- 異 世 界 - 恋 愛 -
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#429 [SENA]

涼太は間違いなく少年院へ入る。

入れば2年は出てこれないだろう。

そして、今セイちゃんが持っている

涼太の携帯が警察の手に渡れば

涼太に覚醒剤を売っていたキョウ君

そして、キョウ君から買っていた

セイちゃんも捕まるだろうということ。

⏰:09/09/23 03:26 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#430 [SENA]






涼太が捕まった。

現実を受け止められなかった。



電話越しに無言になるうちに

セイちゃんは言った。

⏰:09/09/23 03:28 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#431 [SENA]

「とりあえず今から会える?」

「うん……」

「じゃあ国道沿いのセブンまで
出てこれる?今から行くけんさ」

「わかった…」

⏰:09/09/23 03:30 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#432 [SENA]

この日うちは

前言っていた"いい感じの人"と

遊ぶ予定だった。

うちはその人に電話を掛けた。

⏰:09/09/23 03:32 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#433 [SENA]

「ごめん、今日無理になった」

「どして?何かあった?」

「言えん」

「何で?意味不明じゃけど。
俺もうそっち行きよるで?」

「…ごめん」

「はぁ…ドタキャンとか最低やな」

⏰:09/09/23 03:34 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#434 [SENA]

「ごめん。」

この人は約束を守れない奴は

嫌いなタイプだった。

この電話によって

うちらの関係が終わる

ということも意味していた。

⏰:09/09/23 03:36 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#435 [SENA]

「もーええわ。じゃあの」

プチッと切られた携帯から

プーップーッと音が鳴る。

はぁ…とため息をつき

うちも電話を切った。

⏰:09/09/23 03:37 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#436 [SENA]

うちは携帯だけを持ち

歩いてセブンまで向かった。

セブンの前には

族仕様みたいな単車の横で

煙草を吸う男がいた。


一目でセイちゃんだとわかった。

⏰:09/09/23 03:40 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#437 [SENA]

「セイちゃん…よね?」

「おお、よおわかったな」

セイちゃんは立ち上がり

煙草の火を消した。

「ここで話すことでもないし
場所変えようか。後ろ乗り」

そう言ってメットを渡された。

⏰:09/09/23 03:45 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


#438 [SENA]

涼太と付き合っていたころを思い出す。

よく乗った涼太の単車の後ろ。

「チビ」ってよく笑われたな…。



自然と溢れてくる涙に

セイちゃんは焦っていた。

⏰:09/09/23 03:47 📱:D905i 🆔:jFDsGJGA


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