ペアリング
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#539 [ゆうと]
「こっちは気分わりぃよ…一方的にそんなん言われて。理由言えよ」
「あーもう…ウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザい!」
「いい加減にしろ!」
「何キレてんの(笑)ウザいから部屋帰ってよ(笑)」
「…………」
:09/11/09 02:22
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#540 [ゆうと]
「あ、大学のレポート書かないといけないんだった」
彩乃はテーブルに資料とレポート用紙を広げた。
俺に背を向け、作業し始めた。
そのまま振り向かずに、
「まだ立ってたの?あたしレポート書かなきゃなんないの!なんなら、あんたが書いてくれる?そしたらその間、あたしいろいろできるし(笑)」
:09/11/09 02:25
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#541 [ゆうと]
これ以上ここにいても、火に油を注ぐだけだ…
俺は背を向けて、部屋へと戻った。
ユウキやミクさんに話を聞いてもらうべきだろうか…
でも、ヘタに行動しても彩乃の立場が悪くなる…
イライラと不安が治まらず、その日の夜は一睡もできなかった。
:09/11/09 02:28
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#542 [ゆうと]
しばらくはお互いの部屋に出入りすることもなくなったし、いつものユウキやミクさん達4人で行動することもなくなっていった…
ミクさんは異変に気付いた。
そして、俺はミクさんの部屋に呼ばれた。
「ねぇ、最近変わったことなかった?」
「……………」
「アヤとなんかあったでしょ?」
:09/11/09 02:33
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#543 [ゆうと]
「俺自身もよく分かりません…」
「…ってことは、何かあったのね…」
「…たぶん」
「ユウトどうした?最近元気ないし、痩せたみたいだし…」
「最近あんまり食わないんすよ(笑)」
「ちゃんと食べなきゃ…」
:09/11/09 02:37
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#544 [ゆうと]
「…食えないって言った方が正しいかも。食欲なくて…」
「男子試合も近いんだから、食べないと力出ないよ…待ってて」
ミクさんは立ち上がるとキッチンへと入っていった。
ミクさんの部屋はお香の匂いがする…
ユウキと一緒のやつかな…?
ミクさんは戻ってきた。
:09/11/09 02:40
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#545 [ゆうと]
「あまりモノだけど…あっためたから食べて」
肉じゃがだった。
箸を渡され、少しだけ食べた。
懐かしい味がした…
泣いちゃダメなのに…
「ユウト?」
「…すみません」
「この肉じゃがね。あたしが1年の頃、アヤに教えてもらったレシピで作ったんだ」
:09/11/09 02:44
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#546 [ゆうと]
やっぱりな…
「美味しい?」
「…旨いです」
彩乃が初めて作ってくれた料理が肉じゃがだったんだ…
この肉じゃがも彩乃の味…
頭をポンポンされた。
俺は泣きながら肉じゃがを全部食った。
:09/11/09 02:47
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#547 [ゆうと]
「あたしがアヤと話しよっか?」
「いや…俺が話します。もうちょいしたら話してくれると思うから…」
「そう…でも、なんかあったらあたしに言ってよ?あたしも気になる」
「ありがとうございます」
俺は立ち上がり、部屋を出ようとする。
「ユウト!」
「?」
「頑張って」
:09/11/09 02:51
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#548 [ゆうと]
頑張って…の一言でかなり元気づけられた!
ミクさん、泣いちゃってスミマセン…
とりあえず2・3日様子を見たけど、なんの変化もない…
もう冷めちゃったのかな?
部屋行ってみようかな…
ユウキに話してみようか…
いや、ダメだ…
俺は意を決して彩乃に話を切り出した。
:09/11/09 23:28
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