ペアリング
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#681 [ゆうと]
「本気だよ♪あんたがちゃんと考えて決めたことなら、なんも言わないよ!あたしはユウトを信じてるからさ」
「…ミクさん」
「でもね、これだけは言っとくけど…社会は本当に厳しいよ?あんたが思ってる以上に過酷だよ?」
ミクさんの言葉は重みがある…
:09/11/13 01:16
:F902iS
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#682 [ゆうと]
「やってみないと分かんないっす…ってか、俺が心配してること……言っていいすか?」
「あれ?早速心配?(笑)」
「…7人…」
「7人?」
「バスケ部の…アキヒロ、コウイチ、ケンタロウ、シュン、ヒロユキ、リョータ…ユウキ…」
「辞めるなら、ちゃんと話しないとね。みんな応援してくれると思うよ」
:09/11/13 01:24
:F902iS
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#683 [ゆうと]
「そうかな…」
「人数少なくなるけどさ。ちゃんとみんなが納得いく答えを話しなよ。とりあえず、お父さん・お母さんに話しな♪」
「はい」
俺は部屋に戻って、もう一度考えた。
辞めて後悔はしないか…?
…しない!
ケータイを握りしめ、電話をかけた。
:09/11/13 01:29
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#684 [ゆうと]
約1時間後…
電話を切った。
「後悔しないなら辞めてもいい」
答えが出た。
両親に散々迷惑をかけてしまった…
こんな俺のためにありがとう…
俺は頑張るから…
そして、俺はそのことをユウキに伝えた。
:09/11/13 01:32
:F902iS
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#685 [ゆうと]
正式に退学届を提出した。
その前に、男バス全員に話をした。
みんなビックリした表情を見せたけど、最後は笑って俺を送り出してくれることになった。
もう泣かない!
そう決めた俺は、みんなの温かい言葉に涙が出そうになったけど、グッとこらえて笑った。
:09/11/13 01:36
:F902iS
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#686 [ゆうと]
監督も温かく送り出してくれた。
「お前が抜けちまったら、来年の選手に期待するしかねーな(笑)」
最後に、お前はうちのエースとして頑張ってくれた!と、ボソッと言われた。
初めての監督からの褒め言葉が嬉しくてたまらなかった。
ついに、その日がきた…
:09/11/13 01:39
:F902iS
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#687 [ゆうと]
両親が、大きめのレンタカーに乗って迎えにきた。
引っ越しで荷物を全部持って帰るからだ。
男バス全員が手伝ってくれた。
…ものすごい勢いでチャリをこいで寮に向かってくるヤツが見えた…
「ユウト!」
:09/11/13 01:42
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#688 [ゆうと]
アキナ…
「あんた…学校…辞めるの?」
息切れ切れだ…
「うん」
「本当に?」
「本当に(笑)」
「なんで教えてくれなかったんだよ!」
「ごめん…急に決まったから」
:09/11/13 01:44
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#689 [ゆうと]
「そんなの…ひどいよ」
「ごめんな…」
「あたし、ユウトに何もしてあげれなかった…」
「また、いつか遊びにでも来るからさ♪」
「バカバカバカ!展開早すぎてワケ分かんないよ!」
アキナは泣いた…
:09/11/13 01:47
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#690 [ゆうと]
引っ越しが終了した…
「皆さん、本当にお世話になりました。うちの佑翔が…」
親が挨拶を始めると、女バス全員が寮から出てきた…
寮まで会いにきてくれた学校の友達もいる。
母さんはその光景を見て、涙を流した。
俺なんかのために、こんなに人が集まってくれた…
1名を除いて…
:09/11/13 01:52
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