また会えるかな…
最新 最初 全 
#1 [ちさ]
覗いてくれてありがとう(^ω^)
頑張って更新していきます。
>>2 感想用スレ
:09/07/27 15:00
:P04A
:ReTv/VXI
#2 [我輩は匿名である]
楽しみです!!
:09/07/27 15:08
:PC
:☆☆☆
#3 [ちさ]
:09/07/27 15:20
:P04A
:ReTv/VXI
#4 [ちさ]
中学に進学した私は
ある先輩と会うのが楽しみで
楽しみでしかたなかった。
「雅也くんっ!」
入学式から3日、クラスにも
馴染み始めた頃小学校のころから
構ってくれていたお兄ちゃん的意味で
大好きな雅也くんを廊下で
やっと見つけた。
「おう、ちさ!」
雅也くんは私を見ると小学校の
頃と変わらない笑顔をくれた。
:09/07/27 15:21
:P04A
:ReTv/VXI
#5 [ちさ]
匿名さん
ありがとうございます(^∀^
頑張ってかいていきます!!
:09/07/27 15:23
:P04A
:ReTv/VXI
#6 [ちさ]
>>4 続き
雅也くんは本当に格好いい。
身長はちっちゃいけど…(笑)
確か小学校の頃に雅也くんのお母さんが
ジャニーズのオーディションに
勝手に応募して書類審査が通ったってゆう
嘘か誠か分かんない噂があった。
それくらい格好いいんだ!
:09/07/27 15:23
:P04A
:ReTv/VXI
#7 [ちさ]
雅也くんの元に駆け寄ると
雅也くんの背中から金髪の
フランス人形みたいな青い目をした
女の子がひょいって顔を出した。
女の子は雅也くんよりも背が小さく、
私と同じくらいだった。
雅也くんがだいたい154センチくらい
私がだいたい142センチくらいです。
「雅也、その子だーれ?」
短いスカートに細い足。
可愛らしいピンクに光る唇から
漏れた声も可愛かった。
これが、えりな先輩との出会い。
:09/07/27 15:28
:P04A
:ReTv/VXI
#8 [ちさ]
あまりの可愛らしさに私は唖然だった。
中学生なのに綺麗で完璧な化粧。
GUCCIのウエストポーチも
若者が背伸びしてるって感じが
全然しなくって似合ってた。
「ちさは俺の可愛い妹」
雅也くんがえりな先輩に説明する。
「雅也…妹居たっけ?」
「ちげーよ、妹分みたいな、
小学校の頃から可愛がってたの」
「へぇー」
そう言って私を上から下まで眺める。
うぅ…どうしよう…
とりあえずにこって笑っておいた。
:09/07/27 15:33
:P04A
:ReTv/VXI
#9 [ちさ]
「ちさ…ちゃん?」
「あ、はい!」
「可愛いね、よろしく♪」
「いや、全然です!よろしくです」
すっかり緊張してしまって真っ赤に
なっているのが自分でも分かった。
「ふふっ、かわいーね。
うちはえりなだよ♪えりなで良いから」
「えりな…先輩」
「先輩いらないし(笑)」
そう言ってコロコロと笑う先輩は
本当にお人形さんみたいだった。
:09/07/27 15:37
:P04A
:ReTv/VXI
#10 [ちさ]
「んで、ちさ何の用?」
小学校の頃は私服だったために
学ランの雅也くんは何だか
先輩に見えて変な感じがした。
「…ちさ?」
「…え?あっ!」
看取れてしまった…
「あのね、明日お兄ちゃんの
誕生日でしょ?だからまた雅也くんと
プレゼント選びたいなって…」
うちんちと雅也くんちは家族ぐるみで
仲がい良いから誕生日プレゼントを
買いにいくことはよくしていた。
:09/07/27 15:41
:P04A
:ReTv/VXI
#11 [ちさ]
「ああ、もう明日か…。いいよ」
「本当に!?ありがとう♪」
OKを貰えたことに喜んでいると
「えりなも行っていい?」
えりな先輩が満面の笑みでゆってきた。
「あ?」
少し意表をつかれたような顔の雅也くん。
「だってー、えりな今日雅也と
遊ぼうと思ってたし…」
:09/07/27 15:46
:P04A
:ReTv/VXI
#12 [ちさ]
しまった!!と思った。
えりな先輩は雅也くんが好きなんだ…
「あっ!えと私友達と行くからいいよ!
雅也くんはえりな先輩と遊んで!」
彼女でも無いのに雅也くんを
独占するわけにはいかない
そんな思いが無性にあったんだ。
:09/07/27 15:48
:P04A
:ReTv/VXI
#13 [ちさ]
すると今度はえりな先輩が焦った様子で
「いや、えりな空気読めって
感じだよね!ごめんね?」
あー…えりな先輩が悪いんじゃないのに
「いや、全然大丈夫ですから!」
「いや、俺を無視して話すすめんな」
うるさい空気読め!!
:09/07/27 15:51
:P04A
:ReTv/VXI
#14 [ちさ]
「つかさー、俺男1人嫌だし
だれか呼んでいいか?」
ってえりな先輩に
「あ、じゃあ…こーすけとか
良いんじゃない?」
「あいつ学校来てんのかよ…」
そこで掃除時間の終わりを告げる
チャイムが鳴った。
「んじゃ、ちさまた連絡するわ」
「あ、うん!」
そう言ってHRに戻った。
:09/07/27 15:55
:P04A
:ReTv/VXI
#15 [ちさ]
ちさは1年生だから3階で
雅也くんは3年生で1階
私はもうダッシュで階段を上がった。
背の小さい私は当然歩幅も小さいから
階段かけ上がるのも一苦労…
かけ上がっていると上から
165はあるんじゃないかって
くらいの人がひょいひょい降りてきた。
:09/07/27 15:59
:P04A
:ReTv/VXI
#16 [ちさ]
うわ…おっきい(中学生視点です)
前髪に2本入ってる茶色のメッシュが
印象的だった…
…格好いい
一瞬だけ目があった
その一瞬で全身の血が顔にいった気がした
一目惚れしたんだ…
:09/07/27 16:01
:P04A
:ReTv/VXI
#17 [ちさ]
タンタンッて規則的に階段を
降りる音が遠ざかっていく…
あ!!HR!!!!
私はまた急いで階段をかけ上がった。
でも、あのメッシュ頭の顔が
目が頭から離れなかった…
これが宇野先輩との出会い…
私がずっと忘れられない人との出会い
:09/07/27 16:04
:P04A
:ReTv/VXI
#18 [ちさ]
「ちさ!!そうじさぼってー!」
教室に入ると友達の可奈が話かけてきた
「ごめんねー(汗)」
「良いけど〜、雅也先輩には会えた?」
「うん!バッチリ会えたよ」
「ならよかった♪」
可奈は中学に上がってから仲良くなった
名字が同じですぐ仲良くなれたんだ。
:09/07/27 16:07
:P04A
:ReTv/VXI
#19 [ちさ]
ブブブッ
HRで先生の話を聞いていると
スカートから振動がきた。
…メール?
from:森永 雅也
sab:無題
帰り即校門集合
!
遅刻したらゆるさねー
−end−
遅刻って…(笑)
一斉送信されてるみたいで
私以外に2人送られていた。
1人は多分えりな先輩…もう1人は?
:09/07/27 16:13
:P04A
:ReTv/VXI
#20 [ちさ]
「じゃぁこーすけとか良いんじゃない?」
えりな先輩の言葉を思い出した。
こーすけ…先輩
雅也くんに
『雅也くんこそ
遅れんなよ
』
って送ってまた先生の話を聞いた。
:09/07/27 16:15
:P04A
:ReTv/VXI
#21 [ちさ]
HRが終わってすぐ教室を出た。
すぐ校門まで行こうとしたのに
「よぉ!ちさ」
「…めぐみ」
めぐみは最近やたら絡んでくる男子。
格好いいし満更でもなかったけど
正直他の女子と私に対する態度が違いすぎ!
他の女子にはニコニコしてるのに
私には只の意地悪男子!!
まして今日は急いでるから余計に
絡まないでほしかった…
:09/07/27 16:21
:P04A
:ReTv/VXI
#22 [ちさ]
「あのさ、ちさ」
「めぐみごめん!今日急いでるから」
また明日!そう言って急いで
めぐみの脇を通り抜ける
…つもりだったのに
「すぐ終わるから!」
はぁ!?HRが終わってからもう
10分以上経っている
うちのクラスの担任は話長いから
終了が5分延びるとか毎日のことだった。
「なら、早く!1分以内!」
:09/07/27 16:25
:P04A
:ReTv/VXI
#23 [ちさ]
「何?急いでんの?」
めぐみが不思議そうに聞いてくる。
「急いでる!めぐみのお腹蹴りたい
くらいに急いでるから!!」
くすっ
私の後ろから笑い声が聞こえた。
めぐみが後ろを見つめてポケッて
している。私も気になって
後ろを見ると…
メッシュ頭の先輩が居た
:09/07/27 16:28
:P04A
:ReTv/VXI
#24 [ちさ]
…え?
メッシュ頭の先輩は笑いながら
「君がちさ?」って聞いてきた。
「あ、はい!」
私とめぐみを見比べて
「へぇ〜、めぐみの彼女か…」
「「ちがいます!」」
めぐみとハモった。
「ふふっまぁいいや、雅也んとこ行こ」
そう言ってメッシュ頭は手を差しのべた。
:09/07/27 16:31
:P04A
:ReTv/VXI
#25 [ちさ]
「あ、あの…」
手をとらないでいるとメッシュ頭の先輩は
「早く、雅也怒るよ?」
ってニコニコ笑いながら言った。
だから大人しくメッシュ頭の手をとって
急いで校門まで行った。
すっごい心臓がドキドキしたけど
雅也くんに怒られるのは御免だった!
:09/07/27 16:34
:P04A
:ReTv/VXI
#26 [ちさ]
校門に着くと雅也くんが
「おっせ!バカス!!」
といってきた。
「こーすけありがとう」
えりな先輩がメッシュ頭の先輩に
お礼をゆった。やっぱこの人が…
「ちさ、手を離して?」
!!
どさくさに紛れてまだ手握った
ままだった!!泣きたい!!
「すっすみません!」
って言って急いで手を離した。
「俺、宇野宏介な」
ニコって笑って自己紹介してくれた。
「あ、杉本ちさです!」
:09/07/27 16:42
:P04A
:ReTv/VXI
#27 [ちさ]
「んで、ちさどこ行く?」
「んー、ビブレとかかなぁ…」
「おっけ」
「まーさやっ後ろ乗っけて♪」
うっきうきのえりな先輩。
「はー…はやくバイク欲しい」
そう言いながらえりな先輩を
ママチャリの後ろに乗せる。
:09/07/27 16:45
:P04A
:ReTv/VXI
#28 [ちさ]
「…つまり…ですね」
宇野先輩がえりな先輩と私を見比べる
「…すみません」
気づいたら普通に話せるようになっていた。
:09/07/27 16:47
:P04A
:ReTv/VXI
#29 [ちさ]
「ちささぁ…好きな人は?」
キャラメルマキアート噴きそうになった。
「はい!?」
あなたです、なんて言えない。
「いや、何となく」
今えりな先輩と雅也くんは
2人で服を見ている。
カップルにしか見えない…
「そーゆー先輩は?」
「え…俺?」
:09/07/27 16:50
:P04A
:ReTv/VXI
#30 [ちさ]
「先輩は…いないんですか?」
「え…いや俺は」
私は見逃さなかった…
宇野先輩が一瞬えりな先輩を見たことを
「…えりな…先輩」
つい口に出してしまった。
「え!?」
宇野先輩が真っ赤になっている。
:09/07/27 16:52
:P04A
:ReTv/VXI
#31 [ちさ]
こんな顔…するんだ…
ぽーっとえりな先輩を見ていると
「え!?ちょ…ちさ?」
宇野先輩の戸惑った声が聞こえてきた。
「え?」
ふと我に返ると頬が冷たい。
手で頬に触ると…
無意識に泣いてしまっていたんだ…
:09/07/27 16:55
:P04A
:ReTv/VXI
#32 [ちさ]
最悪だ…
必死で涙を拭う、幸い一筋涙が零れた
程度だったので涙はすぐに止まった
でも…気まずい空気が流れてしまう
「どうした…大丈夫か?」
先輩が遠慮がちに話しかけてくれる。
:09/07/27 16:58
:P04A
:ReTv/VXI
#33 [ちさ]
「大丈夫です!コンタクトが
ずれたんです、多分」
…コンタクトなんてしてないのにね
「なんだぁ、焦ったよ(笑)」
先輩は心底安心したように笑った。
「いやー、本当すみません(笑)」
私も必死で笑顔を作った。
:09/07/27 17:00
:P04A
:ReTv/VXI
#34 [ちさ]
「ちさかわいいなぁ」
そお言って頭を撫でてくる宇野先輩。
「かわいくないですよ!」
そお言って先輩から少し離れる。
本当…かわいくない
えりな先輩に…なりたい。
私…宇野先輩に好かれたいよ
宇野先輩と好き同士になりたかったよ…
:09/07/27 17:10
:P04A
:ReTv/VXI
#35 [ちさ]
「ちさ…お前かわいいな〜」
そう言ってまた頭を撫でてきた。
先輩の顔を見た…悲しくなった
先輩の目はお兄ちゃんや雅也くんの目…
妹を…恋愛対象外のものを可愛がる目
「ありがとう…ございます」
私は先輩への恋愛感情を捨てた。
:09/07/27 17:13
:P04A
:ReTv/VXI
#36 [ちさ]
「まじちさみたいな妹欲しいわ♪」
そう言って宇野先輩は満面の
笑みを見せてくれた。
神様…あなたは酷いよ…
あなたは残酷だ…
「私…私も…先輩みたいな
お兄さんが欲しかったです」
作り笑いだと悟られないように
必死で作った作り笑い。
今にも崩れそうな心を必死で抑えた
中学1年生 春
:09/07/27 17:17
:P04A
:ReTv/VXI
#37 [ちさ]
それから特に何事もなく
変わったことといえば
えりな先輩→えりなちゃん
宇野先輩→こーすけ先輩
になったくらいで中学生初の
夏休みを迎えた…
私と先輩は相変わらず
私は先輩が好きなまま
先輩はえりなちゃんが
好きなまま…
:09/07/27 17:22
:P04A
:ReTv/VXI
#38 [ちさ]
「海、行こうぜ!」
宿題をしに私の部屋に来ていた
雅也くんがいきなり提案をしてきた。
「え?」
いきなりの提案にビックリした。
「海だよ海!いいだろ?」
そう言って雅也くんは早速
携帯を取り出して電話をかけ始めた。
:09/07/27 17:24
:P04A
:ReTv/VXI
#39 [ちさ]
「…海」
海→いつものメンバー→水着
→私ぽにょ→ああああ////
「やっぱ無理!!無理!!」
このお腹をこーすけ先輩に
見られるくらいなら死ねる!
「は?お前の腹なんざ
きにしゃんで平気じゃっちゃ(笑)」
ひ…酷い!!
:09/07/27 17:27
:P04A
:ReTv/VXI
#40 [ちさ]
って思ったらどうやら今の言葉は
えりなちゃんに言ったらしい…
本当…雅也くんも…
結局決戦の日は7月26日…
よし!!腹筋するか(゚-゚)!!
:09/07/27 17:30
:P04A
:ReTv/VXI
#41 [ちさ]
「やば!!きれい!!」
太陽が反射して水面がキラキラしてて
夏の海ってこんなにきれいなんだ!
「おっよぐぞー!!」
雅也くんが一番に海に飛び込んでいった。
「まーさやっ!」
次にえりなちゃんが雅也の胸にダイブ☆
てか、えりなちゃん…スタイル良すぎ!
:09/07/27 17:34
:P04A
:ReTv/VXI
#42 [ちさ]
「泳がねーの?」
声のした方を見上げると
上半身裸のこーすけ先輩が…
「!」
おもいっきり顔そらしてしまった…
ガキンチョ丸出しだよぉ(泣)
:09/07/27 17:36
:P04A
:ReTv/VXI
#43 [ちさ]
すると、こーすけ先輩は
海まで走って行って
「ほら、来いよ」
って腕を広げてくれた
夏の暑い日差しと先輩の笑顔に
頭がくらくらして、はやく冷たい
とこに行きたくて先輩の胸にダイブした
:09/07/27 17:39
:P04A
:ReTv/VXI
#44 [ちさ]
先輩の体が私の抱きついた
反動で傾いて水に足をとられて
さらに傾いて…
バッシャーーン
2人一緒に海に倒れ込んだ。
それから2時間くらい
4人でずっと遊びまくった。
:09/07/27 17:43
:P04A
:ReTv/VXI
#45 [ちさ]
雅也くんとこーすけ先輩が近くの
海の家にお昼ごはんを買いに行って
私とえりなちゃんが荷物
当番をすることになり、残った。
「あのね、えりなね」
えりなちゃんが真剣な顔をして
こっちに向き直ったからビクッてなった。
「う、うん何?」
「今日、雅也に告ろうと思う」
:09/07/27 17:50
:P04A
:ReTv/VXI
#46 [ちさ]
…え?
雅也くんに告る?
つまり…そーゆー事だよね?
「そ、そうなんだ」
曖昧な返事をしていると
「ちさって雅也が好きなの?」って
「ち、違う!違うよ…私じゃ…」
私じゃなくて…こーすけ先輩が…
:09/07/27 17:52
:P04A
:ReTv/VXI
#47 [ちさ]
「そっか…ならよかった」
えりなちゃんはニコニコ笑って
報告するから☆って言ってきた。
私もニコニコ笑ったけど
素直に喜べなかった…
上手くいったらこーすけ先輩は?
私の抑えてきた想いは?
:09/07/27 17:54
:P04A
:ReTv/VXI
#48 [ちさ]
「たっだいまぁ〜☆」
雅也くんが焼きそばを
こーすけ先輩がかき氷を持って
帰ってきた。
お、美味しそう…
「はい、雅也あーん」
「は?いいし自分で食えるって」
声のした方を見るとえりなちゃんが
雅也くんにイチゴ味のかき氷を
あーんってしてるとこだった。
:09/07/27 17:57
:P04A
:ReTv/VXI
#49 [ちさ]
そっとこーすけ先輩を盗み見ると
一瞬だけえりなちゃんを
愛しそうに見つめて視線を落とした
チクンッって心の奥が鈍く痛んだ
:09/07/27 17:59
:P04A
:ReTv/VXI
#50 [ちさ]
ごはんを食べ終わるとえりなちゃんが
「決戦、してきます!」
って耳打ちしてきた。
私は「頑張って!」って
ガッツポーズを送った。
でも本当は今にも泣きそうだった
こーすけ先輩に今すぐえりなちゃんに
告白して!って言いたかった。
:09/07/27 18:01
:P04A
:ReTv/VXI
#51 [ちさ]
雅也くんとえりなちゃんが
岩の方へ行って一時間くらいが
経とうとしていた…
最初はこーすけ先輩と
「あいつら遅くね?」程度の
笑い話だったけれど流石に遅い…
でも告白だし…それくらいかかるのかな?
「ほーんと何してるんだろうね?」
沈黙に耐えかねて言ってしまった…
言ってはいけなかった…
:09/07/27 20:31
:P04A
:ReTv/VXI
#52 [ちさ]
:09/07/27 20:33
:P04A
:ReTv/VXI
#53 [ちさ]
:09/07/27 20:34
:P04A
:ReTv/VXI
#54 [ちさ]
「え…それって」
「ちささぁ、俺が何でえりなに
アピールとかしないんだ、
って思ったことなかった?」
思ったよ…何回も思った。
「俺知ってたんだ…
あいつら何だかんだで
お互いに好き合ってんだもん
本当…嫌になる…」
:09/07/27 20:36
:P04A
:ReTv/VXI
#55 [ちさ]
涙がとめどなく溢れてきた。
「ふは、何でちさが泣いてんの?」
そんな私を見て先輩が笑う。
「先輩が…泣かないからぁ…グスッ
わ、わたしが…泣くんだよ」
先輩の心はいつだって泣いてた
「本当、かわいいなぁ」
そう言って抱き締めてくれた。
特別に俺の胸貸してやるよ、
泣いてくれてありがとう。って
:09/07/27 20:39
:P04A
:ReTv/VXI
#56 [ちさ]
「俺さ、えりなが大好きなんだ…」
私を抱きしめながら先輩が話す。
「でもさ、それ以上に雅也との
友情のが大切なんだよ…」
私は泣きながら何回も頷いた。
私も…先輩が大好きなんだよ
:09/07/27 20:42
:P04A
:ReTv/VXI
#57 [ちさ]
でも、それと同じくらい
このメンバーが好き。
可奈も好きだけど、このメンバーは
素の自分で居られるんだ…
「先輩になら…もっと良い人みつかるよ」
私は泣きながら先輩に呟いた。
「ありがとう、やっぱ良い子だね」
先輩は泣きながら笑った。
:09/07/27 20:54
:P04A
:ReTv/VXI
#58 [ちさ]
私は男泣きなんて女々しい男の
するものだと思ってた…のに
先輩の涙は本当にきれいで素敵だった
「なんか格好悪いとこみせたな〜」
もう弱い先輩はそこには居なくて
いつもの先輩が笑っていた。
「全然大丈夫です!」
そう言って私も笑った。
:09/07/27 20:58
:P04A
:ReTv/VXI
#59 [ちさ]
その日は5時過ぎに解散
一旦家に帰ってえりなちゃんの
家に行くことになっていた。
でも、えりなちゃんの強い勧めで
私はえりなちゃんと直行することになった。
「付き合えることになったよ!」
帰りのバスの中でえりなちゃんが
嬉しそうに教えてくれた。
:09/07/27 21:22
:P04A
:ReTv/VXI
#60 [ちさ]
素直に…ただ素直に嬉しかった。
だけど…素直に喜べなかった。
「良かったね〜!!いやーこうなる
気がしてたんだよねっ♪」
なんて言ったのを覚えてる。
:09/07/27 21:23
:P04A
:ReTv/VXI
#61 [ちさ]
「ありがとうっ!!実はね
呼び出したのえりななのに
雅也が告ってきたの…!!」
えりなちゃんが本当に嬉しそうに
話すから、この2人には幸せで
居てほしいと思った…。
傷ついた人の為にも…
:09/07/27 21:26
:P04A
:ReTv/VXI
#62 [ちさ]
夏休み遊ぶ計画を建てた。
夏祭りにも行った、楽しかった。
先輩がとってくれた金魚…
今はもう…死んじゃった。
夏祭りの後半からこーすけ先輩が
遊びに来なくなり出した。
私もこーすけ先輩が来ないなら
2人の邪魔になるだけだから
行かなくなった。
:09/07/27 21:30
:P04A
:ReTv/VXI
#63 [ちさ]
2学期になって久しぶりに見た
こーすけ先輩は変わっていた。
登下校に綺麗な年上の女性が
車で送り迎えするようになった。
女性が来ないときは高校の2、3人の
ケバい女の子に囲まれて帰りだした。
:09/07/27 21:33
:P04A
:ReTv/VXI
#64 [ちさ]
『宇野宏介はヤったらすぐ捨てる』
学校の裏サイトで何度も書かれていた。
噂はすぐに広まった。
:09/07/27 21:34
:P04A
:ReTv/VXI
#65 [ちさ]
ある日先輩が骨折をして学校に来た。
「ど…どうしたんだよ!」
雅也くんが駆け寄る。
雅也くんを見下ろすこーすけ先輩の
目は本当に冷たかった。
少し離れたとこで見ていた私も
心が冷たくなった…
そして先輩が放った言葉は
もっと残酷だった。
:09/07/27 21:37
:P04A
:ReTv/VXI
#66 [ちさ]
「別に、ヤり捨てした女に
彼氏がいて集団でボコられたんだよ」
:09/07/27 21:38
:P04A
:ReTv/VXI
#67 [ちさ]
眉一つ動かさず、雅也くんを
見下ろしながら淡々と話す先輩。
「ヤり捨てって…お前本当に…」
雅也くんもかなり動揺していた。
「雅也…お前には関係ない」
:09/07/27 21:40
:P04A
:ReTv/VXI
#68 [ちさ]
そのまま通りすぎようとする先輩。
「関係ないって、お前!」
すかさず雅也くんが手を伸ばすけど
伸ばした先が丁度腕のギブスで
触るに触れず結局先輩は行ってしまった。
雅也くんが手を伸ばしたとき
先輩一瞬だけ瞳が揺れた…
:09/07/27 21:43
:P04A
:ReTv/VXI
#69 [ちさ]
それからも先輩は相変わらず
雅也くんも少し距離を置いたみたいだ
えりなちゃんも…
私は先輩から距離が離れないよう
逆に必死だった…
あの揺れた瞳が嘘じゃないと
信じていたかったから…
:09/07/27 21:46
:P04A
:ReTv/VXI
#70 [ちさ]
それから何ヵ月も経って冬が来た。
〜♪
着信【宇野 宏介】
:09/07/27 21:48
:P04A
:ReTv/VXI
#71 [ちさ]
先輩から着信なんて珍しい…
「はい?」
「ザッ…ザザッか?」
「え?」
ノイズが酷くて聞き取れない…
:09/07/27 21:49
:P04A
:ReTv/VXI
#72 [ちさ]
『電車がやってまいり「あー、
いまノイズ酷くてごめんな?」
今…駅に居るんだ…。
私はなぜか駅に向かって
走り出していた。
「最後にさ…ちさと話したくて」
「最後!?最後って何ですか!?」
:09/07/27 21:52
:P04A
:ReTv/VXI
#73 [ちさ]
「俺さ…ヤり捨てとかさ
するつもりなかった…」
先輩が静かに語りだした。
「ただ…雅也達みたいな恋人に
なりたかったんだ…だけど…」
:09/07/27 21:54
:P04A
:ReTv/VXI
#74 [ちさ]
最初は遊びだった…けど本気で恋を
しようとした。けどサイト
とかのせいで結局寄ってくる女は
彼氏持ちとか、ヤり目。
涙がでてきた…
:09/07/27 21:56
:P04A
:ReTv/VXI
#75 [ちさ]
「なんだ…また泣いてんのかよ」
ははって先輩は電話ごしに笑った。
私の足は止まっていた。
プラットホーム…忘れもしない
4番線…あなたはまた泣きそうな
顔をしていたから…
:09/07/27 21:57
:P04A
:ReTv/VXI
#76 [ちさ]
私は後ろからそっと先輩を抱き締めた。
「先輩は先輩のままです。
何も変わってないです…」
先輩の携帯からも同じ声が出る。
先輩は驚いたように振り向いた。
「先輩は先輩のままですよ」
私は振り向いた先輩に
満面の笑みを送った。
:09/07/27 22:00
:P04A
:ReTv/VXI
#77 [ちさ]
「ちさには負けるよ」
来てくれてありがとう…
先輩はそう言って微笑んだ。
:09/07/27 22:02
:P04A
:ReTv/VXI
#78 [ちさ]
「俺さ、就職するんだ…」
「え?」
「今までふざけすぎてさ…
高校行こうにも私立も危ない。」
だから…就職
「そっ…か」
:09/07/27 22:21
:P04A
:ReTv/VXI
#79 [ちさ]
「一回ここから離れようと思って
だから大阪いくんだ…」
お…大阪!?
あまりの衝撃にすごい勢いで
先輩の顔を見てしまった。
「だからさ…何かでずれちゃった…」
雅也とかとも気まずくなっちゃったし
って先輩は自虐的に笑った。
:09/07/27 22:25
:P04A
:ReTv/VXI
#80 [ちさ]
言うなら今しか無いと思った。
「先輩…わたし」
プルルルル
『まもなく4番ホームに
電車がまいります』
録音声が私達の時間の終わりを告げる。
けど、先輩は動かない。
「続き…は?」
「あ、」
さっきの聞いてくれてたんだ…
:09/07/27 22:29
:P04A
:ReTv/VXI
#81 [ちさ]
「私…初めて階段で
すれ違った時から…っ」
涙が込み上げて次の言葉が続かない
「ずっと…っグスッ」
初めて目があったときから
私の世界は貴方になった。
貴方が悲しいと私も悲しい
貴方が嬉しいと私も嬉しい
:09/07/27 22:32
:P04A
:ReTv/VXI
#82 [ちさ]
「こーすけ先輩…がっ」
貴方をを好きになることで
いろんな感情を知った。
今までなら自分の気持ちを圧し殺して
まで人を応援なんてできなかった。
:09/07/27 22:35
:P04A
:ReTv/VXI
#83 [ちさ]
目の前に居るのは世界で1番愛しい人
私は貴方に会って初めて
「好き」ではなく「愛」
という感情を知りました。
貴方は私を大人にしてくれました。
そんな貴方が…本当に本当に
「大好きです」
:09/07/27 22:38
:P04A
:ReTv/VXI
#84 [ちさ]
プァン
という音と共に電車がホームに
入ってくる。
数人が電車から降りてくる。
私はどうすることもできず
先輩のお腹をおして電車に入れた。
:09/07/27 22:46
:P04A
:ReTv/VXI
#85 [ちさ]
「…知ってたよ」
先輩がゆっくり口を開いた。
「…え」
「ちさが俺好きなのは少しだけ
予想ついてたんだ…」
だからわざと遠ざかろうとした。
えりなが無理だったから次はちさ
みたいな卑怯な真似はしたくなかった。
先輩はそう辛そうに歪んだ顔で告げた。
:09/07/27 22:49
:P04A
:ReTv/VXI
#86 [ちさ]
「ちさ…俺」
プルルルル
電車の出発を告げるベルが鳴る。
:09/07/27 22:50
:P04A
:ReTv/VXI
#87 [ちさ]
次の瞬間、唇に柔らかくて
暖かい感触がした。
「俺も…俺がいくら変わっても
変わらないって言ってくれる
いつも俺の欲しい言葉をくれる
ちさが」
プシュー
:09/07/27 22:52
:P04A
:ReTv/VXI
#88 [ちさ]
ドアが締まり先輩の声が聞こえない
けど口は確かにこう動いたんだ…
「だ い す き」
最後に…先輩は告げてくれた。
先輩からの最後のキス…
あまりにも突然で唐突で
でも私の一生の宝物。
「ありがとうございます」
私は涙いっぱいの目で先輩に告げた。
:09/07/27 22:55
:P04A
:ReTv/VXI
#89 [ちさ]
ガタン…ゴトン
先輩を乗せた電車は出発してしまった。
とたんに緊張の糸が切れたように
泣き崩れてしまった…
「せんぱ…い、そんなこと
今言わなくたって…グスッ」
:09/07/27 23:02
:P04A
:ReTv/VXI
#90 [ちょむまろ]
しばらくして携帯にメールが1通
from:宇野 宏介
sub:無題
ちさの優しさに甘えすぎた。
待っててなんて言わない
でも俺はちさのこと特別
いつか、「俺」が見つかったら
また会いに行こうと思う。
今までありがとう
−end−
:09/07/27 23:11
:P04A
:ReTv/VXI
#91 [ちょむまろ]
それから先輩と連絡は取ってない。
でもアドレスは変えなかった。
先輩は変えたかもしれない…
そんなこと私にはわからなかった…
:09/07/27 23:13
:P04A
:ReTv/VXI
#92 [ちょむまろ]
先輩が居なくなって2ヶ月…
雅也くんやえりなちゃんの
卒業式があった。
雅也くんとえりなちゃんは
ケンカとかしながらもずっと
ラブラブで居る。
:09/07/27 23:15
:P04A
:ReTv/VXI
#93 [ちょむまろ]
こーすけ先輩のことを話したら
2人ともいっぱい泣いてた。
雅也くんは「1人で溜めやがって」
って怒ってたけど私には
自分を責めているように見えた。
:09/07/27 23:17
:P04A
:ReTv/VXI
#94 [ちょむまろ]
卒業式はいっぱい泣いた。
その次の日から私は泣かなくなった。
人と関わるのを避けるようになった。
伊達メガネをかけていつも耳には
イヤホンをつけていた。
人と関わりたくなかった。
可奈とめぐみを除いては…
:09/07/27 23:19
:P04A
:ReTv/VXI
#95 [ちょむまろ]
最初は可奈もめぐみも
2年生になってからの私の
変化に驚いていたけど決して
距離をとろうとはしなかった。
毎日話しかけてきた。
鬱陶しい反面嬉しかった…
先輩もこんな感じだったのかな?
って思ったりもした。
:09/07/27 23:22
:P04A
:ReTv/VXI
#96 [ちょむまろ]
ある日めぐみに告白された。
「いいよ」
もうどうでもよかった。
1人で居たいけど1人になりたく
ない矛盾と葛藤していた私にとって
めぐみと付き合うことで何かが
変わるんじゃないかと思った。
:09/07/27 23:28
:P04A
:ReTv/VXI
#97 [ちょむまろ]
めぐみとは付き合ったり
別れたりを繰り返した。
「俺のこと好き?」
めぐみが言うセリフ…
好き…好きだよ…
でも、もっと好きな人が居る
「…普通」
これでケンカになるんだ。
いや、めぐみの一方的な責め…
:09/07/27 23:31
:P04A
:ReTv/VXI
#98 [ちょむまろ]
中学3年生のある日めぐみの家に
招待された。純粋に勉強会。
そんな訳ないって分かってた。
めぐみだって年頃の男の子…
覚悟ならできてた。
:09/07/27 23:34
:P04A
:ReTv/VXI
#99 [ちょむまろ]
中学3年生ってゆったら
周りがだいたいしだす時…
そんなこと興味もなかった
だけど
「ちさ…」
:09/07/28 00:36
:P04A
:fFrwX6Xw
#100 [ちさ]
:09/07/28 00:37
:P04A
:fFrwX6Xw
#101 [ちょむまろ]
キスがいつもより深くなる。
めぐみとキスするたびに
私の中の先輩が消える気がしていた。
このキスはいつも以上に先輩が
消えた気がした…
私はめぐみの舌を舌で押し返そうと
試みたけど結局それは舌を絡める
結果になってしまっただけだった。
:09/07/28 21:04
:P04A
:fFrwX6Xw
#102 [ちさ]
めぐみの手が胸の膨らみに触れる。
少し声が洩れた。
「…めぐみ…や」
ただ怖かった
私の中の先輩がこれ以上
消えることが怖かった。
:09/07/28 21:06
:P04A
:fFrwX6Xw
#103 [ちさ]
「…別れる」
私から別れを切り出したのは
初めてだった。
「…えっ」
めぐみの悲しみと驚きの
入り交じった顔を私は
今でも忘れられない。
:09/07/28 21:08
:P04A
:fFrwX6Xw
#104 [ちさ]
「ごめん…めぐみ、本当に…ごめん」
謝る以外に方法がわからなかった。
めぐみとの別れは罪悪感しか
残らなかった…
これは罰なんだ…
先輩を忘れられないのに
逃げようとした…
罰
:09/07/28 21:11
:P04A
:fFrwX6Xw
#105 [ちさ]
別れて付き合ってを繰り返した私たち。
復縁することは無かった。
それでも、めぐみは昔のように
接してくれた。
付き合う前のような友達で居てくれた。
:09/07/28 21:13
:P04A
:fFrwX6Xw
#106 [ちさ]
修学旅行が近づいていた…
「京都・大阪かぁ!!」
可奈が嬉しそうに話す。
…大阪
「USJ楽しみだね♪」
「うん」
最近耳のイヤホンはとれていた。
クラスの女子とも会えば
手を振り合うくらいには仲良くなった。
あまり人を拒まなくなった。
:09/07/28 21:15
:P04A
:fFrwX6Xw
#107 [ちさ]
「修学旅行終わったら受験じゃん!」
修学旅行おわるなー!
って可奈が隣で悶えている。
可笑しくなって「くすっ」って笑った。
すると可奈が泣いたんだ。
:09/07/28 21:17
:P04A
:fFrwX6Xw
#108 [ちさ]
「え…可奈?」
「昔のちさだった…」
言ってる意味がいまいち分からなかった。
「今の笑い…中1の頃のちさと
変わらなかったよ…ちさが居る…」
「私」が居る…
呆気にとられている私に可奈は
抱きついてきた。
「おかえり」って。
:09/07/28 21:19
:P04A
:fFrwX6Xw
#109 [ちさ]
−修学旅行当日。
「可奈…暑苦しい」
「私」が戻ったっていうあの日から
可奈は私にべったりだった。
いや、今までもべったりだったけど
それ以上に…
私…可奈にも辛い思いを
させてしまってたみたい…
:09/07/28 21:22
:P04A
:fFrwX6Xw
#110 [ちさ]
:09/07/28 21:24
:P04A
:fFrwX6Xw
#111 [我輩は匿名である]
111★
:09/08/30 09:43
:SH704i
:Ve1PDtGM
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