- 異 世 界 - 恋 愛 -
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#201 [SENA]

友達の彼氏の家で語り飲みだった。

来る人はみんなうちの大学の1年生。

でも、あんまり男と話してないし

興味もなかったから

あの人が格好いいとかっていう

話には普段ついていけてなかった。

⏰:09/08/15 18:25 📱:D905i 🆔:lUweY1qo


#202 [SENA]

だから集まった人は

誰か全くわからんかった。

「あ!見たことある」

って集まった男みんなに言われた。


私はあなたたちのこと

全く知りませんよ。

いつ見たんですか?

って感じだった。

⏰:09/08/15 18:27 📱:D905i 🆔:lUweY1qo


#203 [SENA]

「瀬奈ちゃん1年の中で
結構目立っとるよっ!」

「まじ?知らんし」



そんなことを話しながら

みんな徐々に酔っぱらってきて

雑魚寝し始めた。

⏰:09/08/15 18:31 📱:D905i 🆔:lUweY1qo


#204 [SENA]

うちの隣にはトキ君って言う

一般的には格好いいって

言われるであろう人が寝ていた。

うちも寝始めた頃

トキ君はうちに腕を回してきた。

寝ぼけとるんか酔っとるけえなんか

確信犯なんか知らんけど

そのまま抱きつかれて寝た。

⏰:09/08/15 18:39 📱:D905i 🆔:lUweY1qo


#205 [SENA]

明け方…7時くらいかな。

携帯が鳴った。



聞き覚えのあるメール着信音。

涼太の指定着信音だった。

⏰:09/08/15 18:42 📱:D905i 🆔:lUweY1qo


#206 [SENA]

うちはトキ君の腕を振り払って

携帯に手を伸ばす。

[生きとる]



3週間ぶりのメールがこれ?笑

なんか拍子抜けした。

⏰:09/08/15 18:48 📱:D905i 🆔:lUweY1qo


#207 [SENA]

それからしばらくメールが続いた。

9時になり、1限から授業だったし

うちは学校に向かった。


2限も受け終わった頃

[暇なったら電話して]

ってメールが来た。


昼休みやし3限空きやし

うちは電話をかけた。

⏰:09/08/15 18:52 📱:D905i 🆔:lUweY1qo


#208 [SENA]

久しぶりに色々話した。

大学のこと、仕事のこと

この三週間のことを

ずっと話した。

⏰:09/08/15 19:33 📱:D905i 🆔:lUweY1qo


#209 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>100-200
>>200-300

⏰:09/08/16 21:34 📱:W61SH 🆔:gvIHrPj6


#210 [SENA]

30分くらい話したかな?

なんか…とにかく楽しかった。

トキ君たちといた半日よりも

涼太と話した30分のほうが

ずっとずっと、楽しかった。

⏰:09/08/17 22:37 📱:D905i 🆔:Ye2R8U0.


#211 [SENA]

うちの大学には

同じ高校から来た人はいない。

全員知らない人ばかり。



本当に信用できる人にしか

うちは本音で話さない。

裏切られるのが怖いから。

⏰:09/08/18 01:24 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#212 [SENA]

社交的な性格ではあるけど上辺だけ。

だから、大学で一緒にいる子にも

深い話しはしなかった。



うちはどんどん冷めた性格になった。

⏰:09/08/18 01:27 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#213 [SENA]

5月に入った頃。

サークルで遠征があった。

うちはついて行ってた。

⏰:09/08/18 01:45 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#214 [SENA]

日中走り回って動いて

バスやホテルの手続き

お金の徴収……

いろんな事をした。



…つもりだった。

⏰:09/08/18 01:47 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#215 [SENA]

夜、女の先輩に呼び出された。


「瀬奈ちゃんさ、やる気無いなら
帰ったら?1年じゃし、いっぱい
わからんこともあるじゃろうけど
わからんじゃ済まされんのんよ?
わからんなら聞いてくれればいい
けど、瀬奈ちゃんは聞きにも来ん。
何もせんなら辞めてくれていーよ」

⏰:09/08/18 01:59 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#216 [SENA]

先輩はそれだけ言って

部屋に戻っていった。



悔しい…

悔しい悔しい悔しい!!!



うちはあんたなんかよりも

何倍も働いとる!

⏰:09/08/18 02:00 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#217 [SENA]

うちが部屋に戻ると

同級生の千秋が心配そうに

「なんだったん?」

って聞いてきた。

「…なんでもないよ」


そう言うと千秋は

風呂に入りに行った。

⏰:09/08/18 02:03 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#218 [SENA]

しばらくするとまた久しぶりに

涼太からのメールが来た。


[なんしょん?]

[今●●県におる]

[なんで?]

[遠征]

⏰:09/08/18 02:06 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#219 [SENA]

[あぁね]



ふと、涼太の声が聞きたくなった。

うちは電話をかけた。


「もしもしっ」

「おー」

⏰:09/08/18 02:08 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#220 [SENA]

「なんしょん?」

「今先輩んちから帰りよる」

「ほーなんじゃあ」

「…どした?」

「え?何が?」

「お前が電話かけてくるとか
珍しいじゃん。何かあった?」

⏰:09/08/18 02:09 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#221 [SENA]

その言葉を聞いた瞬間

溜まっとったものが

全部溢れ出した。



何かいいたいのに

涙で声にならんくて

子どもみたいに泣きじゃくった。

⏰:09/08/18 02:12 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#222 [SENA]

少し落ち着いた頃

「大丈夫か?」

「なんか…ごめん…。
うちもう無理…」

「お前さぁ…無理になるまで
全部抱え込むなや。」

「もうさ…どうしたらいいんか
わからんくってさぁ……
先輩にいろいろ言われてから
余計意味わからんくなって……」

⏰:09/08/18 02:17 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#223 [SENA]

「もう無理ならさ、一回全部
投げ出してみたらいいよ。
そしたら先輩らあも瀬奈の
ありがたみがわかるんじゃない?

あとな、少しは周りを頼っても
いいんじゃない?全部抱え込むの
お前の悪い癖じゃろ。

周りに言うのが嫌なら
俺に言ってくれても良いけん
とにかく溜め込むな!」

⏰:09/08/18 18:35 📱:D905i 🆔:R8ZzhGew


#224 [SENA]

うちはこの言葉に

どれだけ救われたじゃろう。

電話を切った後も

励ましてくれるメールが来て

そのメールをみて

また何回も何回も泣いた。

⏰:09/08/19 00:17 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#225 [SENA]

うちが電話しよる最中に

風呂から戻ってきた千秋。

泣いとるうちをみて

びっくりしとった。

⏰:09/08/19 01:38 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#226 [SENA]

でも、千秋には何も

話せんかった。

なんかあったら言ってね

って言ってくれたけど

結局言えんかった。

⏰:09/08/19 01:45 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#227 [SENA]

無事でもないけど遠征も終わり

家に帰ったら涼太からメール。

[久しぶりに会いたい]

[いいよ。外で話そっか]


しばらくして涼太の

うるさい単車の音がした。

外に出て家の前の階段に

2人して座った。

⏰:09/08/19 01:49 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#228 [SENA]

そこでまた色んな話をする。

好きな人が隣にいることが

こんなにも幸せなんだ。

楽しくて、嬉しくて

離れたくない

そばにいたい

⏰:09/08/19 01:52 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#229 [SENA]

30分くらいしてから

先輩に呼び出されて

涼太は帰るってなった。

「お前こんなに
ちっちゃかったっけ?笑」

涼太はそう言って

頭をポンポンと叩いた。

「うるさいなー」

⏰:09/08/19 01:54 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#230 [SENA]

うちはこの日再確認した。

まだ涼太を好きでいよう…と。

「また連絡して?」

「え?」

「嘘。また連絡する」

涼太はそう言って

帰って行った。

⏰:09/08/19 01:56 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#231 [SENA]

こうしたちょっとした事でまた

涼太にハマっていく…。

ハマって…ハマって…



抜け出せなくなってしまう。

⏰:09/08/19 10:59 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#232 [SENA]

それからまた何日かして

涼太から連絡が来た。

[会いたいけん来て]


会いたいなんて、

ほんまは思ってないんじゃろうな。

⏰:09/08/19 11:02 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#233 [SENA]

家についてピンポン鳴らす。

入って鍵閉めて奥に入る。


「久しぶりー」

「久しぶりっ」


ロフトに寝転ぶ涼太。

うちはその下に座った。

⏰:09/08/19 11:05 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#234 [SENA]

「今日現場でさぁ〜」

涼太はいつものように

愚痴をこぼす。

うちはそれを聞いて

言葉を返す。

「てか上がってくれば?」

⏰:09/08/19 11:09 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#235 [SENA]

「あぁ…うん」

うちは階段をのぼり

付き合っていた時と同じように

涼太の左隣へ行った。

「頭上げて」

うちが頭を上げると

その下に腕を入れてくれた。

そのまま涼太は電気を消した。

⏰:09/08/19 11:14 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#236 [SENA]

そのまま涼太はギュウっと

潰れそうなくらい抱きしめてきた。

「会いたかった」

そう言ってから涼太は

ますます強く抱きしめる。

「お前やっぱちっちゃい。
顔の位置合わせろや」

うちは言われた通り

涼太の顔の前まで上がった。

⏰:09/08/19 18:29 📱:D905i 🆔:iYsfav5E


#237 [SENA]

そしてキスされて

またギュッと抱きしめられる。



あぁ…

なんか複雑

⏰:09/08/21 01:06 📱:D905i 🆔:KExMkFpk


#238 [SENA]

複雑な気持ちのまま

流されてヤった。


終わった後

こんな関係が続くんかな

って思ったら

泣けてきた。

⏰:09/08/21 01:08 📱:D905i 🆔:KExMkFpk


#239 [SENA]

でも…幸せだったんかもしれん。

バカやね。

⏰:09/08/21 01:09 📱:D905i 🆔:KExMkFpk


#240 [SENA]

この日から始まった

微妙な関係。



でもうちは

逢えるだけで

そばにおれるだけで

それだけで

幸せだった。

⏰:09/08/21 01:10 📱:D905i 🆔:KExMkFpk


#241 [SENA]

「仕事行ってくるけん」

朝早く涼太は出て行った。

「うん。頑張ってね」

うちはベッドに転がったまま

涼太を送り出した。



涼太の家に取り残されたまま

うちは再び眠りについた。

⏰:09/08/22 16:50 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#242 [SENA]

また起きると涼太からのメール。

食器洗って帰って

みたいなメールだった。

言われた通り食器洗って

鍵を閉めてポストに入れて帰った。

家に帰って風呂入って

支度して大学へ向かう。

大学に行っても、

このことを話せる友達はいなかった。

⏰:09/08/22 16:57 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#243 [SENA]

それから頻繁に

涼太に呼ばれるようになった。

頻繁に…といっても

一週間に一回。

呼ばれた日、うちが都合悪ければ

二週間に一回になる。


できるだけ涼太に逢うために

時間を作って会いに行った。

⏰:09/08/22 17:00 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#244 [SENA]

最初の頃は涼太と会えば

ヤるだけだった。

あれだけ嫌だった金貸し。

「お金貸して?」

と言われれば貸すようになった。

涼太に言われることは何でもした。

断ればこの関係が終わりそうで…

涼太に逢えなくなりそうで…

怖かった。

⏰:09/08/22 17:03 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#245 [SENA]

6月になれば、会っても

えっちもちゅうもせんくなった。


家のことしてあげて

ベッドで腕枕してもらって

話しながら寝る。


よくわからんかった。

うちは涼太のなんなんじゃろ?

ってよく思った。

⏰:09/08/22 17:07 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#246 [SENA]

その頃、うちは心開ける

先輩ができていた。


ヨウマ先輩


サークルの男の先輩で

よっ君って呼んでた。

⏰:09/08/22 17:11 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#247 [SENA]

よっ君は3回生。

背が低くて格好いい先輩だった。

格好いいんだけど

女遊びが激しくて

でもおもしろくてバカで…

そんなよっ君とは

気があって意気投合した。

⏰:09/08/22 17:14 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#248 [SENA]

うちはよっ君に

涼太のことを話した。

よっ君は真剣に聞いてくれた。

涼太のことを話すのは

よっ君だけだった。

⏰:09/08/22 17:16 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#249 [SENA]

「お前ほんまバカじゃね」

って言いながらも

色んなアドバイスをくれた。

「10代のうちは遊びまくれ!」

って言うよっ君。

「でもよっ君今年21じゃん」

うちがそう言うと決まって

「遊べるのは学生の間だけ!」

って言った。

⏰:09/08/22 17:19 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#250 [SENA]

ずるずると続く

うちと涼太の関係。

よっ君のアドバイス?に

うちの考え方も変わってきた。



涼太と寄り戻したい

ってずっと思っとったけど

そうは思わなくなった。

⏰:09/08/22 17:22 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#251 [SENA]

割り切った関係


と言えばいいのか…



涼太もうち以外にどうせ

遊ぶ女はいるだろうし

うちもとことん遊んでやる!

と思うようになった。


涼太を二番目に考えよう…と。

⏰:09/08/22 17:24 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#252 [SENA]

でも…

これが間違いだった。

そのせいで

何人の人を

傷付けたのか…。


こうなることは

わかっていたのに…。


自分は馬鹿だ。

⏰:09/08/22 18:10 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#253 [SENA]

誰か読んでますかね?
読みにくいとかあったら
言ってください

⏰:09/08/22 18:12 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#254 [SENA]

なぜ自分はこんなに

自分勝手なのか…。

本当に申し訳ない。

自己中で

人を傷付けること

しかできない

馬鹿な女で

ごめんなさい…。

⏰:09/08/22 18:15 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#255 [SENA]

6月に入って間もない頃だった。

うちはトキ君に夜呼び出された。

トキ君は実家通いで

大学には1時間くらいかけて

通っている。

そのトキ君が大学の近くに住む

うちの家の近所まで来た。

⏰:09/08/22 18:19 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#256 [SENA]

「なんで来たん?」

「いやぁ、ユウトんちに
おったんよー!」

ユウトはうちのアパートの

隣のアパートに住む奴。

「そおなんぢゃ」


そんな話をしながら

近くの公園で話をしていた。

⏰:09/08/22 18:22 📱:D905i 🆔:1/GKXCkM


#257 [SENA]

するといきなりトキ君は

真剣になった。


「俺、瀬奈ちゃんのことが好き。
一目惚れだった。あの日飲みした時
偶然を装ってみたけど、ほんまは
瀬奈ちゃんを呼んでもらったんよ。

いきなりごめんな。でもほんまに好き」

⏰:09/08/23 02:30 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#258 [SENA]

別に好きじゃなかった。

どんな人かもよく知らん。

でも、良い奴なんだ

とは思っとったけど。



このときのうちは

ただ…

誰かに愛されたかった。

寂しさを埋めたかった。

⏰:09/08/23 02:47 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#259 [SENA]

「付き合ってください」

トキ君にそう言われた。


この人は

うちを好きでいてくれる。



愛が欲しかった。


「いいよ」

⏰:09/08/23 02:49 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#260 [SENA]

この日、うちはトキ君と

付き合った。



涼太を忘れるため?

いや…違う。



本当にただ


誰かに愛されたかった。

⏰:09/08/23 02:51 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#261 [SENA]

トキ君は喜んだ。

でもうちは複雑だった。



このときのうちは

何を考えとったんじゃろう。



馬鹿だった。

⏰:09/08/23 02:53 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#262 [SENA]

トキ君はユウト君の家に

いたついでだと言った。

でもほんまは

うちに告白するために

わざわざ来たんだと知った。



トキ君の気持ちは

ほんまに充分すぎるほど

伝わっとったよ。

⏰:09/08/23 02:56 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#263 [SENA]

トキ君と付き合ってからは

トキ君と毎日メールや電話。

学校で会えば話す。



そんな関係だった。

⏰:09/08/23 02:59 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#264 [SENA]

トキ君と付き合って一週間。


涼太からのメール。



迷った。


会えば浮気?

⏰:09/08/23 03:03 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#265 [SENA]

うちは涼太を選んだ。

やっぱ涼太に会いたかった。



そして何を思ったか

トキ君に

[元彼に会いに行ってくる]

とメールを送った。

⏰:09/08/23 03:06 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#266 [SENA]

トキ君が離れない自信があった。

嫉妬されたかったのかもしれない。



トキ君からは着信の荒らし。


マナーにして

バイブも無くして

涼太の家に向かった。

⏰:09/08/23 03:09 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#267 [SENA]

涼太に会うと

トキ君のことなんか

すっかり忘れて

洗濯して、食器洗って

ロフト上がって

腕枕してもらいながら話して

久しぶりにヤった。

⏰:09/08/23 03:12 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#268 [SENA]

終わった後

罪悪感は無かった。


やっぱり涼太が好きだ

…と、改めて思った。

⏰:09/08/23 03:14 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#269 [SENA]

朝になり、涼太は仕事。

うちは携帯を見た。


着信は4時まで続いていた。

メールも。


帰さずに家に帰る。

すると家の前には

トキ君の姿があった。

⏰:09/08/23 03:18 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#270 [SENA]

トキ君はうちを見るなり

抱きついてきた。



何も言わずに…

何も聞かずに…

ただ

うちを抱きしめた。

⏰:09/08/23 03:20 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#271 [SENA]

「中入りーよ」

無言で家に入るトキ君。

泣いてた。



あぁ…

これ以上この人を

傷付けちゃダメだ…



そう思った。

⏰:09/08/23 03:23 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#272 [SENA]

トキ君は

うちが元彼を

引きずっていることを

知っていた。



だから余計

辛かったと思う。



憶測でしかないけど。

⏰:09/08/23 03:26 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#273 [SENA]

「ごめん。やっぱトキ君とは
付き合っていけれん。
てかつきあっとっちゃダメじゃ」

「俺は瀬奈ちゃんが好きじゃけえ
別れるとか無理。元彼に会っても
いいけえ付き合っといてほしい」

「でもトキ君を傷付けるだけよ。
もう傷付けたけどさ。ごめん」

「俺、2番目でもいいよ!」

「うちが無理よ。ほんまごめん
うちそんなに起用じゃないよ…」

⏰:09/08/23 03:37 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#274 [SENA]

「もう無理なん…?」

「うん。ごめん」





うちは…

何がしたかったんかな?

⏰:09/08/23 03:39 📱:D905i 🆔:NKUxog.s


#275 [SENA]

トキ君と別れてから

学校に行きたくなかった。


うちの大学は小さい大学。

行けば必ず顔を合わす。

だから行きたくなくて

半分引きこもり状態。

⏰:09/08/25 02:08 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#276 [SENA]

でもこのままじゃダメだ


そう思って学校へ行った。

すると案の定

トキ君のグループと

出くわした。

⏰:09/08/25 02:11 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#277 [SENA]

「お前ふざけんなよ!」

うちを見つけた

ユウトが叫ぶ。

うちは気が強かった。

と言うか、負けず嫌い。

相手が男だろうが

負けたくない。

だからその喧嘩を

勝ってしまった。

⏰:09/08/25 02:13 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#278 [SENA]

「はぁ?」

ユウトはうちに近付き

胸ぐらをつかんだ。

「いい加減にしろよ」

「うちお前に何もしてない」

「俺の連れに何してくれとんじゃ!」

「じゃけえお前には何も
してないじゃろーが!
トキ君に言われるならわかる。
でもお前に言われたくねーわ」

⏰:09/08/25 02:16 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#279 [SENA]

「調子のんなよ!」

ユウトはうちを片手で掴み

もう片方の手で髪を引っ張った。

「痛いんじゃ!離せボケ!
お前にこんなことされる
筋合いなあわ!ひっこめ粕」


うちはおもいっきり

ユウトの腹に蹴りをかました。

⏰:09/08/25 02:20 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#280 [SENA]

トキ君は少し離れたところで

他の奴らと一緒に

うちらのやりとりを見ていた。


講義中で周りにはほとんど

人はいなくてうちらだけ。


相変わらず叫ぶユウト。


トキ君は何がしたいん?

⏰:09/08/25 02:23 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#281 [SENA]

>>277
×勝ってしまった
○買ってしまった

⏰:09/08/25 02:24 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#282 [SENA]

おらび続けるユウトをよそに

うちはトキ君のもとへ

歩いていった。

「どーゆーこと?
話しあるなら直接言えば?
ユウトに頼んで何になる?」

⏰:09/08/25 02:26 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#283 [SENA]

「別に…話なんか無い」

「じゃあいいじゃん。
話しないんだったら
いつまでも引っ張らんで。」



確かにあのとき

悪いことをしたのは

紛れもなく自分。

ただ、関係ない奴に

入ってこられる筋合いはない。

⏰:09/08/25 02:30 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#284 [SENA]

「トキ君がそんな奴だとは
思わんかったわ。
うちも最低かもしれんけど
そっちも最低じゃね。
もう関わらんとってくれんかな」

うちはそれだけ言って

講義の教室へ行った。

⏰:09/08/25 02:42 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#285 [SENA]

教室に入ると、たまに話すくらいの

友達のミキがいたから隣に座った。


「久しぶりじゃねー」

「じゃね」

「てかさっきの外の声、瀬奈?」

「聞こえとった?」

「うん(笑)ユウト君の声も」

⏰:09/08/25 16:44 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#286 [SENA]

「トキ君と…付き合っとったん?」

「あぁ、うん。ちょっとだけね」

「そうなんじゃ。何で別れたん?」

「…簡単に言えば…うちが浮気した」

「は…!?瀬奈ってそーゆー系!?」

「そーゆー系ってどーゆー系よ(笑)」

⏰:09/08/25 16:46 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#287 [SENA]

「もっと一途な子だと
思っとった。…最低やね」

「一途じゃけえこそ
浮気したんだと思う。
まあそんなん言い訳かな…
でも何も知らん奴に
最低なんて言われたくない」

「うちは…うちは…
トキ君のことが好きなんよ」

「え…」

⏰:09/08/25 16:50 📱:D905i 🆔:1baw.zwY


#288 [SENA]

トキ君が好き?

まじで?

てか関わりあったっけ?



疑問は沢山だったけど

聞くのも面倒で

「そーなん」

とだけ言った。

⏰:09/08/26 01:25 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#289 [SENA]

ミキは正直可愛くもなければ

性格が良いわけでもない。

でも、自分のことを

可愛いと思っていて

ナルシスト発言を繰り返す

痛い子だった。

⏰:09/08/26 01:28 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#290 [SENA]

「うちのほうが瀬奈より
トキ君を幸せにできる!」

「じゃあしてあげれば
うちにはもう関係無いし」

「瀬奈みたいな奴に
トキ君を任せれん!」



別に任せてもらった記憶

ないんですけど…笑

⏰:09/08/26 01:30 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#291 [SENA]

横でミキがずっと

うちのほうが〜

って連呼するのがウザくなって

うちは教室を出て帰った。

⏰:09/08/26 01:36 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#292 [SENA]

すると涼太からのメール。

来い、と言われて素直に行く自分。


うちは涼太中心で回ってる…。


涼太んちに行くと

何やら電話をしていた。

⏰:09/08/26 01:38 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#293 [SENA]

「かなちゃん?キョウ君そこおる?

キョウ君5000円ぶんくらい
持ってないかねー?

うん、うん、無いなら行かん。
だって意味ないじゃんねー?
うん、まあ人来たけ、はーい」



この会話でわかった。

涼太はシャブを買おうとしとった。

キョウ君…久しぶりに聞いた名前。

⏰:09/08/26 01:41 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#294 [SENA]

「かなちゃんって奴シャブ漬けで
今キョウ君ちに住み着いとるんよ」

笑いながら話す涼太。

「キョウ君、金になる女紹介しろ
ってぶちうるさいんだってー」

金になる女=薬買う女

涼太の話を聞くうちに

涼太がキョウ君とうちを

合わせなかった理由が

なんとなくわかった。

⏰:09/08/26 01:45 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#295 [SENA]

キョウ君は金になる女を探していた。

キョウ君に関わる女はみんな

薬物中毒になる。

涼太は、瀬奈はそんな奴じゃない

と、キョウ君に言っていた。

キョウ君に逢わせてしまえば

必ず打たれる…。

涼太はそれから

守ってくれようとしていた。

⏰:09/08/26 01:48 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#296 [SENA]

キョウ君がうちにものを与えたのも

そういう作戦だったからだ。


うちは…



涼太に守られていた。




今更になってわかった。

⏰:09/08/26 01:51 📱:D905i 🆔:/y8mxNPU


#297 [みに]
<font size="1">読んでます★
更新頑張って下さい</font>

⏰:09/08/27 15:53 📱:N706i 🆔:C57ntGqg


#298 [SENA]

>>297みにさん
ありがとうございます
コメント嬉しいです
最後までお付き合いください

⏰:09/08/29 03:16 📱:D905i 🆔:0VtS76To


#299 [SENA]

女ってね、

ほぼ100%一回薬物に手を出すと

ハマってしまうんだって。

依存してしまうのは

男も女も一緒だけど

女のほうが依存してしまう。

⏰:09/08/29 03:20 📱:D905i 🆔:0VtS76To


#300 [SENA]

一回打ってしまえば

こっちのもん。

すぐに客になる。



そして女は金ほしさに…

いや、薬ほしさに

身体を売る。

⏰:09/08/29 03:23 📱:D905i 🆔:0VtS76To


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