ペアリング
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#561 [ゆうと]
「じゃあ聞くけど、お前の親父の話は?あれも同情求めてたんじゃないのか?」

「親父?いたね、そんなヤツ(笑)」

「答えろよ!」

「んー?最初話した方は実話…最後の方はちょっと美化させて話作ったって感じ(笑)」

「最後の方は美化?」

「うん♪交通事故じゃなくて借金抱えて自殺したんだ。あらあらって感じじゃない?」

⏰:09/11/10 01:32 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#562 [ゆうと]
絶句した…
こいつ腐ってる…


「もう気ぃ済んだ?あ、忘れてた…マコがね、あれから電話してきてさ。2ヶ月くらい前かな?マコのアドレスも番号も消してたから、誰か分かんなくて電話出ちゃったのよ(笑)マコあんたに会いたいってさ」

「なんで?」

「知らない♪とにかく会ってみれば?」

⏰:09/11/10 01:37 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#563 [ゆうと]
恋愛なんて儚いものなんだな…
こんなに簡単に崩れていくものだなんて知らなかったよ…
涙さえも出てこなかった…


俺から別れを切り出した。
俺から別れようと言ったのに、この気持ちはなんだ…
初めて経験した裏切り行為は、一生忘れないと思った。
笑って『あんなこともあったね♪』なんて話せる日がくるのだろうか…

⏰:09/11/10 01:42 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#564 [ゆうと]
翌日、『マコちゃん』と会う約束をした。

彩乃と別れたことは、まだ誰にも話してない。
ミクさんは、彩乃の本性を知ってるのだろうか…知らないだろうな…
じゃないと、あんなにかばうハズがない…



俺は大学の講義も上の空…練習も集中できるはずがなく、足首をグキッと捻挫する始末…

⏰:09/11/10 01:47 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#565 [ゆうと]
あいつに対しての未練とかじゃない…

でも、自分に対しての苛立ちとか、悔しさが残ったような変な気持ちが渦巻いてる感じで…
気分が悪い…




練習が終わり、K市内のカフェで待つ『マコちゃん』に会いに行った。

⏰:09/11/10 01:51 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#566 [ゆうと]
よく考えてみると、『マコちゃん』にとって、俺は彩乃を『マコちゃん』から奪った男だ…


久しぶりの『マコちゃん』を目の前にして、申し訳ない気持ちと緊張でガチガチだった。

「こんばんは。ユウトだよな?座ってよ」

『マコちゃん』は優しく笑って、席に座るように言ってくれた。

「…失礼します」

⏰:09/11/10 01:56 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#567 [ゆうと]
「足引きずってるみたいだけど、怪我したの?」

「…あ、はい…今日の練習で…」

「そんなにかしこまらなくていいよ(笑)」

「…そうっすか?」

「うん♪ってか、ごめんな。忙しいだろうに呼び出したりして…」

「いや、はい。あの…2ヶ月前くらいに電話があったって彩乃が…彩乃さんが言うもんだから…」

⏰:09/11/10 02:01 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#568 [ゆうと]
「やっぱ忘れてたんだな(笑)なんで連絡こないのかなー?とは思ってたけど…」

「…あはは」

「殴ったりして悪かったな…」

「え?」

「前、俺がバスケ部の寮に行った時さ」

「…ああ。そんなこともありましたね(笑)」

⏰:09/11/10 02:05 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#569 [ゆうと]
「日を改めて謝らなきゃ!って思ってたのに遅くなっちまった」

「いやいや、そんな…ってか、俺の方こそすみませんでした。なんか、めちゃめちゃ生意気で…」

「誰が見たって、あれはユウトが正しいよ。止めてくれなきゃ…」

「正しくなかったっす!俺…」

「え?」

⏰:09/11/10 02:09 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#570 [ゆうと]
『マコちゃん』はキョトンとしている。

「あんなことされたら、誰だって面と向かって話したくなる!そうでしょ?」

「急にどうした?(笑)」

「俺…彩乃に全部聞きました。マコさんとの今までのこと…その連れ込もうとした時だって、先に彩乃にいろいろされてたんでしょ?そりゃ、誰だって面と向かって話しないと落ち着かないもんでしょ」

⏰:09/11/10 02:14 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


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