ペアリング
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#579 [ゆうと]
「…もう9時過ぎか…ごめんな。遅くなったな」
「いやいや。マコさんと話ができてよかったです。正直、なんかモヤモヤしてたんで…」
気が付けば、彩乃の名前が出てこないくらい雑談してた。
仲良くなったって言ったらおかしいかもしれないけど、これからも『マコちゃん』とはいい付き合いをしていきたいと思えた。
:09/11/10 20:28
:F902iS
:C5xoJQM6
#580 [ゆうと]
「足…怪我してるだろ?寮まで送ってくよ♪」
「いえ…チャリもあるし、マコさんに迷惑っすよ」
「チャリは俺ん家にでも置いといていいからさ。怪我が治ったらいつでも勝手に取りきてくれていいし。怪我が治るまでチャリは禁止(笑)」
「…マジすか?じゃあ、お言葉に甘えて…」
赤い車に乗ったのは久しぶりだった。
もう二度と乗ることはないと思ってたけど…
:09/11/10 20:33
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#581 [ゆうと]
寮に着いた…
俺は『マコちゃん』にお礼を言って、部屋に戻った。
失恋したのに、こんなに心が温かいのはなんでだろう…
『マコちゃん』といろいろ話せたことが、俺のモヤモヤを消し去ってくれたのかもしれない…
「ユウト!」
:09/11/10 20:37
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#582 [ゆうと]
ユウキだ。
ズカズカと部屋にあがりこんできた。
後からはミクさんも入ってきた。
「よぉユウト君(笑)」
ユウキはニヤニヤしながら話しかけてくる。
「なんだよユウキ君」
「あれ?普通だな(笑)」
:09/11/10 21:16
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#583 [ゆうと]
「まぁね(笑)」
「上田さんから全部聞いたぞ…大変だったな」
「そうだな…」
「まぁ、元気だせよ。そういうこともある(笑)」
え…?
そういうこともある…って、そんなにないことだろ?
「彩乃なんて言ってた?」無理やり笑顔を作った。
:09/11/10 21:24
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#584 [ゆうと]
「上田さんに好きな人ができたんだろ?上田さん、泣きながら話してたぞ。ちゃんと和解したのか?」
は?
「ちょい待てよ。なんだよそれ…」
「え?失恋した身でこんな話聞くのは辛くないか?(笑)」
「いやいや…ワケ分かんないんだけど…」
:09/11/10 21:28
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#585 [ゆうと]
「上田さん好きな人ができたからって…ユウトに対して冷めたとかじゃないけど、気になる人ができたって聞いたけど…違うのか?」
一気に怒りが上昇してきた…
「ユウト…!!」
俺は部屋を飛び出していた。
:09/11/10 21:36
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#586 [ゆうと]
彩乃の部屋に着き、呼び鈴を鳴らした。
「あら。どうしたの?」
「どうしたのじゃねーよ!どういうことだよ?」
「何が?(笑)」
「分かってんだろ?」
「…分かんない(笑)」
「ユウキ達になんて話した?」
:09/11/10 21:38
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#587 [ゆうと]
「別に…ありのままを…」
「あれがありのままか?あんな嘘並び立てて…」
「どっちにしても、あたしが悪者ってことに変わりはないじゃん(笑)あんたにはなんの責任もないんだよ?いいじゃん、別に♪別れた後にゴチャゴチャ言うの好きじゃないんだよね(笑)」
「自分で自分を擁護したってワケか…最低だな」
:09/11/10 21:49
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#588 [ゆうと]
「いいじゃん(笑)好きな人ができたワケでもないけど、ちょっと工作してみたってことで♪最低でいいから許してよ(笑)」
愕然とした…
ここまでくると言葉も出ない…
「…じゃあな」
「うん、元気でね♪」
上田彩乃…
生まれ変わっても、二度と出会いたくない女として、俺の心に深く刻まれた。
:09/11/10 21:58
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