偽りの“ジン”...
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#516 [名無し]
>>450-550

⏰:09/09/05 00:08 📱:N906i 🆔:nUGAiMoI


#517 [名無し]
>>400-550

⏰:09/09/05 00:08 📱:N906i 🆔:nUGAiMoI


#518 [我輩は匿名である]
すいません
さっきオーダーしたら自分もオーダーされて書けなくなったんで解除しました

機械音痴なんでちょっとオーダーできなさそうです

⏰:09/09/05 01:26 📱:N904i 🆔:5.cvgbtQ


#519 [我輩は匿名である]
>>513 続き


「理沙さん、お願いします。」


(!!!?)


返事を返せず黙っていた私の後ろから声がした。


振り替えるとバイトの子がお冷やを持っていた。


ジンが頼んだお冷やだ。

⏰:09/09/05 01:49 📱:N904i 🆔:5.cvgbtQ


#520 [我輩は匿名である]
(い、いま“理沙”って言っちゃったよね…)


何も知らないバイトの子は私のことを“桃”だと思っているジンの前で私の本名である“理沙”と呼んだ。


(ややややややややばいッ!絶対聞こえたよね…)

⏰:09/09/05 01:52 📱:N904i 🆔:5.cvgbtQ


#521 [我輩は匿名である]
『はい』


私は動揺しながらもお冷やを受け取った。


『お冷やになります』


私はお冷やをジンのところに置いた。

⏰:09/09/05 01:55 📱:N904i 🆔:5.cvgbtQ


#522 [我輩は匿名である]
ジンの方を見ると、ジンはうつむいていた。


(睨まれるより逆に怖いし…)


ジンから漂う負のオーラはなんともいえない怖さだった。

⏰:09/09/05 01:59 📱:N904i 🆔:5.cvgbtQ


#523 [我輩は匿名である]
『ご注文大丈夫ですか?』


私はジンに恐る恐る尋ねた。


「…トントロ。以上」


(おぉ!肉頼んだ!)


と少し感動しつつも、
結局トントロ一品だけ。

⏰:09/09/05 02:03 📱:N904i 🆔:5.cvgbtQ


#524 [我輩は匿名である]
『火のほうつけさせていただきますね。ごゆっくりどうぞ。』


そう言って私は部屋を後にした。


ジンはうつむいたままだった。

⏰:09/09/05 02:11 📱:N904i 🆔:5.cvgbtQ


#525 [我輩は匿名である]
(こ、怖かった…)


きっと本名を知られた。


だけどジンは何も言わずうつむいていた。


ジンのことだ。
このままおとなしく終わるはずがない。

⏰:09/09/05 02:19 📱:N904i 🆔:5.cvgbtQ


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