Are you happy now? By ヒロト
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#1 [ヒロト]
最低な俺が最後に
お前にしてやれる事。
それは俺とお前が
一緒に懸命に生きた
そんな証をここに
俺が今刻むからな…
初めて書きます。
下手くそだけど誰か
読んで下さい。
俺と彼女の物語を…
By ヒロト
:08/11/29 20:16
:SH704i
:8YbyEa5o
#2 [ヒロト]
春は別れの季節。
そんで出会いの季節。
高校入学して一ヶ月。
高校に慣れ始めた俺は
髪色を金髪に近いような
明るい色に染めて
グレーのカラコンして
アクセサリーしつつ
制服いじったりとかして
チャラチャラしてた。
:08/11/29 20:22
:SH704i
:8YbyEa5o
#3 [我輩は匿名である]
見てます(pqω・)
:08/11/29 20:26
:W61K
:Rv6LrmIA
#4 [ヒロト]
「人にホストちゃん?」
って間違われるくらいに
髪の毛、盛ってたっけ?笑
そんな俺の名前はヒロト。
身長175ぐらいで
顔は何かと整ってる?
まぁ自分で言うなややけど
モテてたんは確かやな…
もう五年前の話……泣
:08/11/29 20:28
:SH704i
:8YbyEa5o
#5 [ヒロト]
我輩は仮名であるさん
おおきに〜★
つまらんくても見てや!!
By ヒロト
:08/11/29 20:30
:SH704i
:8YbyEa5o
#6 [ヒロト]
あん時の俺は財布なしで
生きていけたんや…
なんでかって?
女が欲しいもん食いもん
全部〜俺が甘えたらな
簡単にかってくれてん…
今となっては本当に
あの頃はごめんなさい。
:08/11/29 20:33
:SH704i
:8YbyEa5o
#7 [我輩は匿名である]
ちなみに今おいくつですか?
:08/11/29 20:35
:W61K
:Rv6LrmIA
#8 [ヒロト]
身につけてる物は全て
女からの貢ぎもんやった。
そんな事もあってか
学年中、学校中に俺は
女たらしとか言う噂が
めっちゃ広まってた。
「なぁヒロト〜?
うちの事好き?」
にっこり笑顔で返す。
:08/11/29 20:46
:SH704i
:8YbyEa5o
#9 [ヒロト]
我輩さん
20歳ですね!
By ヒロト
:08/11/29 20:47
:SH704i
:8YbyEa5o
#10 [ヒロト]
「あたしヒロトの事
めっちゃ好きやで?」
こいつも金なるわ…
告白は金なる木の種。
俺は女を抱きしめる。
「ヒロト?」
:08/11/29 20:50
:SH704i
:8YbyEa5o
#11 [ヒロト]
女のほっぺにキスをした。
女は顔を赤くしながら
めっちゃてれとった。
すると次は女が服を脱ぐ。
俺は何も言うてない。
女が勝手にやりよるねん
「ヒロト?まなとHしよ?」
俺はすかさず熱いキスを
まなとか言う女に返した。
:08/11/29 20:55
:SH704i
:8YbyEa5o
#12 [我輩は匿名である]
主さんモテるんですね
:08/11/29 20:56
:W61K
:Rv6LrmIA
#13 [ヒロト]
手を胸にもっていき
掻き乱したりして
だんだん手は下にいく。
キスは舌入れ込んだり
だんだん深くなる。
「ヒロトっ気持ちぃ…」
黙り込み俺。
「あっ………んっ〜
ヒロトっ…あっぅ〜」
甲高い女の声…
俺実はあんまりHは
好きじゃないねんな…
:08/11/29 20:59
:SH704i
:8YbyEa5o
#14 [ヒロト]
我輩さん
モテるのかな?笑
一時がちでホストしてた時は
一位なったり五位以内に
常に入っていました★笑っ
By ヒロト
:08/11/29 21:02
:SH704i
:8YbyEa5o
#15 [ヒロト]
「ヒロトっ〜入れて…」
急に下を触る手を止め
乱れた服を整える俺。
「どしたん?ヒロト」
「飽きた…。じゃ」
そう言い残して俺は
教室を一人出た。
女の歎き声がする教室から
:08/11/29 21:05
:SH704i
:8YbyEa5o
#16 [ヒロト]
学校でてから
俺が向かう場所
それは河川敷や。
俺の学校の回りは
本間に何もないから
河川敷が癒しやった。
「あっあ〜!!」
声を上げ寝転ぶ俺。
雲一つ空には夕焼けが
これが青春ってやつ?
:08/11/29 21:09
:SH704i
:8YbyEa5o
#17 [ヒロト]
そんな青春してると
俺の携帯がなった。
携帯を開きみると
「げっ…たくやさんやん!!」
たくやさん言う人は
俺のお兄ちゃんみたいな
そんなでかい存在で
こんときは一緒にバンド
組んでたんやんか…。
ちなみに俺はボーカリスト
たくやさんがギタリスト。
:08/11/29 21:14
:SH704i
:8YbyEa5o
#18 [ヒロト]
「もしも…
『お前何しとんねん!!
今何時やおもてるんや?
このアホたれがっ…
はよこんかいっ!!
皆待っとるやろがい!
ブチッ…ツー…ツー…ツー…』
・・・・・・はい。」
今日はバンドのライブ。
そりゃ怒るよな……
慌てて俺はスタジオへ
向かってんやけど…
:08/11/29 21:18
:SH704i
:8YbyEa5o
#19 [ヒロト]
「っ…たくやさん?」
「いやっ〜今日やけど
ライブハウス使えんから
一緒に遊ぼうか〜♪」
「………はぁ……。
他のメンバー達は?」
「皆、彼女とデート!!」
俺はたくやさんを見て
吹いてしまった。
:08/11/29 21:21
:SH704i
:8YbyEa5o
#20 [ヒロト]
たくやさん…
彼女おらんねんや〜
顔かっこいいのに
なんか抜けてるもんな。
「お前今笑ったやろ?」
「えっ…いや笑ってなっ」
「お前っ〜」
そういって俺が毎朝
15分かけて盛る髪を
掻き乱したりする。
以外に子供やからな…
:08/11/29 21:27
:SH704i
:8YbyEa5o
#21 [ヒロト]
「よっしゃ〜じゃな
今日は俺のおごりや♪」
「マジですかっ!?」
ちょこちょこって
たくやさんの後ろを
着いていく俺はさ
やっぱりたくやさんの
背中おっかけてる。
「って何その顔?ひろポン」
:08/11/29 21:31
:SH704i
:8YbyEa5o
#22 [ヒロト]
「お言葉ですが…おごりで
マクドはないでしょ?」
俺の目の前にある
バーガーセットを見て
たくやさんは少し申し訳
なさそうな顔しながら
「俺も金ないからな…」
たくやさんは現場人。
基本は昼で給料もギリギリ。
俺は自覚してるから
たくやさんにいただきます
していも(ポテト)を食べた。
:08/11/30 21:54
:SH704i
:HwZUu0uA
#23 [ヒロト]
「お前は彼女おらんの?」
たくやさんは口いっぱいに
ふくんだハンバーガーを
食べながら言った。
「いないっすよ?」
「へぇ〜以外だね…」
「あはっははは…」
:08/11/30 21:57
:SH704i
:HwZUu0uA
#24 [ヒロト]
よく女が聞く質問は
「今まで彼女何人おった?」
とか聞くけどさぁ…
何人ってなんやねん?
彼女言うのは数か?
てか彼女って何なんや?
「俺…あんまりそんな
女に興味ないですから」
「いっとくけどな俺は
お前に興味ないからな?」
:08/11/30 22:00
:SH704i
:HwZUu0uA
#25 [ヒロト]
「わかってますよ…」
「女には興味ないが
男にはって思ってな…」
たくやさんアホやな・・・
「若いのに女興味ないとか
恋愛興味ないとか言うな。
まだまだこれからやで?」
:08/11/30 22:03
:SH704i
:HwZUu0uA
#26 [ヒロト]
「俺わかんないんすよ…
彼女ってどういう存在か
ただ一緒におるだけ?
手を繋いだりデートか?
SEXやるため?」
「お前は何やと思う?」
「時間の無駄だと思います。」
そういった俺に対して
たくやさんは笑った。
:08/11/30 22:07
:SH704i
:HwZUu0uA
#27 [美菜]
:08/11/30 22:10
:D905i
:rTolTH16
#28 [ヒロト]
「即答やからな…
俺は彼女っていうのは
素敵なもんや思うで?
だって出会えた事だけでも
かなりすごい事やのに
世界の中から俺っていう
男を選んでくれたんやから
めっちゃ運命的ちゃう?」
……たくやさん乙女〜
きっと彼氏なし女が
友達の彼氏の自慢話を
聞かされてる時とは
こんな感じなんだろ…。
:08/11/30 22:13
:SH704i
:HwZUu0uA
#29 [ヒロト]
美菜ちゃん
おおきにっ★
めっちゃ嬉しいわ♪
頑張ります(`゚ω゚)
By ヒロト
:08/11/30 22:15
:SH704i
:HwZUu0uA
#30 [ヒロト]
「運命ですか…?」
「知ってた?世界人口6億
人間80歳まで生きたと
しても6億の人には
あわれへんねんで!?
じゃ俺とお前が今ここで
こないして話してるんも
運命で奇跡やんな?」
あまりに興奮してる
たくやさんを見ながら
俺は最後の一口サイズの
ハンバーガーを食べた。
:08/11/30 22:20
:SH704i
:HwZUu0uA
#31 [ヒロト]
「という事でですね
はい♪ヒロト君!!」
そういい俺の前には
たくさんのルーズリーフ
一本のボールペンが
「何スか?これは…」
嫌な予感するわ〜
:08/11/30 22:23
:SH704i
:HwZUu0uA
#32 [ヒロト]
「三ヶ月後になんとなんと
パッチでライブする事が
決まりました〜★んで
作詞作曲をヒロト君もね
一回やってみようコーナー!」
嫌な予感的中やん…。
「無理っスよ…俺こんなん
めっちゃ苦手ですよ…
俺に出来ないですよ…」
泣きそうなりながら
たくやさんになすりついた。
:08/11/30 22:27
:SH704i
:HwZUu0uA
#33 [ヒロト]
「自分ギターひけるやろ?
それに期待してへんから
ただ何事も経験ちゅう事を
俺は教えたいやん?」
たくさん死んでや…
「そんなっ・・・」
ってやらんかったら
ええ話やんな〜♪
:08/11/30 22:29
:SH704i
:HwZUu0uA
#34 [ヒロト]
「言うとくけどもしも
やらんかったら…」
立ち上がりたくやさんは
俺を見てにっこり笑う。
が目が笑ってないです…
「じゃテーマあげるわ!」
「あっお願いします。」
「テーマは恋愛やな★」
:08/11/30 22:32
:SH704i
:HwZUu0uA
#35 [ヒロト]
よりによって俺が苦手な
恋愛テーマとかかよ…
ちょっとひどいよな
たくやさんの馬鹿…
「じゃ俺帰ります〜♪」
車の鍵を回しながら
俺を置いていった。
:08/11/30 22:35
:SH704i
:HwZUu0uA
#36 [ヒロト]
作詞作曲なんか無理…
たくやさんの馬鹿っーー!!
「・・・・・はぁ〜」
にしても恋愛かぁ…
今まで女とか何も思わん。
だって恋愛なんて本当
くだらんもんやって
そない思ってたからな。
:08/12/01 00:25
:SH704i
:4q2AK5R6
#37 [ヒロト]
たくやさんと話してから
一週間がたったぐらい
やったっけな・・・?
「あんたまなの事を
どない思ってんの?」
まな…?この前の女か。
「さぁ・・・?」
「あんた最低だね…。」
その言葉と同時に
女の平手が飛んできた。
:08/12/01 00:36
:SH704i
:4q2AK5R6
#38 [ヒロト]
俺は殴られる前に
女の手を止めた。
「女の子は暴力よくないし
殴ったぐらいで済むなら
そのまなちゃんって子
連れて来たらええやん?」
「・・・・・・・・・。」
俺は女に背を向けた。
立ち去る前にもう一度
振り返り俺は口を開く。
:08/12/01 00:41
:SH704i
:4q2AK5R6
#39 [ヒロト]
「俺は恋愛なんてしない。
だからまなちゃんにさ
こう言うといってくれる?
俺みたいな最低野郎は
辞めといた本当がええって…」
「・・・まなはあんたの事
本当に好きだったんやで?」
「俺の何が好きなん?
顔?スタイル?性格?
俺の何もしらんくせにさ
軽々しく好き言うなよ。」
:08/12/01 00:45
:SH704i
:4q2AK5R6
#40 [ヒロト]
ぐだらないラブストーリー
そんなん1番嫌いやわ…
叶わない恋愛の方が
きっと多いはずやん?
「じゃバイバイ…」
俺は一時間目から
サボる事にした。
気分のらへんしなんか
だるいからな・・・
:08/12/01 00:48
:SH704i
:4q2AK5R6
#41 [ヒロト]
自転車を走らせ俺は
いつもの河川敷に行く。
綺麗な雲一つない空に
街行く人が交差する。
綺麗な川に掛かる橋に
制服着た女の子が
橋を覗き込むように
頭を入れみていた。
「何や?あの女・・・」
俺はこの時何故か無償に
この女が気になってんな。
:08/12/01 07:59
:SH704i
:4q2AK5R6
#42 [ヒロト]
俺は河川敷を越えて
女の側にいった。
「なんかあるんですか?」
「・・・・・…しっ。」
「・・・しぃ?」
しっこか?その辺で…
って女だしな〜出来ねぇ!!
どしたらいいだろうか…
:08/12/01 08:03
:SH704i
:4q2AK5R6
#43 [ヒロト]
「しゃべりかけないで…」
・・・・・えっ?
しゃべりかけないでって
初対面でしかも俺は
心配してるのにっ!?
「あっ…すません・・・」
何で俺謝ってんだ?
「もうええって本間
やだやだやだやだぁ〜
生きてく事も全て
もう本当嫌やって〜」
:08/12/02 14:55
:SH704i
:UHZ6M/oA
#44 [ヒロト]
・・・病んでるなこの女
ってか痛すぎるわ……。
俺は止めていた自転車に
またがり女を無視して
河川敷に行こうとした。
「・・・・・・から…」
「あんた本間なんやねん…
何が言いたいねん?」
:08/12/02 14:58
:SH704i
:UHZ6M/oA
#45 [ヒロト]
女は涙いっぱいの瞳を
震わせながら言ったのは
「あたし今から死ぬ…」
俺は自分の耳を疑った。
今こいつは何て言うた?
「・・・・・え?」
「死ぬからっ!!」
:08/12/02 16:59
:SH704i
:UHZ6M/oA
#46 [ヒロト]
言葉と同時に震わせた体を
橋の下へ突っ込んだ。
「おっいっ…馬鹿っ!!」
俺は自転車を蹴っ飛ばし
女の体を後ろから抱え込む
ように必死で掴んだ。
「ちょっとやめて離して…
死ぬのあたし死ぬの!!」
:08/12/02 17:04
:SH704i
:UHZ6M/oA
#47 [ヒロト]
俺は何も言われへん。
何もできひんかった。
だからなんかせなあかん
そう思っと俺はおもっきり
後ろから抱きしめた。
強く強く抱きしめてん。
「うっ………あぁ……」
俺の胸の中で小さく
泣き崩れ落ちて行った。
:08/12/02 17:30
:SH704i
:UHZ6M/oA
#48 [ヒロト]
ひくひく泣く声が
数分したら止んだ。
「なぁ…大丈夫?」
俺は恐る恐る女に聞いた。
「・・・・・・うん。」
以外にも素直に頷いた。
:08/12/02 19:03
:SH704i
:UHZ6M/oA
#49 [ヒロト]
しゃがみ込んだ女の前に
俺は手を差し出した。
ゆっくり立ち上がる女は
弱々しくて俺はやけに
体に力いれたった?
下を向き女は
「えっ・・・と
乱れてすみません。
もう大丈夫です。
ありがとうございました。
さようなら・・・。」
坦々と言葉を並べ俺に
背中を向けて去ってく女
これが俺の運命とか人生を
大きく変える出会い。
:08/12/02 19:39
:SH704i
:UHZ6M/oA
#50 [彩]
何かすっごく
気になりました(ω)
完結まで頑張って下さい

:08/12/02 23:44
:N902i
:LTFLgb6U
#51 [ヒロト]
彩ちゃん
読んでもろておおきに★
こんな小説を読んでもろて
コメントもろたりして
本間幸せです(´ω//
By ヒロト
:08/12/03 15:04
:SH704i
:Xy2JpRK.
#52 [ヒロト]
去ってった女。
「・・・・・何やあいつ」
俺はただただ呆然と
流れる綺麗な川を見てた。
河川敷に行く事より
今は頭ん中いっぱいに
あの女が浮かんでたんや。
:08/12/03 15:10
:SH704i
:Xy2JpRK.
#53 [ヒロト]
「ヒト〜?ヒロト君〜
ヒロトヒロトヒロトっ」
「・・・・・・・。」
「おいっ!!」
「あ゛ぁっ・・・
って何やねん…みく」
あれから二週間。
俺はまだあの女の事を
考えてはぼっーとしてた。
:08/12/03 15:13
:SH704i
:Xy2JpRK.
#54 [ヒロト]
「ヒロト最近さぁ〜
なんかあったん?」
…なんかあった?
特に何もないけどさぁ
「なぁみく?何で人って
生きてるんやろな?」
目をくるくるさせて
みくは困った顔した。
「誰かのために…」
「・・・えっ?」
:08/12/03 15:20
:SH704i
:Xy2JpRK.
#55 [ヒロト]
みくは高校生なった時に
同じクラス斜め前の席で
確かみくから俺に
話し掛けてきた。
最初俺みくを女思ってて
勘違いしまくってた…
ちゃんと立派なモンは
ついてるから男やで!笑
みくは身長ちっちゃめで
いつも前髪上に上げて
デコ出してるんが
チャームポイントで
高校ではみくと基本は
一緒に行動してた。
:08/12/03 15:29
:SH704i
:Xy2JpRK.
#56 [彩]
忙しいのに
返事ありがとぉござぃます


更新

お疲れ様です

:08/12/03 18:04
:N902i
:HaRwwFf2
#57 [ヒロト]
彩ちゃん
忙しいけどやっぱり
俺はこの小説を
書き終えたいから!!
彩ちゃんみたいに
コメントくれたりしたら
書きやすいから★
By ヒロト
:08/12/03 19:16
:SH704i
:Xy2JpRK.
#58 [ヒロト]
「誰かのために…」
いつもしゃれたクラスの
ムードメイカー的存在
そんなみくの精一杯の
真面目な俺の問いの答え。
「守りたいもんとか
大切な人のためとか
夢のためにとかさぁ…
生きる理由なんてな
人それぞれなんやで?」
屋上で寝転んでる俺に対して
立ってる太陽と重なるみく
やから輝いて見えたんか?
:08/12/03 19:34
:SH704i
:Xy2JpRK.
#59 [ヒロト]
「っで?どないしたん?」
みくがひょこり俺に
顔を近づけなが聞く。
「えっ・・・・…?」
「だっていつものお前
悩みなさそうやのに
最近ずっとぼっーとして
なんか悩んでるん?」
:08/12/03 19:49
:SH704i
:Xy2JpRK.
#60 [ヒロト]
「べっ別に悩んで…」
俺は髪を上にぐちゃぐちゃ
やりながら目をそらす。
「へぇ〜?僕ちんにも
言えない事ですか…」
「はっ?」
「ヒロト嘘つく時は必ず
髪ぐちゃぐちゃする癖
あるんやで?知らんやろ?
まぁ無理に言わす気は
ないからいいけどな…」
:08/12/05 00:25
:SH704i
:/OWmpQUo
#61 [ヒロト]
結局ダチには嘘はばれる。
俺は最終的にはみくに
全て言うたんや。
あの女の事と実は最近
あの女おるんちゃうか?と
時々あの橋行ってる事
みくには全部いえたんや。
「にして過激な女やな!?
このヒロトを困らしたり
ヒロトペース乱したり
こりゃー上手やでなっ!!」
「お前楽しんでるやろ?」
「当たり前やん♪」
:08/12/05 00:30
:SH704i
:/OWmpQUo
#62 [ヒロト]
「でもな・・・俺さぁ…
あの女に逢って初めて
わかったことがあるねんな」
「初めてわかったこと?」
「俺は何もできひん事。」
あの日から俺は心にぽっかり
穴が開いた気分やってん。
:08/12/05 00:33
:SH704i
:/OWmpQUo
#63 [ヒロト]
あん時俺の目の前には
『死にたい』言いながら
泣き崩れる女がおるのに
俺は何もできひんかった。
俺はまだ15歳やった。
世間や大人は俺の事をまだ
『子供だ』というけれど
俺は自分を大人や思ったし
何でも一人出来るしとさえ
思ってた時期やったな。
でも女をただ見てるだけ
突っ立ってるだけしか
できひん俺はまだガキやった。
変なでかいプライド抱えた
糞生意気なアホガキや。
:08/12/05 00:39
:SH704i
:/OWmpQUo
#64 [ヒロト]
「しゃーないやろ?きっと…」
「・・・・・・・・。」
「人が目の前で死のうと
しとったら誰だって普通
何もできひんもんやって…
お前は助けたやん。
少なくともお前は女を
必死に抱きしめたんやろ?
立派な事したやん!!」
:08/12/05 00:43
:SH704i
:/OWmpQUo
#65 [ヒロト]
俺は泣きそうな声を
必死に噛み締めながら
「でも俺は何もできひんねん」
その言葉を何度も何度も
狂ったように繰り返してた。
「じゃ俺教室戻るわ…
次の国語だし俺日数ちょっと
やばい感じだからな!!」
そう言い残し出ていくみく。
:08/12/05 00:48
:SH704i
:/OWmpQUo
#66 [ヒロト]
空が青い。雲が白い。
今日も空の下で人は
笑ってる人もおったら
泣いとる人もおるやろ。
なぁあんときの女?
俺さぁアホやからかな?
お前の声と姿は覚えてんのに
肝心の顔が薄れてわからん。
俺は屋上で寝転んだまま
久しぶり深い眠りに着いた。
みくに話したせいか
すごい楽になってん。
:08/12/05 00:54
:SH704i
:/OWmpQUo
#67 [ヒロト]
――スタジオ
『ぎゃ〜ははははっ
きゃはっ…ふぇっ……
げほっ…ごほごほ…』
・・・・・・・・。
そんなむせるほどに
笑わなくても…
「たくや大丈夫か?
にしてもお前最強だな!」
俺の頭をぐしゃぐしゃと
ベースの和明(カズアキ)さんが
笑いながら乱す。
:08/12/05 12:52
:SH704i
:/OWmpQUo
#68 [ヒロト]
「ちょっと…何がそんなに
面白いんですかっ!?
皆さんひどいですよ!
俺は真剣に書いたのに…」
たくやさんは立ち上がり
真剣な顔で口に出して
一枚の髪を読み初めた。
「Yeah…I Love YOU〜♪
愛してるZE★お前を!!
胸ドキドキ心臓バクバク
俺はもうお前に夢中さぁ!
いっ…しょ・・・」
「おいーたくや笑うなよ!!
そこから盛り上がって〜」
『愛のためCHACHACHA
お前のためにYeahYeah
愛の炎が燃えてるZE★』
:08/12/05 13:01
:SH704i
:/OWmpQUo
#69 [ヒロト]
「もうやめて下さい〜
本当にやめて下さい〜
あぁーやめて下さいっ!!」
皆が笑ってる理由…
それは下手くそすぎる
嫌…昔すぎるほどくさい
俺の作詞した歌だった。
「やばいわぁ〜これっ!
俺の笑いのツボをちゃんと
わかっとるやんか!!」
たくやさんが紙を見ながら
まだ笑い続けている。
人間をこれほど憎んだ事
ないぐらい憎い…
:08/12/05 13:07
:SH704i
:/OWmpQUo
#70 [ヒロト]
「いいか〜?ヒロト
歌っていうのはだな?
ヴォーカルつまりお前が
そのキモチ入らないと
全然ダメなわけだよ?」
「・・・・・・はい。」
「だからお前のキモチを
書いてほしいわけ…
こんなネタじゃなくて」
・・・それは断じて
ネタではないんですが…
:08/12/05 13:10
:SH704i
:/OWmpQUo
#71 [ヒロト]
「まぁ〜こんなんはな
練習と経験と気持ちや!!
失敗したり下手でええ。
書く事止めたらあかんで?」
優しい和明さんの言葉。
俺は諦めんと書こうって
そん時ちゃんと決めた。
「にしてコレどないする?」
和明さんがたくやさんに
紙を渡しながら聞いた。
:08/12/05 13:15
:SH704i
:/OWmpQUo
#72 [ヒロト]
「スタジオ張っとこか!」
たくやさんの一言に反応し
俺はすぐたくやさんの手から
紙を奪い取った。
「ダメです!!許しません!!」
「せっかくの記念が…」
:08/12/05 13:17
:SH704i
:/OWmpQUo
#73 [ヒロト]
スタジオに響くぐらい
俺は声を張り上げながら
大好きな歌を歌った。
「はいっ!!お疲れ様♪」
「お疲れ様です〜!!」
俺は自分の荷物抱えて
スタジオをゆっくりと出た。
:08/12/05 19:25
:SH704i
:/OWmpQUo
#74 [ヒロト]
夜6時半俺は自転車で
スタジオから家へと
帰ろうと思ったが夕焼けが
無償に綺麗で今日は何故か
一人になりたいから…
あの橋,河川敷へと向かった。
「やっぱここが1番!!」
橋から川を見つめる。
:08/12/05 19:32
:SH704i
:/OWmpQUo
#75 [彩]
あげときます(*´∀`)

ふぁいとッ!!
:08/12/06 01:16
:N902i
:pvpiK3VY
#76 [ヒロト]
彩矢チャン
ありがとう★
頑張ります。
:08/12/06 20:32
:SH704i
:FkynrcE2
#77 [ヒロト]
なんか青春やな…。
俺は一人そんな事思い
川を見てたんやけど
ザーザーザー
突然雨が降り始めた。
「天気悪かったけど
天気予報じゃ雨なんて
言うてなかったやん!」
俺は傘なんて持ってる
はずないからまんま
雨にうたれてもうた。
:08/12/06 20:37
:SH704i
:FkynrcE2
#78 [ヒロト]
せっかく盛った髪は
もうぺったんこ。
濡れた捨て犬みたいに
俺は橋の端で座ってた。
なんか今日は疲れ過ぎて
帰る気力なかったし
どうせ雨にうたれるなら
とことんうたれたかった。
何分ぐらいうたれたやろ?
20分ぐらいちゃうかな?
橋通る人が俺の事を
変な目してみるんが
無償に腹減った。
:08/12/06 20:42
:SH704i
:FkynrcE2
#79 [ヒロト]
雨にうたれてたはずが
一瞬で雨が俺をうたへん。
地面みると足がある。
真上をみると傘がある。
「あの・・・・
大丈夫ですか?」
俺はすぐ立ち上がりながら
「えっ?全然大丈夫ッス!」
:08/12/06 20:46
:SH704i
:FkynrcE2
#80 [ヒロト]
俺は相手の顔を見て
一瞬ちょっと疑ったけど
すごい驚いてん。
雨に濡れる俺のために
傘をあててくれてたんは
あんときの変な女やった。
「あっ…お前あんときの!?」
「・・・・・はい?」
:08/12/06 20:50
:SH704i
:FkynrcE2
#81 [ヒロト]
「俺の事…覚えてる?」
「えっ…誰ですか?」
・・・・・そんな〜
それはないやろ…
ひどすぎるやんけ…
「あっならもういいっス。
てか…濡れちゃうで?」
俺の上にある傘を女に渡す。
「あっこれ使って下さい。
あたしそこのコンビニで
働いてて置き傘あるんで」
:08/12/07 13:22
:SH704i
:sX8FvO16
#82 [ヒロト]
「・・・・・ええん?」
本間に俺カッコ悪る…
雨でびちゃびちゃやし
女に傘借りてるし
本間ダサいやん……
「はい。全然いいです。」
「おおきにな」
:08/12/07 13:27
:SH704i
:sX8FvO16
#83 [ヒロト]
よく女をみると
コンビニの制服やった。
もしかしてコンビニから
ここまで来てくれた?
「・・・あんた濡れたら
あかんからコンビニまで
送ったるわ・・・。」
「大丈夫ですよ。じゃ…」
そういって女去ってた。
:08/12/07 22:21
:SH704i
:sX8FvO16
#84 [美菜]
前にも書きしたんやけど
おぼえてくれとるかな
(´・ω・`)
久しぶりに来たら
更新されとった(^ω^)
応援しとるから
最後まで書いてくださいね

:08/12/07 22:41
:D905i
:jC6srcBU
#85 [ヒロト]
美菜ちゃん
当たり前覚えてる★
頑張って最後まで書くから
応援してください。
あと読んでる方へ
よければ足跡。
読んでます。や
一言をお願いします。
:08/12/08 17:04
:SH704i
:ZkrZLWPw
#86 [ヒロト]
なんかこの前とかなり
差があるからなんか
女はとても可愛かった。
「いつも一瞬やな・・・」
俺はそうつぶやきながら
自転車を押して家に帰る。
あの女から借りた傘を
大切ににぎりしめながら。
「これがたくやさんの
言う運命なんかな?」
:08/12/08 17:13
:SH704i
:ZkrZLWPw
#87 [ヒロト]
次の日、俺は1番に
みくに話しをした。
「運命の再会やん!!」
「そうやねん♪
あいつ生きてて本間
よかったわ。」
みくと笑いながら話す。
「で・・・?」
「でって何なん?」
:08/12/08 17:17
:SH704i
:ZkrZLWPw
#88 [ヒロト]
「も〜では"で"やろっ!?」
「も〜は牛♪」
「で?」
ひつこいなぁ…。
「でって?」
「続きやん!!つ・づ・き」
「・・・・・・・。」
:08/12/09 01:38
:SH704i
:05w6xKAE
#89 [ヒロト]
「もしかして…
何もなかったん?」
なんやねん…。うるさい。
ないもんはないねん。
「アドレスも番号も
本間に何もないん?」
本間はアドレス聞こう
そう思ったけど女が
去っていってんもん。
:08/12/09 01:41
:SH704i
:05w6xKAE
#90 [ヒロト]
「まじでかよ〜。どしたん?
いつもそこらへんに
歩いてる可愛い女には
簡単にアド聞くくせに…」
「人を女たらしナンパ
みたいに言うなや!!」
「・・・・えっ?
女たらしナンパやん。」
俺はこの時、真剣に
みくの友達を続けるか
辞めようかと考えた…
:08/12/09 09:04
:SH704i
:05w6xKAE
#91 [ヒロト]
「名前はなんやった?」
みくが思い出した
ように俺に聞いた。
「あっ・・・・・」
「名前まで聞いてないん?
学年1の女たらしの名が
泣いちゃうね〜あはは」
「そんな肩書ねぇーし!!」
:08/12/09 09:08
:SH704i
:05w6xKAE
#92 [ヒロト]
「そういや顔が
大塚愛に似てた!!」
「何それっ!?めっちゃ
可愛い娘ちゃんやん!!」
そうやねん。
不覚にも俺は傘渡された時
ちょっとときめいた…。
いや・・・かなりや。
「まぁ一応愛ちゃんの
バイト先はわかったんや」
「愛ちゃんって?」
:08/12/09 09:13
:SH704i
:05w6xKAE
#93 [ヒロト]
「大塚愛に似てるんなら
ニックネームは愛ちゃん
に決まってるやろ?」
いや…決まってないし。
時々みくはわからん。
変な女と変な友達(みく)
俺の周り変なんだらけ…
「で愛ちゃんの傘は?」
「それが・・・・」
:08/12/09 09:22
:SH704i
:05w6xKAE
#94 [ヒロト]
「傘潰れてもうてん。」
「はっ!?」
傘さしながら自転車押して
家着いた時やねんけど
開いた傘を閉じようとして
力入れて閉じようとしたら
傘の軸が折れてもうてん。
:08/12/09 09:35
:SH704i
:05w6xKAE
#95 [ヒロト]
「どんだけ馬鹿力!?
お前最低やな…」
「もうええやんけ!
ほっといてくれや!!」
みくが悪いんじゃない。
馬鹿力な俺が悪い。
でも傘潰れたんしゃーない。
「それにもう多分
あわへんやろ?」
:08/12/09 09:38
:SH704i
:05w6xKAE
#96 [ヒロト]
俺はちょっと女に
腹立つ事もあった。
だって女が自殺しようと
した時に止めたん俺やのに
忘れてたんやで…
「まぁそりゃひどいけど
会ったらどないするん?」
「知らん!!あわへんて〜」
「二度ある事は三度ある♪」
:08/12/09 10:15
:SH704i
:05w6xKAE
#97 [彩]

お疲れ様

(-ω-)/
:08/12/09 19:14
:N902i
:StdUwtdI
#98 [ヒロト]
彩ちゃん
コメントありがとう♪
めっちゃ疲れるな。
若い頃やから記憶とか
薄れてるからな…笑
:08/12/10 01:31
:SH704i
:0TMbsncc
#99 [ヒロト]
二度ある事は三度あるって…
んな訳あるかいな…
―――スタジオ
《僕の中、君は曇り空
晴れる事しらない
止んだはずの雨でも
水溜まりは出来る
君の事全て知らない
だから知りたくて…》
:08/12/10 01:35
:SH704i
:0TMbsncc
#100 [ヒロト]
☆100突入☆
おめでとう俺!!←(笑)
ここまで書けたのは
皆様のおかげです。
ありがとうございます!!
最後まで書きますんで
是非読んでコメ下さい★
Byヒロト
:08/12/10 01:38
:SH704i
:0TMbsncc
#101 [ヒロト]
「この前よりいいやん!!
この歌詞いいって!」
和明さんが頭なでてくれる。
たくやさんに歌詞がいく。
「俺は前のが好きやけど
まともなってるんやけど
なんかたりひんよな…
ってか恋愛ちゃうやん?
これ・・・・・」
たくやさんひどい言葉。
気付つつなっとくは
したくないが出来る。
恋愛の歌はしょうに
会わへんねんな…
:08/12/10 01:43
:SH704i
:0TMbsncc
#102 [ヒロト]
「なんか俺が求めてるんと
なんかちゃうねんな…
なんて言うん?……そう
こういうそういう感じ」
とこんなんそんなんと
アバウトながらも必死に
身振り手ぶりをする
たくやさんだった。
「無理だろ…」
ベースの普段は無口な
隼人さんが言った。
:08/12/11 01:02
:SH704i
:dAklF/OM
#103 [ヒロト]
「まだ歌も出来ないわ
書く事も出来ないわ
恋愛した事ないガキに
曲書けなんて無理だろ。」
隼人さんの言葉に
少し腹が立った。
お前に何がわかる?
そんなキモチばかりが
溢れ出てきていた。
「そんな事いうなよ…
ヒロトだってさぁ?
頑張ってんだからな」
:08/12/11 01:06
:SH704i
:dAklF/OM
#104 [ヒロト]
「こいつどーせ嫌々で
歌書いてるんだろ?
なら書かない方が
ましなんちゃうん?」
そない言わんでも。
なんでそこまで言う?
「てか恋愛なんてテーマ
愛を信じない奴には
絶対書けないだろうな」
:08/12/11 01:10
:SH704i
:dAklF/OM
#105 [ヒロト]
あの時無償に腹がたった。
隼人さんにもやけど
1番自分に腹が立った。
俺は愛を信じてない?
「今日は帰ります。」
そう言い残して隼人さんは
荷物を持ち帰っていく。
:08/12/11 17:48
:SH704i
:dAklF/OM
#106 [ヒロト]
ガタンとスタジオの扉が
閉まってから皆は少し
気まずかった。
「まぁしゃーないわ。
ヒロト気にすんなよ?」
「気にしますよ。」
「隼人は今まで残酷な
恋しかしてないねん。
やから"恋に恋してる"
みたいな所あるんちゃう?」
:08/12/12 01:06
:SH704i
:yZ5l9GGs
#107 [ヒロト]
残酷な恋?恋に恋する?
あんまり意味わからん。
「意味わかりません。」
頭抱え込む俺をちょっと
困りながらも微笑んで
和明さんが口を開いた。
「隼人は三年間ぐらい
不倫相手…つまり愛人
やってんな・・・」
:08/12/12 01:09
:SH704i
:yZ5l9GGs
#108 [ヒロト]
和明さんから聞いた話は
こういうものだった。
約五年前、隼人さんがまだ
高校三年生(18)の時に
隼人さんの友達のお姉さん
あさみさん(21)に出会う。
初めて会った時にはもう
二人は惹かれるように
恋に溺れていったらしい。
付き合ってるうちに二人は
真剣に結婚を考えたほど
熱い感情のぶつかり合い。
:08/12/12 01:16
:SH704i
:yZ5l9GGs
#109 [ヒロト]
二人は幸せだった。
毎日が夢のようだった。
でも幸せなんてものは
長く続かないのがおきまり
二人が付き合い半年が過ぎ
二人の間には子供がいる。
そうわかったらしい。
それを聞いた前親同士は
険悪になり二人を引き裂く。
だが中々二人はしぶとく
"別れ"なんて意識して
いなかったらしい。
だが・・・
:08/12/12 01:21
:SH704i
:yZ5l9GGs
#110 [ヒロト]
一ヶ月後にあさみさんの
父が倒れてしまった。
会社の社長をしていた父は
会社を空けとく事などは
出来るはずもなかった。
そこで親の答えは
「子供は産んでもいい。
でも男(隼人)とは別れて
会社を支えられる相手と
結婚をしなさい。」
というものだった。
隼人はまだ高校生。
社長とし会社を支える事も
二人で子供を育てる事も
出来ない事は誰でもわかる。
:08/12/12 01:29
:SH704i
:yZ5l9GGs
#111 [ヒロト]
あさみさんは考えた。
子供か隼人かを…
出した答えはこうだった。
「隼人…子供はおろす。
だから貴方と一緒にいたい。
貴方を愛してるの。」
あさみさんがそういったら
その時の隼人が出した答えは
「子供は産めよ・・・
でも俺はいいよ。
俺は…愛してない。」
:08/12/12 01:33
:SH704i
:yZ5l9GGs
#112 [ヒロト]
隼人さんは悩んで決めた
答えだったそうだ。
幼い頃から施設で育ち
親のいない隼人にとって
親は大切な存在らしい。
隼人さんは親の有り難みがわかったのだろうか…
隼人さんは社会のメとか
意識して答えを出した。
でも1番は社会でも
親でも自分自身でもなく
あさみさんの幸せのため…に
:08/12/12 01:39
:SH704i
:yZ5l9GGs
#113 [ヒロト]
だからあさみさんを
引き離したらしい。
愛してるのに愛してない。
思い言葉だったんだろう
それから二人は逢う事なく
あさみさんは子供を
産んで結婚したらしい。
まだそこまでなら
よくあるような
悲しいLove Storyなのに。
:08/12/12 01:42
:SH704i
:yZ5l9GGs
#114 [ヒロト]
「なんなんですかっ!?
意味わかんないですよ!
なんで好きなのに……
別れちゃうんですか?」
俺は話の途中についつい
キれてしまったんだ。
「人間は大人なってな
社会に出ないとあかん。
一目気にするよ?そりゃ」
「でも・・・・・・」
:08/12/12 01:45
:SH704i
:yZ5l9GGs
#115 [ヒロト]
「一目気にせずにここで
大泣きしてる人が…」
俺の隣でたくやさんは
鼻水たらしながらタオルで
目がはれるぐらいこすり
大泣きしていた。
「好っぎやの…に別れで…
愛じでないって…もう
ぜつなっずぎる・・・・
なげる話やん…うあぁ…。」
:08/12/12 01:49
:SH704i
:yZ5l9GGs
#116 [ヒロト]
悲しいLove Storyには
まだ続きがあった。
隼人さんは子供の養育費を
毎月一万円だけやけど
精一杯働いて払ってた。
だが子供と逢う事も
許されずやったらしい。
それから一年たって
隼人さんは就職した。
小さい水道会社の正社員。
:08/12/12 01:54
:SH704i
:yZ5l9GGs
#117 [ヒロト]
隼人さんとあさみさんが
付き合った8月24日
隼人さんはあさみさんとの
思い出のある公園で一人
たそがれていたらしい。
そこで再び巡り会ったんが
あさみさんやったらしい。
二人は別れてからもなんとなく
だったがまだ大丈夫だと
何度もやり直しを心みた。
:08/12/12 02:00
:SH704i
:yZ5l9GGs
#118 [ヒロト]
そしてこの日から二人は
不倫、愛人関係として
繋がりあったらしい…
してはいけない恋愛
だからこそ燃え上がる。
二人はその関係が続くと
甘くみていたんだろう。
一年たった頃二人の関係は
あさみさんの親にばれた。
この頃二人は週に五回は
あっていたのだから…
:08/12/12 02:06
:SH704i
:yZ5l9GGs
#119 [ヒロト]
ばれてからあさみさんは
家から外出できなくなって
日々親から管理されていた。
連絡はとる事が出来ずに
半年がたったのであった。
隼人は恋しくて少しだけと
あさみさんの家の近くに
立ち寄ろうとした。
その時あさみさんが
家の扉からでてきてた。
小さな子供は仮の父が
抱きしめてあさみさんは…
:08/12/12 02:14
:SH704i
:yZ5l9GGs
#120 [ヒロト]
あさみさんは大きなお腹を
抱えながらゆっくりと
ゆっくりと歩いていた。
隼人は目を疑った。
半年会っていなかった。
隼人の子供じゃないに
決まってる事なんてすぐ
頭で理解できたんだ。
あさみの旦那の子供…
胸がいたかった。
考え直せばすぐわかる。
隼人は愛人だった。
:08/12/12 02:17
:SH704i
:yZ5l9GGs
#121 [ヒロト]
「………あさみ?」
隼人は気付かず間に
あさみさんの前に
たっていた。
「隼人・・・・・」
あさみさんは目線を
下にしながら話す。
あさみさんの旦那は
隼人を睨んでいる。
:08/12/12 02:20
:SH704i
:yZ5l9GGs
#122 [ヒロト]
「僕らは今幸せにしてる。
君の入る隙間なんてのは
何処にもないんだよ?」
「・・・・どういう…。」
「愛し合ってるんだよ。」
旦那はそういいながら
あさみさんのお腹を
優しく撫でていた。
あさみさんは泣きながら
下を向いたままだった。
「隼人と…二人にして…」
消えそうな声であさみさんが
いうと旦那さんと子供は
家の中へと入って行った。
:08/12/12 10:42
:SH704i
:yZ5l9GGs
#123 [ヒロト]
黙り込む二人。
「どういう事だよ…」
「隼人…違うの・・・・
あたしっあたしねっ…」
「俺は愛人だよな…?
まじうぜぇな…お前
本当死んでくれよ…」
隼人の言葉は冷たかった。
その場で小さく泣き崩れた
あさみさんを置いて
隼人は一人歩いていく。
:08/12/12 10:47
:SH704i
:yZ5l9GGs
#124 [ヒロト]
「はっ隼人……隼人っ…
助けてよ…あたしを…」
遠くでそう呼ぶ声がした。
ありえない事なんて
わかっていたから隼人は
振り向かず前を行った。
それから三ヶ月後。
隼人の携帯電話に
あさみさんの親から
着信があった。
:08/12/12 10:50
:SH704i
:yZ5l9GGs
#125 [ヒロト]
プルルプルルガチャ…
「もしもし…」
「あさみの母です、
あさみがあさみが…」
「・・・・・・。」
電話を切り隼人は
あさみさんの家へと
走って行った。
出迎えてくれたのは
隼人とあさみの子供。
「まんままんま」と
あさみさんを呼んでた。
:08/12/12 10:54
:SH704i
:yZ5l9GGs
#126 [ヒロト]
子供を抱き寄せて隼人は
座敷へと進んだ。
真ん中に人が寝てる。
顔には白い布がかかり
隼人は目を疑った。
「まんまっ?まんま」
子供が俺の手をどけて
白い布のかけられた人に
近付き叫んでいる。
子供がよろけて転んだ時
布がずれてそこにいたのは
息をしないあさみさんだ。
:08/12/12 11:00
:SH704i
:yZ5l9GGs
#127 [ヒロト]
隼人は体をあさみさんの
近くに近づけてひくひくと
声を上げないていた。
「自殺なんですよ。
あさみは・・・・・
お腹の子もね…」
・・・・・自殺?
あさみが自殺だと?
その時思い出した。
:08/12/12 11:03
:SH704i
:yZ5l9GGs
#128 [ヒロト]
『本当死んでくれよ。』
隼人の一言だった。
隼人は自分を怨んだ。
最低な自分を・・・
「今は皆辛いは……
でもあさみの分まで
しっかり生きてね」
あさみの母が言った。
子供がまままま叫んでる。
「拓人君…あっち行きな?」
:08/12/12 11:08
:SH704i
:yZ5l9GGs
#129 [ヒロト]
「あさみがつけたのよ。
昔からあさみ男の子の名前
拓也にするってね…。
でもあなたと離されてね
貴方を想う意味で隼人の人
子供に拓人ってつけたの。」
「あの馬鹿・・・・
おいっあさみ…起きろよ!
まだ好きなんだよ!
愛してるんだよ。馬鹿
忘れた事なんて……
忘れる事なんて出来ない」
「貴方は悪くないわ。
もちろんあさみもね。
悪いのは私達なの…」
:08/12/12 11:15
:SH704i
:yZ5l9GGs
#130 [ヒロト]
「あさみの旦那さんは?」
隼人は落ち着いてから
あさみの母に聞いた。
「逃げたのよ…あいつ」
「逃げた………?」
「あさみ無理矢理ね
あいつに殴られたり
ヤラれたみたいなの…
毎日殴られてたのよ。」
:08/12/12 11:18
:SH704i
:yZ5l9GGs
#131 [ヒロト]
「あさみ三ヶ月前に
お腹の子をおろすって
言って私叱ったのよ。
死ぬ直前全て話してね
私が目を離したら…」
あの時あさみは隼人に
助けっていってたんだよ。
全ての人が自分をせめた。
これが残酷な恋愛。
隼人さんの恋愛だった。
:08/12/12 11:23
:SH704i
:yZ5l9GGs
#132 [ヒロト]
「そんな事があった…
んですか・・・。」
俺はあまりにも残酷で
胸を痛めてしまった。
恋愛なんて叶わない…
「まぁ最近じゃ隼人は
拓人君と時々会ってる
みたいだけどね〜」
「すげぇーな隼人はよ!」
:08/12/12 11:26
:SH704i
:yZ5l9GGs
#133 [ヒロト]
急にたくやさんが
立ち上がりそういった。
「一人の女愛しぬいて…」
さっきまで泣いてたのに
よくカッコつけるな…
「俺・・・頑張ります。
隼人さんに認められるぐらい
まじ恋愛したいです。」
:08/12/12 11:30
:SH704i
:yZ5l9GGs
#134 [ヒロト]
俺はスタジオをぬけ
いつもの河川敷へ行った。
「辛かっただろうな…」
愛する人を失う辛さが
俺になんてわからない。
でもなんとなくだけど
わかる気がしたんだ。
「なっ〜にしてんの?」
:08/12/12 11:34
:SH704i
:yZ5l9GGs
#135 [ヒロト]
「げっ…出たっ!?」
後ろ振り返りれば…
皆さんおなじみの
橋の変な女やった。
「出たとかひどいな〜。」
なんか馴れ馴れし…。
「何でおるんですか?」
「バイト帰りやん!!」
:08/12/12 11:37
:SH704i
:yZ5l9GGs
#136 [ヒロト]
「この前、雨濡れて
風邪ひかんかった?」
「ひいてないし…」
・・・・・あっ傘!!
「ならよかったよかった♪」
俺をじっと見る女。
傘返して欲しいんか?
:08/12/12 11:40
:SH704i
:yZ5l9GGs
#137 [ヒロト]
「あんな…傘やねんけど
壊してしもんてやん。
やからまた弁償します…
すみません・・・」
ペコッと頭下げて謝る俺。
に対して女は爆笑する。
「あはははあっはは。
君…本当に南のヒロト?
全然見えへんやん…
あっ傘ならええで。
店長のんやし〜」
:08/12/12 11:47
:SH704i
:yZ5l9GGs
#138 [ヒロト]
「なんで俺の名前を…」
「だって有名やもん。
女たらしでやで?
見た人虜にするとか
そんな噂聞くしな♪」
「なんやねん。その噂…」
俺は笑う女に呆れながら
川と女を交互に見てた。
:08/12/12 11:50
:SH704i
:yZ5l9GGs
#139 [ヒロト]
「でも今日からはな
ちゃんとした恋愛を
するって決めてん!!」
「何急に…どうした?」
俺は何故か女に
隼人さんの話した。
するとこの女も…
「ぜっせづない………
愛じあっでる二人が…
引ぎ離ざれで…んで
死んじゃうなんてぇ…
うあああ〜ん」
:08/12/12 12:26
:SH704i
:yZ5l9GGs
#140 [ヒロト]
とか言うて泣き出して
なんか周りからみたら
俺が泣かした見たいで…
「泣き止んでや・・・」
「うっ………ごめん」
俺こいつの泣き顔見たら
なんかあかんわ……
今まで女泣かしてきたけど
こいつの涙に俺は弱い。
:08/12/12 13:03
:SH704i
:yZ5l9GGs
#141 [ヒロト]
:08/12/12 16:28
:SH704i
:yZ5l9GGs
#142 [ヒロト]
「二回目やな!」
「えっ…何が?」
「お前の泣き顔見るの」
女は少し気まずそうに
俺から目をそらした。
「お前あん時の事…
忘れてへんやろ…?」
:08/12/12 17:07
:SH704i
:yZ5l9GGs
#143 [ヒロト]
女の肩をつんつんと
つき笑いながら女に聞く。
「うるさいなぁ〜。
女の涙笑う男とか
最低やで!!馬鹿ちん」
泣いたり怒ったり
忙しいやつやで。
「おあいこだから」
:08/12/12 17:13
:SH704i
:yZ5l9GGs
#144 [ヒロト]
「あたし助けてくれたのと
あたしが傘貸したんで
おあいこやからなっ!!」
一人で怒りながらも
俺ははいはいと流した。
「そういやお前名前は?」
「今流した!!名前は彩矢。」
:08/12/12 17:23
:SH704i
:yZ5l9GGs
#145 [美菜]
更新されてる(・∀・)

:08/12/12 17:47
:D905i
:efGSjQEU
#146 [ヒロト]
:08/12/12 17:52
:SH704i
:yZ5l9GGs
#147 [ヒロト]
「俺はヒロトな。って
言わんくても知ってたん
やっけ・・・?」
「なぁヒロト…?」
いきなり呼び捨てか…。
別にいいねんけどさ
「またこうして話したい。」
「えっ……いいけど。」
:08/12/12 17:57
:SH704i
:yZ5l9GGs
#148 [ヒロト]
「次…いつ会えるかな?」
「じゃアドレス教えてや。」
「あたし携帯今持ってない。」
使われへん奴やな……。
「じゃ〜またここで
逢う時にしようや!!
絶対会えるからさ」
:08/12/12 18:03
:SH704i
:yZ5l9GGs
#149 [ヒロト]
「わかった。じゃまたね。」
ゆっくり女は歩き出した。
「彩矢ちゃ〜ん!!もしも
会われへんかったら
俺が会いに行くから!!」
「どうやって〜?」
「内緒〜♪またな!!」
「バイバイ〜」
:08/12/12 18:10
:SH704i
:yZ5l9GGs
#150 [ヒロト]
叫んで別れる二人。
馬鹿らしいけど
こん時楽しくてもう
しかたなかった。
女の名前は彩矢か…。
本間あいつ変な女。
でもなんかすっげぇ〜
惹かれるねんな。
:08/12/12 18:18
:SH704i
:yZ5l9GGs
#151 [ヒロト]
「なななななななななな
何っー――――――!?」
昼休み学校の屋上。
みくの声が空に響く。
「お前…何進んでんの?
何がまた逢いにいくだよ!
馬鹿ちん!!あんたなんか
大嫌いやからな……。」
「だって彩矢がさ
会いたい言うから」
:08/12/13 01:22
:SH704i
:kQrzDvuA
#152 [ヒロト]
「彩矢!?呼び捨てやん…
自分やらしいわ・・・
ちょっと顔いいからって
調子乗ってるやろ?」
「うん♪」
「浮かれてる浮かれてる!!
二度ある事は三度ある。
俺のおかげもあるやん…」
:08/12/13 01:25
:SH704i
:kQrzDvuA
#153 [ヒロト]
「てか一つ聞いていい?」
みくが急に真剣な顔して
俺に聞いてきた。
「なっなんやねん…?」
「彩矢ちゃんの事さぁ
好きなんですか?」
:08/12/13 17:47
:SH704i
:kQrzDvuA
#154 [ヒロト]
急に真剣にみくが聞くから
俺はちょっと焦った。
「嫌…好きとかちゃうし!!」
じっと俺を見るみく。
「本間にぃ〜?」
:08/12/14 21:08
:SH704i
:0Thy12N2
#155 [ヒロト]
「てか好きって何?」
「何その質問は…」
俺は考えこんでいた。
「恋愛ってなんか俺は
よくわからんねんなぁ〜
なぁ?好きって何?」
みくは考え込んでた。
俺とみくは昼休みずっと
このテーマについて
考え込んだ。
:08/12/14 21:18
:SH704i
:0Thy12N2
#156 [ヒロト]
そういやみくやった?
だいぶ前にさぁ〜
『もう恋なんてしない』
そう言ってたやん?
やのに一ヶ月後には
ケロっと好きな女なんか
作ってさ恋愛なんて
そんなもんやったん?
ってみくに話すとみくは
「恋愛も悪くねぇ〜よ」
とか言うてたっけ?
:08/12/15 20:09
:SH704i
:F.eyXRzo
#157 [ヒロト]
昼休みが終わるチャイムが
屋上に響いた後、
みくと教室へ向かう途中
みくが言い出した。
「俺も彩矢ちゃん見たい!!」
「急にどないした?」
急なせいか声を裏返った。
「めちゃ気になるやん?
ヒロト困らせる子悪魔
見てみたい思うやんか!!」
:08/12/16 00:26
:SH704i
:6arj/ZVM
#158 [ヒロト]
「小悪魔ですか……?」
頭の中に彩矢が浮かぶ。
小悪魔ってぴったりやな。
「なぁ彩矢ちゃんに
会わせて〜や!!」
「ええけどいらん
事言うなよ?」
「いらんことて?」
:08/12/16 11:50
:SH704i
:6arj/ZVM
#159 [ヒロト]
「いらんことは・・・
いらんことやんけ?」
そう照れながら言った。
なぁ?俺は今、思えば
彩矢の事はあった時から
好きやったんかもな?
:08/12/16 23:30
:SH704i
:6arj/ZVM
#160 [ヒロト]
次の日に俺は彩矢に
逢いに行く事にした。
もちろんみくをつれて…
「彩矢ちん可愛い?」
「さぁ〜な…」
「彩矢ちんおもろい?」
「さぁ〜な…」
「彩矢ちん・・・・・」
:08/12/16 23:33
:SH704i
:6arj/ZVM
#161 [ヒロト]
「あぁーなんやねん!!
彩矢彩矢彩矢彩矢
うるさいねん!!」
「・・・・・・だってぇ」
親に怒られた子供みたいに
みくはぶつぶつ言ってた。
「彩矢バイト来てるかな?」
つぶやきながら橋の
コンビニを覗く俺。
:08/12/16 23:38
:SH704i
:6arj/ZVM
#162 [ヒロト]
「覗いてたら変な奴やん。
堂々と中に入ってて
敵の位置確認しようや?」
敵ってなんやねん…
口にさえ出すのが面倒やから
心ん中でツッコむ俺。
みくは俺の後ろで必死に
彩矢を探していた。
:08/12/16 23:44
:SH704i
:6arj/ZVM
#163 [ヒロト]
俺はドアごしで彩矢を
見つけてみくに
「中入ろうか…」
と小さい声で誘った。
みくは待ってましたと
ばかりに体を動かした。
彩矢はレジにいた。
俺は店を軽く回りながら
マミーとガムを取り
レジに置いた。
:08/12/16 23:47
:SH704i
:6arj/ZVM
#164 [ヒロト]
彩矢は少し驚いた顔を
隠しながらも笑顔で
「いらっしゃい……ぶっ……」
と挨拶と同時に笑いを
吹き出しやがった。
「てめぇ…何笑って…」
「だってその顔でやで?
マミー選んでるやん?
しかもガムって組み合わせ
大問題やん…!!
絶対あわへんやん!!」
:08/12/16 23:51
:SH704i
:6arj/ZVM
#165 [ヒロト]
彩矢の言葉を聞いて
みくも俺の後ろで
声を押さえ笑ってた。
「みくまで何笑って…?」
「だって俺いつも思っててん。
その組み合わせにマミー。
マミーとか可愛すぎやろ?」
俺は交互に彩矢とみくを
交互に睨んだりした。
:08/12/16 23:55
:SH704i
:6arj/ZVM
#166 [ヒロト]
「345円です。」
俺は鞄から財布だして
四百円を出した。
「四百円からでよろしい…
決まり事のようなレジの
台詞を真面目に言う彩矢。
「いつもの河川敷で
待ってるからな。」
そういい残しお釣りを
募金箱に入れ店を出た。
:08/12/17 00:01
:SH704i
:yW8ws3J6
#167 [ヒロト]
店を出た瞬間にみくが
「俺…許したるわ」
「はぁ?何の事?」
「二人の交際やん!!」
お前は親かっ!!って
ツッコミたいが無視。
:08/12/17 00:04
:SH704i
:yW8ws3J6
#168 [ヒロト]
「めちゃいい子やん!!
可愛いいってか綺麗やし?
話とかわかる子やし?
笑いわかってる子やし?
あんないい子あんた
今時珍しいよ?」
「近所のおばはんか…
でも・・・・・・・
いい奴やろ?」
俺はこん時な嬉しかった。
みくが彩矢を褒めてくれて
なんかわからんけどな
嬉しかってん♪
:08/12/17 00:18
:SH704i
:yW8ws3J6
#169 [ヒロト]
河川敷で二、三時間は
みくと馬鹿な話をした。
ちょうど下ネタを話してる
時に彩矢が来た。
俺達は必死に下ネタから
日常会話に繋げたが
彩矢にはバレバレで
「お馬鹿っさ〜ん。」
と笑いながら俺達を
指差していた。
いつでも彩矢の前の俺
格好悪いねんな…
:08/12/17 00:22
:SH704i
:yW8ws3J6
#170 [ヒロト]
「彩矢…?えっとこいつが
「ヒロトがいつも世話に
なってますよね…?
ヒロトの保護者のみくみ
ともうします。」
保護者ちゃうけどな…
んでみく?こいつが
「馬鹿がお世話になってます
馬鹿の他人の彩矢です。」
お前らな・・・」
:08/12/17 00:25
:SH704i
:yW8ws3J6
#171 [ヒロト]
話してる間にいつの間にか
俺らは仲良し三人に
なっていた。
「でな〜ヒロトそしたら…」
「あははは。あほやん?」
「やろ〜?ヒロトがな…」
って俺の話題で盛り上がる
二人を俺は恥ずかしくて
顔を赤めたかも……
みくめ・・・・
:08/12/17 11:26
:SH704i
:yW8ws3J6
#172 [ヒロト]
「じゃ俺、用事あるから
そろそろ帰るわ!」
みくが立ち上がり
荷物を背負った。
「じゃ俺も…」
「お前用事ないんやし
まだいとけや〜。
なぁ?彩矢ちん♪」
みくはきっと俺らのために
ちゃんと考えて席を
外してくれたんやと思う。
:08/12/17 11:30
:SH704i
:yW8ws3J6
#173 [ヒロト]
みくが帰った後は
なんかわからんけど
急に静かになった。
「なんか喋ってや…」
「お前がしゃべれや…」
「何であたしからなん?」
「レディーファーストや」
:08/12/17 11:33
:SH704i
:yW8ws3J6
#174 [ヒロト]
急に彩矢は黙り込んだ。
「もしあたしが明日死んだら
ヒロトはどうする?」
急にどうしたんや?と
思いながらも俺は
「俺は何もできひんかも…」
「・・・・・・・・。」
「でも俺に出来る範囲なら
何でもやったるで」
:08/12/17 11:40
:SH704i
:yW8ws3J6
#175 [ヒロト]
彩矢は少しきょとんとした
顔をした後に少し笑い
「ばぁ〜かっ!!」
ってアホ顔で言った。
「あっアドレス交換する?」
「あっするする〜♪」
赤外線でアドレスを
おくりあった。
:08/12/17 11:56
:SH704i
:yW8ws3J6
#176 [ヒロト]
「ぶっ…ヒロポン」
俺のアドレスには
ヒロポンと入れてあり
それについて笑ってた。
「なんでそんな俺を
いじめるねん…」
「だってヒロトいじめるの
楽しいねんも〜ん♪」
:08/12/17 12:07
:SH704i
:yW8ws3J6
#177 [ヒロト]
なぁ彩矢…
お前は小さい体で
どんだけ重い荷物を
背負ってたんや?
お前いつも強がってるから
俺はお前の辛さ弱さを
気付いてあげれんかった。
ごめんな……
:08/12/17 12:32
:SH704i
:yW8ws3J6
#178 [ヒロト]
「何これ〜?」
彩矢が俺の制服から
小さく折りたたまれた
紙を取り出した。
「えっ・・・・・・?」
彩矢が取り出した紙を
俺が一緒に見た。
「あっ…あかんて…」
:08/12/17 18:58
:SH704i
:yW8ws3J6
#179 [ヒロト]
彩矢が紙を取り上げ
全て呼んだ後に俺に
「これヒロトが書いたん?」
「おっ…おう………。」
彩矢が見てたのは
俺がこの前書いた歌詞。
:08/12/17 22:58
:SH704i
:yW8ws3J6
#180 [ヒロト]
れっつご!
ヒロトはやくざの道に。
次回おすみんちょう

ヒロトはタコヘッドを攻撃表示!
アッタク!
あややは意識不明のパイパン女。
ヒロト、、
うんこもれちゃった

:08/12/17 23:03
:P906i
:7WC0M.zU
#181 [ヒロト]
「歌詞のここがいい!!」
君が闇の中ならば
僕が光を捜すから
君が忘れるのなら
僕が覚えててあげる
今も過去も未来も
光輝く君と共に
歌詞の一部を読む彩矢。
笑顔は無邪気で可愛くて
愛しいキモチがわく。
:08/12/17 23:04
:SH704i
:yW8ws3J6
#182 [ヒロト]
しかしヒロトの本当の気持ちはこうだった!
彩矢はまんこくさいしワキガ。
前歯がないしキンタマついてる。
もう嫌

くさーい

:08/12/17 23:07
:P906i
:7WC0M.zU
#183 [我輩は匿名である]
なんや↑の奴
:08/12/17 23:51
:D904i
:SlSJh6us
#184 [ヒロト]
「めちゃいいと思う。
この歌いいって!!」
「お世辞なんて……」
「お世辞ちゃうから!!」
彩矢は鼻歌なんか
歌いながら俺を見てた。
俺はこの日、彩矢に
バンドの事とか
たくやさんの事とか
歌詞の事を話した。
:08/12/17 23:55
:SH704i
:yW8ws3J6
#185 [ヒロト]
183さん
俺じゃないんです…
なんか荒らされてる?
みたいなんですよ…
:08/12/18 00:00
:SH704i
:flBJuEkA
#186 [ヒロト]
「じゃ〜いつか
あたしのために
歌書いてね?」
彩矢がそういうから
俺は少し照れながらも
「任しとけや・・・」
なんてキメ台詞を言った。
:08/12/18 00:02
:SH704i
:flBJuEkA
#187 [ヒロト]
もうあたりは暗くなる。
河川敷には俺と彩矢の
二人だけだった。
音もなく静かで
小さな電球が
俺達を照らす。
俺は彩矢に近寄り
彩矢は俺を見つめる。
俺は彩矢にゆっくりと
キスしようとした。
:08/12/18 00:05
:SH704i
:flBJuEkA
#188 [ヒロト]
いい感じのムード。
まさにキスが似合うぐらい
なのに彩矢は・・・
「あかん…………!!」
俺を両手で払いながら
下を向いた。
「えっ・・・・・・?」
:08/12/18 00:08
:SH704i
:flBJuEkA
#189 [ヒロト]
「付き合ってもないし…
そんなんあかんって」
女から聞く初めての言葉
「……………………。」
「好きでもない人と
こんなことできるん?」
:08/12/18 00:10
:SH704i
:flBJuEkA
#190 [ヒロト]
俺は黙り込む事しか
出来なかった。
今まで何人の女と
付き合ったんだろう?
今まで何人の女と
唇を重ねただろう?
今まで何人の女と
体を重ねただろう?
この時、俺は無償に自分を
汚らわしく醜く感じた。
:08/12/18 00:13
:SH704i
:flBJuEkA
#191 [ヒロト]
「できる・・・・んか…。」
彩矢は困った顔をしながら
俺から目をそらした。
今までこんな顔をして
俺から目をそらした奴は
いるんだろうか?
「ヒロトは・・・・
かわいそう…………」
彩矢はそういいながら
重そうな荷物を肩に
かけてその場から立ち去る。
俺を残したままで
:08/12/18 00:18
:SH704i
:flBJuEkA
#192 [ヒロト]
彩矢が去った後、
俺は小さくなりながら
川をぼっーと見てた。
いろんな事を考えた。
自分は汚らわしいか?
自分は恋愛した事あるか?
本間の好きって何か?
でも一番気になって
考えてたことは
彩矢に嫌われた?とか
彩矢ともう会えないか?
とかばっかりだった。
:08/12/18 00:24
:SH704i
:flBJuEkA
#193 [ヒロト]
彩矢に嫌われたかも知れない。
そう思ったらなんだか涙が
とめどなく溢れてきた。
一人が嫌で仕方なく
誰かに側にいてほしくて
さっきまで一緒にいた
みくには言えない。
携帯のリダイアルに
たくやさんとはいってた。
:08/12/18 00:41
:SH704i
:flBJuEkA
#194 [ヒロト]
俺は知らない間に
たくやさんに電話を
かけていた。
「もっしィ〜?ヒロト…
「だっぐやさん…………
おっ俺って汚いでずが?」」
俺は泣いてる声を殺しながら
たくやさんに話した。
「急にどないしてん?」
:08/12/18 00:46
:SH704i
:flBJuEkA
#195 [ヒロト]
いつもなら絶対にない
冷静なたくやさん。
「おっ俺って……やっ
やっば醜くんですが?」
「えっ?醜くくないで?
顔整ってるし背高いし…」
「俺…今まで恋愛なんで
ぐぞっ…くそだって………」
俺は泣きながら必死で
たくやさんに伝えた。
:08/12/18 00:49
:SH704i
:flBJuEkA
#196 [ヒロト]
じん
じん
ジンギスカン(ユーロビート)
おれは小杉ににてねえ!
喋る豚肉野郎は嫌いだ。
:08/12/18 05:07
:P906i
:0lmhhq22
#197 [ヒロト]
今日寒いけど頑張るよ

:08/12/18 07:18
:P906i
:0lmhhq22
#198 [ヒロト]
ヒロトさん
俺のなりきり?してるヒロトさん

そういうの本間にやめてください。
俺、ちゃんと小説を書きたいんです。
お願いなんでやめて下さい。
:08/12/18 10:28
:SH704i
:flBJuEkA
#199 [ヒロト]
たくやさんに伝えれてない
泣きながらの言葉を
たくやさんは優しいそっと
包んでくれた。
「俺……最低なんでっ…」
「ヒロト今何処おるん?」
「がぜっ…んじ…ぎ……」
「スタジオから近い所?
じゃスタジオおいで!!」
たくやさんは明るく
俺に話してくれた。
:08/12/18 10:35
:SH704i
:flBJuEkA
#200 [ヒロト]
:08/12/18 10:38
:SH704i
:flBJuEkA
#201 [ヒロト]
たくやさんとの電話を
切ったらすぐにスタジオへ
俺は向かった。
15分もかからない間に
スタジオについた。
ガチャ…スタジオの扉を
静か開いた俺、
「だぐやざ…………ん」
「わかったから泣くな」
たくやさんはそういいながら
俺のためにホットココアを
入れてくれた。
:08/12/18 13:24
:SH704i
:flBJuEkA
#202 [ヒロト]
奥には隼人さんがベースを
ずっとひいているようだった。
「何があってん?」
たくやさんは静かに椅子に
座りながらも俺に聞いた。
「あの……………」
俺は彩矢の事から
俺自身の事なんかを
ぐちゃぐちゃに言った。
:08/12/18 13:27
:SH704i
:flBJuEkA
#203 [ヒロト]
普通なら伝わらない
言葉の過ちさえたくやさんは
聞き逃さずに聞いてくれた。
「お前……惚れてるな」
「・・・・・・・・・。」
:08/12/18 13:51
:SH704i
:flBJuEkA
#204 [ヒロト]
「はっはは…………」
奥でベースをひいてた
隼人さんが急に笑い出した。
「やっぱりお前と俺
似てるんだろうな〜」
急に隼人さんは俺に近づき
頭をくしゃくしゃとなでる。
今まで見た事ない隼人さんの姿
凄い爽やかに笑うんだ。
:08/12/18 18:04
:SH704i
:flBJuEkA
#205 [ヒロト]
「この前はわるかったな…」
頭の手が止まり
俺を見る隼人さん。
「俺こそ……すみません」
「なぁヒロト…………?
お前その女の事好きか?」
俺は隼人さんの問いが
俺は少し黙り考えた。
「ヒロトどないや?」
:08/12/18 18:12
:SH704i
:flBJuEkA
#206 [ヒロト]
「わからないです。」
俺の一言でたくやさんと
隼人さんは固まった。
「隼人…俺はお手上げや」
たくやさんは両手をあげ
隼人さんをみた。
「お前…重症やな……」
:08/12/18 18:17
:SH704i
:flBJuEkA
#207 [ヒロト]
「はぁ…………」
ため息をつき終えた後
隼人さんは俺を一発
おもっきりなぐった。
「なっ・・・・・
何するんですかっ!?」
俺は殴られた頬に手をあて
隼人さんを睨んだ。
たくやさんは状況さえ
理解出来ずに慌てていた。
「お前は何がしたいねん?」
:08/12/18 18:27
:SH704i
:flBJuEkA
#208 [ヒロト]
俺がしたいこと?
隼人さんに殴られたまま
勢いで座り込んだ俺。
床はひんやりしていていた。
「わからんのか?
なっさけないの〜」
「隼人…俺お手上げしたけど
手はあげてないよ?
暴力はよくないから!!」
:08/12/18 18:29
:SH704i
:flBJuEkA
#209 [ヒロト]
「たくやは黙ってて」
「えっ……………あ……
・・・・・・・・はい。」
「ヒロト…過去の俺に
お前めちゃにてるねん」
隼人さんが俺の前に
しゃがみ込んだ。
「お前こんままなら
後悔すんで……?」
:08/12/18 18:34
:SH704i
:flBJuEkA
#210 [ヒロト]
「っ・・・・・はい。」
「好きな女がおるんや。
それは幸せな事やねん。
お前が自覚しないなら
俺がさしたるわ……」
そういいながら俺が
テーブルに置いた携帯を
取り出し耳元にあてた。
「なっ何してるんですか?」
「電話やん?」
:08/12/18 23:31
:SH704i
:flBJuEkA
#211 [ヒロト]
「電話やん?って……」
「チッ…留守電かよ…
えっーと…ヒロトやけど
話したいねんやんか…
電話折り返せたらでいい…
折り返してください。」
この人マジで…?
電話かけちゃってんじゃ
「お前…拒否られてんちゃ?」
:08/12/18 23:36
:SH704i
:flBJuEkA
#212 [ヒロト]
「隼人さん何して……
ひどいですよ・・・。」
「もうええやん…。自分
多分、拒否られてるで?」
怒りに達した俺は
頭いっぱいにある彩矢を
もうどうでもいいと感じた。
「もういいですよ…
俺なんて・・・」
:08/12/18 23:43
:SH704i
:flBJuEkA
#213 [ヒロト]
「そうそう…………。
女なんかええやん?
お前モテるんやしさー
女なんかいっぱいおる。
その彩矢って子て会う
河川敷行かんかったら
ええ話やめんな〜」
「・・・・・・そうです。」
俺はそう言うと隼人さんは
ベースをひき始めた。
「じゃ俺……失礼します。」
:08/12/19 00:17
:SH704i
:qq/KXVaE
#214 [ヒロト]
俺が今したい事は
とりあえず家帰って
ゆっくり寝たい。
ドアを閉め出て行く俺。
「隼人…やりすぎちゃん?」
「ばぁ〜か・・・・・
これでいいんだよ。」
「お前…何考えてるん?」
:08/12/19 00:20
:SH704i
:qq/KXVaE
#215 [ヒロト]
俺は家に帰ってゆっくり
枕に顔を埋めた。
「あぁ〜なんでこんな
モヤモヤするねん…」
俺は一人が無償に淋しくなり
携帯を取り出して適当に
女を呼びその日一つになった。
:08/12/19 00:24
:SH704i
:qq/KXVaE
#216 [ヒロト]
二日間何もしないで
家でゴロゴロしてた。
みくからのメールも
女からの電話も
全て無視してずっと
胸にひっかかる何かを
疼く何か捜していた。
「ヒロト〜!!あんた
学校行かんかい」
おかんの声が頭に響く。
「うるせぇ〜な…!?
不登校やねん俺は…」
:08/12/19 00:28
:SH704i
:qq/KXVaE
#217 [ヒロト]
「あんたイジメられてるん?」
おかんがいちいち
俺の言い訳につっこむ。
「でも大丈夫やて〜♪
あんたイジメられても
気付かん図太い神経を
持ってるやんか〜。」
黙ればばぁ…
俺は家にいるのも
飽きてきてたし
おかんのつっこみも
だるいから外に出た。
:08/12/19 00:31
:SH704i
:qq/KXVaE
#218 [ヒロト]
スエットに帽子をかぶり
ビーチサンダルで歩く。
「てかそろそろ夏休みやん。
海の季節ですやん?」
俺はそんな独り言を言い
ただただ行く当てもなく
歩いていた。
どれほど歩いただろう?
俺は無意識に歩いていた。
「げっ・・・・・最悪」
:08/12/19 00:35
:SH704i
:qq/KXVaE
#219 [ヒロト]
俺は無意識だったが
河川敷に来ていた。
「帰ろう帰ろう…
余計悩んじゃうやん
帰ろう帰ろう…」
呪文のように唱えながら
振り返り帰ろうとした。
でも時間は11時。
コンビニでご飯買って
少しゆっくりしようと
そう思った。
:08/12/19 00:59
:SH704i
:qq/KXVaE
#220 [ヒロト]
彩矢はこの時間は学校だし
コンビニにもいるはずない。
「何食べようかな〜♪」
俺はコンビニに入り
食べ物コーナーをみる。
適当にパンとか飲み物かって
レジに向かった。
:08/12/19 01:01
:SH704i
:qq/KXVaE
#221 [しほ]
頑張って下さい


:08/12/19 01:12
:N904i
:WfuAba7g
#222 [ヒロト]
:08/12/19 09:49
:SH704i
:qq/KXVaE
#223 [ヒロト]
レジの店員は黙り込んだまま
商品をピッピッしてた。
…いらっしゃいませもない?
どんだけ愛想悪いねん…
「542円…」
…態度悪っ!!ですぐらい
つけんかい・・・・。
「店員さん?ちょっと〜
態度悪すぎちゃいますか?」
:08/12/19 09:53
:SH704i
:qq/KXVaE
#224 [ヒロト]
下を向いたままの店員。
ケッ…顔が見えねぇ〜し。
「何やねん・・・。
話あるってそっちが……
言うたのに……馬鹿……
もう知らんからな……」
「えっ・・・・・?」
よく店員を見てみると
俺は凄く驚いてしまった。
:08/12/19 09:57
:SH704i
:qq/KXVaE
#225 [ヒロト]
「彩……矢……っ……。」
泣きそうになりながら
彩矢は俺を睨んでた。
「あんたなんかね…
知らないんだから!!」
彩矢はそういいながら
商品をビニールに入れて
俺に渡してきた。
「彩矢っ話させてくれよ」
:08/12/19 10:00
:SH704i
:qq/KXVaE
#226 [ヒロト]
「今、バイト中だから…」
彩矢はレジで仕事を
始めだした。
「少しだけでいいから」
彩矢は俺に聞く耳さえもたず
奥の部屋へ行った。
何で俺こんな真剣に
なってんねんやろ?
今まで何人の女が
俺に泣きついてきても
俺は女を無視してた。
まるで今の状況は
彩矢が俺みたいやった。
:08/12/19 17:30
:SH704i
:qq/KXVaE
#227 [ヒロト]
「彩矢…………」
俺はコンビニの袋を持ち
ゆっくりコンビニを出た。
河川敷で考える。
彩矢の事だけを
何で俺こんな必死なって
彩矢に嫌われたくないんやろ?
何で彩矢とこんなにも
話したいんやろ?
なんやろ・・・・・
この気持ちは
:08/12/19 18:26
:SH704i
:qq/KXVaE
#228 [ヒロト]
2時間くらい河川敷で
頭抱えて考えたけど
ここにいても意味ないし
考えててもあかんから
俺はコンビニの裏口の路地で
彩矢を待つ事にした。
30分しても彩矢は出てこない。
俺は少し寝そうなった時
裏口が開いた。
「君……大丈夫?」
:08/12/19 18:30
:SH704i
:qq/KXVaE
#229 [ヒロト]
コンビニの制服を着た
20過ぎぐらいの女。
「大丈夫です……」
「彩矢ちゃんならきっと
あと2時はかかるよ?」
俺は少しびっくりすると
女はクスクス笑った。
「さっき貴方達のやり取りを
見てたのよ…ごめんね?」
:08/12/19 18:34
:SH704i
:qq/KXVaE
#230 [ヒロト]
「あっ・・・・いえ…」
「君は彩矢ちゃんの彼氏?」
「違います・・・・。」
歯を噛み締めながら
言葉を言う俺。
「彩矢ちゃんの事好き?」
:08/12/19 18:42
:SH704i
:qq/KXVaE
#231 [ヒロト]
彩矢と会いたい。
彩矢と話がしたい。
彩矢が俺の側にいて
彩矢と笑いあいたい。
彩矢の特別に俺がなりたい。
頭の中が彩矢ばかりで
胸の中が温かくて
でも少し苦しくせつない。
俺は彩矢が好きなんだ。
:08/12/19 18:46
:SH704i
:qq/KXVaE
#232 [ヒロト]
「彩矢が好きです。」
女は真剣な顔をして
俺を睨んでから微笑んだ。
「あと2時間、君は待つ?」
「あっ……待ちます。」
「それまで何するの?」
「いや・・・得に…」
:08/12/19 18:51
:SH704i
:qq/KXVaE
#233 [ヒロト]
「だと思ったわ。
着いて来なさい。」
そう女は言い前へ進んだ。
「えっ………?」
戸惑いながらも俺は
ちょこちょこ女に
着いて行った。
:08/12/19 18:53
:SH704i
:qq/KXVaE
#234 [ヒロト]
たどり着いた先は喫茶店。
俺は少し緊張しながら
女が入った喫茶店に
ゆっくり入って行った。
「何名様ですか?」
「二人」
「おタバコは…?」
「お願いするわ………。
奥の席にお願いね。」
店員は俺達をゆっくりと
奥の席へ導いてくれた。
:08/12/19 21:18
:SH704i
:qq/KXVaE
#235 [ヒロト]
女は席に座り俺は立つ。
「座っていいよ。」
俺はゆっくり椅子に座る。
「彩矢とは何処であったの?」
「えっとですね……」
俺は彩矢との出会いを
女に話した。
:08/12/19 22:40
:SH704i
:qq/KXVaE
#236 [ヒロト]
「彩矢ちゃんが自殺ね…
時期的にもそうね…」
女は一人ぶつぶつ言った。
「あなたは彩矢とはどんな
関係の方なんですか?」
「自己紹介いるよね…。
私は彩矢ちゃんの保護者?
みたいなものなのかな…
名前は里菜。里菜さんで
いいからね?」
:08/12/20 00:05
:SH704i
:0OCNQZjQ
#237 [ヒロト]
里菜さんは鞄から
タバコを取り出して
ゆっくり火をつけた。
「彩矢はねお母さんが
いないのよ。」
「お母さんがいない?」
里菜さんは俯きながら
少し歯を食いしばってた。
「彩矢は三歳の時にね
ガンで亡くなったの」
:08/12/20 00:09
:SH704i
:0OCNQZjQ
#238 [ヒロト]
「でも親父さんいるなら…」
「……親父さんとはね
彩矢が生まれる前に
離婚して生きてるかさえ
わからない状況でね。」
黙り込む俺。
「そんなとき彩矢の祖母が
彩矢を引き取ったのよ。
祖母のヘルパーしてたあたしは
彩矢の面倒もみてたの」
「そ……だったんだ。」
:08/12/20 00:14
:SH704i
:0OCNQZjQ
#239 [ヒロト]
「あたし小さい時から
一人暮らししてたりして
なんか彩矢には変に
近親感湧いて可愛いがって」
彩矢はあんなに明るい。
でも家庭?環境が複雑で
俺は理解しにくかった。
いや…出来てなかったんだ。
「彩矢は祖母が死んでから
私が責任持って預かったの。」
:08/12/20 00:18
:SH704i
:0OCNQZjQ
#240 [ヒロト]
話は途切れた時に
俺が今頭にある疑問を
里菜さんに打ち明けた。
「どうして俺にそんな話?」
「彩矢があなたに心を
開いたからかな・・・」
「俺に心を開いた?」
俺は嫌われてるはずなのに
意味がわからない。
:08/12/20 00:21
:SH704i
:0OCNQZjQ
#241 [ヒロト]
「意味わからないか……
まぁ別にいいんだけどね」
・・・・よくねぇ〜よ!!
「あの……えっーと俺って
どうしたらいいんでしょ?」
「好きにしたら?」
里菜はタバコを吸いながら
窓側に煙をはなってる。
いつ頼んだのかわからない
ホットミルクティーが二つ
湯気をたつのを俺はみながら
「言われなくても」
:08/12/20 23:29
:SH704i
:0OCNQZjQ
#242 [ヒロト]
と冷たく言い放った。
「ミルクティー飲みなさい」
何でこいつ全ての言葉が
命令系なんだ?
彩矢はこいつの影響で
あんな生意気なったんか?
「いただきます……」
ゴクゴク生温いミルクティーを
勢いよく飲んだ。
里菜は俺を睨むよいに
ずっと見つめている。
:08/12/20 23:34
:SH704i
:0OCNQZjQ
#243 [ヒロト]
「ねぇ……?一つだけ
お願いがあるんだけど」
急に真剣になるから
俺は少し息を飲み込み
「なんですか?」
と答えたんだ。
「彩矢を一人にしないで」
初めて聞いた時
俺はこの言葉の深さを
全然わかってなかった。
:08/12/20 23:37
:SH704i
:0OCNQZjQ
#244 [ヒロト]
喫茶店に入ってそろそろ
二時間がたつぐらいの時に
「もう行ってきな。
彩矢バイト終わるよ。
んではいっ♪コレ」
里菜さんは名刺を俺に渡した。
名前と電話番号が書いてる
小さめの可愛いふちの名刺。
「あっどうもです。
あとありがとうございました。」
何故か御礼を言いたくて
俺は少し目線をずらし
里菜さんにいった。
:08/12/20 23:42
:SH704i
:0OCNQZjQ
#245 [ヒロト]
俺は財布から五百円を
取り出しテーブルに置いた。
「・・・何?コレ?」
里菜さんは驚いたように言う。
「ミルクティー代です。」
「馬鹿っ!!いいって…
年下に出させないわよ。
直しときなさい。」
五百円を俺の手におく。
俺はでもとかいいつつ
五百円を握った。
:08/12/20 23:46
:SH704i
:0OCNQZjQ
#246 [ヒロト]
「ありがとうございます。」
「そのお金で彩矢にジュース
買ってあげなさい?」
俺は少し微笑んだあと
はいと返事をしたら
里菜さんは
「困ったら電話してきて!!」
って言ってくれて俺は
頷きながら店を出て
コンビニへと走った。
彩矢に俺の事,キモチ
全て話すために…
:08/12/21 06:14
:SH704i
:Yl0nneZc
#247 [ヒロト]
コンビニの裏口
少し暗めの曇り空
俺は扉を開くのを
ただただ待ってた。
「・・・・ヒロト?」
俺の見つめてる扉とは
別の方向から声がした。
キョロキョロしてた。
:08/12/21 06:28
:SH704i
:Yl0nneZc
#248 [ヒロト]
後ろに彩矢が立っていた。
私服をきて荷物をもって
俺をみていた。
彩矢の携帯の着信がなる。
「もしもし…里菜ちゃん?
・・・・・えっないん?
…………騙したんや!!
馬鹿っ!!ちょっ……と
里菜ちゃん・・・・」
彩矢は携帯を見ながら
一人ぶつぶつ言ってた。
:08/12/21 15:44
:SH704i
:Yl0nneZc
#249 [ヒロト]
俺は彩矢を見る。
いや…目から離せない。
「なっ……何なんよ!?」
少し喧嘩売った態度で
俺を睨む彩矢。
「ちょっと話さへん?」
「あたしは話ないし〜」
彩矢は俺の横を通り
過ぎようとした瞬間に
俺は彩矢の腕を握った。
:08/12/21 18:59
:SH704i
:Yl0nneZc
#250 [ヒロト]
「ちょっ……痛いから。
離してや・・・馬鹿」
彩矢は少し反抗したが
俺の顔を見たらその場に
立ち止まり俺の手を払う。
「・・・聞くから・・・
っ・・離して・・・」
少し震えながら彩矢は
自分の荷物を強く握った。
「河川敷行こう」
俺と彩矢は少し間を開けて
河川敷の方へ歩きだした。
:08/12/21 19:04
:SH704i
:Yl0nneZc
#251 [ヒロト]
「なぁ?彩矢……」
「なぉ〜にっ!?」
俺達は叫びあった。
「俺は汚れてる・・・
かもしれねぇ〜けど
女たらしって言われてるけど
でも俺は…………」
「なぁ?ヒロト……」
彩矢は俺達の間を
ゆっくり狭めてきた。
:08/12/21 21:43
:SH704i
:Yl0nneZc
#252 [ヒロト]
「ヒロトは汚れてへんで?」
彩矢は俺の隣で俺の事を
ゆっくり見上げていた。
「でも・・・・」
俺はきっと女たらしで
何人の女を泣かして
何人の女と寝たんやろ?
やっぱり俺は汚れてる。
河川敷に着いたら俺達は
小さく肩を並べ座った。
:08/12/21 21:47
:SH704i
:Yl0nneZc
#253 [ヒロト]
「俺さぉ・・・・
恋愛なんてしたこと
今までねぇーよ。」
彩矢は俺を見ながら頷く。
「最低だけどずっと……
女は金だとかそんな風に
思ってんやんか………」
彩矢は俺から目を離さない。
やめてや…彩矢に見られてたら
自分の最低差がよくわかる。
:08/12/21 21:51
:SH704i
:Yl0nneZc
#254 [ヒロト]
「ヒロトは今まで人を本間に
好きになった事ある?」
彩矢は突然そんな事を言い
少し空を見ていた。
「……一人おるねん」
「どんな人〜?」
:08/12/21 23:06
:SH704i
:Yl0nneZc
#255 [ヒロト]
「馬鹿でアホでちびで
弱いくせに強がりでな
出会い方なんか最悪で…
いっつも俺のペース乱して
俺に何か教えてくれて
なんか本間すごいやつ…」
彩矢の事だった。
本間に好きなんは彩矢。
彩矢は自分やと気付いては
ないみたいできょとんと
俺を見て笑っていた。
「彩矢は・・・?」
:08/12/21 23:10
:SH704i
:Yl0nneZc
#256 [ヒロト]
「あたしも一人いた。」
・・・・・いた?
「どんな人やった?」
「優しくて誠実で真面目で
でも少しヤンチャでさ〜
あたしいつも困らしたりして
本間好きやってんな…」
彩矢は今まで見た事ない
小さな笑みを隠しながら
言っていた。
:08/12/21 23:13
:SH704i
:Yl0nneZc
#257 [ヒロト]
「そっか・・・・」
その彩矢の好きな奴の事
もっと聞きたかったけど
なんか聞いたらあかんような
そんな気がしたから俺は
その話を終わろうとした。
「あっ……そういえば
なぁ?聞いてもいい?」
俺は少し気にしてた事を
彩矢に聞こうとした。
:08/12/21 23:16
:SH704i
:Yl0nneZc
#258 [ヒロト]
「彩矢…………学校は?」
彩矢は少し驚いてから
一度、下を向いて
また俺を見た。
「ちょっと前にやめた。」
俺は聞いたらあかんかった
そう思って何度も自分を
せめまくった。馬鹿俺!!
:08/12/21 23:19
:SH704i
:Yl0nneZc
#259 [咲]
いきなりすみません

この小説は
上木彩矢ちゃんの歌の
Are you happy now?
をかけているんですか?

:08/12/22 00:10
:D705i
:SP5ontGM
#260 [ヒロト]
:08/12/22 00:40
:SH704i
:kPOfsRZc
#261 [ヒロト]
「そんな顔しないでよ〜。
しかたなかったもん…
別に後悔してもないし」
彩矢は俺の肩を叩きながら
笑っていった。
「じゃ……何でやめたん?」
「・・・・・・・・・・。」
:08/12/22 00:43
:SH704i
:kPOfsRZc
#262 [ヒロト]
黙り込む彩矢を見て
また俺は自分を責めた。
俺…めっちゃ空気読めてない
何で今のタイミングで聞いた?
アホやん…俺のアホ〜
でも彩矢がせつなそうに
笑う所見たくないもん
「あたし病気やねん。」
俺は彩矢の言葉で固まった。
こんなに元気で笑う彩矢が
病気……?何の病気なんや
:08/12/22 00:46
:SH704i
:kPOfsRZc
#263 [ヒロト]
「・・・・・・・・って
うそだよ〜〜〜ん♪
馬鹿〜!!ひかかってんの」
彩矢は俺を指さしながら
笑ってたけど俺は彩矢に
「そんなの冗談でも言うな」
って少し怒ったら彩矢は
ごめんと小さな声で言う。
:08/12/22 00:50
:SH704i
:kPOfsRZc
#264 [ヒロト]
「本間は逃げただけ…
勉強からも人間からも
生きる事からも……」
静かに流れる川の音。
「笑ってもいいで?
ど〜せ逃げたとかって
馬鹿にするんやろ?」
「馬鹿になんかしいひんし
逃げる事の何が悪いん?」
彩矢は俺をまたきょっとん顔で
目をぱちぱちさせながら見る。
:08/12/22 00:54
:SH704i
:kPOfsRZc
#265 [ヒロト]
「逃げる事って多分な
生きてて絶対するやん?
一つの選択肢やないん?
悪いなんて思うなや…
彩矢が後悔せんかったら
いい事じゃないん?
第三者の目ばっかなんか
気にすんなよ!!」
俺は一人語りだして
なんか熱い事言うてた。
彩矢が悩んでるなら
彩矢が少しでも楽なれば
それだけでよかった。
お前は自分で抱え込むやろ?
:08/12/22 01:00
:SH704i
:kPOfsRZc
#266 [ヒロト]
「あたしも駄目駄目やん…
ヒロトなんかに言われて」
「なんかって何やねん?」
「あははは。」
俺達は喧嘩?してた事なんか
すっかり忘れてた。
知らん間に笑ってたりして
彩矢との時間はいつも
一瞬で深いもん。
「本間にいいん?」
:08/12/22 01:03
:SH704i
:kPOfsRZc
#267 [ヒロト]
「だーかーらーいいって」
「嫌…あかんって!!
俺も男のプライドって
やっぱあるやん?」
「そんなんあるなら
早くたらし卒業しろ!!」
俺はその彩矢の一言で
自分の中の何かが覚めた。
「男のプライドあるから
卒業したろやん?
俺、今は一筋やから」
:08/12/22 01:07
:SH704i
:kPOfsRZc
#268 [ヒロト]
もう夜7時になり、
俺はやっぱり彩矢が心配で
駅まで彩矢を送った。
歩きながらだったけど
確実に俺達の距離は
ゆっくり近づいてた。
「はい♪ありがとう。」
「どういたしまして」
:08/12/22 01:10
:SH704i
:kPOfsRZc
#269 [ヒロト]
「そうだ!!今度遊ぼう!!
みっくんも呼んで。
あたしも友達呼ぶし!!」
(みっくんはみくの事)
「じゃみくにいっとくわ。」
彩矢は改札口を出たら
振り返りながら何度も
手をふっていた。
人見てるだろ〜が…
恥ずかしいだろ・・・
:08/12/22 01:13
:SH704i
:kPOfsRZc
#270 [ヒロト]
彩矢が見えなくなって
俺はゆっくり家に向かう。
男のプライド……
俺は携帯を開けて電話帳の
あらゆる女のアドレスを
一気に全部消した。
あん時残った女のアドレスは
彩矢とおかんと姉貴だけ。
てかおかんも姉貴も
女に入らへんか…笑←ひどい
:08/12/22 01:19
:SH704i
:kPOfsRZc
#271 [ヒロト]
泣いたのは僕だった、、、
ヒロトは足がとれた

そのとき、、、
アイビリーブ

ヒロトピロシキ!
:08/12/22 01:19
:P906i
:KH13bSCQ
#272 [ヒロト]
たらし卒業したい。
俺はたらしなんか?は
自分でも疑問やったけど
彩矢に彩矢だけやって所を
見せるためにもいい機会やった。
今の自分に出来る自分を
変えるためには……って事を
何度も家に着くまで考えていた。
:08/12/22 01:24
:SH704i
:kPOfsRZc
#273 [ヒロト]
家に帰って即行動した。
俺はまず髪の色を金髪から
真っ黒に染め直しした。
伸びた前髪は自分で
アシメに上手くきった。
鎖骨まである長かった髪を
美容師の学校いってる
近所のお兄ちゃんに夜遅いが
お願いして切ってもらった。
:08/12/22 01:28
:SH704i
:kPOfsRZc
#274 [ヒロト]
耳にたくさんあったピアスは
左に一つだけにして
最近やっとはえてきた
眉を綺麗に整えた。
人は少し変えればかなり変わる。
おかんも姉貴もびっくりしてた。
「ヒロトあんた……
熱あるんたゃうか?
大丈夫かいな?」
「ヒロト黒とか似合わん〜」
:08/12/22 01:31
:SH704i
:kPOfsRZc
#275 [ヒロト]
など俺をけなす親達だったが
少し認めてくれた気がした。
「まぁあんた顔だけは
あたし譲りでいいんやし
黒髪も見慣れたら男前に
見れるやろうな・・・」
なんて姉貴が珍しく褒めてた。
「・・・そんで〜?
急にどしたのヒロト君♪」
:08/12/22 01:35
:SH704i
:kPOfsRZc
#276 [ヒロト]
ニヤニヤしながら姉貴が
俺に近づいて来た。
「ちょっとしたイメチェン?」
「恋してるんだ〜♪」
姉貴の言葉でびくっと
固まる俺をみてまた姉貴は
クスクスわらった。
「あんた本間に単純やから
わかるってば〜もぅ…
色気づきやがってー」
:08/12/22 01:38
:SH704i
:kPOfsRZc
#277 [ヒロト]
うるせぇ…だまれ
「彼女やったらちゃんと
紹介しなあかんで?」
「絶対しいひんから…」
俺は姉貴にそう言って
自分の部屋に行った。
たらし卒業……
他に何したらいいやろ?
そん時鏡に映った時計を見て
少し考えてみた。
:08/12/22 01:42
:SH704i
:kPOfsRZc
#278 [ヒロト]
この時計はたしか…
ななみに貰ったやつで
このピアスとネックレスは
あいつとあいつで……
身につけてるもの全てが
誰かからのプレゼント。
俺は部屋にあるものも
女からもらったもの全てを
誰から貰ったか整理した。
一つ一つ袋とかにいれて
学校の鞄に入れたらパンパンで
他の鞄にもいれた。
―――次の日
:08/12/22 18:54
:SH704i
:kPOfsRZc
#279 [ヒロト]
この時計はたしか…
ななみに貰ったやつで
このピアスとネックレスは
あいつとあいつで……
身につけてるもの全てが
誰かからのプレゼント。
俺は部屋にあるものも
女からもらったもの全てを
誰から貰ったか整理した。
:08/12/22 19:28
:SH704i
:kPOfsRZc
#280 [ヒロト]
―――次の日
「本間あかんねんって!!
貰ったけど返したいねん。
俺が使った後やけどさ
処分するなら処分してや。
今までごめんなさい。
俺なんかにありがとう」
学校に着いたらついたで
俺はずっと一人一人の女に
貰った物を返してきちんと
謝罪と感謝をした。
:08/12/22 19:30
:SH704i
:kPOfsRZc
#281 [ヒロト]
周りからはヒロトは別人とか
熱でて狂ったとか言われたが
俺は自分の意思でしたから
別に後悔なんかはしてない。
「こらっ!!馬鹿ヒロト。」
後ろから聞こえる声に
振り返ればやっぱりみく。
:08/12/22 23:01
:SH704i
:kPOfsRZc
#282 [ヒロト]
「なんだよ…………」
「急にどうしたんっ!?」
「何がやねん?」
みくは俺の体をキョロキョロ
みて話ゆっくり始めた。
:08/12/22 23:02
:SH704i
:kPOfsRZc
#283 [ヒロト]
「髪型変わってるし
カラコンが茶色から灰色で
じゃらじゃらつけてた
アクセは今ピアス左に一つ
しかも女からのプレゼント
全部返してるらしいやん」
どっからそんな情報入るねん…
「熱でもあるん?
もしや病気?
それとも宇宙人?」
「うっさい。黙れ。」
:08/12/22 23:16
:SH704i
:kPOfsRZc
#284 [我輩は匿名である]
>>32回目です♪
ずっと読んでます
最後まで頑張って書いてください(^O^)
:08/12/22 23:38
:W61K
:SP1g24ZQ
#285 [我輩は匿名である]
:08/12/23 09:15
:SH903i
:m46Hf4UA
#286 [ヒロト]
:08/12/23 10:44
:SH704i
:XSsvjwPM
#287 [ヒロト]
「そんな悲しい事言うなよ!!」
「はぁ・・・・・?」
「見た目は変わっても
中身は変わらないし…」
教室までの帰り道みくは馬鹿ばっか。
「あぁっ!!わかった〜
うんうん。なるほどね!」
みくが急に声を上げると
一人頷きにやけている。
「なんやねん……きもいな」
:08/12/23 10:48
:SH704i
:XSsvjwPM
#288 [ヒロト]
「急に変わったんは
彩矢ちんのせいやろ?」
俺は少しドキっとして
ワックスで固めた髪を
ちょっと上に上げた。
「やった〜正解や♪」
「俺…何も言ってないし!!」
「今髪の毛触ったやん〜」
俺のくせか・・・・・。
:08/12/23 10:53
:SH704i
:XSsvjwPM
#289 [ヒロト]
「そうそう。彩矢やで」
その俺の一言でみくは
何があった?どうした?
と呪文のように聞いてくる。
俺はみくに負けてここ最近の
話を全て打ち明けた。
「彩矢ちんすげぇ〜
それまたヒロトもすげぇ」
:08/12/23 10:58
:SH704i
:XSsvjwPM
#290 [ヒロト]
チャイムがなり俺達は
今さらだが必死で走り出した。
「あっ……みく?
彩矢が今度四人で遊ぼう?
って言うてたで!!」
「やった〜♪って四人って
後一人誰なんだい?」
「彩矢の女友達」
みくは走ってたはずか
スキップに変わりった。
本当単純なやつ…
:08/12/23 11:03
:SH704i
:XSsvjwPM
#291 [ヒロト]
「よっしゃ!!セーフ〜♪」
「アウトじゃ・・・・
馬鹿もんが・・・・。」
勢いよく教室のドアを開け
教室に入った俺達に対して
即答で国語のたむけんが
ツッコミを入れた。
(たむけんとは田村健太と
いう国語の先生のあだ名で
みくが呼び始めたら皆
使いだしたのである。
ちなみにうちのクラスの
担任でもある。)
:08/12/23 13:12
:SH704i
:XSsvjwPM
#292 [ヒロト]
「うせや〜ん…たむけん
許してぇや〜〜〜!!」
俺とみくはたむけんに頼んだが
たむけんはあかんというと
クラスの皆爆笑してた。
俺の学校は授業遅刻すれば
職員室で遅刻届けを書かないと
行けないという決まりがあり
俺達は職員室へ迎う事にした。
:08/12/23 13:17
:SH704i
:XSsvjwPM
#293 [ヒロト]
教室に出る前にたむけんが
「お前今日放課後話あるから」
「えっ〜またぁ〜!!」
みくが床に転がりだだこねる。
「お前ちゃうわ。
お前やお前!!」
俺を指差したたむけん。
「えっ・・・?俺?」
「やーいやーいー♪
呼び出しくらってやんの!!」
:08/12/23 13:17
:SH704i
:XSsvjwPM
#294 [ヒロト]
「んで明日がお前だから」
と今度はみくを指差して
たむけんはいった。
「そんなんひどいって〜
やだやだやだ〜!!」
みくはクラス中に響く声で
だだこねだした。
「では授業の続き入ります…」
:08/12/23 14:57
:SH704i
:XSsvjwPM
#295 [ヒロト]
―――放課後
静かな教室に俺一人きり
「一人は静かやな…」
外から聞こえる部活してる
生徒の声のすれほうを
窓から除く俺。
ガタガタとゆっくりドアが
開いたら数学の中田がそこに
立っていた。
:08/12/23 15:17
:SH704i
:XSsvjwPM
#296 [ヒロト]
(中田は学年主任で厳しい
先生)
「遅れてすまそん……」
「いえいえ……」
教室の真ん中の席に座り
書類を開いたりするたむけん
「あっ…すわってええで」
:08/12/23 15:19
:SH704i
:XSsvjwPM
#297 [ヒロト]
ちょこんと椅子に座り
中田が出す書類を見た。
「あんな進級の事やねんけど
なんか考えてる?」
「いや・・・・別に?」
一学期の成績表を俺に
見せながら話だした。
:08/12/23 15:20
:SH704i
:XSsvjwPM
#298 [ヒロト]
「テスト平均以上で
五段階も最低が4や。
お前さ理数進級コース
いくきないんか?」
理数進級コースというのは
俺の学校でも1番頭がいい
クラスの事だった。
「ないですね〜」
:08/12/23 15:25
:SH704i
:XSsvjwPM
#299 [ヒロト]
「いやーな・・・始めに
お前見た時はそりゃー
不良生徒や思ったけどな
こんだけ成績いいんや。
そしたらクラス上がれよ
今日見たらこんなにも
真面目な格好しはじめて」
なんやかんやのお世辞を
いい始めるうざったい。
学校なんて生徒縛るだけ。
くだらない事ばかりで
学ぶ事なんて少ない。
でも学校には友達に逢いに
行くために行ってた。
:08/12/23 15:25
:SH704i
:XSsvjwPM
#300 [ヒロト]
:08/12/23 15:27
:SH704i
:XSsvjwPM
#301 [ヒロト]
「なぁ?行く気ないか?」
「ありません。」
きっぱり言う俺。
中田はしぶしぶ頷き
頭を抱えた後に書類を
直して教室を出た。
俺は少し教室いた。
:08/12/23 20:12
:SH704i
:XSsvjwPM
#302 [ヒロト]
静かな教室で俺は
ルーズリーフとペンを
机の上にポンと置いた。
「よっしゃ・・・」
なんとなく歌が書きたくなり
ゆっくり書き始めた。
1時もしない間歌が完成した。
:08/12/23 20:12
:SH704i
:XSsvjwPM
#303 [ヒロト]
「出来たっ〜♪」
歌を何度も読み直し
メロディーを頭の中で
考えながら歌った。
俺はすぐに家に帰り
ギターを取り出して
メロディーをつけた。
「やべぇ〜かなりできる♪」
歌はその日中に完成した。
:08/12/23 20:20
:SH704i
:XSsvjwPM
#304 [ヒロト]
―――次の日
俺は朝6時に学校に着き
裏庭の人気の少ない所で
あと少しで完成する曲を
一人歌いながらアコギをひく。
「それって〜誰のきょくぅ〜?」
俺の目の前には知らない女。
前髪をちょんまげして
ギャルなのか不明だか
似合わないナチュラルメイク
の童顔な女が座っている。
:08/12/24 00:46
:SH704i
:l3ut4Zjo
#305 [ヒロト]
「俺の曲・・・・・
って盗み聞きかよ!!」
「だってぇ〜珍しいもん♪
この時間に人来るのも
アコギひいてるライヴ
気取り男もさ〜!!」
女は一人テンション上げて
楽しそうに笑い出す。
:08/12/24 00:53
:SH704i
:l3ut4Zjo
#306 [ヒロト]
「もう一回弾いて〜?」
女は俺にねだると
ちょこんとに座った。
「しゃーないな…」
俺は断る事も出来ずに
ゆっくり歌い出した。
女は目を閉じて聞いてる。
俺も感情が入りやすくて
曲にのめり込む。
:08/12/24 00:55
:SH704i
:l3ut4Zjo
#307 [ヒロト]
パチパチパチ…
曲が終わると同時に
女は拍手した。
「めっちゃいいやん!!
やばいやばい〜〜〜♪」
女は一人テンション高く
俺を見ては笑ってた。
「いやーなんて言うん?
歌詞もいいけど伝わる。
なんか綺麗な曲やね」
:08/12/24 00:59
:SH704i
:l3ut4Zjo
#308 [ヒロト]
大切な人へのラブソング
俺は彩矢を思って書いた。
「題名何て言うの?」
ちょんまげ女が俺に聞く。
「まだ決まってないねん…
なんかピンと来ないし」
:08/12/24 12:16
:SH704i
:l3ut4Zjo
#309 [ヒロト]
「そっか・・・・
他なんかひいてぇ〜♪」
こいつ初対面やのに
やけに馴れ馴れしいな、
「てか…なんで自分
こんな朝早くおるん?」
「あたし園芸委員で
毎朝花に水やったり〜
うさぎに餌あげたりとか
してるねん〜♪」
:08/12/24 12:43
:SH704i
:l3ut4Zjo
#310 [ヒロト]
「てかうちの学校うさぎ
なんか買ってたんや…」
「知らんかったん?」
女はそう言って俺の腕を
ぐいぐい引っ張る。
「うさぎ見せたるわ!!」
:08/12/24 19:07
:SH704i
:l3ut4Zjo
#311 [ヒロト]
俺は急いでギターを片付けて
女に着いていった。
「この子がくりきんとん!!
んでこっちの子あんころもち♪
めっちゃかわいいやろ★」
うさぎはかわいいけど
うさぎの名前な…
:08/12/24 19:08
:SH704i
:l3ut4Zjo
#312 [ヒロト]
「可愛いやん〜。
あんころもち〜♪
くりきんとん〜♪
よろしゅうな?」
俺は二百のうさぎの頭を
ゆっくり撫でながら
うさぎに話かける。
「よかったね〜。
あんころてくりきん♪」
:08/12/24 22:50
:SH704i
:l3ut4Zjo
#313 [ヒロト]
すっげぇ略してるしっ!!
「うさぎの名前って
誰がつけたん?」
「はぁ〜いっ!!あたし」
手を上げながらずっと
テンション高い女。
:08/12/25 01:32
:SH704i
:RBXiwqiQ
#314 [ヒロト]
うさぎの名付け親なら
ちゃんと呼べよ…
「このこ達さ〜一ヶ月前
生まれたばっかりなんだよ!!
すごく可愛いでしょ?」
一ヶ月前生まれたばかり
俺は何故かその時に
命の尊さを知ったかも?
:08/12/25 02:18
:SH704i
:RBXiwqiQ
#315 [さき]
:08/12/25 02:22
:W54SA
:1jHcnrog
#316 [さき]
:08/12/25 02:25
:W54SA
:1jHcnrog
#317 [ヒロト]
:08/12/25 16:26
:SH704i
:RBXiwqiQ
#318 [ヒロト]
―――スタジオ
「やべぇ〜な!!」
和明さんが俺のお腹に
パンチを入れながら言う。
「って事はこの歌からして」
隼人さんがゆっくりと
俺に近付きながら笑う。
「彩矢チャンと・・・?」
:08/12/25 16:45
:SH704i
:RBXiwqiQ
#319 [ヒロト]
「仲直り出来ました!」
にっこり照れ笑う俺に
メンバー全員がこけた。
「はぁっ!?意味わからん」
隼人さんは体を起こし
俺に睨みかける。
「なに怒ってるんですか?」
:08/12/25 16:46
:SH704i
:RBXiwqiQ
#320 [ヒロト]
「おまえな……
誰のおかげかわかるか?」
黙る俺を見て呆れる隼人さん。
「俺の素晴らしい演技の
おかげだろ〜が!!
人殴りたくないわい!
俺が頑張ったのにお前は
付き合う事も出来てないだ?」
ヒロトさんってこんな
キャラやったっけ?
:08/12/25 16:47
:SH704i
:RBXiwqiQ
#321 [ヒロト]
:08/12/26 19:54
:SH704i
:UgqhbJ26
#322 [ヒロト]
「お前〜やっぱり
演技だったのか!」
隼人さんの声でぴくりと
反応するたくやさん。
「俺…話ついていけて…
ないんですか?」
隣にいる和明さんに
聞いたら和明さんは
爽やかに笑った。
:08/12/26 20:13
:SH704i
:UgqhbJ26
#323 [ヒロト]
「みたいやな・・・
けど隼人のおかげ
なんやからな?」
「そやぞ〜!!ヒロト
隼人がお前彩矢チャン好きなん
気付くように芝居してんで
隼人も不器用やからな…」
:08/12/26 20:14
:SH704i
:UgqhbJ26
#324 [ヒロト]
たくやさんが隼人さんを
にやけた目でみている。
「まぁよくわかったか?」
隼人さんがたくやさんを
殴ってから俺に聞いた。
「よくわかりました!」
隼人さんがゆっくりと
俺の頭を撫でてくれた。
:08/12/26 20:14
:SH704i
:UgqhbJ26
#325 [ヒロト]
「俺…曲歌っていいですか?」
俺はスタジオにあるアコギを
ゆっくり抱えて言う。
「メロディー気になるし
歌ってみたら?」
和明さんが椅子に座る。
皆の姿勢が俺に…
:08/12/27 17:02
:SH704i
:Wan76CdE
#326 [ヒロト]
……歌
僕の中君は小さくて
光を知らない
僕の前いつも強がる
弱い君が愛しい
今まで上辺だけの恋愛
そんなくだらない事しか
知らなかった僕だけど
君に出会って恋をした
嫌われたくない好きだから
初めて人を好きになったよ
ねぇ泣かないでよ前向いてさ
いてもみたいに笑い合およ
僕の隣で・・・
:08/12/27 19:40
:SH704i
:Wan76CdE
#327 [ヒロト]
「いいんじゃん!!」
皆声を揃えて言ってくれた。
「次のライブに使うか?」
「あの……ちょっと待って
貰えないでしょうか?」
たくやさんの意見を泊める俺。
:08/12/27 22:43
:SH704i
:Wan76CdE
#328 [ヒロト]
「なんやねん…?」
「まだ題名が決まって
ないんですよ……
決まってからじゃ…」
たくやさん達は顔を
合わして考えていた。
「別にええで」
隼人さんが言ってくれた。
:08/12/28 13:57
:SH704i
:YYCBFDIM
#329 [ヒロト]
「にしてもすごいな…」
「何がですか?」
「髪も真っ黒でアクセも
ちょっとしかつけてなくて
本当に別人だな…」
たくやさんはジロジロと
俺を見ながら笑う。
:08/12/28 14:00
:SH704i
:YYCBFDIM
#330 [ヒロト]
「それが彩矢チャンの影響
なんやろ?ヒロト」
隼人さんがお茶を飲みながら
俺をちょっと見て言った。
「でもすげーな!!お前が
一人の女にそこまで変わる
なんてびっくりだわ…」
俺は照れながらも温かい
ココアを飲みながら笑った。
:08/12/28 14:03
:SH704i
:YYCBFDIM
#331 [ヒロト]
「今度俺達に紹介しろよ!」
和明さんがスナック菓子を
つまみながら俺に言う。
俺はココアを飲みほして
はいっと元気よく返事した。
「夜遅いしヒロト
家まで送るわ〜!!」
たくやさんが立ち上がり
車の鍵を持った。
:08/12/29 00:33
:SH704i
:P5AEWPyA
#332 [ヒロト]
「えっ〜いいですよ…」
「襲われたら大変やろ?」
「俺、男やし襲われませんよ!!」
「女の子が・・・」
「襲いませんよ!!」
スタジオは笑い声に包まれてる。
俺の大好きで大切な場所。
:08/12/29 00:36
:SH704i
:P5AEWPyA
#333 [ヒロト]
「たくやお前いとけ…」
隼人さんが急に立ち上がり
たくやさんの手の鍵を奪った。
「えっ・・・・?」
「いつもお前おくらしてるし
下手くそなギター練習しとけ。
ヒロト行くぞ!!」
隼人さんに肩を叩かれて
俺は素早く立った。
:08/12/29 00:40
:SH704i
:P5AEWPyA
#334 [ヒロト]
「お疲れさまです。
お先失礼します…?」
俺はとりあえず適当に
言葉を並べて一礼し
スタジオの扉をしめた。
外は真っ暗で光りが少ない。
俺達はゆっくり車に乗る。
隼人さんは慣れた手つきで
車を走り出した。
:08/12/29 00:44
:SH704i
:P5AEWPyA
#335 [ヒロト]
「なぁヒロト……?」
車が走り出して5分ぐらい
沈黙の後に隼人さんが
口をゆっくり開いた。
「ヒロト今までごめんな?」
急な一言で少し焦る俺は
何の事かわからなかった。
:08/12/29 00:46
:SH704i
:P5AEWPyA
#336 [ヒロト]
俺は隼人さんからあって
この日までずっと隼人さんに
嫌われてると俺は思ってた。
メンバーの前の隼人さんは
いつも笑ったり楽しい人で
でも俺の前ではいつも
無口で無愛想で冷静な
少し怖いとさえ思ってた。
でのこの車の中で初めて
隼人さんが話してくれた。
:08/12/29 00:50
:SH704i
:P5AEWPyA
#337 [ヒロト]
「俺…ちょっと前までは
お前の事大嫌いやった。」
隼人さんが一瞬俺をみて
クスクスわらった。
俺…なんかしたっけ?
「お前は昔の俺に似過ぎてる
やから大嫌いやってん…」
俺は情けないが黙る事
しか出来なかった。
:08/12/29 00:53
:SH704i
:P5AEWPyA
#338 [ヒロト]
「この前俺殴ったやん?
あん時お前が俺みたいで
絶対後悔するのわかって
やからついついな……」
「俺…殴ってくれてマジ
嬉しかったですよ!!」
「お前……Mか?」
「違いますよ!!何でですか!
なんかあのパンチすっげぇ
気持ち伝わった見たいな?
なんかこのままじゃだめで
何かやらなきゃって…」
:08/12/29 00:57
:SH704i
:P5AEWPyA
#339 [ヒロト]
たくやさんは大笑いして
俺の肩を殴った。
急に車が止まり隼人さんは
携帯を取り出し電話を
駆け出した。
「あーもしもし?拓人か?
お父さんやけどな……
今日はばぁーちゃん家で
ゆっくり休みしといて?
うん……………よし!
じゃまた朝にな♪」
きげんよく電話を切り
隼人さんは俺をみた。
:08/12/29 12:33
:SH704i
:P5AEWPyA
#340 [ヒロト]
「お前…暇やろ?」
「えっ…明日学校が……」
「暇か暇か〜!!よっしゃ♪
なら一杯付き合えや!!」
隼人さんは車を勢いよく
走らせた後少しかわった
店へ連れていかれた。
:08/12/29 22:57
:SH704i
:P5AEWPyA
#341 [ヒロト]
扉を開けば個性的なバー
隼人さんは奥へ奥へと
カウンターに座った。
おれも隼人さんの後を追い
隼人さんの隣に座った。
「マスター俺、いつもの♪」
マスターに自分のだけ注文
した後俺をじっとみて。
「こいつ水でいいわ…
・・・・・・・便所の」
この人…最低や・・・
:08/12/29 23:05
:SH704i
:P5AEWPyA
#342 [ヒロト]
すぐに隼人さんの前に
綺麗な色のカクテルが
置かれてた。
そして俺の前には……
「何なんですかこれ?」
「ヤクルトや!!」
まさかのヤクルトがあった。
水ちゃうだけ感謝?か…
:08/12/29 23:14
:SH704i
:P5AEWPyA
#343 [ヒロト]
「何でバーにヤクルトが
あるんですか?隼人さん」
「ここ何でもありやねん。」
隼人さんからメニューを
渡され見てみると
世界中の料理や寿司とか
しまいには納豆まであった。
・・・・・何で?笑
「ユニークな店ですね。」
「俺の前のバイト先やで」
「あの……早く本題に……」
:08/12/30 01:12
:SH704i
:LcGSsTSU
#344 [ヒロト]
隼人さんはきょとんと
した顔しながら
「本題って?」
と言いさすがの俺も
「何のために呼んだんですか?
一杯付き合えって……
どういう意味ですか!?」
「ただ飲みたかっただけ♪」
俺…明日学校なんですけど。
:08/12/30 01:15
:SH704i
:LcGSsTSU
#345 [ヒロト]
「俺があさみと会ったのは
雨がうっとーしい梅雨の時期」
何急に話してんだ?
ってか酔ってるやんな?
隼人さん車やんな…
あぁ俺明日学校遅刻決定。
「おいっ!!聞いてるか?」
隼人さんが呆然とする俺を
ばしっと殴って話しだす。
:08/12/30 01:18
:SH704i
:LcGSsTSU
#346 [ヒロト]
「このバーであさみと
あってんやけどさ……」
俺はヤクルトをちびちびと
飲みながら話を聞いた。
「俺は最初あさみみたいな
金持ちでわがままでおもんない
可愛いだけがとりえで
恋して泣くような女がな
大嫌いやってん……」
急に悪口ですかっ!!
:08/12/30 01:22
:SH704i
:LcGSsTSU
#347 [ヒロト]
「しかもあいつ会った時に
次は隼人君指名〜♪とか
言うて俺を抱きしめるねんで
来る店間違ってるやろ?」
隼人さんは酒を飲みながら
クスクス笑い話してる。
凄い幸せそうな顔して
「えっ〜?何で俺が
好きなったかって?」
「いや…聞いてないです」
:08/12/30 01:25
:SH704i
:LcGSsTSU
#348 [ヒロト]
「女と男が恋に落ちる瞬間なんて
奇遇気ままやで?
好きて思ったら好きやねん。
何も出来ひんけど何かを
したくなるもんやん?」
「そうですね。わかります
なんか彩矢といる自分は
何も出来ないんだけど
本当の飾らない自分なんです」
俺はヤクルト飲み干し
隼人さんも酒を飲み干した。
「よっしゃ!!今日は
どんどんのんでええで!?」
:08/12/30 01:29
:SH704i
:LcGSsTSU
#349 [ヒロト]
俺ははいっといいながらも
目の前にまたヤクルトが
出されるとさすがに
「せめて炭酸とかに
してもらえませんか?」
と隼人さんに問いかけると
隼人さんはこてんと寝てた。
「兄ちゃん兄ちゃん♪」
:08/12/30 01:31
:SH704i
:LcGSsTSU
#350 [ヒロト]
マスターが俺の前にきて
俺にゆっくり話だした。
「初めてやで?ここに
こいつが友達連れて来たの
ここは大切な場所やから
大切な人しか連れてこない
とかよく言うてるしな」
マスターの話を聞いて
隼人さんの中で俺は
大切な人なんかな?と
ちょっと思いわらった。
:08/12/30 01:35
:SH704i
:LcGSsTSU
#351 [ヒロト]
「これかけたって」
マスターから温かい毛布を
受け取りながら俺は
隼人さんにかけてあげた。
おやすみ3秒はこの事やな。
「どっちが大人かわからんやん」
なんて呟いていると
俺の前に淡いピンクの
カクテルがでてきた。
「・・・・・えっ?」
:08/12/30 01:38
:SH704i
:LcGSsTSU
#352 [ヒロト]
「LOVE HEARTって言って
隼人が彼女へ初めて作った
スペシャルカクテル、
ちなみにお酒を炭酸に
しといてあげました」
マスターはそういうと
俺の前からゆっくり
姿を消した。
「初めて作ったカクテル」
隼人さんもシャレた事
するんやな………
:08/12/30 01:43
:SH704i
:LcGSsTSU
#353 [ヒロト]
俺はマスターからもろた
カクテルを少し遠慮しがちに
ゆっくり飲んだ。
「うまっ・・・
恋の宝石箱や〜♪」
「・・・・・・・・・。」
「うわっ……自分でやっといて
めちゃ損したんやけど」
二人のはずが一人で
俺は寝てる隼人さんの腹を
指でつんつんしたりして
知らず間に眠りについてた。
:08/12/30 10:16
:SH704i
:LcGSsTSU
#354 [ヒロト]
もちろん次の日俺は学校遅刻
隼人さんは笑いながら
「いや〜ごめんちゃい♪」
とか愛想よく言ってた。
俺は呆れるに呆れながら
「もう別にいいですよ…」
と投げやりで答えていたら
「まぁ恋愛には突っ走れ。
女一人ぐらい幸せにしたれ」
:08/12/30 10:30
:SH704i
:LcGSsTSU
#355 [ヒロト]
学校へ向かうの車の中で
隼人さんはそんな事を
何度も何度も言ってた。
以外に早くも学校につき
といっても3時間目。
「ありがとうございました。」
車から降り一礼して校内へ
入って行こうとした時
彩矢から着信がはいった。
:08/12/30 10:34
:SH704i
:LcGSsTSU
#356 [ヒロト]
「もしも…………」
「・・・・・・・・」
「んっ…………彩矢?」
俺は耳から携帯を外し
画面を確認してから
もう一度耳にあてた。
「彩矢?どしてん?」
「だっ助けっ………ヒロト
怖いよ・・・・・・」
声を震わしながら彩矢が
泣いてる気がした。
:08/12/30 12:22
:SH704i
:LcGSsTSU
#357 [ヒロト]
「っえ?どないしたんや?
今、どこおるねん?」
彩矢は小さい声で住所を
言ったのを俺は瞬間で
覚えて彩矢との電話を
繋いだまま隼人さんに
頼み彩矢の家まで
送ってもらうことにした。
「大丈夫やからな?
絶対動いたらあかんで?」
俺は彩矢が落ち着くように
優しい言葉ばっかり言う。
:08/12/30 12:27
:SH704i
:LcGSsTSU
#358 [ヒロト]
「彩矢チャン家におるんやろ?
怖い助けてとか何が
あったんやろな?」
隼人さんが運転しながら
呟いている。
確かに家にいて何がある?
怖いって何がなんやろ?
助けてって何があってん?
俺は考えれば考えるほど
俺自身が苦しくなって
いても立ってもいれんくて
イライラしていた。
:08/12/30 12:37
:SH704i
:LcGSsTSU
#359 [ヒロト]
「ヒロト落ち着け。」
「あっ…………はい。」
「あそこみたいやな。」
隼人さんが指さす方に
小さいけど綺麗な家がある
「彩矢?家あいてるか?」
「あいてるからはよきてや」
:08/12/30 12:42
:SH704i
:LcGSsTSU
#360 [ヒロト]
俺は車から飛び降りた、
「俺ここおるさかい
なんかあれば電話くれ」
隼人さんは俺に叫んでた。
彩矢の家にはいった。
リビングみたいな所で
彩矢は小さく固まってた。
「彩矢どないしたんや?」
俺が彩矢に駆け寄ろうと
した時彩矢は声をあげ
「ドアの右見てー!!」
:08/12/30 12:50
:SH704i
:LcGSsTSU
#361 [ヒロト]
すぐ振り返り見たら
そこには小さいゴキブリ
「ゴキブリ?」
彩矢は震えながら俺に
ティッシュを投げた。
俺は三枚ティッシュとり
「ごめんなさい。」
といいゴキブリを潰した。
「彩矢ゴミどないする?」
俺が彩矢に近づいていくと
彩矢は思いきり逃げながら
:08/12/30 12:53
:SH704i
:LcGSsTSU
#362 [ヒロト]
「ごみ箱入れて〜!!
んで手を五回せっけんで
ちゃんと洗ってや!!」
「お前本間失礼やな…」
俺はゴキブリをぽいっと
捨てて手を五回洗った。
「んで…どないしたん?」
「もうええで。帰り?」
「はっ?」
:08/12/30 13:03
:SH704i
:LcGSsTSU
#363 [ヒロト]
彩矢は立ちながらいった。
「助けてって………」
「うちゴキブリあかんねん
本間天敵やからさー」
「怖いってのは?」
「ゴキブリやん!てか
ヒロト学校ちゃうん?」
・・・・・・・・神様
もしこいつが男やったら
一発殴らせて下さい。
:08/12/30 13:30
:SH704i
:LcGSsTSU
#364 [ヒロト]
「学校やけどお前からの
電話あったからぶっ飛んで
きたんやろーが!!ばぁーか」
「うせやん・・・」
彩矢は一瞬びっくりして
そのあとは可愛い笑顔
本間にこいつは……
「ってもう12時やん。」
時計を見ながら言う俺。
:08/12/30 13:56
:SH704i
:LcGSsTSU
#365 [ヒロト]
「お昼食べて行く?」
「いいん?」
「別にいいよ?何遠慮して?」
彩矢はそう言った後すぐ
キッチンへ向かった。
なんか新婚さんみたいやな。
「何か食べられへんのある?」
彩矢がひょっこりキッチンから
顔を出してきいてきた。
:08/12/30 17:25
:SH704i
:LcGSsTSU
#366 [ヒロト]
「何でも食べるで♪」
俺は元気よくいうと彩矢は
嬉しそうにキッチンへ
戻っていった。
彩矢が料理してる間に
隼人さんにメールで
もう大丈夫です。
心配かけてすみません。
ありがとうございました。
なんて送ってた。
彩矢の家のリビングは
めちゃ綺麗やった。
:08/12/30 20:59
:SH704i
:LcGSsTSU
#367 [ヒロト]
部屋の隅に誇りかぶった
古いアコギがあった。
「高そうなやつやな…」
俺はゆっくり手にとり
じゃんじゃんひいてた。
「音色綺麗やな……
音だけ治しとこか。」
:08/12/30 21:02
:SH704i
:LcGSsTSU
#368 [ヒロト]
俺はリビングでギター
彩矢はキッチンで料理
なぁ?結婚したらきっと
こんな感じなんやろな
「はい♪できました!!」
彩矢がテーブルに料理を
運びながら椅子をひいた。
「おぉ〜すげぇすげぇ!!
上手そうやばいやばい★」
:08/12/30 21:12
:SH704i
:LcGSsTSU
#369 [ヒロト]
テーブルにあったのは
おいしそうなオムライス
飾られたサラダ。
まるでレストランや。
「なぁ〜に立ってんの?
早く座って食べぇ〜や」
彩矢は笑いながら席に
座りいただきますをした。
俺も椅子に座り手を合わせた
「いただきます♪」
:08/12/30 21:16
:SH704i
:LcGSsTSU
#370 [ヒロト]
俺はオムライスを
勢いよく口に運んだ。
彩矢は見守るように
俺をみていた。
「うっ・・・・・」
「うっ?味無理やった?」
「うまい。めちゃうまい」
俺はばくばくオムライス
サラダを食べ始めた。
:08/12/30 21:20
:SH704i
:LcGSsTSU
#371 [ヒロト]
「めちゃ上手いねんけど!!」
「それはそれはよかったです。」
「彩矢めちゃ料理上手いな」
俺がそういうと彩矢は少し
悲しそうに微笑んだ。
「あたし親いないから
料理よく教えてもらって」
「そっか・・・」
:08/12/31 20:21
:SH704i
:Ai8QhIa.
#372 [ヒロト]
俺は彩矢の頭を撫でた。
「何なんよ〜?」
「今までよく頑張りました♪」
彩矢は俺がそういうと
大泣きしはじめた。
「えっ・・・・・」
「あだし…馬鹿だから
料理覚えれなかったり…
失敗ばっかりだった…」
「彩矢は頑張ったな?」
:08/12/31 20:34
:SH704i
:Ai8QhIa.
#373 [ヒロト]
多分この時彩矢は自分の我慢の
壁を突き破ったんだと思う。
「彩矢…?お前は頑張った。
もう無理せんでいいねんで」
俺は頭をゆっくり撫でる。
彩矢は涙を流しながら
「子供扱いしないでよ…」
こんな時でも強がるお前。
その態度は可愛くないんやけど
むしょうに愛しいやんけ。
:08/12/31 20:46
:SH704i
:Ai8QhIa.
#374 [ヒロト]
彩矢が泣き止んだら
料理は片付けはじめた。
「手伝うで?」
「別にいいって…」
「本間に?」
「足手まとい・・・・」
「お前…本間にひどいな」
二人の笑い声が響く。
こんな幸せな瞬間って
あるんやろうか?
:08/12/31 20:53
:SH704i
:Ai8QhIa.
#375 [ヒロト]
何やかんやで1時になった。
「なぁ…学校行かなくて
大丈夫やったん?」
「別に成績とれてるから
全然大丈夫やで」
「ヤンキーのくせに頭いいん?」
「ヤンキーちゃうからな…」
すると彩矢は悲鳴をあげた。
「あ゛あああああぁ〜!?」
:08/12/31 20:59
:SH704i
:Ai8QhIa.
#376 [ヒロト]
「何やねん!?急に・・・」
「髪もアクセも制服も
全部変わってる…」
えっ?今気付いたん?
「黒にしてちょっと切って
アクセなんかピアス一個
シャツもちゃんといれて…」
「急にどないしたん?」
俺は俺の変化を気付いては
くれない彩矢に呆れ気味。
「俺の一筋のプライド」
:08/12/31 21:19
:SH704i
:Ai8QhIa.
#377 [ヒロト]
「ふぅ〜ん・・・」
あんまり興味なさげ?
「変ですかね……?」
「あたしこっちのが好き!」
彩矢がそう言ってくれて
俺は少し安心してから
「まぁ何でも似合うけど?」
そういって彩矢は
「前言撤回やわ…」
とか言った。
:08/12/31 21:28
:SH704i
:Ai8QhIa.
#378 [ヒロト]
二人でおったらあっという間
すぐ時間が立ってしまう。
「よっしゃ……帰るわ」
「えっ………もう?」
時計は3時をさしている。
「長居したらあかんやん?」
「何かあるん?」
「いや…ないけどさ」
:08/12/31 22:11
:SH704i
:Ai8QhIa.
#379 [ヒロト]
「まだいいやんか〜」
やけに彩矢が止める。
「じゃ…ちょっと外行こや?」
「あっ…うんうん。」
俺達は二人並んで歩いた。
別にどこ行くとかはなく
ただただ歩いてるだけ
「めちゃいい天気や〜」
上を見上げれば綺麗な青空。
:08/12/31 22:47
:SH704i
:Ai8QhIa.
#380 [ヒロト]
そん時俺の電話がなりだした。
画面を開き着信みくと出る。
電話に出ない俺を見て彩矢は
「電話出ないん?」
「あぁちょっとごめんな。
・・・・・もしもし?」
「コラッー!!馬鹿っ!
何してるん?何処や?」
俺は電話を切った。
:08/12/31 22:53
:SH704i
:Ai8QhIa.
#381 [ヒロト]
「今のもしかしてみっ君?」
彩矢が俺の携帯画面を除く。
「・・・・・うん。」
するとまた電話がかかる。
俺が電話切ろうとすると
彩矢が携帯を奪って
電話に出た。
「もしも・・・・」
「何できるねんー−−!!
俺、今日学校で一人やぞ?
馬鹿馬鹿ばぁ〜か!!」
彩矢は困った顔しながら黙る。
:08/12/31 22:59
:SH704i
:Ai8QhIa.
#382 [ヒロト]
「みっくん・・・?」
「えっ?だっ誰ですか?
電話掛け間違えた?」
「みっ君?あたしあたし…」
「あたしあたし…?誰?」
「彩矢やん。ヒロトの友達」
:08/12/31 23:01
:SH704i
:Ai8QhIa.
#383 [ヒロト]
友達か・・・・・。
好きな女に言われたら
ちょっと悲しいな…
「えっ〜?今から?
・・・・・・・・・・
全然いいよん♪行く行く!!」
彩矢が携帯を耳から外し
俺に携帯を渡してきた。
「もしも・・・・」
「今から学校来い!!
彩矢ちん連れてな?」
:08/12/31 23:06
:SH704i
:Ai8QhIa.
#384 [ヒロト]
彩矢が俺を上目使いする。
俺そんなアングル弱いから…
「・・・・わかった。
行きます・・・・・。」
そう言って彩矢は喜んだ。
「あぁ〜メイクも格好も
あたし最悪やねんけど…」
「大丈夫やってぇ〜」
:08/12/31 23:20
:SH704i
:Ai8QhIa.
#385 [ヒロト]
彩矢は家帰る帰る言うから
また家に帰った。
俺は彩矢を外で待ってた。
「もういいよん♪」
俺が彩矢見たら彩矢は
制服姿で今までみた事ない
めちゃけばかった。
まぁ似合ってるけど…
:08/12/31 23:43
:SH704i
:Ai8QhIa.
#386 [ヒロト]
「歩いて行く?」
俺が彩矢に聞くと彩矢は
「自転車で行こうや?
ニケツでええやん」
そう答えながら自転車を
出してきてくれた。
……ニケツ・・・・。
不覚にも俺は好きな女と
ニケツなんてした事ないし
青春やとか考えてた。
「はいっ♪前どうぞ」
「あっ…はい・・・」
:09/01/01 02:13
:SH704i
:7lC7yoI6
#387 [ヒロト]
「重たいで?大丈夫?」
「頑張って耐えるわ!!」
そう冗談で俺が言うたら
おもっきり殴られた。
「女の子にそんな冗談は
いけません・・・・」
「・・・・・・・・はい」
俺が自転車にまたがり
彩矢もゆっくり跨がる。
自転車をゆっくりと
こぎはじめた時彩矢が
俺の腹に手をまわした。
:09/01/01 02:17
:SH704i
:7lC7yoI6
#388 [ヒロト]
やばい・・・緊張やん。
俺は調子乗ってスピードあげた。
そしたら彩矢との距離は
ちかなるし抱き着かれてる
みたいなんがたまらんかった。
「ちょっと・・・危ない!!」
「大丈夫大丈夫!!」
なぁ?これが人が言う
青春と言う奴ですか?
:09/01/01 02:20
:SH704i
:7lC7yoI6
#389 [ヒロト]
「はい!到着です。」
自転車から降りる俺達。
ちょうど学校では生徒が
帰って行く所やった。
俺達は校門でみくをまった。
「みっ君遅くない〜?」
「まだ終礼ちゃうか?
俺のとこの担任ってな
めちゃ話が糞長いねん」
「絶対そんな先生おるよな!」
校門から出ていく生徒が
俺達を睨むように見る。
:09/01/01 02:26
:SH704i
:7lC7yoI6
#390 [ヒロト]
「えっ?あれヒロトの新彼?」
「あんま可愛くないやん…」
「次何ヶ月続くんやろ?」
前通る女が俺達に聞こえるように
グチグチ言ってくる。
彩矢は下向きながら手を
何度も握り直してた。
「ヒロト〜?うちらと遊ぼう。
そんな女より楽しいで?」
三人ぐらいの女が馴れ馴れしく
俺の近くまで来て話す。
:09/01/01 02:30
:SH704i
:7lC7yoI6
#391 [ヒロト]
俺は少しいらついてたから
彩矢の肩を抱き寄せながら
「俺、今から彼女と遊ぶし♪
お前達みたいなな?
性格悪いブスと遊ぶとか
ご遠慮しますから?」
「…………………えっ?」
「やっぱりヒロト変わった。」
「あたしがせっかくあげた
ブランドアクセ返却するし
その女のせいなん?」
「俺…一筋なったから?」
:09/01/01 02:35
:SH704i
:7lC7yoI6
#392 [ヒロト]
そういうと女は逃げて行った。
彩矢が俺を黙ってみる。
怒ってるんか?
「・・・・・・馬鹿。」
やっぱり怒ってる。
「でも、ありがとう。」
「あぁすっきりしたな!」
そういうと彩矢は笑って
ヒヤヒヤしたとか言ってた。
:09/01/01 02:38
:SH704i
:7lC7yoI6
#393 [ヒロト]
まだまだ人は俺達を見てたけど
似合ってるとか言う声も
聞こえたから少し嬉しかった。
「ああああ彩矢っー−−!!」
急に高い女の声が聞こえた。
「じゅりっ!!高校ここ?」
「彩矢おらんくなったから
転校してんやんかっ!!」
「うせやん!!じゅり〜」
:09/01/01 13:24
:SH704i
:7lC7yoI6
#394 [
]
:09/01/01 23:49
:F905i
:fZlibJmU
#395 [ヒロト]
:09/01/02 00:53
:SH704i
:svo/ndl6
#396 [ヒロト]
俺は二人のはしゃく光景を
ただただ見てるだくやった。
「あぁヒロト…?この子
あたしの親友のじゅり♪
んでじゅり?・・・・」
俺とじゅり言う女が
目があって同時に叫ぶ。
『あぁ〜!!』
じゅりとか言う女は
うさぎみしてくれた
ちょんまげギャルやった。
:09/01/02 00:56
:SH704i
:svo/ndl6
#397 [ヒロト]
「ちょまげやん!!」
[ちょんまげとはちょんまげ
ギャル女の略した言葉]
「ちょまげ言うな!!」
「えっ?二人知り合いなん?」
人間の世界は広いようで
案外狭くもあるんだ。
何かと繋がりはあるから。
「彩矢の彼氏・・・?」
:09/01/02 01:00
:SH704i
:svo/ndl6
#398 [ヒロト]
「違う違う〜♪友達や!」
彩矢が言葉を出す前に
俺が先にいった。
彩矢から友達って言葉
聞くのは少し辛い。
でも自分でいうのも
それなり辛いわ。
「そっ・・・・・か」
女は意味深に答えた。
:09/01/02 01:04
:SH704i
:svo/ndl6
#399 [ヒロト]
「ちょまげ転校生やってんや?」
「ちょまげ言うなや・・・」
「じゃ何て呼んだらいいん?」
俺らのやり取りに彩矢は
笑いながら俺にいった。
「じゅりでいいやん…」
「じゅりじゅり・・・・・
じょりじょりあかん?」
「死ね!!」
:09/01/02 01:08
:SH704i
:svo/ndl6
#400 [ヒロト]
:09/01/02 01:09
:SH704i
:svo/ndl6
#401 [ヒロト]
俺達が盛り上がってる時
みくが走ってきた。
「みっ君久しぶり〜♪」
彩矢がみくにかけより
楽しそうに話だす。
「みっ君?あたしの親友の…」
「じゅりでぇ〜す♪
よろしくっ!!」
「よっろ…よろしく!」
みくはきっとん顔し
ながら笑いだした。
なんかみく変やな…
:09/01/02 14:03
:SH704i
:svo/ndl6
#402 [ヒロト]
「なぁ?ヒロト何処行く?」
「そりゃ…いつもの場所?」
いつもの場所。河川敷。
彩矢と出会った場所であり
彩矢が笑ったり泣いたり
喧嘩した俺達の場所。
「いつもの場所って?」
じゅりが彩矢に聞くと
彩矢は俺を見ながら
「河川敷やんな〜?」
って笑いながら言った。
:09/01/02 14:20
:SH704i
:svo/ndl6
#403 [ヒロト]
河川敷についたら
四人仲良く座った。
その日はただただ話して
皆で爆笑しまくって
かなり楽しい一日だった。
「また皆で遊ぼうな〜?」
「遊ぼうな♪ヒロトがちゃんと
幹事するから大丈夫!!」
「何で俺やねん…アホっ」
「いいやん!!暇なんやし♪」
時間なんて一瞬。
俺達は河川敷で別れた。
:09/01/02 14:25
:SH704i
:svo/ndl6
#404 [ヒロト]
――――1週間後
キーンコーンカーン…
「よっしゃー−−−!!」
教室にみくの声が響く。
皆ざわざわし始める。
それもそのはず。
今日から一ヶ月半夏休み。
「俺達の学校七月おわった日から
九月の半分ぐらいまでが
休みやからちょっと長い♪」
みくが一人テンション高めに
話しはじめている。
「夏休みか・・・・・」
:09/01/02 14:30
:SH704i
:svo/ndl6
#405 [ヒロト]
「海や!祭りや!花火や!
なななな夏やー−−!!」
「そうやな・・・」
「夏は青春の季節やで!」
みくが盛り上がってる。
「でな〜再来週から一週間
泊まりで俺とヒロトと
じゅりと彩矢ちんとさー
じゅりの別荘行こう?」
泊まりっ!?皆で?
:09/01/02 16:12
:SH704i
:svo/ndl6
#406 [ヒロト]
俺は有頂天なった。
「今年は最高の夏やー!!」
「おぅヒロトテンション
上がってるやんけ!」
そん時じゅりが俺の教室に来た。
「みく〜♪再来週どする?」
「じゅり〜♪電車で行こ?
んで何泊したい?」
「一週間やんっ!!」
:09/01/02 16:54
:SH704i
:svo/ndl6
#407 [ヒロト]
俺は二人の盛り上がりを
ただ見てるだけやった。
「ヒロポン?あんたに
ちゃんと彩矢落とせるよう
ちゃんとしたるやん♪」
「えっ?なんでお前…」
じゅりは俺が彩矢を好きなのを
知っるみたいやった。
俺はみくをジロとみた。
「言うてもた〜♪
まぁ俺達が手伝うやん!!」
:09/01/02 22:21
:SH704i
:svo/ndl6
#408 [ヒロト]
なんか嫌な予感しか
しないんですけど…?
「まお詳しく事はまた
電話したるからさ。」
「うっ・・・・・ん。じゃ」
鞄を持ち教室から出る俺。
みくとじゅりがなんか
こそこそしながら笑ってる。
嫌な予感しか本間にしないけど
神様…大丈夫ですか?
:09/01/02 23:47
:SH704i
:svo/ndl6
#409 [ヒロト]
そして簡単に二週間が過ぎた。
「あっヒロトやっと来た!」
彩矢の声が遠くでした。
「こっちこっち!!」
俺は皆が叫んでる方へ
走っていった。
二週間ちょっと彩矢とは
会ってなかったから
やっぱり久しぶりやった。
:09/01/03 08:56
:SH704i
:Nkq.N.Os
#410 [ヒロト]
夏休みやから皆豪快に染めてた。
みくは赤と金メッシュで
じゅりはミルクティー色で
彩矢は焦げ茶色いに
くるくる巻いてた。
でも俺は黒で軽く盛る。
「俺めちゃ真面目みたい…」
皆テンション高くて
浮かれてる感じやった。
「お前達酔ってんちゃん?」
『大丈夫でぇ〜す♪』
絶対大丈夫な訳ないやん…
:09/01/03 09:23
:SH704i
:Nkq.N.Os
#411 [ヒロト]
電車に乗り込んで
四人向かい合って座る。
仕組まれたのか俺は
彩矢の隣だった。
まぁ嬉しいですけど?
「あんな二人に報告があるねん」
みくが急に真剣なって
じゅりと手を繋いだ。
「あれっ?あれれれれっ?」
俺は二人にちゃちゃ入れたら
彩矢に思っきり殴られた。
:09/01/03 09:39
:SH704i
:Nkq.N.Os
#412 [ヒロト]
「今…じゅりと俺はお付き合い
されてもらってます。」
俺と彩矢は顔を見合わせ
『えっー−−−!!』
電車に響き渡る声で叫んだ。
「付き合ってるん?
みくとじゅりがか?」
俺は二人を指差して聞くと
二人は頷きながら笑う。
「えっ?いつからなん?」
彩矢も食いつき二人に聞く。
:09/01/03 10:08
:SH704i
:Nkq.N.Os
#413 [ヒロト]
「8月2日からやで」
みくが嬉しそうに答えた。
「どっちから告ったん?」
彩矢が盛り上がってくる。
「二人同時ぐらいかな?」
じゅりはみくに寄り添いながら
俺達に話してくる。
「なんかじゅりと会った時
ビビッときてんやんか?」
「うちもみく見た時から
一目惚れしてもて…」
『も〜う大好きっ♪』
:09/01/03 12:40
:SH704i
:Nkq.N.Os
#414 [ヒロト]
ラブラブですやん。
「よかったやん!!」
「じゅり幸せにね!」
俺と彩矢は二人付き合う事を
心から喜んでいた。
「でも二人ともひどい〜
何で言ってくれへんねん」
「それはな・・・・」
:09/01/03 12:47
:SH704i
:Nkq.N.Os
#415 [ヒロト]
『びっくりさせるため!!』
この言葉に深い意味があるのを
俺と彩矢はまだこの時まで
気付いてなかってん。
三時間ほどでじゅりの
別荘へ着いた。
「お前別荘持ってるぐらい
金持ちなんだな・・・」
じゅりとみくと彩矢が
全員が俺を見た。
:09/01/03 15:22
:SH704i
:Nkq.N.Os
#416 [ヒロト]
「ヒロト知らんのっ!?」
「じゅりの親父さんは
有名な政治家やで…?
知らんの?本間…」
「うっ…うせやん…?」
この時に初めて知ったけど
じゅりは凄い政治家の娘で
かなり昔からの金持ちらしい。
「お前アホそうやのに
金持ちやねんな…」
「よく言われる♪」
:09/01/03 16:07
:SH704i
:Nkq.N.Os
#417 [ヒロト]
別荘はとても出かかった。
じゅりが一部屋ずつ紹介した。
その時やった。
「あんな…寝室二つあるねん。」
じゅりはみくと手を繋ぎ
俺達をチョロっと見た。
『えっ・・・?』
「あたしとみくで
ヒロトと彩矢でな?」
『はっ!?』
:09/01/03 20:22
:SH704i
:Nkq.N.Os
#418 [ヒロト]
「だってあたしら二人で
一瞬にいれる時間を
大切にしたいねんもん。」
「えっ…わかるけどさ?
そこは男と女でわけるんが
普通じゃない?なぁ…」
「何言うてんの?彩矢
修学旅行ちゃうねんで!!
不満があるなら今すぐ
山連れていって降ろすで?
あははははあははは…」
じゅりを見ると目は笑ってない。
本間恐すぎるんですけど?
:09/01/03 20:30
:SH704i
:Nkq.N.Os
#419 [ヒロト]
彩矢は渋々黙り込んだ。
するとみくは俺に近づき
「びっくりさせたかったから♪」
とニヤニヤしながら言った。
嫌な予感的中かよ…
俺達は2階へ上がった。
「うちとみくはこっちの部屋
あんた達は向かいの部屋♪」
:09/01/03 20:36
:SH704i
:Nkq.N.Os
#420 [ヒロト]
「じゃ部屋に荷物置いて
30分後に下でね!」
「はぁ〜・・・・・はい。」
彩矢が扉を開き俺が後に続く。
「うわっ………広っ!!」
部屋に入り俺が叫ぶと
彩矢はさめた目で見る。
「あっ・・・・すまん。」
「・・・・・・えっ!?」
部屋の奥へ進む彩矢が
驚いて固まった。
:09/01/03 22:37
:SH704i
:Nkq.N.Os
#421 [ヒロト]
中に続き入って行くと
俺も驚き固まった。
そこには大きいベットが一つ。
なのに枕が二つと言う状態。
『・・・・・・・・。』
やけに綺麗部屋にベット。
ここラブホ?って感じで
俺は何回も目を擦った。
「とりあえず荷物置くか。」
俺は彩矢の持ってるでかい鞄を
ひょいっと持ち部屋の隅に
ちょこんと置いた。
:09/01/03 22:43
:SH704i
:Nkq.N.Os
#422 [ヒロト]
「もう下行こか・・・」
なんとなく気まずい俺達。
俺はパーカーだけ着て
下に一人で降りようとした時
彩矢が俺の腕を掴んだ。
「・・・っ?どしたん?」
「ヒロト…一緒に行く。」
彩矢は小さい声でそう言って
俺のパーカーの裾を掴んだ。
:09/01/03 22:49
:SH704i
:Nkq.N.Os
#423 [ヒロト]
「お前…何かあったん?」
彩矢は少し黙り込んでから
ゆっくり話しだした。
「笑わんといてな…?
じゅりが言うててんけど
ここお化け出るねんて」
「ぶっふ・・・・・・」
「あっ!!今笑ったやろ?」
「笑ってないで!
くしゃみくしゃみ。」
嘘。おもっきり頑張って
笑いこらえたんやけど
やっぱりこらえれんかった。
:09/01/03 22:53
:SH704i
:Nkq.N.Os
#424 [ヒロト]
なぁ、彩矢お前本間に
可愛いすぎるやろ?
「彩矢お化け怖いん?」
「こっ怖くないよ…」
彩矢は本間に強がり。
俺はそんな彩矢に
「・・・・・・わぁっ!!」
って驚かしたら彩矢は
「ぎゃっーーーーー!!」
やで?んま弱虫彩矢。
:09/01/03 22:56
:SH704i
:Nkq.N.Os
#425 [ヒロト]
「あははははは!!
彩矢最高やわ本間に〜」
彩矢は下向いてから
膨れっ面で俺を見てから
バコバコ俺を叩いた。
「ごめんごめん・・・・」
彩矢は俺を殴ってる間に
いつの間にか笑顔なってて
こいつドSやな…って
俺は思ってた。殴られてる俺は
ドMなんですかね?笑
:09/01/03 23:00
:SH704i
:Nkq.N.Os
#426 [ヒロト]
「何楽しそうにやってるん?」
じゅりとみくが2階から
降りてきながら突っ込んだ。
「べーつに?」
彩矢はお化け?の事忘れ
かなり笑っとった。
「じゃ買い出しとかこの辺
ぶらぶらしよっか〜?」
じゅりが何を買うか
みくと話し合い決めてる。
:09/01/03 23:43
:SH704i
:Nkq.N.Os
#427 [ヒロト]
「よっしゃ〜行こう♪」
みくはずっとテンション高い。
皆荷物持って別荘出た。
すると前に車が止まってる。
「何やあの車は?」
俺は車を覗き込み見てると
中から二十歳ぐらいの
カップルが出てきた。
「じゅりちゃんおひさ〜♪
じゅりちゃんのために
きたったでー?」
「めちゃ大きくなったな?」
:09/01/04 12:47
:SH704i
:.HBW6X6Y
#428 [ヒロト]
カップルはじゅりに近づき
ずっと俺達を見てた。
「あっ紹介するわな!
こちのいかつい男の兄さんは
海斗[カイト]君でお姉さんが
有実[ユミ]でゆーみん♪」
『よろしくです!!』
「この一週間は車で色んな場所
連れて行ってくれま〜す」
あぁパシリってやつ?
:09/01/04 12:56
:SH704i
:.HBW6X6Y
#429 [ヒロト]
皆の自己紹介も終わって
車に乗り商店街へ行った。
「一週間のご飯の材料と
あとはお菓子とお酒
好きなのかったら?」
「俺お酒買います〜♪」
みくは酒コーナーに
走っていった。
じゅりもみくの後に
急いで着いて行った。
「あいつら自分勝手やな…」
「あははっ…そやな・・・。
じゃあたしらはご飯系
買いに行きましょか」
:09/01/04 14:16
:SH704i
:.HBW6X6Y
#430 [ヒロト]
俺はカゴとカートをとって
彩矢の指示に従いながら
食べ物を取ってた。
「あぁ見て見て?
夏限定海の味するラーメン
やってさ〜!!限定やで!」
俺は限定って言葉に弱い。
その限定カップヌードルを
こっそりかごに入れた。
「入らん物買うなアホ〜」
俺が入れたヌードルを
カゴから棚に戻す。
:09/01/04 15:14
:SH704i
:.HBW6X6Y
#431 [ヒロト]
「はぁ・・・・・。」
「早くせな先に行くで?」
「へ〜いへい。」
結構な時間買い物してから
すぐに家に帰った。
「じゃ料理作りま〜す。」
彩矢とじゅりはキッチンへ
行きもめながらも
料理を作り始めた。
:09/01/04 16:32
:SH704i
:.HBW6X6Y
#432 [ヒロト]
「あぁ〜やばい。
じゅりの手料理♪」
みくはやっぱり浮かれてる。
さすが馬鹿みくやわ…
「なぁちょっと見に行かへん?」
みくが俺の裾を持ち
子供みたいな目でみる。
「しゃーないな…」
俺がそういうとみくは
急いで立ちキッチンへステップ
しながら行った。
:09/01/05 00:21
:SH704i
:8TNHof.E
#433 [ヒロト]
「なぁ彩矢?キャベツって
半分切ってまた半分切る?」
「うん。しんが固いから気をつけて」
じゅりがキャベツを半分に
切る。が途中で包丁が止まる。
「あぁ〜もう切れへんし…」
包丁を抜きキャベツを両手で
持ち抱えるじゅり。
「じゅり何してるん?」
状況理解出来ない彩矢が
固まりじゅりを見た。
:09/01/05 11:41
:SH704i
:8TNHof.E
#434 [ヒロト]
「おおおりゃー−−!!」
気合いと共にキャベツを
半分に手で切るじゅり。
彩矢は開いた口が塞がらない。
みくはきょっとんとしたまま
もう動けない様子で俺は
笑い堪えるのが精一杯。
「・・・・・・・。」
「料理は腕力で勝負や!」
じゅりの決め台詞。
女に腕力いらねぇ−よ。
「向こう戻ろう…」
みくは悲しそうに俺の手を持ち
キッチンから姿を消した。
晩御飯食べれるんか?
:09/01/05 11:48
:SH704i
:8TNHof.E
#435 [ヒロト]
色んな不安を抱えながらも
とりあえず料理は出来た。
サラダはじゅりが作り
パスタは彩矢が作った。
他にたくさんのおかず。
腹が減ってる俺は
犬の待て状態やった。
「はい皆さんご一緒に…」
『いただきます♪』
皆急いでご飯にがっついた。
この日は酒を飲まないで
すぐ片付けをした。
:09/01/05 12:31
:SH704i
:8TNHof.E
#436 [ヒロト]
「お風呂やけどくじで決めよ?」
何故かくじで決める事
なった風呂の順番は
みく→じゅり→ヒロト→彩矢
って感じでみくが入ってる間
俺は一人放置。二人は片付け。
俺も片付け手伝う言うたら
彩矢に断られた。
俺は一人部屋へ戻った。
:09/01/05 12:47
:SH704i
:8TNHof.E
#437 [ヒロト]
「何これ・・・・・?」
小さなテーブルに置かれた
小さい箱があった。
「見ていいんかな?」
なんとなき見たらあかん
みたいな感じな箱やった。
でも気になるしやっぱり
こういう時は見ないと
気が済まない。
:09/01/05 12:53
:SH704i
:8TNHof.E
#438 [ヒロト]
誰もいないしいいか…
ごめんなさい…
そう思って箱の中を見た。
「んっ・・・・?」
箱の中には指輪が一つ。
多分サイズはでかいから
男用やと俺は思った。
ここは俺と彩矢の部屋。
やから彩矢の何かな?
彩矢は男おったんかな?
俺は頭の中不安だかけで
少し切なく悲しくなった。
:09/01/05 18:17
:SH704i
:8TNHof.E
#439 [ヒロト]
俺は指輪を箱に戻し
下に下りて行った。
みくは風呂から上がって
彩矢と話していた。
「ヒロト〜♪トランプする?」
「はぁ・・・・うん。」
ため息まじりで俺は
椅子に座った。
にしても頭の中で指輪が
離れへんくなってた。
:09/01/05 18:27
:SH704i
:8TNHof.E
#440 [ヒロト]
じゅりが風呂から上がり
俺が次に入って彩矢が風呂へ。
彩矢が風呂はいってる間
俺はみくとじゅりに
指輪の話をしてみた。
「指輪か・・・・」
じゅりが意味深に言う。
「じゅり何か知ってるん?」
みくがじゅりに聞くが
何故か口が固いじゅり。
:09/01/05 18:33
:SH704i
:8TNHof.E
#441 [ヒロト]
「じゅり何か知ってるん?」
俺がじゅりの目を見ると
じゅりは目をそらした。
「なにやねん・・・・」
俺が少し投げやりで言い
じゅりはやっと話した。
「彩矢には二年半ぐらい
付き合った人がおってん。」
「・・・・・・・?」
:09/01/05 18:52
:SH704i
:8TNHof.E
#442 [ヒロト]
「彩矢指輪まだ持ってたんや…
あっあたしこれ以上いわれへん」
じゅりはそういい泣きながら
部屋へ戻って行った。
「今日はけっこう疲れてるし
もう部屋で寝たらいいわ。
じゅりは俺に任せてや。
お前は彩矢ちんやろ?」
みくはそう言ってじゅりを
追いかけていった。
:09/01/05 19:23
:SH704i
:8TNHof.E
#443 [ヒロト]
何分かたってから彩矢が
風呂から上がってきた。
「あれっ…皆は?」
「皆…寝に行った。」
「何それっ〜!?早い早い。
まぁ今日移動ばっかで
疲れたからなんかな…?」
俺は彩矢が言う事を
あんまり聞いてなかった。
:09/01/05 20:57
:SH704i
:8TNHof.E
#444 [ヒロト]
「なぁヒロト聞いてる?」
彩矢が俺の顔をのぞき見する。
その時俺はドキッとした。
彩矢のまだ少し濡れた髪
キャミソールにショーパン。
今まで裸の女見ても何も
思わなかったのに俺が
こんなちょっとセクシーな
格好で理性飛びそうに
なってるなんて…情けな
:09/01/05 21:25
:SH704i
:8TNHof.E
#445 [ヒロト]
「お前…薄着なりすぎ。
風邪ひいちゃうで?」
「大丈夫大丈夫♪」
いや…俺が大丈夫ちゃうねん
「夜は冷えるから着とき」
俺の着てたパーカーを
脱ぎ彩矢に被せた。
「・・・・ありがとう」
:09/01/05 21:27
:SH704i
:8TNHof.E
#446 [ヒロト]
「お前…薄着なりすぎ。
風邪ひいちゃうで?」
「大丈夫大丈夫♪」
いや…俺が大丈夫ちゃうねん
「夜は冷えるから着とき」
俺の着てたパーカーを
脱ぎ彩矢に被せた。
「・・・・・ありがとう。」
:09/01/05 21:41
:SH704i
:8TNHof.E
#447 [ヒロト]
時計を見ればまだ10時。
俺達は部屋に戻る事にした。
ベッド一つに枕二つ。
「お前もう寝るん?」
「・・・・・・寝たいけど」
俺はベッドから枕一つとり
ソファーに放り投げた。
:09/01/05 22:06
:SH704i
:8TNHof.E
#448 [ヒロト]
「ベッドで寝え?」
「えっ・・・・・?」
「俺、こっちで寝るから」
彩矢は俺に申し訳なさそうな
顔しながら下を向いてた。
「ごめんな・・・?」
「気にすんな!!ばぁ〜か。」
そういいソファーの周りに
貴重品を置く俺。
:09/01/05 23:44
:SH704i
:8TNHof.E
#449 [ヒロト]
ふとテーブルをみると
変わらず小さな箱がある。
「この箱って彩矢の?」
「あっ・・・・・うん。」
彩矢はテーブルの近くへ来て
箱を手に持ち眺める。
「ちょっとの間ここに
置いとかしといてくれる?」
「うっ・・・・うん。」
:09/01/05 23:55
:SH704i
:8TNHof.E
#450 [ヒロト]
その日俺はソファーに腰掛け
小さくなりながらテーブルの
小さな箱を見て眠りについた。
―――次の日
俺はじゅりと少し気まずいまま
皆で朝ごはんを食べる事にした。
『いただきます』
みくは様子を伺いながら
キョロキョロしてて
彩矢は静かにしすぎる
俺達に首をずっとかしげてた。
:09/01/06 08:18
:SH704i
:1alMNpUw
#451 [ヒロト]
ご飯食べた後はみくがつくった
計画表には今日は自由行動の日。
「彩矢ちん?今日はちょっと
俺等二人にさせてくれへん?」
「えっ・・・・うん。」
ちょっとしたらじゅりとみくは
別荘から抜けて二人で何処か
行ったみたいやった。
:09/01/06 10:20
:SH704i
:1alMNpUw
#452 [ヒロト]
俺と彩矢は別荘付近を
ぶらぶらする事にした。
「みっ君達何かあったん?」
歩いてる最中彩矢が
俺の後ろから呟く。
「・・・・・・・?」
「何か知ってるやろ?」
彩矢が俺のパーカーの裾を
引っ張りながら聞いた。
:09/01/06 10:37
:SH704i
:1alMNpUw
#453 [ヒロト]
「喧嘩してんちゃう?」
俺がそういうと彩矢は
「早く仲直り出来たらいいな…」
何て言ってたんやけど
お前のせいでやんけ!と
心の中で突っ込んだ。
「あっヒロトヒロト!!
海海海うぅ〜みぃ♪」
彩矢が指差す方向には
青い綺麗な海があった。
「めちゃ綺麗やな〜
ヒロト行ってみよや!」
俺も海見てテンション上がって
彩矢と海まで走り出した。
:09/01/06 10:38
:SH704i
:1alMNpUw
#454 [ヒロト]
海にはたくさんの若い人達。
「海とか久しぶりやし」
「やばい〜めちゃ綺麗やん」
俺達は海辺には行かずに
浜辺の上の階段に座る。
「ヒロト〜!!」
「何や〜?」
「何もないよ〜だ♪」
:09/01/06 18:58
:SH704i
:1alMNpUw
#455 [ヒロト]
俺達は一日浜辺見るだけやけど
あっという間に時間は過ぎた。
「別荘戻ろうか〜?」
俺が立ち上がり言うと
「えっ〜もうちょっと?」
「でもまた皆で来るねんで」
みくが作った計画表に
皆で海とかかいとった。
:09/01/06 19:09
:SH704i
:1alMNpUw
#456 [ヒロト]
「じゃあと5分だけ」
彩矢がやけに粘るから
俺はまたしゃがみ込む。
「海そんなに好きなん?」
黙ってるだけも変やから
ぱっと思い付いた事をいった。
彩矢は遠くを見る小さい目。
「海には大好きな人がおるねん」
:09/01/06 19:12
:SH704i
:1alMNpUw
#457 [ヒロト]
俺は意味がわからんかった。
海に人おったら溺れるで?
なんて馬鹿な事しか
考えてなかった。
「・・・・・・・?」
「ヒロト?帰ろうっか」
十分見たのか彩矢が立ち上がった。
:09/01/06 19:16
:SH704i
:1alMNpUw
#458 [ヒロト]
夕日が沈みながら俺達は
海から別荘へ歩いて帰る。
途中小さなしゃれた雑貨屋が
あって彩矢が何も言わず
店の中へ入って行った。
「うわぁ〜可愛い♪」
小さなハートのジュエリーの
キーホルダーを見て彩矢が
手に取っていた。
「ネックレスも指輪も
全部可愛いし〜」
:09/01/06 21:43
:SH704i
:1alMNpUw
#459 [ヒロト]
彩矢はキーホルダーを
元の場所に戻した。
そしてまた店の中を
見回っていた。
「なぁ?彩矢ちょっと
ジュース買ってきて!」
財布から五百円だし彩矢に渡す。
「え〜何で〜めんどい〜」
「彩矢の分も買っていいから」
「いってきま〜す」
:09/01/06 21:47
:SH704i
:1alMNpUw
#460 [ヒロト]
彩矢は五百円を受け取り
店を出て自販へ向かった。
単純な奴やな・・・
「すみません。これ一つ」
俺はさっき彩矢が
持ってたキーホルダーを
レジに差し出した。
店の女店員さんがレジをうつ。
「これって彼女さんへの
プレゼントなんですか?」
「・・・・・・・・。」
「照れちゃって可愛い〜
あたしなんて彼氏なしよ?」
:09/01/06 23:26
:SH704i
:1alMNpUw
#461 [ヒロト]
「あははは。そうなんですか」
「このハートのジュエリーの
意味お兄さんしってる?」
店員さんが俺に聞くが
俺はわからないから
首を傾げていた。
「小さな恋。そんな意味
あるらしいんだ〜」
小さな恋か・・。
:09/01/06 23:29
:SH704i
:1alMNpUw
#462 [ヒロト]
「ロマンチックですね」
「小さな恋って初恋の事
なんでしょうかね?」
店員さんが少し笑いながら
俺にいった。
まさに俺やん?なんて
思いながらキーホルダーを
ちょこちょこみてた。
「はい。ありがとうございます。」
店員さんにキーホルダーを
貰い俺は店をゆっくり出た。
:09/01/07 13:24
:SH704i
:3iSdB3WY
#463 [ヒロト]
「ヒロトヒロト〜♪
ジュース買ってきた〜」
彩矢からジュースを貰う。
「ミルクティー?」
「甘い飲み物好きやろ?」
彩矢はブラックコーヒーを
飲みながらいった。
「じゃ、別荘帰ろうか〜」
:09/01/07 15:14
:SH704i
:3iSdB3WY
#464 [ヒロト]
俺は彩矢が着てるパーカーに
ある帽子にキーホルダーを
ポンって入れ込んだ。
「今、何か入れたやろ?」
「さぁ・・・・・?」
彩矢は必死で帽子の中から
キーホルダーをとろうと
手を回しながら怒ってる。
:09/01/07 18:10
:SH704i
:3iSdB3WY
#465 [ヒロト]
ポロンとキーホルダーが
入った袋が落ちると
彩矢はきょとんとした
顔した後それを手にとった。
「何これ・・・・?」
「プレゼントやで」
「ヒロトが?」
彩矢は俺に近づきほら
お得意の上目使い。
「開けてみたら?」
:09/01/07 19:20
:SH704i
:3iSdB3WY
#466 [ヒロト]
彩矢は袋に貼られた
セロハンテープを
丁寧に外した。
袋をひっくり返し
キーホルダーは掌に。
「これさっきのやん!!」
キーホルダー持った
彩矢はかなりの笑顔。
俺は彩矢をいたぶるように
「ありがとうは?」
って聞いたら彩矢は
「ありがとう」
やって。
:09/01/07 19:25
:SH704i
:3iSdB3WY
#467 [ヒロト]
彩矢は気に入ったのか
パーカーのチャック部分に
キーホルダーを付けた。
「ヒロトありがとう〜」
帰り道彩矢は何回も何回も
ありがとうを連発した。
別荘に帰るとリビングに
じゅりとみくがおった。
『ただいま〜』
『おかえり〜♪』
:09/01/07 19:28
:SH704i
:3iSdB3WY
#468 [ヒロト]
じゅりはもう普通に戻ってて
それ見た彩矢はみくにそっと
「仲直り出来てよかったな」
とこしょこしょ話でいってた。
みくは意味がわからなく
首傾げてながらも空気呼んで
「心配かけてごめんな。」
と彩矢に呟いていた。
:09/01/07 19:31
:SH704i
:3iSdB3WY
#469 [えみ]
読んでます(^.^)更新頑張ってください!
:09/01/08 00:25
:PC
:Cpd1seVc
#470 [ヒロト]
:09/01/08 14:07
:SH704i
:kAJES5Mk
#471 [ヒロト]
リビングに全員集まった。
今日は風呂屋に行くらしいが
みくとじゅりが貴重品だけ
持っていけといた。
俺達は何やかんやで俺と彩矢は
車に乗せられて風呂屋へ。
「俺、着替えないで?」
:09/01/09 18:48
:SH704i
:YXEfpk2c
#472 [ヒロト]
当たり前に持ってない着替え。
彩矢も自分の着替えが
ない事を怒っていた。
「ええからええから」
みくとじゅりは無理矢理俺達を
風呂屋に突っ込んで男女で
別々に別れ一時間後を目安に
会う約束をした。
脱着場でみくが話出した。
:09/01/09 19:23
:SH704i
:YXEfpk2c
#473 [ヒロト]
「じゅりにな出会いや過去
彩矢ちゃんの事指輪の事、
全部俺は聞いたで。」
みくの真剣な眼差しに
俺はビクリとした。
脱着場から風呂に入っていく
みくを追い掛けながら
湯をかけて風呂に入った。
「なぁヒロト・・・
お前は俺から聞くか
彩矢ちゃん本人から聞くか
どっちがいい?選べ。」
:09/01/09 19:23
:SH704i
:YXEfpk2c
#474 [ヒロト]
話の感じからしていい話
なんかじゃない事なんて
馬鹿な俺でもわかった。
「みくから話して欲しい」
何で彩矢ちゃうくてみくに
話してもらおうと思ったか。
ただ怖かってん。俺自身が…
話聞いて立ち直られへんくなる
そんな気がしたしきっと
話する時の彩矢は辛くて
泣くんやろうなって思ったら
みくから話してもらうのが
1番のベストやと自覚した。
:09/01/09 19:36
:SH704i
:YXEfpk2c
#475 [ヒロト]
「彩矢ちゃんは中2の時
大好きな奴がおった。
いや・・・大好きなった
みたいなところなんかな」
みくの話はあいまいやった。
いつとか彩矢か友達か
わからん事だらけやったが
一生懸命聞いて考えた。
「でも相手は女やねん。」
:09/01/09 19:37
:SH704i
:YXEfpk2c
#476 [ヒロト]
みくの言葉を疑った。
女って女ってこと?
英語で言うGIRLやろ?
頭の中は混乱状態。
「まぁ人から聞いたら
レズとか思うかもな?
でも彩矢ちゃんそいつと
初めましてあった時は
嫌、付き合うまでは男や
思ってたし思ったんやろ」
みくの言葉は強烈やった。
:09/01/09 19:39
:SH704i
:YXEfpk2c
#477 [ヒロト]
何が何かわからんくて
頭ぱんぱくのぐちゃぐちゃ。
「でもそいつわざとな
彩矢ちゃん騙してたんちゃうねん。
そいつも複雑やねんで。」
複雑とか意味わからんやん。
意味わからなすぎやねん。
:09/01/09 19:39
:SH704i
:YXEfpk2c
#478 [ヒロト]
「彩矢ちゃんの恋人は
性障害?やってんて…
女の子やのに男の心
彩矢ちゃんに告白して
障害の事打ち明けて
それ承知で付き合ってんて」
「・・・・・・・・。」
「でも死んでもてんて」
「えっ・・・・・・?」
「サーファーでな波に
のみこまれた子供を
助ける時に自分犠牲に
なったみたいやで。」
:09/01/09 20:31
:SH704i
:YXEfpk2c
#479 [ヒロト]
「何やねん・・・それ」
急に言われた話の男?
俺とは会う事もなく
もういないなんて…
俺、そんな俺以上なんて
なれないに決まってる。
「ごめんな。ヒロト」
「・・・・・何が?」
「上手く話出来んくて」
:09/01/09 20:38
:SH704i
:YXEfpk2c
#480 [ヒロト]
みくが俺に謝ってくる。
俺は自分の気持ちを
必死でおさえたし
湯の中に顔突っ込んで
涙を湯とまぎらわした。
「過去は過去やんか。
今から未来はお前次第や」
みくの言葉で救われた。
みくありがとう。
「みく…サンキュー」
多分俺が暗い顔してたから
みくは風呂の中で俺に
水をばしゃばしゃかける。
:09/01/10 08:14
:SH704i
:skVm/jaE
#481 [ヒロト]
俺もみくにかけかえし
風呂で泳ぎまくった。
いつまで子供やねん…
でも青春やんな?
「ヒロトー?プレゼント
後であげるわな♪」
ニヤニヤしながら
シャンプーするみく。
「ちょ…みく見てや!!
スーパーサイヤ人やで」
「・・・・人の話聞けよ。」
「えっ?なんか言うた?」
「俺もサイヤ人なる〜」
:09/01/10 14:05
:SH704i
:skVm/jaE
#482 [ヒロト]
みく・・・あん時本間は
聞こえたんやけどちょっと
照れ臭さくてごまかした。
風呂から上がり俺はバスタオルで
体拭きまた来ていた服を
着ないとあかんねんなって
ちょっとテンション下がって
服を手に取った時にみくが
「ほ〜らよっ♪」
と言いながらビニール鞄を
俺の方に投げて来た。
:09/01/10 14:05
:SH704i
:skVm/jaE
#483 [ヒロト]
「何これ?」
「着替えやん!」
中には浴衣が入ってあった。
みくは浴衣を羽織り帯を
自分でしめていた。
「俺、浴衣とか幼稚園いらいやで」
俺はわからないなるにも
浴衣を羽織り帯をしめた。
みくが笑いながら俺の近くきて
:09/01/10 14:18
:SH704i
:skVm/jaE
#484 [ヒロト]
「浴衣ぐらい自分で着ろよ〜」
「不明やわ。何で着れるん?」
「俺のおばあちゃんが
小さい時から茶道を
教えてくれてたからな」
みくは自分の家の事は
全然話はしない方や。
「はい。出来た出来た♪」
:09/01/10 14:21
:SH704i
:skVm/jaE
#485 [ヒロト]
みくがやり直した浴衣は
とても綺麗で慣れてる感じ。
「やっぱり夏と言えば浴衣。」
みくは嬉しそうに言う。
ペタンコの髪の毛を
軽く盛り時間がきた。
待ち合わせの場所で
俺とみくは座りながら
ちょこんと待ってた。
「おっ待たせ〜ん♪」
:09/01/10 14:21
:SH704i
:skVm/jaE
#486 [ヒロト]
女風呂ののれんをくぐり
じゅりは声を張りながら
俺達の元へきた。
彩矢は後ろからちょこちょこ
ついてきていた。
「・・・・・・。」
俺は言葉を失った。
「何見てんねん…!
変なら変言いや」
「全然変ちゃう。」
:09/01/10 14:22
:SH704i
:skVm/jaE
#487 [ヒロト]
彩矢は浴衣姿におだんごで
淡いナチュラルメイクやった。
めちゃ可愛くて俺は
顔が赤くなるのを
必死なって止めていた。
「めちゃ似合ってます。」
ドキドキが止まらんかった。
しかも浴衣フェチの俺にしたら
好きな女の浴衣姿は
たまらなかった。
:09/01/10 14:25
:SH704i
:skVm/jaE
#488 [ヒロト]
「俺からのプレゼント♪」
みくが俺の耳元で小さく
囁きながら微笑んだ。
みく様感謝します。笑
「じゃあ今から行くか?」
「みっ君何処行くん?」
「お祭りやでー!!」
彩矢とじゅりは二人手を合わせ
まだ着いてもいないくせ
何買うか何するかとか
話し合いながら喧嘩してた。
本間お前ら単純やからな?
:09/01/10 20:05
:SH704i
:skVm/jaE
#489 [ヒロト]
歩きながら祭へむかう。
みくじゅりが前で手を繋ぎながら
いちゃいちゃしてるのを
見せつけられながら
俺とじゅりは並んで歩いた。
「あっ!!出店出店♪」
みくが叫んだら皆騒ぐ。
店の中入ってウロウロしてて
出店に目が移り腹減った俺は
焼きそば買うために並んだら
みくに殴られ連れていかれた。
「何やねん・・・」
「お参りしてへんのにな
出店で何か買う奴がおるか!」
「せやで?ヒロト〜
お参りしてからじゃないと」
「じゅりってばヒロト
には無理やって〜?
食いしん坊やからな!!」
:09/01/10 20:06
:SH704i
:skVm/jaE
#490 [ヒロト]
無駄にくそ真面目な
みくが傍にいたもんやから
残念ながら焼きそばを
食べずに、お参りにいった。
皆で手を合わせ祈りまた
出店の方に戻った。
「俺、小さい時お参りで
神様に孫悟空よりも強くして
って頼んだ事あるわ〜。」
みくのお馬鹿さは生れつきか。
:09/01/10 20:06
:SH704i
:skVm/jaE
#491 [ヒロト]
「うちはキューティーハニー
あの時は本間になれると
思ってたんやけどな…」
じゅりもかよ・・・
んまアホコンビやな?
「お前らんまアホやな?」
「とか言ってヒロトも
願い事してたんちゃん?」
「してたな・・・・
金持ちにして下さいって」
:09/01/11 08:36
:SH704i
:AShYkHuM
#492 [ヒロト]
少し照れながら俺は言う。
馬鹿にした顔でじゅりとみくは
俺を見てニヤニヤした。
「自分もたいがいやん!
彩矢は何願ってた?」
「パパとママに合わせてって」
祭の雑音に掻き消されたが
俺にははっきり聞こえた。
:09/01/11 12:29
:SH704i
:AShYkHuM
#493 [ヒロト]
「えっ?彩矢何て?」
「幸せに慣れますようにって」
自分の本心あるくせに
絶対最後は心隠すお前。
見てる俺の方が辛くなる。
でもお前の方が何百倍も
辛い事俺は最近ちょっと
わかってきたんやで。
:09/01/11 15:29
:SH704i
:AShYkHuM
#494 [ヒロト]
8時ぐらいやったっけ?
急に人が増えて来て
みくとじゅりと離れた。
「ヒロト、じゅり達は?」
「えっ・・・・?何処やろ」
「見失ったんっ!?
あんな目立つ人達を?」
「しゃーないやんか
人めちゃ多いねんもん」
:09/01/11 15:29
:SH704i
:AShYkHuM
#495 [ヒロト]
俺と彩矢でさえ少し距離がある。
俺は彩矢と離れないように
彩矢の手を握った。が
彩矢の傍により
「離れたらややこしいから
俺の裾か帯持ってて。」
「あっ・・・・うん。」
俺は遠慮がちに手を離したら
彩矢はそっと俺の手首を掴んだ。
:09/01/11 15:38
:SH704i
:AShYkHuM
#496 [ヒロト]
「浴衣着崩れしたらあかんから。
手やけどごめんな?」
彩矢は俯きながらもきっと
照れてたと思う。
彩矢はそういう奴。
「みく携帯気付いてないわ。
人すいてたらわかるやろし
俺ら適当に回るか?」
「そうやな・・・
:09/01/11 19:11
:SH704i
:AShYkHuM
#497 [ヒロト]
「浴衣着崩れしたらあかんから。
手やけどごめんな?」
彩矢は俯きながらもきっと
照れてたと思う。
彩矢はそういう奴。
「みく携帯気付いてないわ。
人すいてたらわかるやろし
俺ら適当に回るか?」
:09/01/11 19:11
:SH704i
:AShYkHuM
#498 [ヒロト]
「そうやな・・・
みっ君とじゅりもその方が
いいかもやしな?」
彩矢は笑いながら言う。
俺達は金魚すくいとか
焼きそばとかいっぱい食べた。
「そこのカップルさん。
りんごあめどうでっか?」
:09/01/11 19:12
:SH704i
:AShYkHuM
#499 [ヒロト]
りんごあめ売りのおじさんが
俺と彩矢を指差し言った。
他人からみたらカップルに
間違えられるんやな…
「買いたいの山々やねん〜」
突然彩矢がりんごあめ屋に
近づきながら言った。
:09/01/11 19:13
:SH704i
:AShYkHuM
#500 [ヒロト]
「ならうちの店で買ってき!!」
「りんごあめ五百円やろ?
でも彼氏お金ないねん…」
「えっ…お前金もっ…」
彩矢は高いヒールで俺の
素足に近いサンダルを踏んだ。
「あたしもお金ないねん…」
:09/01/11 19:14
:SH704i
:AShYkHuM
#501 [ヒロト]
彩矢は得意の上目使い。
オッサンはニタニタしながら
彩矢に話しかける。
「そりゃ残念・・・」
「お兄さん男前やね?」
おいおい。どうみても
オッサンをお兄さんって
お世辞にもほどがあるやろ。
:09/01/11 22:08
:SH704i
:AShYkHuM
#502 [ヒロト]
「あたしりんごあめ食べたい〜
お兄さん安くして?」
「・・・・・・四百円。」
「えっ?三百円!?
ありがとうね〜」
彩矢は小銭入れに三百円置き
ウインクしてりんごあめを
とり立ち去った。
俺は一瞬の事やったし
かなりあせって彩矢の後を
追い掛けていった。
:09/01/11 22:09
:SH704i
:AShYkHuM
#503 [ヒロト]
「お前、あれは詐欺やぞ?」
「んな事ないやん〜!!
めちゃ優しいおじさんで
彩矢のために安くしてくれた
ってだけじゃないん?」
こいつ小悪魔ちゃうくて
単なる悪魔なんやな。
もしくは大魔王やな…
「あんな技、誰に教わるねん。」
「里菜ちゃん♪」
:09/01/11 22:12
:SH704i
:AShYkHuM
#504 [ヒロト]
「あぁ〜里菜って
彩矢の保護者代わりの?」
「ヒロト知ってるん?」
「ちょっとな・・・・」
確かに里菜さんなら
やりそうやな・・・。
「もう歩き疲れた〜
ちょっと休もうや?」
「あぁそうやな。
じゃ公園で休もう」
:09/01/11 22:13
:SH704i
:AShYkHuM
#505 [ヒロト]
祭の出店道をくぐって
ちょっと歩き公園ヘ。
二人並んでベンチ座った。
「なぁ…ヒロト?
どうやったら過去を
忘れられるんかな?」
彩矢が突然呟いた。
「人間、忘れる事なんて
できひんもんやで?」
彩矢は目をぐるっと開き
ゆっくり口を動かした。
:09/01/11 22:14
:SH704i
:AShYkHuM
#506 [ヒロト]
「嫌な過去も?」
「背負って生きてくねん。」
「それが幸せを遠ざけてても?」
「嫌な過去にはきっと
幸せな未来あるで?
過去が遠ざけるって
過去に縛られてるだけやん。
幸せ何て自分次第やで。」
:09/01/11 22:14
:SH704i
:AShYkHuM
#507 [我輩は匿名である]
:09/01/12 17:08
:F01A
:uiB.GUI6
#508 [ヒロト]
最近いろんな人と出会い
人の過去を知り今を知る。
やからか考える事多くて
感じる事だらけや。
自分自身ちょっと成長した
んやと俺は思う。
「なぁ?ヒロト・・・
あたしも幸せなりたい。
幸せなれるかな?」
確実なんてない。
でもお前のためなら
どんなささいな事でも
馬鹿みたいに笑いたい。
俺は彩矢の顔をみて
にっこり頷いた。
:09/01/12 18:11
:SH704i
:C0nmNL1A
#509 [ヒロト]
「ヒロトー−−!?」
「・・・・・・・ん?」
「ただ呼んだだけ〜♪」
「ばぁ〜か〜」
あん時、俺達はただ
無邪気なだけ。
だからこそ楽しくて
馬鹿出来たんやと思う。
でも公園から出るちょっと前
ふと見た彩矢の左薬指に
キラリ光るペアリングは
正直辛くて残酷な気分に
俺をさせたんやで?
:09/01/13 23:17
:SH704i
:FIffBruo
#510 [ヒロト]
読者様へ
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4106/感想板

500いっゃいました

笑
この小説書いて感想板に
たくさんの感想があります。
ここでたくさんな人の
友達、恋愛、家族、過去、現在
など知る事が出来ました。
書いてある内容が残酷過ぎて
俺自身悲しみと怒りに
襲われた時もありました。
俺はカウンセラーちゃうし
ただの人間やけど

こんな俺が人を感動させて
人の相談乗ってる事すげぇ
こちらが感謝してます。
皆が辛い過去があって
現在がある事知りました。
もう本間に皆へ
Are you happy now?
Byヒロト
:09/01/13 23:29
:SH704i
:FIffBruo
#511 [ヒロト]
「彩矢〜!!ヒロト〜!!」
「あっじゅり〜!!」
10時なったぐらいに
やっと合流出来た俺達。
疲れてるからこのまま
別荘に帰り始める。
彩矢とじゅりは前の方で
あそこの店とあっこの店
食べ物はあっちのがなんて
食べ物の話や金魚すくいで
何匹とったとかとりあえず
しょうもない話してた。
:09/01/13 23:37
:SH704i
:FIffBruo
#512 [ヒロト]
「ヒロトどやった?」
みくが少し小さめの声で
俺に話しかけてきた。
「何がなん?」
「彩矢ちんに告った?」
「えっ!?」
急にでかい声出した俺。
彩矢とじゅりが振り返る。
:09/01/15 00:31
:SH704i
:bL6fEVuM
#513 [ヒロト]
「なーんもしてないんか…
せっかくわざとはぐれて
しゃーなし時間あげたのに」
みくはぶつぶつ言う。
なんかたくらんでたんや。
「告白なんて無理や…」
俺はぼそっと呟いた。
「何でやねんっ!?」
「だってな・・・・・」
:09/01/15 00:31
:SH704i
:bL6fEVuM
#514 [ヒロト]
だって無理やもん。
恥ずかしいし今更やけど
彩矢に嫌われたくない。
今の関係潰れたらって
そんな事しか考えれん。
「弱きのヒロト初めてやな」
みくは俺を見ながら笑う。
「どういう意味や?」
:09/01/15 00:32
:SH704i
:bL6fEVuM
#515 [ヒロト]
「女なんてちょろいとか
恋愛はゲームとか言うて
上辺だけで付き合ってた
お前が弱きな奴やから」
考えてみれば自分でも
ちょっと思う。
彩矢と出会った時から
あの時から少しいや…
かなり変わったんやな。
「まぁ告白なんて何気ない時
ポロっと言うたりすんで?」
「まだするきないから…」
:09/01/15 00:34
:SH704i
:bL6fEVuM
#516 [ヒロト]
「ヒロトと彩矢ちんが
付き合ったら今よりも
めちゃ楽しくなるのに」
みくはボソッとそういい
馬鹿みたいにじゅりの方へ
ちょこちょこといった。
みくと入れ替えに彩矢がくる。
「お祭り楽しかった〜♪」
「久々楽しんだわ…
また行こうな!」
「うん!!」
:09/01/17 09:44
:SH704i
:.EfnAAIs
#517 [ヒロト]
その日は別荘戻るとすぐ
皆ベットで爆睡。
彩矢の寝息が少しうるさくて
でも疲れてるからゆっくり
目を閉じ寝れた。
3時ぐらいやったっけ?
たまたま目が覚めて
喉乾いたからキッチンへ
冷蔵庫開けてゆっくり飲み物をだす。
ガチャンって音と同時に
扉開いたらじゅりがおった。
:09/01/17 14:37
:SH704i
:.EfnAAIs
#518 [ヒロト]
「うわっ!びっくりした〜。
妖怪かと思えばじゅりか…」
「女のすっぴん妖怪言う男
最低やと思いま〜す」
「はは…。すまへんな」
笑いは一緒できえたら
急に静かになった。
「ヒロト…この前ごめん。」
:09/01/17 14:38
:SH704i
:.EfnAAIs
#519 [ヒロト]
小さめのテーブルに
向かい下向きながら椅子に
座るじゅりが小さく見えた。
「えっ・・・・?お前まだ
そんな事気にしてたん?」
ちょっと半笑いなりながら
じゅりの前にジュースを置き
ゆっくり椅子に座った。
:09/01/17 14:39
:SH704i
:.EfnAAIs
#520 [ヒロト]
「辛い話なんやんな?
あんまり詳しくしらんけど
どんな過去あっても
俺は受け止めようと思う。」
「そっかぁ・・・」
「なぁ?気になってる事
ちょっと聞いていい?」
じゅりは顔を上げ俺をみた。
そしたら前後に頭をふった。
:09/01/17 14:39
:SH704i
:.EfnAAIs
#521 [ヒロト]
「じゅりと彩矢の出会いって?」
じゅりは少し笑いながら
ゆっくり話だした。
「彩矢との出会いか〜
うちが小学生三年生の時!
あんときうち今と違って
誰にも心開かんかってん。」
「今はオープンやのにな!」
:09/01/17 14:40
:SH704i
:.EfnAAIs
#522 [ヒロト]
「うるさいわ!
一応こうみえてもうちは
お嬢さまで育てられてきて
でも小さいときからずっと
親の愛情なんてなくてさ?
わがままさえ許してくれた。
回りの大人は金持ちの子供やから
ってだけで優しくするねん」
俺は真剣に話をきいとった。
「人間誰もが裏あるやん?
やから小学生なったぐらいから
ずっと一人でおった。」
:09/01/17 14:40
:SH704i
:.EfnAAIs
#523 [我輩は匿名である]
:09/01/17 22:57
:W61K
:v3PmNQxk
#524 [ヒロト]
:09/01/18 09:09
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#525 [ヒロト]
「家の近くの公園で泣いててん
何で泣いてたんかは
覚えてないねんけど…
泣いてるうちの前にな
全然知らん子がおってん。
んで泣いてるうちに何て
言うたと思う?その子」
「大丈夫?とか・・・?」
「ちゃうねん…泣くな〜!!
って絶叫されてんで?
同い年の知らん子にそんな
絶叫されたら涙止まったわ。」
:09/01/18 11:33
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#526 [ヒロト]
「あはは…どんだけやん」
「その後にその子がうちに
「どしたか知らんけど
泣いてて何なるねん!
泣いてる暇あるならなんかしろ」
っておばはんみたいな事を
いうたりしてさ…本間に
その子が彩矢やってん」
あいつ小さい時からそんな
性格やったんかい・・・
まぁ彩矢らしいけどな?
:09/01/18 11:34
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#527 [ヒロト]
「彩矢だけが初めて
うちをうちと言う人間
として見てくれたし
家柄の事を知ってからも
態度何一つ変えずに
遊んだり喧嘩したりした。」
「へぇ〜。なるほどな。
なんか案外二人って
古い付き合いなんやな」
「そやねん。親友やもん!
だからこの別荘に連れてきた!
ここは大切な場所やねん。
やから特別な人しかいれへん。」
:09/01/18 11:34
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#528 [ヒロト]
特別な人しかいれない特別な場所
彩矢は親友、みくは彼氏
俺も特別なんか?
「俺は何の特別なん?」
「みくの大切な人やから!」
この言葉聞いた時少しだけ
嬉しくなって少しだけ
素敵な言葉やと思った。
「それはそれはありがとう。」
:09/01/18 11:35
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#529 [ヒロト]
特別って何かイイナ。
それだけで大切に出来て
大切にしあえるもんな。
じゅりと話は途切れたら
また眠気が襲ってきたから
俺達は部屋に戻る事にした。
部屋のドアをそっと開くと
薄暗い中に彩矢がいた。
「俺、出ていく時起こした?」
「うんん。目覚めただけ…」
:09/01/21 12:16
:SH704i
:N3/Kt1t2
#530 [ヒロト]
薄暗い電球から俺は
そっと電気をつけた。
「・・・・ん?」
彩矢の目が少しはれてた。
なんとなく彩矢が泣いたんかな?
そんな気がしたんや。
「明日、海行くんやてー!!
海とか久しぶりやわ♪」
話止まるとか気まずいし
どしたらいいかがわからんくて
とりあえず話を探した。
:09/01/21 12:16
:SH704i
:N3/Kt1t2
#531 [ヒロト]
「海かぁ〜。早く寝よっと」
彩矢はベッドに体を
小さくして突っ込んだ。
俺は彩矢が枕に顔埋めたのを
見たらゆっくり電気を消した。
「うっ・・・ずっぅ……」
俺が寝よとした時そんな
泣き声が聞こえた。
彩矢が必死で泣き声を
殺してるのがわかった。
:09/01/21 12:17
:SH704i
:N3/Kt1t2
#532 [ヒロト]
「おいっ!!彩矢・・・」
「・・・・な…に?」
「俺、今からまじ寝るし
俺寝だしたら何も聞こえんし
全て忘れるからさ……
今なら俺の悪口言うても
大丈夫やからな?」
「ううぅ・・・・・・」
:09/01/21 12:19
:SH704i
:N3/Kt1t2
#533 [ヒロト]
そういったんはな素直に
泣いていいでとかは
なんか照れ臭いからいえんくて
「あぁ・・・・・・
うっ…………うぅ……」
やからごめんやけど
俺は寝さして頂いたで。
彩矢の泣き声という
心裂けるほどのせつない
子守唄とともに…
:09/01/21 12:21
:SH704i
:N3/Kt1t2
#534 [ヒロト]
俺が朝、目を覚ませば
まだ彩矢はふとんの中で
スースー言いながら寝てた。
俺はベッドに近づいて
彩矢の髪を撫でながた。
「もう大丈夫か?」
彩矢はおぼこい顔を
しながら寝てた。
「んっ・・・・・?
もう朝なん?」
:09/01/21 19:25
:SH704i
:N3/Kt1t2
#535 [ヒロト]
目を擦りながら彩矢が
俺に聞いてきた。
目が少し真っ赤にはれて
彩矢はまだ眠たそうで…
「ヒロト…夜?ごめんな?」
「なんの事?俺、爆睡
やったからな…」
そう彩矢に背を向けて言った。
:09/01/21 19:26
:SH704i
:N3/Kt1t2
#536 [ヒロト]
少し沈黙なって不安なって
振り返れば彩矢は笑って
俺の事見ながら
「いびきかいてたで!」
なんて言った。
「はぁ!?かいてへんし!!」
「もう、ガーガーって
かいてたから・・・・
やからあたし寝不足や」
:09/01/21 19:26
:SH704i
:N3/Kt1t2
#537 [ヒロト]
彩矢はニヤニヤした
また意地悪な小悪魔みたいな
顔して俺をいじめる。
「ヒロトのいびきって
本当にうるさいねんで?」
「ばぁ〜か!!」
彩矢にそう残して
俺はリビングへ向かった。
:09/01/21 19:28
:SH704i
:N3/Kt1t2
#538 [ヒロト]
俺の後にバタバタと音鳴らし
彩矢が来て階段の途中ぐらいで
彩矢が小さい声で
「ありがとう。馬鹿ヒロト」
と囁きキッチンへと
逃げていった。
馬鹿はいらへんやろ?
素直にありがとう言わんかい!
でも、お前本間ずるいわ…
俺今キュン死にしたやん?笑
:09/01/21 19:29
:SH704i
:N3/Kt1t2
#539 [ヒロト]
「今日の朝食は・・・
サンドイッチですよ〜」
じゅりがルンルンで
運んで来る朝食。
俺とみくは椅子座って
子供みたいに待ってた。
料理がセッティングされたら
全員で手を合わせながら
「皆さんご一緒に…」
『いただきます!』
:09/01/22 09:59
:SH704i
:stkwuS1g
#540 [ヒロト]
幼稚園か?ってな…
やっぱり俺達阿保やん?
「今日は海でぇ〜い♪」
みくはサンドイッチを
頬張りながら言った。
「みく…こぼしてるで?」
じゅりがこぼれた野菜を
拾いながら笑ってる。
:09/01/22 18:40
:SH704i
:stkwuS1g
#541 [ヒロト]
「みっ君達ラブラブやな?」
彩矢は紅茶飲みながら
うらやましそうにみく達を
見ながら言った。
「だって好きなもん
同士やもんな〜?」
「なぁ〜♪」
二人顔合わせながら
俺と彩矢を見た。
:09/01/22 18:41
:SH704i
:stkwuS1g
#542 [ヒロト]
「いいな〜ラブラブ♪」
彩矢は笑いながら二人をみた。
みくとじゅりは不思議
そうな顔しながらも
笑いあっていた。
「よしゃ!!海海海!」
一人早く食べ終わったみくが
階段を駆け上がり荷物を
準備しにいった。
:09/01/25 09:31
:SH704i
:kwU7ESTM
#543 [ヒロト]
「本間あいつ子供やな…」
俺はボソッと呟いた。
ふと彩矢を見ると
皿の上に綺麗にこしらえられた
おかずやサンドイッチが
何一つ口に運ばれては
いない様子だった。
「彩矢?どないしたんや?」
「・・・・・・えっ?」
:09/01/25 09:31
:SH704i
:kwU7ESTM
#544 [らん]
:09/01/25 18:11
:D903i
:KHBwjEkw
#545 [ヒロト]
:09/01/26 16:04
:SH704i
:WVW78cG6
#546 [ヒロト]
「ご飯…何も食べてへんから」
彩矢はぬぼっとした顔から
いつもの顔に戻った。
やけに意味深だったから
俺は少し不安になった。
「ただぼっーとさ
してただけだよ!」
彩矢は不思議そうな顔する俺に
気をつかったのか皿のおかずを
勢いよく入れ口に運んだ。
:09/01/26 16:41
:SH704i
:WVW78cG6
#547 [ヒロト]
「ヒロト〜?食べ終わってんなら
早く荷物準備してこい!」
じゅりが俺に近寄りながら
椅子を小さく蹴った。
「・・・・・・・・うん」
不満だったが何かある。
そうなんとなく確信した。
彩矢は俺なんか気にせず
皿の上のご飯をほとんど食べ
他の皿まで手を伸ばしていた。
:09/01/26 16:44
:SH704i
:WVW78cG6
#548 [ヒロト]
その場をゆっくり去っり
階段を駆け上がった。
下から見えない位置ぐらいで
階段に座り話てるのを
必死で静かに聞いた。
「彩矢…もういいで?」
じゅりが彩矢の肩に手を置き
少し彩矢を揺さぶった。
彩矢がにぎりしめていた
ホークが皿の上にカタンと
音をたてて落ちた。
:09/01/26 16:47
:SH704i
:WVW78cG6
#549 [ヒロト]
「うっ……うっ・・・」
「彩矢・・・・」
多分彩矢は泣いてたんだと思う。
なんでか何てわからんねんけど
彩矢の泣き声は見えてなくても
息使いから小さい声から
震えてる感じからわかる。
「彩矢。ちょっと休み?」
「あたしあかんわ……
あの頃と何も変わって
やだょ・・・・・」
:09/01/27 13:41
:SH704i
:v6tAGDV.
#550 [ヒロト]
小さく呟いた声を必死で
俺は前のめりなりながら
聞いていた。
「彩矢・・・・」
俺は唇噛み締め呟いた。
「ゲホッゲホッ・・・・」
「あぁ…ほら全部はけ!」
「うぇっ・・・・・・」
:09/01/27 13:42
:SH704i
:v6tAGDV.
#551 [ヒロト]
あぁゲロか・・・。
大丈夫なんか?
彩矢が吐き出してる声と
同時に泣き声もする。
「お前悪趣味やな…」
声に慌てて振り返れば
ニヤニヤした顔したみくが
階段のてっぺんにいた。
「・・・みくかよ」
:09/01/27 13:43
:SH704i
:v6tAGDV.
#552 [ヒロト]
俺は立ち上がりすぐに
みくの近くにいった。
「うるせぇよ馬鹿!」
「一時間後にリビング集合
お前それまで俺の部屋来いよ?」
いつも馬鹿なみくが
真剣な顔しながら聞く。
一時間もしないうちに
じゅりが部屋に入って来た。
:09/01/28 16:06
:SH704i
:1S0zRX1E
#553 [ヒロト]
「お待たせ〜」
「彩矢ちんは?」
「あぁ今日はやめとくって…
あたしらだけでも
行っておいでだって」
「そっかぁ・・・・・」
じゅりとみくの部屋の
ひくらませたビーチボールに
浮輪などか置いてあった。
:09/01/28 16:06
:SH704i
:1S0zRX1E
#554 [ヒロト]
「お前達、二人で行ってこい!!
せっかくなんやしさ?
それに彩矢面倒俺見るし
体調よくなるしだいさ
すぐ連れていったれし」
じゅりは困った顔しながら
俺とみくを交互に見た。
「じゃ、ヒロト頼みま!」
「えっ!!」
「じゅり?彩矢ちん心配?」
「あっ…当たり前やん」
「じゃヒロトに任せ?」
:09/01/28 16:07
:SH704i
:1S0zRX1E
#555 [ヒロト]
みくは俺を見ながらまた
目線をじゅりにやった。
「ヒロトなんやかんやで
気がつくしな?
ヒロトもこういっとるし」
「えっ・・・・でも…」
「大丈夫やって!
彩矢が体調戻れば
すぐ海行くから!」
:09/01/28 16:19
:SH704i
:1S0zRX1E
#556 [ヒロト]
じゅりの話なんて聞く気は
まったくなかった。
だってお前が言う通りしたら
皆残って彩矢を余計に
苦しめる事なるだろうし。
みくもそれわかってたんやろ。
「皆残ったら彩矢ちんを
責めるみたいなるし
じゅり残っても彩矢ちんは
絶対気をつかうやん?僕に」
:09/01/28 16:19
:SH704i
:1S0zRX1E
#557 [ヒロト]
「・・・・・・・・・。」
しばらくじゅりは黙りこんだ。
そのあと囁くような声で
「ありがとう」
といった。多分じゅりも
海に行きたかったんやろ。
本当は皆揃って…
「任しとけ!!
楽しんで来いよ!」
そういい俺はじゅりの
背中をポンっと押した。
じゅりは笑いながら
荷物を取りみくに近づいた。
:09/01/28 16:21
:SH704i
:1S0zRX1E
#558 [ヒロト]
みくたちが海へ行くのを
見送った俺はキッチンにいた。
「よし・・・・・。」
俺は冷蔵庫から色々出した。
俺がキッチンで獲得して
一時間後にできたのは
死んだばぁ〜ちゃんが
教えてくれたチャーハン。
「で・・・出来た!!」
:09/01/29 23:35
:SH704i
:rzRJohMc
#559 [ヒロト]
白菜がメインのチャーハン。
俺が大好きやった料理。
俺は彩矢が休んでる部屋を
二回ぐらいノックした。
「はいっ・・・・」
扉が開いたら彩矢が
眠たそうな顔しながら
扉からひょっこり
顔を出していた。
:09/01/30 23:47
:SH704i
:APcxEvI2
#560 [ヒロト]
「えっ!?ヒロト…」
「飯出来たから降りて来いよ」
「あっ……はい。」
階段を降りる俺の後ろに
ゆっくり彩矢も降りた。
「えっ〜やばい〜!!」
テーブルにセッティングされた
チャーハンとお茶とサラダ。
見た目だけでも綺麗にと
必死で俺はセッティングした。
:09/01/30 23:47
:SH704i
:APcxEvI2
#561 [ヒロト]
「ほいっ!!早く食べよや」
彩矢が椅子に座るのを待ち
俺は彩矢の前の椅子をひいた。
「ありがとう・・・って
なんでヒロトおるん?」
「だってじゅりとみくの
邪魔したくないしさ
お前一人にするのもな
やっぱり嫌やから…」
:09/01/30 23:51
:SH704i
:APcxEvI2
#562 [ヒロト]
「・・・・・ありがと」
「で大丈夫なん?」
俺が聞くと彩矢は小さく
縦に首をふった。
彩矢は手を合わせ頂きます
した後チャーハンを一口
パクッと食べた。
「あっ…おいしい!!」
俺は心をホッとさせて
俺もチャーハンを食べた。
:09/01/31 09:41
:SH704i
:hAxz/74s
#563 [ヒロト]
「これ、ヒロト作ったん?」
「当たり前やんけ?」
「柄にもなく料理ね…
これで何人の女落としたんだ?」
彩矢は意地悪そうな顔して
俺にニヤニヤ聞いてきた。
「俺は残念ながら女のために
料理なんか作った事ありませんー」
「えっ?嘘やん!」
:09/01/31 09:47
:SH704i
:hAxz/74s
#564 [ヒロト]
こいつ失礼やな…
「作ってもらう方が好きやもん♪」
彩矢は俺を無視してチャーハンを
半分ぐらいまでくってた。
「でもめちゃおいしい…」
「俺のばぁちゃんが作れば
何十倍も上手いねんで?」
:09/01/31 09:48
:SH704i
:hAxz/74s
#565 [ヒロト]
「ばあちゃんおるん?」
「俺が小学校入る前に
死んでもうてんけどな」
彩矢は気まずそうに
お茶を飲んだ。
「俺、ちっこい時めちゃ
ばあちゃんっ子やって
おかんよりばあちゃんのが
好きやってんやんか」
:09/01/31 09:49
:SH704i
:hAxz/74s
#566 [ヒロト]
「うんうん。」
「おかん仕事で夜遅くなる時
ばぁちゃん飯作ってくれて
ばぁちゃん倒れてから
の手伝いするようなって
チャーハン覚えてん」
彩矢は微笑みながら
話を聞いてくれた。
:09/01/31 13:29
:SH704i
:hAxz/74s
#567 [ヒロト]
「姉貴と兄貴は料理とか
出来ひんから…やから
俺もしゃーなしみたいな?」
「アハハ…そっかぁ」
彩矢は最後の一口を
パクッと口に入れて
笑いながらもう一度俺に
「めちゃおいしいで♪」
といってくれた。
:09/01/31 13:34
:SH704i
:hAxz/74s
#568 [ヒロト]
「ありがとう。」
照れながら俺は笑った。
「彩矢、体調はどないや?」
ふと聞いたら彩矢は
唇噛み締めながら
「大丈夫だよ。」
そう消えそうな声ではなした。
「じゃ海行くか?」
:09/01/31 13:34
:SH704i
:hAxz/74s
#569 [ヒロト]
少し彩矢が震えてる事が
見てるだけでわかった。
「やめとくか?」
「ヒロトだけでも
行っておいでや?」
「彩矢が行かんならいい。」
彩矢は下向いたり俺みたり
キョロキョロしていた。
:09/02/01 23:49
:SH704i
:AA9GFWWc
#570 [ヒロト]
「何から逃げてるかは
知らんけど許さん。
逃げんな。彩矢」
「・・・・・・・・。」
「おいっ!!聞いてるんか?」
「あかん。無理やもん。
だってあたしおかしくなる。
多分狂っちゃうし……
死にたくなるもん!
行ったらあかん気がする」
彩矢は突然乱れた。
テーブルに顔近づけて
頭抱えこみながら
涙流して叫びだした。
:09/02/01 23:53
:SH704i
:AA9GFWWc
#571 [ヒロト]
「ヒロトにはわからんねん。
あたしのキモチなんか!
あたし死にたいもん。
今でも自殺考えてるもん。
あたしはあたしは・・・」
彩矢は一人で叫んでた。
俺は最初は見てるだけで
心痛めつけられたけど
「お前のキモチなんぞ
わかるわけないやろ!!
何が死にたいじゃボケ…
世の中死にたくなくても
死んでまう人かておるねん。
自分一人かわいそうなんか?
悲劇のヒロイン気取りか?」
:09/02/01 23:58
:SH704i
:AA9GFWWc
#572 [ヒロト]
急に立ち上がり彩矢の
むなぐら掴んで叫んだ俺。
彩矢はきょっとんと
何も考えられへんくなったんか
黙り混みながら俺を見る。
「もうええわいっ!!
勝手にせんかい!」
俺は別荘のドアを勢いよく
閉めて外に飛び出した。
怒りの中で前に進み
ふと理性が戻った。
「やってもうた・・・・」
:09/02/02 00:03
:SH704i
:0ZnmVO3E
#573 [あや]
頑張ってください


失礼します


<<1-100
<<101-200
<<201-300
<<301-400
<<401-500
<<501-600
:09/02/02 10:12
:SH904i
:K33X6nzE
#574 [あや]
:09/02/02 10:16
:SH904i
:K33X6nzE
#575 [ヒロト]
:09/02/02 17:34
:SH704i
:0ZnmVO3E
#576 [ヒロト]
別荘の坂道を降りた所で
俺は立ち止まった。
「きまずっ・・・」
別荘に戻ろうとしたが
彩矢に会えば気まずいし
俺は何したらいいかを
ただただ考えてた。
「待って・・・・」
後ろの方で声がした。
震えてる彩矢の声。
:09/02/02 19:14
:SH704i
:0ZnmVO3E
#577 [ヒロト]
「ぁ・・・・・や」
「ヒロト待って・・・
あたし一人にせんとって」
涙だらだら流しながら
彩矢は俺の方へ走る。
「・・・・・・・。」
「ヒロト…ごめん。」
Tメートルぐらいの距離。
彩矢が遠く感じた。
:09/02/02 19:14
:SH704i
:0ZnmVO3E
#578 [ヒロト]
「彩矢…もしお前が
おかしくなりそうなら
俺がとめたるわ。
狂いそうなったら
俺が支えたる。
俺が死を考えるなら
俺があん時みたい止める。
死のうとするならな
俺がめちゃ怒ったるわ」
「うぅ・・・・ヒロト」
「お前みたいな馬鹿女を
俺が世話するしかないやろ?」
俺はにっこり笑いながら
彩矢に近づき頭を撫でた。
:09/02/02 19:15
:SH704i
:0ZnmVO3E
#579 [ヒロト]
「ごめん………ごめん。」
彩矢が近くに感じた。
だって手を伸ばしたらさ
彩矢掴めるねんもん。
でも俺の勘違いやった?
真昼間の太陽が照る中
人通りの多い十字路の端。
俺達は痛いぐらい強く
互いを抱きしめあった。
まるで恋人のように…
:09/02/02 19:16
:SH704i
:0ZnmVO3E
#580 [ヒロト]
「ヒロト…好きやで?」
彩矢が俺の腰にある手を離し
俺から二、三歩離れて
俺が今まで望んでいた言葉を
涙拭きながら言った。
「俺も彩矢が・・・・
「でもやっぱりあかんわ。」
えっ・・・・・・?」
:09/02/02 19:16
:SH704i
:0ZnmVO3E
#581 [ヒロト]
俺の言葉は彩矢の言葉に
一瞬で掻き乱された。
「ヒロトの事は誰よりも好き。
でも1番じゃないねん。
忘れられない人おるねん。」
開いた口が塞がらない。
こう言う事言うんやな?
俺一人で舞い上がってた?
情けない俺……ダサっ
さすが馬鹿男やんな。
:09/02/02 19:17
:SH704i
:0ZnmVO3E
#582 [ヒロト]
「そいつは……前の恋人?」
「・・・・・・・・。」
彩矢は泣きながら頷く。
なんやねん……
泣きたいのは俺やで?
お願いやから泣くなや?
俺の悲しさ薄れてまう
俺お前泣かせたないから
今にも泣きそうな顔して
笑ってるやろ?あほや俺…
なぁ俺今ちゃんとわらえてる?
:09/02/04 08:16
:SH704i
:Hmo.1h6o
#583 [ヒロト]
「……ヒロト・・・・。」
彩矢は俺の胸に飛び付き
俺の中で涙していた。
俺を抱きしめる彩矢の手
抱き返すのはあかんって
わかってても返す俺。
彩矢?抱きしめんのって
さすがに反則ちゃん?
「…………………。」
何分ぐらいたったやろ?
時間なんてわからん。
でも確実なんは俺は笑ってる。
嬉しくもないくせに
自分のためもあるけど
彩矢のためでもあるねんで
俺、笑ってるやろ?
泣きそうな顔して…
:09/02/04 08:17
:SH704i
:Hmo.1h6o
#584 [ヒロト]
「ヒロト海についてきて?
ヒロトおるんやったら
行ける気がするねんな。
この前だってヒロトいたから
海見れたんやと思う。」
キラって光る彩矢のパーカーの
チャックにある俺があげた
キーホールダー。
何となくキモチが落ち着いた。
「ついていくわな。」
:09/02/04 08:30
:SH704i
:Hmo.1h6o
#585 [ヒロト]
彩矢の一歩後ろで
着いていく俺。
黙り込み二人はただ
歩き続けるだけ。
「あんな、あたしの前の恋人
女の子やってん・・・」
海が見えるまでまだまだある。
この前いった時はさ海は
楽しかったから早かったけど
今はめちゃ遅く長く感じる。
:09/02/04 11:59
:SH704i
:Hmo.1h6o
#586 [ヒロト]
「……………。」
「性同一性障害?って
病気で体は女で心は男
そんな病気持ちの子」
「……………うん。」
「名前は明(あかり)。
あたしの初恋の人」
彩矢の過去の話。
聞きたくない。
でも彩矢が話すし
俺に心開いたってさ
わかったから俺は
黙ってきいた。
:09/02/04 11:59
:SH704i
:Hmo.1h6o
#587 [ヒロト]
―――彩矢の話
それは彩矢が中3時。
私立入試が終わった頃。
彩矢は入試合格してて
かなり暇であるサイトで
男とメールしまくってたらしい。
写メある人しか普段は
メールしなかったらしいが
その日はあまりにも暇で
メールを返したらしい。
その相手があかり。
名前はあかり(男)。
彩矢と年も同じで
似たような所ばかり。
:09/02/05 08:54
:SH704i
:Ypk3nxOU
#588 [ヒロト]
あかりと彩矢は毎日
当たり前のように
メールするようなった。
ある日あかりから彩矢に
"電話しいひん?"
みたいな事なり
電話したらしい。
「もしもし…」
「おっ〜出た!俺あかりやで」
少し高い声だけど優しそうで
話をリードしてくれたり
とても話やすい相手やった。
:09/02/08 19:38
:SH704i
:CU3uDdH2
#589 [ヒロト]
「えっ!!あかり地元そこ?」
「そやで〜!彩矢は?」
偶然にもあかりは
彩矢の隣街住みだった。
「逢える距離やん!」
あかりは彩矢を遊びに誘った。
サイトで知り合ったという
点もあり拒否しようと
最初は思ったがやっぱり
あかりに逢いたいという
彩矢のキモチは強かった。
:09/02/08 19:39
:SH704i
:CU3uDdH2
#590 [ヒロト]
「じゃあいつ逢う〜?」
そんなノリから会う事に
なった二人だった。
会う日が決まってからも
毎日のメールばかり。
「会う日が楽しみやな♪」
いつの間にか二人の合言葉。
:09/02/08 19:49
:SH704i
:CU3uDdH2
#591 [ヒロト]
そして二人が会ったのは
肌寒い季節の少し前、秋。
梅田のHEPという建物の
でかい赤の観覧車の下が
待ち合わせ場所だった。
「もう着いたんですけど〜?
遅刻とか最低ですよ?」
待ち合わせ場所で彩矢は
あかりに電話しながら
辺りをキョロキョロ見てた。
:09/02/08 19:51
:SH704i
:CU3uDdH2
#592 [ヒロト]
「彩矢、白のワンピースに
黒ジャケット来てる?」
「えっ…うん。って何処?」
「何処やろな……あっはは
そんなキョロキョロせんでも…
やっぱ彩矢おもろいな!」
「もぅ〜最低!!出てこ…」
背後から彩矢の肩に
手を置くあかり。
:09/02/08 19:51
:SH704i
:CU3uDdH2
#593 [ヒロト]
彩矢は後ろを振り返る。
あかりが笑って
「はじめまして♪彩矢」
携帯を握りしめたまま
カチンと固まる彩矢。
「・・・・・あかり?」
彩矢の目の前には
アメカジみたいな服装に
黒髪ショートに綺麗な顔。
男にしては細身で小さい
あかりがいた。
:09/02/08 19:52
:SH704i
:CU3uDdH2
#594 [ヒロト]
「なっ…なんやねん?」
「…………あかり。」
「そやで?どしてん?」
不覚にも彩矢はあかりを
この時から一目惚れ
みたいな感じで好きになった。
「あたし…あかりヤンキーって
イメージやったからさ?
ちょっと安心したわ。」
「はぁ!?何でやねん!
めちゃ真面目やからな?」
これがあかりと彩矢の出会い。
:09/02/08 19:52
:SH704i
:CU3uDdH2
#595 [☆ЯЙÅ☆]
昨日から1日でここまで読みました

書くの疲れるけど頑張ってやぁ

先が気になるわ

:09/02/09 21:27
:P905iTV
:G3ikz3Rs
#596 [ヒロト]
:09/02/10 10:01
:SH704i
:.V4qx90.
#597 [ヒロト]
彩矢とあかりは会った日から
週一のペースで会い遊んだ。
会うたび彩矢はあかりへの
キモチが膨らんだ。
キモチが膨らんだら欲がでる。
自分のものにしたい…
特別になりたいっていう
欲がでるねんな?
「あたしあかりが好き!」
会って二ヶ月ぐらいに
彩矢があかりへ告った。
あかりの答えは
:09/02/11 00:09
:SH704i
:N7VDXVW.
#598 [ヒロト]
「俺、彩矢が思ってるほど
いい男じゃないで?」
という返事だった。
「あかり彩矢の事嫌いなん?」
いい男ちゃうとか…
あたしが思ってるほど?
あんたあたしがどういう風に
あんた思っとるか知ってるん?
「あたしは…あかりが
好きなのに・・・」
「なぁ?彩矢……」
:09/02/11 00:14
:SH704i
:N7VDXVW.
#599 [ヒロト]
「俺は彩矢が好きやで…?
でもな・・・彩矢ちょっと
質問してええか?」
急なあかりの質問だった。
「えっ…うん?いいけど」
何をききたいんやろ?
あかりはって思い耳をすませる。
:09/02/11 00:18
:SH704i
:N7VDXVW.
#600 [ヒロト]
:09/02/11 00:24
:SH704i
:N7VDXVW.
#601 [ヒロト]
「もし俺が宇宙人でも
俺の事好き?」
真剣な顔で声を震わし
下を見ながら言うあかり
「何考えてんの?あたしは
あかりっていう一人の人間が
大好きなんやで?」
彩矢が言うにはその時
あかりは泣いたらしい。
彩矢に聞こえないよう
必死に歯を食いしばって。
:09/02/14 19:26
:SH704i
:HvoFUbc.
#602 [ヒロト]
彩矢はその時あかりのそばに行き
ゆっくりあかりを抱きしめた。
あかりが泣き止んだら
その日はあいまいなまま
二人は別れた。
彩矢はあかりが好き。
その事は何も変わらずに
その日あかりからメールがきた。
内容は考える時間が欲しい。
そんな感じのメールだったらしい
それから一ヶ月半がたった。
:09/02/14 19:27
:SH704i
:HvoFUbc.
#603 [ヒロト]
「絶対ふられた〜〜」
じゅりにかけより彩矢は
泣きそうになりながら
ずっとじゅりにもたれる。
「あかり君から返事ないん?」
あれから一ヶ月半たっても
メールも電話もなくなり
いわゆる音信不通になった。
:09/02/14 19:28
:SH704i
:HvoFUbc.
#604 [ヒロト]
「もう一回メール送れば?」
「…………もうこれ以上
嫌われたくないもん。」
「……………………」
「一ヶ月やで…かなりやん
もうこのままさよならなん?」
ついに涙こぼしながら
彩矢はなき叫ぶ。
「じゃ諦めたらええやん」
「何回も諦めようとしたよ?
でも無理やねんもん…
初めてこんなに好きなって
やのにもう終わりなん?」
:09/02/14 19:33
:SH704i
:HvoFUbc.
#605 [ヒロト]
じゅりは黙り彩矢の話を聞く。
泣く彩矢の頭を撫でながら
大丈夫だよと何度も囁く。
「じゃもう…次送るメールで
最後にしたらええやん?
最後に自分の気持ちを
送ったらええやん?
これで一日待っても
かえってこなかったらさ
ちゃんと諦めようや?」
「うっ……うん」
「メールかえってきて
いい結果なら一緒に
あかり君一発殴ろ!
悪い結果なら………」
:09/02/14 19:34
:SH704i
:HvoFUbc.
#606 [ヒロト]
「………………?」
「焼き肉やけぐいやな!」
「何それ…………
本間アホみたい…
あはははあははは……」
彩矢は笑いながら泣く。
「本間にアホやわ………
じゅりありがとう…」
「何言うてるん?友達やん」
そして彩矢は
メールを送った。
:09/02/14 19:35
:SH704i
:HvoFUbc.
#607 [ヒロト]
――――――――――
あかりへ
何回もごめんなさい。
なぁあかり…あたしはな
あかりが好きやで
やから振るならふって?
中途半端だけはせんといて
あかりがすきやから…
返事待ってます。
あやより
―――――――――――
不安を抱えながらって
返ってくるわけないって
ずっと思ってた。
でもどっかで人間やから
信じてるんかもな?
アホやんな人間ってさ
:09/02/14 19:35
:SH704i
:HvoFUbc.
#608 [ヒロト]
やっぱり一日たっても
メールはこなかった。
「じゅり……やっぱりメール
来なかったんやけど
諦めなあかんよな?」
昼休みのざわめく教室の端で
じゅりと彩矢はご飯をたべず
ずっと話ていた。
「1日って決めたしな?」
:09/02/14 19:36
:SH704i
:HvoFUbc.
#609 [あかり]
:09/02/14 22:07
:SH906i
:Jqo5nEc2
#610 [ヒロト]
あかりさん
そういうのやめて下さい。
ヒロト
:09/02/15 10:55
:SH704i
:Wr4H.Kk.
#611 [我輩は匿名である]
:09/02/15 21:44
:SH903i
:OKCz9UmE
#612 [我輩は匿名である]
:09/02/16 20:02
:N01A
:ellKplCk
#613 [ちい]
更新まだですか

?
.
:09/02/18 15:07
:P905i
:R/fdijLQ
#614 [ヒロト]
読者皆様へ
アンカーやコメント
ありがとうございます

一週間程風邪をひいて
仕事に追われ書くに
書けない状況でした

すみません…
:09/02/21 00:49
:SH704i
:SRfYz5y2
#615 [ヒロト]
学校で泣きながら彩矢は
震える手つきで携帯の
電話ボックス開き
(あかり削除しますか?)
「………………ぅぁ
はいっ…………………」
いいえを押したくなる気持ちを
押さえながらはいをおす。
「あかり………あかり…」
:09/02/21 00:49
:SH704i
:SRfYz5y2
#616 [ヒロト]
泣きながらあかりを叫ぶ。
じゅりは彩矢を抱きしめて
頭を撫でながら
優しい言葉をかけた。
「もぅ…彩矢……
大好きやったんやな?」
「はじめましてこんな
好きになったのに…
大好きやったのに…」
泣きながら言う。
その日は彩矢はじゅりと
学校サボったらしい。
:09/02/21 00:50
:SH704i
:SRfYz5y2
#617 [ヒロト]
あかりと音信不通なって
二ヶ月近くなった時。
〜〜〜〜〜〜♪
「えっ…非通知からやん」
なんとなく出た。
「・・・・・・。」
「彩矢か・・・・?」
聞いた事ある懐かしい声。
でも記憶があいまいで
思い出せないが不安になる。
:09/02/21 00:50
:SH704i
:SRfYz5y2
#618 [ヒロト]
「・・・・・・だれ?」
「あかりやで……」
ただその一言がどれだけ
嬉しくて待ってたか…
「えっ…彩矢?」
「………………馬鹿!」
「・・・・・・・」
黙り込んだあかりは
声が消えかける。
:09/02/21 00:51
:SH704i
:SRfYz5y2
#619 [ヒロト]
「もう二ヶ月待ってんで?
やのにやのに…あきらめた
あきらめた時になんで
こうやって連絡とるん?」
「ごめんな?彩矢…」
好きな人に謝られたら
許しちゃうやろ?
「あかりはずるい…」
「……………………。」
「大好きだよ?」
再び黙り込むあかり。
:09/02/21 00:53
:SH704i
:SRfYz5y2
#620 [ヒロト]
「もう二ヶ月待ってんで?
やのにやのに…あきらめた
あきらめた時になんで
こうやって連絡とるん?」
「ごめんな?彩矢…」
「あかりはずるいよ…」
彩矢の泣き声だけ
二人の沈黙だけ
今時間が止まってる?
「あんな…二ヶ月っていう
時間をかけて考えた。
一ヶ月は俺自身が彩矢を
好きなんかどうか…」
「……………………。」
:09/02/21 13:28
:SH704i
:SRfYz5y2
#621 [ヒロト]
「もう一ヶ月は俺について
彩矢が受け止めてくれるか
ずっと考えててんな?」
だんだん声が震えるあかり。
「俺、実は女やねん…」
「っえ?」
真剣な話やったしまさか
冗談じゃいとも思った。
俺、女ってどゆこと?
:09/02/21 13:28
:SH704i
:SRfYz5y2
#622 [ヒロト]
「正真正銘の女やねん…」
「………………。」
「性障害の病気でな…
体は女で心は男みたいな」
「……う…………そ…?」
急な告白に彩矢は真っ白。
どうしたらいいん?
なんで?どういう意味?
:09/02/21 13:28
:SH704i
:SRfYz5y2
#623 [ヒロト]
「やからさ…俺みたいな
怪物やめとけって」
あかりは自分を怪物だといった。
毎日遊んで時あかりに
"今まで何人彼女いた?"
って聞いた事がある。
あかりはいないといった。
そのあと小さい声で
怪物だからって…
「怪物なんかちゃう!!」
:09/02/21 13:29
:SH704i
:SRfYz5y2
#624 [ヒロト]
「彩矢は優しいな……」
「あたし言ったやんな?
あかりっていう一人の人間が
本間に好きやってさ…
男でも女でもそんなんは
どっちでもいいから…」
「…………………。」
「あたしはあかりのことが
本間に大好きやねんで?」
「っ…俺も彩矢が好きやで」
震える声が電話ごしで聞こえ
あかりと彩矢は付き合った。
:09/02/21 13:52
:SH704i
:SRfYz5y2
#625 [ヒロト]
彩矢が海を見ながら頬に
涙を流し話し出した。
「あたし女とか男とか
関係ない思うし
好きなれば止められへん
そう思うねんな?」
前の俺にはわからんかったけど
今ならわかるで?
好きなれば止まらんし
諦めつきにくいよな。
:09/02/21 13:53
:SH704i
:SRfYz5y2
#626 [ヒロト]
「他人が軽蔑つたりさ?
祝福されない恋愛だって
あたしわかったんだけど
でもあかりだったから
付き合えたんやで?」
彩矢は俺に真剣に話す。
人間って過去あって
今があるねんな。
彩矢の涙いっぱいの
過去は聞きたくないけど
話てくれるなら聞くで?
やから泣かんとって?
「あかりはずるいよ…
いつでもいつでも。」
:09/02/21 13:54
:SH704i
:SRfYz5y2
#627 [か]
:09/02/21 16:11
:D705i
:tL8dNa8A
#628 [ヒロト]
アンカーありがとう


:09/02/22 14:31
:SH704i
:/FCuY.zA
#629 [ヒロト]
海がキラキラしてた。
彩矢が涙を流してた。
今、時間が止まってた。
「…………辛かったな?
でも大丈夫やで……」
抱きしめたかったけど
すぐ彩矢が離れていきそうな
そんな気がしたから
俺は彩矢の頭を撫でた。
:09/02/22 15:04
:SH704i
:/FCuY.zA
#630 [ヒロト]
「人が…誰かが離れて
離れていきそうで怖い…」
「大丈夫やで?俺もみくも
じゅりだって絶対に
お前から離れへんから」
少し彩矢が落ち着いた時
みくとじゅりとたまたまあった。
目がはれてる彩矢を見て
今の状況を理解する。
「なぁ今日バーベキュー
しいひん?みんなでな♪」
:09/02/22 15:05
:SH704i
:/FCuY.zA
#631 [ヒロト]
みくが言うとじゅりは
「やなぁ〜♪じゃ〜さ
今から買い物行く人と
バーベキュー用意する人
グッパーでわけよ〜!!」
こいつら状況読めてないな…
「グッパーグッパーグッパッパ♪」
急なグッパーでも
俺と彩矢は対応する。
:09/02/22 15:06
:SH704i
:/FCuY.zA
#632 [ヒロト]
グーがみくと彩矢
パーがじゅりと俺。
えっ?予想外の別れ方…
「……………決まったな?」
多分みくもびっくりしたんやな。
だって初めての組み合わせで
:09/02/22 15:07
:SH704i
:/FCuY.zA
#633 [ヒロト]
「じゅり…変わる?」
「………………我慢する。」
「おいっ!!」
そんな不気味な組み合わせで
やることを決めていく。
みくと彩矢は買い出し。
じゅりと俺は別荘で準備。
:09/02/22 15:08
:SH704i
:/FCuY.zA
#634 [ヒロト]
「まぁええわかれかたかもな
俺は買い出しする場所わかるし
じゅりは準備する場所わかるし
まぁとりあえず各自で
やるべきことしよ!」
みくにしきられるとはな…
そんな感じで俺て彩矢は
少し気まずいままで
その場を離れた。
:09/02/22 20:08
:SH704i
:/FCuY.zA
#635 [ヒロト]
海から少し離れてから
じゅりが突然止まり振り返った。
「よく出来ました〜♪」
「はいっ………?」
「よく彩矢を連れてきたやん」
じゅりは俺に近づき
肘で俺をぐりぐり押す。
:09/02/22 20:09
:SH704i
:/FCuY.zA
#636 [ヒロト]
「まぁ〜な………でも俺、
彩矢にフラれたし…」
「えっ!?なにそれ?」
「あはは〜それ聞く?」
「聞くっ!!」
たちわる…まぁじゅりやし
どうせみくに言うんやから
じゅりから話してもらお
:09/02/22 20:10
:SH704i
:/FCuY.zA
#637 [ヒロト]
「まぁ彩矢の中では俺は
元カレ以上ちゃうし
元カレ忘れられへんねんて」
そっから今日の出来事を話した。
俺は半ベソかきながら
初めての失礼を語った。
「まぁてなわけで〜
フラれちゃいました!」
:09/02/22 20:13
:SH704i
:/FCuY.zA
#638 [ヒロト]
なんか投げやりで笑いながら
俺は目をゆっくりそらした。
前に歩いてるじゅりの
肩がゆっくり震える。
そんな俺を慰めてくれんくて
別にええんやで?じゅり
「お気の毒に〜」
じゅりは半笑いで俺に言った。
「慰めてくれへんの…?」
:09/02/22 20:13
:SH704i
:/FCuY.zA
#639 [ヒロト]
「慰めても虚しくなるだけやで?
それに今まであんた色んな女
泣かしてきたんやろが?
自分が失恋したぐらいで
慰めて欲しいなんてな
世の中甘くないんじゃ…
ボーケ〜………」
じゅりの言う通りやから
何も言い返されへんかった。
あたらめて自分の最低さが
よくわかった。
:09/02/22 20:14
:SH704i
:/FCuY.zA
#640 [ヒロト]
「って言うのはみくから
頼まれていた台詞で
あたし的に工夫した♪
…………でもヒロト
よく頑張ったな?」
なんか涙出そうなった。
嬉しくて悲しくて
彩矢が愛しくて
友達が素敵過ぎて
「ありがとう…」
「あたし彩矢面倒みれるん
ヒロトだけやと思うし
」
:09/02/22 20:14
:SH704i
:/FCuY.zA
#641 [ヒロト]
「本間かよ?」
「強がりで泣き虫な彩矢が
あん時は笑う事なかった彩矢が
ヒロトと出会ってからは
笑ったりするようなって…」
「笑う事なかった?」
あんだけ大阪のおばちゃん
みたいに両手叩きながら
馬鹿笑いする彩矢が?
:09/02/27 02:27
:SH704i
:XsARHJuY
#642 [ヒロト]
「一時感情ない人形みたいな
笑ったり泣いたりしんくて
すごい目が冷めきってて」
そんな時期もあったんや…
そん時の俺はそれぐらいにしか
考えてなくてましてや
今笑ってるならいいやって
かなり人ごとやった。
大切な人の事やのに
「まぁ絶対に絶対に
いつか彩矢を彼女にして
ダブるデートしよな?」
「絶対にいやや…」
「なんでー?あははは」
:09/02/27 02:28
:SH704i
:XsARHJuY
#643 [ヒロト]
じゅりは見た目ちゃらちゃら
して家柄お嬢様って感じは
全然しないんやけどやっぱ
ちゃんとした筋は通ってる。
「じゅり、おおきにな?」
「ばぁ〜か!!仲間やろ?」
そして俺達は笑い合って
でも胸に引っ掛かる何かで
心から笑われへんかった。
:09/02/27 02:34
:SH704i
:XsARHJuY
#644 [ヒロト]
彩矢の前の恋人あかりの
死についた理由がいまだに
よくわからずひっかかってた。
彩矢に聞くのも今更やし
過去をほじくり返して
また泣かせたくないし…
じゅりには気まずいってか
何て言えばいいかがわからな。
そう考えながら別荘に戻った。
その後はいわれるがままに
じゅりに使われぱしられて
みく達の帰りをまった。
:09/02/27 02:36
:SH704i
:XsARHJuY
#645 [ヒロト]
みくと彩矢が帰ってきて
バーベキューの準備が
本格的に始まった。
俺は肉を焼き皆食べている。
俺は中々食べる事が出来ず
必死で肉を焼き始めた。
「あっ…塩ないやん!!
ヒロト買ってこい」
みくが財布から千円だして
俺の前でひらひらする。
:09/02/27 08:12
:SH704i
:XsARHJuY
#646 [ヒロト]
彩矢とじゅりに目をやると
二人は俺から目をそらして
肉に食らいついた。
俺が行かないとあかんねか…
みくから千円受け取り
財布に入れた。
「じゃ行ってくるわ」
『いってらっしゃい〜♪』
お前らな…
携帯をいじりながら
コンビニへ向かった。
別荘からコンビニまでは
5分ぐらいですぐついた。
:09/02/27 08:12
:SH704i
:XsARHJuY
#647 [ヒロト]
彩矢とじゅりに目をやると
二人は俺から目をそらして
肉に食らいついた。
俺が行かないとあかんねか…
みくから千円受け取り
財布に入れた。
「じゃ行ってくるわ」
『いってらっしゃい〜♪』
お前らな…
:09/02/27 11:59
:SH704i
:XsARHJuY
#648 [ヒロト]
携帯をいじりながら
コンビニへ向かった。
別荘からコンビニまでは
5分ぐらいですぐついた。
塩をかごに入れて
あたりを見回してから
アイスを適当に四つ入れた。
「あっ…限定品」
カップヌードルコーナーで
限定夏の何とかっていう
俺が見た事ないものがある。
:09/02/27 19:23
:SH704i
:XsARHJuY
#649 [ヒロト]
"ただでさえみっくんとじゅりに
とまる所とか面倒みてもらって
食費割り勘やねんやから
いらんもん買ったらあかんで?"
頭ん中で彩矢の言葉が
思い浮かんで考えた。
「………買おう。」
俺は限定のヌードルを
カゴに入れてすぐに
レジに向かった。
「ヒロト遅すぎ〜!!」
:09/02/27 19:27
:SH704i
:XsARHJuY
#650 [ヒロト]
俺をぱしらせときながら
じゅりとみくは文句ばっかり
「……………ん!」
俺の前で彩矢が俺を見る。
「どないしたん?」
「はよ塩ださんかいっ!!」
:09/02/27 19:29
:SH704i
:XsARHJuY
#651 [ヒロト]
何故かご機嫌斜めな彩矢。
まさかの俺に八つ当たり…
とりあえず怖いから
俺は彩矢に塩を渡した。
「…………どうぞ」
彩矢は塩を俺から受け取ると
一人ベランダの隅でたそがれる。
「みく〜?じゅり〜?」
:09/02/27 19:29
:SH704i
:XsARHJuY
#652 [ヒロト]
「あっそんな怒るなって…
肉全部食べたぐらいで」
…こいつらちょっとした時間に
人の分まで肉くいやがって
「で?彩矢に何したん!?」
少し怒り口調で言うと
二人は顔合わせた。
:09/02/28 08:03
:SH704i
:/hPhqv4Y
#653 [ヒロト]
「俺風呂入ろう〜♪」
「お背中ながします〜」
二人は俺の話を聞かず
どっかに行ってしまった。
「あいつらめ…」
買ってきたアイスを
冷蔵庫に放り込んで
恐る恐る彩矢に近づく俺。
:09/03/01 12:36
:SH704i
:x8f5agpE
#654 [ヒロト]
「彩矢さん?」
「そこに肉あるから…」
彩矢が指さす方に一人前ほどの
肉が綺麗に置いてあった。
肉を5枚ぐらい焼き
また彩矢の所に行った。
「一人で食べても上手くないし
あの……一緒に食べて
もらえないでしょうか?」
「ふっ…何で敬語やねん…」
:09/03/01 12:37
:SH704i
:x8f5agpE
#655 [ヒロト]
彩矢はそういいながら
いつもみたいに笑った。
俺の向かいに彩矢が座り
チューハイのカンを二人分
開けて俺に手渡した。
(未成年のタバコ、アルコールは
法律で固く禁じられています。)
「………あんたまた
いらんもん買ったやろ?」
「えっ?」
:09/03/01 12:37
:SH704i
:x8f5agpE
#656 [ヒロト]
彩矢の目のやる方を見れば
コンビニの袋がある。
袋の中にはヌードル。
「あんだけ言うたのに…」
膨れっ面になる彩矢に
俺は苦笑いしながら
口に肉を放り込んだ。
「なんぼやったん?
レシート出して!!」
:09/03/01 12:38
:SH704i
:x8f5agpE
#657 [ヒロト]
しっかりしてんな〜
俺は嫌々レシートを
財布からだそうとした時
汚い財布からカードが
ドバッと飛び落ちた。
「何してるん〜?」
彩矢にレシートを渡し
カードなどを拾い集めた。
「………あっ……。」
カードを並び入れてる時
白いかわいらしい名刺が
一つ見つかった。
:09/03/01 12:40
:SH704i
:x8f5agpE
#658 [ヒロト]
「そや!リナさんや」
小さい声で呟いて
名刺をべつの所に移す。
これで彩矢の恋人やった奴の
死がわかるねんな…
知りたいけどやっぱり怖い
そんな複雑な気持ちやった。
:09/03/04 01:11
:N704imyu
:vG12hGh.
#659 [ヒロト]
ご飯を食べ終わり
彩矢と楽しく話した。
「あと二日か…」
少し彩矢が切なそうな
顔して言った。
知らん間に時間すぎて
あと二日で家に帰る。
「なんか早かったな〜」
「楽しかったからな」
:09/03/05 09:55
:N704imyu
:0EbdIp/o
#660 [ヒロト]
「また泊まりしたいな…」
「また来年もしようや?」
「来年もあるかな?」
「ある!絶対にするし!」
俺が自信満々に言うと
彩矢は笑顔なった。
俺も思わず笑顔なって
二人で笑いあった。
なぁ?彩矢…
俺は今日お前にさ一応
ふられてるねんで?
やのにまだお前が
好きで愛しいねん。
諦められへんねん
やから少しでいいから
元カレよりもお前の傍で
笑う時間増やさせて?
:09/03/05 09:56
:N704imyu
:0EbdIp/o
#661 [我輩は匿名である]
書かないんですか(T_T)?
:09/03/16 10:08
:W52S
:qUUthumM
#662 [ヒロト]
読者様へ
すみませんでした。
中途半端で終わらすつもり
ないんで頑張ります。
皆様が応援してくれるなら
ゆっくりでも完結させ
少しでも多くの人に
読んでもらいたいです。
ヒロト
:09/03/29 18:41
:N704imyu
:wSJSpeDk
#663 [ヒロト]
彩矢と二人で小さい
カップラーメンを
つつきあった。
そんな事さえも俺は
幸せんじてたんやな。
部屋に戻ってから彩矢は
テーブルの指輪を手に
小さくほほえんだ。
「ヒロト?明日の朝に
海に連れてって?」
急な発言に空気固まるわ
俺は少し焦り出した。
:09/03/29 18:41
:N704imyu
:wSJSpeDk
#664 [ヒロト]
「大嫌いな海が…
忘れたいねん」
意味なんてわからん。
ただ彩矢は何かを
決意したみたいやった。
「今から行こうか?」
時計の針は11時半をさす。
「今からでもいいん?」
:09/03/29 18:45
:N704imyu
:wSJSpeDk
#665 [ヒロト]
「決めたらすぐせな
知らん間に忘れたり
気が変わるねんで?」
彩矢はぷっと笑って
俺の腕をとりながら
パーカーのポケットに
指輪のケースを入れて
ゆっくり走りだした。
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
黙り込みながら海まで
とぼとぼ歩いた。
:09/03/29 18:49
:N704imyu
:wSJSpeDk
#666 [ヒロト]
「あたしもう一生さ?
恋愛出来ないって
思ってたかも…」
ぼそっと呟きながら
彩矢はパーカーのフード
で顔を隠した。
「はぁ?」
「ヒロトと出会ってから
あたし変わったかも」
「はぁ・・・・?」
:09/03/29 18:54
:N704imyu
:wSJSpeDk
#667 [みー]
:09/03/29 20:34
:SO903i
:2/diTg3c
#668 [ヒロト]
みーさん
アンカーさんきゅ

頑張って書くな!
ヒロト
:09/03/29 20:44
:N704imyu
:wSJSpeDk
#669 [ヒロト]
「あたしヒロトには
なんやかんやで
感謝してるねんで?」
彩矢は俺の胸に頭を
ちょこっとよせた。
「ありがとう」
なんかびっくりして
俺は言葉でんくて
彩矢をぎゅっと抱き締めた。
「あかりの事忘れる。
んで恋をする!」
:09/03/30 10:38
:N704imyu
:o9y27XAk
#670 [ヒロト]
海の匂いがした。
小さな体の彩矢を
抱きしめながら
俺は守りたいとか
離さないとかそんな
ありきたりな事と
愛し続ける事を決めた。
「彩矢?もう海やで?」
小さく頷き彩矢は俺の
服を掴んだまま離さないで
浜辺へ向かった。
「今から何するん?」
「指輪をあかりに返す。」
:09/03/30 11:13
:N704imyu
:o9y27XAk
#671 [ヒロト]
彩矢は指輪ケースを
ポケットから出して
優しく撫でた。
「これあかりの指輪やねん。
あかり死ぬちょっと前に
あかりがあたしにって…」
デザイン?柄のない
シルバーリングが
キラッと光った。
指輪を彩矢は左薬指に
つけて手をはり眺めた。
「全然可愛くないし…
あははっ………」
:09/03/30 11:15
:N704imyu
:o9y27XAk
#672 [あんり]
今一気に読みました

文章力あっていろいろ考えさせられます

:09/03/31 04:06
:SH905iTV
:LmDtQ18Y
#673 [ヒロト]
:09/03/31 12:36
:N704imyu
:6hIYK4gI
#674 [ヒロト]
「指輪あたしよりも
サイズ本間は小さいくせに
見栄はってあたしとサイズ
あわせたんやで?あぁ…
よく指から落ちてたな…」
指輪から光るひかりが
小さいのにまぶしかった。
彩矢の涙がみえた。
「あかりはずるいよ…」
強がって必死で涙を流さず
我慢してた彩矢が崩れ落ちた。
:09/03/31 12:43
:N704imyu
:6hIYK4gI
#675 [ゆん]
更新頑張って
下さい☆
:09/04/04 20:26
:N02A
:lCmPZDYk
#676 [ヒロト]
ゆんさん
ありがとう
ヒロト
:09/04/07 09:41
:N704imyu
:nPmBLopk
#677 [ヒロト]
彩矢の薬指の指輪が
チラチラて光る。
「あたし忘れたい。
全て忘れたいねん…
出会った事も
付き合った事も
恋してた事も…」
涙いっぱいためて
俺の事みんなや?彩矢
今はその大粒の涙を
俺は拭いてやれんやん
恋って切ないな…
:09/04/07 10:06
:N704imyu
:nPmBLopk
#678 [ヒロト]
「彩矢…」
ゆっくり彩矢が指輪を
眺めてから外す。
小さい指輪やのにな…
深い意味もつから
こんなに人を縛るねん
指輪握りながら彩矢は
立ち上がった。
「……彩矢?鼻水……」
:09/04/07 10:07
:N704imyu
:nPmBLopk
#679 [ヒロト]
もう顔ぐちゃぐちゃの彩矢
お世辞でも可愛いなんて
言われへんぐらいやのに
可愛いく愛しいねん
「指輪返すねん…」
「せっかくドラマチックな
事するんやからやるなら
かっこよくしようや?」
こくんこくん彩矢が頷く。
:09/04/07 10:08
:N704imyu
:nPmBLopk
#680 [ヒロト]
「指輪もっといたるから
涙拭いて顔整え…」
彩矢が素直に指輪を渡す。
指輪はやっぱ女のサイズで
ちいさかった。指輪め…
ティッシュもハンカチも
ない俺と彩矢…
彩矢はパーカーの裾で
顔を猫みたいにふいてた。
:09/04/07 10:09
:N704imyu
:nPmBLopk
#681 [ヒロト]
彩矢をみてか
あかりを考えてか
指輪を捨てたらあかん
なんかそう思った。
指輪をジーパンの後ろ
左ポケットにいれた。
そんで俺の右中指の
シルバーリングを外し
指輪を入れ替えた。
「もう大丈夫です…」
:09/04/07 10:10
:N704imyu
:nPmBLopk
#682 [ヒロト]
いつもの彩矢の顔。
目がちょっと腫れてて
でもなんか悲しそうで
「ほらっ…指輪な?」
「えっ〜いっ…」
俺が返した瞬間指輪は
海になげられた。
小さくぽちゃって音と
海の風音が聞こえた。
:09/04/07 10:11
:N704imyu
:nPmBLopk
#683 [ヒロト]
しゃがみこむ彩矢を見て
何したらいいか本当に
わからんかった。
「ヒロト…」
「どうしたん?」
何も話さず黙ってた
彩矢が俺の名前を
よんでくれた。
:09/04/07 16:23
:N704imyu
:nPmBLopk
#684 [ヒロト]
「立てない…ってか
腰抜けたぁ?あはは」
ぷっと笑い俺は彩矢に
手を伸ばした。
震える彩矢の手が声が
手の震動でわかる。
「ありがとう…」
海から別荘の帰り道。
何も話さない俺たち
気付かない間に俺と彩矢は
手を握りながら歩いてた。
:09/04/07 16:24
:N704imyu
:nPmBLopk
#685 [ヒロト]
海から離れていく途中
「ありがとう」って聞こえた。
聞いた事のない事で。
海の音に重なるような
そんなありがとう。
俺はなんとなくあかりだ。
なんてそんな事を思った。
別荘について部屋も
二人きりの俺達。
:09/04/07 16:25
:N704imyu
:nPmBLopk
#686 [ヒロト]
彩矢は急にベッドで
泣き出した。
俺はベッドに行き
彩矢の頭を撫でてた。
多分こん時の彩矢は
全てが崩れたんやろな。
今まで無理して強がって
泣いたりしなかった
そんな仮面が外れたら
崩れだしたんやろな。
「彩矢?大丈夫やで…
今まで頑張ったな。
お疲れさん…。」
:09/04/08 10:07
:N704imyu
:kSchnHAU
#687 [ヒロト]
「彩矢…大好きやった奴を
忘れるとか無理すんな?
忘れるとかそいつちょっと
可哀想やんけ?なぁ……
初めて好きなった気持ちを
大切にしたほうがいいで」
「でも…あたし忘れたい」
「忘れれないくせにまだ
強がってんじゃねぇ〜よ」
「強かってなんかないもん」
:09/04/08 13:31
:N704imyu
:kSchnHAU
#688 [ヒロト]
「今日だけは弱くなれ。
大丈夫や。泣いていいで」
彩矢はゆっくり泣き出した。
俺の胸の中で子供みたいに
俺達はその夜体を寄せ
小さなベッドで寝た。
「んっ…………」
:09/04/08 13:34
:N704imyu
:kSchnHAU
#689 [ヒロト]
本当に知らない間に朝。
まだ隣で眠る彩矢を
愛しく見つめる俺は
小さな幸せ感じてた。
ジーパンで寝たせいか
妙に体が重く痛い。
「着替えるか……」
ジーパンを脱いだ
その時左ポケットの
指輪が下に落ちた。
:09/04/08 13:38
:N704imyu
:kSchnHAU
#690 [ヒロト]
「なんでこれとって
しまったんやろ…?」
今さら後悔してる俺。
ゴミ箱に捨てるのも
ちょっとなぁ…なんて
色々考え指輪を摘み見る。
「彩矢を俺のもんにする!
お前が恨むぐらいに彩矢を
幸せにしたるからな!
彩矢泣かせたらしばく!」
指輪にそう言い俺の財布の
小銭入れに放り込んだ。
ここなら無くさないやろ…
:09/04/08 13:39
:N704imyu
:kSchnHAU
#691 [☆]
:09/04/10 01:58
:SH706iw
:UA1XU1to
#692 [ヒロト]
☆さん
アンカーありがとう
ヒロト
:09/04/12 11:50
:N704imyu
:i5TFB4U6
#693 [ヒロト]
「うっ……ん…おはよ」
彩矢が目を覚まして
俺の方をみる。
彩矢は一瞬固まって
叫びだした。
「ぎゃっーーー!!」
「えっ!?」
着替え最中の俺は
パンいちで…
「この変態っ!!
あたしヤラれたっ?!」
:09/04/12 12:22
:N704imyu
:i5TFB4U6
#694 [ヒロト]
「えっ…?」
彩矢は一人でパニくり
俺を睨みながら叫ぶ。
「なんもしてないて…」
冷静な顔しながらズボンはき
彩矢を見るが内心びくびく。
「あたしら一緒に寝たん?」
「寝たけど何もしてない」
「ヒロトが何もしてないわけ
ないにきまってるやん…」
:09/04/14 22:30
:N704imyu
:WFjibyI2
#695 [ヒロト]
俺そんなひどい男?
てかまじしてねぇーし!!
「昨日ないとるお前をな
必死で慰めててんやで?
ちょっとひどない?」
二人の空気
:09/04/14 23:09
:N704imyu
:WFjibyI2
#696 [ヒトロ]
Are you happy now? byヒトロ
:09/04/15 04:26
:SH905i
:SvBh3fZc
#697 [ヒロト]
:09/04/15 22:06
:N704imyu
:4QPRF66E
#698 [ヒロト]
かなり最悪な状態だった。
「なんやねんって…」
彩矢は俺に背をむける。
そういう所、女ってかなり
めんどくさい…
「なんもしてへんて…」
:09/04/15 22:08
:N704imyu
:4QPRF66E
#699 [◆Tao..BZbLU]
書かないの?
:09/05/29 12:39
:N01A
:565y0Ifc
#700 [さかちゃん]
あげ
:09/05/31 00:09
:W64S
:UJCnb42I
#701 [ポニタン]
書いて下さいよッ


:09/05/31 19:10
:P902iS
:8Yn8kSms
#702 [ヒロト]
読者の皆さん
最新しなくてすみません。
2ヶ月前に盗難にあい
全て消えたデータのせいで
小説が書けませんでした。
言い訳ですが本当にすみません。
ちょっとした出来事があり
このC-BOXを見つけて
久しぶりに来たらたくさんの
人からのコメントがあり
とても嬉しかったです。
ありがとうございます。
書ける範囲で書こうと
思いますのでよろしくです。
Byヒロト
:09/06/29 15:41
:N01A
:s5EqdtXI
#703 [◆Tao..BZbLU]
よっ(*゚ω゚)ノ待ってましたぁ
:09/06/29 16:07
:N01A
:lWfWPTEg
#704 [ヒロト]
「おいっ…彩矢ちゃん?」
彩矢はそっぽむいて
洗面所を向かった。
あぁ…最悪や。何で?
俺は落ち込みソファーに
どすっと乗っかった。
ぼっーとしていると
廊下からドタドタと響く
足音が聞こえてきた。
「ヒロトおはよー!」
みくが勢いよくドアを開けた。
:09/06/30 19:51
:N01A
:lrHyhShs
#705 [ヒロト]
「あれれ?ヒロト君?
顔が死んでるやん
ご飯やで〜!」
「……………。」
俺はこくんと頷きソファーから
ゆっくり立ち上がった。
「なんかあった?」
みくが俺を見ながら聞く。
「……………べつに?」
素直じゃない俺がいる。
:09/07/04 11:03
:N01A
:a8QT7F8g
#706 [ヒロト]
階段を下ってる時に
みくが俺の手に
何かを渡してきた。
「・・・・・・ん?」
手を見ると錠剤二個。
「俺どこも悪くないで?」
薬とみくを交互に見ながら
ぼそっと呟いてみた。
「今から悪くなるねん…」
首を傾げてみくをみる。
:09/07/04 21:57
:N01A
:a8QT7F8g
#707 [ヒロト]
「大きな声出すなよ?
今日の朝飯作ってるんは
じゅりやねん・・・」
俺は頭ん中に少し前の映像が
浮かび鳥肌を立てた。
キャベツを半分まで包丁でさし
なかなかキレないキャベツから
包丁を外しじゅりは手で
キャベツをちぎっていた。
「料理は腕力で勝負や…」
じゅりの言葉が頭で流れる。
:09/07/04 21:58
:N01A
:a8QT7F8g
#708 [ヒロト]
俺はすかさず口に薬を
入れ水を勢いよく飲む。
「悪いけどじゅりは必死で
料理作ってるから食ってや?」
俺は何も答えないで
みくに小さく敬礼をした。
キッチンからのじゅりの鼻歌は
恐ろしすぎるねん…。
俺はすかさず口に薬を
入れ水を勢いよく飲む。
「悪いけどじゅりは必死で
料理作ってるから食ってや?」
俺は何も答えないで
みくに小さく敬礼をした。
キッチンからのじゅりの鼻歌は
恐ろしすぎるねん…。
:09/07/04 22:01
:N01A
:a8QT7F8g
#709 [ヒロト]
「俺、彩矢ちんにも薬
わたしてくるわな!」
「おぉ…あっ・・・彩矢に
……………やっぱり
何でもない・・・。」
みくは俺にビンを渡した。
「お前が薬渡してこい。」
「…………サンキュー」
俺は部屋に戻った。
:09/07/04 22:02
:N01A
:a8QT7F8g
#710 [愛莉]
更新してくれて
嬉しいです


:09/07/05 00:57
:P903i
:Ps0nntkc
#711 [ヒロト]
:09/07/05 01:22
:N01A
:2xwpxAMI
#712 [ヒロト]
部屋に戻ると彩矢がいた。
まだ彩矢は俺をみてくれへん。
「彩矢……」
びくっと体が反応するが
振り返らないままだ。
:09/07/05 23:55
:N01A
:2xwpxAMI
#713 [ヒロト]
「………………。」
なんとなく俺はイラつく。
何もしてないのに…
「薬置いとくから飲めよ。」
俺は強めの口調でそう言い
テーブルに薬と水を置いた。
そのあと音響かせるように
きつくドアを閉めた。
:09/07/05 23:56
:N01A
:2xwpxAMI
#714 [ヒロト]
階段を降りリビングへいった。
「ヒロト………?」
みくとじゅりが俺を見る。
下にまで響いたらしいドアの音
「彩矢とケンカでもしたん?」
じゅりは眉間にシワを寄せ
俺に聞いてきた。
「あんな女もう知らん。」
:09/07/05 23:56
:N01A
:2xwpxAMI
#715 [ヒロト]
ケンカまでいかん。
しょうもない内容や。
でも彩矢は俺のことを
まだ信じてくれてない
なんて思うとなんか
胸がぎゅっと苦しくなった。
お前だけしか見てない。
お前の事で頭いっぱい。
やのに言いたくてもな
気まずくなるだけやろ?今は…
やから言わへんだけやのに
俺の事も少しは考えろ
………ば〜か。
「俺は悪くないっ!!」
:09/07/05 23:57
:N01A
:2xwpxAMI
#716 [ヒロト]
「何ムキになってるねん?」
俺に向かってみくは
飽きれながら言った。
「別にムキなってへんもん」
「ヒロトって起こったら
すねるタイプなんや。意外〜」
じゅりは馬鹿にしてる。
:09/07/06 11:50
:N01A
:om4N1tfs
#717 [ヒロト]
「で?なにがあってん?」
「………………。」
「ためんとってよ…?」
異様な空気。
俺こんなん苦手やのに
「昨日彩矢と一緒に寝た」
じゅりとみくは目がテン…
二人同時に顔を見合わせて
:09/07/06 11:57
:N01A
:om4N1tfs
#718 [ヒロト]
「ぎゃっー―――――!!」
お化けでたみたいに叫んだ。
「寝たけど寝ただけやねん。」
じゅりは俺の胸ぐらを
強く掴み今までみた事ない
怖い顔をしてにらんだ。
:09/07/06 11:59
:N01A
:om4N1tfs
#719 [ヒロト]
「どーゆう意味じゃ?ごれ?
おまはんに彩矢やるなんて
いうてないけんな?
わかっとぅでな?
彩矢に何してくれとん?」
ようわからん方言でキレる
じゅりを俺は冷めた目でみた。
「じゅり?落ち着いて…
話聞こうや。なぁ…」
「おのれはだまっとれ!」
「はい。すみません。」
:09/07/06 12:00
:N01A
:om4N1tfs
#720 [ヒロト]
みく弱っ………。
「昨日、彩矢と夜海行った。」
じゅりの起こって顔が
ピタッと固まった。
「彩矢があかりの指輪を
捨てるいうてついていった。」
みくはたったまま俺をみる。
:09/07/06 17:23
:N01A
:om4N1tfs
#721 [ヒロト]
「指輪捨てた後ここ戻って
ベッドでも泣く彩矢を俺は
ほっとかれへんくて…
んで慰めてたら二人とも
知らん間に寝ててん。」
「そっか………」
「本間に何もしてないねん。
でも彩矢は信じられへんって…
俺・・・・・っ。」
前のテーブルを
力いっぱい殴った。
:09/07/06 17:24
:N01A
:om4N1tfs
#722 [ヒロト]
「あたし彩矢の所に
行ってくる…。」
じゅりは挙動不審で俺の前から
一瞬でいなくなった。
「ありゃ〜じゅりびびったな…
まぁいいっか。で?ヒロト
今日の花火で泊まりも最終で
ケンカしたまんまでいいん?」
俺は黙って下をみた。
:09/07/06 18:41
:N01A
:om4N1tfs
#723 [ヒロト]
「まぁ花火まで時間あるし
今日はゆっくりするか!!」
「ごめんな…?」
「いやいや…むしろ助かった。
じゅりキレた所見れたし
恐かったけどさ…
じゅりのメシもセーフ!
見てみろよ?あれを」
指さす方には奇妙なものが…
:09/07/06 18:42
:N01A
:om4N1tfs
#724 [みみ]
:09/07/06 21:07
:P905i
:Au0TKXDw
#725 [ヒロト]
:09/07/07 11:49
:N01A
:kmBGlOFc
#726 [ヒロト]
「なんだありゃ?」
みくは鍋を抱えて
テーブルの前に置いた。
「肉じゃがやで?これ」
みくは吹きながら笑った。
肉じゃがって黒いっけ?
てか肉焦げてるしさ
じゃがいも原形なく崩れてる。
:09/07/07 12:25
:N01A
:kmBGlOFc
#727 [ヒロト]
「肉と芋でこんなにも
不気味なもん作れんだな…
っかあいつは朝から俺達に
肉じゃが食わせようと
してたのか・・・選択ミス」
「俺じゅりと結婚したら
毎日胃薬いるんやろな〜
って胃を強くせな死ぬやろ」
なんていいながらも鍋を
箸でつついて肉じゃが?を
食べてるみくがいる。
「お前ほんまに優しいな?
そんなん食べたら病気なんぞ?」
「じゅりが喜んでくれるなら
病気なってもいいわ♪」
:09/07/07 22:16
:N01A
:kmBGlOFc
#728 [ヒロト]
俺は彩矢が料理上手くて
心からそう思った。
やっぱ女の手料理ってのに
男は弱いもんやねんな。
「ヒロト食ってみ?」
鍋を覗けばたくさんあった
肉じゃががもう四分の一。
「じゃどんなもんか…」
俺は一口食べてみる事にした。
もちろん優しい俺の感想は…
「どう?ヒロトさん」
:09/07/07 22:17
:N01A
:kmBGlOFc
#729 [ヒロト]
「にがっ!!焦げの味しか
しいひんやんけ……
こんなん食べたら本間に
ガンなってまうで?」
みくは笑いながら鍋を口にあて
全部平らげてしまった。
「あんたはすごい・・・」
「お前まずかったん?
俺的には今日のまだましやで?
全然食えるやんけ〜」
こいつ舌狂ってるんちゃうか?
違う…頭が狂ってるんや…
「末永く幸せに…〜」
:09/07/07 22:19
:N01A
:kmBGlOFc
#730 [ヒロト]
みく?本間はわかってる。
お前これ食べるのに水で必死に
流し込んでたん見てたで?
じゅりのこと好きやから
泣かしたくないから優しいん?
「なぁ?ヒロト………
俺はお前を間違ってるとか
そんなん思ってないで。
でも意地はってるだけで
何がかわるねん?」
「・・・・・・・。」
「好きなら好きやろ?
お前の思いちゃんとぶつけろ?」
:09/07/07 22:21
:N01A
:kmBGlOFc
#731 [ヒロト]
「うるせぇ〜よ!!ばーかー」
俺とみくは顔合わせて笑った。
俺の口の中はまだほんのりと
苦い肉じゃがの味がする。
でも時間がたつにつれて
にがさもじゅりのぬくもりが
詰まってる優しい味に変わる。
みくはそれを知ってるんか?
「みくぅ〜?」
:09/07/07 22:23
:N01A
:kmBGlOFc
#732 [ヒロト]
階段からじゅりと彩矢が
ゆっくり降りてきた。
「おっじゅり!!何してたん?
彩矢ちん!!おはよう」
「みくさっきはご…
「あっ…お前の肉じゃが
めっちゃうまかったで!」
ありがとう…。」
多分じゅりはみくに謝ろうと
したんやろうけどきっと気まずく
なるのをわかったみくはすぐ
話をかえたんやとおもう。
:09/07/07 22:25
:N01A
:kmBGlOFc
#733 [ヒロト]
「彩矢ちん!ごめん〜
皆の朝ご飯(肉じゃが)を
俺全部食べてしもたから
ヒロトの分作ったって」
彩矢はびくっ体を動かして
俺と目がばっちりあったのに
すっとそらしやがった。
こいつ〜…なんて思って
「別にいらねぇーし」
:09/07/07 22:37
:N01A
:kmBGlOFc
#734 [みー太]
:09/07/09 19:05
:SH905i
:nJTQUxws
#735 [ヒロト]
:09/07/11 11:46
:N01A
:tvyNXbZo
#736 [ヒロト]
俺の腹に痛みが走った。
みくが腹に手をねじりこむよう
殴っていたんだ。
「彩矢ちんよろしくな!
作ってやってな〜」
うずくまる俺を抱えながら
みくはリビングから外へでた。
静かな外で静かな俺達。
:09/07/11 12:14
:N01A
:tvyNXbZo
#737 [ヒロト]
「お前な…手加減って
しっていますか?
可愛い顔して強いとか
お前なんかやってた?」
:09/07/11 12:15
:N01A
:tvyNXbZo
#738 [ヒロト]
「少林寺やってる〜♪
俺のじいちゃんが先生
してたからちっこいときから…
ちなみに二段やで!」
「っ…へぇ〜・・・」
外の階段で二人ならんで
座ってる俺とみく。
「お前さ…何彩矢ちんに
どしてあんな冷たいの?」
「あいつ目をそらしたから…」
:09/07/11 12:16
:N01A
:tvyNXbZo
#739 [ヒロト]
みくは俺をちらみして
深いため息をついた。
「お前は小学生か・・・」
「あ゛ぁ〜〜!もう
俺だってわからん。
なんで自分がこんなにも
ガキみたいにすねて
怒ってるんかわからん」
俺が頭抱えて言うと
みくは大笑いした。
:09/07/11 12:18
:N01A
:tvyNXbZo
#740 [ヒロト]
「それが恋なんです。」
「最悪…ダサ過ぎ」
みくは優しい笑顔で
ただ俺をみてる。
「俺はこれが初恋やねん。
世間一般では遅いやろうけど
今まで女なんてよかったけど
今は女で頭いっぱいやねん…」
:09/07/11 12:20
:N01A
:tvyNXbZo
#741 [ヒロト]
「初めての初恋…いいやん?
彩矢ちんは素敵な子やし
お前ともお似合いやと
俺は思うけどな?」
俺はお似合いって言葉が
じゅりに言われた時以上に
みくに言われればうれしくて
すごい笑顔なってもうた。
「まぁ子供っぽ過ぎたら
彩矢ちんも嫌気さして
しまうやろうけどな〜?」
意地悪なみくの笑顔。
:09/07/11 12:20
:N01A
:tvyNXbZo
#742 [ヒロト]
「………………。」
みくは後ろ急に振り返った。
「じゅり!!やっぱこの気配は
じゅりやったんか〜」
気配ってお前何もんや?
「ほいっ♪隣こいこい〜」
じゃりはみくの隣行って
ちょこっと座ったと思えば
ずっと俺を見だした。
:09/07/15 16:59
:N01A
:wTXIYNE.
#743 [ヒロト]
「あのっ……そんなに
見られましてもね?
何なんですか…?」
俺の中でさっき怒らした
じゅりが怖いっていうか
なんとなき今話したくない人
って感じやった。
:09/07/15 16:59
:N01A
:wTXIYNE.
#744 [ヒロト]
「さっきはごめんなさい…
私っ何もしらないで
ヒロトに怒っちゃって…」
じゅりは下向きながら俺に
何度も何度も誤った。
「じゅり…誤らんでいいで?」
・・・・・・ん?
俺まだそんな事言ってない
「誤らんでいいって〜
お前本間可愛いなっ!」
「ちょっとみくさん?
俺返事してないんやけど
なんでお前がきめる?」
:09/07/21 16:40
:N01A
:ncNhykrA
#745 [我輩は匿名である]
:09/07/21 22:37
:PC
:j9asxZ/s
#746 [ヒロト]
:09/07/23 10:32
:N01A
:7FSde0D6
#747 [ヒロト]
「だってじゅりこんな誤って
かわいそうやねんもん」
「あっそう…?別にいいけど〜」
俺はちょっとそっぽ向いて
階段にもたれかけた。
「ヒロト彩矢わかってたで?
何にもしてないってこと」
「じゃなんであんな態度なん?」
:09/07/23 10:44
:N01A
:7FSde0D6
#748 [ヒロト]
「昨日のコト………
大泣きしたんが恥ずかしくて
ちょっと照れくさかってんや」
「何やそれ…あほらしい」
俺は何で気付かなかったんや?
彩矢はドアで指ぶつけても
皆でボール遊びしておもっきり
顔面にボール当たった時も
家族の話するときも
痛いの我慢して泣かずに笑ってた。
彩矢やから泣いてるのが
弱み見せるのが恥ずかしいって
思うん当たり前やのに
俺は自分のコトばっかで
彩矢のコトちゃんと見てたんかな?
:09/07/23 11:10
:N01A
:7FSde0D6
#749 [ヒロト]
「なっ…なんか恥ずかしい…」
「ヒロトお前はどうする?
彩矢ちん今一人やで」
みくがそう言って俺の方へ
小石をポンと投げてきた。
「いってくるわ!!」
:09/07/28 11:16
:N01A
:/Rd23gIM
#750 [ヒロト]
俺はたち上がり階段を登ろうと
した時じゅりが俺の服掴んだ。
「本当にごめんなさい」
「……ばぁ〜かっ!!
ガラにもないことすんな」
そういうとじゅりはすっと
服を離して笑ってくれた。
:09/07/28 11:16
:N01A
:/Rd23gIM
#751 [ヒロト]
別荘のキッチンのドアを
静かに開けると彩矢がいる。
ほんわかと焼いたパンの匂いが
俺の知らない歌を口ずさんみ彩矢
なんか全てが愛しく感じる。
「なぁ〜につったてんの?
早くしないとご飯さめるで」
いつもの彩矢がいた。
「腹減った〜!!」
俺はテーブルに座り皿を並べる。
彩矢は俺に背を向ける。
:09/07/28 15:21
:N01A
:/Rd23gIM
#752 [ヒロト]
「ヒロト……ごめんね?」
顔が見えないけどきっと
彩矢の必死な照れ隠し。
「ん?何のこと…?」
わかってて聞く意地悪な俺。
だってあんな態度されて
俺も傷ついてんで?
だから仕返し…
「別になんもない!!」
:09/07/28 15:25
:N01A
:/Rd23gIM
#753 [ヒロト]
そういって彩矢は近づき
俺の目の前におかずを運ぶ。
「うそやって彩矢〜悪い悪い!」
「………………馬鹿。」
「・・・・・・?」
彩矢は下むいたまま。
俺は立ち上がり彩矢に近づく。
彩矢を覗きこんでも顔が見えない
:09/07/28 15:26
:N01A
:/Rd23gIM
#754 [ヒロト]
彩矢は俺の胸に顔を当てて
抱き合ってる状態になった。
急に何っ!?俺…何もしてない。
彩矢からですよね?えっ?
内心パニックな俺を
知るよしもなく彩矢は
俺にしがみついてきた。
「彩矢……………?」
すると彩矢は俺の腹を
:09/07/30 14:52
:N01A
:PcF49WDs
#755 [ヒロト]
おもいっきり殴った。
「……………うっ………!!」
もちろん油断して力抜いてた
そんな俺はおもいっきりくらう。
「お前何すんね…………」
起こりながら彩矢を見ると
彩矢はあの日と同じ顔をした。
:09/07/30 14:53
:N01A
:PcF49WDs
#756 [ヒロト]
彩矢と初めて会った橋で
死ぬと叫びながら泣いていた
でも必死で涙をこらえる
俺が弱くなる嫌いな彩矢の顔。
「はぁ〜…。女の子がむやみに
人を殴ったらあかんやろ?」
「…………………………。」
「わかったから。俺が悪かった。」
:09/07/30 14:54
:N01A
:PcF49WDs
#757 [ヒロト]
「…………………………。」
「もう〜なんやねん?」
「一人にせんとってや…
来年何か信じられへんもん
皆、そうやって消えてって
またあたし一人なっちゃうん?」
「えっ…………?」
「嫌や嫌や嫌やっ〜。
みっくんもじゅりも……
ヒロトも消えちゃうっ
いなくなっちようもん…」
:09/07/30 14:57
:N01A
:PcF49WDs
#758 [ヒロト]
彩矢はそう言いながら
俺の胸で倒れるように下へ
崩れて泣き出した。
「どないしてん?彩矢…」
「一人にせんといてっ……」
彩矢はバタっと意識を失った。
:09/08/11 19:57
:N01A
:u/WciZ1w
#759 [ヒロト]
「じゅりお腹すいたー」
「お前さっき食べてたやん?」
「だってぇ………」
ドアの向こうからじゅりとみくの
騒がしい声が聞こえた。
ドアが開くと同時に
:09/08/11 19:58
:N01A
:u/WciZ1w
#760 [ヒロト]
「ちょっときてやっ!!
彩矢が…彩矢がっ……」
パニくりながらね彩矢を
震えた手で抱き締めながら
みく達が気付くように叫ぶ。
「どうしたん?」
じゅりが勢いよく駆け寄り
彩矢の状態を冷静にみた。
:09/08/11 19:59
:N01A
:u/WciZ1w
#761 [ヒロト]
「彩矢ちんもしかして………」
みくが顔を真っ青にしながら
ゆっくり俺とじゅりみた。
「えっ・・・・・死んだ?」
頭パニック状態の俺は
馬鹿馬鹿しいなんて思わず
真剣にじゅりに聞いた。
:09/08/13 15:41
:N01A
:.k6nXjFA
#762 [ヒロト]
「あほっ!!二人してそんな
不吉なコト言わんとってや?
ただ極度のストレスで疲れて
気を失ったってとこちゃう?」
じゅりは俺に指示し彩矢を
ベッドで寝かすように行った。
「お前何でそんなんわかるん?」
「お姉ちゃんお医者さんやから
よく勉強してる時に隣で
ちゃちゃ入れてて覚えたの。
病院手伝ったりしてるし…」
:09/08/13 15:42
:N01A
:.k6nXjFA
#763 [ヒロト]
「じゅり……お前に初めて
俺は感心してる………」
「まぁお姉ちゃん獣医だけど♪」
俺とみくは呆れ顔。
「彩矢と動物一緒にすんなよ!」
「人間も動物と一緒!!」
自信満々なじゅりの顔のせいで
俺とみくは目をそらした。
:09/08/14 10:51
:N01A
:/b0iv2XE
#764 [ヒロト]
彩矢のそばで緊張がとけ
皆ゆっくりくつろぎだした。
「一人なるのそんなに
恐かったんかな?」
俺は知らん間に呟いてた。
「んっ?彩矢…
なんか言ってた?」
「えっ・・・・?あぁ〜」
「何じらしてんねんっ……」
:09/08/14 18:53
:N01A
:/b0iv2XE
#765 [ヒロト]
俺はちょっと考えてでも
やっぱ言うことにした。
「消えちゃうって……」
「消えちゃう?」
みくが首を傾げながら
眉間にしわを寄せた。
「来年なんか信じられへん
一人にせんとってやって
俺らが消えちゃうって
また一人になるって泣いてた。」
じゅりは彩矢のそばに駆け寄り
手をぎゅうっと握った。
:09/08/14 18:57
:N01A
:/b0iv2XE
#766 [れいか
]
関西弁で読みやすぃ★
一気によんぢゃったわ☆
おもろいょ


がんばってな

応援してんで


:09/08/15 03:42
:SH906i
:gtcFzOhU
#767 [ヒロト]
:09/08/15 12:42
:N01A
:Y23sXQTw
#768 [ヒロト]
「小さい時に親なくして
次は恋人亡くして一人で
だから彩矢は大切な人は必ず
いつか失うと思ってる」
なんとも言えん気持ちやった。
一人になるなんて俺には
感じた事ない感覚やし
正直わからんかった。
「彩矢って糞強がりやん?
失恋しても喧嘩しても
先生に説教されても全然
泣いたりしいひんねん」
「そうか?俺会って短いけど
かなり泣いてるところ見たで?」
「彩矢には弱点っていうか
泣くツボ一つだけあるねん。
思い出してみ?全て繋げて」
「彩矢が泣く時は人が関わる。」
「一人とか人が失うときやろ?
彩矢は無意識やけどそん時は
自分の感情セーブ出来んくなる
いわゆるトラウマやな……」
:09/08/21 12:17
:N01A
:cg8uLrnA
#769 [ヒロト]
「あたしアホや……彩矢のこと
わかってるつもりやのに
全然わかってないやん・・・
友達いうて口だけやん…」
じゅりは歯を食い縛って
涙こらえていた。
「俺も何も考えてなかった。
彩矢強いから時々、彩矢の過去を
わすれてまう時がある・・・」
みくは俺達を見ながら
大きいため息ついた。
:09/08/23 19:50
:N01A
:zHTQNl1I
#770 [ヒロト]
「じゅりもヒロトもアホ!!」
急にみくが怒鳴った。
「ちゃうやん?今は今やで?
人の気持ち全て理解するのは
無理なことやから!!だから
もっと別にあるやん?」
「なんやねん…お前にはわから…」
「じゃヒロトに彩矢ちんの気持ち
わかるんかよ?わかるわけないやん
でもヒロトもじゅりもしてること
同情じゃないん?そうちゃう?」
:09/09/18 21:03
:N01A
:hBWPvWrw
#771 [ヒロト]
「みくはなんやねん!
なんでそんなん言えるねん!
お前なんかに言われたないわ
同情なんかちゃう!そんなん・・・」
俺がイライラして反論した。
するとじゅりは泣き出した。
「もうやめようや〜こんなんいやや
彩矢も多分こんなんいややで?」
みくはじゅりを見て立ち上がった
体を椅子にゆっくり座らした。
「・・・・・ごめん。なんか
急に怒鳴ってもうたな。」
「」
:10/03/20 02:12
:N01A
:ud5fyONw
#772 [ヒロト]
静まる雰囲気。
俺はただ下むいてた。
「うち・・・彩矢看病するから
皆ゆっくりしときや?」
「・・・・俺ちょっと寝るわ」
とか言うてみくは部屋に行った。
「ヒロト・・・あたしさぁ
無意識やけど彩矢のこと
時々可哀想なんて思ってた。」
「えっ?」
:10/03/21 11:44
:N01A
:WVqSJ3Ls
#773 [ヒロト]
「小さい時から一人やのに
強がりやしそのくせ泣き虫やし
親死んで恋人死んでって
可哀想って思ってたかも」
俺はリビングの椅子に座って
じゅりの方を見てた。
「だからうち同情って言われて
そうやなって思った。
みくが言うてるとおりやなって
だから彩矢うちに心開いてるようで
実はあんまり開いてないんかな?」
じゅりは目にこぼれ落ちそうな
涙をためながら彩矢に毛布を
かぶせため息をついた。
「でも無意識でも誰もがそう
思っちゃうんじゃないん?
俺かてそう思うことあるで?」
「彩矢の気持ちわからんけど
うちわかってあげたいな…
少なくともうちは一番近くで
彩矢の一番の理解者なって
見方になってあげたい。」
:10/03/21 11:51
:N01A
:WVqSJ3Ls
#774 [ヒロト]
理解者で見方か・・・。
俺もそうなりたいな。
「じゃそうなろうや?」
「ん?」
「彩矢の理解者で見方。
彩矢の気持ちわからんけど
わかってあげる努力ぐらい
俺らにもできるやんな?」
じゅりはきょっとん顔から
急に笑顔なってうなずいた。
俺らには俺らにしかできひん
ことがたくさんあるはず…
:10/03/21 11:55
:N01A
:WVqSJ3Ls
#775 [ヒロト]
それから何時間かたって
彩矢が目を覚ました。
「んっ〜・・・・。」
伸びしながらソファーから
起き上がってあたりを見渡した。
ソファーにもたれかかって
寝ているじゅりに毛布かけた。
「おはようさん〜♪」
「あっ…ヒロト?あたし
なんか寝てたみたい」
:10/03/21 20:14
:N01A
:WVqSJ3Ls
#776 [ヒロト]
「ご飯作って疲れた〜てかゆうて
お前ソファーで爆睡やったで」
俺は彩矢が記憶ないことに気付き
適当に嘘ついてそんな風に言った。
「えっ?洗い物・・・」
「俺がやっといた」
「ほんまに?できたん?」
こいつ俺にどこまで失礼やねん。
「ありがとう!」
:10/03/21 20:24
:N01A
:WVqSJ3Ls
#777 [我輩は匿名である]
777 777 777
777 777 777
777 777 777
:10/03/21 22:58
:SH904i
:VUV7eL6c
#778 [ちゃむ*]
:10/03/22 10:06
:P10A
:u7HzUr0w
#779 [ヒロト]
我輩さん
7ねらいやろ?(笑
ヒロト
:10/03/22 23:22
:N01A
:PPVTic5Y
#780 [ヒロト]
:10/03/22 23:23
:N01A
:PPVTic5Y
#781 [ヒロト]
「で…みっくんは?」
あたりを見渡しながら
彩矢は言った。
「部屋でなんかやる言うてたし
部屋やから俺呼びに行くわ!」
「うん。わかった」
俺はリズムよく階段をのぼり
部屋のドアをノックした。
「はいって〜」
:10/03/23 11:45
:N01A
:ADtVjxhg
#782 [ヒロト]
ドアを開くとみくは背をむけた
状態で何かやってるみたい。
寝てないやんけってちょっと思い
部屋の中にゆっくり入った。
「彩矢目を覚ましたで!」
みくは俺の方を振り返り
「よかったやん!」
いつもと変わらない笑顔だった。
「えっ?じゅりは?」
「あいつ彩矢看病してたくせに
今爆睡して彩矢が看病してるわ
もうどっちがどっちかわからん」
:10/03/23 11:53
:N01A
:ADtVjxhg
#783 [ヒロト]
「まぁええやん!じゅりらしい」
みくはそういいながら
俺に笑いかけた。
「で…今日は何するん?」
今日でこの泊まりも最後。
ちょっと寂しい思いながら
俺は楽しく終わらせたい
って願っている。
「もう酒パやろ?最終日は…」
「やっぱりそうなる?」
俺は笑いながら言う。
みくとは仲良りなんて本間に
自然にできるねん。
男って楽でいいよな…
:10/03/23 23:21
:N01A
:ADtVjxhg
#784 [我輩は匿名である]
:10/03/24 16:25
:PC
:62cgRxfo
#785 [ヒロト]
「じゅり寝てるし俺達で
酒でも買いに行くか?」
俺がみくに言うとみくは
ちょっと考えてから
「彩矢ちんちゃうくても
いいのかな〜?ヒロト君♪」
意地悪そうな顔して
こいつめ・・・
「どっちでもええわ〜」
そういいながら笑った。
:10/03/29 17:30
:N01A
:4YEWg4GA
#786 [ヒロト]
そして結局俺は彩矢と一緒に
酒を買いに行くことになった。
「じゅり疲れてたんやろうね〜」
「なんでなん?」
「だって旅行前から何回も
別荘きて掃除したりな
用意したりどこ行きたいか
自分でこのへん回ったり
してたみたいやから」
多分四人一人一人が同じように
この旅行を楽しみにしてたんや。
:10/04/05 14:58
:N01A
:8v2lYneo
#787 [ゆう]
楽しみにしてます
:10/04/08 02:23
:P905i
:Xmdomfls
#788 [ヒロト]
:10/04/10 16:18
:N01A
:ptUxmz9c
#789 [ヒロト]
「あいつ色々考えてくれたんやな…」
「それに比べてあたしらは
なんもしてないやんな」
たっ・・・・確かに…。
「まぁ…こうやってパシリに
されてるしいいんちゃん?な!」
俺なり必死のフォロー(笑)
「でも…あたしなんもしてない
ヒロト盛り上げたりするけど
あたし皆に迷惑ばっかだし」
しょぼんと下を向きつぶやく彩矢
:10/04/10 17:41
:N01A
:ptUxmz9c
#790 [我輩は匿名である]
あげとく(*´`)
:10/09/20 13:23
:PC
:D1dId8fg
#791 [ヒロト]
「ばぁ〜か…お前はな
いるだけでいいんだよ!」
そう言うと彩矢はすっと
顔を上げて俺をみた。
「・・・・・・・・・?」
「じゅりもみくも彩矢が好きで
彩矢といたら楽しいから…
お前はここにいていいねん。
・・・・・もちろん俺も
そう思ってるからな?」
彩矢はその言葉を聞いて
目を丸くさせながら
ニコニコと笑いだした。
:10/12/22 00:50
:N01A
:uYZt6bzE
#792 [ヒロト]
俺、今さりげなく告白を
したんですが気付いた?
「本当に…。そう思って
もらえてたらいいな」
彩矢はそういいながら
少し早足で歩きだした。
それからスーパーで酒を買い
つまみやおやつを買った。
「やった〜!二千円で結構
お得な買い物できた!」
:10/12/22 00:54
:N01A
:uYZt6bzE
#793 [ヒロト]
「主婦か・・・・・」
そう突っ込みながらも
彩矢が持つ分けた荷物を
さりげなく手にとった。
すると彩矢は荷物を離さない。
「あたしも持つ〜!!!」
「じゃ、こっち持って」
お菓子だけの軽い方渡して
彩矢は満足そうにした。
あっ、彩矢なりの気の使い方か
そうわかった自分がいた。
:10/12/22 00:59
:N01A
:uYZt6bzE
#794 [ヒロト]
スーパーを出ようとした時
目の前にいたおばあちゃんの
買い物袋がちぎれて中身が
床に落ちてしまった。
彩矢はおばあちゃんに近づき
俺達が買ったお菓子袋の
お菓子を抜いて袋を空にした後
床に落ちた品をその袋に入れた。
おばあちゃんはびっくりした
顔をしながら固まっている。
「大丈夫ですか?」
:10/12/22 01:04
:N01A
:uYZt6bzE
#795 [ヒロト]
「えっ・・・はぁ…あ」
おばあちゃんはしどろもどろで
答えているねに彩矢は笑顔で
「袋切れちゃったみたいだから
あたしの余った袋使って下さい。」
俺は彩矢の方に近いていくと
おばあちゃんの近くに子供が
近づいてきた。
「ばぁちゃん!!!」
「あぁ、たっくん。ここだよ〜」
落ちた品を綺麗に袋に入れて
彩矢は優しくおばあちゃんの手に
袋を渡して「気を付けてね」と
優しい声でいった。
:10/12/22 01:09
:N01A
:uYZt6bzE
#796 [ヒロト]
子供がおばあちゃんの袋を
ぐいっと引っ張っている。
「すみません。ありがとう…」
おばあちゃんは何回もその言葉を
繰り返し言って俺に近づきながら
「いいお嫁さんもらって
幸せですね。」
と笑いながらいってきた。
嫁でもなければ彼女でもない。
俺はおばあちゃんに苦笑いして
はいっと頭を縦にふった。
「旦那さんと仲良くね。ありがと」
おばあちゃんは彩矢にそういい
子供の手を引きながら帰っていく
:10/12/22 01:13
:N01A
:uYZt6bzE
#797 [ヒロト]
「ばぁちゃん!!半分こ〜」
子供がそう言うとおばあちゃんは
袋の持ち手を一つ一つにして
子供も二人で持っていた。
「なんかいいね。ああいうの」
彩矢はそう笑いかけながら
出したお菓子を俺が持つ荷物に
素早くいれていく。
そして入れ終わり俺が荷物を
再び持ち上げると
:10/12/22 01:16
:N01A
:uYZt6bzE
#798 [ヒロト]
「ヒロト!半分こ〜」
そういい一つの袋を二人で
持ちながら歩きだした。
スーパーから出ると彩矢は
ボソッと小さい声で
「旦那さんだってさ〜」
と、さっきのおばあちゃんの
言葉を口にした。
俺は恥ずかしくなって
少し下を見ながら歩いた。
:10/12/22 01:18
:N01A
:uYZt6bzE
#799 [ヒロト]
「ヒロトが旦那さんだって。
そう見えたんかな?」
「・・・・・そうちゃう?
俺も嫁さん言われたしな…」
一つの大きな袋なのに
二人で持つと重くない。
結婚とかしたらこんな感じで
一緒にスーパー行ったりして
同じ袋を持って帰るんかな?
「結婚したらこんな感じなんかな?」
「えっ・・・・・?」
:10/12/22 01:22
:N01A
:uYZt6bzE
#800 [ヒロト]
それ、今俺も考えてたってば…
「どうやろうな?」
「こんな感じだったらいいな」
彩矢はそういいながら俺に近づき
「ヒロトと結婚したらなんか
大変そうだけど楽しそう」
そういいながらニコッって
それ反則じゃないですか?
:10/12/22 01:26
:N01A
:uYZt6bzE
#801 [ヒロト]
「じゃ、結婚する?」
俺は彩矢から目を反らして
冗談ぽく…でも内心は真剣に
勝負の言葉を口にした。
「んっ〜…考えものだ…」
彩矢は真剣に悩みだす。
悩むなら振ってくれ・・・
そして俺は何言ってんだ?
こっぱずかしい発言を…
:10/12/22 01:30
:N01A
:uYZt6bzE
#802 [ヒロト]
「でも、ヒロトだったら
幸せにしてくれそうだよね」
彩矢はそう言いながら
俺から顔をそらした。
「俺、結婚したら子供3人!
男、女、男がよくて日曜日には
家族ででかけたいねん」
「いきなりどうしたの?」
彩矢は少しびっくりしながらも
笑っていた。
「そんで毎日晩飯ぐらいは
一緒に食べてくつろいで
楽しそうじゃない?」
彩矢はうなずきながら
「楽しそうだね。」
と言った。
:10/12/23 13:15
:N01A
:6uY2dzus
#803 [ヒロト]
帰り道、俺は自分の将来家庭図を
彩矢に話ながら帰った。
なんでそんな話だったのか
俺自身もわからないままだけど
その俺の未来の隣の人が
彩矢だったらいいのに
そしたら俺が幸せで
彩矢を幸せにしたいと思った。
帰り道、二人歩くはやさは
同じぐらいで袋を二人でもち
その袋であいた距離さえも
もっと近づけと願ってた。
:10/12/23 13:23
:N01A
:6uY2dzus
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