好きだよ…ずっと(短編)
最新 最初 🆕
#151 [ゆう]
基本あたしセクスは嫌いじゃない。

好きな人とするセクスは大好きなんだ。

だから何とかその人に合わそうと体が自然に受け身を取る。

⏰:09/01/28 07:30 📱:821N 🆔:☆☆☆


#152 [ゆう]
そうなるとあたしの口から声が出るのも時間の問題…

『んッ…あッあッ…』


その声におっちゃんは

『ケツも気持ち良いもんかぁ?』

と聞いてくる。

⏰:09/01/28 07:32 📱:821N 🆔:☆☆☆


#153 [ゆう]
『よく分かんない…けど…』

そこであたしは言葉に詰まる。

気持ち良いなんて言えないよ…//


『けど…何だぁ?言ってみぃ〜』

何て余計に激しく腰を振る。

⏰:09/01/28 07:34 📱:821N 🆔:☆☆☆


#154 [ゆう]
楽しんでる!
絶対コイツ楽しんでやがる!

あたしは確信したんだ…



じゃぁあたしも楽しくやったろ〜何て気持ちに火が点く。

⏰:09/01/28 07:36 📱:821N 🆔:☆☆☆


#155 [ゆう]
そこからは2人揃って変態街道まっしぐら(笑)


おっちゃんは最後に一言…

『ケツなら妊娠しねぇしな(笑)』

⏰:09/01/28 07:38 📱:821N 🆔:☆☆☆


#156 [ゆう]
……

そりゃそうだ…

穴違うもん…

事が済んじゃえば痛みも違和感もそうそう残らない。

⏰:09/01/28 07:39 📱:821N 🆔:☆☆☆


#157 [ゆう]
シャワーを浴びてもう1度身体を洗って…

浴槽に浸かる。

おっちゃんは何事も無かったようにいつもの口調に戻って仕事の話をしてくる。

⏰:09/01/28 07:40 📱:821N 🆔:☆☆☆


#158 [ゆう]
仕事の話をしてるおっちゃんはあたしが見てもすぐ分かる位、職人顔になる。


若い衆の話。
現場の話。

聞いてて飽きない。

⏰:09/01/28 07:42 📱:821N 🆔:☆☆☆


#159 [ゆう]
『ニッカ似合いそうだもんね(笑)』

あたしはニッカ好き。

だから元彼のニッカ姿が大好きだった。

ニッカにもたくさん種類があるらしく元彼がちょっとだけ説明してくれたっけ。

⏰:09/01/28 07:44 📱:821N 🆔:☆☆☆


#160 [ゆう]
『ニッカじゃねぇよ♪俺等鳶が履いてんのはチョーチョーロング!』


『あっそっか♪ニッカは大工さんだ♪』

そんな会話がなんか普通で楽しい。

⏰:09/01/28 07:47 📱:821N 🆔:☆☆☆


#161 [ゆう]
けどこの時はまだ付き合うなんて考えてなかった…。

仕事の延長…

だからセクスもゴム付きだった。

⏰:09/01/28 07:48 📱:821N 🆔:☆☆☆


#162 [ゆう]
ベットでもう一度今度はきちんとセクスをした。


さっきの余韻がまだ体に残っていたからお互いにイクのはそんなに時間はかからなかった…。

⏰:09/01/28 07:49 📱:821N 🆔:☆☆☆


#163 [ゆう]
『んじゃまたな♪』

この前よりも少し早め帰る。



『…あっお金貰うの忘れた…まっいっか楽しかったから。』

⏰:09/01/28 07:51 📱:821N 🆔:☆☆☆


#164 [ゆう]
この時にはあたしはおっちゃんが好きだった…。

でも知り合ったきっかけがあれじゃ相手にされるわけがない。 

単なるセフレくらいの感覚でしか思ってもらえないだろう…。

そう思ってたからそれ以上は何も言えなかった。

⏰:09/01/28 07:53 📱:821N 🆔:☆☆☆


#165 [ゆう]
そう…おっちゃんの気持ちに気付くまでは…



それから2日後…

あたしはある事をしでかした…

⏰:09/01/28 07:54 📱:821N 🆔:☆☆☆


#166 [ゆう]
11月15日…


『最近本数減ってねぇ?』

店長からの痛い言葉。

おっちゃんと知り合ってからのあたしは自然とお客を取る事を拒んでたんだ…


客が来ない時サイトで探してた…。

今はおっちゃんとのメールで時間を楽しく過ごす。


心の中でデリをやめたいって思ってたんだ…。

⏰:09/01/28 07:58 📱:821N 🆔:☆☆☆


#167 [ゆう]
『お前最近おかしくねぇ?』

店長さすがに鋭い…。

『何でもないよ…』

素直なあたしは店長の顔が見れない…。

やりたくないと思ったらこの仕事は出来なくなる。

⏰:09/01/28 08:00 📱:821N 🆔:☆☆☆


#168 [ゆう]
どうして良いか分からず気持ちは落ちる…

『店長…ごめん…調子悪いから今日は上がるね…。』

いつもと違うあたしに店長は少し焦って

『ゆっくり休め』

と言って笑った…。

⏰:09/01/28 08:02 📱:821N 🆔:☆☆☆


#169 [ゆう]
夕方…家に着く。

鏡を覗き首筋を見る…

『やっぱダメか…』

首には金属アレルギー。

⏰:09/01/28 08:04 📱:821N 🆔:☆☆☆


#170 [ゆう]
この前おっちゃんに会ったときおっちゃんが付けてたシルバーのネックレスを借りたまま…
付けてきた。

メッキアレルギーだと思ってたあたしはおっちゃんに話した。

するとおっちゃんは自分のネックレスを差出し

『純正のSILVERだから』

と言って付けてくれた。

⏰:09/01/28 08:06 📱:821N 🆔:☆☆☆


#171 [ゆう]
これでアレルギー出なきゃあたしのも作ってくれるって話だった…


借りた次の日には首に痒さがあって赤くなってた…。

⏰:09/01/28 08:07 📱:821N 🆔:☆☆☆


#172 [ゆう]
その様子を写メに撮っておっちゃんに送る…。

『外しとけ!』

って言われたけどどうしても外せなかった。

⏰:09/01/28 08:08 📱:821N 🆔:☆☆☆


#173 [ゆう]
おっちゃんに会いたい…

もうこんな仕事したくない…

ヤバイ…このままじゃ…

落ちる…

そう思ったら手にはカミソリ…

⏰:09/01/28 08:10 📱:821N 🆔:☆☆☆


#174 [ゆう]
何年か前にカミソリで手首切って病院に運ばれたあたし。

静脈も神経も全て切っていた…。

左手の痺れは一生残る後遺症になった。

⏰:09/01/28 08:12 📱:821N 🆔:☆☆☆


#175 [ゆう]
『あっ…パキシル…』

強い薬だから1日1錠しか飲んじゃダメだからな! 

店長が最初に言ってた…。

⏰:09/01/28 08:14 📱:821N 🆔:☆☆☆


#176 [ゆう]
精神的に落ちてるあたしにはそんなの聞けなかった。

……

5錠入ったパケが3つ。

15錠もらって10錠手元にあった…。

⏰:09/01/28 11:47 📱:821N 🆔:☆☆☆


#177 [ゆう]
一度に3つ飲む…。

暫くすると薬が聞いてきて何もやる気が起きなくなる。

起き上がること、話す事ですら怠くなる。

けど死のうとは思わない。

⏰:09/01/28 11:49 📱:821N 🆔:☆☆☆


#178 [ゆう]
DVDをかけ取り合えず見る。

内容なんて覚えてない。

じ−っとテレビだけを見つめてる。

何も考えなくて済むから。

⏰:09/01/28 11:50 📱:821N 🆔:☆☆☆


#179 [ゆう]
携帯が鳴る。

店長からだった。

『お前大丈夫か?』

『う…ん大事だよ…』

かったるそうな話し方。

⏰:09/01/28 11:51 📱:821N 🆔:☆☆☆


#180 [ゆう]
『パキシル飲んだのか?』

『うん…』


あたしがパキシルを飲み始めた時元彼がその異常さに気付いて携帯でパキシルの副作用とか調べてくれた。

⏰:09/01/28 11:52 📱:821N 🆔:☆☆☆


#181 [ゆう]
自殺願望が薬を飲んだ事によって高まる事がある…

そう言って元彼はあたしにパキシルを飲むなと言った。


『おぃっ!人の話聞いてんのか?』

店長の話にうなずきもしないあたしに

『お前薬何個飲んだ?』

って聞いてくる。

『3つ…』

⏰:09/01/28 11:55 📱:821N 🆔:☆☆☆


#182 [ゆう]
『あれだけ多めに飲むなって言ったのに…』


『…』


『まぁ暫くは身体だるいけど大丈夫だから。ゆっくり休んでろ。治ったらまたバリバリ働いてもらうから(笑)』

そして店長は電話を切った…

⏰:09/01/28 11:57 📱:821N 🆔:☆☆☆


#183 [ゆう]


もぅ無理だよ…
おっちゃんに会いたい…


おっちゃんはパキシルの事を知らない。


色んな事考えてるうちにどうでも良くなって…

2つ追加…。

⏰:09/01/28 11:59 📱:821N 🆔:☆☆☆


#184 [ゆう]
1パケ飲み干してまたDVDに目をやる。


しばらくして時計を見ると夜の8時近くになっていた…。

⏰:09/01/28 12:00 📱:821N 🆔:☆☆☆


#185 [ゆう]
また携帯が鳴った。

今度はメール。

おっちゃんからだった。

『何してんだぁ?』

『ん−?DVD見てた。』

『暇か?』

『それなりに…』

⏰:09/01/28 12:01 📱:821N 🆔:☆☆☆


#186 [ゆう]
『会うか?』


そのメールを見たら涙が止まらなくなった。

『今から出てこいよ。』

『行けない…』


薬の影響で運転なんてとてもじゃないけど出来なかった。

立って歩くことすらたまともに出来なかったのだから…

⏰:09/01/28 12:03 📱:821N 🆔:☆☆☆


#187 [ゆう]
『どうした?』


『薬飲んだ…てか飲み過ぎた(笑)』


そんなメールを送ってみる。
どうせ心配なんてしてくれないと思ってたから。

⏰:09/01/28 12:04 📱:821N 🆔:☆☆☆


#188 [ゆう]
『何の薬だ?』


『パキシル…高うつ剤…』

『何でお前が持ってんだ?』

『リスカくせのあるあたしに店長がくれたんだ…』

⏰:09/01/28 12:06 📱:821N 🆔:☆☆☆


#189 [ゆう]
おっちゃんはすぐにメールを返してこなかった…。


嫌われたよな…

そんな事思いながらDVDを見る。

⏰:09/01/28 12:07 📱:821N 🆔:☆☆☆


#190 [ゆう]
15分位してから

『今からそっちに行くから場所教えろ。』

そんなメールがおっちゃんから届く。

当時1人で借りてたアパートの場所をメールで説明する。


どうせ来るわけないじゃん…。

⏰:09/01/28 12:09 📱:821N 🆔:☆☆☆


#191 [ゆう]
『着いたらメールする。
黙って待ってろ。』


『うん…』

それから20分位するとおっちゃんからメールがきた。

⏰:09/01/28 12:10 📱:821N 🆔:☆☆☆


#192 [ゆう]
『着いたから出てこい。気を付けて階段降りてこいよ。』


化粧するわけでもなくそのままスウェットで出ていった。

⏰:09/01/28 12:11 📱:821N 🆔:☆☆☆


#193 [ゆう]
おっちゃんはあたしの顔を見て

『何やってんだか。このバカが。』

と一言言って黙り込む。


暫く走るとスーパーに寄った。

⏰:09/01/28 12:13 📱:821N 🆔:☆☆☆


#194 [ゆう]
『おとなしく待ってろ。』

そういうとこスーパーに入って行った。


10分位待ったかな…。

おっちゃんはスーパーの袋を下げ戻ってくる。

⏰:09/01/28 12:14 📱:821N 🆔:☆☆☆


#195 [ゆう]
『お前…そうめん食える?』

『うん…』

『ならいい』


また黙って車を走らす。

5分位走るとアパートに着いた。

そこはおっちゃんの家だった。

⏰:09/01/28 12:16 📱:821N 🆔:☆☆☆


#196 [ゆう]
2階建てのアパート。

その2階に住んでいる。

階段を上るのはその時のあたしにとっては凄いしんどい。

おっちゃんはあたしに肩を貸し上まで連れていってくれた。

⏰:09/01/28 12:18 📱:821N 🆔:☆☆☆


#197 [ゆう]
玄関をあけ部屋に入るとおっちゃんは

『黙って座ってろ。』

と言って台所に向かった。

20分…30分。

ただひたすら待ってた。

⏰:09/01/28 12:19 📱:821N 🆔:☆☆☆


#198 [ゆう]
『ほらっ!』

目の前に出てきたのは煮込んだそうめんだった。

『消化に良いから。吐いても良いから食え。』

そう言っておっちゃんはビールを飲む。

何も聞かないおっちゃん。

黙って一口だけそうめんを口にするあたし。

⏰:09/01/28 12:24 📱:821N 🆔:☆☆☆


#199 [まり]
読みやすいし面白い!!
主サン応援してます頑張って

⏰:09/01/28 21:21 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#200 [りー]
頑張って下さい
_

⏰:09/01/28 21:36 📱:F703i 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194