Are you happy now? By ヒロト
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#500 [ヒロト]
「ならうちの店で買ってき!!」
「りんごあめ五百円やろ?
でも彼氏お金ないねん…」
「えっ…お前金もっ…」
彩矢は高いヒールで俺の
素足に近いサンダルを踏んだ。
「あたしもお金ないねん…」
:09/01/11 19:14
:SH704i
:AShYkHuM
#501 [ヒロト]
彩矢は得意の上目使い。
オッサンはニタニタしながら
彩矢に話しかける。
「そりゃ残念・・・」
「お兄さん男前やね?」
おいおい。どうみても
オッサンをお兄さんって
お世辞にもほどがあるやろ。
:09/01/11 22:08
:SH704i
:AShYkHuM
#502 [ヒロト]
「あたしりんごあめ食べたい〜
お兄さん安くして?」
「・・・・・・四百円。」
「えっ?三百円!?
ありがとうね〜」
彩矢は小銭入れに三百円置き
ウインクしてりんごあめを
とり立ち去った。
俺は一瞬の事やったし
かなりあせって彩矢の後を
追い掛けていった。
:09/01/11 22:09
:SH704i
:AShYkHuM
#503 [ヒロト]
「お前、あれは詐欺やぞ?」
「んな事ないやん〜!!
めちゃ優しいおじさんで
彩矢のために安くしてくれた
ってだけじゃないん?」
こいつ小悪魔ちゃうくて
単なる悪魔なんやな。
もしくは大魔王やな…
「あんな技、誰に教わるねん。」
「里菜ちゃん♪」
:09/01/11 22:12
:SH704i
:AShYkHuM
#504 [ヒロト]
「あぁ〜里菜って
彩矢の保護者代わりの?」
「ヒロト知ってるん?」
「ちょっとな・・・・」
確かに里菜さんなら
やりそうやな・・・。
「もう歩き疲れた〜
ちょっと休もうや?」
「あぁそうやな。
じゃ公園で休もう」
:09/01/11 22:13
:SH704i
:AShYkHuM
#505 [ヒロト]
祭の出店道をくぐって
ちょっと歩き公園ヘ。
二人並んでベンチ座った。
「なぁ…ヒロト?
どうやったら過去を
忘れられるんかな?」
彩矢が突然呟いた。
「人間、忘れる事なんて
できひんもんやで?」
彩矢は目をぐるっと開き
ゆっくり口を動かした。
:09/01/11 22:14
:SH704i
:AShYkHuM
#506 [ヒロト]
「嫌な過去も?」
「背負って生きてくねん。」
「それが幸せを遠ざけてても?」
「嫌な過去にはきっと
幸せな未来あるで?
過去が遠ざけるって
過去に縛られてるだけやん。
幸せ何て自分次第やで。」
:09/01/11 22:14
:SH704i
:AShYkHuM
#507 [我輩は匿名である]
:09/01/12 17:08
:F01A
:uiB.GUI6
#508 [ヒロト]
最近いろんな人と出会い
人の過去を知り今を知る。
やからか考える事多くて
感じる事だらけや。
自分自身ちょっと成長した
んやと俺は思う。
「なぁ?ヒロト・・・
あたしも幸せなりたい。
幸せなれるかな?」
確実なんてない。
でもお前のためなら
どんなささいな事でも
馬鹿みたいに笑いたい。
俺は彩矢の顔をみて
にっこり頷いた。
:09/01/12 18:11
:SH704i
:C0nmNL1A
#509 [ヒロト]
「ヒロトー−−!?」
「・・・・・・・ん?」
「ただ呼んだだけ〜♪」
「ばぁ〜か〜」
あん時、俺達はただ
無邪気なだけ。
だからこそ楽しくて
馬鹿出来たんやと思う。
でも公園から出るちょっと前
ふと見た彩矢の左薬指に
キラリ光るペアリングは
正直辛くて残酷な気分に
俺をさせたんやで?
:09/01/13 23:17
:SH704i
:FIffBruo
#510 [ヒロト]
読者様へ
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4106/感想板

500いっゃいました

笑
この小説書いて感想板に
たくさんの感想があります。
ここでたくさんな人の
友達、恋愛、家族、過去、現在
など知る事が出来ました。
書いてある内容が残酷過ぎて
俺自身悲しみと怒りに
襲われた時もありました。
俺はカウンセラーちゃうし
ただの人間やけど

こんな俺が人を感動させて
人の相談乗ってる事すげぇ
こちらが感謝してます。
皆が辛い過去があって
現在がある事知りました。
もう本間に皆へ
Are you happy now?
Byヒロト
:09/01/13 23:29
:SH704i
:FIffBruo
#511 [ヒロト]
「彩矢〜!!ヒロト〜!!」
「あっじゅり〜!!」
10時なったぐらいに
やっと合流出来た俺達。
疲れてるからこのまま
別荘に帰り始める。
彩矢とじゅりは前の方で
あそこの店とあっこの店
食べ物はあっちのがなんて
食べ物の話や金魚すくいで
何匹とったとかとりあえず
しょうもない話してた。
:09/01/13 23:37
:SH704i
:FIffBruo
#512 [ヒロト]
「ヒロトどやった?」
みくが少し小さめの声で
俺に話しかけてきた。
「何がなん?」
「彩矢ちんに告った?」
「えっ!?」
急にでかい声出した俺。
彩矢とじゅりが振り返る。
:09/01/15 00:31
:SH704i
:bL6fEVuM
#513 [ヒロト]
「なーんもしてないんか…
せっかくわざとはぐれて
しゃーなし時間あげたのに」
みくはぶつぶつ言う。
なんかたくらんでたんや。
「告白なんて無理や…」
俺はぼそっと呟いた。
「何でやねんっ!?」
「だってな・・・・・」
:09/01/15 00:31
:SH704i
:bL6fEVuM
#514 [ヒロト]
だって無理やもん。
恥ずかしいし今更やけど
彩矢に嫌われたくない。
今の関係潰れたらって
そんな事しか考えれん。
「弱きのヒロト初めてやな」
みくは俺を見ながら笑う。
「どういう意味や?」
:09/01/15 00:32
:SH704i
:bL6fEVuM
#515 [ヒロト]
「女なんてちょろいとか
恋愛はゲームとか言うて
上辺だけで付き合ってた
お前が弱きな奴やから」
考えてみれば自分でも
ちょっと思う。
彩矢と出会った時から
あの時から少しいや…
かなり変わったんやな。
「まぁ告白なんて何気ない時
ポロっと言うたりすんで?」
「まだするきないから…」
:09/01/15 00:34
:SH704i
:bL6fEVuM
#516 [ヒロト]
「ヒロトと彩矢ちんが
付き合ったら今よりも
めちゃ楽しくなるのに」
みくはボソッとそういい
馬鹿みたいにじゅりの方へ
ちょこちょこといった。
みくと入れ替えに彩矢がくる。
「お祭り楽しかった〜♪」
「久々楽しんだわ…
また行こうな!」
「うん!!」
:09/01/17 09:44
:SH704i
:.EfnAAIs
#517 [ヒロト]
その日は別荘戻るとすぐ
皆ベットで爆睡。
彩矢の寝息が少しうるさくて
でも疲れてるからゆっくり
目を閉じ寝れた。
3時ぐらいやったっけ?
たまたま目が覚めて
喉乾いたからキッチンへ
冷蔵庫開けてゆっくり飲み物をだす。
ガチャンって音と同時に
扉開いたらじゅりがおった。
:09/01/17 14:37
:SH704i
:.EfnAAIs
#518 [ヒロト]
「うわっ!びっくりした〜。
妖怪かと思えばじゅりか…」
「女のすっぴん妖怪言う男
最低やと思いま〜す」
「はは…。すまへんな」
笑いは一緒できえたら
急に静かになった。
「ヒロト…この前ごめん。」
:09/01/17 14:38
:SH704i
:.EfnAAIs
#519 [ヒロト]
小さめのテーブルに
向かい下向きながら椅子に
座るじゅりが小さく見えた。
「えっ・・・・?お前まだ
そんな事気にしてたん?」
ちょっと半笑いなりながら
じゅりの前にジュースを置き
ゆっくり椅子に座った。
:09/01/17 14:39
:SH704i
:.EfnAAIs
#520 [ヒロト]
「辛い話なんやんな?
あんまり詳しくしらんけど
どんな過去あっても
俺は受け止めようと思う。」
「そっかぁ・・・」
「なぁ?気になってる事
ちょっと聞いていい?」
じゅりは顔を上げ俺をみた。
そしたら前後に頭をふった。
:09/01/17 14:39
:SH704i
:.EfnAAIs
#521 [ヒロト]
「じゅりと彩矢の出会いって?」
じゅりは少し笑いながら
ゆっくり話だした。
「彩矢との出会いか〜
うちが小学生三年生の時!
あんときうち今と違って
誰にも心開かんかってん。」
「今はオープンやのにな!」
:09/01/17 14:40
:SH704i
:.EfnAAIs
#522 [ヒロト]
「うるさいわ!
一応こうみえてもうちは
お嬢さまで育てられてきて
でも小さいときからずっと
親の愛情なんてなくてさ?
わがままさえ許してくれた。
回りの大人は金持ちの子供やから
ってだけで優しくするねん」
俺は真剣に話をきいとった。
「人間誰もが裏あるやん?
やから小学生なったぐらいから
ずっと一人でおった。」
:09/01/17 14:40
:SH704i
:.EfnAAIs
#523 [我輩は匿名である]
:09/01/17 22:57
:W61K
:v3PmNQxk
#524 [ヒロト]
:09/01/18 09:09
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#525 [ヒロト]
「家の近くの公園で泣いててん
何で泣いてたんかは
覚えてないねんけど…
泣いてるうちの前にな
全然知らん子がおってん。
んで泣いてるうちに何て
言うたと思う?その子」
「大丈夫?とか・・・?」
「ちゃうねん…泣くな〜!!
って絶叫されてんで?
同い年の知らん子にそんな
絶叫されたら涙止まったわ。」
:09/01/18 11:33
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#526 [ヒロト]
「あはは…どんだけやん」
「その後にその子がうちに
「どしたか知らんけど
泣いてて何なるねん!
泣いてる暇あるならなんかしろ」
っておばはんみたいな事を
いうたりしてさ…本間に
その子が彩矢やってん」
あいつ小さい時からそんな
性格やったんかい・・・
まぁ彩矢らしいけどな?
:09/01/18 11:34
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#527 [ヒロト]
「彩矢だけが初めて
うちをうちと言う人間
として見てくれたし
家柄の事を知ってからも
態度何一つ変えずに
遊んだり喧嘩したりした。」
「へぇ〜。なるほどな。
なんか案外二人って
古い付き合いなんやな」
「そやねん。親友やもん!
だからこの別荘に連れてきた!
ここは大切な場所やねん。
やから特別な人しかいれへん。」
:09/01/18 11:34
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#528 [ヒロト]
特別な人しかいれない特別な場所
彩矢は親友、みくは彼氏
俺も特別なんか?
「俺は何の特別なん?」
「みくの大切な人やから!」
この言葉聞いた時少しだけ
嬉しくなって少しだけ
素敵な言葉やと思った。
「それはそれはありがとう。」
:09/01/18 11:35
:SH704i
:3Tw5yRVQ
#529 [ヒロト]
特別って何かイイナ。
それだけで大切に出来て
大切にしあえるもんな。
じゅりと話は途切れたら
また眠気が襲ってきたから
俺達は部屋に戻る事にした。
部屋のドアをそっと開くと
薄暗い中に彩矢がいた。
「俺、出ていく時起こした?」
「うんん。目覚めただけ…」
:09/01/21 12:16
:SH704i
:N3/Kt1t2
#530 [ヒロト]
薄暗い電球から俺は
そっと電気をつけた。
「・・・・ん?」
彩矢の目が少しはれてた。
なんとなく彩矢が泣いたんかな?
そんな気がしたんや。
「明日、海行くんやてー!!
海とか久しぶりやわ♪」
話止まるとか気まずいし
どしたらいいかがわからんくて
とりあえず話を探した。
:09/01/21 12:16
:SH704i
:N3/Kt1t2
#531 [ヒロト]
「海かぁ〜。早く寝よっと」
彩矢はベッドに体を
小さくして突っ込んだ。
俺は彩矢が枕に顔埋めたのを
見たらゆっくり電気を消した。
「うっ・・・ずっぅ……」
俺が寝よとした時そんな
泣き声が聞こえた。
彩矢が必死で泣き声を
殺してるのがわかった。
:09/01/21 12:17
:SH704i
:N3/Kt1t2
#532 [ヒロト]
「おいっ!!彩矢・・・」
「・・・・な…に?」
「俺、今からまじ寝るし
俺寝だしたら何も聞こえんし
全て忘れるからさ……
今なら俺の悪口言うても
大丈夫やからな?」
「ううぅ・・・・・・」
:09/01/21 12:19
:SH704i
:N3/Kt1t2
#533 [ヒロト]
そういったんはな素直に
泣いていいでとかは
なんか照れ臭いからいえんくて
「あぁ・・・・・・
うっ…………うぅ……」
やからごめんやけど
俺は寝さして頂いたで。
彩矢の泣き声という
心裂けるほどのせつない
子守唄とともに…
:09/01/21 12:21
:SH704i
:N3/Kt1t2
#534 [ヒロト]
俺が朝、目を覚ませば
まだ彩矢はふとんの中で
スースー言いながら寝てた。
俺はベッドに近づいて
彩矢の髪を撫でながた。
「もう大丈夫か?」
彩矢はおぼこい顔を
しながら寝てた。
「んっ・・・・・?
もう朝なん?」
:09/01/21 19:25
:SH704i
:N3/Kt1t2
#535 [ヒロト]
目を擦りながら彩矢が
俺に聞いてきた。
目が少し真っ赤にはれて
彩矢はまだ眠たそうで…
「ヒロト…夜?ごめんな?」
「なんの事?俺、爆睡
やったからな…」
そう彩矢に背を向けて言った。
:09/01/21 19:26
:SH704i
:N3/Kt1t2
#536 [ヒロト]
少し沈黙なって不安なって
振り返れば彩矢は笑って
俺の事見ながら
「いびきかいてたで!」
なんて言った。
「はぁ!?かいてへんし!!」
「もう、ガーガーって
かいてたから・・・・
やからあたし寝不足や」
:09/01/21 19:26
:SH704i
:N3/Kt1t2
#537 [ヒロト]
彩矢はニヤニヤした
また意地悪な小悪魔みたいな
顔して俺をいじめる。
「ヒロトのいびきって
本当にうるさいねんで?」
「ばぁ〜か!!」
彩矢にそう残して
俺はリビングへ向かった。
:09/01/21 19:28
:SH704i
:N3/Kt1t2
#538 [ヒロト]
俺の後にバタバタと音鳴らし
彩矢が来て階段の途中ぐらいで
彩矢が小さい声で
「ありがとう。馬鹿ヒロト」
と囁きキッチンへと
逃げていった。
馬鹿はいらへんやろ?
素直にありがとう言わんかい!
でも、お前本間ずるいわ…
俺今キュン死にしたやん?笑
:09/01/21 19:29
:SH704i
:N3/Kt1t2
#539 [ヒロト]
「今日の朝食は・・・
サンドイッチですよ〜」
じゅりがルンルンで
運んで来る朝食。
俺とみくは椅子座って
子供みたいに待ってた。
料理がセッティングされたら
全員で手を合わせながら
「皆さんご一緒に…」
『いただきます!』
:09/01/22 09:59
:SH704i
:stkwuS1g
#540 [ヒロト]
幼稚園か?ってな…
やっぱり俺達阿保やん?
「今日は海でぇ〜い♪」
みくはサンドイッチを
頬張りながら言った。
「みく…こぼしてるで?」
じゅりがこぼれた野菜を
拾いながら笑ってる。
:09/01/22 18:40
:SH704i
:stkwuS1g
#541 [ヒロト]
「みっ君達ラブラブやな?」
彩矢は紅茶飲みながら
うらやましそうにみく達を
見ながら言った。
「だって好きなもん
同士やもんな〜?」
「なぁ〜♪」
二人顔合わせながら
俺と彩矢を見た。
:09/01/22 18:41
:SH704i
:stkwuS1g
#542 [ヒロト]
「いいな〜ラブラブ♪」
彩矢は笑いながら二人をみた。
みくとじゅりは不思議
そうな顔しながらも
笑いあっていた。
「よしゃ!!海海海!」
一人早く食べ終わったみくが
階段を駆け上がり荷物を
準備しにいった。
:09/01/25 09:31
:SH704i
:kwU7ESTM
#543 [ヒロト]
「本間あいつ子供やな…」
俺はボソッと呟いた。
ふと彩矢を見ると
皿の上に綺麗にこしらえられた
おかずやサンドイッチが
何一つ口に運ばれては
いない様子だった。
「彩矢?どないしたんや?」
「・・・・・・えっ?」
:09/01/25 09:31
:SH704i
:kwU7ESTM
#544 [らん]
:09/01/25 18:11
:D903i
:KHBwjEkw
#545 [ヒロト]
:09/01/26 16:04
:SH704i
:WVW78cG6
#546 [ヒロト]
「ご飯…何も食べてへんから」
彩矢はぬぼっとした顔から
いつもの顔に戻った。
やけに意味深だったから
俺は少し不安になった。
「ただぼっーとさ
してただけだよ!」
彩矢は不思議そうな顔する俺に
気をつかったのか皿のおかずを
勢いよく入れ口に運んだ。
:09/01/26 16:41
:SH704i
:WVW78cG6
#547 [ヒロト]
「ヒロト〜?食べ終わってんなら
早く荷物準備してこい!」
じゅりが俺に近寄りながら
椅子を小さく蹴った。
「・・・・・・・・うん」
不満だったが何かある。
そうなんとなく確信した。
彩矢は俺なんか気にせず
皿の上のご飯をほとんど食べ
他の皿まで手を伸ばしていた。
:09/01/26 16:44
:SH704i
:WVW78cG6
#548 [ヒロト]
その場をゆっくり去っり
階段を駆け上がった。
下から見えない位置ぐらいで
階段に座り話てるのを
必死で静かに聞いた。
「彩矢…もういいで?」
じゅりが彩矢の肩に手を置き
少し彩矢を揺さぶった。
彩矢がにぎりしめていた
ホークが皿の上にカタンと
音をたてて落ちた。
:09/01/26 16:47
:SH704i
:WVW78cG6
#549 [ヒロト]
「うっ……うっ・・・」
「彩矢・・・・」
多分彩矢は泣いてたんだと思う。
なんでか何てわからんねんけど
彩矢の泣き声は見えてなくても
息使いから小さい声から
震えてる感じからわかる。
「彩矢。ちょっと休み?」
「あたしあかんわ……
あの頃と何も変わって
やだょ・・・・・」
:09/01/27 13:41
:SH704i
:v6tAGDV.
#550 [ヒロト]
小さく呟いた声を必死で
俺は前のめりなりながら
聞いていた。
「彩矢・・・・」
俺は唇噛み締め呟いた。
「ゲホッゲホッ・・・・」
「あぁ…ほら全部はけ!」
「うぇっ・・・・・・」
:09/01/27 13:42
:SH704i
:v6tAGDV.
#551 [ヒロト]
あぁゲロか・・・。
大丈夫なんか?
彩矢が吐き出してる声と
同時に泣き声もする。
「お前悪趣味やな…」
声に慌てて振り返れば
ニヤニヤした顔したみくが
階段のてっぺんにいた。
「・・・みくかよ」
:09/01/27 13:43
:SH704i
:v6tAGDV.
#552 [ヒロト]
俺は立ち上がりすぐに
みくの近くにいった。
「うるせぇよ馬鹿!」
「一時間後にリビング集合
お前それまで俺の部屋来いよ?」
いつも馬鹿なみくが
真剣な顔しながら聞く。
一時間もしないうちに
じゅりが部屋に入って来た。
:09/01/28 16:06
:SH704i
:1S0zRX1E
#553 [ヒロト]
「お待たせ〜」
「彩矢ちんは?」
「あぁ今日はやめとくって…
あたしらだけでも
行っておいでだって」
「そっかぁ・・・・・」
じゅりとみくの部屋の
ひくらませたビーチボールに
浮輪などか置いてあった。
:09/01/28 16:06
:SH704i
:1S0zRX1E
#554 [ヒロト]
「お前達、二人で行ってこい!!
せっかくなんやしさ?
それに彩矢面倒俺見るし
体調よくなるしだいさ
すぐ連れていったれし」
じゅりは困った顔しながら
俺とみくを交互に見た。
「じゃ、ヒロト頼みま!」
「えっ!!」
「じゅり?彩矢ちん心配?」
「あっ…当たり前やん」
「じゃヒロトに任せ?」
:09/01/28 16:07
:SH704i
:1S0zRX1E
#555 [ヒロト]
みくは俺を見ながらまた
目線をじゅりにやった。
「ヒロトなんやかんやで
気がつくしな?
ヒロトもこういっとるし」
「えっ・・・・でも…」
「大丈夫やって!
彩矢が体調戻れば
すぐ海行くから!」
:09/01/28 16:19
:SH704i
:1S0zRX1E
#556 [ヒロト]
じゅりの話なんて聞く気は
まったくなかった。
だってお前が言う通りしたら
皆残って彩矢を余計に
苦しめる事なるだろうし。
みくもそれわかってたんやろ。
「皆残ったら彩矢ちんを
責めるみたいなるし
じゅり残っても彩矢ちんは
絶対気をつかうやん?僕に」
:09/01/28 16:19
:SH704i
:1S0zRX1E
#557 [ヒロト]
「・・・・・・・・・。」
しばらくじゅりは黙りこんだ。
そのあと囁くような声で
「ありがとう」
といった。多分じゅりも
海に行きたかったんやろ。
本当は皆揃って…
「任しとけ!!
楽しんで来いよ!」
そういい俺はじゅりの
背中をポンっと押した。
じゅりは笑いながら
荷物を取りみくに近づいた。
:09/01/28 16:21
:SH704i
:1S0zRX1E
#558 [ヒロト]
みくたちが海へ行くのを
見送った俺はキッチンにいた。
「よし・・・・・。」
俺は冷蔵庫から色々出した。
俺がキッチンで獲得して
一時間後にできたのは
死んだばぁ〜ちゃんが
教えてくれたチャーハン。
「で・・・出来た!!」
:09/01/29 23:35
:SH704i
:rzRJohMc
#559 [ヒロト]
白菜がメインのチャーハン。
俺が大好きやった料理。
俺は彩矢が休んでる部屋を
二回ぐらいノックした。
「はいっ・・・・」
扉が開いたら彩矢が
眠たそうな顔しながら
扉からひょっこり
顔を出していた。
:09/01/30 23:47
:SH704i
:APcxEvI2
#560 [ヒロト]
「えっ!?ヒロト…」
「飯出来たから降りて来いよ」
「あっ……はい。」
階段を降りる俺の後ろに
ゆっくり彩矢も降りた。
「えっ〜やばい〜!!」
テーブルにセッティングされた
チャーハンとお茶とサラダ。
見た目だけでも綺麗にと
必死で俺はセッティングした。
:09/01/30 23:47
:SH704i
:APcxEvI2
#561 [ヒロト]
「ほいっ!!早く食べよや」
彩矢が椅子に座るのを待ち
俺は彩矢の前の椅子をひいた。
「ありがとう・・・って
なんでヒロトおるん?」
「だってじゅりとみくの
邪魔したくないしさ
お前一人にするのもな
やっぱり嫌やから…」
:09/01/30 23:51
:SH704i
:APcxEvI2
#562 [ヒロト]
「・・・・・ありがと」
「で大丈夫なん?」
俺が聞くと彩矢は小さく
縦に首をふった。
彩矢は手を合わせ頂きます
した後チャーハンを一口
パクッと食べた。
「あっ…おいしい!!」
俺は心をホッとさせて
俺もチャーハンを食べた。
:09/01/31 09:41
:SH704i
:hAxz/74s
#563 [ヒロト]
「これ、ヒロト作ったん?」
「当たり前やんけ?」
「柄にもなく料理ね…
これで何人の女落としたんだ?」
彩矢は意地悪そうな顔して
俺にニヤニヤ聞いてきた。
「俺は残念ながら女のために
料理なんか作った事ありませんー」
「えっ?嘘やん!」
:09/01/31 09:47
:SH704i
:hAxz/74s
#564 [ヒロト]
こいつ失礼やな…
「作ってもらう方が好きやもん♪」
彩矢は俺を無視してチャーハンを
半分ぐらいまでくってた。
「でもめちゃおいしい…」
「俺のばぁちゃんが作れば
何十倍も上手いねんで?」
:09/01/31 09:48
:SH704i
:hAxz/74s
#565 [ヒロト]
「ばあちゃんおるん?」
「俺が小学校入る前に
死んでもうてんけどな」
彩矢は気まずそうに
お茶を飲んだ。
「俺、ちっこい時めちゃ
ばあちゃんっ子やって
おかんよりばあちゃんのが
好きやってんやんか」
:09/01/31 09:49
:SH704i
:hAxz/74s
#566 [ヒロト]
「うんうん。」
「おかん仕事で夜遅くなる時
ばぁちゃん飯作ってくれて
ばぁちゃん倒れてから
の手伝いするようなって
チャーハン覚えてん」
彩矢は微笑みながら
話を聞いてくれた。
:09/01/31 13:29
:SH704i
:hAxz/74s
#567 [ヒロト]
「姉貴と兄貴は料理とか
出来ひんから…やから
俺もしゃーなしみたいな?」
「アハハ…そっかぁ」
彩矢は最後の一口を
パクッと口に入れて
笑いながらもう一度俺に
「めちゃおいしいで♪」
といってくれた。
:09/01/31 13:34
:SH704i
:hAxz/74s
#568 [ヒロト]
「ありがとう。」
照れながら俺は笑った。
「彩矢、体調はどないや?」
ふと聞いたら彩矢は
唇噛み締めながら
「大丈夫だよ。」
そう消えそうな声ではなした。
「じゃ海行くか?」
:09/01/31 13:34
:SH704i
:hAxz/74s
#569 [ヒロト]
少し彩矢が震えてる事が
見てるだけでわかった。
「やめとくか?」
「ヒロトだけでも
行っておいでや?」
「彩矢が行かんならいい。」
彩矢は下向いたり俺みたり
キョロキョロしていた。
:09/02/01 23:49
:SH704i
:AA9GFWWc
#570 [ヒロト]
「何から逃げてるかは
知らんけど許さん。
逃げんな。彩矢」
「・・・・・・・・。」
「おいっ!!聞いてるんか?」
「あかん。無理やもん。
だってあたしおかしくなる。
多分狂っちゃうし……
死にたくなるもん!
行ったらあかん気がする」
彩矢は突然乱れた。
テーブルに顔近づけて
頭抱えこみながら
涙流して叫びだした。
:09/02/01 23:53
:SH704i
:AA9GFWWc
#571 [ヒロト]
「ヒロトにはわからんねん。
あたしのキモチなんか!
あたし死にたいもん。
今でも自殺考えてるもん。
あたしはあたしは・・・」
彩矢は一人で叫んでた。
俺は最初は見てるだけで
心痛めつけられたけど
「お前のキモチなんぞ
わかるわけないやろ!!
何が死にたいじゃボケ…
世の中死にたくなくても
死んでまう人かておるねん。
自分一人かわいそうなんか?
悲劇のヒロイン気取りか?」
:09/02/01 23:58
:SH704i
:AA9GFWWc
#572 [ヒロト]
急に立ち上がり彩矢の
むなぐら掴んで叫んだ俺。
彩矢はきょっとんと
何も考えられへんくなったんか
黙り混みながら俺を見る。
「もうええわいっ!!
勝手にせんかい!」
俺は別荘のドアを勢いよく
閉めて外に飛び出した。
怒りの中で前に進み
ふと理性が戻った。
「やってもうた・・・・」
:09/02/02 00:03
:SH704i
:0ZnmVO3E
#573 [あや]
頑張ってください


失礼します


<<1-100
<<101-200
<<201-300
<<301-400
<<401-500
<<501-600
:09/02/02 10:12
:SH904i
:K33X6nzE
#574 [あや]
:09/02/02 10:16
:SH904i
:K33X6nzE
#575 [ヒロト]
:09/02/02 17:34
:SH704i
:0ZnmVO3E
#576 [ヒロト]
別荘の坂道を降りた所で
俺は立ち止まった。
「きまずっ・・・」
別荘に戻ろうとしたが
彩矢に会えば気まずいし
俺は何したらいいかを
ただただ考えてた。
「待って・・・・」
後ろの方で声がした。
震えてる彩矢の声。
:09/02/02 19:14
:SH704i
:0ZnmVO3E
#577 [ヒロト]
「ぁ・・・・・や」
「ヒロト待って・・・
あたし一人にせんとって」
涙だらだら流しながら
彩矢は俺の方へ走る。
「・・・・・・・。」
「ヒロト…ごめん。」
Tメートルぐらいの距離。
彩矢が遠く感じた。
:09/02/02 19:14
:SH704i
:0ZnmVO3E
#578 [ヒロト]
「彩矢…もしお前が
おかしくなりそうなら
俺がとめたるわ。
狂いそうなったら
俺が支えたる。
俺が死を考えるなら
俺があん時みたい止める。
死のうとするならな
俺がめちゃ怒ったるわ」
「うぅ・・・・ヒロト」
「お前みたいな馬鹿女を
俺が世話するしかないやろ?」
俺はにっこり笑いながら
彩矢に近づき頭を撫でた。
:09/02/02 19:15
:SH704i
:0ZnmVO3E
#579 [ヒロト]
「ごめん………ごめん。」
彩矢が近くに感じた。
だって手を伸ばしたらさ
彩矢掴めるねんもん。
でも俺の勘違いやった?
真昼間の太陽が照る中
人通りの多い十字路の端。
俺達は痛いぐらい強く
互いを抱きしめあった。
まるで恋人のように…
:09/02/02 19:16
:SH704i
:0ZnmVO3E
#580 [ヒロト]
「ヒロト…好きやで?」
彩矢が俺の腰にある手を離し
俺から二、三歩離れて
俺が今まで望んでいた言葉を
涙拭きながら言った。
「俺も彩矢が・・・・
「でもやっぱりあかんわ。」
えっ・・・・・・?」
:09/02/02 19:16
:SH704i
:0ZnmVO3E
#581 [ヒロト]
俺の言葉は彩矢の言葉に
一瞬で掻き乱された。
「ヒロトの事は誰よりも好き。
でも1番じゃないねん。
忘れられない人おるねん。」
開いた口が塞がらない。
こう言う事言うんやな?
俺一人で舞い上がってた?
情けない俺……ダサっ
さすが馬鹿男やんな。
:09/02/02 19:17
:SH704i
:0ZnmVO3E
#582 [ヒロト]
「そいつは……前の恋人?」
「・・・・・・・・。」
彩矢は泣きながら頷く。
なんやねん……
泣きたいのは俺やで?
お願いやから泣くなや?
俺の悲しさ薄れてまう
俺お前泣かせたないから
今にも泣きそうな顔して
笑ってるやろ?あほや俺…
なぁ俺今ちゃんとわらえてる?
:09/02/04 08:16
:SH704i
:Hmo.1h6o
#583 [ヒロト]
「……ヒロト・・・・。」
彩矢は俺の胸に飛び付き
俺の中で涙していた。
俺を抱きしめる彩矢の手
抱き返すのはあかんって
わかってても返す俺。
彩矢?抱きしめんのって
さすがに反則ちゃん?
「…………………。」
何分ぐらいたったやろ?
時間なんてわからん。
でも確実なんは俺は笑ってる。
嬉しくもないくせに
自分のためもあるけど
彩矢のためでもあるねんで
俺、笑ってるやろ?
泣きそうな顔して…
:09/02/04 08:17
:SH704i
:Hmo.1h6o
#584 [ヒロト]
「ヒロト海についてきて?
ヒロトおるんやったら
行ける気がするねんな。
この前だってヒロトいたから
海見れたんやと思う。」
キラって光る彩矢のパーカーの
チャックにある俺があげた
キーホールダー。
何となくキモチが落ち着いた。
「ついていくわな。」
:09/02/04 08:30
:SH704i
:Hmo.1h6o
#585 [ヒロト]
彩矢の一歩後ろで
着いていく俺。
黙り込み二人はただ
歩き続けるだけ。
「あんな、あたしの前の恋人
女の子やってん・・・」
海が見えるまでまだまだある。
この前いった時はさ海は
楽しかったから早かったけど
今はめちゃ遅く長く感じる。
:09/02/04 11:59
:SH704i
:Hmo.1h6o
#586 [ヒロト]
「……………。」
「性同一性障害?って
病気で体は女で心は男
そんな病気持ちの子」
「……………うん。」
「名前は明(あかり)。
あたしの初恋の人」
彩矢の過去の話。
聞きたくない。
でも彩矢が話すし
俺に心開いたってさ
わかったから俺は
黙ってきいた。
:09/02/04 11:59
:SH704i
:Hmo.1h6o
#587 [ヒロト]
―――彩矢の話
それは彩矢が中3時。
私立入試が終わった頃。
彩矢は入試合格してて
かなり暇であるサイトで
男とメールしまくってたらしい。
写メある人しか普段は
メールしなかったらしいが
その日はあまりにも暇で
メールを返したらしい。
その相手があかり。
名前はあかり(男)。
彩矢と年も同じで
似たような所ばかり。
:09/02/05 08:54
:SH704i
:Ypk3nxOU
#588 [ヒロト]
あかりと彩矢は毎日
当たり前のように
メールするようなった。
ある日あかりから彩矢に
"電話しいひん?"
みたいな事なり
電話したらしい。
「もしもし…」
「おっ〜出た!俺あかりやで」
少し高い声だけど優しそうで
話をリードしてくれたり
とても話やすい相手やった。
:09/02/08 19:38
:SH704i
:CU3uDdH2
#589 [ヒロト]
「えっ!!あかり地元そこ?」
「そやで〜!彩矢は?」
偶然にもあかりは
彩矢の隣街住みだった。
「逢える距離やん!」
あかりは彩矢を遊びに誘った。
サイトで知り合ったという
点もあり拒否しようと
最初は思ったがやっぱり
あかりに逢いたいという
彩矢のキモチは強かった。
:09/02/08 19:39
:SH704i
:CU3uDdH2
#590 [ヒロト]
「じゃあいつ逢う〜?」
そんなノリから会う事に
なった二人だった。
会う日が決まってからも
毎日のメールばかり。
「会う日が楽しみやな♪」
いつの間にか二人の合言葉。
:09/02/08 19:49
:SH704i
:CU3uDdH2
#591 [ヒロト]
そして二人が会ったのは
肌寒い季節の少し前、秋。
梅田のHEPという建物の
でかい赤の観覧車の下が
待ち合わせ場所だった。
「もう着いたんですけど〜?
遅刻とか最低ですよ?」
待ち合わせ場所で彩矢は
あかりに電話しながら
辺りをキョロキョロ見てた。
:09/02/08 19:51
:SH704i
:CU3uDdH2
#592 [ヒロト]
「彩矢、白のワンピースに
黒ジャケット来てる?」
「えっ…うん。って何処?」
「何処やろな……あっはは
そんなキョロキョロせんでも…
やっぱ彩矢おもろいな!」
「もぅ〜最低!!出てこ…」
背後から彩矢の肩に
手を置くあかり。
:09/02/08 19:51
:SH704i
:CU3uDdH2
#593 [ヒロト]
彩矢は後ろを振り返る。
あかりが笑って
「はじめまして♪彩矢」
携帯を握りしめたまま
カチンと固まる彩矢。
「・・・・・あかり?」
彩矢の目の前には
アメカジみたいな服装に
黒髪ショートに綺麗な顔。
男にしては細身で小さい
あかりがいた。
:09/02/08 19:52
:SH704i
:CU3uDdH2
#594 [ヒロト]
「なっ…なんやねん?」
「…………あかり。」
「そやで?どしてん?」
不覚にも彩矢はあかりを
この時から一目惚れ
みたいな感じで好きになった。
「あたし…あかりヤンキーって
イメージやったからさ?
ちょっと安心したわ。」
「はぁ!?何でやねん!
めちゃ真面目やからな?」
これがあかりと彩矢の出会い。
:09/02/08 19:52
:SH704i
:CU3uDdH2
#595 [☆ЯЙÅ☆]
昨日から1日でここまで読みました

書くの疲れるけど頑張ってやぁ

先が気になるわ

:09/02/09 21:27
:P905iTV
:G3ikz3Rs
#596 [ヒロト]
:09/02/10 10:01
:SH704i
:.V4qx90.
#597 [ヒロト]
彩矢とあかりは会った日から
週一のペースで会い遊んだ。
会うたび彩矢はあかりへの
キモチが膨らんだ。
キモチが膨らんだら欲がでる。
自分のものにしたい…
特別になりたいっていう
欲がでるねんな?
「あたしあかりが好き!」
会って二ヶ月ぐらいに
彩矢があかりへ告った。
あかりの答えは
:09/02/11 00:09
:SH704i
:N7VDXVW.
#598 [ヒロト]
「俺、彩矢が思ってるほど
いい男じゃないで?」
という返事だった。
「あかり彩矢の事嫌いなん?」
いい男ちゃうとか…
あたしが思ってるほど?
あんたあたしがどういう風に
あんた思っとるか知ってるん?
「あたしは…あかりが
好きなのに・・・」
「なぁ?彩矢……」
:09/02/11 00:14
:SH704i
:N7VDXVW.
#599 [ヒロト]
「俺は彩矢が好きやで…?
でもな・・・彩矢ちょっと
質問してええか?」
急なあかりの質問だった。
「えっ…うん?いいけど」
何をききたいんやろ?
あかりはって思い耳をすませる。
:09/02/11 00:18
:SH704i
:N7VDXVW.
#600 [ヒロト]
:09/02/11 00:24
:SH704i
:N7VDXVW.
#601 [ヒロト]
「もし俺が宇宙人でも
俺の事好き?」
真剣な顔で声を震わし
下を見ながら言うあかり
「何考えてんの?あたしは
あかりっていう一人の人間が
大好きなんやで?」
彩矢が言うにはその時
あかりは泣いたらしい。
彩矢に聞こえないよう
必死に歯を食いしばって。
:09/02/14 19:26
:SH704i
:HvoFUbc.
#602 [ヒロト]
彩矢はその時あかりのそばに行き
ゆっくりあかりを抱きしめた。
あかりが泣き止んだら
その日はあいまいなまま
二人は別れた。
彩矢はあかりが好き。
その事は何も変わらずに
その日あかりからメールがきた。
内容は考える時間が欲しい。
そんな感じのメールだったらしい
それから一ヶ月半がたった。
:09/02/14 19:27
:SH704i
:HvoFUbc.
#603 [ヒロト]
「絶対ふられた〜〜」
じゅりにかけより彩矢は
泣きそうになりながら
ずっとじゅりにもたれる。
「あかり君から返事ないん?」
あれから一ヶ月半たっても
メールも電話もなくなり
いわゆる音信不通になった。
:09/02/14 19:28
:SH704i
:HvoFUbc.
#604 [ヒロト]
「もう一回メール送れば?」
「…………もうこれ以上
嫌われたくないもん。」
「……………………」
「一ヶ月やで…かなりやん
もうこのままさよならなん?」
ついに涙こぼしながら
彩矢はなき叫ぶ。
「じゃ諦めたらええやん」
「何回も諦めようとしたよ?
でも無理やねんもん…
初めてこんなに好きなって
やのにもう終わりなん?」
:09/02/14 19:33
:SH704i
:HvoFUbc.
#605 [ヒロト]
じゅりは黙り彩矢の話を聞く。
泣く彩矢の頭を撫でながら
大丈夫だよと何度も囁く。
「じゃもう…次送るメールで
最後にしたらええやん?
最後に自分の気持ちを
送ったらええやん?
これで一日待っても
かえってこなかったらさ
ちゃんと諦めようや?」
「うっ……うん」
「メールかえってきて
いい結果なら一緒に
あかり君一発殴ろ!
悪い結果なら………」
:09/02/14 19:34
:SH704i
:HvoFUbc.
#606 [ヒロト]
「………………?」
「焼き肉やけぐいやな!」
「何それ…………
本間アホみたい…
あはははあははは……」
彩矢は笑いながら泣く。
「本間にアホやわ………
じゅりありがとう…」
「何言うてるん?友達やん」
そして彩矢は
メールを送った。
:09/02/14 19:35
:SH704i
:HvoFUbc.
#607 [ヒロト]
――――――――――
あかりへ
何回もごめんなさい。
なぁあかり…あたしはな
あかりが好きやで
やから振るならふって?
中途半端だけはせんといて
あかりがすきやから…
返事待ってます。
あやより
―――――――――――
不安を抱えながらって
返ってくるわけないって
ずっと思ってた。
でもどっかで人間やから
信じてるんかもな?
アホやんな人間ってさ
:09/02/14 19:35
:SH704i
:HvoFUbc.
#608 [ヒロト]
やっぱり一日たっても
メールはこなかった。
「じゅり……やっぱりメール
来なかったんやけど
諦めなあかんよな?」
昼休みのざわめく教室の端で
じゅりと彩矢はご飯をたべず
ずっと話ていた。
「1日って決めたしな?」
:09/02/14 19:36
:SH704i
:HvoFUbc.
#609 [あかり]
:09/02/14 22:07
:SH906i
:Jqo5nEc2
#610 [ヒロト]
あかりさん
そういうのやめて下さい。
ヒロト
:09/02/15 10:55
:SH704i
:Wr4H.Kk.
#611 [我輩は匿名である]
:09/02/15 21:44
:SH903i
:OKCz9UmE
#612 [我輩は匿名である]
:09/02/16 20:02
:N01A
:ellKplCk
#613 [ちい]
更新まだですか

?
.
:09/02/18 15:07
:P905i
:R/fdijLQ
#614 [ヒロト]
読者皆様へ
アンカーやコメント
ありがとうございます

一週間程風邪をひいて
仕事に追われ書くに
書けない状況でした

すみません…
:09/02/21 00:49
:SH704i
:SRfYz5y2
#615 [ヒロト]
学校で泣きながら彩矢は
震える手つきで携帯の
電話ボックス開き
(あかり削除しますか?)
「………………ぅぁ
はいっ…………………」
いいえを押したくなる気持ちを
押さえながらはいをおす。
「あかり………あかり…」
:09/02/21 00:49
:SH704i
:SRfYz5y2
#616 [ヒロト]
泣きながらあかりを叫ぶ。
じゅりは彩矢を抱きしめて
頭を撫でながら
優しい言葉をかけた。
「もぅ…彩矢……
大好きやったんやな?」
「はじめましてこんな
好きになったのに…
大好きやったのに…」
泣きながら言う。
その日は彩矢はじゅりと
学校サボったらしい。
:09/02/21 00:50
:SH704i
:SRfYz5y2
#617 [ヒロト]
あかりと音信不通なって
二ヶ月近くなった時。
〜〜〜〜〜〜♪
「えっ…非通知からやん」
なんとなく出た。
「・・・・・・。」
「彩矢か・・・・?」
聞いた事ある懐かしい声。
でも記憶があいまいで
思い出せないが不安になる。
:09/02/21 00:50
:SH704i
:SRfYz5y2
#618 [ヒロト]
「・・・・・・だれ?」
「あかりやで……」
ただその一言がどれだけ
嬉しくて待ってたか…
「えっ…彩矢?」
「………………馬鹿!」
「・・・・・・・」
黙り込んだあかりは
声が消えかける。
:09/02/21 00:51
:SH704i
:SRfYz5y2
#619 [ヒロト]
「もう二ヶ月待ってんで?
やのにやのに…あきらめた
あきらめた時になんで
こうやって連絡とるん?」
「ごめんな?彩矢…」
好きな人に謝られたら
許しちゃうやろ?
「あかりはずるい…」
「……………………。」
「大好きだよ?」
再び黙り込むあかり。
:09/02/21 00:53
:SH704i
:SRfYz5y2
#620 [ヒロト]
「もう二ヶ月待ってんで?
やのにやのに…あきらめた
あきらめた時になんで
こうやって連絡とるん?」
「ごめんな?彩矢…」
「あかりはずるいよ…」
彩矢の泣き声だけ
二人の沈黙だけ
今時間が止まってる?
「あんな…二ヶ月っていう
時間をかけて考えた。
一ヶ月は俺自身が彩矢を
好きなんかどうか…」
「……………………。」
:09/02/21 13:28
:SH704i
:SRfYz5y2
#621 [ヒロト]
「もう一ヶ月は俺について
彩矢が受け止めてくれるか
ずっと考えててんな?」
だんだん声が震えるあかり。
「俺、実は女やねん…」
「っえ?」
真剣な話やったしまさか
冗談じゃいとも思った。
俺、女ってどゆこと?
:09/02/21 13:28
:SH704i
:SRfYz5y2
#622 [ヒロト]
「正真正銘の女やねん…」
「………………。」
「性障害の病気でな…
体は女で心は男みたいな」
「……う…………そ…?」
急な告白に彩矢は真っ白。
どうしたらいいん?
なんで?どういう意味?
:09/02/21 13:28
:SH704i
:SRfYz5y2
#623 [ヒロト]
「やからさ…俺みたいな
怪物やめとけって」
あかりは自分を怪物だといった。
毎日遊んで時あかりに
"今まで何人彼女いた?"
って聞いた事がある。
あかりはいないといった。
そのあと小さい声で
怪物だからって…
「怪物なんかちゃう!!」
:09/02/21 13:29
:SH704i
:SRfYz5y2
#624 [ヒロト]
「彩矢は優しいな……」
「あたし言ったやんな?
あかりっていう一人の人間が
本間に好きやってさ…
男でも女でもそんなんは
どっちでもいいから…」
「…………………。」
「あたしはあかりのことが
本間に大好きやねんで?」
「っ…俺も彩矢が好きやで」
震える声が電話ごしで聞こえ
あかりと彩矢は付き合った。
:09/02/21 13:52
:SH704i
:SRfYz5y2
#625 [ヒロト]
彩矢が海を見ながら頬に
涙を流し話し出した。
「あたし女とか男とか
関係ない思うし
好きなれば止められへん
そう思うねんな?」
前の俺にはわからんかったけど
今ならわかるで?
好きなれば止まらんし
諦めつきにくいよな。
:09/02/21 13:53
:SH704i
:SRfYz5y2
#626 [ヒロト]
「他人が軽蔑つたりさ?
祝福されない恋愛だって
あたしわかったんだけど
でもあかりだったから
付き合えたんやで?」
彩矢は俺に真剣に話す。
人間って過去あって
今があるねんな。
彩矢の涙いっぱいの
過去は聞きたくないけど
話てくれるなら聞くで?
やから泣かんとって?
「あかりはずるいよ…
いつでもいつでも。」
:09/02/21 13:54
:SH704i
:SRfYz5y2
#627 [か]
:09/02/21 16:11
:D705i
:tL8dNa8A
#628 [ヒロト]
アンカーありがとう


:09/02/22 14:31
:SH704i
:/FCuY.zA
#629 [ヒロト]
海がキラキラしてた。
彩矢が涙を流してた。
今、時間が止まってた。
「…………辛かったな?
でも大丈夫やで……」
抱きしめたかったけど
すぐ彩矢が離れていきそうな
そんな気がしたから
俺は彩矢の頭を撫でた。
:09/02/22 15:04
:SH704i
:/FCuY.zA
#630 [ヒロト]
「人が…誰かが離れて
離れていきそうで怖い…」
「大丈夫やで?俺もみくも
じゅりだって絶対に
お前から離れへんから」
少し彩矢が落ち着いた時
みくとじゅりとたまたまあった。
目がはれてる彩矢を見て
今の状況を理解する。
「なぁ今日バーベキュー
しいひん?みんなでな♪」
:09/02/22 15:05
:SH704i
:/FCuY.zA
#631 [ヒロト]
みくが言うとじゅりは
「やなぁ〜♪じゃ〜さ
今から買い物行く人と
バーベキュー用意する人
グッパーでわけよ〜!!」
こいつら状況読めてないな…
「グッパーグッパーグッパッパ♪」
急なグッパーでも
俺と彩矢は対応する。
:09/02/22 15:06
:SH704i
:/FCuY.zA
#632 [ヒロト]
グーがみくと彩矢
パーがじゅりと俺。
えっ?予想外の別れ方…
「……………決まったな?」
多分みくもびっくりしたんやな。
だって初めての組み合わせで
:09/02/22 15:07
:SH704i
:/FCuY.zA
#633 [ヒロト]
「じゅり…変わる?」
「………………我慢する。」
「おいっ!!」
そんな不気味な組み合わせで
やることを決めていく。
みくと彩矢は買い出し。
じゅりと俺は別荘で準備。
:09/02/22 15:08
:SH704i
:/FCuY.zA
#634 [ヒロト]
「まぁええわかれかたかもな
俺は買い出しする場所わかるし
じゅりは準備する場所わかるし
まぁとりあえず各自で
やるべきことしよ!」
みくにしきられるとはな…
そんな感じで俺て彩矢は
少し気まずいままで
その場を離れた。
:09/02/22 20:08
:SH704i
:/FCuY.zA
#635 [ヒロト]
海から少し離れてから
じゅりが突然止まり振り返った。
「よく出来ました〜♪」
「はいっ………?」
「よく彩矢を連れてきたやん」
じゅりは俺に近づき
肘で俺をぐりぐり押す。
:09/02/22 20:09
:SH704i
:/FCuY.zA
#636 [ヒロト]
「まぁ〜な………でも俺、
彩矢にフラれたし…」
「えっ!?なにそれ?」
「あはは〜それ聞く?」
「聞くっ!!」
たちわる…まぁじゅりやし
どうせみくに言うんやから
じゅりから話してもらお
:09/02/22 20:10
:SH704i
:/FCuY.zA
#637 [ヒロト]
「まぁ彩矢の中では俺は
元カレ以上ちゃうし
元カレ忘れられへんねんて」
そっから今日の出来事を話した。
俺は半ベソかきながら
初めての失礼を語った。
「まぁてなわけで〜
フラれちゃいました!」
:09/02/22 20:13
:SH704i
:/FCuY.zA
#638 [ヒロト]
なんか投げやりで笑いながら
俺は目をゆっくりそらした。
前に歩いてるじゅりの
肩がゆっくり震える。
そんな俺を慰めてくれんくて
別にええんやで?じゅり
「お気の毒に〜」
じゅりは半笑いで俺に言った。
「慰めてくれへんの…?」
:09/02/22 20:13
:SH704i
:/FCuY.zA
#639 [ヒロト]
「慰めても虚しくなるだけやで?
それに今まであんた色んな女
泣かしてきたんやろが?
自分が失恋したぐらいで
慰めて欲しいなんてな
世の中甘くないんじゃ…
ボーケ〜………」
じゅりの言う通りやから
何も言い返されへんかった。
あたらめて自分の最低さが
よくわかった。
:09/02/22 20:14
:SH704i
:/FCuY.zA
#640 [ヒロト]
「って言うのはみくから
頼まれていた台詞で
あたし的に工夫した♪
…………でもヒロト
よく頑張ったな?」
なんか涙出そうなった。
嬉しくて悲しくて
彩矢が愛しくて
友達が素敵過ぎて
「ありがとう…」
「あたし彩矢面倒みれるん
ヒロトだけやと思うし
」
:09/02/22 20:14
:SH704i
:/FCuY.zA
#641 [ヒロト]
「本間かよ?」
「強がりで泣き虫な彩矢が
あん時は笑う事なかった彩矢が
ヒロトと出会ってからは
笑ったりするようなって…」
「笑う事なかった?」
あんだけ大阪のおばちゃん
みたいに両手叩きながら
馬鹿笑いする彩矢が?
:09/02/27 02:27
:SH704i
:XsARHJuY
#642 [ヒロト]
「一時感情ない人形みたいな
笑ったり泣いたりしんくて
すごい目が冷めきってて」
そんな時期もあったんや…
そん時の俺はそれぐらいにしか
考えてなくてましてや
今笑ってるならいいやって
かなり人ごとやった。
大切な人の事やのに
「まぁ絶対に絶対に
いつか彩矢を彼女にして
ダブるデートしよな?」
「絶対にいやや…」
「なんでー?あははは」
:09/02/27 02:28
:SH704i
:XsARHJuY
#643 [ヒロト]
じゅりは見た目ちゃらちゃら
して家柄お嬢様って感じは
全然しないんやけどやっぱ
ちゃんとした筋は通ってる。
「じゅり、おおきにな?」
「ばぁ〜か!!仲間やろ?」
そして俺達は笑い合って
でも胸に引っ掛かる何かで
心から笑われへんかった。
:09/02/27 02:34
:SH704i
:XsARHJuY
#644 [ヒロト]
彩矢の前の恋人あかりの
死についた理由がいまだに
よくわからずひっかかってた。
彩矢に聞くのも今更やし
過去をほじくり返して
また泣かせたくないし…
じゅりには気まずいってか
何て言えばいいかがわからな。
そう考えながら別荘に戻った。
その後はいわれるがままに
じゅりに使われぱしられて
みく達の帰りをまった。
:09/02/27 02:36
:SH704i
:XsARHJuY
#645 [ヒロト]
みくと彩矢が帰ってきて
バーベキューの準備が
本格的に始まった。
俺は肉を焼き皆食べている。
俺は中々食べる事が出来ず
必死で肉を焼き始めた。
「あっ…塩ないやん!!
ヒロト買ってこい」
みくが財布から千円だして
俺の前でひらひらする。
:09/02/27 08:12
:SH704i
:XsARHJuY
#646 [ヒロト]
彩矢とじゅりに目をやると
二人は俺から目をそらして
肉に食らいついた。
俺が行かないとあかんねか…
みくから千円受け取り
財布に入れた。
「じゃ行ってくるわ」
『いってらっしゃい〜♪』
お前らな…
携帯をいじりながら
コンビニへ向かった。
別荘からコンビニまでは
5分ぐらいですぐついた。
:09/02/27 08:12
:SH704i
:XsARHJuY
#647 [ヒロト]
彩矢とじゅりに目をやると
二人は俺から目をそらして
肉に食らいついた。
俺が行かないとあかんねか…
みくから千円受け取り
財布に入れた。
「じゃ行ってくるわ」
『いってらっしゃい〜♪』
お前らな…
:09/02/27 11:59
:SH704i
:XsARHJuY
#648 [ヒロト]
携帯をいじりながら
コンビニへ向かった。
別荘からコンビニまでは
5分ぐらいですぐついた。
塩をかごに入れて
あたりを見回してから
アイスを適当に四つ入れた。
「あっ…限定品」
カップヌードルコーナーで
限定夏の何とかっていう
俺が見た事ないものがある。
:09/02/27 19:23
:SH704i
:XsARHJuY
#649 [ヒロト]
"ただでさえみっくんとじゅりに
とまる所とか面倒みてもらって
食費割り勘やねんやから
いらんもん買ったらあかんで?"
頭ん中で彩矢の言葉が
思い浮かんで考えた。
「………買おう。」
俺は限定のヌードルを
カゴに入れてすぐに
レジに向かった。
「ヒロト遅すぎ〜!!」
:09/02/27 19:27
:SH704i
:XsARHJuY
#650 [ヒロト]
俺をぱしらせときながら
じゅりとみくは文句ばっかり
「……………ん!」
俺の前で彩矢が俺を見る。
「どないしたん?」
「はよ塩ださんかいっ!!」
:09/02/27 19:29
:SH704i
:XsARHJuY
#651 [ヒロト]
何故かご機嫌斜めな彩矢。
まさかの俺に八つ当たり…
とりあえず怖いから
俺は彩矢に塩を渡した。
「…………どうぞ」
彩矢は塩を俺から受け取ると
一人ベランダの隅でたそがれる。
「みく〜?じゅり〜?」
:09/02/27 19:29
:SH704i
:XsARHJuY
#652 [ヒロト]
「あっそんな怒るなって…
肉全部食べたぐらいで」
…こいつらちょっとした時間に
人の分まで肉くいやがって
「で?彩矢に何したん!?」
少し怒り口調で言うと
二人は顔合わせた。
:09/02/28 08:03
:SH704i
:/hPhqv4Y
#653 [ヒロト]
「俺風呂入ろう〜♪」
「お背中ながします〜」
二人は俺の話を聞かず
どっかに行ってしまった。
「あいつらめ…」
買ってきたアイスを
冷蔵庫に放り込んで
恐る恐る彩矢に近づく俺。
:09/03/01 12:36
:SH704i
:x8f5agpE
#654 [ヒロト]
「彩矢さん?」
「そこに肉あるから…」
彩矢が指さす方に一人前ほどの
肉が綺麗に置いてあった。
肉を5枚ぐらい焼き
また彩矢の所に行った。
「一人で食べても上手くないし
あの……一緒に食べて
もらえないでしょうか?」
「ふっ…何で敬語やねん…」
:09/03/01 12:37
:SH704i
:x8f5agpE
#655 [ヒロト]
彩矢はそういいながら
いつもみたいに笑った。
俺の向かいに彩矢が座り
チューハイのカンを二人分
開けて俺に手渡した。
(未成年のタバコ、アルコールは
法律で固く禁じられています。)
「………あんたまた
いらんもん買ったやろ?」
「えっ?」
:09/03/01 12:37
:SH704i
:x8f5agpE
#656 [ヒロト]
彩矢の目のやる方を見れば
コンビニの袋がある。
袋の中にはヌードル。
「あんだけ言うたのに…」
膨れっ面になる彩矢に
俺は苦笑いしながら
口に肉を放り込んだ。
「なんぼやったん?
レシート出して!!」
:09/03/01 12:38
:SH704i
:x8f5agpE
#657 [ヒロト]
しっかりしてんな〜
俺は嫌々レシートを
財布からだそうとした時
汚い財布からカードが
ドバッと飛び落ちた。
「何してるん〜?」
彩矢にレシートを渡し
カードなどを拾い集めた。
「………あっ……。」
カードを並び入れてる時
白いかわいらしい名刺が
一つ見つかった。
:09/03/01 12:40
:SH704i
:x8f5agpE
#658 [ヒロト]
「そや!リナさんや」
小さい声で呟いて
名刺をべつの所に移す。
これで彩矢の恋人やった奴の
死がわかるねんな…
知りたいけどやっぱり怖い
そんな複雑な気持ちやった。
:09/03/04 01:11
:N704imyu
:vG12hGh.
#659 [ヒロト]
ご飯を食べ終わり
彩矢と楽しく話した。
「あと二日か…」
少し彩矢が切なそうな
顔して言った。
知らん間に時間すぎて
あと二日で家に帰る。
「なんか早かったな〜」
「楽しかったからな」
:09/03/05 09:55
:N704imyu
:0EbdIp/o
#660 [ヒロト]
「また泊まりしたいな…」
「また来年もしようや?」
「来年もあるかな?」
「ある!絶対にするし!」
俺が自信満々に言うと
彩矢は笑顔なった。
俺も思わず笑顔なって
二人で笑いあった。
なぁ?彩矢…
俺は今日お前にさ一応
ふられてるねんで?
やのにまだお前が
好きで愛しいねん。
諦められへんねん
やから少しでいいから
元カレよりもお前の傍で
笑う時間増やさせて?
:09/03/05 09:56
:N704imyu
:0EbdIp/o
#661 [我輩は匿名である]
書かないんですか(T_T)?
:09/03/16 10:08
:W52S
:qUUthumM
#662 [ヒロト]
読者様へ
すみませんでした。
中途半端で終わらすつもり
ないんで頑張ります。
皆様が応援してくれるなら
ゆっくりでも完結させ
少しでも多くの人に
読んでもらいたいです。
ヒロト
:09/03/29 18:41
:N704imyu
:wSJSpeDk
#663 [ヒロト]
彩矢と二人で小さい
カップラーメンを
つつきあった。
そんな事さえも俺は
幸せんじてたんやな。
部屋に戻ってから彩矢は
テーブルの指輪を手に
小さくほほえんだ。
「ヒロト?明日の朝に
海に連れてって?」
急な発言に空気固まるわ
俺は少し焦り出した。
:09/03/29 18:41
:N704imyu
:wSJSpeDk
#664 [ヒロト]
「大嫌いな海が…
忘れたいねん」
意味なんてわからん。
ただ彩矢は何かを
決意したみたいやった。
「今から行こうか?」
時計の針は11時半をさす。
「今からでもいいん?」
:09/03/29 18:45
:N704imyu
:wSJSpeDk
#665 [ヒロト]
「決めたらすぐせな
知らん間に忘れたり
気が変わるねんで?」
彩矢はぷっと笑って
俺の腕をとりながら
パーカーのポケットに
指輪のケースを入れて
ゆっくり走りだした。
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
黙り込みながら海まで
とぼとぼ歩いた。
:09/03/29 18:49
:N704imyu
:wSJSpeDk
#666 [ヒロト]
「あたしもう一生さ?
恋愛出来ないって
思ってたかも…」
ぼそっと呟きながら
彩矢はパーカーのフード
で顔を隠した。
「はぁ?」
「ヒロトと出会ってから
あたし変わったかも」
「はぁ・・・・?」
:09/03/29 18:54
:N704imyu
:wSJSpeDk
#667 [みー]
:09/03/29 20:34
:SO903i
:2/diTg3c
#668 [ヒロト]
みーさん
アンカーさんきゅ

頑張って書くな!
ヒロト
:09/03/29 20:44
:N704imyu
:wSJSpeDk
#669 [ヒロト]
「あたしヒロトには
なんやかんやで
感謝してるねんで?」
彩矢は俺の胸に頭を
ちょこっとよせた。
「ありがとう」
なんかびっくりして
俺は言葉でんくて
彩矢をぎゅっと抱き締めた。
「あかりの事忘れる。
んで恋をする!」
:09/03/30 10:38
:N704imyu
:o9y27XAk
#670 [ヒロト]
海の匂いがした。
小さな体の彩矢を
抱きしめながら
俺は守りたいとか
離さないとかそんな
ありきたりな事と
愛し続ける事を決めた。
「彩矢?もう海やで?」
小さく頷き彩矢は俺の
服を掴んだまま離さないで
浜辺へ向かった。
「今から何するん?」
「指輪をあかりに返す。」
:09/03/30 11:13
:N704imyu
:o9y27XAk
#671 [ヒロト]
彩矢は指輪ケースを
ポケットから出して
優しく撫でた。
「これあかりの指輪やねん。
あかり死ぬちょっと前に
あかりがあたしにって…」
デザイン?柄のない
シルバーリングが
キラッと光った。
指輪を彩矢は左薬指に
つけて手をはり眺めた。
「全然可愛くないし…
あははっ………」
:09/03/30 11:15
:N704imyu
:o9y27XAk
#672 [あんり]
今一気に読みました

文章力あっていろいろ考えさせられます

:09/03/31 04:06
:SH905iTV
:LmDtQ18Y
#673 [ヒロト]
:09/03/31 12:36
:N704imyu
:6hIYK4gI
#674 [ヒロト]
「指輪あたしよりも
サイズ本間は小さいくせに
見栄はってあたしとサイズ
あわせたんやで?あぁ…
よく指から落ちてたな…」
指輪から光るひかりが
小さいのにまぶしかった。
彩矢の涙がみえた。
「あかりはずるいよ…」
強がって必死で涙を流さず
我慢してた彩矢が崩れ落ちた。
:09/03/31 12:43
:N704imyu
:6hIYK4gI
#675 [ゆん]
更新頑張って
下さい☆
:09/04/04 20:26
:N02A
:lCmPZDYk
#676 [ヒロト]
ゆんさん
ありがとう
ヒロト
:09/04/07 09:41
:N704imyu
:nPmBLopk
#677 [ヒロト]
彩矢の薬指の指輪が
チラチラて光る。
「あたし忘れたい。
全て忘れたいねん…
出会った事も
付き合った事も
恋してた事も…」
涙いっぱいためて
俺の事みんなや?彩矢
今はその大粒の涙を
俺は拭いてやれんやん
恋って切ないな…
:09/04/07 10:06
:N704imyu
:nPmBLopk
#678 [ヒロト]
「彩矢…」
ゆっくり彩矢が指輪を
眺めてから外す。
小さい指輪やのにな…
深い意味もつから
こんなに人を縛るねん
指輪握りながら彩矢は
立ち上がった。
「……彩矢?鼻水……」
:09/04/07 10:07
:N704imyu
:nPmBLopk
#679 [ヒロト]
もう顔ぐちゃぐちゃの彩矢
お世辞でも可愛いなんて
言われへんぐらいやのに
可愛いく愛しいねん
「指輪返すねん…」
「せっかくドラマチックな
事するんやからやるなら
かっこよくしようや?」
こくんこくん彩矢が頷く。
:09/04/07 10:08
:N704imyu
:nPmBLopk
#680 [ヒロト]
「指輪もっといたるから
涙拭いて顔整え…」
彩矢が素直に指輪を渡す。
指輪はやっぱ女のサイズで
ちいさかった。指輪め…
ティッシュもハンカチも
ない俺と彩矢…
彩矢はパーカーの裾で
顔を猫みたいにふいてた。
:09/04/07 10:09
:N704imyu
:nPmBLopk
#681 [ヒロト]
彩矢をみてか
あかりを考えてか
指輪を捨てたらあかん
なんかそう思った。
指輪をジーパンの後ろ
左ポケットにいれた。
そんで俺の右中指の
シルバーリングを外し
指輪を入れ替えた。
「もう大丈夫です…」
:09/04/07 10:10
:N704imyu
:nPmBLopk
#682 [ヒロト]
いつもの彩矢の顔。
目がちょっと腫れてて
でもなんか悲しそうで
「ほらっ…指輪な?」
「えっ〜いっ…」
俺が返した瞬間指輪は
海になげられた。
小さくぽちゃって音と
海の風音が聞こえた。
:09/04/07 10:11
:N704imyu
:nPmBLopk
#683 [ヒロト]
しゃがみこむ彩矢を見て
何したらいいか本当に
わからんかった。
「ヒロト…」
「どうしたん?」
何も話さず黙ってた
彩矢が俺の名前を
よんでくれた。
:09/04/07 16:23
:N704imyu
:nPmBLopk
#684 [ヒロト]
「立てない…ってか
腰抜けたぁ?あはは」
ぷっと笑い俺は彩矢に
手を伸ばした。
震える彩矢の手が声が
手の震動でわかる。
「ありがとう…」
海から別荘の帰り道。
何も話さない俺たち
気付かない間に俺と彩矢は
手を握りながら歩いてた。
:09/04/07 16:24
:N704imyu
:nPmBLopk
#685 [ヒロト]
海から離れていく途中
「ありがとう」って聞こえた。
聞いた事のない事で。
海の音に重なるような
そんなありがとう。
俺はなんとなくあかりだ。
なんてそんな事を思った。
別荘について部屋も
二人きりの俺達。
:09/04/07 16:25
:N704imyu
:nPmBLopk
#686 [ヒロト]
彩矢は急にベッドで
泣き出した。
俺はベッドに行き
彩矢の頭を撫でてた。
多分こん時の彩矢は
全てが崩れたんやろな。
今まで無理して強がって
泣いたりしなかった
そんな仮面が外れたら
崩れだしたんやろな。
「彩矢?大丈夫やで…
今まで頑張ったな。
お疲れさん…。」
:09/04/08 10:07
:N704imyu
:kSchnHAU
#687 [ヒロト]
「彩矢…大好きやった奴を
忘れるとか無理すんな?
忘れるとかそいつちょっと
可哀想やんけ?なぁ……
初めて好きなった気持ちを
大切にしたほうがいいで」
「でも…あたし忘れたい」
「忘れれないくせにまだ
強がってんじゃねぇ〜よ」
「強かってなんかないもん」
:09/04/08 13:31
:N704imyu
:kSchnHAU
#688 [ヒロト]
「今日だけは弱くなれ。
大丈夫や。泣いていいで」
彩矢はゆっくり泣き出した。
俺の胸の中で子供みたいに
俺達はその夜体を寄せ
小さなベッドで寝た。
「んっ…………」
:09/04/08 13:34
:N704imyu
:kSchnHAU
#689 [ヒロト]
本当に知らない間に朝。
まだ隣で眠る彩矢を
愛しく見つめる俺は
小さな幸せ感じてた。
ジーパンで寝たせいか
妙に体が重く痛い。
「着替えるか……」
ジーパンを脱いだ
その時左ポケットの
指輪が下に落ちた。
:09/04/08 13:38
:N704imyu
:kSchnHAU
#690 [ヒロト]
「なんでこれとって
しまったんやろ…?」
今さら後悔してる俺。
ゴミ箱に捨てるのも
ちょっとなぁ…なんて
色々考え指輪を摘み見る。
「彩矢を俺のもんにする!
お前が恨むぐらいに彩矢を
幸せにしたるからな!
彩矢泣かせたらしばく!」
指輪にそう言い俺の財布の
小銭入れに放り込んだ。
ここなら無くさないやろ…
:09/04/08 13:39
:N704imyu
:kSchnHAU
#691 [☆]
:09/04/10 01:58
:SH706iw
:UA1XU1to
#692 [ヒロト]
☆さん
アンカーありがとう
ヒロト
:09/04/12 11:50
:N704imyu
:i5TFB4U6
#693 [ヒロト]
「うっ……ん…おはよ」
彩矢が目を覚まして
俺の方をみる。
彩矢は一瞬固まって
叫びだした。
「ぎゃっーーー!!」
「えっ!?」
着替え最中の俺は
パンいちで…
「この変態っ!!
あたしヤラれたっ?!」
:09/04/12 12:22
:N704imyu
:i5TFB4U6
#694 [ヒロト]
「えっ…?」
彩矢は一人でパニくり
俺を睨みながら叫ぶ。
「なんもしてないて…」
冷静な顔しながらズボンはき
彩矢を見るが内心びくびく。
「あたしら一緒に寝たん?」
「寝たけど何もしてない」
「ヒロトが何もしてないわけ
ないにきまってるやん…」
:09/04/14 22:30
:N704imyu
:WFjibyI2
#695 [ヒロト]
俺そんなひどい男?
てかまじしてねぇーし!!
「昨日ないとるお前をな
必死で慰めててんやで?
ちょっとひどない?」
二人の空気
:09/04/14 23:09
:N704imyu
:WFjibyI2
#696 [ヒトロ]
Are you happy now? byヒトロ
:09/04/15 04:26
:SH905i
:SvBh3fZc
#697 [ヒロト]
:09/04/15 22:06
:N704imyu
:4QPRF66E
#698 [ヒロト]
かなり最悪な状態だった。
「なんやねんって…」
彩矢は俺に背をむける。
そういう所、女ってかなり
めんどくさい…
「なんもしてへんて…」
:09/04/15 22:08
:N704imyu
:4QPRF66E
#699 [◆Tao..BZbLU]
書かないの?
:09/05/29 12:39
:N01A
:565y0Ifc
#700 [さかちゃん]
あげ
:09/05/31 00:09
:W64S
:UJCnb42I
#701 [ポニタン]
書いて下さいよッ


:09/05/31 19:10
:P902iS
:8Yn8kSms
#702 [ヒロト]
読者の皆さん
最新しなくてすみません。
2ヶ月前に盗難にあい
全て消えたデータのせいで
小説が書けませんでした。
言い訳ですが本当にすみません。
ちょっとした出来事があり
このC-BOXを見つけて
久しぶりに来たらたくさんの
人からのコメントがあり
とても嬉しかったです。
ありがとうございます。
書ける範囲で書こうと
思いますのでよろしくです。
Byヒロト
:09/06/29 15:41
:N01A
:s5EqdtXI
#703 [◆Tao..BZbLU]
よっ(*゚ω゚)ノ待ってましたぁ
:09/06/29 16:07
:N01A
:lWfWPTEg
#704 [ヒロト]
「おいっ…彩矢ちゃん?」
彩矢はそっぽむいて
洗面所を向かった。
あぁ…最悪や。何で?
俺は落ち込みソファーに
どすっと乗っかった。
ぼっーとしていると
廊下からドタドタと響く
足音が聞こえてきた。
「ヒロトおはよー!」
みくが勢いよくドアを開けた。
:09/06/30 19:51
:N01A
:lrHyhShs
#705 [ヒロト]
「あれれ?ヒロト君?
顔が死んでるやん
ご飯やで〜!」
「……………。」
俺はこくんと頷きソファーから
ゆっくり立ち上がった。
「なんかあった?」
みくが俺を見ながら聞く。
「……………べつに?」
素直じゃない俺がいる。
:09/07/04 11:03
:N01A
:a8QT7F8g
#706 [ヒロト]
階段を下ってる時に
みくが俺の手に
何かを渡してきた。
「・・・・・・ん?」
手を見ると錠剤二個。
「俺どこも悪くないで?」
薬とみくを交互に見ながら
ぼそっと呟いてみた。
「今から悪くなるねん…」
首を傾げてみくをみる。
:09/07/04 21:57
:N01A
:a8QT7F8g
#707 [ヒロト]
「大きな声出すなよ?
今日の朝飯作ってるんは
じゅりやねん・・・」
俺は頭ん中に少し前の映像が
浮かび鳥肌を立てた。
キャベツを半分まで包丁でさし
なかなかキレないキャベツから
包丁を外しじゅりは手で
キャベツをちぎっていた。
「料理は腕力で勝負や…」
じゅりの言葉が頭で流れる。
:09/07/04 21:58
:N01A
:a8QT7F8g
#708 [ヒロト]
俺はすかさず口に薬を
入れ水を勢いよく飲む。
「悪いけどじゅりは必死で
料理作ってるから食ってや?」
俺は何も答えないで
みくに小さく敬礼をした。
キッチンからのじゅりの鼻歌は
恐ろしすぎるねん…。
俺はすかさず口に薬を
入れ水を勢いよく飲む。
「悪いけどじゅりは必死で
料理作ってるから食ってや?」
俺は何も答えないで
みくに小さく敬礼をした。
キッチンからのじゅりの鼻歌は
恐ろしすぎるねん…。
:09/07/04 22:01
:N01A
:a8QT7F8g
#709 [ヒロト]
「俺、彩矢ちんにも薬
わたしてくるわな!」
「おぉ…あっ・・・彩矢に
……………やっぱり
何でもない・・・。」
みくは俺にビンを渡した。
「お前が薬渡してこい。」
「…………サンキュー」
俺は部屋に戻った。
:09/07/04 22:02
:N01A
:a8QT7F8g
#710 [愛莉]
更新してくれて
嬉しいです


:09/07/05 00:57
:P903i
:Ps0nntkc
#711 [ヒロト]
:09/07/05 01:22
:N01A
:2xwpxAMI
#712 [ヒロト]
部屋に戻ると彩矢がいた。
まだ彩矢は俺をみてくれへん。
「彩矢……」
びくっと体が反応するが
振り返らないままだ。
:09/07/05 23:55
:N01A
:2xwpxAMI
#713 [ヒロト]
「………………。」
なんとなく俺はイラつく。
何もしてないのに…
「薬置いとくから飲めよ。」
俺は強めの口調でそう言い
テーブルに薬と水を置いた。
そのあと音響かせるように
きつくドアを閉めた。
:09/07/05 23:56
:N01A
:2xwpxAMI
#714 [ヒロト]
階段を降りリビングへいった。
「ヒロト………?」
みくとじゅりが俺を見る。
下にまで響いたらしいドアの音
「彩矢とケンカでもしたん?」
じゅりは眉間にシワを寄せ
俺に聞いてきた。
「あんな女もう知らん。」
:09/07/05 23:56
:N01A
:2xwpxAMI
#715 [ヒロト]
ケンカまでいかん。
しょうもない内容や。
でも彩矢は俺のことを
まだ信じてくれてない
なんて思うとなんか
胸がぎゅっと苦しくなった。
お前だけしか見てない。
お前の事で頭いっぱい。
やのに言いたくてもな
気まずくなるだけやろ?今は…
やから言わへんだけやのに
俺の事も少しは考えろ
………ば〜か。
「俺は悪くないっ!!」
:09/07/05 23:57
:N01A
:2xwpxAMI
#716 [ヒロト]
「何ムキになってるねん?」
俺に向かってみくは
飽きれながら言った。
「別にムキなってへんもん」
「ヒロトって起こったら
すねるタイプなんや。意外〜」
じゅりは馬鹿にしてる。
:09/07/06 11:50
:N01A
:om4N1tfs
#717 [ヒロト]
「で?なにがあってん?」
「………………。」
「ためんとってよ…?」
異様な空気。
俺こんなん苦手やのに
「昨日彩矢と一緒に寝た」
じゅりとみくは目がテン…
二人同時に顔を見合わせて
:09/07/06 11:57
:N01A
:om4N1tfs
#718 [ヒロト]
「ぎゃっー―――――!!」
お化けでたみたいに叫んだ。
「寝たけど寝ただけやねん。」
じゅりは俺の胸ぐらを
強く掴み今までみた事ない
怖い顔をしてにらんだ。
:09/07/06 11:59
:N01A
:om4N1tfs
#719 [ヒロト]
「どーゆう意味じゃ?ごれ?
おまはんに彩矢やるなんて
いうてないけんな?
わかっとぅでな?
彩矢に何してくれとん?」
ようわからん方言でキレる
じゅりを俺は冷めた目でみた。
「じゅり?落ち着いて…
話聞こうや。なぁ…」
「おのれはだまっとれ!」
「はい。すみません。」
:09/07/06 12:00
:N01A
:om4N1tfs
#720 [ヒロト]
みく弱っ………。
「昨日、彩矢と夜海行った。」
じゅりの起こって顔が
ピタッと固まった。
「彩矢があかりの指輪を
捨てるいうてついていった。」
みくはたったまま俺をみる。
:09/07/06 17:23
:N01A
:om4N1tfs
#721 [ヒロト]
「指輪捨てた後ここ戻って
ベッドでも泣く彩矢を俺は
ほっとかれへんくて…
んで慰めてたら二人とも
知らん間に寝ててん。」
「そっか………」
「本間に何もしてないねん。
でも彩矢は信じられへんって…
俺・・・・・っ。」
前のテーブルを
力いっぱい殴った。
:09/07/06 17:24
:N01A
:om4N1tfs
#722 [ヒロト]
「あたし彩矢の所に
行ってくる…。」
じゅりは挙動不審で俺の前から
一瞬でいなくなった。
「ありゃ〜じゅりびびったな…
まぁいいっか。で?ヒロト
今日の花火で泊まりも最終で
ケンカしたまんまでいいん?」
俺は黙って下をみた。
:09/07/06 18:41
:N01A
:om4N1tfs
#723 [ヒロト]
「まぁ花火まで時間あるし
今日はゆっくりするか!!」
「ごめんな…?」
「いやいや…むしろ助かった。
じゅりキレた所見れたし
恐かったけどさ…
じゅりのメシもセーフ!
見てみろよ?あれを」
指さす方には奇妙なものが…
:09/07/06 18:42
:N01A
:om4N1tfs
#724 [みみ]
:09/07/06 21:07
:P905i
:Au0TKXDw
#725 [ヒロト]
:09/07/07 11:49
:N01A
:kmBGlOFc
#726 [ヒロト]
「なんだありゃ?」
みくは鍋を抱えて
テーブルの前に置いた。
「肉じゃがやで?これ」
みくは吹きながら笑った。
肉じゃがって黒いっけ?
てか肉焦げてるしさ
じゃがいも原形なく崩れてる。
:09/07/07 12:25
:N01A
:kmBGlOFc
#727 [ヒロト]
「肉と芋でこんなにも
不気味なもん作れんだな…
っかあいつは朝から俺達に
肉じゃが食わせようと
してたのか・・・選択ミス」
「俺じゅりと結婚したら
毎日胃薬いるんやろな〜
って胃を強くせな死ぬやろ」
なんていいながらも鍋を
箸でつついて肉じゃが?を
食べてるみくがいる。
「お前ほんまに優しいな?
そんなん食べたら病気なんぞ?」
「じゅりが喜んでくれるなら
病気なってもいいわ♪」
:09/07/07 22:16
:N01A
:kmBGlOFc
#728 [ヒロト]
俺は彩矢が料理上手くて
心からそう思った。
やっぱ女の手料理ってのに
男は弱いもんやねんな。
「ヒロト食ってみ?」
鍋を覗けばたくさんあった
肉じゃががもう四分の一。
「じゃどんなもんか…」
俺は一口食べてみる事にした。
もちろん優しい俺の感想は…
「どう?ヒロトさん」
:09/07/07 22:17
:N01A
:kmBGlOFc
#729 [ヒロト]
「にがっ!!焦げの味しか
しいひんやんけ……
こんなん食べたら本間に
ガンなってまうで?」
みくは笑いながら鍋を口にあて
全部平らげてしまった。
「あんたはすごい・・・」
「お前まずかったん?
俺的には今日のまだましやで?
全然食えるやんけ〜」
こいつ舌狂ってるんちゃうか?
違う…頭が狂ってるんや…
「末永く幸せに…〜」
:09/07/07 22:19
:N01A
:kmBGlOFc
#730 [ヒロト]
みく?本間はわかってる。
お前これ食べるのに水で必死に
流し込んでたん見てたで?
じゅりのこと好きやから
泣かしたくないから優しいん?
「なぁ?ヒロト………
俺はお前を間違ってるとか
そんなん思ってないで。
でも意地はってるだけで
何がかわるねん?」
「・・・・・・・。」
「好きなら好きやろ?
お前の思いちゃんとぶつけろ?」
:09/07/07 22:21
:N01A
:kmBGlOFc
#731 [ヒロト]
「うるせぇ〜よ!!ばーかー」
俺とみくは顔合わせて笑った。
俺の口の中はまだほんのりと
苦い肉じゃがの味がする。
でも時間がたつにつれて
にがさもじゅりのぬくもりが
詰まってる優しい味に変わる。
みくはそれを知ってるんか?
「みくぅ〜?」
:09/07/07 22:23
:N01A
:kmBGlOFc
#732 [ヒロト]
階段からじゅりと彩矢が
ゆっくり降りてきた。
「おっじゅり!!何してたん?
彩矢ちん!!おはよう」
「みくさっきはご…
「あっ…お前の肉じゃが
めっちゃうまかったで!」
ありがとう…。」
多分じゅりはみくに謝ろうと
したんやろうけどきっと気まずく
なるのをわかったみくはすぐ
話をかえたんやとおもう。
:09/07/07 22:25
:N01A
:kmBGlOFc
#733 [ヒロト]
「彩矢ちん!ごめん〜
皆の朝ご飯(肉じゃが)を
俺全部食べてしもたから
ヒロトの分作ったって」
彩矢はびくっ体を動かして
俺と目がばっちりあったのに
すっとそらしやがった。
こいつ〜…なんて思って
「別にいらねぇーし」
:09/07/07 22:37
:N01A
:kmBGlOFc
#734 [みー太]
:09/07/09 19:05
:SH905i
:nJTQUxws
#735 [ヒロト]
:09/07/11 11:46
:N01A
:tvyNXbZo
#736 [ヒロト]
俺の腹に痛みが走った。
みくが腹に手をねじりこむよう
殴っていたんだ。
「彩矢ちんよろしくな!
作ってやってな〜」
うずくまる俺を抱えながら
みくはリビングから外へでた。
静かな外で静かな俺達。
:09/07/11 12:14
:N01A
:tvyNXbZo
#737 [ヒロト]
「お前な…手加減って
しっていますか?
可愛い顔して強いとか
お前なんかやってた?」
:09/07/11 12:15
:N01A
:tvyNXbZo
#738 [ヒロト]
「少林寺やってる〜♪
俺のじいちゃんが先生
してたからちっこいときから…
ちなみに二段やで!」
「っ…へぇ〜・・・」
外の階段で二人ならんで
座ってる俺とみく。
「お前さ…何彩矢ちんに
どしてあんな冷たいの?」
「あいつ目をそらしたから…」
:09/07/11 12:16
:N01A
:tvyNXbZo
#739 [ヒロト]
みくは俺をちらみして
深いため息をついた。
「お前は小学生か・・・」
「あ゛ぁ〜〜!もう
俺だってわからん。
なんで自分がこんなにも
ガキみたいにすねて
怒ってるんかわからん」
俺が頭抱えて言うと
みくは大笑いした。
:09/07/11 12:18
:N01A
:tvyNXbZo
#740 [ヒロト]
「それが恋なんです。」
「最悪…ダサ過ぎ」
みくは優しい笑顔で
ただ俺をみてる。
「俺はこれが初恋やねん。
世間一般では遅いやろうけど
今まで女なんてよかったけど
今は女で頭いっぱいやねん…」
:09/07/11 12:20
:N01A
:tvyNXbZo
#741 [ヒロト]
「初めての初恋…いいやん?
彩矢ちんは素敵な子やし
お前ともお似合いやと
俺は思うけどな?」
俺はお似合いって言葉が
じゅりに言われた時以上に
みくに言われればうれしくて
すごい笑顔なってもうた。
「まぁ子供っぽ過ぎたら
彩矢ちんも嫌気さして
しまうやろうけどな〜?」
意地悪なみくの笑顔。
:09/07/11 12:20
:N01A
:tvyNXbZo
#742 [ヒロト]
「………………。」
みくは後ろ急に振り返った。
「じゅり!!やっぱこの気配は
じゅりやったんか〜」
気配ってお前何もんや?
「ほいっ♪隣こいこい〜」
じゃりはみくの隣行って
ちょこっと座ったと思えば
ずっと俺を見だした。
:09/07/15 16:59
:N01A
:wTXIYNE.
#743 [ヒロト]
「あのっ……そんなに
見られましてもね?
何なんですか…?」
俺の中でさっき怒らした
じゅりが怖いっていうか
なんとなき今話したくない人
って感じやった。
:09/07/15 16:59
:N01A
:wTXIYNE.
#744 [ヒロト]
「さっきはごめんなさい…
私っ何もしらないで
ヒロトに怒っちゃって…」
じゅりは下向きながら俺に
何度も何度も誤った。
「じゅり…誤らんでいいで?」
・・・・・・ん?
俺まだそんな事言ってない
「誤らんでいいって〜
お前本間可愛いなっ!」
「ちょっとみくさん?
俺返事してないんやけど
なんでお前がきめる?」
:09/07/21 16:40
:N01A
:ncNhykrA
#745 [我輩は匿名である]
:09/07/21 22:37
:PC
:j9asxZ/s
#746 [ヒロト]
:09/07/23 10:32
:N01A
:7FSde0D6
#747 [ヒロト]
「だってじゅりこんな誤って
かわいそうやねんもん」
「あっそう…?別にいいけど〜」
俺はちょっとそっぽ向いて
階段にもたれかけた。
「ヒロト彩矢わかってたで?
何にもしてないってこと」
「じゃなんであんな態度なん?」
:09/07/23 10:44
:N01A
:7FSde0D6
#748 [ヒロト]
「昨日のコト………
大泣きしたんが恥ずかしくて
ちょっと照れくさかってんや」
「何やそれ…あほらしい」
俺は何で気付かなかったんや?
彩矢はドアで指ぶつけても
皆でボール遊びしておもっきり
顔面にボール当たった時も
家族の話するときも
痛いの我慢して泣かずに笑ってた。
彩矢やから泣いてるのが
弱み見せるのが恥ずかしいって
思うん当たり前やのに
俺は自分のコトばっかで
彩矢のコトちゃんと見てたんかな?
:09/07/23 11:10
:N01A
:7FSde0D6
#749 [ヒロト]
「なっ…なんか恥ずかしい…」
「ヒロトお前はどうする?
彩矢ちん今一人やで」
みくがそう言って俺の方へ
小石をポンと投げてきた。
「いってくるわ!!」
:09/07/28 11:16
:N01A
:/Rd23gIM
#750 [ヒロト]
俺はたち上がり階段を登ろうと
した時じゅりが俺の服掴んだ。
「本当にごめんなさい」
「……ばぁ〜かっ!!
ガラにもないことすんな」
そういうとじゅりはすっと
服を離して笑ってくれた。
:09/07/28 11:16
:N01A
:/Rd23gIM
#751 [ヒロト]
別荘のキッチンのドアを
静かに開けると彩矢がいる。
ほんわかと焼いたパンの匂いが
俺の知らない歌を口ずさんみ彩矢
なんか全てが愛しく感じる。
「なぁ〜につったてんの?
早くしないとご飯さめるで」
いつもの彩矢がいた。
「腹減った〜!!」
俺はテーブルに座り皿を並べる。
彩矢は俺に背を向ける。
:09/07/28 15:21
:N01A
:/Rd23gIM
#752 [ヒロト]
「ヒロト……ごめんね?」
顔が見えないけどきっと
彩矢の必死な照れ隠し。
「ん?何のこと…?」
わかってて聞く意地悪な俺。
だってあんな態度されて
俺も傷ついてんで?
だから仕返し…
「別になんもない!!」
:09/07/28 15:25
:N01A
:/Rd23gIM
#753 [ヒロト]
そういって彩矢は近づき
俺の目の前におかずを運ぶ。
「うそやって彩矢〜悪い悪い!」
「………………馬鹿。」
「・・・・・・?」
彩矢は下むいたまま。
俺は立ち上がり彩矢に近づく。
彩矢を覗きこんでも顔が見えない
:09/07/28 15:26
:N01A
:/Rd23gIM
#754 [ヒロト]
彩矢は俺の胸に顔を当てて
抱き合ってる状態になった。
急に何っ!?俺…何もしてない。
彩矢からですよね?えっ?
内心パニックな俺を
知るよしもなく彩矢は
俺にしがみついてきた。
「彩矢……………?」
すると彩矢は俺の腹を
:09/07/30 14:52
:N01A
:PcF49WDs
#755 [ヒロト]
おもいっきり殴った。
「……………うっ………!!」
もちろん油断して力抜いてた
そんな俺はおもいっきりくらう。
「お前何すんね…………」
起こりながら彩矢を見ると
彩矢はあの日と同じ顔をした。
:09/07/30 14:53
:N01A
:PcF49WDs
#756 [ヒロト]
彩矢と初めて会った橋で
死ぬと叫びながら泣いていた
でも必死で涙をこらえる
俺が弱くなる嫌いな彩矢の顔。
「はぁ〜…。女の子がむやみに
人を殴ったらあかんやろ?」
「…………………………。」
「わかったから。俺が悪かった。」
:09/07/30 14:54
:N01A
:PcF49WDs
#757 [ヒロト]
「…………………………。」
「もう〜なんやねん?」
「一人にせんとってや…
来年何か信じられへんもん
皆、そうやって消えてって
またあたし一人なっちゃうん?」
「えっ…………?」
「嫌や嫌や嫌やっ〜。
みっくんもじゅりも……
ヒロトも消えちゃうっ
いなくなっちようもん…」
:09/07/30 14:57
:N01A
:PcF49WDs
#758 [ヒロト]
彩矢はそう言いながら
俺の胸で倒れるように下へ
崩れて泣き出した。
「どないしてん?彩矢…」
「一人にせんといてっ……」
彩矢はバタっと意識を失った。
:09/08/11 19:57
:N01A
:u/WciZ1w
#759 [ヒロト]
「じゅりお腹すいたー」
「お前さっき食べてたやん?」
「だってぇ………」
ドアの向こうからじゅりとみくの
騒がしい声が聞こえた。
ドアが開くと同時に
:09/08/11 19:58
:N01A
:u/WciZ1w
#760 [ヒロト]
「ちょっときてやっ!!
彩矢が…彩矢がっ……」
パニくりながらね彩矢を
震えた手で抱き締めながら
みく達が気付くように叫ぶ。
「どうしたん?」
じゅりが勢いよく駆け寄り
彩矢の状態を冷静にみた。
:09/08/11 19:59
:N01A
:u/WciZ1w
#761 [ヒロト]
「彩矢ちんもしかして………」
みくが顔を真っ青にしながら
ゆっくり俺とじゅりみた。
「えっ・・・・・死んだ?」
頭パニック状態の俺は
馬鹿馬鹿しいなんて思わず
真剣にじゅりに聞いた。
:09/08/13 15:41
:N01A
:.k6nXjFA
#762 [ヒロト]
「あほっ!!二人してそんな
不吉なコト言わんとってや?
ただ極度のストレスで疲れて
気を失ったってとこちゃう?」
じゅりは俺に指示し彩矢を
ベッドで寝かすように行った。
「お前何でそんなんわかるん?」
「お姉ちゃんお医者さんやから
よく勉強してる時に隣で
ちゃちゃ入れてて覚えたの。
病院手伝ったりしてるし…」
:09/08/13 15:42
:N01A
:.k6nXjFA
#763 [ヒロト]
「じゅり……お前に初めて
俺は感心してる………」
「まぁお姉ちゃん獣医だけど♪」
俺とみくは呆れ顔。
「彩矢と動物一緒にすんなよ!」
「人間も動物と一緒!!」
自信満々なじゅりの顔のせいで
俺とみくは目をそらした。
:09/08/14 10:51
:N01A
:/b0iv2XE
#764 [ヒロト]
彩矢のそばで緊張がとけ
皆ゆっくりくつろぎだした。
「一人なるのそんなに
恐かったんかな?」
俺は知らん間に呟いてた。
「んっ?彩矢…
なんか言ってた?」
「えっ・・・・?あぁ〜」
「何じらしてんねんっ……」
:09/08/14 18:53
:N01A
:/b0iv2XE
#765 [ヒロト]
俺はちょっと考えてでも
やっぱ言うことにした。
「消えちゃうって……」
「消えちゃう?」
みくが首を傾げながら
眉間にしわを寄せた。
「来年なんか信じられへん
一人にせんとってやって
俺らが消えちゃうって
また一人になるって泣いてた。」
じゅりは彩矢のそばに駆け寄り
手をぎゅうっと握った。
:09/08/14 18:57
:N01A
:/b0iv2XE
#766 [れいか
]
関西弁で読みやすぃ★
一気によんぢゃったわ☆
おもろいょ


がんばってな

応援してんで


:09/08/15 03:42
:SH906i
:gtcFzOhU
#767 [ヒロト]
:09/08/15 12:42
:N01A
:Y23sXQTw
#768 [ヒロト]
「小さい時に親なくして
次は恋人亡くして一人で
だから彩矢は大切な人は必ず
いつか失うと思ってる」
なんとも言えん気持ちやった。
一人になるなんて俺には
感じた事ない感覚やし
正直わからんかった。
「彩矢って糞強がりやん?
失恋しても喧嘩しても
先生に説教されても全然
泣いたりしいひんねん」
「そうか?俺会って短いけど
かなり泣いてるところ見たで?」
「彩矢には弱点っていうか
泣くツボ一つだけあるねん。
思い出してみ?全て繋げて」
「彩矢が泣く時は人が関わる。」
「一人とか人が失うときやろ?
彩矢は無意識やけどそん時は
自分の感情セーブ出来んくなる
いわゆるトラウマやな……」
:09/08/21 12:17
:N01A
:cg8uLrnA
#769 [ヒロト]
「あたしアホや……彩矢のこと
わかってるつもりやのに
全然わかってないやん・・・
友達いうて口だけやん…」
じゅりは歯を食い縛って
涙こらえていた。
「俺も何も考えてなかった。
彩矢強いから時々、彩矢の過去を
わすれてまう時がある・・・」
みくは俺達を見ながら
大きいため息ついた。
:09/08/23 19:50
:N01A
:zHTQNl1I
#770 [ヒロト]
「じゅりもヒロトもアホ!!」
急にみくが怒鳴った。
「ちゃうやん?今は今やで?
人の気持ち全て理解するのは
無理なことやから!!だから
もっと別にあるやん?」
「なんやねん…お前にはわから…」
「じゃヒロトに彩矢ちんの気持ち
わかるんかよ?わかるわけないやん
でもヒロトもじゅりもしてること
同情じゃないん?そうちゃう?」
:09/09/18 21:03
:N01A
:hBWPvWrw
#771 [ヒロト]
「みくはなんやねん!
なんでそんなん言えるねん!
お前なんかに言われたないわ
同情なんかちゃう!そんなん・・・」
俺がイライラして反論した。
するとじゅりは泣き出した。
「もうやめようや〜こんなんいやや
彩矢も多分こんなんいややで?」
みくはじゅりを見て立ち上がった
体を椅子にゆっくり座らした。
「・・・・・ごめん。なんか
急に怒鳴ってもうたな。」
「」
:10/03/20 02:12
:N01A
:ud5fyONw
#772 [ヒロト]
静まる雰囲気。
俺はただ下むいてた。
「うち・・・彩矢看病するから
皆ゆっくりしときや?」
「・・・・俺ちょっと寝るわ」
とか言うてみくは部屋に行った。
「ヒロト・・・あたしさぁ
無意識やけど彩矢のこと
時々可哀想なんて思ってた。」
「えっ?」
:10/03/21 11:44
:N01A
:WVqSJ3Ls
#773 [ヒロト]
「小さい時から一人やのに
強がりやしそのくせ泣き虫やし
親死んで恋人死んでって
可哀想って思ってたかも」
俺はリビングの椅子に座って
じゅりの方を見てた。
「だからうち同情って言われて
そうやなって思った。
みくが言うてるとおりやなって
だから彩矢うちに心開いてるようで
実はあんまり開いてないんかな?」
じゅりは目にこぼれ落ちそうな
涙をためながら彩矢に毛布を
かぶせため息をついた。
「でも無意識でも誰もがそう
思っちゃうんじゃないん?
俺かてそう思うことあるで?」
「彩矢の気持ちわからんけど
うちわかってあげたいな…
少なくともうちは一番近くで
彩矢の一番の理解者なって
見方になってあげたい。」
:10/03/21 11:51
:N01A
:WVqSJ3Ls
#774 [ヒロト]
理解者で見方か・・・。
俺もそうなりたいな。
「じゃそうなろうや?」
「ん?」
「彩矢の理解者で見方。
彩矢の気持ちわからんけど
わかってあげる努力ぐらい
俺らにもできるやんな?」
じゅりはきょっとん顔から
急に笑顔なってうなずいた。
俺らには俺らにしかできひん
ことがたくさんあるはず…
:10/03/21 11:55
:N01A
:WVqSJ3Ls
#775 [ヒロト]
それから何時間かたって
彩矢が目を覚ました。
「んっ〜・・・・。」
伸びしながらソファーから
起き上がってあたりを見渡した。
ソファーにもたれかかって
寝ているじゅりに毛布かけた。
「おはようさん〜♪」
「あっ…ヒロト?あたし
なんか寝てたみたい」
:10/03/21 20:14
:N01A
:WVqSJ3Ls
#776 [ヒロト]
「ご飯作って疲れた〜てかゆうて
お前ソファーで爆睡やったで」
俺は彩矢が記憶ないことに気付き
適当に嘘ついてそんな風に言った。
「えっ?洗い物・・・」
「俺がやっといた」
「ほんまに?できたん?」
こいつ俺にどこまで失礼やねん。
「ありがとう!」
:10/03/21 20:24
:N01A
:WVqSJ3Ls
#777 [我輩は匿名である]
777 777 777
777 777 777
777 777 777
:10/03/21 22:58
:SH904i
:VUV7eL6c
#778 [ちゃむ*]
:10/03/22 10:06
:P10A
:u7HzUr0w
#779 [ヒロト]
我輩さん
7ねらいやろ?(笑
ヒロト
:10/03/22 23:22
:N01A
:PPVTic5Y
#780 [ヒロト]
:10/03/22 23:23
:N01A
:PPVTic5Y
#781 [ヒロト]
「で…みっくんは?」
あたりを見渡しながら
彩矢は言った。
「部屋でなんかやる言うてたし
部屋やから俺呼びに行くわ!」
「うん。わかった」
俺はリズムよく階段をのぼり
部屋のドアをノックした。
「はいって〜」
:10/03/23 11:45
:N01A
:ADtVjxhg
#782 [ヒロト]
ドアを開くとみくは背をむけた
状態で何かやってるみたい。
寝てないやんけってちょっと思い
部屋の中にゆっくり入った。
「彩矢目を覚ましたで!」
みくは俺の方を振り返り
「よかったやん!」
いつもと変わらない笑顔だった。
「えっ?じゅりは?」
「あいつ彩矢看病してたくせに
今爆睡して彩矢が看病してるわ
もうどっちがどっちかわからん」
:10/03/23 11:53
:N01A
:ADtVjxhg
#783 [ヒロト]
「まぁええやん!じゅりらしい」
みくはそういいながら
俺に笑いかけた。
「で…今日は何するん?」
今日でこの泊まりも最後。
ちょっと寂しい思いながら
俺は楽しく終わらせたい
って願っている。
「もう酒パやろ?最終日は…」
「やっぱりそうなる?」
俺は笑いながら言う。
みくとは仲良りなんて本間に
自然にできるねん。
男って楽でいいよな…
:10/03/23 23:21
:N01A
:ADtVjxhg
#784 [我輩は匿名である]
:10/03/24 16:25
:PC
:62cgRxfo
#785 [ヒロト]
「じゅり寝てるし俺達で
酒でも買いに行くか?」
俺がみくに言うとみくは
ちょっと考えてから
「彩矢ちんちゃうくても
いいのかな〜?ヒロト君♪」
意地悪そうな顔して
こいつめ・・・
「どっちでもええわ〜」
そういいながら笑った。
:10/03/29 17:30
:N01A
:4YEWg4GA
#786 [ヒロト]
そして結局俺は彩矢と一緒に
酒を買いに行くことになった。
「じゅり疲れてたんやろうね〜」
「なんでなん?」
「だって旅行前から何回も
別荘きて掃除したりな
用意したりどこ行きたいか
自分でこのへん回ったり
してたみたいやから」
多分四人一人一人が同じように
この旅行を楽しみにしてたんや。
:10/04/05 14:58
:N01A
:8v2lYneo
#787 [ゆう]
楽しみにしてます
:10/04/08 02:23
:P905i
:Xmdomfls
#788 [ヒロト]
:10/04/10 16:18
:N01A
:ptUxmz9c
#789 [ヒロト]
「あいつ色々考えてくれたんやな…」
「それに比べてあたしらは
なんもしてないやんな」
たっ・・・・確かに…。
「まぁ…こうやってパシリに
されてるしいいんちゃん?な!」
俺なり必死のフォロー(笑)
「でも…あたしなんもしてない
ヒロト盛り上げたりするけど
あたし皆に迷惑ばっかだし」
しょぼんと下を向きつぶやく彩矢
:10/04/10 17:41
:N01A
:ptUxmz9c
#790 [我輩は匿名である]
あげとく(*´`)
:10/09/20 13:23
:PC
:D1dId8fg
#791 [ヒロト]
「ばぁ〜か…お前はな
いるだけでいいんだよ!」
そう言うと彩矢はすっと
顔を上げて俺をみた。
「・・・・・・・・・?」
「じゅりもみくも彩矢が好きで
彩矢といたら楽しいから…
お前はここにいていいねん。
・・・・・もちろん俺も
そう思ってるからな?」
彩矢はその言葉を聞いて
目を丸くさせながら
ニコニコと笑いだした。
:10/12/22 00:50
:N01A
:uYZt6bzE
#792 [ヒロト]
俺、今さりげなく告白を
したんですが気付いた?
「本当に…。そう思って
もらえてたらいいな」
彩矢はそういいながら
少し早足で歩きだした。
それからスーパーで酒を買い
つまみやおやつを買った。
「やった〜!二千円で結構
お得な買い物できた!」
:10/12/22 00:54
:N01A
:uYZt6bzE
#793 [ヒロト]
「主婦か・・・・・」
そう突っ込みながらも
彩矢が持つ分けた荷物を
さりげなく手にとった。
すると彩矢は荷物を離さない。
「あたしも持つ〜!!!」
「じゃ、こっち持って」
お菓子だけの軽い方渡して
彩矢は満足そうにした。
あっ、彩矢なりの気の使い方か
そうわかった自分がいた。
:10/12/22 00:59
:N01A
:uYZt6bzE
#794 [ヒロト]
スーパーを出ようとした時
目の前にいたおばあちゃんの
買い物袋がちぎれて中身が
床に落ちてしまった。
彩矢はおばあちゃんに近づき
俺達が買ったお菓子袋の
お菓子を抜いて袋を空にした後
床に落ちた品をその袋に入れた。
おばあちゃんはびっくりした
顔をしながら固まっている。
「大丈夫ですか?」
:10/12/22 01:04
:N01A
:uYZt6bzE
#795 [ヒロト]
「えっ・・・はぁ…あ」
おばあちゃんはしどろもどろで
答えているねに彩矢は笑顔で
「袋切れちゃったみたいだから
あたしの余った袋使って下さい。」
俺は彩矢の方に近いていくと
おばあちゃんの近くに子供が
近づいてきた。
「ばぁちゃん!!!」
「あぁ、たっくん。ここだよ〜」
落ちた品を綺麗に袋に入れて
彩矢は優しくおばあちゃんの手に
袋を渡して「気を付けてね」と
優しい声でいった。
:10/12/22 01:09
:N01A
:uYZt6bzE
#796 [ヒロト]
子供がおばあちゃんの袋を
ぐいっと引っ張っている。
「すみません。ありがとう…」
おばあちゃんは何回もその言葉を
繰り返し言って俺に近づきながら
「いいお嫁さんもらって
幸せですね。」
と笑いながらいってきた。
嫁でもなければ彼女でもない。
俺はおばあちゃんに苦笑いして
はいっと頭を縦にふった。
「旦那さんと仲良くね。ありがと」
おばあちゃんは彩矢にそういい
子供の手を引きながら帰っていく
:10/12/22 01:13
:N01A
:uYZt6bzE
#797 [ヒロト]
「ばぁちゃん!!半分こ〜」
子供がそう言うとおばあちゃんは
袋の持ち手を一つ一つにして
子供も二人で持っていた。
「なんかいいね。ああいうの」
彩矢はそう笑いかけながら
出したお菓子を俺が持つ荷物に
素早くいれていく。
そして入れ終わり俺が荷物を
再び持ち上げると
:10/12/22 01:16
:N01A
:uYZt6bzE
#798 [ヒロト]
「ヒロト!半分こ〜」
そういい一つの袋を二人で
持ちながら歩きだした。
スーパーから出ると彩矢は
ボソッと小さい声で
「旦那さんだってさ〜」
と、さっきのおばあちゃんの
言葉を口にした。
俺は恥ずかしくなって
少し下を見ながら歩いた。
:10/12/22 01:18
:N01A
:uYZt6bzE
#799 [ヒロト]
「ヒロトが旦那さんだって。
そう見えたんかな?」
「・・・・・そうちゃう?
俺も嫁さん言われたしな…」
一つの大きな袋なのに
二人で持つと重くない。
結婚とかしたらこんな感じで
一緒にスーパー行ったりして
同じ袋を持って帰るんかな?
「結婚したらこんな感じなんかな?」
「えっ・・・・・?」
:10/12/22 01:22
:N01A
:uYZt6bzE
#800 [ヒロト]
それ、今俺も考えてたってば…
「どうやろうな?」
「こんな感じだったらいいな」
彩矢はそういいながら俺に近づき
「ヒロトと結婚したらなんか
大変そうだけど楽しそう」
そういいながらニコッって
それ反則じゃないですか?
:10/12/22 01:26
:N01A
:uYZt6bzE
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