禁断って何？

真希の話はサバサバしてるし、話が飛び飛びだけど妙な説得力みたいなものがあって、なぜか納得できる。

｢なるほどね｣

｢ま、そういう事よ♪金子みすゞさんって小学校の時に習ったよね。国語の授業か♪｣

｢そうだよ｣

｢あの時、もっとちゃんと勉強しとけばよかったなぁ～…｣

｢何で(笑)現在の真希も頭いいじゃん｣

真希は本当に頭がいい。頭の回転が早いんだろうな。
それに比べてシバは…

｢頭良くねーから(笑)ってか、言い忘れてたけど、あたしもシバと一緒だよ♪｣

………

………は？

今何て言った…？
なんか、どさくさに紛れて凄い事言わなかった？

言葉がでなかった…

｢ビックリしたでしょ(笑)｣

｢いやいやいやいや…今何て言った？｣

｢だからシバと一緒だって(笑)｣

｢何が？ちょっと…どういう意味？…は？｣

｢言葉のまんま！ちょっと待って♪｣

真希は持っていた鞄の中をゴソゴソと物色しだした。

｢あった！これ見てみ♪｣

渡された物はプリクラだった。
真希ともう１人写ってる…

｢『love』って書いてるけど、これ男…じゃないよな。…女？｣

更新ありがとうございます

頑張ってください

>>249主さんはあんたの為に更新してるわけじゃないと思うし、更新の度にレスしないで欲しい
邪魔だから

確かに私もそう思います。指摘ありがとうございます。

更新します。

>>248

真希は少し恥ずかしそうに笑って、

｢それ…あたしの彼氏(笑)｣

と言った。
え…？
真希とシバって同じなワケ？

｢女の人…だ…よね？｣

首を傾げて聞いてみた。首の骨がゴキンッてなって更にビックリした。

｢女だよ(笑)｣

真希は照れながらも話を続けた。

｢Ａ高校(仮)のバスケ部だったよ。うちらの１個上｣

｢Ａ高校？｣

｢知らない？あ～、知らないよね。めっちゃ弱小チームだったからね(笑)｣

｢分かんないけど…でも、この人…カッコいいね｣

｢マジで？何か嬉しいわ♪｣

真希のホッペが赤くなった。

｢…でもさー｣

真希は続ける。

｢シバとあたし一緒って言ったけど…相手の見方が違うよね｣