好きだよ…ずっと(短編)
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#561 [ゆう]
『いつもこうだと良いのにな。』
関田さんの呟きにいつもがどんなに酷いのか見てみたくなった(笑)
『すんませ〜ん。』
後ろから声を掛けてくる若い衆。
:09/02/07 12:07
:821N
:☆☆☆
#562 [ゆう]
『何ですかぁ?』
『オヤジ見なかったっすか?』
・・・どっかで得意の徘徊してんじゃないの?
まぁ普通は散歩って言うんだけど、なんせ爺だから徘徊だっておっちゃんは言ってた。
:09/02/07 12:09
:821N
:☆☆☆
#563 [ゆう]
『見てないですけど…』
『全くどこに行ったんだろ…』
『その辺歩ってるんじゃないの?』
『中々いないんすよ(涙)』
『電話してみれば?』
『そうします。』
:09/02/07 12:11
:821N
:☆☆☆
#564 [ゆう]
若い衆はまたおっちゃんを探しに行った。
・・・何か嫌な視線が上から感じた。
ん?!何て上を見たら足場の一番上に拡声器持って仁王立ちしたおっちゃんが居た。
:09/02/07 12:13
:821N
:☆☆☆
#565 [ゆう]
・・・・えっ?!
何であんな所に・・・
『あっ!』
思わず笑った。
:09/02/07 12:16
:821N
:☆☆☆
#566 [ゆう]
その仁王立ち姿はいつもお風呂上がりに真っ裸で人の目の前に立ってやる姿と同じだったから。
『どうしたの?』
関田さんがいきなり笑ったあたしにビックリして声を掛けてきた。
『いやっ。監督さん発見したからさ…』
『えっ?!どこどこ?』
あたしはおっちゃんを指差した。
:09/02/07 12:18
:821N
:☆☆☆
#567 [ゆう]
ヘルメットには赤いライン。顔はマスクで目しか出てない状態で拡声器持って仁王立ち。
昔で言ったら日本赤軍みたいな格好…。
思わず関田さんと2人で笑ってたけどあたしもおっちゃんと同じ格好なのに気付いて苦笑いに変わった。
:09/02/07 12:21
:821N
:☆☆☆
#568 [ゆう]
3時になって一服タイムがやってきた。
灰皿の有る場所でしかタバコが吸えないのは建築現場では当たり前の事で。
関田さんと2人で灰皿まで移動。
今度は灰皿の所におっちゃん達は居た。
:09/02/07 12:23
:821N
:☆☆☆
#569 [ゆう]
『人の姿見て笑うの止めてくれっかな。』
おっちゃんはあたしを見て言った。
『いやぁあの姿で仁王立ちは卑怯でしょ。』
『何で?』
『日本赤軍みたいでしたよ。』
その言葉に皆爆笑。
『失礼な奴だな。』
おっちゃんは言った。
:09/02/07 12:25
:821N
:☆☆☆
#570 [ゆう]
普通ならとっても失礼な言葉だけど。
まぁおっちゃんだし…
その時のあたしは帰ってからの事なんて考えてなかった…
:09/02/07 12:29
:821N
:☆☆☆
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