ペアリング
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#185 [ゆうと]
「いや…遠慮しとくよ」
「そうか?まぁ、俺らがワーワー騒いだところでって感じだしな(笑)しばらく様子見よう……ってか今なんか聞こえなかった?」
「別に。なんで?」
「なんかこう…クラクションみたいな…」
「クラクション?!」
嫌な予感がした。
:09/11/03 21:55
:F902iS
:XshxQ3iM
#186 [ゆうと]
ベランダに出てみる。
…何もない。
「気のせいだよ、たぶん」
……ってば…
「え?」
「なんか聞こえたぞ、隣の広場だ!」
『離してってば!!』
「暗くて見えねー………あ!赤い車…ユウト!赤い車だ!」
:09/11/03 22:00
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#187 [ゆうと]
「赤い車?!」
「その木の後ろだ!あれ上田さんじゃねーか?」
「ってことは、あれはマコ(ちゃん)?…なんかヤバいぞ!行こう!」
階段を降りていく。
広場には女バスが数人来ていた。
「ちょっと…坂田君、落ち着いて!」
「いい加減に…誰かぁ!」
:09/11/03 22:08
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#188 [ゆうと]
俺とユウキは広場へと走った。
「ちょっとマコさん…何やってるんすか!!」
『マコちゃん』は彩乃さんの首根っこを強引につかみ、車の中へ引きずり込もうとしている。
「俺らの問題だ!大したことじゃねーよ!いちいち大勢集まってんな!」
「ふざけんな!彼女嫌がってんじゃねーかよ。離してやれよ!」
:09/11/03 22:14
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#189 [ゆうと]
普段チキンな俺は、無意識に『マコちゃん』の腕を離そうと飛びかかっていた。
「なん…だ…よ、お前には…関係ねー…だろが!」
「いいから離せ!」
『マコちゃん』の腕は予想以上に貧弱だった。スルリと離れた。
でも女にとったら、男の力にはかなわない。
:09/11/03 22:20
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#190 [ゆうと]
彩乃さんは、その場に崩れ落ちるように倒れた。女バスが周りを囲み、『マコちゃん』から離れた場所へ連れて行った。
よかった…
フッと油断した…
「ユウト!!!」
「え?」
バコッ…
不意打ち右ストレートをくらった…
:09/11/03 22:25
:F902iS
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#191 [ゆうと]
俺はよろめいた。
んで火が付いた…
「この糞ジジイ…やんのかコラ…」
『マコちゃん』が近づいてくる。
俺は身構えた。
「ごめん!」
:09/11/03 23:39
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#192 [ゆうと]
『マコちゃん』はひざまずいた。
そして下を向いたまま、何度もごめんを繰り返す。
「…ユウトっていったな……痛かったよな…ごめん…ごめんな…本当にごめん」
体の力がスーッと抜けた…
『マコちゃん』は、しばらくその場を動かなかった。
俺もしばらくそのまま立っていた。
:09/11/03 23:44
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#193 [ゆうと]
ミクさんの指示で、全員寮の中へ移動した。
「一体どういうこと?こんなにたくさんの人を巻き込んで!」
ミクさんは『マコちゃん』を怒鳴りつけた。
『マコちゃん』は、またごめんを繰り返すばかり…
「ヘタすれば警察沙汰になるとこだったんだよ?しかもこんな静かな近所で…何考えてんの?」
:09/11/03 23:51
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:XshxQ3iM
#194 [ゆうと]
「本当にごめん…ごめんなさい…」
ミクさんは眉をしかめた。
「…アヤは?」
「あの…彩乃さんの部屋に連れていきました」
「そっか。ありがとう。…とりあえず2人、ちゃんと話し合いなよ。今日は止めときな…アヤは話せる状態じゃないから…」
:09/11/03 23:57
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