偽りの“ジン”...
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#320 [我輩は匿名である]
(いつもの私だったら呆れてシカトだけど今日は言わなくちゃ…!!)


『私がジンのこと本当に好きだったら連絡シカトしたり拒否したりすると思う?関わりたくないからってことに気づいてよ!!』

⏰:09/08/27 03:36 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#321 [我輩は匿名である]
「そんなことないだろ!今こうやって連絡してきたのだって俺を好きだからだろ!?」


『だからなんでそうやってプラスに考えるの!?電話拒否ったりしてるのに、それでもしつこいから諦めさせようとしてるんじゃん!』


「違う!桃は気付いてないだけで、わざと俺を困らせようとしてるんだ!俺のこと好きだから!」

⏰:09/08/27 03:40 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#322 [我輩は匿名である]
『これっぽっちも好きじゃないから!』


「うそつけ!素直になれよ!」


『私は素直だよ!あんたが大嫌いだよ!!』


「桃…いい加減にしねーとどうなるか分かってんのか?」


ジンはどす低い声で言った。

⏰:09/08/27 03:43 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#323 [我輩は匿名である]
「理沙、大丈夫?」


「俺と代わるか?」


スピーカーで話を聞いていた絵里と誠二が心配して私に小声で尋ねた。


『大丈夫!』


私は口パクで二人に伝えた。

⏰:09/08/27 03:48 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#324 [我輩は匿名である]
『それって脅し?』


私はジンに聞いた。


「桃が悪いんだろ?俺にこんな酷いことするから!」


『ひどいこと?じゃあジンはどうなの?私に対して酷いことしまくりじゃない!』

⏰:09/08/27 04:02 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#325 [我輩は匿名である]
「俺がいつ酷いことしたよ?こんなに大切にしてるのに!」


『その大切な子の番号を出会い系で悪用したのは誰だよ!?』


「…知らねーよ」


ジンはしらばっくれていた。

⏰:09/08/27 04:27 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#326 [我輩は匿名である]
『もうジンだって証拠つかんでるから』


「あっそ」


『それだけ?』


「仕方ないだろ!桃が全部悪いんだ!」

⏰:09/08/27 14:41 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#327 [我輩は匿名である]
『なにそれ?』


「だってそうだろ?俺の番号拒否ったりするから!俺の辛さを桃に味わってもらおうと思ったんだよ!悪いか!?」


ジンは完璧開き直っていた。

⏰:09/08/27 14:43 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#328 [我輩は匿名である]
『…もうジンに何言っても通用しないんだね。とりあえず私はジンともう関わりたくないの』


「素直になれよ…」


『私は今いる彼氏を大切にしたいし、彼氏のためにももう連絡してこないで』

⏰:09/08/27 15:22 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


#329 [我輩は匿名である]
「今の彼氏じゃ桃を不幸にするに決まってる!」



「理沙、貸して」


ジンの話を聞いて誠二が電話を取った。

⏰:09/08/27 15:23 📱:N904i 🆔:1LCP5gi6


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