偽りの“ジン”...
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#612 [我輩は匿名である]
「ちょっ…君!!落ち着いて!」
いきなりパニック状態で入ってきた私に警察もびっくりしていた。
『追い掛けられてるんです!こ、殺されれそうなんです!』
:09/09/12 03:43 :N904i :s45HhwKA
#613 [我輩は匿名である]
「落ち着いて!とりあえず座って?」
「桃ぉーーッッ!!」
警官が私をなだめているとジンの声がした。
:09/09/12 03:45 :N904i :s45HhwKA
#614 [我輩は匿名である]
「ハァハァ…桃…。」
そしてジンも中に入ってきた。
「このやろぉー!!」
ジンは警官に目をくれず私に向かってきた。
:09/09/12 03:48 :N904i :s45HhwKA
#615 [我輩は匿名である]
『いやー!!キャー!!
痛い!』
ジンは私の髪の毛を引っ張ったのだ。
ものすごい力。
抵抗できない。
:09/09/12 03:52 :N904i :s45HhwKA
#616 [我輩は匿名である]
「な、なにしてるんだ!」
警官は私の髪を引っ張るジンを見て驚きを隠せないでいた。
それもそうだ。
いきなりパニック状態の女が現われて、いきなり異常なぐらいにキレた男が現われて、その男がその女の髪を警官の前で引っ張っているのだから。
:09/09/12 04:18 :N904i :s45HhwKA
#617 [我輩は匿名である]
「や、辞めなさい!」
警官はジンを抑えた。
「うるせー!お前は黙ってろ!!」
ジンは警官であろうと遠慮しない。
警官の手を振りほどき、
おもいっきり私の髪を引っ張り続けた。
:09/09/12 04:27 :N904i :s45HhwKA
#618 [我輩は匿名である]
「離しなさいと言ってるんだ!!」
今度は警官2人がかり、
力づくでジンを取り抑えた。
「離せ!俺はこいつに用があるんだ!離せよ!」
ジンは必死に抵抗していたが、さすがの2人がかりでは適わなかった。
:09/09/12 04:35 :N904i :s45HhwKA
#619 [我輩は匿名である]
取り押さえられ、バタつくジンの手には数量の髪の毛が握られていた。
(私の髪の毛…。こんなやつに!!)
『そいつを…そいつを逮捕して下さい!!』
:09/09/13 02:07 :N904i :zrg.31kM
#620 [我輩は匿名である]
「こ、この糞尼ー!!」
私の言葉を聞いて尚更ジンは暴れだす。
「落ち着きなさい!」
「離せ!ぶっ殺してやる!」
:09/09/13 02:18 :N904i :zrg.31kM
#621 [我輩は匿名である]
『ほら!今聞きました!?この人私を殺そうとしてるんです!逮捕して下さい!』
私は必死に警官に訴えた。
「と、とりあえず君はそこで座ってて。」
:09/09/13 02:20 :N904i :zrg.31kM
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