ペアリング
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#590 [ゆうと]
相棒か…
俺はその言葉が嬉しかった。
「ユウト!これから少しずつ気持ち整理していけばいいんだからさ。元気だすんだよ」
ミクさんも慰めてくれる。
…彩乃を失った俺だけど、こうやって言ってくれる仲間がいる。
だから大丈夫!
:09/11/11 00:46
:F902iS
:eMCq86Qo
#591 [ゆうと]
数時間後…
次から次へと酒を開けて飲んだ。
「よし!お前らカラオケ行くぞカラオケ!早く準備しろやい!」
ミクさんのオッサン口調は初めて聞いた。
酔ってますね。
「ミクさん、大丈夫か?(笑)」
「あー、全然大丈夫(笑)俺がチャリであいつ乗せてくからさ」
:09/11/11 00:51
:F902iS
:eMCq86Qo
#592 [ゆうと]
「分かった。K市のカラオケ店だろ?ミスドの隣だっけ?」
「そうそう♪」
カラオケか…
ミクさんたちが、俺を元気付けてあげようと企画してくれた。その気持ちはめちゃくちゃ嬉しい。
ただ、カラオケ=浜崎あゆみ=彩乃っていうイメージしかなくて、少し抵抗がある。
:09/11/11 00:57
:F902iS
:eMCq86Qo
#593 [ゆうと]
俺は彩乃と最悪な結末を迎えた。
でも、浜崎あゆみを歌うあいつの姿は、鮮明に覚えてる…
『大好き』『大切な人』『愛すべき人』
こんな歌詞がモニターに映ると、その部分を歌う時俺に笑いかけてくれる…
そんな彩乃のことを、俺は本当に大好きだった。
:09/11/11 01:02
:F902iS
:eMCq86Qo
#594 [ゆうと]
あの笑顔は忘れられない…
例え、これから先あいつに会うことがなくても、きっと忘れない。
でも、忘れたい。
あんな女、記憶の中から抹消したい。
…でも、人との思い出って、ホント鮮明に残っちゃうモノなんですね…
それが自分にとって、大事な人だったらなおさら…
笑顔なんて、卑怯だ。
心に住み着いて、まったく離れようとしない…
:09/11/11 01:14
:F902iS
:eMCq86Qo
#595 [ゆうと]
モヤモヤしながらも外に出る。
「どこ行くの?」
アキナだった。
「あら、ミクさん!こんばんは♪」
「アキナちゃん♪あんたも行くよ!」
「え?どこに(笑)」
「忘年会っていったらカラオケでしょうが!カラオケで死ぬまで歌うよ!おいで小娘♪」
:09/11/11 01:20
:F902iS
:eMCq86Qo
#596 [ゆうと]
「忘年会?ミクさん酔ってますね(笑)」
「酔ってないわよ♪あんた可愛い顔して冗談きついわよ♪とにかくおいで」
今気付いたけど、なんでミクさんが酔っ払ってるんだ?
「あ、無理しなくていいよ。ミク酔ってるから」
「加藤君(ユウキの名字)……いや、あたし行きます♪」
:09/11/11 01:25
:F902iS
:eMCq86Qo
#597 [ゆうと]
「ホント?マジで無理しなくていいよ」
「無理なんてしてないよ(笑)あたし暇だし、一緒に行かせて♪」
「ありがと♪じゃあ、ユウトの後ろ乗ってもらっていいかな?この時間はチャリ置き場に置ききれないからさ。違うとこにチャリ停めてたら店長がうるさいから(笑)」
「分かった♪」
:09/11/11 01:29
:F902iS
:eMCq86Qo
#598 [ゆうと]
よく考えたら、俺チャリ『マコちゃん』の家に置いてきてる…
しかも捻挫してるし…
ガーン…
「ユウト?どうしたの?」
「アキナ…俺、今寮にチャリないわ(笑)」
「なんで?(笑)」
「別の場所に置いてきてるから…」
「おバカ(笑)じゃ、あたしのチャリで行こ♪運転はユウトだよ(笑)」
:09/11/11 01:57
:F902iS
:eMCq86Qo
#599 [ゆうと]
「…ごめん」
「ユウトにはちっちゃいかな?このチャリ…ま、いっか♪早く行こうよ、運転手さんお願いしまぁす(笑)」
アキナの笑顔は久しぶりに見た気がする。
俺はずっと彩乃と一緒にいたし、アキナとは同じクラスだけど、講義中はほとんど会話をしないから…
「(足いてぇ…)じゃ、行くぞ♪」
:09/11/11 02:02
:F902iS
:eMCq86Qo
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