ペアリング
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#48 [ゆうと]
プルルルルル…
プルルルルル…
プルルル…ガチャ
「…しもし?」
「もしもし?お前何してんの?」
「………」
「う○こじゃないんだろ?今どこだ?」
「……バス乗った」
「…は?なんで?帰ってんの?」
「ユウト後で俺の部屋来て。お前だけだぞ。他のやつは呼ばないでな」
電話が切れた。
:09/11/01 13:44
:F902iS
:1/hxFirQ
#49 [ゆうと]
俺は店の中へ戻った。
「アキヒロは?」
「…ああ。なんか猛烈に腹が痛くなったからって慌てて帰ったみたい(笑)昨日ビール大量に飲んで、めちゃくちゃ食べてたみたいだから(笑)心配かけてすみませんだって」
「そうなんだ。よかった」
上田さんがニッコリ笑った。
夕方…
『マコちゃん』と上田さんにお礼を言い、俺達3人はバスに乗り、寮へと戻った。
後から知ったことだけど、女バスの旧寮はK市内の街中にあったみたいだ。
:09/11/01 13:50
:F902iS
:1/hxFirQ
#50 [ゆうと]
約束通り、俺は1人でアキヒロの部屋に行った。アキヒロはベッドに転がり、お香を炊いていた。
「…急にどうした?上田さんの彼氏が原因か?なんか言われたん?」
アキヒロは座り、うつむいた。
「上田さん心配してたぞ」
「…俺さ、好きかも…上田さんのこと」
「…あのさ…上田さんに出会ってまだ3日目だよ?ってか、地質2日目だよ?」
:09/11/01 15:10
:F902iS
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#51 [ゆうと]
やっぱりか…と言わんばかりに俺は話した。
俺の予想は的中した。
「あの男が羨ましいぜ。あんなに可愛い彼女捕まえてさ。あ〜ムカつく。なんであんなブサメンなんかが…」
「でもさ、人の良さそうな感じはしたよな?なんか大人の恋愛って感じで…」
「…お前それ本気で言ってんの?あんなナヨナヨしてて、デレデレした不潔男が?信じらんねー」
:09/11/01 15:22
:F902iS
:1/hxFirQ
#52 [ゆうと]
「確かにカッコよくもなんともないけど、上田さんとめちゃくちゃ仲良しだったじゃん。4年も続くワケだわな」
「仲良しなのは分かってるよ。だからムカつくんだよ」
「アキヒロは上田さんのどこを好きになったの?」
「笑顔、優しさ、可愛さ、あのドSっぽいところ//」
さっきの半泣きだった顔は打って変わってニヤニヤしだした。
:09/11/01 15:40
:F902iS
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#53 [ゆうと]
「まぁ、頑張れよ…」
「冷たいな…あ、そうだ。ユウト上田さんのメルアド分かる?」
「分かんない」
「なら教えとくからさ。上田さんとメールしてみてよ」
「なんで俺が?!」
「いいじゃん。上田さんとお前も仲良くなれば、いろいろ…ね♪」
「ね♪ってなんだよ、ね♪って…」
:09/11/01 16:20
:F902iS
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#54 [ゆうと]
アキヒロの考えは、つまりこんなもんだ…
俺が上田さんとアキヒロの繋ぎ役…中間的存在になってくれってことだろう…
アキヒロから上田さんのアドレスを聞き、部屋に戻ってからメールを送った。
:09/11/01 16:25
:F902iS
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#55 [ゆうと]
俺のメール内容↓
「こんばんは。K高出身の小林佑翔です。今日はありがとうございました」
数分もしないうちに返事が返ってきた。
「お疲れ様♪今日は楽しかったよぉ!また行こうね」
そんなこんなでやり取りが続き、また1日が終わった。
:09/11/01 16:33
:F902iS
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#56 [ゆうと]
翌日も午前中に練習があった。
体育館が片面しか使えない関係で、男女混合で練習をすることになった。
みんなの視線は、ユウキと俺とリョータに集まった。
ユウキと俺は高校からずっと一緒にやってきてたからコンビplayが炸裂し、俺とリョータ、ユウキとリョータの息もピッタリだった。
歓声が起こることが嬉しかったのだが…
:09/11/01 16:43
:F902iS
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#57 [ゆうと]
上田さんの登場だ。
昨日の笑顔を感じさせない、真剣な表情でボールを持った。
そして、周りに的確な指示を出す。
小柄な上田さんはポイントガードだ。
(180�pの俺はフォワード)
ナイスplayが出ると、上田さんは笑顔になる。
ミスをしても、ごめーんと言いながら笑っている。
昨日はそこまで思わなかったが、アキヒロの言う通り、上田さんの笑顔はめちゃくちゃ可愛かった。
:09/11/01 16:58
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