偽りの“ジン”...
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#467 [我輩は匿名である]
「先輩がシフト入ってないときにも何回か来たことあるんですよ』


「まじで?」


「はい。てかその時、うちのバイトの女の子にちょっかいだそうとしてたみたいなんですよ(笑)
あのツラでですよ!!」


ジン…どこまでも…。

⏰:09/09/04 10:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#468 [我輩は匿名である]
紗弥加(絵里)の件といい、このことといい。


女と見れば手当たり次第。


気持ち悪すぎる。


吐き気所じゃない本当に…。

⏰:09/09/04 10:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#469 [我輩は匿名である]
今日は私にしてはがつんと(?)言えた方だと思うし。


これでジンも置かれてる立場とか理解してくれたらいいんだけど。


(でも。そうはいかないだろうなー…)


なんとなく、自分でももうわかってきていた。ジンがこの程度でわかるわけがないっていうことを…。


ジンは多分病気。

⏰:09/09/04 10:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


#470 [我輩は匿名である]
異常なんだ。


私のような普通の人間が言ってわかるなら苦労はしない。


でも、このままもイヤだ。


朝みたら履歴がジンからの不在着信だらけなのはもういや。


バイト先にまで来るジンを見るのもいや。

⏰:09/09/04 10:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#471 [我輩は匿名である]
このままじゃいつか自宅とかまで突き止められてしまうかもしれない。


(どうしたら…)


私は決めた。


ジンがあきらめてくれるのを待つのは辞める。

⏰:09/09/04 10:13 📱:PC 🆔:☆☆☆


#472 [我輩は匿名である]
その日は結局ジンは見つからなかったらしい。


私は戻ってきた店長に事情を説明した。


ジンからストーカーされていて、バイト先までつきとめられて、どうしたらいいかわからない。と。

⏰:09/09/04 10:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#473 [我輩は匿名である]
店長は私の話を静かに聞いてくれた。


一通り話し終えたあと、店長は


「それは警察に行くべきだよ」


と言った。


警察、と聞いていっきに緊張してしまった。

⏰:09/09/04 10:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#474 [我輩は匿名である]
「証拠とか残してあるんでしょ?」


『ハイ一応
…でも警察はちょっと』


私はこの期に及んで、まだ自分でどうにかできることだと思おうとしていた。


結局どうにもできないくせに。

⏰:09/09/04 10:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#475 [我輩は匿名である]
「お母さんとかは何て言っているの?」


実は私は、両親には相談していなかった。


理由は一つ


出会い系だから…


『いえ、まだ言ってません』

⏰:09/09/04 11:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#476 [我輩は匿名である]
「言った方がいいよ」


『はい…』


店長の言うことは間違えてない。


「今日帰ったら言ってみなさい」


『はい。
というか今日は本当に色々
すみませんでした!!』

⏰:09/09/04 11:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


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