティー代です。」
「馬鹿っ!!いいって…
年下に出させないわよ。
直しときなさい。」
五百円を俺の手におく。
俺はでもとかいいつつ
五百円を握った。
:08/12/20 23:46
:SH704i
:0OCNQZjQ
#246 [ヒロト]
「ありがとうございます。」
「そのお金で彩矢にジュース
買ってあげなさい?」
俺は少し微笑んだあと
はいと返事をしたら
里菜さんは
「困ったら電話してきて!!」
って言ってくれて俺は
頷きながら店を出て
コンビニへと走った。
彩矢に俺の事,キモチ
全て話すために…
:08/12/21 06:14
:SH704i
:Yl0nneZc
#247 [ヒロト]
コンビニの裏口
少し暗めの曇り空
俺は扉を開くのを
ただただ待ってた。
「・・・・ヒロト?」
俺の見つめてる扉とは
別の方向から声がした。
キョロキョロしてた。
:08/12/21 06:28
:SH704i
:Yl0nneZc
#248 [ヒロト]
後ろに彩矢が立っていた。
私服をきて荷物をもって
俺をみていた。
彩矢の携帯の着信がなる。
「もしもし…里菜ちゃん?
・・・・・えっないん?
…………騙したんや!!
馬鹿っ!!ちょっ……と
里菜ちゃん・・・・」
彩矢は携帯を見ながら
一人ぶつぶつ言ってた。
:08/12/21 15:44
:SH704i
:Yl0nneZc
#249 [ヒロト]
俺は彩矢を見る。
いや…目から離せない。
「なっ……何なんよ!?」
少し喧嘩売った態度で
俺を睨む彩矢。
「ちょっと話さへん?」
「あたしは話ないし〜」
彩矢は俺の横を通り
過ぎようとした瞬間に
俺は彩矢の腕を握った。
:08/12/21 18:59
:SH704i
:Yl0nneZc
#250 [ヒロト]
「ちょっ……痛いから。
離してや・・・馬鹿」
彩矢は少し反抗したが
俺の顔を見たらその場に
立ち止まり俺の手を払う。
「・・・聞くから・・・
っ・・離して・・・」
少し震えながら彩矢は
自分の荷物を強く握った。
「河川敷行こう」
俺と彩矢は少し間を開けて
河川敷の方へ歩きだした。
:08/12/21 19:04
:SH704i
:Yl0nneZc
#251 [ヒロト]
「なぁ?彩矢……」
「なぉ〜にっ!?」
俺達は叫びあった。
「俺は汚れてる・・・
かもしれねぇ〜けど
女たらしって言われてるけど
でも俺は…………」
「なぁ?ヒロト……」
彩矢は俺達の間を
ゆっくり狭めてきた。
:08/12/21 21:43
:SH704i
:Yl0nneZc
#252 [ヒロト]
「ヒロトは汚れてへんで?」
彩矢は俺の隣で俺の事を
ゆっくり見上げていた。
「でも・・・・」
俺はきっと女たらしで
何人の女を泣かして
何人の女と寝たんやろ?
やっぱり俺は汚れてる。
河川敷に着いたら俺達は
小さく肩を並べ座った。
:08/12/21 21:47
:SH704i
:Yl0nneZc
#253 [ヒロト]
「俺さぉ・・・・
恋愛なんてしたこと
今までねぇーよ。」
彩矢は俺を見ながら頷く。
「最低だけどずっと……
女は金だとかそんな風に
思ってんやんか………」
彩矢は俺から目を離さない。
やめてや…彩矢に見られてたら
自分の最低差がよくわかる。
:08/12/21 21:51
:SH704i
:Yl0nneZc
#254 [ヒロト]
「ヒロトは今まで人を本間に
好きになった事ある?」
彩矢は突然そんな事を言い
少し空を見ていた。
「……一人おるねん」
「どんな人〜?」
:08/12/21 23:06
:SH704i
:Yl0nneZc
#255 [ヒロト]
「馬鹿でアホでちびで
弱いくせに強がりでな
出会い方なんか最悪で…
いっつも俺のペース乱して
俺に何か教えてくれて
なんか本間すごいやつ…」
彩矢の事だった。
本間に好きなんは彩矢。
彩矢は自分やと気付いては
ないみたいできょとんと
俺を見て笑っていた。
「彩矢は・・・?」
:08/12/21 23:10
:SH704i
:Yl0nneZc
#256 [ヒロト]
「あたしも一人いた。」
・・・・・いた?
「どんな人やった?」
「優しくて誠実で真面目で
でも少しヤンチャでさ〜
あたしいつも困らしたりして
本間好きやってんな…」
彩矢は今まで見た事ない
小さな笑みを隠しながら
言っていた。
:08/12/21 23:13
:SH704i
:Yl0nneZc
#257 [ヒロト]
「そっか・・・・」
その彩矢の好きな奴の事
もっと聞きたかったけど
なんか聞いたらあかんような
そんな気がしたから俺は
その話を終わろうとした。
「あっ……そういえば
なぁ?聞いてもいい?」
俺は少し気にしてた事を
彩矢に聞こうとした。
:08/12/21 23:16
:SH704i
:Yl0nneZc
#258 [ヒロト]
「彩矢…………学校は?」
彩矢は少し驚いてから
一度、下を向いて
また俺を見た。
「ちょっと前にやめた。」
俺は聞いたらあかんかった
そう思って何度も自分を
せめまくった。馬鹿俺!!
:08/12/21 23:19
:SH704i
:Yl0nneZc
#259 [咲]
いきなりすみません

この小説は
上木彩矢ちゃんの歌の
Are you happy now?
をかけているんですか?

:08/12/22 00:10
:D705i
:SP5ontGM
#260 [ヒロト]
:08/12/22 00:40
:SH704i
:kPOfsRZc
#261 [ヒロト]
「そんな顔しないでよ〜。
しかたなかったもん…
別に後悔してもないし」
彩矢は俺の肩を叩きながら
笑っていった。
「じゃ……何でやめたん?」
「・・・・・・・・・・。」
:08/12/22 00:43
:SH704i
:kPOfsRZc
#262 [ヒロト]
黙り込む彩矢を見て
また俺は自分を責めた。
俺…めっちゃ空気読めてない
何で今のタイミングで聞いた?
アホやん…俺のアホ〜
でも彩矢がせつなそうに
笑う所見たくないもん
「あたし病気やねん。」
俺は彩矢の言葉で固まった。
こんなに元気で笑う彩矢が
病気……?何の病気なんや
:08/12/22 00:46
:SH704i
:kPOfsRZc
#263 [ヒロト]
「・・・・・・・・って
うそだよ〜〜〜ん♪
馬鹿〜!!ひかかってんの」
彩矢は俺を指さしながら
笑ってたけど俺は彩矢に
「そんなの冗談でも言うな」
って少し怒ったら彩矢は
ごめんと小さな声で言う。
:08/12/22 00:50
:SH704i
:kPOfsRZc
#264 [ヒロト]
「本間は逃げただけ…
勉強からも人間からも
生きる事からも……」
静かに流れる川の音。
「笑ってもいいで?
ど〜せ逃げたとかって
馬鹿にするんやろ?」
「馬鹿になんかしいひんし
逃げる事の何が悪いん?」
彩矢は俺をまたきょっとん顔で
目をぱちぱちさせながら見る。
:08/12/22 00:54
:SH704i
:kPOfsRZc
#265 [ヒロト]
「逃げる事って多分な
生きてて絶対するやん?
一つの選択肢やないん?
悪いなんて思うなや…
彩矢が後悔せんかったら
いい事じゃないん?
第三者の目ばっかなんか
気にすんなよ!!」
俺は一人語りだして
なんか熱い事言うてた。
彩矢が悩んでるなら
彩矢が少しでも楽なれば
それだけでよかった。
お前は自分で抱え込むやろ?
:08/12/22 01:00
:SH704i
:kPOfsRZc
#266 [ヒロト]
「あたしも駄目駄目やん…
ヒロトなんかに言われて」
「なんかって何やねん?」
「あははは。」
俺達は喧嘩?してた事なんか
すっかり忘れてた。
知らん間に笑ってたりして
彩矢との時間はいつも
一瞬で深いもん。
「本間にいいん?」
:08/12/22 01:03
:SH704i
:kPOfsRZc
#267 [ヒロト]
「だーかーらーいいって」
「嫌…あかんって!!
俺も男のプライドって
やっぱあるやん?」
「そんなんあるなら
早くたらし卒業しろ!!」
俺はその彩矢の一言で
自分の中の何かが覚めた。
「男のプライドあるから
卒業したろやん?
俺、今は一筋やから」
:08/12/22 01:07
:SH704i
:kPOfsRZc
#268 [ヒロト]
もう夜7時になり、
俺はやっぱり彩矢が心配で
駅まで彩矢を送った。
歩きながらだったけど
確実に俺達の距離は
ゆっくり近づいてた。
「はい♪ありがとう。」
「どういたしまして」
:08/12/22 01:10
:SH704i
:kPOfsRZc
#269 [ヒロト]
「そうだ!!今度遊ぼう!!
みっくんも呼んで。
あたしも友達呼ぶし!!」
(みっくんはみくの事)
「じゃみくにいっとくわ。」
彩矢は改札口を出たら
振り返りながら何度も
手をふっていた。
人見てるだろ〜が…
恥ずかしいだろ・・・
:08/12/22 01:13
:SH704i
:kPOfsRZc
#270 [ヒロト]
彩矢が見えなくなって
俺はゆっくり家に向かう。
男のプライド……
俺は携帯を開けて電話帳の
あらゆる女のアドレスを
一気に全部消した。
あん時残った女のアドレスは
彩矢とおかんと姉貴だけ。
てかおかんも姉貴も
女に入らへんか…笑←ひどい
:08/12/22 01:19
:SH704i
:kPOfsRZc
#271 [ヒロト]
泣いたのは僕だった、、、
ヒロトは足がとれた

そのとき、、、
アイビリーブ

ヒロトピロシキ!
:08/12/22 01:19
:P906i
:KH13bSCQ
#272 [ヒロト]
たらし卒業したい。
俺はたらしなんか?は
自分でも疑問やったけど
彩矢に彩矢だけやって所を
見せるためにもいい機会やった。
今の自分に出来る自分を
変えるためには……って事を
何度も家に着くまで考えていた。
:08/12/22 01:24
:SH704i
:kPOfsRZc
#273 [ヒロト]
家に帰って即行動した。
俺はまず髪の色を金髪から
真っ黒に染め直しした。
伸びた前髪は自分で
アシメに上手くきった。
鎖骨まである長かった髪を
美容師の学校いってる
近所のお兄ちゃんに夜遅いが
お願いして切ってもらった。
:08/12/22 01:28
:SH704i
:kPOfsRZc
#274 [ヒロト]
耳にたくさんあったピアスは
左に一つだけにして
最近やっとはえてきた
眉を綺麗に整えた。
人は少し変えればかなり変わる。
おかんも姉貴もびっくりしてた。
「ヒロトあんた……
熱あるんたゃうか?
大丈夫かいな?」
「ヒロト黒とか似合わん〜」
:08/12/22 01:31
:SH704i
:kPOfsRZc
#275 [ヒロト]
など俺をけなす親達だったが
少し認めてくれた気がした。
「まぁあんた顔だけは
あたし譲りでいいんやし
黒髪も見慣れたら男前に
見れるやろうな・・・」
なんて姉貴が珍しく褒めてた。
「・・・そんで〜?
急にどしたのヒロト君♪」
:08/12/22 01:35
:SH704i
:kPOfsRZc
#276 [ヒロト]
ニヤニヤしながら姉貴が
俺に近づいて来た。
「ちょっとしたイメチェン?」
「恋してるんだ〜♪」
姉貴の言葉でびくっと
固まる俺をみてまた姉貴は
クスクスわらった。
「あんた本間に単純やから
わかるってば〜もぅ…
色気づきやがってー」
:08/12/22 01:38
:SH704i
:kPOfsRZc
#277 [ヒロト]
うるせぇ…だまれ
「彼女やったらちゃんと
紹介しなあかんで?」
「絶対しいひんから…」
俺は姉貴にそう言って
自分の部屋に行った。
たらし卒業……
他に何したらいいやろ?
そん時鏡に映った時計を見て
少し考えてみた。
:08/12/22 01:42
:SH704i
:kPOfsRZc
#278 [ヒロト]
この時計はたしか…
ななみに貰ったやつで
このピアスとネックレスは
あいつとあいつで……
身につけてるもの全てが
誰かからのプレゼント。
俺は部屋にあるものも
女からもらったもの全てを
誰から貰ったか整理した。
一つ一つ袋とかにいれて
学校の鞄に入れたらパンパンで
他の鞄にもいれた。
―――次の日
:08/12/22 18:54
:SH704i
:kPOfsRZc
#279 [ヒロト]
この時計はたしか…
ななみに貰ったやつで
このピアスとネックレスは
あいつとあいつで……
身につけてるもの全てが
誰かからのプレゼント。
俺は部屋にあるものも
女からもらったもの全てを
誰から貰ったか整理した。
:08/12/22 19:28
:SH704i
:kPOfsRZc
#280 [ヒロト]
―――次の日
「本間あかんねんって!!
貰ったけど返したいねん。
俺が使った後やけどさ
処分するなら処分してや。
今までごめんなさい。
俺なんかにありがとう」
学校に着いたらついたで
俺はずっと一人一人の女に
貰った物を返してきちんと
謝罪と感謝をした。
:08/12/22 19:30
:SH704i
:kPOfsRZc
#281 [ヒロト]
周りからはヒロトは別人とか
熱でて狂ったとか言われたが
俺は自分の意思でしたから
別に後悔なんかはしてない。
「こらっ!!馬鹿ヒロト。」
後ろから聞こえる声に
振り返ればやっぱりみく。
:08/12/22 23:01
:SH704i
:kPOfsRZc
#282 [ヒロト]
「なんだよ…………」
「急にどうしたんっ!?」
「何がやねん?」
みくは俺の体をキョロキョロ
みて話ゆっくり始めた。
:08/12/22 23:02
:SH704i
:kPOfsRZc
#283 [ヒロト]
「髪型変わってるし
カラコンが茶色から灰色で
じゃらじゃらつけてた
アクセは今ピアス左に一つ
しかも女からのプレゼント
全部返してるらしいやん」
どっからそんな情報入るねん…
「熱でもあるん?
もしや病気?
それとも宇宙人?」
「うっさい。黙れ。」
:08/12/22 23:16
:SH704i
:kPOfsRZc
#284 [我輩は匿名である]
>>32回目です♪
ずっと読んでます
最後まで頑張って書いてください(^O^)
:08/12/22 23:38
:W61K
:SP1g24ZQ
#285 [我輩は匿名である]
:08/12/23 09:15
:SH903i
:m46Hf4UA
#286 [ヒロト]
:08/12/23 10:44
:SH704i
:XSsvjwPM
#287 [ヒロト]
「そんな悲しい事言うなよ!!」
「はぁ・・・・・?」
「見た目は変わっても
中身は変わらないし…」
教室までの帰り道みくは馬鹿ばっか。
「あぁっ!!わかった〜
うんうん。なるほどね!」
みくが急に声を上げると
一人頷きにやけている。
「なんやねん……きもいな」
:08/12/23 10:48
:SH704i
:XSsvjwPM
#288 [ヒロト]
「急に変わったんは
彩矢ちんのせいやろ?」
俺は少しドキっとして
ワックスで固めた髪を
ちょっと上に上げた。
「やった〜正解や♪」
「俺…何も言ってないし!!」
「今髪の毛触ったやん〜」
俺のくせか・・・・・。
:08/12/23 10:53
:SH704i
:XSsvjwPM
#289 [ヒロト]
「そうそう。彩矢やで」
その俺の一言でみくは
何があった?どうした?
と呪文のように聞いてくる。
俺はみくに負けてここ最近の
話を全て打ち明けた。
「彩矢ちんすげぇ〜
それまたヒロトもすげぇ」
:08/12/23 10:58
:SH704i
:XSsvjwPM
#290 [ヒロト]
チャイムがなり俺達は
今さらだが必死で走り出した。
「あっ……みく?
彩矢が今度四人で遊ぼう?
って言うてたで!!」
「やった〜♪って四人って
後一人誰なんだい?」
「彩矢の女友達」
みくは走ってたはずか
スキップに変わりった。
本当単純なやつ…
:08/12/23 11:03
:SH704i
:XSsvjwPM
#291 [ヒロト]
「よっしゃ!!セーフ〜♪」
「アウトじゃ・・・・
馬鹿もんが・・・・。」
勢いよく教室のドアを開け
教室に入った俺達に対して
即答で国語のたむけんが
ツッコミを入れた。
(たむけんとは田村健太と
いう国語の先生のあだ名で
みくが呼び始めたら皆
使いだしたのである。
ちなみにうちのクラスの
担任でもある。)
:08/12/23 13:12
:SH704i
:XSsvjwPM
#292 [ヒロト]
「うせや〜ん…たむけん
許してぇや〜〜〜!!」
俺とみくはたむけんに頼んだが
たむけんはあかんというと
クラスの皆爆笑してた。
俺の学校は授業遅刻すれば
職員室で遅刻届けを書かないと
行けないという決まりがあり
俺達は職員室へ迎う事にした。
:08/12/23 13:17
:SH704i
:XSsvjwPM
#293 [ヒロト]
教室に出る前にたむけんが
「お前今日放課後話あるから」
「えっ〜またぁ〜!!」
みくが床に転がりだだこねる。
「お前ちゃうわ。
お前やお前!!」
俺を指差したたむけん。
「えっ・・・?俺?」
「やーいやーいー♪
呼び出しくらってやんの!!」
:08/12/23 13:17
:SH704i
:XSsvjwPM
#294 [ヒロト]
「んで明日がお前だから」
と今度はみくを指差して
たむけんはいった。
「そんなんひどいって〜
やだやだやだ〜!!」
みくはクラス中に響く声で
だだこねだした。
「では授業の続き入ります…」
:08/12/23 14:57
:SH704i
:XSsvjwPM
#295 [ヒロト]
―――放課後
静かな教室に俺一人きり
「一人は静かやな…」
外から聞こえる部活してる
生徒の声のすれほうを
窓から除く俺。
ガタガタとゆっくりドアが
開いたら数学の中田がそこに
立っていた。
:08/12/23 15:17
:SH704i
:XSsvjwPM
#296 [ヒロト]
(中田は学年主任で厳しい
先生)
「遅れてすまそん……」
「いえいえ……」
教室の真ん中の席に座り
書類を開いたりするたむけん
「あっ…すわってええで」
:08/12/23 15:19
:SH704i
:XSsvjwPM
#297 [ヒロト]
ちょこんと椅子に座り
中田が出す書類を見た。
「あんな進級の事やねんけど
なんか考えてる?」
「いや・・・・別に?」
一学期の成績表を俺に
見せながら話だした。
:08/12/23 15:20
:SH704i
:XSsvjwPM
#298 [ヒロト]
「テスト平均以上で
五段階も最低が4や。
お前さ理数進級コース
いくきないんか?」
理数進級コースというのは
俺の学校でも1番頭がいい
クラスの事だった。
「ないですね〜」
:08/12/23 15:25
:SH704i
:XSsvjwPM
#299 [ヒロト]
「いやーな・・・始めに
お前見た時はそりゃー
不良生徒や思ったけどな
こんだけ成績いいんや。
そしたらクラス上がれよ
今日見たらこんなにも
真面目な格好しはじめて」
なんやかんやのお世辞を
いい始めるうざったい。
学校なんて生徒縛るだけ。
くだらない事ばかりで
学ぶ事なんて少ない。
でも学校には友達に逢いに
行くために行ってた。
:08/12/23 15:25
:SH704i
:XSsvjwPM
#300 [ヒロト]
:08/12/23 15:27
:SH704i
:XSsvjwPM
#301 [ヒロト]
「なぁ?行く気ないか?」
「ありません。」
きっぱり言う俺。
中田はしぶしぶ頷き
頭を抱えた後に書類を
直して教室を出た。
俺は少し教室いた。
:08/12/23 20:12
:SH704i
:XSsvjwPM
#302 [ヒロト]
静かな教室で俺は
ルーズリーフとペンを
机の上にポンと置いた。
「よっしゃ・・・」
なんとなく歌が書きたくなり
ゆっくり書き始めた。
1時もしない間歌が完成した。
:08/12/23 20:12
:SH704i
:XSsvjwPM
#303 [ヒロト]
「出来たっ〜♪」
歌を何度も読み直し
メロディーを頭の中で
考えながら歌った。
俺はすぐに家に帰り
ギターを取り出して
メロディーをつけた。
「やべぇ〜かなりできる♪」
歌はその日中に完成した。
:08/12/23 20:20
:SH704i
:XSsvjwPM
#304 [ヒロト]
―――次の日
俺は朝6時に学校に着き
裏庭の人気の少ない所で
あと少しで完成する曲を
一人歌いながらアコギをひく。
「それって〜誰のきょくぅ〜?」
俺の目の前には知らない女。
前髪をちょんまげして
ギャルなのか不明だか
似合わないナチュラルメイク
の童顔な女が座っている。
:08/12/24 00:46
:SH704i
:l3ut4Zjo
#305 [ヒロト]
「俺の曲・・・・・
って盗み聞きかよ!!」
「だってぇ〜珍しいもん♪
この時間に人来るのも
アコギひいてるライヴ
気取り男もさ〜!!」
女は一人テンション上げて
楽しそうに笑い出す。
:08/12/24 00:53
:SH704i
:l3ut4Zjo
#306 [ヒロト]
「もう一回弾いて〜?」
女は俺にねだると
ちょこんとに座った。
「しゃーないな…」
俺は断る事も出来ずに
ゆっくり歌い出した。
女は目を閉じて聞いてる。
俺も感情が入りやすくて
曲にのめり込む。
:08/12/24 00:55
:SH704i
:l3ut4Zjo
#307 [ヒロト]
パチパチパチ…
曲が終わると同時に
女は拍手した。
「めっちゃいいやん!!
やばいやばい〜〜〜♪」
女は一人テンション高く
俺を見ては笑ってた。
「いやーなんて言うん?
歌詞もいいけど伝わる。
なんか綺麗な曲やね」
:08/12/24 00:59
:SH704i
:l3ut4Zjo
#308 [ヒロト]
大切な人へのラブソング
俺は彩矢を思って書いた。
「題名何て言うの?」
ちょんまげ女が俺に聞く。
「まだ決まってないねん…
なんかピンと来ないし」
:08/12/24 12:16
:SH704i
:l3ut4Zjo
#309 [ヒロト]
「そっか・・・・
他なんかひいてぇ〜♪」
こいつ初対面やのに
やけに馴れ馴れしいな、
「てか…なんで自分
こんな朝早くおるん?」
「あたし園芸委員で
毎朝花に水やったり〜
うさぎに餌あげたりとか
してるねん〜♪」
:08/12/24 12:43
:SH704i
:l3ut4Zjo
#310 [ヒロト]
「てかうちの学校うさぎ
なんか買ってたんや…」
「知らんかったん?」
女はそう言って俺の腕を
ぐいぐい引っ張る。
「うさぎ見せたるわ!!」
:08/12/24 19:07
:SH704i
:l3ut4Zjo
#311 [ヒロト]
俺は急いでギターを片付けて
女に着いていった。
「この子がくりきんとん!!
んでこっちの子あんころもち♪
めっちゃかわいいやろ★」
うさぎはかわいいけど
うさぎの名前な…
:08/12/24 19:08
:SH704i
:l3ut4Zjo
#312 [ヒロト]
「可愛いやん〜。
あんころもち〜♪
くりきんとん〜♪
よろしゅうな?」
俺は二百のうさぎの頭を
ゆっくり撫でながら
うさぎに話かける。
「よかったね〜。
あんころてくりきん♪」
:08/12/24 22:50
:SH704i
:l3ut4Zjo
#313 [ヒロト]
すっげぇ略してるしっ!!
「うさぎの名前って
誰がつけたん?」
「はぁ〜いっ!!あたし」
手を上げながらずっと
テンション高い女。
:08/12/25 01:32
:SH704i
:RBXiwqiQ
#314 [ヒロト]
うさぎの名付け親なら
ちゃんと呼べよ…
「このこ達さ〜一ヶ月前
生まれたばっかりなんだよ!!
すごく可愛いでしょ?」
一ヶ月前生まれたばかり
俺は何故かその時に
命の尊さを知ったかも?
:08/12/25 02:18
:SH704i
:RBXiwqiQ
#315 [さき]
:08/12/25 02:22
:W54SA
:1jHcnrog
#316 [さき]
:08/12/25 02:25
:W54SA
:1jHcnrog
#317 [ヒロト]
:08/12/25 16:26
:SH704i
:RBXiwqiQ
#318 [ヒロト]
―――スタジオ
「やべぇ〜な!!」
和明さんが俺のお腹に
パンチを入れながら言う。
「って事はこの歌からして」
隼人さんがゆっくりと
俺に近付きながら笑う。
「彩矢チャンと・・・?」
:08/12/25 16:45
:SH704i
:RBXiwqiQ
#319 [ヒロト]
「仲直り出来ました!」
にっこり照れ笑う俺に
メンバー全員がこけた。
「はぁっ!?意味わからん」
隼人さんは体を起こし
俺に睨みかける。
「なに怒ってるんですか?」
:08/12/25 16:46
:SH704i
:RBXiwqiQ
#320 [ヒロト]
「おまえな……
誰のおかげかわかるか?」
黙る俺を見て呆れる隼人さん。
「俺の素晴らしい演技の
おかげだろ〜が!!
人殴りたくないわい!
俺が頑張ったのにお前は
付き合う事も出来てないだ?」
ヒロトさんってこんな
キャラやったっけ?
:08/12/25 16:47
:SH704i
:RBXiwqiQ
#321 [ヒロト]
:08/12/26 19:54
:SH704i
:UgqhbJ26
#322 [ヒロト]
「お前〜やっぱり
演技だったのか!」
隼人さんの声でぴくりと
反応するたくやさん。
「俺…話ついていけて…
ないんですか?」
隣にいる和明さんに
聞いたら和明さんは
爽やかに笑った。
:08/12/26 20:13
:SH704i
:UgqhbJ26
#323 [ヒロト]
「みたいやな・・・
けど隼人のおかげ
なんやからな?」
「そやぞ〜!!ヒロト
隼人がお前彩矢チャン好きなん
気付くように芝居してんで
隼人も不器用やからな…」
:08/12/26 20:14
:SH704i
:UgqhbJ26
#324 [ヒロト]
たくやさんが隼人さんを
にやけた目でみている。
「まぁよくわかったか?」
隼人さんがたくやさんを
殴ってから俺に聞いた。
「よくわかりました!」
隼人さんがゆっくりと
俺の頭を撫でてくれた。
:08/12/26 20:14
:SH704i
:UgqhbJ26
#325 [ヒロト]
「俺…曲歌っていいですか?」
俺はスタジオにあるアコギを
ゆっくり抱えて言う。
「メロディー気になるし
歌ってみたら?」
和明さんが椅子に座る。
皆の姿勢が俺に…
:08/12/27 17:02
:SH704i
:Wan76CdE
#326 [ヒロト]
……歌
僕の中君は小さくて
光を知らない
僕の前いつも強がる
弱い君が愛しい
今まで上辺だけの恋愛
そんなくだらない事しか
知らなかった僕だけど
君に出会って恋をした
嫌われたくない好きだから
初めて人を好きになったよ
ねぇ泣かないでよ前向いてさ
いてもみたいに笑い合およ
僕の隣で・・・
:08/12/27 19:40
:SH704i
:Wan76CdE
#327 [ヒロト]
「いいんじゃん!!」
皆声を揃えて言ってくれた。
「次のライブに使うか?」
「あの……ちょっと待って
貰えないでしょうか?」
たくやさんの意見を泊める俺。
:08/12/27 22:43
:SH704i
:Wan76CdE
#328 [ヒロト]
「なんやねん…?」
「まだ題名が決まって
ないんですよ……
決まってからじゃ…」
たくやさん達は顔を
合わして考えていた。
「別にええで」
隼人さんが言ってくれた。
:08/12/28 13:57
:SH704i
:YYCBFDIM
#329 [ヒロト]
「にしてもすごいな…」
「何がですか?」
「髪も真っ黒でアクセも
ちょっとしかつけてなくて
本当に別人だな…」
たくやさんはジロジロと
俺を見ながら笑う。
:08/12/28 14:00
:SH704i
:YYCBFDIM
#330 [ヒロト]
「それが彩矢チャンの影響
なんやろ?ヒロト」
隼人さんがお茶を飲みながら
俺をちょっと見て言った。
「でもすげーな!!お前が
一人の女にそこまで変わる
なんてびっくりだわ…」
俺は照れながらも温かい
ココアを飲みながら笑った。
:08/12/28 14:03
:SH704i
:YYCBFDIM
#331 [ヒロト]
「今度俺達に紹介しろよ!」
和明さんがスナック菓子を
つまみながら俺に言う。
俺はココアを飲みほして
はいっと元気よく返事した。
「夜遅いしヒロト
家まで送るわ〜!!」
たくやさんが立ち上がり
車の鍵を持った。
:08/12/29 00:33
:SH704i
:P5AEWPyA
#332 [ヒロト]
「えっ〜いいですよ…」
「襲われたら大変やろ?」
「俺、男やし襲われませんよ!!」
「女の子が・・・」
「襲いませんよ!!」
スタジオは笑い声に包まれてる。
俺の大好きで大切な場所。
:08/12/29 00:36
:SH704i
:P5AEWPyA
#333 [ヒロト]
「たくやお前いとけ…」
隼人さんが急に立ち上がり
たくやさんの手の鍵を奪った。
「えっ・・・・?」
「いつもお前おくらしてるし
下手くそなギター練習しとけ。
ヒロト行くぞ!!」
隼人さんに肩を叩かれて
俺は素早く立った。
:08/12/29 00:40
:SH704i
:P5AEWPyA
#334 [ヒロト]
「お疲れさまです。
お先失礼します…?」
俺はとりあえず適当に
言葉を並べて一礼し
スタジオの扉をしめた。
外は真っ暗で光りが少ない。
俺達はゆっくり車に乗る。
隼人さんは慣れた手つきで
車を走り出した。
:08/12/29 00:44
:SH704i
:P5AEWPyA
#335 [ヒロト]
「なぁヒロト……?」
車が走り出して5分ぐらい
沈黙の後に隼人さんが
口をゆっくり開いた。
「ヒロト今までごめんな?」
急な一言で少し焦る俺は
何の事かわからなかった。
:08/12/29 00:46
:SH704i
:P5AEWPyA
#336 [ヒロト]
俺は隼人さんからあって
この日までずっと隼人さんに
嫌われてると俺は思ってた。
メンバーの前の隼人さんは
いつも笑ったり楽しい人で
でも俺の前ではいつも
無口で無愛想で冷静な
少し怖いとさえ思ってた。
でのこの車の中で初めて
隼人さんが話してくれた。
:08/12/29 00:50
:SH704i
:P5AEWPyA
#337 [ヒロト]
「俺…ちょっと前までは
お前の事大嫌いやった。」
隼人さんが一瞬俺をみて
クスクスわらった。
俺…なんかしたっけ?
「お前は昔の俺に似過ぎてる
やから大嫌いやってん…」
俺は情けないが黙る事
しか出来なかった。
:08/12/29 00:53
:SH704i
:P5AEWPyA
#338 [ヒロト]
「この前俺殴ったやん?
あん時お前が俺みたいで
絶対後悔するのわかって
やからついついな……」
「俺…殴ってくれてマジ
嬉しかったですよ!!」
「お前……Mか?」
「違いますよ!!何でですか!
なんかあのパンチすっげぇ
気持ち伝わった見たいな?
なんかこのままじゃだめで
何かやらなきゃって…」
:08/12/29 00:57
:SH704i
:P5AEWPyA
#339 [ヒロト]
たくやさんは大笑いして
俺の肩を殴った。
急に車が止まり隼人さんは
携帯を取り出し電話を
駆け出した。
「あーもしもし?拓人か?
お父さんやけどな……
今日はばぁーちゃん家で
ゆっくり休みしといて?
うん……………よし!
じゃまた朝にな♪」
きげんよく電話を切り
隼人さんは俺をみた。
:08/12/29 12:33
:SH704i
:P5AEWPyA
#340 [ヒロト]
「お前…暇やろ?」
「えっ…明日学校が……」
「暇か暇か〜!!よっしゃ♪
なら一杯付き合えや!!」
隼人さんは車を勢いよく
走らせた後少しかわった
店へ連れていかれた。
:08/12/29 22:57
:SH704i
:P5AEWPyA
#341 [ヒロト]
扉を開けば個性的なバー
隼人さんは奥へ奥へと
カウンターに座った。
おれも隼人さんの後を追い
隼人さんの隣に座った。
「マスター俺、いつもの♪」
マスターに自分のだけ注文
した後俺をじっとみて。
「こいつ水でいいわ…
・・・・・・・便所の」
この人…最低や・・・
:08/12/29 23:05
:SH704i
:P5AEWPyA
#342 [ヒロト]
すぐに隼人さんの前に
綺麗な色のカクテルが
置かれてた。
そして俺の前には……
「何なんですかこれ?」
「ヤクルトや!!」
まさかのヤクルトがあった。
水ちゃうだけ感謝?か…
:08/12/29 23:14
:SH704i
:P5AEWPyA
#343 [ヒロト]
「何でバーにヤクルトが
あるんですか?隼人さん」
「ここ何でもありやねん。」
隼人さんからメニューを
渡され見てみると
世界中の料理や寿司とか
しまいには納豆まであった。
・・・・・何で?笑
「ユニークな店ですね。」
「俺の前のバイト先やで」
「あの……早く本題に……」
:08/12/30 01:12
:SH704i
:LcGSsTSU
#344 [ヒロト]
隼人さんはきょとんと
した顔しながら
「本題って?」
と言いさすがの俺も
「何のために呼んだんですか?
一杯付き合えって……
どういう意味ですか!?」
「ただ飲みたかっただけ♪」
俺…明日学校なんですけど。
:08/12/30 01:15
:SH704i
:LcGSsTSU
#345 [ヒロト]
「俺があさみと会ったのは
雨がうっとーしい梅雨の時期」
何急に話してんだ?
ってか酔ってるやんな?
隼人さん車やんな…
あぁ俺明日学校遅刻決定。
「おいっ!!聞いてるか?」
隼人さんが呆然とする俺を
ばしっと殴って話しだす。
:08/12/30 01:18
:SH704i
:LcGSsTSU
#346 [ヒロト]
「このバーであさみと
あってんやけどさ……」
俺はヤクルトをちびちびと
飲みながら話を聞いた。
「俺は最初あさみみたいな
金持ちでわがままでおもんない
可愛いだけがとりえで
恋して泣くような女がな
大嫌いやってん……」
急に悪口ですかっ!!
:08/12/30 01:22
:SH704i
:LcGSsTSU
#347 [ヒロト]
「しかもあいつ会った時に
次は隼人君指名〜♪とか
言うて俺を抱きしめるねんで
来る店間違ってるやろ?」
隼人さんは酒を飲みながら
クスクス笑い話してる。
凄い幸せそうな顔して
「えっ〜?何で俺が
好きなったかって?」
「いや…聞いてないです」
:08/12/30 01:25
:SH704i
:LcGSsTSU
#348 [ヒロト]
「女と男が恋に落ちる瞬間なんて
奇遇気ままやで?
好きて思ったら好きやねん。
何も出来ひんけど何かを
したくなるもんやん?」
「そうですね。わかります
なんか彩矢といる自分は
何も出来ないんだけど
本当の飾らない自分なんです」
俺はヤクルト飲み干し
隼人さんも酒を飲み干した。
「よっしゃ!!今日は
どんどんのんでええで!?」
:08/12/30 01:29
:SH704i
:LcGSsTSU
#349 [ヒロト]
俺ははいっといいながらも
目の前にまたヤクルトが
出されるとさすがに
「せめて炭酸とかに
してもらえませんか?」
と隼人さんに問いかけると
隼人さんはこてんと寝てた。
「兄ちゃん兄ちゃん♪」
:08/12/30 01:31
:SH704i
:LcGSsTSU
#350 [ヒロト]
マスターが俺の前にきて
俺にゆっくり話だした。
「初めてやで?ここに
こいつが友達連れて来たの
ここは大切な場所やから
大切な人しか連れてこない
とかよく言うてるしな」
マスターの話を聞いて
隼人さんの中で俺は
大切な人なんかな?と
ちょっと思いわらった。
:08/12/30 01:35
:SH704i
:LcGSsTSU
#351 [ヒロト]
「これかけたって」
マスターから温かい毛布を
受け取りながら俺は
隼人さんにかけてあげた。
おやすみ3秒はこの事やな。
「どっちが大人かわからんやん」
なんて呟いていると
俺の前に淡いピンクの
カクテルがでてきた。
「・・・・・えっ?」
:08/12/30 01:38
:SH704i
:LcGSsTSU
#352 [ヒロト]
「LOVE HEARTって言って
隼人が彼女へ初めて作った
スペシャルカクテル、
ちなみにお酒を炭酸に
しといてあげました」
マスターはそういうと
俺の前からゆっくり
姿を消した。
「初めて作ったカクテル」
隼人さんもシャレた事
するんやな………
:08/12/30 01:43
:SH704i
:LcGSsTSU
#353 [ヒロト]
俺はマスターからもろた
カクテルを少し遠慮しがちに
ゆっくり飲んだ。
「うまっ・・・
恋の宝石箱や〜♪」
「・・・・・・・・・。」
「うわっ……自分でやっといて
めちゃ損したんやけど」
二人のはずが一人で
俺は寝てる隼人さんの腹を
指でつんつんしたりして
知らず間に眠りについてた。
:08/12/30 10:16
:SH704i
:LcGSsTSU
#354 [ヒロト]
もちろん次の日俺は学校遅刻
隼人さんは笑いながら
「いや〜ごめんちゃい♪」
とか愛想よく言ってた。
俺は呆れるに呆れながら
「もう別にいいですよ…」
と投げやりで答えていたら
「まぁ恋愛には突っ走れ。
女一人ぐらい幸せにしたれ」
:08/12/30 10:30
:SH704i
:LcGSsTSU
#355 [ヒロト]
学校へ向かうの車の中で
隼人さんはそんな事を
何度も何度も言ってた。
以外に早くも学校につき
といっても3時間目。
「ありがとうございました。」
車から降り一礼して校内へ
入って行こうとした時
彩矢から着信がはいった。
:08/12/30 10:34
:SH704i
:LcGSsTSU
#356 [ヒロト]
「もしも…………」
「・・・・・・・・」
「んっ…………彩矢?」
俺は耳から携帯を外し
画面を確認してから
もう一度耳にあてた。
「彩矢?どしてん?」
「だっ助けっ………ヒロト
怖いよ・・・・・・」
声を震わしながら彩矢が
泣いてる気がした。
:08/12/30 12:22
:SH704i
:LcGSsTSU
#357 [ヒロト]
「っえ?どないしたんや?
今、どこおるねん?」
彩矢は小さい声で住所を
言ったのを俺は瞬間で
覚えて彩矢との電話を
繋いだまま隼人さんに
頼み彩矢の家まで
送ってもらうことにした。
「大丈夫やからな?
絶対動いたらあかんで?」
俺は彩矢が落ち着くように
優しい言葉ばっかり言う。
:08/12/30 12:27
:SH704i
:LcGSsTSU
#358 [ヒロト]
「彩矢チャン家におるんやろ?
怖い助けてとか何が
あったんやろな?」
隼人さんが運転しながら
呟いている。
確かに家にいて何がある?
怖いって何がなんやろ?
助けてって何があってん?
俺は考えれば考えるほど
俺自身が苦しくなって
いても立ってもいれんくて
イライラしていた。
:08/12/30 12:37
:SH704i
:LcGSsTSU
#359 [ヒロト]
「ヒロト落ち着け。」
「あっ…………はい。」
「あそこみたいやな。」
隼人さんが指さす方に
小さいけど綺麗な家がある
「彩矢?家あいてるか?」
「あいてるからはよきてや」
:08/12/30 12:42
:SH704i
:LcGSsTSU
#360 [ヒロト]
俺は車から飛び降りた、
「俺ここおるさかい
なんかあれば電話くれ」
隼人さんは俺に叫んでた。
彩矢の家にはいった。
リビングみたいな所で
彩矢は小さく固まってた。
「彩矢どないしたんや?」
俺が彩矢に駆け寄ろうと
した時彩矢は声をあげ
「ドアの右見てー!!」
:08/12/30 12:50
:SH704i
:LcGSsTSU
#361 [ヒロト]
すぐ振り返り見たら
そこには小さいゴキブリ
「ゴキブリ?」
彩矢は震えながら俺に
ティッシュを投げた。
俺は三枚ティッシュとり
「ごめんなさい。」
といいゴキブリを潰した。
「彩矢ゴミどないする?」
俺が彩矢に近づいていくと
彩矢は思いきり逃げながら
:08/12/30 12:53
:SH704i
:LcGSsTSU
#362 [ヒロト]
「ごみ箱入れて〜!!
んで手を五回せっけんで
ちゃんと洗ってや!!」
「お前本間失礼やな…」
俺はゴキブリをぽいっと
捨てて手を五回洗った。
「んで…どないしたん?」
「もうええで。帰り?」
「はっ?」
:08/12/30 13:03
:SH704i
:LcGSsTSU
#363 [ヒロト]
彩矢は立ちながらいった。
「助けてって………」
「うちゴキブリあかんねん
本間天敵やからさー」
「怖いってのは?」
「ゴキブリやん!てか
ヒロト学校ちゃうん?」
・・・・・・・・神様
もしこいつが男やったら
一発殴らせて下さい。
:08/12/30 13:30
:SH704i
:LcGSsTSU
#364 [ヒロト]
「学校やけどお前からの
電話あったからぶっ飛んで
きたんやろーが!!ばぁーか」
「うせやん・・・」
彩矢は一瞬びっくりして
そのあとは可愛い笑顔
本間にこいつは……
「ってもう12時やん。」
時計を見ながら言う俺。
:08/12/30 13:56
:SH704i
:LcGSsTSU
#365 [ヒロト]
「お昼食べて行く?」
「いいん?」
「別にいいよ?何遠慮して?」
彩矢はそう言った後すぐ
キッチンへ向かった。
なんか新婚さんみたいやな。
「何か食べられへんのある?」
彩矢がひょっこりキッチンから
顔を出してきいてきた。
:08/12/30 17:25
:SH704i
:LcGSsTSU
#366 [ヒロト]
「何でも食べるで♪」
俺は元気よくいうと彩矢は
嬉しそうにキッチンへ
戻っていった。
彩矢が料理してる間に
隼人さんにメールで
もう大丈夫です。
心配かけてすみません。
ありがとうございました。
なんて送ってた。
彩矢の家のリビングは
めちゃ綺麗やった。
:08/12/30 20:59
:SH704i
:LcGSsTSU
#367 [ヒロト]
部屋の隅に誇りかぶった
古いアコギがあった。
「高そうなやつやな…」
俺はゆっくり手にとり
じゃんじゃんひいてた。
「音色綺麗やな……
音だけ治しとこか。」
:08/12/30 21:02
:SH704i
:LcGSsTSU
#368 [ヒロト]
俺はリビングでギター
彩矢はキッチンで料理
なぁ?結婚したらきっと
こんな感じなんやろな
「はい♪できました!!」
彩矢がテーブルに料理を
運びながら椅子をひいた。
「おぉ〜すげぇすげぇ!!
上手そうやばいやばい★」
:08/12/30 21:12
:SH704i
:LcGSsTSU
#369 [ヒロト]
テーブルにあったのは
おいしそうなオムライス
飾られたサラダ。
まるでレストランや。
「なぁ〜に立ってんの?
早く座って食べぇ〜や」
彩矢は笑いながら席に
座りいただきますをした。
俺も椅子に座り手を合わせた
「いただきます♪」
:08/12/30 21:16
:SH704i
:LcGSsTSU
#370 [ヒロト]
俺はオムライスを
勢いよく口に運んだ。
彩矢は見守るように
俺をみていた。
「うっ・・・・・」
「うっ?味無理やった?」
「うまい。めちゃうまい」
俺はばくばくオムライス
サラダを食べ始めた。
:08/12/30 21:20
:SH704i
:LcGSsTSU
#371 [ヒロト]
「めちゃ上手いねんけど!!」
「それはそれはよかったです。」
「彩矢めちゃ料理上手いな」
俺がそういうと彩矢は少し
悲しそうに微笑んだ。
「あたし親いないから
料理よく教えてもらって」
「そっか・・・」
:08/12/31 20:21
:SH704i
:Ai8QhIa.
#372 [ヒロト]
俺は彩矢の頭を撫でた。
「何なんよ〜?」
「今までよく頑張りました♪」
彩矢は俺がそういうと
大泣きしはじめた。
「えっ・・・・・」
「あだし…馬鹿だから
料理覚えれなかったり…
失敗ばっかりだった…」
「彩矢は頑張ったな?」
:08/12/31 20:34
:SH704i
:Ai8QhIa.
#373 [ヒロト]
多分この時彩矢は自分の我慢の
壁を突き破ったんだと思う。
「彩矢…?お前は頑張った。
もう無理せんでいいねんで」
俺は頭をゆっくり撫でる。
彩矢は涙を流しながら
「子供扱いしないでよ…」
こんな時でも強がるお前。
その態度は可愛くないんやけど
むしょうに愛しいやんけ。
:08/12/31 20:46
:SH704i
:Ai8QhIa.
#374 [ヒロト]
彩矢が泣き止んだら
料理は片付けはじめた。
「手伝うで?」
「別にいいって…」
「本間に?」
「足手まとい・・・・」
「お前…本間にひどいな」
二人の笑い声が響く。
こんな幸せな瞬間って
あるんやろうか?
:08/12/31 20:53
:SH704i
:Ai8QhIa.
#375 [ヒロト]
何やかんやで1時になった。
「なぁ…学校行かなくて
大丈夫やったん?」
「別に成績とれてるから
全然大丈夫やで」
「ヤンキーのくせに頭いいん?」
「ヤンキーちゃうからな…」
すると彩矢は悲鳴をあげた。
「あ゛あああああぁ〜!?」
:08/12/31 20:59
:SH704i
:Ai8QhIa.
#376 [ヒロト]
「何やねん!?急に・・・」
「髪もアクセも制服も
全部変わってる…」
えっ?今気付いたん?
「黒にしてちょっと切って
アクセなんかピアス一個
シャツもちゃんといれて…」
「急にどないしたん?」
俺は俺の変化を気付いては
くれない彩矢に呆れ気味。
「俺の一筋のプライド」
:08/12/31 21:19
:SH704i
:Ai8QhIa.
#377 [ヒロト]
「ふぅ〜ん・・・」
あんまり興味なさげ?
「変ですかね……?」
「あたしこっちのが好き!」
彩矢がそう言ってくれて
俺は少し安心してから
「まぁ何でも似合うけど?」
そういって彩矢は
「前言撤回やわ…」
とか言った。
:08/12/31 21:28
:SH704i
:Ai8QhIa.
#378 [ヒロト]
二人でおったらあっという間
すぐ時間が立ってしまう。
「よっしゃ……帰るわ」
「えっ………もう?」
時計は3時をさしている。
「長居したらあかんやん?」
「何かあるん?」
「いや…ないけどさ」
:08/12/31 22:11
:SH704i
:Ai8QhIa.
#379 [ヒロト]
「まだいいやんか〜」
やけに彩矢が止める。
「じゃ…ちょっと外行こや?」
「あっ…うんうん。」
俺達は二人並んで歩いた。
別にどこ行くとかはなく
ただただ歩いてるだけ
「めちゃいい天気や〜」
上を見上げれば綺麗な青空。
:08/12/31 22:47
:SH704i
:Ai8QhIa.
#380 [ヒロト]
そん時俺の電話がなりだした。
画面を開き着信みくと出る。
電話に出ない俺を見て彩矢は
「電話出ないん?」
「あぁちょっとごめんな。
・・・・・もしもし?」
「コラッー!!馬鹿っ!
何してるん?何処や?」
俺は電話を切った。
:08/12/31 22:53
:SH704i
:Ai8QhIa.
#381 [ヒロト]
「今のもしかしてみっ君?」
彩矢が俺の携帯画面を除く。
「・・・・・うん。」
するとまた電話がかかる。
俺が電話切ろうとすると
彩矢が携帯を奪って
電話に出た。
「もしも・・・・」
「何できるねんー−−!!
俺、今日学校で一人やぞ?
馬鹿馬鹿ばぁ〜か!!」
彩矢は困った顔しながら黙る。
:08/12/31 22:59
:SH704i
:Ai8QhIa.
#382 [ヒロト]
「みっくん・・・?」
「えっ?だっ誰ですか?
電話掛け間違えた?」
「みっ君?あたしあたし…」
「あたしあたし…?誰?」
「彩矢やん。ヒロトの友達」
:08/12/31 23:01
:SH704i
:Ai8QhIa.
#383 [ヒロト]
友達か・・・・・。
好きな女に言われたら
ちょっと悲しいな…
「えっ〜?今から?
・・・・・・・・・・
全然いいよん♪行く行く!!」
彩矢が携帯を耳から外し
俺に携帯を渡してきた。
「もしも・・・・」
「今から学校来い!!
彩矢ちん連れてな?」
:08/12/31 23:06
:SH704i
:Ai8QhIa.
#384 [ヒロト]
彩矢が俺を上目使いする。
俺そんなアングル弱いから…
「・・・・わかった。
行きます・・・・・。」
そう言って彩矢は喜んだ。
「あぁ〜メイクも格好も
あたし最悪やねんけど…」
「大丈夫やってぇ〜」
:08/12/31 23:20
:SH704i
:Ai8QhIa.
#385 [ヒロト]
彩矢は家帰る帰る言うから
また家に帰った。
俺は彩矢を外で待ってた。
「もういいよん♪」
俺が彩矢見たら彩矢は
制服姿で今までみた事ない
めちゃけばかった。
まぁ似合ってるけど…
:08/12/31 23:43
:SH704i
:Ai8QhIa.
#386 [ヒロト]
「歩いて行く?」
俺が彩矢に聞くと彩矢は
「自転車で行こうや?
ニケツでええやん」
そう答えながら自転車を
出してきてくれた。
……ニケツ・・・・。
不覚にも俺は好きな女と
ニケツなんてした事ないし
青春やとか考えてた。
「はいっ♪前どうぞ」
「あっ…はい・・・」
:09/01/01 02:13
:SH704i
:7lC7yoI6
#387 [ヒロト]
「重たいで?大丈夫?」
「頑張って耐えるわ!!」
そう冗談で俺が言うたら
おもっきり殴られた。
「女の子にそんな冗談は
いけません・・・・」
「・・・・・・・・はい」
俺が自転車にまたがり
彩矢もゆっくり跨がる。
自転車をゆっくりと
こぎはじめた時彩矢が
俺の腹に手をまわした。
:09/01/01 02:17
:SH704i
:7lC7yoI6
#388 [ヒロト]
やばい・・・緊張やん。
俺は調子乗ってスピードあげた。
そしたら彩矢との距離は
ちかなるし抱き着かれてる
みたいなんがたまらんかった。
「ちょっと・・・危ない!!」
「大丈夫大丈夫!!」
なぁ?これが人が言う
青春と言う奴ですか?
:09/01/01 02:20
:SH704i
:7lC7yoI6
#389 [ヒロト]
「はい!到着です。」
自転車から降りる俺達。
ちょうど学校では生徒が
帰って行く所やった。
俺達は校門でみくをまった。
「みっ君遅くない〜?」
「まだ終礼ちゃうか?
俺のとこの担任ってな
めちゃ話が糞長いねん」
「絶対そんな先生おるよな!」
校門から出ていく生徒が
俺達を睨むように見る。
:09/01/01 02:26
:SH704i
:7lC7yoI6
#390 [ヒロト]
「えっ?あれヒロトの新彼?」
「あんま可愛くないやん…」
「次何ヶ月続くんやろ?」
前通る女が俺達に聞こえるように
グチグチ言ってくる。
彩矢は下向きながら手を
何度も握り直してた。
「ヒロト〜?うちらと遊ぼう。
そんな女より楽しいで?」
三人ぐらいの女が馴れ馴れしく
俺の近くまで来て話す。
:09/01/01 02:30
:SH704i
:7lC7yoI6
#391 [ヒロト]
俺は少しいらついてたから
彩矢の肩を抱き寄せながら
「俺、今から彼女と遊ぶし♪
お前達みたいなな?
性格悪いブスと遊ぶとか
ご遠慮しますから?」
「…………………えっ?」
「やっぱりヒロト変わった。」
「あたしがせっかくあげた
ブランドアクセ返却するし
その女のせいなん?」
「俺…一筋なったから?」
:09/01/01 02:35
:SH704i
:7lC7yoI6
#392 [ヒロト]
そういうと女は逃げて行った。
彩矢が俺を黙ってみる。
怒ってるんか?
「・・・・・・馬鹿。」
やっぱり怒ってる。
「でも、ありがとう。」
「あぁすっきりしたな!」
そういうと彩矢は笑って
ヒヤヒヤしたとか言ってた。
:09/01/01 02:38
:SH704i
:7lC7yoI6
#393 [ヒロト]
まだまだ人は俺達を見てたけど
似合ってるとか言う声も
聞こえたから少し嬉しかった。
「ああああ彩矢っー−−!!」
急に高い女の声が聞こえた。
「じゅりっ!!高校ここ?」
「彩矢おらんくなったから
転校してんやんかっ!!」
「うせやん!!じゅり〜」
:09/01/01 13:24
:SH704i
:7lC7yoI6
#394 [
]
:09/01/01 23:49
:F905i
:fZlibJmU
#395 [ヒロト]
:09/01/02 00:53
:SH704i
:svo/ndl6
#396 [ヒロト]
俺は二人のはしゃく光景を
ただただ見てるだくやった。
「あぁヒロト…?この子
あたしの親友のじゅり♪
んでじゅり?・・・・」
俺とじゅり言う女が
目があって同時に叫ぶ。
『あぁ〜!!』
じゅりとか言う女は
うさぎみしてくれた
ちょんまげギャルやった。
:09/01/02 00:56
:SH704i
:svo/ndl6
#397 [ヒロト]
「ちょまげやん!!」
[ちょんまげとはちょんまげ
ギャル女の略した言葉]
「ちょまげ言うな!!」
「えっ?二人知り合いなん?」
人間の世界は広いようで
案外狭くもあるんだ。
何かと繋がりはあるから。
「彩矢の彼氏・・・?」
:09/01/02 01:00
:SH704i
:svo/ndl6
#398 [ヒロト]
「違う違う〜♪友達や!」
彩矢が言葉を出す前に
俺が先にいった。
彩矢から友達って言葉
聞くのは少し辛い。
でも自分でいうのも
それなり辛いわ。
「そっ・・・・・か」
女は意味深に答えた。
:09/01/02 01:04
:SH704i
:svo/ndl6
#399 [ヒロト]
「ちょまげ転校生やってんや?」
「ちょまげ言うなや・・・」
「じゃ何て呼んだらいいん?」
俺らのやり取りに彩矢は
笑いながら俺にいった。
「じゅりでいいやん…」
「じゅりじゅり・・・・・
じょりじょりあかん?」
「死ね!!」
:09/01/02 01:08
:SH704i
:svo/ndl6
#400 [ヒロト]
:09/01/02 01:09
:SH704i
:svo/ndl6
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