偽りの“ジン”...
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#364 [我輩は匿名である]
後輩がジンの部屋に入り、しばらくすると戻ってきた。
「ドリンク?」
店長が聞いた。
「いや、なんか大きい器がタレか?とか小さい器は何だっけ?とか聞かれました。私最初に説明したんだけどなぁ。笑」
:09/08/29 16:51 :N904i :Y5bgQdos
#365 [我輩は匿名である]
『へぇ〜』
私は全く他人事のように話を聞いた。
「料理でまーす」
そう言って行ったのはジンのところに白菜キムチを持っていったバイトの男の子だ。
:09/08/30 00:42 :N904i :p869y07.
#366 [我輩は匿名である]
「なんかすごい嫌がられたんですけど、俺」
バイトの子がジンのところから戻ってきて言った。
『どうしたの?』
:09/08/30 00:50 :N904i :p869y07.
#367 [我輩は匿名である]
「おもいっきり睨まれて、舌打ちされました…。やっぱ男ってだけで嫌がられてるんですかね〜?」
『ま、マジかぁ。でも気にするな〜!』
私はそう言ってあげることしかできなかった。
:09/08/30 01:21 :N904i :p869y07.
#368 [我輩は匿名である]
ピンポーン
『はーい』
(ゲッ、またジンのところだ)
ジンからの呼び出しコール。
私は嫌々向かった。
:09/08/30 03:46 :N904i :p869y07.
#369 [我輩は匿名である]
『失礼します』
「あ、桃だ。嬉しい!
手紙読んでくれた?」
『バイト中ですので』
「バイト終わったら読んでね」
『ご用件は?』
:09/08/30 04:23 :N904i :p869y07.
#370 [我輩は匿名である]
「お冷おかわり!」
『…かしこまりました』
(飲むの早ッ!)
「桃!」
『なんでしょうか?』
:09/08/30 05:15 :N904i :p869y07.
#371 [我輩は匿名である]
「バイト着すごくそそるよ…」
(ヤダ…きもい!!)
私は身震いした。
『…失礼します』
:09/08/30 05:16 :N904i :p869y07.
#372 [我輩は匿名である]
「それと!!」
部屋から出ようとする私をジンは呼び止めた。
「…あの糞男。あの件に関しては許さないからな」
ジンの顔つきが急に変わった。
:09/08/30 05:18 :N904i :p869y07.
#373 [我輩は匿名である]
ただでさえ細い目がさらに見えない状態に。
それに大事な友達を糞男と呼ばれたことに対しても腹が立った。
『…何でバイト場分かったの?』
私は怒りを抑え、話をそらしてジンに聞いた。
:09/08/30 19:33 :N904i :p869y07.
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