ペアリング
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#177 [ゆうと]
そうとは言えず、話を聞くことに専念した。

「後で部屋行ってみようかなぁ」

「行ってみなよ。心配なら直接本人から聞かないと解決できないじゃん。もしかしたら上田さん…誰にも言えない悩みとか抱えてたりするんじゃないの?例えばだけどさ」

ユウキはうっすらと笑みを浮かべていた。

⏰:09/11/03 20:23 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#178 [ゆうと]
夕食を済ませ、店を出る。
美味しそうだと思って頼んだピザも、味が分からなかった。


そして帰宅…
ミクさんは女子寮に入っていった。
俺はユウキにCDを借りようと思っていたけど、今はそんな気分になれない。
部屋に帰るなりベッドに転がり込み、気持ちを落ち着かせた。

まさかね…
そんなワケない…はず

⏰:09/11/03 20:31 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#179 [ゆうと]
呼び鈴が鳴った…

「開いてますよー」

アキナが入ってきた。この前貸した漫画を入れた紙袋を持っている。

「やっほ!漫画返しに来た♪次のヤツ貸してね」

「いいよ」

アキナは漫画を紙袋に詰め込み始めた。


「じゃ、借りて行きます♪」

⏰:09/11/03 20:37 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#180 [ゆうと]
そう言うとアキナはテーブルの上に何かを置いて出ていった。

…紙だ!
よく見るとそれは手紙だった。

『ユウト♪マンガありがとうね〜!いい暇つぶしになったわ(笑)今度はあたしの少女マンガ貸してあげる(笑)またご飯食べ行こうね。いつもありがとう♪アキナ』

⏰:09/11/03 20:42 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#181 [ゆうと]
「少女マンガかよ(笑)」

俺は手紙を折りたたみ、テーブルに置いた。
明日はアキナと昼飯行こうかな♪
…でも、なんかモヤモヤする。



1時間後…
ユウキからメールがきた。
「俺の部屋来てハァト」

⏰:09/11/03 21:11 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#182 [ゆうと]
「で…どうよ?」

「何が?」

「さっきミクが話してたこと」

「あー…」

なんとも言えない。
何が起こっているのか、こっちが聞きたいくらいなんだから…

「俺が思うに、上田さんは彼氏に対して完璧に冷めてる!」

⏰:09/11/03 21:17 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#183 [ゆうと]
「そりゃ4年も続けば、そういう時期もあるだろ」

俺は、ユウキの言葉をまともに受け入れなかった。
「だいたい、喧嘩かもしれないんだろ?ってか、マコさんと彩乃さんの問題じゃん。俺らにはなんの関係もないだろ」


「…さっきミクが上田さんトコ行ってきた」

「…」

「上田さんには好きな人ができた。マコさんじゃない」

⏰:09/11/03 21:25 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#184 [ゆうと]
「え…?」

「俺も詳しいことはよく分かんない。でも、ミクにはハッキリそう言ったらしい…誰にも言うなよ」

「…うん」
状況把握に時間がかかった。
「詳しいこと聞きたいならミクんトコ行ってみな。俺が聞いたのはそれだけだから」

⏰:09/11/03 21:45 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#185 [ゆうと]
「いや…遠慮しとくよ」

「そうか?まぁ、俺らがワーワー騒いだところでって感じだしな(笑)しばらく様子見よう……ってか今なんか聞こえなかった?」

「別に。なんで?」

「なんかこう…クラクションみたいな…」

「クラクション?!」
嫌な予感がした。

⏰:09/11/03 21:55 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#186 [ゆうと]
ベランダに出てみる。
…何もない。

「気のせいだよ、たぶん」


……ってば…

「え?」
「なんか聞こえたぞ、隣の広場だ!」

『離してってば!!』

「暗くて見えねー………あ!赤い車…ユウト!赤い車だ!」

⏰:09/11/03 22:00 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


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