偽りの“ジン”...
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#347 [我輩は匿名である]
入り口には忘れもしないあいつの顔…
ジンが立っていた。
『……………』
目が合った瞬間はジンは
私にニコリと笑った。
:09/08/29 00:43 :N904i :Y5bgQdos
#348 [我輩は匿名である]
(なんで…!?なんでジンがここにいるの!?)
「一名様ですか?こちらどうぞ」
何も知らない後輩がジンを案内した。
:09/08/29 01:10 :N904i :Y5bgQdos
#349 [我輩は匿名である]
ジン、怖ッ
続き楽しみ
:09/08/29 01:51 :auSH3B :☆☆☆
#350 [我輩は匿名である]
:09/08/29 02:39 :N904i :Y5bgQdos
#351 [我輩は匿名である]
(待って、そういえば…)
私は過去の記憶を振り返った。
私のバイト先は焼肉屋。
昔ジンにそういった話をしたことがある。
:09/08/29 02:41 :N904i :Y5bgQdos
#352 [我輩は匿名である]
『街中の焼肉屋さんで、松阪牛取り扱ってるんだよ!』
こんな話をジンに話したことがある。
(ジン…覚えていたの?)
:09/08/29 02:49 :N904i :Y5bgQdos
#353 [我輩は匿名である]
“街中にある”
“松阪牛”
この2つで私のバイト先を突き止めたの??
:09/08/29 02:53 :N904i :Y5bgQdos
#354 [我輩は匿名である]
(ここまでするの…ジン?バイト先まで来るなんて辞めてよ…)
バイト先に何か迷惑かけてしまったらどうしようと心配だった。
そしてジンを案内した後輩が戻ってきた。
:09/08/29 03:00 :N904i :Y5bgQdos
#355 [我輩は匿名である]
「今のお客さん、白菜キムチだけしか注文しなかった〜。ドリンクはお冷やです」
「あははは。そんなときもあるさ。はい、お冷や」
そう言って店長は私にお冷やを渡した。
:09/08/29 03:03 :N904i :Y5bgQdos
#356 [我輩は匿名である]
(えっ?私が行くの〜!!)
まかされたからには行くしかなく、私はジンのところにお冷やを持っていった。
『失礼します』
「桃…!」
:09/08/29 03:11 :N904i :Y5bgQdos
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