恋愛中毒<14歳〜>
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#568 [y@mm]
更新します(´・ω・`)

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その日の夜覚醒剤が
家に届いた。
あたしは龍にバレへんように
押し入れにしまった。
龍といつも通り
手を握って寝た。
あぁ落ち着く…
やっぱり龍じゃなきゃ
:09/06/04 21:37
:N706i
:yYlUi9Dc
#569 [y@mm]
朝目覚めると龍がいる
こんな幸せがずっと
続きますように。
あたし次第だよね!
龍が寝てる間に
覚醒剤の入ってる封筒をあけた
:09/06/04 21:50
:N706i
:yYlUi9Dc
#570 [y@mm]
「今はしんとこ…」
龍も悲しむやろうし
今は幸せ絶頂期やから
する必要もない。
あたしはまた押し入れにしまった
そして龍を起こさず
仕事へ向かった
:09/06/04 21:53
:N706i
:yYlUi9Dc
#571 [y@mm]
仕事を終え携帯を開くと
純平から着信が2件
メールが1件。
何してんの?
みたいなメール
あたしはかけなおさず
メールも無視した。
もう龍を裏切りたくない
:09/06/04 22:40
:N706i
:yYlUi9Dc
#572 [y@mm]
そして龍と喧嘩もせず
5日程経ったころ
純平からまたメールがきた
「はぁ…またかぁ…え!?」
あたしはメールを何度も
読み返した。
≪明日パクられる!
50日間ムショ行ってくるし
待っててな≫
:09/06/04 22:45
:N706i
:yYlUi9Dc
#573 [y@mm]
刑務所ぉ?
純平何したんやろか…
ヤンチャしてたんは
昔だけやと思ってたけど
50日ってことは…
明日が3月10日やから
5月ぐらいにでてくるんかな?
:09/06/04 22:47
:N706i
:yYlUi9Dc
#574 [y@mm]
≪何したかはあえてきかんけど
一応待ってるわ≫
そう送信した。
付き合ってる感じもないし
自然消滅やな。
ちょっとホッとした。
:09/06/04 22:48
:N706i
:yYlUi9Dc
#575 [y@mm]
純平は数年前までヤクザ。
「俺の名前を石川で知らんやつはおらんで、いやまじで」
なんて言ってたし…
「俺を敵に回すな」
みたいなこと言われてたし
逮捕されるなら
なんだかフらずにも済むし
丁度いいや。
なんて…
:09/06/04 22:51
:N706i
:yYlUi9Dc
#576 [y@mm]
純平のことはさておき
あたしをバンドメンバーに紹介するからということで龍につれられてライブハウスへ来た
あたしはライブが大好き
ライブにでたこともある
龍が仲良くしている子らが
どんな人かは興味があった
:09/06/04 22:57
:N706i
:yYlUi9Dc
#577 [y@mm]
わりかし社交的なあたしは
すぐにみんなと仲良くなった
ライブにでてた長身の瞳ちゃん
瞳ちゃんの友達の自称腐女子の恵美ちゃん
その他たくさんの子がいた。
男の子もたくさんいた。
:09/06/04 23:01
:N706i
:yYlUi9Dc
#578 [y@mm]
その“バンドの集まり”と
いわれるものには
陽平や翔ちゃんもいた。
あとかつて一緒にライブにでた
春樹くんもいた。
総勢30人を超える団体だ。
:09/06/05 15:44
:PC
:y3EMiIF6
#579 [y@mm]
あたしは龍がよくメールしている
“碧(みどり)”という女を探した
碧ちゃんは女の子らしく
細くて黒髪の純粋系。
今のあたしは…
いつの間にやら体重は増え
金メッシュ入っている
純粋系とは程遠い。
過去にも書いたけど
龍は純粋系が大好きだ。
:09/06/05 15:46
:PC
:y3EMiIF6
#580 [y@mm]
まおちゃんのときみたいに
とられるんじゃないか…と
不安を抱き始めた。
龍はみんなといるときは
すごいキラキラしていた。
あたしも一緒に交え
こうやって友達や時間を共有することが
どんなに幸せなのか実感した
:09/06/05 15:49
:PC
:y3EMiIF6
#581 [y@mm]
そしてある日恵美と瞳に誘われ
街のロッテリアに向かった。
「おまたせ〜」
店につくと恵美と瞳と
女の子1人と男の子1人
見たことはあるけど…
バンドの団体は人いすぎて全員との接点はなかなかない。
誰だっけなぁ…
:09/06/05 15:51
:PC
:y3EMiIF6
#582 [y@mm]
「あ、優希!この子がゆかちゃん!あとこっちが真澄くん!」
恵美が紹介してくれた。
「はじめまして!優希です!」
あたしは“ゆかちゃん”と“真澄くん”に会釈した
ゆかちゃんはあたしがライブしたライブハウスでバイトしている女の子。
真澄くんは名前を聞いたことがある。
:09/06/05 15:54
:PC
:y3EMiIF6
#583 [y@mm]
「あ、はじめまして」
真澄くんは人見知りっぽい
「はじめまして〜龍さんの彼女さんですよね?」
ゆかちゃんがいう。
「あ、うん。よろしくね!」
:09/06/05 15:55
:PC
:y3EMiIF6
#584 [y@mm]
そして5人で他愛ない話をした。
そういや龍の誕生日まで
あと5日だった。
あたしは龍の18歳の誕生日は
盛大に祝いたいと思って
みんなにある提案した。
:09/06/05 15:56
:PC
:y3EMiIF6
#585 [y@mm]
誕生日コースがある居酒屋に予約をして
バンドメンバーをできる限り集めて
みんなで龍を祝うという提案。
そこにいたあたしを抜いた4人は
賛成してくれた。
さっそく日程を決めた。
そして残りの約20名にも
連絡をとってだいたい15人集めることができた
:09/06/05 15:57
:PC
:y3EMiIF6
#586 [y@mm]
龍喜ぶやろうなぁ…
あたしはウキウキしていた
龍の誕生日は2人で祝いたいから
その2日後に予約を入れた。
家に帰って、龍に言いたいのを我慢して
ずっとニコニコしていた
「優希どうしたん?嬉しそうやな」
「うん!最近毎日楽しい!」
バンドメンバーと仲良くなってから
あたしも毎日充実していた。
:09/06/05 16:01
:PC
:y3EMiIF6
#587 [y@mm]
そしてロッテリアの会議から2日後
龍のライブがあったから行った
みんな集まっていた。
碧ちゃんや恵美ちゃん、
真澄くんも居たし、陽平とかも
陽平とは昔浮気関係だったけど
このバンドの集まりを通じて
再度仲良くなることができた。
そして陽平は碧ちゃんと
付き合っていたそうだ。
1ヶ月もたたずに別れたみたいだけど
:09/06/05 16:03
:PC
:y3EMiIF6
#588 [y@mm]
龍のバンドはものすごく人気があって
すごいレベル高いしね…
龍のバンドメンバーは
あたしの幼馴染の翔ちゃんと
春樹くんだ。
実はあたしはこのメンバーに
入っていたのだけど
翔ちゃんともめて、脱退した
でも脱退してよかった。
あたしいないときの方が
全然いいしね!
:09/06/05 16:05
:PC
:y3EMiIF6
#589 [y@mm]
龍のバンドにはファンも居た。
ファンから差し入れもらったり
ケーキもらったり花もらったり…
すごくこのときは遠い人に思う
やっぱりかっこいいし
そんな彼女っていう優越感もあった
そしてモッシュしたりして
ライブは終わった。
:09/06/05 16:06
:PC
:y3EMiIF6
#590 [y@mm]
ライブを終えると
打ち上げがある。
今日来ていた総勢20名
みんなでサイゼリアへ向かった。
さらにいろんな人と話して
交友を深めた。
この時1番仲良くなったのは
“悠平”という同い年の男の子
:09/06/05 16:07
:PC
:y3EMiIF6
#591 [y@mm]
悠平とアドを交換して
家に帰ってさっそくメールをする。
他愛無いメールから始まり
恋愛の話に発展して
≪優希は彼氏いんの?≫ってきた
あたしと龍が付き合ってることは
知らないのかな?
≪今日のライブのドラムやってた龍と付き合ってるよ〜!知ってると思ってた≫
:09/06/05 16:09
:PC
:y3EMiIF6
#592 [y@mm]
普通に指輪とかもしてたのにな。
男の人はそういうのみないのかな?
≪やっぱりな〜可愛いし彼氏おると思ってたわ〜≫
正直うれしい。
かわいいって言われるのは
気分がいいね!
たとえ社交辞令であっても
:09/06/05 16:10
:PC
:y3EMiIF6
#593 [y@mm]
そして待ちに待った龍の誕生日。
あたしは龍がほしがってた
iPodクラシックをサプライズで渡した。
龍のあの笑顔は忘れへん
そして誕生日おめでとーの祝いで
2人で飲みに行った。
龍もやっと18歳かぁ
半年誕生日違うから
本当、龍は年下みたいやわ
:09/06/05 16:11
:PC
:y3EMiIF6
#594 [y@mm]
そして帰ってきたら夜中3時…
寝ておきたら映画みにいこうねって約束をして寝た
みる映画は“ドロップ”
超みたいって思ってたんよね!!
朝起きてルンルンで
龍のバイクの後ろに跨りいざ出発!
:09/06/05 16:13
:PC
:y3EMiIF6
#595 [y@mm]
映画は超おもしろかった!
手にぎりながら
ずっと笑いながら…たまに涙して
本当に幸せやと思った
でも…まさかあんなコトになるなんて
本当に思ってなかった
このあと
幸せな誕生日は最悪な誕生日になる
:09/06/05 16:14
:PC
:y3EMiIF6
#596 [y@mm]
「地元帰ったら龍のケーキ買おな」
「せやな〜チョコがいいな」
なんてニコニコしながらはなしてて
いつものようにバイクに跨って
地元を目指す。
いつもとは違う道で帰っている
あたしは龍の腰に手を回し
しっかりつかまっていた
:09/06/05 16:15
:PC
:y3EMiIF6
#597 [y@mm]
幸せやなぁ…
そして周りはのどかな
畑だらけの道にさしかかった
こういうん最高。
ゆっくり時が過ぎているみたい。
先には十字路が見える
:09/06/05 16:16
:PC
:y3EMiIF6
#598 [y@mm]
そして黒のワンボックスが
あたしたちからみて左の道から走ってきている
十字路まで数メートル
龍はとまる気配がない。
黒のワンボックスもとまる気配がない
:09/06/05 16:17
:PC
:y3EMiIF6
#599 [y@mm]
あたしは焦った。
このままじゃぶつかる!
そう思ったときには
…もう遅かった
:09/06/05 16:17
:PC
:y3EMiIF6
#600 [y@mm]
あたしは意識ハッキリしていた
目をあけるまでに
いろいろ考えていた
これが事故?
足痛い…体が痛い…
でも骨折って感じではなさそう
これで足骨折していたら
骨折なんて対したことないやん
なんて…考え終わって
目をあけた
:09/06/05 16:18
:PC
:y3EMiIF6
#601 [y@mm]
「うー…うー…」
龍がうなっていた
あたしは龍の方をみた。
そしてバイクを探した
あたしたちから10メートルほど遠くにバイク
十字路の方をみる。
ぶつかった車の姿がない
逃げられたかな?
:09/06/05 16:20
:PC
:y3EMiIF6
#602 [y@mm]
人がたくさん集まってきた。
「うー…」
龍はまだうなっている。
再度気持ちを整理して
龍をみたとき、龍の顔面は血だらけだった
:09/06/05 16:21
:PC
:y3EMiIF6
#603 [y@mm]
なんでさっき気づかなかったのかな?
あたしは急いで龍のそばへいこうとする
あれ…?足が動かない…
自分の足をみると
ぐでんぐでん。
お尻が切れていて
血が大量にでていた。
それどころじゃない!
龍が…
「龍ちゃん!!!!」
あたしは大声で呼ぶ
龍の反応はない。
いつしかうなる声も聞こえなくなっていた
:09/06/05 16:22
:PC
:y3EMiIF6
#604 [y@mm]
そして足が動かないから
あたしはほふく前進で龍のそばまで行った
周りの人が救急車を呼んでくれた。
「お姉ちゃん!動いたらダメよ」
なんておばさんに言われたけど
そんなの聞かない!
龍が…死んだらどうしよう…
思いたくないことが
頭にうかんだ。
:09/06/05 16:24
:PC
:y3EMiIF6
#605 [y@mm]
「龍!龍!」
あたしは龍に触れた。
龍からの返事がない。
目の前で顔面血だらけの彼氏。
あたしは涙を流しながら
ただ「生きて、龍」と何度も叫んだ
:09/06/05 16:26
:PC
:y3EMiIF6
#606 [y@mm]
すると龍が反応した。
ヘルメットが苦しいみたいで
はずしたそうにしていたから
急いではずしてあげた。
「龍…」
口から血を流している。
そして救急車が到着した。
まず先にあたしが乗せられた。
:09/06/05 16:27
:PC
:y3EMiIF6
#607 [y@mm]
あたしはタンカに乗せられるとき
体に激痛が走った。
でも何度も龍の名前を呼んだ。
「龍ー!!!龍ー…」
すると龍から言葉が返ってきた
「う〜ん?」
龍…生きててよ。
:09/06/05 16:29
:PC
:y3EMiIF6
#608 [y@mm]
「彼氏とは違う病院に運ばれます!」
「やだ!!彼氏と一緒がいい…」
男の人が数名
何かあたしに話しかけている
あたしはしだいに意識が遠のく。
あ…死ぬってこういうのかな
なんて考えていた。
意識がフっとなくなる寸前
:09/06/05 16:31
:PC
:y3EMiIF6
#609 [y@mm]
男の人が必死に
話しかけてくるのがわかった
「お名前教えてください!」
何度も同じ質問をしてくる
「あー…名前…やまもと…ゆうき」
この男の人のおかげで
病院までなんとか持ちこたえた
:09/06/05 16:32
:PC
:y3EMiIF6
#610 [y@mm]
やっぱり足は骨折していたみたいだ
「彼氏は?生きてる?ねぇ看護婦さん」
あたしの嫌いな看護婦さん。
ねぇ。答えて
「今は自分のことに集中しなさい。彼氏さんきっと大丈夫だから」
きっと大丈夫じゃ困る。
大丈夫って言ってくれなきゃ…
あたし…龍居なかったら
生きてる意味ないよ
:09/06/05 16:33
:PC
:y3EMiIF6
#611 [y@mm]
あたしの意識はしっかり戻った
ただ…龍のことが心配
そして恥ずかしいことながら
お尻がすごい切れているから
その場で縫われた。
痛くて痛くて
子供みたいに泣いた。
こんな時お母さんがいたらなぁ…
:09/06/05 16:35
:PC
:y3EMiIF6
#612 [y@mm]
そしてあたしはICU(緊急集中治療室)へ運ばれた
その時の看護婦さんは
やさしくてみんな可愛い。
「彼氏が…彼氏生きてるかな」
「さっき彼氏の病院に連絡とったら、生きてるって!大丈夫だよ」
あたしは大声で泣いた。
よかったぁ…龍生きてたぁ…
:09/06/05 16:36
:PC
:y3EMiIF6
#613 [y@mm]
そしてあたしはおしっこのくだを通された
痛くて恥ずかしくて
あたしは歯を食いしばった。
お兄ちゃんが早苗ちゃんと来た。
「優希〜大丈夫か〜?」
兄はなぜか笑っていた。
あたしも釣られて笑った
:09/06/05 16:37
:PC
:y3EMiIF6
#614 [y@mm]
早苗ちゃんは泣いていた。
「生きててよかったぁ…」
早苗ちゃんと手を握った。
ありがとう…
「今医師から状態を聞いていたで。」
「なんて言ってはった?」
「左足首複雑骨折、骨盤骨折、あとお尻がすごい切れてるってさ」
兄は最後笑っていた。
あたしもまた釣られて笑う。
お尻切れたなんて…恥ずかしい。
本当笑うしかなかった
:09/06/05 16:39
:PC
:y3EMiIF6
#615 [y@mm]
そして数分してお父さんも来てくれた
お父さんも笑っていた
「優希とお母さんやっぱり親子やな。病院が好きなんやな」
なんて嫌味いわれた。
お父さん…言葉選んでよね!
そして龍のお母さんとお父さんも来てくれた。
:09/06/05 16:40
:PC
:y3EMiIF6
#616 [y@mm]
ICUは家族以外面会禁止だけど
看護婦さんが特別OKしてくれたみたい
ありがとうね。
龍のお母さんはあたしを見るなり
号泣していた。
「ごめんなさい」って…
何も悪くないよ?
:09/06/05 16:41
:PC
:y3EMiIF6
#617 [y@mm]
そしてあたしのお父さんにも
深く頭を下げていた。
いいんやで
龍が生きてるならそれで
あたしは元気だもん。
龍が生きてるってだけで
十分やから…
:09/06/05 16:41
:PC
:y3EMiIF6
#618 [y@mm]
そしてみんな帰っていった。
すごく寂しかったけど…
看護婦さんがいるから大丈夫
:09/06/05 16:45
:PC
:y3EMiIF6
#619 [y@mm]
あとから聞いたけど
骨盤骨折で大動脈寸前で
すこしでもかすれていたら
あたしは死んでいたこと
お尻は脂肪がでてくるほど
深く切れていたこと
結構危なかったんだって。
そう考えると
今生きてる自分にバンザイだよ、ホント
:09/06/05 16:46
:PC
:y3EMiIF6
#620 [y@mm]
その日の夜は痛みが襲って
全然寝れなかった。
痛いたんび看護婦さんを呼んだ。
ホント、ごめんね。
:09/06/05 16:47
:PC
:y3EMiIF6
#621 [y@mm]
次の日、龍のお母さんが来てくれた。
「優希ちゃん。手紙書いたから帰ったら読んでね」
龍のお母さんから初めての手紙
あたしはそれを読んだ。
:09/06/05 16:47
:PC
:y3EMiIF6
#622 [y@mm]
優希ちゃんへ
体は大丈夫?
すごい痛いよね
ママさんが代われるなら
代わってあげたい。
本当にごめんね。
あと、龍が今日意識を取り戻したよ
「あ、お母さんおはよ」
って笑顔でいったあとに
「俺優希に連絡してないけど大丈夫かな」
って、優希ちゃんのことを
1番に聞いていたよ。
龍は脳震盪で事故の記憶がないみたい
だから優希ちゃんが入院していることは
龍には言ってないよ。
また落ち着いたらいうつもり
いつでもメールしてね
毎日くるからね
:09/06/05 16:50
:PC
:y3EMiIF6
#623 [y@mm]
といった内容だった。
あたしは涙を流した
声を我慢して泣いた。
龍があたしを覚えていたこと
ママさんのやさしさが
伝わってきた。
:09/06/05 16:51
:PC
:y3EMiIF6
#624 [y@mm]
その日早苗ちゃんと兄が
また来てくれた。
地元から遠い病院なのに
わざわざありがとう…
その日の夜も痛みがひどかった
死んだほうがマシとも思った
:09/06/05 16:52
:PC
:y3EMiIF6
#625 [y@mm]
薬も利かないし
点滴も痛い!
あたし針大嫌い!!
夜またナースコールを鳴らす
看護婦さんが来てくれた。
頭をなでてくれた
そしてまた呼んだとき
プリンを持ってきてくれた
:09/06/05 16:53
:PC
:y3EMiIF6
#626 [y@mm]
「甘いモノ食べなよ」
そう言って食べさせてくれた。
そのあとあたしが寝るまで
ずっと手を握っててくれた
あたしは看護婦さんが
大嫌いだった。
お母さんのことがあってから…
でも、看護婦さんって
人の介護もしなアカンのに…
夜中で疲れてるのに
なんでこんなやさしいんやろう
:09/06/05 16:54
:PC
:y3EMiIF6
#627 [y@mm]
看護婦へのイメージが変わった。
そしてその日、
居酒屋に電話をした。
ICU携帯つかったら
ダメなんだけど
看護婦さんが特別OKしてくれたから…
そして予約を取り消して
みんなにもmixiを通じて連絡した
:09/06/05 16:55
:PC
:y3EMiIF6
#628 [y@mm]
その日の夜、夜中に電話が鳴った。
“公衆電話”
あ、絶対龍だ。
なぜか確信が持てた
「もしもし」
小声で話す。
「もしもし…優希?」
龍の声だ…安心する
:09/06/05 16:56
:PC
:y3EMiIF6
#629 [y@mm]
『今どこにおんの?』
-優希ちゃんが入院していることは
龍には言ってないよ。-
『え?まぁ…』
『どこ?浮気してんの?』
もう…やっぱり疑うよね…
:09/06/05 16:58
:PC
:y3EMiIF6
#630 [y@mm]
『病院。入院してんねん』
『え?』
『…』
『もしかして、俺のバイクの後ろ優希、乗ってたん?』
『うん…』
『…ごめんな…』
『いいよ。龍が生きててよかった』
『俺と同じ病院?』
『違うよ。』
『そ…』
ブツっと電話が切れた。
公衆電話やから
お金なくなったら切れるよね。
でもあたしは少しでも話せたから
幸せな気持ちで寝ることができた
:09/06/05 17:00
:PC
:y3EMiIF6
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