バツイチ子持ちの君へ
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#167 [けん]
向かった焼肉店は
いつも利用していた
チェーン店。
絵美と蒼汰を前にしても食欲がまったく湧かなかった。
そんな俺を絵美は
心配してくれていた。
食事が終わりかけた時
蒼汰がオシッコ!
と言い出した。
:09/06/28 22:05
:F905i
:J/xgc.Nk
#168 [けん]
慣れた手付きで
蒼汰をトイレへと
連れて行った。
蒼汰がオシッコをしている後ろで、見守るこの光景。
最初は抵抗を感じていたのは事実。
それが今では
蒼汰のお尻を拭く事にも慣れる事ができた。
:09/06/28 22:09
:F905i
:J/xgc.Nk
#169 [けん]
いつものように用を足したあと、手を洗わせながらある事を聞いてみた。
「蒼汰・・・けんちゃんの事好き??」
聞かなくてもわかっている事・・・
それだけの自信はあった。
だけど、何故か聞いてみたくなった。
このあとすぐに
聞かなければ良かった・・・と、後悔する事になったんだ。
:09/06/28 22:15
:F905i
:J/xgc.Nk
#170 [けん]
「お母さんがけんちゃんの事を嫌いになったから、蒼汰もけんちゃんの事好きじゃないねん!」
無邪気に答える蒼汰。
悪気はないんだろう。
それはわかってる。
わかってるんだけど
あまりにキツい答えだ。
:09/06/28 22:18
:F905i
:J/xgc.Nk
#171 [けん]
おおかた絵美が
蒼汰に言い聞かせたんだろう・・・
ほんま・・・
俺が何かしたんか?
何で・・・
一年半も一緒に暮らしてきた仲なのに・・・
こんな汚い終わり方をしようとするんや?
:09/06/28 22:22
:F905i
:J/xgc.Nk
#172 [けん]
何も無かったかのように俺は蒼汰を連れて席へ戻った。
一気に落胆した俺は
会計を済ませて車へ乗り込んだ。
そして
絵美の家へ着いた。
駐車場に車を停めて
御守りと手紙を渡そうと思った。
しかし・・・
:09/06/28 22:27
:F905i
:J/xgc.Nk
#173 [けん]
直前に絵美の携帯が鳴った。
「いとこのおじちゃんや」
そう言って電話に出た。
おじさんと話しをしながら車を降りて、そそくさと家へ入って行こうとする絵美。
俺は慌てて追いかけた。
玄関まで行って
ドアを閉めようとする絵美と目が合った。
:09/06/28 22:31
:F905i
:J/xgc.Nk
#174 [けん]
「あのさ・・・実はな・・・」
「今日はありがとう!」
バタンッ−
話しの途中でドアを閉められてしまった。
右手に握った御守りを
強く握りしめ、ドアの前で立ち尽くす俺。
ほんま格好悪い・・・
:09/06/28 22:34
:F905i
:J/xgc.Nk
#175 [けん]
ポストに置いていくべきか迷ったけど、大事な御守りだから・・・やっぱり直接渡したい。
また、いつか渡そう。
そう思ってトボトボと
家路へ着いた。
:09/06/28 22:37
:F905i
:J/xgc.Nk
#176 [けん]
次の日
絵美から昨日の事でメールが来た。
絵美からメールが来る事自体久しぶりだったから・・・嬉しかった。
でも、俺が返したメールには返事が無かった。
本当に終わってしまったんだな俺達・・・
:09/06/28 22:39
:F905i
:J/xgc.Nk
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